JP2002146873A - 排水接続管とその施工方法 - Google Patents

排水接続管とその施工方法

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JP2002146873A JP2000346591A JP2000346591A JP2002146873A JP 2002146873 A JP2002146873 A JP 2002146873A JP 2000346591 A JP2000346591 A JP 2000346591A JP 2000346591 A JP2000346591 A JP 2000346591A JP 2002146873 A JP2002146873 A JP 2002146873A
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pipe
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drain
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Hironobu Tomioka
宏亘 冨岡
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Maruichi Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水機器の施工時に生じる位置ズレを吸収す
る排水接続管を、蛇腹管等の可撓管を用いることなく提
供する。 【解決手段】 排水機器と、床下からの立ち上がり管
(S)との接続に用いられる排水接続管(1)であっ
て、排水接続管(1)の途中に、等しい角度に屈曲する
屈曲部(2)を二カ所設ける。または、排水接続管
(1)に略S字状の屈曲部(2)を設ける。また、排水
接続管(1)の形状を、排水接続管(1)の軸と垂直を
なす方向に対して幅広となるように扁平させる。また、
排水接続管(1)の両端と屈曲部(2)間との中心軸が
それぞれ交差しない位置関係に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面台や流し台、
浴槽等の排水機器と、排水を下水側に排出する為の配管
から立ち上がってきた立ち上がり管との接続に用いられ
る排水接続管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗面台、流し台、浴槽等の排
水機器と、排水を下水側に排出する為の配管から立ち上
がってきた立ち上がり管とを、蛇腹管等の可撓性を備え
た排水接続管を用いて接続する方法が知られている。以
下に、従来用いられてきた排水接続管の使用例を、図面
を参照しつつ説明する。
【0003】図14に示した、排水機器と立ち上がり管
とを蛇腹状の排水接続管を用いて接続した屋内配管は、
排水機器としての流し台、排水接続管として可撓性を備
えた蛇腹管、下水側に接続されている立ち上がり管、立
ち上がり管に備えられる継手部材(図示せず)、その他
の部材より構成されて成る。蛇腹管は軟質材の円筒体
に、円筒形状を確保するため螺旋状の硬質材を巻着状に
配置したものであって、あらかじめ施工に適した長さに
切断されてなる。流し台は、排水接続管との接続が行わ
れる接続部を設けた排水トラップが取り付けられたシン
クを備えた天板部と、内部に排水接続管が配置されるキ
ャビネット部を備えてなる。立ち上がり管は、床面を介
して、下水側につながる床下配管部分に接続されてな
る。継手部材は、立ち上がり管に被冠する形状に構成さ
れた、略円筒形状の軟質材からなる部材である。
【0004】上記のように構成された配管部材は、以下
のようにして施工・配管される。床面上に、継手部材を
取り付けた立ち上がり管が、床面を介し床下配管に接続
された状態で配置されている。この状態より、床面に流
し台を載置し、次に排水トラップの接続部に蛇腹管の一
端を接続固定し、他方を継手部材に差し込んで接続する
ことで、流し台の施工・配管が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな配管施工を行う場合、床下からの立ち上がり管の位
置と、流し台の排水接続管が取り付けられる排水機器の
平面視の位置は、図面段階では位置が一致するようにな
されているが、実際には床下配管の各部材の長さや位置
に誤差が有ったり、或いは流し台や洗面台、浴槽などの
排水機器の施工位置に僅かなずれが生じたりして、立ち
上がり管と排水機器の位置に多少の位置ズレが生じる場
合がほとんどである。このような位置ズレに対応するた
め、図14の従来例のように排水接続管として可撓性を
備えた蛇腹管が採用されているが、調理や食器の洗浄に
