JP2002145167A - 補助動力付自転車 - Google Patents

補助動力付自転車

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JP2002145167A
JP2002145167A JP2000341404A JP2000341404A JP2002145167A JP 2002145167 A JP2002145167 A JP 2002145167A JP 2000341404 A JP2000341404 A JP 2000341404A JP 2000341404 A JP2000341404 A JP 2000341404A JP 2002145167 A JP2002145167 A JP 2002145167A
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display device
signal
auxiliary power
connection terminal
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JP2000341404A
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English (en)
Inventor
Masaji Tanina
正次 谷名
Mitsunori Fujikawa
光宣 藤川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能性の向上による良好な走行性の向上及び
使い勝手の向上を図る。 【解決手段】 外部機器300が接続されると共に接続
された外部機器との間で信号の授受を行うための双方向
性を有する接続端子15と、該接続端子に接続された外
部機器から入力された信号を読み出す読出手段24と、
接続端子に接続された外部機器に対して信号を出力する
出力手段24と、読出手段によって読み出された信号に
基づいた処理又は制御を行う制御処理手段200とを設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は補助動力付自転車に
関する。詳しくは、操作者の操作による移動時に移動す
るための力の一部を補助動力によって補助可能な補助動
力付自転車についての技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】操作者がペダルを踏み込む踏力により走
行するときに、走行するための力の一部を補助動力によ
って補助可能な補助動力付自転車がある。
【0003】このような補助動力付自転車にあっては、
通常、操作者の踏力をトルクセンサー等によって検出
し、例えば、上り坂等を走行する場合にモーターの駆動
による補助動力を発生させて、操作者の踏力と補助動力
とによって走行できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現存の補助
動力付自転車は、上り坂等を走行する場合に補助動力を
発生させて操作者の負担を軽減することを第1の目的と
しているが、補助動力付自転車においては、操作者から
の一層の良好な走行性の確保や一層の使い勝手の向上
等、補助動力付自転車の一層の機能性の向上をも要望さ
れるようになっている。
【0005】例えば、使用状況や使用目的に応じて乗り
心地の変更を可能とするもの、走行時の現在位置の認識
を可能とするもの、所謂エアロバイク等の健康器具とし
ての利用をも可能とするもの等、これらの要望は個々の
操作者によって様々である。
【0006】そこで、本発明補助動力付自転車は、機能
性の向上による良好な走行性の向上及び使い勝手の向上
を図ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明補助動力付自転車
は、上記した課題を解決するために、記憶媒体が挿入さ
れて装着される記憶媒体装着部と、該記憶媒体装着部に
装着された記憶媒体に記憶された信号を読み出す読出手
段と、該読出手段によって読み出された信号に基づいた
制御を行う制御手段とを設けたものである。
【0008】従って、本発明補助動力付自転車にあって
