JP2002145513A - シート材搬送機構及びこのシート材搬送機構を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート材搬送機構及びこのシート材搬送機構を備えた画像形成装置

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JP2002145513A JP2000342710A JP2000342710A JP2002145513A JP 2002145513 A JP2002145513 A JP 2002145513A JP 2000342710 A JP2000342710 A JP 2000342710A JP 2000342710 A JP2000342710 A JP 2000342710A JP 2002145513 A JP2002145513 A JP 2002145513A
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Masuo Kawamoto
益雄 河本
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修二 藤澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送経路が交差することに起因するジャムをな
くす。 【解決手段】第1の搬送経路46の排出口46aを第2
の搬送経路47の搬出口47aよりも下方に配置する。
第1の搬送経路46と第2の搬送経路47とが交差する
分岐点が不要となるので、これら搬送経路を切り替える
部材が不要であり、また、従来の分岐点におけるジャム
をなくすことができる。さらに、中間トレイ53の可動
板52を、下方の排出位置Aと上方の搬出位置Bとに移
動させることで、排出口46aから排出したシート材P
を中間トレイ53上に良好に積載し、また、中間トレイ
53上のシート材Pを搬出口47aに円滑に供給するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント済みの
シート材(シート状の紙、プラスチックシート等)を一
旦積載部材としての中間トレイ上に排出した後、そのシ
ート材を中間トレイ上からさらに他部へ搬出するシート
材搬送機構、及びこれを備えた複写機、プリンタ、ファ
クシミリ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型の画像形成装置、例えば、デスクサ
イド又は卓上の小型の複写機において、シート材を下方
から上方に搬送しながら画像形成を行い、画像形成後の
シート材に後処理(例えば、ステープル処理)を行うも
のが知られている。
【0003】図8は、このような複写機の一部の概略構
成を模式的に示す図である。
【0004】給紙カセット1に収納されたシート材P
は、搬送経路2に沿って下方から上方に搬送される。そ
して搬送中に画像形成部3においてトナー像が転写さ
れ、さらに定着部4においてトナー像が定着されて画像
形成が終了する。画像形成後のシート材Pは、さらに上
方に搬送された後、搬送経路2に沿って横方向(同図で
は右向き)に進路を変え、搬送経路2の終端となる排出
口2aから横方向に排出され、中間トレイ(積載部材)
上に積載される。
【0005】こうして中間トレイ5上の積載枚数が所定
の枚数(例えば、ステープルする枚数)に達したら、画
像形成を一旦停止して、ステープルを行う。そして、ス
テープル後のシート材Pは、中間トレイ5から排出時と
は反対の横方向(同図では左向き)に向けて、搬送経路
6の始端となる排出口6aに供給され、搬送経路6に沿
って排出される。
【0006】上述の複写機は、給紙カセット1と搬送経
路2と中間トレイ5とで、U字形を横にしたような構成
になっていて、全体を小型化、特に、上方から見たとき
の占有面積を小さく抑えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な複写機においては、一般に、搬送経路6の搬出口(始
端)6aが、搬送経路2の排出口(終端)2aよりも下
方に位置する。その理由は、排出口2aから横方向に排
出したシート材Pを中間トレイ5上に円滑に積載するに
は、中間トレイ5の配設高さを、排出口2aよりも下方
に設定するのがよく、また、後処理後のシート材Pを中
間トレイ5から排出するには、中間トレイ5の先端5a
の高さが、搬送経路2の搬出口6aとほぼ同じ高さであ
ることが好ましいからである。
【0008】上述のように搬送経路6の搬出口6aを、
搬送経路2の排出口2aよりも下方に配置した場合に
は、搬送経路6と搬送経路2とが途中で交差して略十字
形の分岐点7が形成される。
【0009】そして、このような略十字形の分岐点7が
形成されると、搬送経路2,6を切り替えるための切替
え部材の構成や動作が複雑となり、また、分岐点を通過
するときにシート材Pが引っかかってジャム(紙詰ま
り)を起こしやすい。
【0010】そこで、本発明は、シート材の搬送経路が
