JP3113959U - 着脱式しおり - Google Patents

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Abstract

【目的】 しおり本体を係止する軸が書籍や手帳の中身を直接挟むことが可能な取り付けクリップ部で、このクリップ部が、金属やプラスチック等の樹脂で作成されている場合、使用者が書籍や手帳を持ち歩いている時の振動や、荷物等で書籍や手帳の中身に力が掛かった時には軸としてのクリップ部が湾曲したり、軸としてのクリップ部がプラスチック等の樹脂で作成されている場合には、割れてしまい使用することが不能になってしまうという課題があり、しおりを係止している部材に強い力が掛かっても、破損することのない着脱式のしおりを提供すること。
【構成】 軸の頭部に係止具を設け、該係止具を利用して1つ以上のしおりを接続し、前記軸は先端から手帳等に挿入して装着可能とし、前記軸は、バネ性を有する構造とした。
【選択図】 図1

Description

本考案は、書籍カバー、手帳などに着脱可能なしおりに関し、書籍カバーや手帳とは別体のしおりに関する。
従来しおりとして、書籍の背表紙の上端に接着固定されているしおり紐や、しおり本体を係止する軸が、書籍や手帳の中身を直接挟むことを可能とする取り付けクリップ部となっており、この取り付けクリップ部の頭部に挟持部を形成し、該挟持部を利用して1本以上のしおり紐を挟持連結可能としておき、前記取り付けクリップの先端を書籍などの一部に挿入して着脱可能とした着脱式のしおりが知られている。
特開2004−142278号
上記、従来の方法では、しおり本体を係止する軸が書籍や手帳の中身を直接挟むことが可能な取り付けクリップ部で、このクリップ部が、金属やプラスチック等の樹脂で作成されている場合、使用者が書籍や手帳を持ち歩いている時の振動や、荷物等で書籍や手帳の中身に力が掛かった時には軸としてのクリップ部が湾曲したり、軸としてのクリップ部がプラスチック等の樹脂で作成されている場合には、割れてしまい使用することが不能になってしまうという課題があった。
本考案は上記の問題点に鑑みなされたもので、軸の頭部に係止具を設け、該係止具を利用して1つ以上のしおりを接続し、前記軸は先端から手帳等に挿入して装着可能とし、前記軸は、バネ性を有する構造とした。
本考案によれば、しおり部分を係止する軸部分は、バネ性を有する構造としたので軸部分に力が掛かっても湾曲したままの状態になったり、割れてしまうといったことが無く、しおりとして使用が不能になってしまうというようなことがないものである。
本考案の構成は、バネ性を有する軸の頭部に金属や繊維、樹脂等で構成されるしおり係止部を設け、このしおり係止部にしおりを取り付けた構造になっている。
以下、添付図面に基づいて本実施例を説明する。図1は、本実施例の着脱式しおりである。1はしおりであり、手帳や本等の一部分に挿入されるものである。このしおり1には、しおり係止具2を貫通させる為の貫通孔3が設けられている。前記しおり係止具2は、金属の鎖や繊維又は樹脂で作成した紐で作成されるものである。
4は、軸5側に設けられたしおり係止具2を係止するリング部4である。図示するようにリング部4は、しおり係止具2を貫通することが可能なように貫通孔を設けているものである。リング部4の軸5への取り付け方法としては、接着や溶着等の方法で行われるものである。軸5は、バネ性を持っており矢印6の方向から力が掛かった場合には、矢印7の方向に傾斜し、バネ性を持つことによる復元力によって、再び矢印8の方向に傾斜して基の位置に戻るものである。軸5は、手帳カバー9と手帳本体の背表紙(図示せず)の間に挿入して使用する為、軸5の長さは手帳カバー9の3分の2の長さになる様に設計してあるものである。軸5の長さを手帳カバー9の3分の2よりも短くした場合には、手帳カバー9と手帳本体の背表紙(図示せず)の間に挿入した場合に安定感が悪く、使用者(図示せず)が使用中または移動中の振動等の作用により、手帳カバー9と手帳本体の背表紙から抜け出てしまうことがある。軸5の材質としては、金属や樹脂を採用するものである。
10は、手帳カバー9に設けられた収納部11に軸5を挿入したときに、手帳カバー9にキズを付けないようにするための保護具である。保護具10の先端部分は、丸みをもった構造となっている。保護具10の軸5への取り付け方法としては、接着や溶着等の方法で取り付けられているものである。また、保護具10の材質としは、金属や樹脂、紙で構成可能であるが先端部分は、手帳カバー等をキズ付けないことが必要なので、丸みを持った構造としなくてはならない。
11は軸5に設けられている保護具10が、収納される収納部である。手帳カバー9にセットされる手帳本体12(図3を参照)が、セットされたときに手帳本体12の背表紙(図示せず)が位置する場所に設けられている。
上記収納部11は、上記したように軸5の保護具10が収納されるので、袋になっているものである。手帳カバー9の内側に糸等を使用して、縫い付けて設けているものである。
次に図2、図3を用いて本実施例の使用状態について説明する。しおり1を係止する軸5は、手帳カバー9に手帳本体12がセットされ、手帳本体12の背表紙(図示せず)が位置する場所にセットされる。これは上記したように収納部11が設けられているので、そこに軸5が収納され位置決めが行えるものである。また、収納部11に軸5先端の保護具10が格納されていることと、手帳本体12の背表紙(図示せず)が軸5に接触する為に、軸5を手帳カバー9に確実にセットすることが可能である。
更に、軸5はバネ性をもった構造となっているので、手帳本体12の背表紙が軸5に強く接触した場合でもバネ力の作用により、変形したり、破損したりすることが無い。
次に、手帳カバー9に手帳12がセットされると、しおり1は使用者(図示せず)の希望するページに自由にセットして、使用することができる。
また、しおりを使用しない時には、軸5を収納部11から引き抜くことが可能である。
着脱式しおりの構成図 本発明の使用状態図 本発明の使用状態図
符号の説明
1 しおり
2 しおり係止具
3 貫通孔
4 リング部
5 軸
6 矢印
7 矢印
8 矢印
9 手帳カバー
10 保護具
11 収納部
12 手帳本体

Claims (2)

  1. 軸の頭部に係止具を設け、該係止具を利用して1つ以上のしおりを接続し、前記軸は先端から手帳等に挿入して装着可能としたことを特徴とする着脱式しおり。
  2. 前記軸は、バネ性を有する構造としたことを特徴とする請求項1記載の着脱式しおり。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101188373B (zh) * 2006-11-24 2012-05-30 阿斯莫株式会社 风扇电动机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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