JP5469560B2 - 筆記具のクリップ構造 - Google Patents

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本発明は、筆記具のキャップや軸筒などに適用されるクリップ構造に関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2006−130800号公報がある。この公報に記載された筆記具のクリップ本体部は、軸筒の後端側で軸部によって連結され、コイルスプリングによって付勢されている。クリップ本体部と軸筒との間に配設したコイルスプリングによって、クリップ本体部の先端側は、通常使用状態で、筒体の外壁面側に弾発的に当接され、クリップ本体部の後端部を押し下げることで、軸部を中心とし、クリップ本体部の先端側を持ち上げることができる。
特開2006−130800号公報
しかしながら、クリップ本体部は軸部によって揺動自在に軸支されているので、クリップ本体部を必要以上に大きく開かせると、クリップ本体部や軸部が破損するような事態が発生するといった問題点があった。
本発明は、クリップ本体部を揺動させるための軸部を無くしたタイプのクリップ構造であって、クリップ本体部の破損を防止することを目的とする。
本発明は、クリップ本体部と、クリップ本体部を支持するクリップ支持体との間で被挟持物を挟み込むようにした筆記具のクリップ構造であって、
後端がクリップ支持体に支持されている平板バネ形状の第1の弾性部と、
クリップ本体部の基端側と第1の弾性部の後端側とを連結するU字板バネ形状の第2の弾性部と、
第1の弾性部の前側をクリップ本体部に着脱自在に連結するジョイント部と、を備えたことを特徴とする。
この筆記具のクリップ構造においては、後端がクリップ支持体に支持されている平板バネ状の第1の弾性部によって、クリップ本体部にクリップ力を発揮させている。これによって、本発明のクリップ構造は、クリップ本体部を揺動させるための軸部を無くしている。さらに、ジョイント部によって、第1の弾性部の前側をクリップ本体部に着脱自在に連結しているので、クリップ本体部が必要以上に大きく開くと、第1の弾性部からクリップ本体部が外れ、これによって、クリップ本体部の破損が防止される。そして、第1の弾性部から外れたクリップ本体部は、U字板バネ状の第2の弾性部によって支持されているので、クリップ本体部が外れても、クリップ本体部が大きく開き過ぎることが無いので、外れたジョイント部を容易に元に戻すことができる。
また、クリップ本体部と、クリップ支持体に固定される土台部と、土台部にU字状の切欠きによって形成された第1の弾性部と、一端が土台部の後端に連結され、他端がクリップ本体部の後端に連結された第2の弾性部と、を有するクリップ構造体を備えると好適である。
このような構成にすると、クリップ構造体として部品化することができる。
また、ジョイント部は、第1の弾性部に立設された係止凸部と、クリップ本体部に形成されると共に、係止凸部の遊端部が挿通し且つ嵌合して係止される係止穴と、からなると好適である。
このような構成は、第2の弾性部によって第1の弾性部とクリップ本体部とが離間させられているクリップ構造に適している。
また、係止凸部は、第1の弾性部に基端が固定された柱部と、この柱部の遊端に設けられ、柱部より大径のボール部と、からなり、係止穴は、前側に位置してボール部の挿通を可能にする大係止穴と、大係止穴に連通すると共に、後側に位置して柱部の挿通を可能にする小係止穴と、からなると好適である。
このような構成を採用すると、ジョイント部の確実な着脱が可能になる。
また、係止穴は、クリップ本体部の表面から陥没してなる凹部の底面に配置され、凹部の底面は、前下がりの傾斜面として形成されていると好適である。
このような構成を採用すると、ジョイント部が外れるときに、ボール部を、凹部の底面に沿って滑るように、小係止穴から大係止穴に向かって移動させ易いので、大係止穴からボール部をスムーズ且つ確実に外すことができる。
本発明によれば、クリップ本体部を揺動させるための軸部を無くしたタイプのクリップ構造であって、クリップ本体部の破損を防止することができる。