略十字形に交差しないような構成にすることにより、切
替え部材を省略し、又は切替え部材の構成や動作を簡単
なものとし、しかも、ジャムの発生を防止するようにし
たシート材搬送機構、及びこれを備えた画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るシ
ート材搬送機構は、下方から搬送されてきたシート材を
第1の搬送経路に沿って横方向に排出して積載部材上に
積載し、その後、積載部材上のシート材を第2の搬送経
路に沿って排出時とほぼ逆の横方向に搬出するようにな
っている。そして、このシート材搬送機構は、第1の搬
送経路の終端に、シート材が横方向に排出される排出口
を設け、第2の搬送経路の始端に、積載部材上のシート
材が供給される搬出口を設け、これらは排出口及び搬出
口について、排出口を搬出口よりも下方に配置するとと
もに、積載部材の少なくとも先端側を排出口から排出さ
れるシート材を受け入れる下方の排出位置と、積載部材
上のシート材を搬出口に供給する上方の搬出位置との間
で移動可能とし、積載部材の少なくとも一部を排出位置
と搬出位置との間で移動させる駆動手段を設けることを
特徴としている。
【0012】このような構成の本発明によれば、排出口
を搬出口よりも下方に配置することにより、第1の搬送
経路と第2の搬送経路とが交差する分岐点を設けなくて
すむので、シート材の搬送経路を切り替えるための切替
え部材が不要であり、また、分岐点にシート材が引っか
かって発生するジャムを防止することができる。さら
に、積載部材の少なくとも一部を、下方の排出位置と上
方の搬出位置とに移動させることで、排出口から排出し
たシート材を積載部材上に良好に積載し、また、積載部
材上のシート材を搬出口に円滑に供給することができ
る。
【0013】請求項2の発明に係るシート材搬送機構
は、下方から搬送されてきたシート材を第1の搬送経路
に沿って横方向に排出して積載部材上に積載し、その
後、積載部材上のシート材を第2の搬送経路に沿って排
出時とほぼ逆の横方向に搬出するようになっている。そ
して、このシート材搬送機構は、シート材が横方向に排
出される第1の搬送経路の終端と、積載部材上のシート
材が供給される第2の搬送経路の始端とを共通化して排
・搬出口とし、積載部材の少なくとも先端側を排・搬出
口から排出されるシート材を受け入れる下方の排出位置
と、積載部材上のシート材を排・搬出口に供給する上方
の搬出位置との間で移動可能とし、積載部材の少なくと
も一部を排出位置と搬出位置との間で移動させる駆動手
段を設けることを特徴としている。
【0014】このような構成の本発明によれば、第1の
搬送経路の終端と第2の搬送経路の始端とを共通化して
排・搬出口とすることにより、第1の搬送経路と第2の
搬送経路とが交差する分岐点を従来の十字形とは異な
り、ほぼT字形にすることができるので、シート材の搬
送経路を切り替えるための切替え部材の構成及び動作を
簡略化することができ、また、分岐点にシート材が引っ
かかって発生するジャムを抑制することができる。さら
に、積載部材の少なくとも一部を、下方の排出位置と上
方の搬出位置とに移動させることで、排・搬出口から排
出したシート材を積載部材上に良好に積載し、また、積
載部材上のシート材を排・搬出口に円滑に供給すること
ができる。
【0015】請求項3の発明に係るシート材搬送機構
は、積載部材の少なくとも先端側が、ほぼ上下方向に揺
動可能に支持されていることを特徴としている。
【0016】このような構成の本発明によれば、積載部
材の少なくとも先端側を揺動させることで、排出位置と
搬出位置とに配置することができる。
【0017】請求項4の発明に係るシート材搬送機構
は、積載部材が昇降可能に支持されていることを特徴と
している。
【0018】このような構成の本発明によれば、積載部
材を昇降させることで、排出位置と搬出位置とに配置す
ることができる。
【0019】請求項5の発明に係る画像形成装置は、シ
ート材上にトナー像を形成する画像形成部と、トナー像
をシート材上に定着する定着部と、トナー像定着後のシ
ート材を積載部材上に排出し、その後、積載部材上から
シート材を搬出するシート材搬送機構と、を備えた画像
形成装置において、上述のシート材搬送機構が、上述の
請求項1,2,3,又は4の発明に係るシート材搬送機
構であることを特徴としている。
【0020】このような構成の本発明によれば、切替え
部材を省略し又はその構成及び動作を簡略化することが
でき、また、シート材のジャムを防止又は抑制すること
ができる。すなわち、画像形成装置全体として、構成の
簡略化、及びジャムの発生を低減させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0022】(画像形成装置)図1及び図2は、本発明
に係る画像形成装置の一例を示す図である。ここで、図
1は、画像形成装置としての複写機10の内部構成を正
面側から見た概略図である。また、図2は、複写機10
の外観形状、すなわち複写機本体11の外側から見た形
状を示す斜視図である。
