JP6657877B2 - マーカー保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、ホワイトボード用のマーカーを保持するためのマーカー保持具に関する。
従来、この種のマーカーは、ホワイトボードの下縁に設けられた樋状の粉受けにイレーサー等とともに無造作に置かれることが多い(例えば、非特許文献1を参照)。
ところが、このような態様でマーカーを保管すると、ホワイトボードから粉受け上に落下した粉がマーカーに付着し、使用者の手を汚す等の不具合が発生することがある。また、このような保管態様を採用した場合、どの色のマーカーがあるのか、また、マーカーのインク残量が十分であるのかがわかりにくく、必要なときに所望の色のマーカーがない、或いは手に取ったマーカーがインク切れで筆記に使用できるものでない等の理由で、ホワイトボードを用いた会議等が滞るという不具合が発生することもある。
コクヨ総合カタログ2015年版ファニチャー編,コクヨ株式会社,平成26年12月,p.405
本発明は以上の点に着目し、粉によって汚れにくく視認しやすい状態でマーカーを保持しておくことができるマーカー保持具を提供することを目的とする。
以上の課題を解決すべく、請求項1記載の発明に係るマーカー保持具は、以下に述べるような構成を有する。すなわち本発明に係るマーカー保持具は、ホワイトボード用のマーカーをボード面に保持させておくためのマーカー保持具であって、前記ボード面に着脱可能に添接される添接部をそれぞれ有するとともに前面側にマーカー保持部をそれぞれ有したモジュールを複数具備してなり、前記モジュール同士が連結要素を介して分離可能に連結されてなるとともに、前記マーカー保持部が、前記マーカーを横臥姿勢で保持し得るものであるものである。
このようなものであれば、連結要素を介して複数のモジュールを連結した状態で一体的に取り扱うことができる。その上、添接部を介してホワイトボードのボード面に着脱可能に添接させることができるので、イレーサーにより消去する際にボード面から落下する粉がマーカーに付着するのを効果的に抑制することができるとともに、マーカーを視認しやすい位置に保持させることもできる。
また、マーカー保持部が、前記マーカーを横臥姿勢で保持し得るものであるので、マーカーのペン先を上向きにした状態で長期間保持させた際に起こり得る、マーカーの使用開始直後にインクが薄いという不具合の発生を効果的に抑制でき、また、マーカーのペン先を下向きにした状態で長期間保持させた際に起こり得る、マーカーの使用開始直後にインクが濃すぎるという不具合の発生も効果的に抑制できる。
特に、前記各モジュールが、それぞれ単一のマーカー保持部を備えたものであれば、所望のマーカーの本数と同数のモジュールを連結することにより、所望の本数のマーカーを保持可能なマーカー保持具を実現することができる。
複数本のマーカーを保持させた際の見栄えを整えるために効果的な態様として、前記各マーカー保持部が、マーカーの軸心方向の位置を規定するための位置決め要素を備えたものが挙げられる。
特に、前記マーカー保持部が、反ペン先側の端部にインク残量を視認可能なリフィルを備えた直液式のマーカーを保持するためのものであり、前記位置決め要素が、前記マーカーを、リフィルが対応するモジュールの最側端よりも外方に突出する位置に位置決めし得るように構成されたものであれば、各マーカーのインクの残量を容易に視認することもできる。
このようなマーカー保持具を容易にボード面に保持できるようにするための構成として、前記添接部が、磁力により前記ボード面に吸着し得るように構成されたものが挙げられる。
そして、請求項6記載の発明に係るマーカー保持具は、ホワイトボード用のマーカーをボード面に保持させておくためのマーカー保持具であって、前記ボード面に着脱可能に添接される添接部をそれぞれ有するとともに前面側にマーカー保持部をそれぞれ有したモジュールを複数具備してなり、前記モジュール同士が連結要素を介して分離可能に連結されてなるとともに、前記複数のモジュールが、前記連結要素を介して上下方向に連結されたものである