本発明に係るクリップ構造を適用した筆記具の一実施形態を示す斜視図である。 クリップ本体部が外れた状態を示す斜視図である。 (a)はクリップ構造体を示す平面図、(b)はIII−III線に沿う断面図ある。 クリップ構造体の要部拡大斜視図である。 通常使用状態のクリップ構造体を示す断面図である。 クリップ本体部が開いた状態を示す断面図である。 ジョイント部が外れた状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る筆記具のクリップ構造の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、ペン先側を「前方側」として以下説明する。
図1及び図2に示すように、筆記具1は、軸筒(クリップ支持体)2を有し、この軸筒2内には中芯3が装填されている。そして、軸筒2の後部には、先端に玉部11aを有するクリップ本体部11と、クリップ本体部11を支持する軸筒2との間で被挟持物(例えば、本や雑誌など)を挟み込むように構成されたクリップ構造が採用されている。
図1〜図4に示すように、筆記具1において、軸筒2には、樹脂製又は金属製のクリップ構造体10が固定されている。このクリップ構造体10は、矩形の板状をなすクリップ本体部11と、軸筒2に固定される矩形の板状をなす土台部12と、土台部12に形成されたU字状の切欠き部12aにより画成されたU字状の第1の弾性部13と、一端が土台部12の後端に連結され、他端がクリップ本体部11の後端に連結された矩形の板状をなす第2の弾性部14と、を有して、部品化されている。
クリップ構造体10は、土台部12と第2の弾性部14とクリップ本体部11とが連接された一枚の矩形の板状物Sの第2の弾性部14をU字状に折り曲げ加工することで成形されている。そして、第1の弾性部13と第2の弾性部14は、所望の弾性力を発揮させるために薄肉化されており、第1の弾性部13は平板バネ形状をなし、第2の弾性部14は、U字状に癖付けされたU字板バネ形状をなしている。また、第1の弾性部13は、第2の弾性部14側が開放されたU字形状になっており、軸線Lに対して略直交する方向に弾性力を有している。
このクリップ構造体10は、第1の弾性部13の上方に位置するクリップ本体部11と第1の弾性部13の前側とを着脱自在に連結するためのジョイント部20を備えている。このジョイント部20は、第1の弾性部13の上面側に立設された係止凸部21と、クリップ本体部11に形成されると共に、係止凸部21の遊端部が挿通し且つ嵌合して係止される係止穴22と、からなる。
ジョイント部20の確実な着脱を可能にするための具体的な一例として、第1の弾性部13に一体成形された係止凸部21は、第1の弾性部13の上面側に基端が固定された柱部21aと、この柱部21aの遊端に設けられ、柱部21aより大径のボール部21bと、からなる。係止穴22は、前側に位置してボール部21bの挿通を可能にする大係止穴22aと、大係止穴22aに連通すると共に、後側に位置して柱部21aの挿通を可能にする小係止穴22bと、からなる。
更に、大係止穴22aと小係止穴22bとの間にクビレ部22cが設けられている。柱部21aがクビレ部22cを容易に通過できるように、クビレ部22cの近傍には、クビレ部22cを挟むように配置された抜き穴22dが形成され、抜き穴22dとクビレ部22cとの間には略V字状の弾性片22eが延在する。そして、柱部21aは、この弾性片22eを弾性変形させながら、大係止穴22aと小係止穴22bとの間を容易に移動させることができる。
このように構成されたクリップ構造体10を軸筒2に組み込む場合、軸筒2に形成された凹部23の後端からクリップ構造体10の土台部12が差し込まれ且つ圧入される。このようにして、クリップ構造体10は軸筒2に固定される。
軸筒2にクリップ構造体10を固定した後、図1及び図4に示すような状態のジョイント部20では、先ず、大係止穴22a内にボール部21bを通過させ、その後、柱部21aを、クビレ部22cを通って小係止穴22bに移動させることで、組立てが完了する。このとき、第2の弾性部14の弾性力によって、ボール部21bにクリップ本体部11が押し当てられた状態になり、ジョイント部20の外れが防止される。
図2及び図5に示すように、通常使用状態にあっては、クリップ本体部11の玉部11aは、第1の弾性部13の弾性力によって当接状態を維持する。そして、図6に示すように、被挟持物(例えば、本や雑誌など)を挟み込む際、クリップ本体部11には、第1の弾性部13の弾性力によってクリップ力が発生する。そして、図7に示すように、クリップ本体部11に必要以上の力が加わると、大係止穴22aからボール部21bが外れて、クリップ本体部11が解放される。