【0023】まず、図1を主に、適宜、図2を参照しな
がら複写機10の構成の概略を説明し、これにつづいて
構成の詳細を説明する。
【0024】複写機10は、ほぼ直方体状に構成された
複写機本体11を備えており、複写機本体11は、上下
方向に3つの部分、すなわち、下から順に、下ハウジン
グ12と、連結ハウジング13と、上ハウジング14と
に大別される。そして、下ハウジング12の内側には、
下から順に、給紙部15、画像形成部16、定着部17
が設けられている。また、連結ハウジング13には、排
紙部18、後処理部20が設けられている。これら給紙
部15から後処理部20までは、画像形成対象となるシ
ート材(例えば紙)Pが下方から上方に搬送されるのに
対応して、下から上に順に配設されている。上ハウジン
グ14の内側には、画像読取り部21が設けられてい
る。上述の連結ハウジング13は、排紙部18の右方に
おける下ハウジング12と上ハウジング14との間に、
排紙空間Sを有している。
【0025】つづいて、給紙部15から順に各部の構成
の詳細を説明する。
【0026】給紙部15は、複数枚のシート材Pが積層
状態で収納される給紙カセット23と、給紙カセット2
3内のシート材Pを1枚ずつ給紙する給紙ローラ24
と、ユーザーが手差しによってシート材を給紙するため
の手差しトレイ25と、手差しトレイ25にセットされ
たシート材を給紙する給紙ローラ26と、給紙ローラ2
4,26から供給されたシート材Pを一旦、停止させる
とともに画像形成部16に同期をとって供給するレジス
トローラ27とを備えている。なお、給紙カセット23
は、図2に示すように、ユーザーにとって手前側となる
前方(矢印a方向)に引き出し可能に構成されていて、
引き出した状態で、シート材Pの補給や、異なったサイ
ズのシート材Pへの交換が行われるようになっている。
また手差しトレイ25は、図1に示すように、基端側の
軸25aを介して下ハウジング12によって揺動自在に
支持されており、図1に示すほぼ水平な作動位置と、複
写機本体11の左側面に沿ってほぼ直立する退避位置と
をとるようになっている。
【0027】画像形成部16は、像担持体としての感光
体ドラム28と、感光体ドラム28表面を均一に帯電す
る一次帯電器30(帯電手段)と、帯電後の感光体ドラ
ム28表面を露光して静電潜像を形成する露光器(露光
手段、例えば、レーザースキャナユニット)31と、こ
の静電潜像にトナーを付着させて現像する現像器(現像
手段)32と、感光体ドラム28上のトナー像を上述の
レジストローラ27から供給されてきたシート材Pに転
写する転写帯電器(転写ローラ)33と、トナー像転写
後に感光体ドラム28表面に残った残留トナーを除去す
るクリーナ34とを備えている。上述の露光器31は、
後述の画像読取り部21が読み取った画像情報に基づい
てON/OFF制御されるレーザー光によって感光体ド
ラム28表面を走査するようになっている。
【0028】定着部17は、ヒータ35を内蔵する定着
ローラ36と、この定着ローラ36に押圧されて定着ロ
ーラ36との間に定着ニップ部を構成する加圧ローラ3
7とを備えている。上述の画像形成部16において、表
面にトナー像が転写されたシート材Pは、この定着部1
7において、定着ニップ部を通過する際に、加熱・加圧
されて表面にトナー像が定着されるようになっている。
【0029】排紙部18は、トナー像定着後のシート材
Pの搬送経路を上方の後処理部20側と、右方の排紙空
間S側とに切り換えるフラッパ38と、フラッパ38か
らのシート材Pを右方の排紙空間Sに向けて排出する排
紙ローラ対40と、排紙空間Sの底部を構成する平面状
の排紙板41とを備えている。排紙ローラ対40から排
出されたシート材Pは、画像面(トナー像が定着された
面)を下方に向けた、いわゆるフェースダウンで排紙板
41上に積載されるようになっている。
【0030】後処理部20は、給搬送ユニット42と、
整合ユニット43と、排紙トレイ44と、後処理器とし
てのステープラ45(図2参照)とを備えている。
【0031】給搬送ユニット42全体は、上述の排紙部
18の上方に配設されている。図3に示すように、給搬
送ユニット42は、第1の搬送経路46と、第2の搬送
経路47と、ローラ部材48,49,50と、排紙ロー
ラ対51とを備えている。給搬送ユニット42は、下方
の排紙部18から搬送されてきたシート材Pを右方の整
合ユニット43に排出し、また、整合ユニット43上に
排出されたシート材Pを左方の排紙トレイ44上に搬出
するようになっている。なお、給搬送ユニット42につ
いては、後に詳述する。
【0032】整合ユニット43は、図1に示すように、
給搬送ユニット42の右方に隣接するように配設され、
上述の排紙板41の上方、すなわち排出空間Sの上部に
位置している。整合ユニット43は、給搬送ユニット4
2から排出されてきたシート材Pを下方から支持する中
間トレイ53と、中間トレイ53の上面(シート材積載
面)に沿ってほぼ左右方向に移動可能な前寄せ部材54
と、中間トレイ53の上面に沿ってほぼ前後方向に移動