本発明によれば、粉によって汚れにくく視認しやすい状態で、所望の本数のマーカーを保持しておくことができるマーカー保持具を提供することができる。
本発明の第一の実施形態を示す全体斜視図。 同実施形態を示す正面図。 同実施形態に係るマーカー保持具を示す正面図。 同実施形態に係るマーカー保持具を示す側面図。 図4におけるA−A断面図。 同実施形態に係るマーカー保持具を正面上側から示す分解斜視図。 同実施形態に係るマーカー保持具を正面下側から示す分解斜視図。 同実施形態に係るマーカー保持具を背面下側から示す分解斜視図。 本発明の第二の実施形態を示す斜視図。 本発明の第三の実施形態を示す斜視図。 本発明の第四の実施形態を示す斜視図。 本発明の第五の実施形態を示す斜視図。 本発明の第六の実施形態を示す斜視図。
本発明の第一の実施形態を、図1〜図8を参照しつつ以下に述べる。
本実施形態は、ホワイトボードWのボード面Waに例えば4本のマーカーM1〜M4を保持させたマーカー保持具Hを装着した場合のものである。
ホワイトボードWは、図1に示すように、磁石が吸着可能な金属基板の表面に筆記可能な前記ボード面Waを有する表面シートを添着した通常のものであり、前記マーカーM1〜M4は、図1及び図2に示すように、反ペン先側の端部にインク残量を視認可能なリフィルR1〜R4を備えた直液式のもので、一端側にペン先を備えたマーカー本体m1〜m4と、このマーカー本体m1〜m4の反ペン先側に着脱可能に取り付けられた前記リフィルR1〜R4とを備えたものであり、前記マーカー本体m1〜m4の一端側にはペン先を覆うキャップC1〜C4が着脱可能に取り付けられるようになっている。図1及び図2には、相互に色彩の異なる4本のマーカーM1〜M4を前記マーカー保持具Hに保持させた状態を示している。なお、前記リフィルR1〜R4は、内部にインクが充填されたリフィル本体r1〜r4と、このリフィル本体r1〜r4を被覆するリフィルカバーc1〜c4とを備えている。前記リフィルカバーc1〜c4は、該リフィルカバーc1〜c4により前記リフィル本体r1〜r4が被覆された状態で該リフィル本体r1〜r4内部のインクの残量が視認可能なものである。
前記マーカー保持具Hは、図1〜図5に示すように、前記ボード面Waに着脱可能に添接される添接部25、51を有するとともに前面側にマーカー保持部15を有した複数のモジュール、すなわち第1のモジュール1と、第2のモジュール2と、第3のモジュール3と、第4のモジュール4とを具備してなり、前記モジュール1〜4同士が連結要素を介して分離可能に連結されたものである。
最上段に位置する前記第1のモジュール1は、図1〜図8に示すように、背面側に前記添接部25を有したモジュール本体11と、モジュール本体11の下端部から前上方に延出する下延出部13とを備えたもので、前記下延出部13と前記モジュール本体11との境界付近に、マーカーM1を横臥姿勢で保持するマーカー保持部15を設けている。前記モジュール本体11は、図3〜図8に示すように、前面板17と、前面板17の背面両側縁部から後方に延出する側板19と、前面板17の背面上縁部から後方に延出する頂板21と、前記前面板17の背面中間部から後方に延出する複数本の縦リブ23とを備えたもので、前記側板19、頂板21及び縦リブ23の延出端で前記添接部25を構成している。この添接部25は、磁力によりボード面Waに吸着し得るように構成されている。すなわち、前記モジュール本体11の背面には、図示しない磁石を配しており、この磁石の磁力を利用して、この第1のモジュール1全体を前記ホワイトボードWの所望の位置に保持させることができるようになっている。前記下延出部13は、図3〜図8に示すように、前記モジュール本体11の前面に連続する湾曲した底板27と、この底板27の左右両側縁から下方に延出し前記モジュール本体11の両側板19にそれぞれ連続する両側板29と、前記底板27の前縁から可能に延出する前板31と、前記底板27の下面背面中間部から下方に延出する複数本の縦リブ33とを備えたもので、この下延出部13の縦リブ33は前記モジュール本体11の縦リブ23とそれぞれ連続している。