は、各種の機能の実行が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明補助動力付自転車
の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0010】補助動力付自転車1は前輪2、後輪3、ハ
ンドル4、サドル5、ペダル6、6、第1のフレーム7
及び第2のフレーム8等を備え、ハンドル4がステム9
を介して取り付けられ、サドル5がポスト10を介して
取り付けられている(図1参照)。
【0011】第1のフレーム7はステム9の下端部とポ
スト10の下端部を連結しており、内部に後述するバッ
テリーパックが装着されている。第2のフレーム8は第
1のフレーム7と後輪3の中心部とを連結している。ま
た、前輪2の中心部には補助動力としての役割を果たす
モーター11が配置されている。
【0012】補助動力付自転車1は、操作者の踏力によ
りペダル6、6が踏み込まれクランク12、12が回転
されて後輪3が回転されることにより走行され、操作者
の踏力が一定の大きさになるとモーター11の駆動によ
って補助動力が発生され、操作者の踏力及び補助動力に
よって走行されるようになっている。
【0013】ハンドル4にはディスプレイ装置13が取
り付けられている(図1及び図2参照)。
【0014】ディスプレイ装置13は、例えば、扁平な
箱状を為し、上面に液晶パネル部13aと該液晶パネル
部13aの周辺に配置された複数の操作キー13b、1
3b、・・・とが設けられている(図2参照)。
【0015】ディスプレイ装置13には、その側面に開
口され後述する記憶媒体が挿入されて装着される記憶媒
体装着部14が設けられている(図2参照)。また、デ
ィスプレイ装置13の側面には、記憶媒体装着部14の
直ぐ隣に、外部機器が接続される接続端子であるUSB
(Universal Serial Bus)端子15が設けられている。
【0016】ディスプレイ装置13の内部には記憶媒体
装着部14に隣接して、装着された記憶媒体をイジェク
トするためのイジェクト機構16が配置されている(図
3参照)。
【0017】イジェクト機構16は底面支持壁17にR
1―R2方向へ回動自在に支持された作用レバー18を
有している。作用レバー18は、略円板状を為す被支持
部19と該被支持部19から突出された突出部20とが
一体に形成されて成る。
【0018】被支持部19の周縁には側方に突出された
被ロック突部19aが設けられ、また、作用レバー18
の回動中心を挟んで被ロック突部19aの略反対側の位
置に上方へ突出されたバネ掛けピン19bが設けられて
いる。被支持部19の周縁には、被ロック突部19aと
バネ掛けピン19bとの間の位置に、側方へ開口された
連結用切欠19cが形成されている。
【0019】突出部20は作用レバー18の回動中心を
挟んで連結用切欠19cと反対の方向へ突出されてお
り、先端部が係合突部20aとして設けられている。
【0020】イジェクト機構16は作用レバー18の他
にイジェクトレバー21を有し、該イジェクトレバー2
1は記憶媒体の排出方向及び挿入方向であるX1―X2
方向へ移動自在に支持されている。イジェクトレバー2
1は一方向に長く形成されており、一端部が被操作部2
1aとして設けられ、該被操作部21aはディスプレイ
装置13の側面から突出可能とされている。また、イジ
ェクトレバー21の他端部には、上方へ突出された連結
ピン21bが設けられ、該連結ピン21bが作用レバー
18の連結用切欠19cに摺動自在に係合されている。
【0021】作用レバー18とイジェクトレバー21
は、その一部を除いてカバー22によって上方から覆わ
れている。カバー22は、作用レバー18の周縁の一部
に対応した部分が開口され、該開口部に作用レバー18
の周面に向けて突出されると共に弾性変形可能なロック
部22aが設けられている。また、カバー22には下方
へ突出されたバネ支持ピン22bが設けられ、該バネ支
持ピン22bと作用レバー18のバネ掛けピン19bと
の間に付勢手段としての引張コイルバネ23が張設され
ている。
【0022】記憶媒体100としては、例えば、板状の
記憶媒体であるメモリースティック(ソニー株式会社の
商品名)が用いられ、記憶媒体100は記憶媒体本体1
01と外筐102とを備えている。記憶媒体100の一
端部には、コネクタ片103、103、・・・が配置さ