可能な幅寄せ部材55,56とを備えている。中間トレ
イ53は、図3に示すように、先端側(給搬送ユニット
42側)が支点52aを中心にほぼ上下方向に揺動する
可動板52となっている。可動板52の先端には、可動
板52の上面から突出するストッパ52bが可動板52
の上面から退避できるように取り付けられている。可動
板52は、図3に示す下方の排出位置A(後述)と、ほ
ぼ水平の搬出位置B(後述)との間を移動できるように
なっている。そして、可動板52が搬出位置Bに移動し
た場合、ストッパ52bが回動して可動板52の上面か
ら退避して、シート材Pの搬出を可能にする。なお、中
間トレイ53については後に詳述する。
【0033】前寄せ部材54は、中間トレイ53上にシ
ート材Pが排出されるごとに左右方向の往復運動を繰り
返し、左方移動時にシート材Pの先端を押圧して、シー
ト材Pの後端をストッパ52bに当接させ、これによ
り、中間トレイ53上のシート材Pの搬送方向の位置を
整合させるものである。一方、幅寄せ部材55,56
は、中間トレイ53上にシート材Pが排出されるごとに
相互に近接・離間を繰り返し、近接時にシート材Pの両
端部をそれぞれ押圧し、これにより、中間トレイ53上
のシート材Pの搬送方向に直交する方向(以下「幅方
向」という。)の位置を整合させるものである。上述の
幅寄せ部材55,56は、上述の整合動作の外に、中間
トレイ53上のシート材Pを、前面側(手前側)に移動
させて排紙トレイ44上に排出されるシート材Pの幅方
向に位置をずらして仕分けを行ったり、さらには、同じ
く中間トレイ53上のシート材Pを、前面側のステープ
ラ45に対応する位置に移動させ、そして、ステープル
後のシート材Pを後方に移動させて元の位置に復帰させ
たりすることができるようになっている。
【0034】排紙トレイ44は、給搬送ユニット42の
左方に配設されていて、給搬送ユニット42から搬送さ
れてきたシート材Pを左方に排出する排紙ローラ対57
と、排出されたシート材Pを下方から支持する積載部5
8とを備えている。
【0035】ステープラ45は、複数枚のシート材Pを
ステープルするためのものであり、図2に示すように、
上述の給搬送ユニット42の前面側に配設されている。
【0036】画像読取り部(画像読取り装置)21は、
原稿Dがその画像面(画像情報)Gを下方に向けて載置
される光透過性の原稿台60と、原稿Dを原稿台60に
押圧する開閉自在な原稿押圧板61と、原稿台60上の
原稿Dの画像面Gを光照射しながら左方から右方に移動
する走査ユニット62と、画像面Gからの反射光をさら
に反射させるミラー63,64,65と、反射光をCC
D67に結像させるレンズユニット66と、光電変換す
るCCD67とを備えている。原稿読取り部21は、原
稿Dを固定し、かつ走査ユニット62を移動させる、い
わゆる固定読みを行うようになっている。この画像読取
り部21で読み取った画像情報は、前述の露光器31に
送られるようになっている。このような画像読取り部2
1が内部に配設された上ハウジング14の前面側には、
ユーザーによって操作される操作パネル68が配設され
ている。
【0037】このように構成された複写機10におい
て、原稿台60上に載置された原稿Dは、走査ユニット
62等によって走査され、これにより画像面(画像情
報)Gが読み取られる。読み取られた画像情報は、画像
形成部16の露光器31に送られる。
【0038】一方、画像形成部16においては、感光体
ドラム28が矢印方向に回転駆動され、その表面が一次
帯電器34によって所定の極性・所定の電位に均一に帯
電される。帯電後の感光体ドラム28表面は、露光器3
1によって画像情報に基づいた露光が行われ、静電潜像
が形成される。この静電潜像は、現像器32によってト
ナーが付着されてトナー像として現像される。こうして
感光体ドラム28上に形成されたトナー像は、転写帯電
器33によってシート材P表面に転写される。
【0039】このシート材Pは、給紙部15の給紙カセ
ット23又は手差しトレイ25から給紙ローラ24又は
給紙ローラ26によって給紙された後、レジストローラ
27によって一旦停止され、さらに、感光体ドラム28
上のトナー像に同期するようにして感光体ドラム28と
転写帯電器33との間の転写部に供給されたものであ
る。
【0040】トナー像転写後の感光体ドラム28は、表
面に残った残留トナーがクリーナ34によって除去さ
れ、次の画像形成に供される。
【0041】一方、トナー像転写後のシート材Pは、定
着部17に搬送され、ここで定着ローラ36及び加圧ロ
ーラ37によって加熱・加圧されて表面にトナー像が定
着される。
【0042】こうしてトナー像が定着されたシート材P
は、後処理の有無によって排出先が以下のように異な
る。
【0043】まず、後処理がない場合の、トナー像定着
後のシート材Pは、排紙部18のフラッパ38によって
右方の排紙ローラ対40に導かれ、この排紙ローラ対4
0によって右方の排紙板41上に、画像面(トナー像が
形成された面)を下方に向けた、いわゆるフェースダウ
ンで排紙されて、次々と積載される。