用いられたあとの排水には様々なごみ・厨芥などが浮遊
しており、これらが蛇腹管の凹凸に引っかかって堆積
し、管を閉塞してしまう場合がある。
【0006】また、蛇腹管に限らず、排水接続管に可撓
性のある管体を用いた場合、排水接続管が垂れ下がって
排水接続管中に逆勾配部分を成してしまい、排水性能の
悪化を招く場合がある。
【0007】上記の従来例は流し台の場合であるが、実
際には洗面台・浴槽・洗濯機用防水パンなど、様々な排
水機器において同様の問題が発生しており、その問題を
解決できる発明が強く望まれていた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み発明されたもの
で、排水機器の施工時に生じる位置ズレを吸収する排水
接続管を、蛇腹管等の可撓管を用いることなく提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の排水接
続管は、排水機器と、床下からの立ち上がり管(S)と
の接続に用いられる排水接続管(1)であって、排水接
続管(1)の途中に、等しい角度に屈曲する屈曲部
(2)を二カ所設けたことを特徴とする排水接続管であ
る。
【0010】請求項2に記載の排水接続管は、排水機器
と、床下からの立ち上がり管(S)との接続に用いられ
る排水接続管(1)であって、排水接続管(1)に略S
字状の屈曲部(2)を設けたことを特徴とする排水接続
管である。
【0011】請求項3に記載の排水接続管は、上記段落
0009又は段落0010に記載の排水接続管であっ
て、排水接続管(1)の形状を、排水接続管(1)の軸
と垂直をなす方向に対して幅広となるように扁平して成
ることを特徴とする排水接続管である。
【0012】請求項4に記載の排水接続管は、上記段落
0009又は段落0010に記載の排水接続管におい
て、排水接続管(1)の両端と屈曲部(2)間との中心
軸がそれぞれ交差しない位置関係に有ること特徴とする
排水接続管である。
【0013】請求項5に記載の排水接続管の施工方法
は、上記段落0009乃至段落0012のいずれか1つ
に記載の排水接続管において、 a)まず排水接続管(1)を、排水機器又は立ち上がり
管(S)のいずれか一方に仮固定状態に接続し、 b)次に排水接続管(1)と、排水機器又は立ち上がり
管(S)の排水接続管(1)が接続されていない側と
に、直線状の直管パイプ(P)を、排水機器又は立ち上
がり管(S)とは固定状態に、排水接続管(1)とは仮
固定状態にそれぞれ接続し、 c)次に排水接続管(1)にて位置ズレを吸収させた
後、排水接続管(1)の両端を固定状態に成すことを特
徴とする排水接続管の施工方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第一実施例を、図
面を参照しつつ説明する。図1に示した、本発明の第一
実施例は、以下に説明する、排水機器としての流し台
(K)、立ち上がり管(S)、排水接続管(1)等の部
材より構成されてなる。排水接続管(1)は、図2に有
るように途中2カ所に設けた等しい角度を成す屈曲部
(2)によって、その両端が平行且つ任意の幅に偏芯
し、且つその両端に雄螺子を螺刻して成り、一方の端は
直管パイプ(P)を介して排水機器である流し台(K)
の排水トラップ(T)の接続部(D)に、他方の端は立
ち上がり管(S)に、それぞれ水密的に接続される。こ
の排水接続管(1)はあらかじめ両端の偏芯幅が数ミリ
単位で異なるものを何種類か用意しており、実際の施工
時に立ち上がり管(S)と排水トラップ(T)の接続部
(D)の位置ズレの幅を測定して、もっとも適した偏芯
幅のものを用いるものとする。またこの排水接続管
(1)は硬質塩ビ材からなり、ビニールチューブなどの
可撓材に比べれば充分に硬質であるが、金属材等に比べ
れば多少柔軟性を備えている。流し台(K)は、排水接
続管(1)が接続される接続部(D)を備えた排水トラ
ップ(T)と、該排水トラップ(T)を取り付ける取り
付けるシンクを備えた天板部と、内部に排水接続管
(1)を配置するキャビネット部を備えてなる。立ち上
がり管(S)は、床面を介して、下水側につながる床下
配管部分に接続されてなる。またその他の部材として、
排水機器と排水接続管(1)の間を接続する、硬質塩ビ
からなる直管パイプ(P)、各部材の接続を水密的に行
う為のパッキン(図示せず)及びナット部材(N)を備
えて成る。
【0015】上記のように構成された各部材は、以下の
ようにして施工・配管される。図2に示したように、床
面上に、立ち上がり管(S)が、下水側につながる床下
配管に接続した状態で備えられている。この状態より、
床面に流し台(K)を載置したのち、まず排水接続管
(1)の端部の一方を立ち上がり管に仮固定状態にて接