前記側板29の下端部には、図5〜図8に示すように、外側方及び後方に開放された凹型の連結要素である溝35が形成されている。また、前記前板31の背面には、図7及び図8に示すように、下に連結される第2のモジュール2の抜脱を抑止するための弾性係合爪37が設けられている。この弾性係合爪37は、前記前板31の背面から前記底板27と平行に延出した板状のもので、その延出端に、第2のモジュール2に係合する矢尻部37aが設けられている。さらに、図4及び図6〜図8に示すように、前記下延出部13の底板27の後半部分を部分円筒体状に湾曲させてモジュール本体11の前面板17に連続させ、この後半部分上に前記マーカー保持部15を設けている。このマーカー保持部15は、図3、図5及び図6に示すように、マーカーM1の軸心方向の位置を規定するための位置決め要素たる段部15aを備えた湾曲した板状のもので、前記マーカーM1を下側からほぼ密着した状態で保持しうる曲率を有している。前記段部15aは、リフィルR1の基端部の外周に対応した形状のもので、このリフィルR1の基端部を前記段部15aに係合させることにより前記マーカーM1が軸心方向に位置決めされた状態で保持されるようになっている。より具体的には、前記マーカーM1のリフィルR1の基端部を前記段部15aに係合させた状態で、リフィルR1がこの第1のモジュール1の最側端よりも外方に突出する位置に、前記マーカーM1が位置決めされるようになっている。また、前記マーカー保持部15のマーカー本体m1に当接する部分は、図5に示すように、前記段部15aに向かって漸次、ごくゆるやかに降下するように傾斜させてある。このマーカー保持部15は、背面に設けた図5及び図7に示す突起15bを前記下延出部13の底板27に設けた図6に示す凹部27aに係合させることにより前記モジュール本体11と前記下延出部13との境界付近に取り付けられている。
前記第1のモジュール1の下に連結される第2のモジュール2は、図1〜図8に示すように、背面側に前記添接部51を有したモジュール本体39と、モジュール本体39の下端部から前上方に延出する下延出部41と、モジュール本体39の上端部から前上方に延出する上延出部43とを備えたもので、前記下延出部41と前記モジュール本体39との境界付近に、マーカーM2を横臥姿勢で保持するマーカー保持部15を設けている。前記モジュール本体39は、図3〜図8に示すように、前面板45と、前面板45の背面両側縁部からそれぞれ後方に延出する両側板47と、前記前面板45の背面中間部から後方に延出する複数本の縦リブ49とを備えたもので、前記側板47及び縦リブ49の延出端で前記添接部51を構成している。この添接部51は、磁力によりボード面に吸着し得るように構成されている。前記下延出部41は、前記モジュール本体39の前面に連続する湾曲した底板53と、この底板53の左右両側縁から下方に延出し前記モジュール本体39の両側板47にそれぞれ連続する両側板55と、前記底板53の前縁から下方に延出する前板57と、前記底板53の下面中間部から下方に延出する複数本の縦リブ59とを備えたもので、この下延出部41の縦リブ59は前記モジュール本体39の縦リブ49とそれぞれ連続している。前記側板55の下端部には、図5〜図8に示すように、外側方及び後方に開放された凹型の連結要素である溝61が形成されている。また、前記前板57の背面には、図7及び図8に示すように、下に連結される第3のモジュール3の抜脱を抑止するための弾性係合爪63が設けられている。この弾性係合爪63は、前記前板57の背面から前記底板53と平行に延出した板状のもので、その延出端に、第3のモジュール3に係合する矢尻部63aが設けられている。さらに、図4及び図6〜図8に示すように、前記下延出部41の底板53の後半部分を部分円筒体状に湾曲させてモジュール本体39の前面板45に連続させ、この後半部分上に前記マーカー保持部15を設けている。このマーカー保持部15は、第1のモジュールにおけるマーカー保持部15と同様な構成のものである。