【0044】これに対して、後処理がある場合の、トナ
ー像定着後のシート材Pは、フラッパ38の切り換えに
よって上方の後処理部20に搬送される。搬送されてき
たシート材Pは、中間トレイ53上に排出される。中間
トレイ53上に排出されたシート材Pは、その先端が前
寄せ部材54によって左方に押され、後端がストッパ5
2bに突き当てられ、これにより、搬送方向の位置が整
合される。排紙されたシート材Pは、これと同時に、幅
寄せ部材55,56によって幅方向の両側端部が押圧さ
れ、これにより幅方向の位置が整合される。このような
整合動作は、中間トレイ53上に次々に排出されるシー
ト材Pに対して、同様に行われる。
【0045】そして、ステープル処理を行う所定の枚数
のシート材Pが中間トレイ53上に積載されると、シー
ト材Pの中間トレイ上への排出が停止される。その後、
シート材Pの幅方向両側端部に当接された状態の幅寄せ
部材55,56が前方に移動して、シート材Pの後端の
手前側をステープラ45に対応する位置に配置する。ス
テープラ45が動作して、所定の枚数のシート材Pが綴
じられる。ステープル処理後のシート材Pは、給搬送ユ
ニット42によって左方に搬出され、排紙トレイ44の
排紙ローラ対57によって積載部58(図1参照)上に
排出され、積載される。
【0046】(シート材搬送機構)次に、本発明に係る
シート材搬送機構について詳述する。
【0047】本発明に係るシート材搬送機構は、図3に
示すように、第1の搬送経路46と、第2の搬送経路4
7と、中間トレイ(積載部材)53と、駆動手段として
のモータ59aとを備えている。
【0048】第1の搬送経路46は、下方の排紙部18
(図1参照)から搬送されてきたシート材Pの進行方向
を徐々に中間トレイ53側に向ける湾曲部とこれに連続
する水平部とを有しており、水平部の最右端、すなわち
第1の搬送経路46の終端には排出口46aが設けられ
ている。そして、この排出口46aには、上方にローラ
部材49が、また下方にローラ部材50が配設されてい
る。第1の搬送経路46は、下方から搬送されてきたシ
ート材Pの進行方向を上方向から横方向に変える。こう
して横方向に向きを変えたシート材Pは、ローラ部材4
9,50によって挟持され、排出口46aから横向きに
排出されるようになっている。
【0049】第2の搬送経路47は、上述の第1の搬送
経路46の上方に配設されたほぼ水平な搬送経路であ
る。第2の搬送経路47の始端(同図では、右端)に
は、中間トレイ53からシート材Pが供給される搬出口
47aが設けられている。この搬出口47aは、上述の
排出口46aのすぐ上方に配置されている。そして、搬
出口47aには、上方にローラ部材48が、また下方に
上述のローラ部材49が配設されている。すなわち本実
施の形態では、3個のローラ部材48,49,50が上
方から順に縦に並べて配設されており、このうちの前二
者のローラ部材48,49が中間トレイ53上のシート
材Pを第2の搬送経路47の搬出口47aから搬出する
のに使用されるのに対し、後二者のローラ部材49,5
0はシート材Pを第1の搬送経路46の排出口46aか
ら排出するのに使用されるようになっている。第2の搬
送経路47の終端(図3では左端)には、シート材Pを
左方の排紙トレイ44(図1参照)に向けて搬送する搬
送ローラ対51が配設されている。
【0050】中間トレイ53は、前述したように、先端
側が支点52aを中心としてほぼ上下方向に揺動可能な
可動板52となっている。可動板52は、図3に示す斜
め下方に傾斜した排出位置Aとほぼ水平な搬出位置Bと
の間で移動可能である。可動板52は、排出位置Aに配
置されたときには、その先端が上述の排出口46aより
も少し下方に位置し、また、搬出位置Bに配置されたと
きには、その先端が上述の搬出口47aにほぼ一致する
高さに位置するようになっている。なお、可動板52が
搬出位置Bに配置されたときは、前述のストッパ52b
は、退避して、中間トレイ53上のシート材Pの左方へ
の移動を許容するように構成されている。
【0051】モータ59aは、その出力軸(図示せず)
に、前述の支点52aとなる軸が連結されている。モー
タ59aの正転及び逆転によって、可動板52が排出位
置Aと搬出位置Bとをとるようになっている。なお、モ
ータ59aの動作は、CPU(制御手段)59bによっ
て制御されている。
【0052】次に、上述構成のシート材搬送機構の動作
を説明する。
【0053】画像形成時には、中間トレイ53の可動板
52は、図3に示す排出位置Aに配置されている。画像
形成後、後処理(例えば、ステープル処理)が行われる
シート材Pは、第1の搬送経路46に沿って搬送され、
ローラ部材49を反時計回りに回転させることで、ロー
ラ部材49,50間に挟持され、排出口46aから横方
向に排出される。排出されたシート材Pは、中間トレイ
53上に積載される。このとき、シート材Pの後端側
は、排出位置Aに配置された斜めの可動板52上に載置
される。シート材Pが排出され、中間トレイ53上に積
載されるごとに前寄せ部材54と幅寄せ部材55,56