れており、記憶媒体100が記憶媒体装着部14に挿入
されて装着されると、ディスプレイ装置13の内部に設
けられた図示しないコネクタ部とコネクタ片103、1
03、・・・とが接続され、これにより記憶媒体100
と後述する制御処理回路との間で信号の授受が為される
ようになっている。
【0023】記憶媒体100の外筐102の一の側縁に
は、係合凹部102aが形成されている。
【0024】以下に、記憶媒体100の記憶媒体装着部
14に対する挿入時及び排出時のイジェクト機構16の
動作について説明する(図3乃至図8参照)。
【0025】記憶媒体100が記憶媒体装着部14に挿
入される前の状態においては、作用レバー18は中立位
置にあり、引張コイルバネ23によって回動方向におけ
る何れの方向、即ち、R1方向及びR2方向の何れの方
向にも付勢されていない状態にある(図3参照)。この
とき作用レバー18の被ロック突部19aはカバー22
のロック部22aからR2方向側に離間した位置にあ
る。また、イジェクトレバー21は被操作部21aの端
面が、ディスプレイ装置13の側面と同一平面上に位置
された状態とされている。
【0026】記憶媒体100が記憶媒体装着部14に挿
入されると、先ず、記憶媒体100の先端が作用レバー
18の係合突部20aに当接され(図4参照)、さらに
記憶媒体100が記憶媒体装着部14の内部に挿入され
ていくことにより、記憶媒体100が係合突部20aを
押圧し作用レバー18がR1方向へ回動される(図5参
照)。作用レバー18がR1方向へ回動されると、引張
コイルバネ23が伸長され作用レバー18にR2方向へ
の付勢力が付与される。
【0027】作用レバー18がR1方向へ回動されるこ
とにより、被ロック突部19aがカバー22のロック部
22aを乗り越えて該ロック部22aのR1方向側に離
間して位置される(図5参照)。被ロック突部19aが
ロック部22aを乗り越えようとするときには、ロック
部22aが弾性変形され、乗り越えた後にはロック部2
2aは弾性復帰して元の状態に戻る。また、作用レバー
18のR1方向への回動に伴って、イジェクトレバー2
1はX1方向へ移動され被操作部21aがディスプレイ
装置13の側面から突出される(図5参照)。
【0028】記憶媒体100はさらに記憶媒体装着部1
4の内部に挿入されるが、係合突部20aが記憶媒体1
00の先端から離間されるため作用レバー18は回動さ
れず記憶媒体100の側面が係合突部20aと摺接され
る(図5参照)。そして、係合突部20aが記憶媒体1
00の係合凹部102aに対応して位置されたところ
で、作用レバー18が僅かにR2方向へ引張コイルバネ
23の付勢力によって回動され、係合突部20aが係合
凹部102aに係合される(図6参照)。
【0029】係合突部20aが係合凹部102aに係合
されたところで、記憶媒体100のコネクタ片103、
103、・・・がディスプレイ装置13の内部に設けら
れたコネクタ部と接続される。そして、上記のように作
用レバー18が僅かにR2方向へ回動されるため、被ロ
ック突部19aがカバー22のロック部22aに係合さ
れ、作用レバー18のR2方向への回動が規制されてロ
ックされる(図6参照)。作用レバー18がロックされ
ることにより、記憶媒体100はコネクタ片103、1
03、・・・がコネクタ部と接続された状態でロックさ
れ、これにより記憶媒体100が装着位置において記憶
媒体装着部14に装着される。このときイジェクトレバ
ー21は被操作部21aがディスプレイ装置13の側面
から突出されている(図6参照)。
【0030】記憶媒体100が記憶媒体装着部14に装
着された状態において、ディスプレイ装置13に設けら
れた操作キー13bを操作することにより記憶媒体10
0と制御処理回路との間で信号の授受が為される。
【0031】記憶媒体100が記憶媒体装着部14に装
着された状態において、イジェクトレバー21がX2方
向へ押圧操作されると、カバー22のロック部22aを
作用レバー18の被ロック部19aが乗り上げて両者の
係合が解除され、作用レバー18が引張コイルバネ23
の付勢力によってR2方向へ回動される(図7参照)。
作用レバー18がR2方向へ回動されることにより、突
出部20の係合突部20aが記憶媒体100の係合凹部
102aの端縁を押圧し記憶媒体100の一部がディス