続する。次いで直管パイプ(P)を、一方の端を排水ト
ラップ(T)の接続部(D)に固定状態に、他方の端を
立ち上がり管(S)に仮固定状態に、それぞれ水密的に
接続する。更に排水接続管(1)の両端を、方向を調節
した上で水密的に固定し、排水接続管(1)を用いた流
し台(K)の施工・配管が完了する。
【0016】上記の第一実施例においては、排水接続管
(1)については、あらかじめ両端の偏芯幅が数ミリ単
位で異なるものが何種類か用意されており、その中から
もっとも適した偏芯幅のものを用いているため、排水機
器の接続部(D)と立ち上がり管(S)との間の位置ズ
レに確実に対応できる。また従来のようにように直管パ
イプ(P)のみで配管を行う場合であれば、直管パイプ
(P)の長さは排水機器の接続部(D)と立ち上がり管
(S)を結ぶ最短距離の長さとなるため、位置ズレが1
ミリ前後の幅であっても補正することができないが、上
記第一実施例のように折れ曲がりの形状であれば、図3
の点線に示したように、排水接続管(1)の曲がり部分
で形状がたわむ事で1ミリ前後の位置ズレを補正するこ
ともできる。
【0017】次に本発明の第二実施例を、図面を参照し
つつ説明する。図4に示した、本発明の第一実施例は、
以下に説明する、排水機器としての流し台(K)、立ち
上がり管(S)、排水接続管(1)等の部材より構成さ
れてなる。排水接続管(1)は、図5に有るように途中
部分に略S字状の屈曲部(2)を設けてなり、その両端
が平行且つ任意の幅に偏芯し、さらに両端に雄螺子を螺
刻して成り、一方の端は直管パイプ(P)を介して排水
機器である流し台(K)の排水トラップ(T)の接続部
(D)に、他方の端は立ち上がり管(S)に、それぞれ
水密的に接続される。この排水接続管(1)はあらかじ
め両端の偏芯幅が数ミリ単位で異なるものを何種類か用
意しており、実際の施工時に立ち上がり管(S)と排水
トラップ(T)の接続部(D)の位置ズレ幅を測定し
て、もっとも適した偏芯幅のものを用いるものとする。
またこの排水接続管(1)は硬質塩ビ材からなり、ビニ
ールチューブなどの可撓材に比べれば充分に硬質である
が、金属材等に比べれば多少柔軟性を備えている。ま
た、流し台(K)、立ち上がり管(S)、直管パイプ
(P)、パッキン(図示せず)及びナット部材(N)等
は、段落0014に記載の第一実施例に示した各部材と
同様に構成されてなる。
【0018】また、上記のように構成した本発明の第二
実施例による各部材は、段落0015に記載の第一実施
例の施工方法と同様にして施工が行われる。
【0019】上記の第二実施例の排水接続管(1)にお
いては、あらかじめ両端の偏芯幅が数ミリ単位で異なる
ものが何種類か用意されており、その中からもっとも適
した偏芯幅のものを用いているため、排水機器の接続部
(D)と立ち上がり管(S)との間の位置ズレに確実に
対応できる。また、上記第二実施例のように途中部分に
略S字状の屈曲部(2)を設けた形状であれば、図6の
点線に示したように排水接続管(1)の曲がり部分で形
状がたわむ事で1ミリ前後の位置ズレを補正することも
できる。
【0020】次に本発明の第三実施例を、図面を参照し
つつ説明する。図7に示した、本発明の第三実施例は、
以下に説明する、排水機器としての流し台(K)、立ち
上がり管(S)、排水接続管(1)等の部材より構成さ
れてなる。排水接続管(1)は、図8に有るように途中
2カ所に設けた等しい角度を成す屈曲部(2)によっ
て、その両端が平行且つ任意の幅に偏芯し、且つ両端に
雄螺子を螺刻して成りなり、排水接続管(1)の、雄螺
子部分以外の所を、軸と垂直をなす方向に対して幅広と
なるように扁平して成る。また、一方の端は直管パイプ
(P)を介して排水機器である流し台(K)の排水トラ
ップ(T)の接続部(D)に、他方の端は立ち上がり管
(S)に、それぞれ水密的に接続される。この排水接続
管(1)はあらかじめ両端の偏芯幅が数ミリ単位で異な
るものを何種類か用意しており、実際の施工時に立ち上
がり管(S)と排水トラップ(T)の接続部(D)の位
置ズレ幅を測定して、もっとも適した偏芯幅のものを用
いるものとする。またこの排水接続管(1)は硬質塩ビ
材からなり、ビニールチューブなどの可撓材に比べれば
充分に硬質であるが、金属材等に比べれば多少柔軟性を
備えている。また、流し台(K)、立ち上がり管
(S)、直管パイプ(P)、パッキン(図示せず)及び
ナット部材(N)等は、段落0014に記載の第一実施
例に示した各部材と同様に構成されてなる。
【0021】また、上記のように構成した本発明の第三
実施例による各部材は、段落0015に記載の第一実施
例の施工方法と同様にして施工が行われる。
【0022】上記の第三実施例の排水接続管において
は、排水接続管(1)については、あらかじめ両端の偏