(図1参照)によって積載位置が整合される。同様の、
シート材Pの排出動作及び整合動作が、積載枚数がステ
ープル処理を行う所定の枚数に達するまで繰り返され
る。そして、積載枚数が所定の枚数に達したら、画像形
成を終了し、モータ59aを回転させて可動板52を排
出位置Aから搬出位置Bに移動する。その後、前述のス
テープル処理を行う。
【0054】ステープル処理後、前寄せ部材54を左方
に移動して、シート材Pの後端側を搬出口47aに挿入
し、ローラ部材48,49によってシート材Pの後端側
を挟持する。その後、ローラ部材49を反時計回りに回
転させることで、シート材Pを第2の搬送経路47に沿
って横方向に排出し、さらに、搬送ローラ対51によっ
て左方の排紙トレイ44に向けて搬送する。
【0055】このような構成、動作のシート材搬送機構
によれば、第1の搬送経路46の排出口46aを、第2
の搬送経路47の搬出口47aよりも下方に配置するこ
とにより、第1の搬送経路46と第2の搬送経路47と
が交差する分岐点を設けなくてすむので、シート材Pの
搬送経路46,47を切り替えるための切替え部材が不
要であり、また、分岐点にシート材Pが引っかかって発
生するジャムを防止することができる。さらに、中間ト
レイ53の一部である可動板52を、下方の排出位置A
と上方の搬出位置Bとに移動させることで、排出口46
aから排出されたシート材Pを中間トレイ53上に良好
に積載し、また、中間トレイ53上のシート材Pを搬出
口47aに円滑に供給することができる。
【0056】上述の実施の形態において、シート材Pの
排出口46aからの排出、及び搬出口47aからの搬出
に際して、ローラ部材48,49,50のうちのローラ
部材49のみを駆動するようにしたが、他のローラ部材
48,50も駆動するようにしてもよい。
【0057】また、可動板52を揺動させるための機構
としては、上述の、モータ59aによって可動板52を
直接、揺動させるもののほかに、例えば、カム(図示せ
ず)によって可動板52を揺動させるようにしてもよ
い。
【0058】図4、図5、図6、図7に、シート材搬送
機構のそれぞれ別の実施の形態を示す。なお、以下の説
明では、図3に示す前述の実施の形態を実施の形態1と
し、図4、図5、図6、図7に示す実施の形態をこの順
に、実施の形態2,3,4,5とする。そして、各実施
の形態の共通部分については同じ符号を付して説明は適
宜省略し、相違点についてを主に説明するものとする。
【0059】図4に示す実施の形態2のものは、図3に
示す実施の形態1のものが中間トレイ53の一部である
可動板52を上下に揺動させていたのとは異なり、中間
トレイ53全体を上下に揺動させている点が大きく異な
る。
【0060】中間トレイ53は、後端側に設けた支点5
3aを中心にその全体がほぼ上下方向に揺動し、排出位
置Aと搬出位置Bとをとるように構成されている。外
に、本実施の形態2では、第1の搬送経路46の排出口
46aには、排出専用のローラ部材71,72を設け、
また、第2の搬送経路47の搬出口47aを排出口46
aの上方でかつ右方に設け、搬出専用のローラ部材7
3,74を設けている点が異なる。このうちローラ部材
73は、搬出口47aに移動不能に配置され、他のロー
ラ部材74は、中間トレイ53によって支持されてい
る。したがって、中間トレイ53が下方の排出位置Aに
配置されたときには、ローラ部材73とローラ部材74
とに間にはシート材Pの排出を妨げない十分な空間が形
成される。一方、中間トレイ53が搬出位置Bに配置さ
れたときには、下方のローラ部材74が中間トレイ53
とともに上昇して上方のローラ部材73との間にシート
材Pの後端部を挟持することができる。
【0061】本実施の形態2によれば、実施の形態1で
はシート材Pの後端部を挟持するために、前寄せ部材5
4によってシート材を左方に移動させることが必要であ
ったのとは異なり、中間トレイ53を下方の排出位置A
から上方の搬出位置Bに移動させることによって自動的
にローラ部材73,74によってシート材Pの後端部を
挟持することができる、という利点がある。
【0062】図5に示す実施の形態3は、中間トレイ5
3上にシート材Pを排出するローラ部材を、図1に示す
排紙部18の排出ローラ対40が兼用している。したが
って、図1に示す、トナー像定着後のシート材Pを排出
ローラ対40に導くシート材搬送経路が、第1の搬送経
路46ということになる。さらに、本実施の形態3で
は、実施の形態1と同様、中間トレイ53の一部である
可動板52を上下に揺動させて排出位置Aと搬出位置B
とに配置するようにしているが、実施の形態1よりも上
下のストロークを大きくとる必要があるので、支点52
aの位置を後方にずらして、可動板52の長さを長くし
ている。本実施の形態3では、上述の可動板52が、排
出ローラ対40によって排出されるシート材Pの排出先
を、前述の排紙板41と、中間トレイ53とに切り替え
る切替え部材として作用している。本実施の形態3で
は、図3の実施の形態1と比較して、排出位置Aと搬出