プレイ装置13の側面から突出される。
【0032】記憶媒体100の一部がディスプレイ装置
13の側面から突出された状態で、記憶媒体100を把
持して記憶媒体装着部14から引き抜いていくと、作用
レバー18がさらにR2方向へ回動され、係合突部20
aが係合凹部102aから外れ記憶媒体102の側面が
係合突部20aに摺接される(図8参照)。作用レバー
18がR2方向へ回動されると、引張コイルバネ23が
伸長され作用レバー18にR1方向への付勢力が付与さ
れる。
【0033】さらに記憶媒体100が記憶媒体装着部1
4から引き抜かれていくと、記憶媒体100が係合突部
20aから離間され、作用レバー18が引張コイルバネ
23の付勢力によってR1方向へ回動され中立位置に戻
る(図3参照)。また、イジェクトレバー21も記憶媒
体100が記憶媒体装着部14に挿入される前の元の位
置に戻る(図3参照)。
【0034】上記のように、イジェクト機構16は作用
レバー18とイジェクトレバー21とを備え、これらの
動作だけで記憶媒体100のイジェクトが適正に為され
るため、構成が簡単であり機構の簡素化が図られ、部品
点数も少なく、製造コストの抑制に寄与する。
【0035】また、記憶媒体100が記憶媒体装着部1
4に挿入されて装着されたときには、作用レバー18に
対するロックにより記憶媒体100が装着位置にロック
されるため、適正な装着状態を確保することができる。
【0036】さらに、作用レバー18をR2方向へ付勢
可能な引張コイルバネ23を設けているので、装着され
た記憶媒体100を容易かつ確実にイジェクトすること
ができる。
【0037】次に、図9に示すブロック図に基づいて補
助動力付自転車1に搭載された制御処理回路200につ
いて説明する。
【0038】上記のように記憶媒体100が記憶媒体装
着部14に挿入されて装着されると、記憶媒体100に
記憶された信号が入出力用コントローラー24によって
読み出され、または、入出力用コントローラ24から記
憶媒体100に信号が出力される。従って、入出力用コ
ントローラー24は記録された信号を読み出す読出手段
及び信号を出力する出力手段としての機能を有する。
【0039】上記USB端子15には、例えば、パーソ
ナルコンピューターやカメラ装置等の外部機器300が
接続され、入出力用コントローラー24と外部機器30
0との間で信号の授受が為される。
【0040】入出力用コントローラー24は表示操作コ
ントローラー25に接続されている。表示操作コントロ
ーラー25はディスプレイ装置13の液晶パネル部13
aとLCDコントローラー26を介して接続され、LC
Dコントローラー26によって液晶パネル部13aに対
する表示が制御される。また、表示操作コントローラー
25はディスプレイ装置13の操作キー13b、13
b、・・・と接続され、操作キー13b、13b、・・
・に対する操作に応じた信号が表示操作コントローラー
25に入力される。さらに、表示操作コントローラー2
5はフラッシュメモリー27及びRAM28と接続され
ている。
【0041】ビークルコントローラー29には上記第1
のフレーム7の内部に装着されたバッテリーパック30
のバッテリーから電源が供給され、供給される電源はバ
ッテリーマイコン31によって制御される。
【0042】ビークルコントローラー29は変速アクチ
ュエーター32と接続され、該変速アクチュエーター3
2の動作を制御する。ビークルコントローラー29に
は、操作者の踏力に応じてクランクトルクセンサー33
から出力された信号及びクランク12、12の回転数に
応じてクランク回転センサー34から出力された信号が
入力される。そして、ビークルコントローラー29から
は、入力された各信号に基づいて生成された信号がモー
ターコントローラー35に送出される。
【0043】モーターコントローラー35はビークルコ
ントローラー29から送出されて入力された信号に応じ
てモーター11に駆動信号を送出し、これによりモータ
ー11の駆動が制御され補助動力が発生する。このとき
モーター電圧センサー36及びモーター電流センサー3
7によってモーター11に供給される電圧及び電流の大
きさが検出され、これらの検出値に応じた信号がモータ
ーコントローラー35に入力される。また、モーターコ
ントローラー35は位相センサー38と接続されてい