芯幅が数ミリ単位で異なるものが何種類か用意されてお
り、その中からもっとも適した偏芯幅のものを用いてい
るため、排水機器の接続部(D)と立ち上がり管(S)
との間の位置ズレに確実に対応できる。また、上記の第
一実施例と同様に、排水接続管(1)の曲がり部分で形
状がたわむ事で1ミリ前後の位置ズレを補正することも
できる。本第三実施例の排水接続管(1)の曲がりの堅
さは、曲がり箇所の、曲がり動作によって描かれる面に
平行な部分の面積に比例して堅くなるから、上記第三実
施例に示すように、排水接続管(1)の中心軸と垂直を
なす方向に対して幅広となるように扁平して成るほう
が、曲げやすく、且つ効率よく排水を行うことができ
る。
【0023】次に本発明の第四実施例を、図面を参照し
つつ説明する。図9に示した、本発明の第四実施例は、
以下に説明する、排水機器としての流し台(K)、立ち
上がり管(S)、排水接続管(1)等の部材より構成さ
れてなる。排水接続管(1)は、図10に有るように途
中2カ所に設けた等しい角度を成す屈曲部(2)によっ
て、その両端が平行且つ任意の幅に偏芯し、且つ両端に
雄螺子を螺刻して成り、一方の端は直管パイプ(P)を
介して排水機器である流し台(K)の排水トラップ
(T)の接続部(D)に、他方の端は立ち上がり管
(S)に、それぞれ水密的に接続される。また、上記第
四実施例においては、図11、図12より明らかなよう
に、排水接続管(1)の両端と、折れ曲り部(2)の間
とで、計三カ所の中心軸が存在するが、それぞれの中心
軸が一致または交差することが無いような位置関係に配
置されている。この排水接続管(1)はあらかじめ両端
の偏芯幅が数ミリ単位で異なるものを何種類か用意して
おり、実際の施工時に立ち上がり管(S)と排水トラッ
プ(T)の接続部(D)の位置ズレ幅を測定して、もっ
とも適した偏芯幅のものを用いるものとする。またこの
排水接続管(1)は硬質塩ビ材からなり、ビニールチュ
ーブなどの可撓材に比べれば充分に硬質であるが、金属
材等に比べれば多少柔軟性を備えている。また、流し台
(K)、立ち上がり管(S)、直管パイプ(P)、パッ
キン(図示せず)及びナット部材(N)等は、段落00
14に記載の第一実施例に示した各部材と同様に構成さ
れてなる。
【0024】また、上記のように構成した本発明の第四
実施例による各部材は、段落0015に記載の第一実施
例の施工方法と同様にして施工が行われる。
【0025】上記の第四実施例の排水接続管(1)にお
いては、あらかじめ両端の偏芯幅が数ミリ単位で異なる
ものが何種類か用意されており、その中からもっとも適
した偏芯幅のものを用いているため、排水機器の接続部
(D)と立ち上がり管(S)との間の位置ズレに確実に
対応できる。また、排水接続管(1)の屈曲部(2)で
形状がたわむ事で1ミリ前後の位置ズレを補正すること
もできる。本第四実施例の排水接続管においては、図1
1の点線に示したように、上下方向に伸縮するようにし
て両端の中心軸の幅を変化させるだけでなく、図12の
点線に示したように、左右方向にも伸縮することががで
きるため(つまり全体としては捻れるようにして伸縮で
きるため)、多少偏芯幅を変化させて位置合わせを行う
ことができる。このように上下だけで無く左右にもたわ
むことができるため、一方向にのみたわむ構造の場合よ
り、それぞれの方向にかかる負担は半分ですむ。
【0026】本発明の実施例は上記のようであるが、本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要
旨を変更しない範囲で様々な変更が可能である。例え
ば、上記実施例においては、いずれも直管パイプ(P)
を排水機器側に接続しているが、図13に示した実施例
のように、立ち上がり管(S)側に直管パイプ(P)を
配置するようにしても良い。
【0027】また、上記実施例においては、いずれも直
管パイプ(P)を排水機器もしくは立ち上がり管(S)
のいずれか一方のみに直接接続させるような構造として
いるが、排水機器と立ち上がり管(S)の両方に直管パ
イプ(P)を直接接続させて、その間に排水接続管
(1)配置させたり、あるいは排水機器と立ち上がり管
(S)を排水接続管(1)のみで行うようにしても、請
求項1乃至請求項4に記載の発明の効果を得ることがで
きる。
【0028】また、上記実施例においては、排水機器と
して流し台(K)を用いているが、本発明の排水接続管
(1)は、洗面台、浴槽、洗濯機用防水パンなど、様々
な排水機器と立ち上がり管(S)の接続に用いることが
できる。
【0029】本発明は上記のように構成したため、以下
のような優れた効果を奏する。 1)請求項1乃至請求項4に記載の本発明に置いては、
排水機器と立ち上がり管との間の接続を行う排水接続管