前記上延出部43は、図3〜図8に示すように、前記モジュール本体39の前面に連続する湾曲した天板65と、この天板65の左右両側縁から上方に延出し前記モジュール本体39の両側板47にそれぞれ連続する両側板67と、前記天板65の上面中間部から上方に延出する複数本の縦リブ69とを備えたもので、この上延出部43の縦リブ69は前記モジュール本体39の縦リブ49とそれぞれ連続している。また、前記側板67の上端部には、図5〜図8に示すように、前後方向に延伸し、前記第1のモジュール1の溝35とスライド係合可能な凸型の連結要素である突条71が形成されている。すなわち、この突条71を後方から前記溝35内に挿入し、これら突条71と溝35とをスライド係合させることにより、第1のモジュール1と第2のモジュール2とが上下方向に連結されるようになっている。さらに、前記天板65には、図3及び図6〜図8に示すように、前記第1のモジュール1の弾性係合爪37と係合可能なスリット73が設けられている。このスリット73が前記弾性係合爪37、より厳密には前記弾性係合爪37の矢尻部37aと係合することにより、この第2のモジュール2が前記第1のモジュール1から容易に抜脱することが抑止されるようになっている。
前記第2のモジュール2の下に連結される第3のモジュール3は、前記第2のモジュール2と全く同一の構成を有するため、各部に同一の符号を付して説明は省略する。但し、前記突条71は前記第2のモジュール2の溝61とスライド係合可能である。また、前記スリット73は前記第2のモジュール2の弾性係合爪63、より厳密には前記弾性係合爪63の矢尻部63aと係合する。
前記第3のモジュール3の下に連結され、下端に位置するモジュールである第4のモジュール4は、図1〜図8に示すように、前記第2及び第3のモジュール2、3の下端に以下に述べるようなリフィル保持部75を一体的に設けたものであり、前記第2及び第3のモジュール2、3と同一又は対応する部分には、同一の符号を付して説明を省略する。但し、前記突条71は前記第3のモジュール3の溝61とスライド係合可能であり、前記スリット73は前記第3のモジュール3の弾性係合爪63、より厳密には前記弾性係合爪63の矢尻部63aと係合する。また、この第4のモジュール4には、前記溝61及び前記弾性係合爪63は設けられていない。前記リフィル保持部75は、図3〜図8に示すように、前記下延出部41の前板57と連続する前板77と、この前板77の左右両側縁から後方にそれぞれ延出し前記下延出部41の両側板55にそれぞれ連続する両側板79と、前記前板77の背面中間部から後方に延出し前記下延出部41の縦リブ59に連続する複数本の縦リブ81と、前記前板77に貫通した状態で設けられ前板77の前面から前方に開放された円筒体状のリフィル保持筒83と、前記前板77の下端部から後下方に延出する底板85とを備えたもので、前記リフィル保持筒83の存在する部分には前記縦リブ81が除去されている。すなわち、前記縦リブ81は、前記リフィル保持筒83の外周面に一体化されている。また、前記リフィル保持筒83は、図5に示すように、前部に位置する大径部分83aと、この大径部分83aよりも後方に位置する小径部分83bとを備えたもので、これら大径部分83a及び小径部分83bの内径は、前記インク用のリフィルのリフィル本体r1〜r4及び図示しないクリーナ液用のリフィルの外径にそれぞれ対応させてある。図1及び図2には、このリフィル保持筒83に、交換用のリフィル本体rを保持させた状態を示している。
このような構成のマーカー保持具Hであれば、連結要素を介して第1、第2、第3及び第4のモジュール1〜4を連結した状態で一体的に取り扱うことができ、ホワイトボードWのボード面Waの所望の箇所に磁力により取り付けることができる。また、このようなマーカー保持具HにマーカーM1〜M4を保持させておけば、イレーサーにより消去する際にボード面Waから落下する粉がマーカーM1〜M4に付着するのを効果的に抑制することができる。