る。
【0044】補助動力付自転車1には、各種の機能が付
加されており、これらの各機能は上記した制御処理回路
200によって処理又は制御されて実行されるようにな
っている。このような機能としては、例えば、盗難防止
のためのセキュリティー機能、不具合の発見やその対策
を指示するための保守サービス機能、健康器具として使
用する所謂エアロバイクの機能、電話器やパーソナルコ
ンピューター等の外部機器との間で通信を行う通信機
能、現在の位置情報を判断するための所謂ナビゲーショ
ンシステム機能、バッテリーの残量や充電容量等を表示
する表示機能、ビデオカメラを搭載して撮影を可能とす
る撮影機能やその画像をディスプレイ装置13に表示す
る表示機能、搭乗する操作者の使用状況や使用目的に応
じて乗り心地を変更する乗り心地変更機能等がある。
【0045】以下に、上記機能の一例として、記憶媒体
100を用いて乗り心地変更機能を実行する場合につい
て説明する。
【0046】(1)先ず、操作者が記憶媒体100をデ
ィスプレイ装置13の記憶媒体装着部14に挿入して装
着する。記憶媒体100には、予め乗り心地を変更する
ためのパラメーターP1、P2が記憶されており、例え
ば、モーター11の駆動のための電流値P1、モーター
11の駆動開始までの遅れ時間P2である。尚、パラメ
ーターはP1、P2に限られず、P3以下のパラメータ
ーが記憶されている場合もある。
【0047】(2)操作者が使用状況及び使用目的等を
考慮してディスプレイ装置13の所定の操作キー13b
を操作し、所望の乗り心地モード、例えば、スポーティ
ーモードを選択する。
【0048】(3)モードの選択により、記憶媒体10
0から入出力用コントローラ24及び表示操作コントロ
ーラー25を介してP1、P2がビークルコントローラ
ー29に入力される。例えば、この場合P1が基準値よ
り大きくされ、P2が小さくされ、電流値の増加及び遅
れ時間の短縮が為される。
【0049】(4)ビークルコントローラー29におい
て、クランクトルクセンサー33及びクランク回転セン
サー34の入力に基づいて、この入力値とP1、P2の
演算処理の結果、トルク指令値がモーターコントローラ
ー35に出力される。
【0050】(5)モーターコントローラー35におい
て、入力されたトルク指令値に基づいてモーター11に
駆動信号が送出され、モーター11の回転が制御され
る。
【0051】(6)モーター11の駆動により、加速度
や速度が大きくなり、操作者にはスポーティーな感覚の
乗り心地が提供される。
【0052】次に、上記機能の一例として、USB端子
15に接続されるパーソナルコンピューターを用いて乗
り心地変更機能を実行する場合について説明する。
【0053】(1)先ず、操作者がパーソナルコンピュ
ーターをディスプレイ装置13のUSB端子15に接続
する。パーソナルコンピューターには、予め乗り心地を
変更するためのパラメーターP1、P2が記録されてお
り、例えば、モーター11の駆動のための電流値P1、
モーター11の駆動開始までの遅れ時間P2である。
尚、この場合もパラメーターはP1、P2に限られず、
P3以下のパラメーターが記憶されている場合もある。
【0054】(2)表示操作コントローラー25にUS
B端子15及び入出力用コントローラー24を介してP
1、P2が入力される。
【0055】(3)表示操作コントローラー25に入力
されたP1、P2が一旦RAM28に格納される。この
とき記憶媒体装着部14に記憶媒体100が装着されて
いれば、RAM28に格納されたP1、P2が記憶媒体
100に出力され保存される。
【0056】(4)パーソナルコンピューターをUSB
端子15から取り外す。
【0057】(5)操作者が使用状況及び使用目的等を
考慮してディスプレイ装置13の所定の操作キー13b
を操作し、所望の乗り心地モード、例えば、スポーティ
ーモードを選択する。
【0058】(6)モードの選択により、RAM18又
は記憶媒体100から表示操作コントローラー25を介
してP1、P2がビークルコントローラー29に入力さ
れる。例えば、この場合P1が基準値より大きくされ、
P2が小さくされ、電流値の増加及び遅れ時間の短縮が
為される。
【0059】(7)ビークルコントローラー29におい
て、クランクトルクセンサー33及びクランク回転セン