において、排水機器と立ち上がり管との間に生じる位置
ズレに対応できるようにしたため、排水機器と立ち上が
り管との接続を確実に行うことができる。 2)上記請求項1乃至請求項4に記載の本発明において
は、排水接続管を、硬質材から構成した、内面が平滑な
部材にも利用することができるため、ビニール管や蛇腹
管と違い、排水接続管が変形したり、蛇腹の凹凸にゴミ
などが引っかかったりしたりすることがなく、排水接続
管に閉塞が生じない製品を提供できる。 3)請求項5に記載の本発明の施工方法においては、排
水機器と立ち上がり管との間の接続を行う施工方法にお
いて、位置ズレの吸収を行う排水接続管の固定を最後に
行うため、他の固定箇所に位置ズレが発生する事がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例の施工した状態の斜視図
である。
【図2】 本発明の第一実施例の部材構成を示す斜視図
である。
【図3】 本発明の第一実施例の排水接続管の断面図で
ある。
【図4】 本発明の第二実施例の施工した状態の斜視図
である。
【図5】 本発明の第二実施例の部材構成を示す斜視図
である。
【図6】 本発明の第二実施例の排水接続管の断面図で
ある
【図7】 本発明の第三実施例の施工した状態の斜視図
である。
【図8】 本発明の第三実施例の部材構成を示す斜視図
である。
【図9】 本発明の第四実施例の施工した状態の斜視図
である。
【図10】 本発明の第四実施例の部材構成を示す斜視
図である。
【図11】 本発明の第四実施例の排水接続管の正面図
である。
【図12】 本発明の第四実施例の排水接続管の平面図
である。
【図13】 本発明の立ち上がり管側に直管パイプを配
置した実施例を示す斜視図である。
【図14】 排水接続管に蛇腹管を用いた従来例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 排水接続管 2 屈曲部 D 接続部 K 流し台 N ナット部材 P 直管パイプ S 立ち上がり管 T 排水トラップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水機器と、床下からの立ち上がり管
    (S)との接続に用いられる排水接続管(1)であっ
    て、排水接続管(1)の途中に、等しい角度に屈曲する
    屈曲部(2)を二カ所設けたことを特徴とする排水接続
    管。
  2. 【請求項2】 排水機器と、床下からの立ち上がり管
    (S)との接続に用いられる排水接続管(1)であっ
    て、排水接続管(1)に略S字状の屈曲部(2)を設け
    たことを特徴とする排水接続管。
  3. 【請求項3】 上記請求項1又は請求項2に記載の排水
    接続管において、排水接続管(1)の形状を、排水接続
    管(1)の軸と垂直をなす方向に対して幅広となるよう
    に扁平して成ることを特徴とする排水接続管。
  4. 【請求項4】 上記請求項1又は請求項2に記載の排水
    接続管において、排水接続管(1)の両端と屈曲部
    (2)間との中心軸がそれぞれ交差しない位置関係に有
    ることを特徴とする排水接続管。
  5. 【請求項5】 上記請求項1乃至請求項4のいずれか1
    つに記載の排水接続管(1)の施工方法であって、 a)まず排水接続管(1)を、排水機器又は立ち上がり
    管(S)のいずれか一方に仮固定状態に接続し、 b)次に排水接続管(1)と、排水機器又は立ち上がり
    管(S)の排水接続管(1)が接続されていない側と
    に、直線状の直管パイプ(P)を、排水機器又は立ち上
    がり管(S)とは固定状態に、排水接続管(1)とは仮
    固定状態にそれぞれ接続し、 c)次に排水接続管(1)にて位置ズレを吸収させた
    後、排水接続管(1)の両端を固定状態に成したことを
    特徴とする、排水接続管の施工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002207A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Sun Wave Ind Co Ltd 接続管及び該接続管を用いた排水管接続方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002207A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Sun Wave Ind Co Ltd 接続管及び該接続管を用いた排水管接続方法

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