クリップ本体部11の解放を容易にするために、この係止穴22は、クリップ本体部11の表(おもて)面から陥没してなる凹部24の底面24a(図4の斜線部分)に配置され、凹部24の底面24aが、図5のように、前下がりの傾斜面として形成されている。
このような傾斜面24aを採用すると、ジョイント部20が外れるときに、ボール部21bを、凹部24の傾斜面24aに沿って滑るように、小係止穴22bから大係止穴22aに向かって移動させ易いので、大係止穴22aからボール部21bをスムーズ且つ確実に外すことができる。
前述したクリップ構造においては、後端が軸筒2に支持されている平板バネ状の第1の弾性部13によって、クリップ本体部11にクリップ力を発揮させている。これによって、この筆記具1は、クリップ本体部11を揺動させるための軸部を無くしている。さらに、ジョイント部20によって、第1の弾性部13の前側をクリップ本体部11に着脱自在に連結しているので、クリップ本体部11が必要以上に大きく開くと、第1の弾性部13からクリップ本体部11が外れ、これによって、クリップ本体部11の破損が防止される。
そして、第1の弾性部13から外れたクリップ本体部11は、U字板バネ状の第2の弾性部14によって支持されているので、クリップ本体部11が外れても、クリップ本体部11が大きく開き過ぎることが無いので、外れたジョイント部20を容易に元に戻すことができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、軸筒2としては、ペン先の保護や乾きを防止するために着脱自在なキャップであってもよい。また、クリップ構造体10は、軸筒2に対して別体又は一体として形成可能である。
1…筆記具、2…軸筒(クリップ支持体)、10…クリップ構造体、11…クリップ本体部、13…第1の弾性部、14…第2の弾性部、20…ジョイント部、21…係止凸部、22…係止穴、21a…柱部、21b…ボール部、22a…大係止穴、22b…小係止穴、24…凹部、24a…底面(傾斜面)、L…軸線。

Claims (5)

  1. クリップ本体部と、前記クリップ本体部を支持するクリップ支持体との間で被挟持物を挟み込むようにした筆記具のクリップ構造であって、
    後端が前記クリップ支持体に支持されている平板バネ形状の第1の弾性部と、
    前記クリップ本体部の基端側と前記第1の弾性部の後端側とを連結するU字板バネ形状の第2の弾性部と、
    前記第1の弾性部の前側を前記クリップ本体部に着脱自在に連結するジョイント部と、を備えたことを特徴とする筆記具のクリップ構造。
  2. 前記クリップ本体部と、前記クリップ支持体に固定される土台部と、前記土台部にU字状の切欠きによって形成された前記第1の弾性部と、一端が前記土台部の後端に連結され、他端が前記クリップ本体部の後端に連結された前記第2の弾性部と、を有するクリップ構造体を備えたことを特徴とする請求項1記載の筆記具のクリップ構造。
  3. 前記ジョイント部は、
    前記第1の弾性部に立設された係止凸部と、
    前記クリップ本体部に形成されると共に、前記係止凸部の遊端部が挿通し且つ嵌合して係止される係止穴と、からなることを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具のクリップ構造。
  4. 前記係止凸部は、前記第1の弾性部に基端が固定された柱部と、この柱部の遊端に設けられ、前記柱部より大径のボール部と、からなり、
    前記係止穴は、前側に位置して前記ボール部の挿通を可能にする大係止穴と、前記大係止穴に連通すると共に、前記後側に位置して前記柱部の挿通を可能にする小係止穴と、からなることを特徴とする請求項3記載の筆記具のクリップ構造。
  5. 前記係止穴は、前記クリップ本体部の表面から陥没してなる凹部の底面に配置され、前記凹部の前記底面は、前下がりの傾斜面として形成されていることを特徴とする請求項4に記載の筆記具のクリップ構造。
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