位置Bとの高さの差が大きいので、シート材Pの排出及
び搬出のためのローラ部材として実施の形態3では3個
のローラ部材48,49,50ですんでいたのに対し
て、4個のローラ部材、すなわち、ローラ部材48,4
9、排出ローラ対40が必要となる。
【0063】本実施の形態3によれば、第1の搬送経路
46及びシート材Pを排出するためのローラ部材とし
て、排紙部18の構成の一部を兼用することができるの
で、実施の形態1,2よりもさらに構成を簡略化して、
給搬送ユニット42の収容スペースの省スペース化(画
像形成装置の高さ方向の小型化)を図ることができ、画
像形成装置の軽量化を図ることができる。なお、本実施
の形態において、給搬送ユニット42の省スペースを行
わない場合には、シート材Pの積載量を多くすることが
できる。
【0064】図6に示す実施の形態4は、前述の実施の
形態2の特徴、すなわち、中間トレイ53全体を排出位
置Aと搬出位置Bとに配置する点と、上述の実施の形態
3の特徴、すなわち、排紙部18の一部の構成を兼用す
ることができる点とを組み合わせたものである。したが
って両者の利点を有している。すなわち中間トレイ53
を排出位置Aから搬出位置Bに移動させることでローラ
部材73,74によりシート材Pの後端部を挟持するこ
とができ、また、実施の形態1,2よりもさらに構成を
簡略化して、給搬送ユニット42の収容スペースの省ス
ペース化を図ることができ、画像形成装置の小型化・軽
量化を図ることができる。さらに、本実施の形態におい
て、給搬送ユニット42の省スペース化を行わない場合
には、シート材Pの積載量を多くすることができる。
【0065】なお、上述の実施の形態2〜4は、実施の
形態1の変形例に相当するものであるため、ジャムの防
止等の実施の形態1と同様の作用・効果を奏するのはも
ちろんである。
【0066】図7に示す実施の形態5は、実施の形態1
〜4が排出口46aを搬出口47aよりも下方に配置し
ているのとは異なり、両者を排・搬出口Cとして共通化
している。したがって、第1の搬送経路46と第2の搬
送経路47とはT字形に交差して分岐点75を形成する
ことになる。ローラ部材78,80は、図4に示すロー
ラ部材73,74と同様に構成されていて、中間トレイ
53を下方の排出位置Aに配置すると下のローラ部材8
0が中間トレイ53とともに下がって、上のローラ部材
78との間に、シート材Pの排出を妨げない程度の空間
を形成するようになっている。なお、本実施の形態5に
おいては、搬出時の中間トレイ53上のシート材Pを、
前寄せ部材54によって左方に移動してローラ部材7
6,77間に挟持させる場合には、ローラ部材78,8
0は、省略することが可能である。
【0067】本実施の形態5によれば、第1の搬送経路
46と第2の搬送経路47とがT字形に交差して分岐点
75を形成することになるが、従来、十字形の分岐点が
形成されていたのと比較して、切替え部材の構成や動作
を簡略化することができ、また、分岐点75におけるジ
ャムの発生も大幅に低減することができる。しかも、本
実施の形態は、排・搬出口Cとして排出口と搬出口とを
共通化するようになっているため、給搬送ユニット42
の収容スペース(高さ方向寸法)の省スペース化を図る
ことができ、画像形成装置の小型化・軽量化が可能な
る。なお、本実施の形態において、給搬送ユニット42
の省スペース化を行わない場合には、シート材Pの積載
量を多くすることができる。
【0068】以上の実施の形態1〜5では、中間トレイ
53の全体又はその一部の可動板52を下方の排出位置
Aと上方の搬出位置Bとの間で移動させるのに、これら
を揺動させていたが、これに代えて、例えば、中間トレ
イ53全体を昇降(上下方向に平行移動)させるように
してもよい。この場合にも、上述の実施の形態1〜5と
ほぼ同等の効果をあげることができる。
【0069】また、上述の実施の形態では、画像形成装
置が電子写真方式の複写機である場合について説明した
が、複写機に限らずプリンタやファクシミリについて
も、また、インクジェット方式のプリンタ等にも本発明
を適用することができる。さらに、本発明のシート材搬
送機構は、ADF(自動原稿送り装置)として、シート
材としての原稿の搬送に使用することもできる。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、排出口を
搬出口よりも下方に配置することにより、第1の搬送経
路と第2の搬送経路とが交差する分岐点が不要となるの
で、搬送経路を切り替える部材が不要であり、また、従
来の分岐点におけるジャムをなくすことができる。さら
に、積載部材の少なくとも一部を、下方の排出位置と上
方の搬出位置とに移動させることで、排出口から排出し
たシート材を積載部材上に良好に積載し、また、積載部
材上のシート材を搬出口に円滑に供給することができ
る。
【0071】また、本発明によれば、第1の搬送経路の
終端と第2の搬送経路の始端とを共通化して排・搬出口
とすることにより、第1の搬送経路と第2の搬送経路と
が交差する分岐点を従来の十字形とは異なり、ほぼT字