また、このような態様でマーカーM1〜M4を保持させておけば、どの色のマーカーM1〜M4があるのか、また、マーカーM1〜M4のインク残量が十分であるのかがわかりやすい。従って、必要なときに所望の色のマーカーM1〜M4がない、或いは手に取ったマーカーM1〜M4がインク切れで筆記に使用できるものでない等の理由で、ホワイトボードWを用いた会議等が滞るという不具合の発生を抑制することができる。
また、本実施形態のようにリフィル保持部75を有した第4のモジュール4を連結しておき、このリフィル保持部75に交換用のリフィル本体rを保持させておけば、各マーカーのリフィル本体r1〜r4内のインクの残量が少なくなった際のリフィル本体の交換などにも迅速に対応することができる。
なお、本発明は上述した第一の実施形態に限らない。以下、他の実施形態について説明する。
第二の実施形態として、前述した第4のモジュール4の代わりに、図9に示すような蓋体7を、第3のモジュール3の下面に装着したものが考えられる。この蓋体7は、前記第3のモジュール3の下面全体を隠蔽する蓋体本体91と、この蓋体本体91の両側縁から上方にそれぞれ延出する両側板92とを備えたもので、前記両側板92の上縁部に凸型の連結要素である突条93が形成されている。この突条93を前記第3のモジュール3の溝61にスライド係合させることにより、前記蓋体7を前記第3のモジュール3の下端に保持させることができるようになっている。そして、前記蓋体本体91の前縁近傍には、前記第3のモジュール3の弾性係合爪63と係合可能なスリット94が設けられている。このスリット94が前記弾性係合爪63と係合することにより、この蓋体7が前記第3のモジュール3から容易に抜脱することが抑止されるようになっている。
第三の実施形態として、前述した第4のモジュール4の代わりに、図10に示すような第5のモジュール5を装着したものが考えられる。この第5のモジュール5は、前述した第4のモジュール4におけるリフィル保持部75に代えて、前方に開放された箱形をなす付箋保持部95を備えたものであり、前記第4のモジュール4と同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
第四の実施形態として、前述した第4のモジュール4の代わりに、図11に示すような第6のモジュール6を装着したものが考えられる。この第6のモジュール6は、前述した第4のモジュール4の下端に、箱形をなし、クリーナーを保持するためのクリーナー保持部96を一体に設けたものであり、前記第4のモジュール4と同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
第五の実施形態は、図12に示すように、第1のモジュール1及び第2のモジュール2の下に、図9に示す蓋体7を装着したもので、2本のマーカーM1、M2を保持させる場合に用いられる。
第六の実施形態は、図13に示すように、第1のモジュール1の下に同一の構成をなす3つ以上のモジュール8(第2及び第3のモジュール2、3と同一構造)を連結し、そのさらに下に図9に示す蓋体7を装着したもので、4本以上のマーカーMを保持させる場合に用いられる。
以上説明した態様以外にも、モジュールの種類や個数を変更することにより、種々のマーカー保持形態に対応することが可能になる。
また、本発明によれば、以上に述べたようにモジュールの数や種類を変更することができるので、不必要なスペースを要することなく必要最小限の本数のマーカーを適切に保持しておくことができるとともに、必要に応じてリフィル、付箋、クリーナー等他の物品を保持させるようにすることもできる。
さらに、本発明の他の変形例として以下のようなものが考えられる。
例えば、各モジュールが備えるマーカー保持部の数は任意である。但し、上述した第一ないし第六実施形態の構成によれば、各モジュールが、それぞれ単一のマーカー保持部を備えたものとし、所望のマーカーの本数と同数のモジュールを連結することにより、所望の本数のマーカーを保持可能なマーカー保持具を実現できる。
また、マーカー保持部によりマーカーが保持される姿勢も任意である。但し、上述した第一ないし第六実施形態の構成によれば、前記マーカーを横臥姿勢で保持し得るようにしていることにより、マーカーのペン先を上向きにした状態で長期間保持させた際に起こり得る、マーカーの使用開始直後にインクが薄いという不具合や、マーカーのペン先を下向きにした状態で長期間保持させた際に起こり得る、マーカーの使用開始直後にインクが濃すぎるという不具合の発生を抑制することができる。
さらに、マーカー保持部により保持されるマーカーの軸心方向の位置も任意に設定してよく、任意の軸心方向の位置でマーカーを保持できるようにしてもよい。但し、上述した第一ないし第六実施形態の構成によれば、各マーカー保持部が、マーカーの軸心方向の位置を規定するための位置決め要素を備えているので、複数本のマーカーを保持させた際の見栄えを整えることができるとともに、位置決め要素が、前記マーカーを、リフィルが対応するモジュールの最側端よりも外方に突出する位置に位置決めし得るように構成されているので、各マーカーのインクの残量を容易に視認することもできる。
加えて、マーカー保持具を容易にボード面に保持できるようにするための構成として、上述した第一ないし第六実施形態では、添接部を、磁力により前記ボード面に吸着し得るように構成しているが、吸盤等、他の方法でマーカー保持具をボード面に保持させるようにしてもよい。
そして、連結要素を介して複数のモジュールを上下方向に連結する上述した第一ないし第六実施形態の構成に限らず、マーカーを起立姿勢で保持し得る複数のモジュールを左右方向に連結する態様等を採用してもよく、また、連結要素を介して複数のモジュールを上下方向に連結するものであっても、連結要素として、凸型の連結要素である突条を凹型の連結要素である溝にスライド係合させる、上述した第一ないし第六実施形態に示したものに限らず、例えば、凸型の連結要素である突起を凹型の連結要素である係合孔に係合させるもの等、他の態様のものを採用してももちろんよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
H…マーカー保持具
1〜4…(第1〜第4の)モジュール
15…マーカー保持部
25、51…添接部
35、61…連結要素(溝)
71…連結要素(突条)

Claims (6)

  1. ホワイトボード用のマーカーをボード面に保持させておくためのマーカー保持具であって、
    前記ボード面に着脱可能に添接される添接部をそれぞれ有するとともに前面側にマーカー保持部をそれぞれ有したモジュールを複数具備してなり、前記モジュール同士が連結要素を介して分離可能に連結されてなるとともに、前記マーカー保持部が、前記マーカーを横臥姿勢で保持し得るものであるマーカー保持具。
  2. 前記各モジュールが、それぞれ単一のマーカー保持部を備えたものである請求項1記載のマーカー保持具。
  3. 前記各マーカー保持部が、マーカーの軸心方向の位置を規定するための位置決め要素を備えたものである請求項1又は2記載のマーカー保持具。
  4. 前記マーカー保持部が、反ペン先側の端部にインク残量を視認可能なリフィルを備えた直液式のマーカーを保持するためのものであり、前記位置決め要素が、前記マーカーを、リフィルが対応するモジュールの最側端よりも外方に突出する位置に位置決めし得るように構成されたものである請求項3記載のマーカー保持具。
  5. 前記添接部が、磁力により前記ボード面に吸着し得るように構成されたものである請求項1、2、3または4記載のマーカー保持具。
  6. ホワイトボード用のマーカーをボード面に保持させておくためのマーカー保持具であって、
    前記ボード面に着脱可能に添接される添接部をそれぞれ有するとともに前面側にマーカー保持部をそれぞれ有したモジュールを複数具備してなり、前記モジュール同士が連結要素を介して分離可能に連結されてなるとともに、前記複数のモジュールが、前記連結要素を介して上下方向に連結されたものであるマーカー保持具。
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