形にすることができるので、搬送経路を切り替える部材
の構成及び動作を簡略化し、また、分岐点におけるジャ
ムの発生を低減することができる。さらに、積載部材の
少なくとも一部を、下方の排出位置と上方の搬出位置と
に移動させることで、排・搬出口から排出したシート材
を積載部材上に良好に積載し、また、積載部材上のシー
ト材を排・搬出口に円滑に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置(複写機)の概略構
成図である。
【図2】複写機の外観形状を示す斜視図である。
【図3】シート材搬送機構の実施の形態1を示す概略構
成図である。
【図4】シート材搬送機構の実施の形態2を示す概略構
成図である。
【図5】シート材搬送機構の実施の形態3を示す概略構
成図である。
【図6】シート材搬送機構の実施の形態4を示す概略構
成図である。
【図7】シート材搬送機構の実施の形態5を示す概略構
成図である。
【図8】従来の複写機の一部の概略構成を模式的に示す
図である。
【符号の説明】
10……複写機(画像形成装置)、16……画像形成
部、46……第1の搬送経路、46a……排出口、47
……第2の排出経路、47a搬出口、53……中間トレ
イ(積載部材)、59a……モータ(駆動手段)、A…
…排出位置、B……搬出位置、C……排・搬出口、P…
…シート材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤澤 修二 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H072 AB07 BA03 BA12 CA01 CA02 CB01 CB09 FB08 FB10 GA08 3F049 AA01 DA12 LA02 LB03 3F054 AA01 AC02 BA02 BA03 BE02 BE04 BE09 BH07 BH08 BJ12 BJ13 DA05 3F108 GA02 HA02 HA32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方から搬送されてきたシート材を第1
    の搬送経路に沿って横方向に排出して積載部材上に積載
    し、その後、前記積載部材上のシート材を第2の搬送経
    路に沿って前記排出時とほぼ逆の横方向に搬出するシー
    ト材搬送機構において、 前記第1の搬送経路の終端に、前記シート材が横方向に
    排出される排出口を設け、 前記第2の搬送経路の始端に、前記積載部材上のシート
    材が供給される搬出口を設け、 前記排出口を前記搬出口よりも下方に配置するととも
    に、 前記積載部材の少なくとも先端側を前記排出口から排出
    されるシート材を受け入れる下方の排出位置と、前記積
    載部材上のシート材を前記搬出口に供給する上方の搬出
    位置との間で移動可能とし、 前記積載部材の少なくとも一部を前記排出位置と前記搬
    出位置との間で移動させる駆動手段を設けることを特徴
    とするシート材搬送機構。
  2. 【請求項2】 下方から搬送されてきたシート材を第1
    の搬送経路に沿って横方向に排出して積載部材上に積載
    し、その後、前記積載部材上のシート材を第2の搬送経
    路に沿って前記排出時とほぼ逆の横方向に搬出するシー
    ト材搬送機構において、 前記シート材が横方向に排出される前記第1の搬送経路
    の終端と、前記積載部材上のシート材が供給される前記
    第2の搬送経路の始端とを共通化して排・搬出口とし、 前記積載部材の少なくとも先端側を前記排・搬出口から
    排出されるシート材を受け入れる下方の排出位置と、前
    記積載部材上のシート材を前記排・搬出口に供給する上
    方の搬出位置との間で移動可能とし、 前記積載部材の少なくとも一部を前記排出位置と前記搬
    出位置との間で移動させる駆動手段を設けることを特徴
    とするシート材搬送機構。
  3. 【請求項3】 前記積載部材の少なくとも先端側が、ほ
    ぼ上下方向に揺動可能に支持されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のシート材搬送機構。
  4. 【請求項4】 前記積載部材が昇降可能に支持されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート材搬
    送機構。
  5. 【請求項5】 シート材上にトナー像を形成する画像形
    成部と、前記トナー像を前記シート材上に定着する定着
    部と、トナー像定着後のシート材を積載部材上に排出
    し、その後、前記積載部材上からシート材を搬出するシ
    ート材搬送機構と、を備えた画像形成装置において、 前記シート材搬送機構が、請求項1,2,3,又は4に
    記載のシート材搬送機構であることを特徴とする画像形
    成装置。
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