サー34の入力に基づいて、この入力値とP1、P2の
演算処理の結果、トルク指令値がモーターコントローラ
ー35に出力される。
【0060】(8)モーターコントローラー35におい
て、入力されたトルク指令値に基づいてモーター11に
駆動信号が送出され、モーター11の回転が制御され
る。
【0061】(9)モーター11の駆動により、加速度
や速度が大きくなり、操作者にはスポーティーな感覚の
乗り心地が提供される。
【0062】以上に記載した通り、補助動力付自転車1
にあっては、記憶媒体100が挿入されて装着される記
憶媒体装着部14と、該記憶媒体装着部14に装着され
た記憶媒体100に記憶された信号を読み出す入出力用
コントローラー24とを設け、入出力用コントローラー
24によって読み出された信号に基づいて制御処理回路
200によって各種の処理又は制御を行うようにしてい
る。従って、記憶媒体100に記憶されたデーターを用
いて各種の機能の実行又はその再現を行うことができ機
能性の向上が図られ、また、他の補助動力付自転車にも
記憶媒体100を用いることが可能であり汎用性を持た
せることができる。
【0063】また、各種の機能の実行はUSB端子15
に接続される外部機器300に記録されたデーターを読
み込んで行うことも可能であり、一層の機能性の向上及
び汎用性の確保を図ることができる。
【0064】尚、接続端子としてUSB端子15を用い
ているため、パーソナルコンピューターの他、例えば、
ビデオカメラ、フロッピーディスクドライブ、プリンタ
ー、動物型ロボット等の各種の外部機器200を接続可
能であるため、外部機器200の選択の幅が広がり、一
層の機能性の向上と使い勝手の向上を図ることができ
る。
【0065】また、ディスプレイ装置13をハンドル4
に取り付けているため、操作者は液晶パネル部13aの
表示を走行中に視認することができ、走行中に搭乗した
まま各種の機能を実行させることができる。
【0066】さらにディスプレイ装置13に、記憶媒体
100に記憶された所望の信号を取り出すための操作キ
ー13b、13b、・・・を設けているため、操作者は
液晶パネル部13aの表示を視認しながら操作キー13
b、13b、・・・に対する操作が可能であると共に走
行中に搭乗したまま操作を行うことができる。
【0067】尚、上記した実施の形態において示した各
部の形状及び構造は、何れも本発明の実施に際しての具
体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによっ
て、本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならないものである。
【0068】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明補助動力付自転車は、操作者の操作による移
動時に移動するための力の一部を補助動力によって補助
可能な補助動力付自転車であって、外部機器が接続され
ると共に接続された外部機器との間で信号の授受を行う
ための双方向性を有する接続端子と、該接続端子に接続
された外部機器から入力された信号を読み出す読出手段
と、接続端子に接続された外部機器に対して信号を出力
する出力手段と、読出手段によって読み出された信号に
基づいた処理又は制御を行う制御処理手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0069】従って、外部機器に記録されたデーターを
読み込んで各種の機能の実行又はその再現を行うことが
でき機能性の向上が図られ、また、接続端子を有する他
の補助動力付自転車にも外部機器を接続することが可能
であり汎用性を持たせることができる。
【0070】請求項2に記載した発明にあっては、ハン
ドルにディスプレイ装置を取り付け、該ディスプレイ装
置に上記接続端子を設けたので、操作者はディスプレイ
装置の表示を走行中に視認することができ、走行中に搭
乗したまま各種の機能を実行させることができる。
【0071】請求項3に記載した発明にあっては、上記
ディスプレイ装置に、記憶媒体に記憶された所望の信号
を取り出すための操作キーを設けたので、操作者はディ
スプレイ装置の表示を視認しながら操作キーに対する操
作が可能であると共に走行中に搭乗したまま操作を行う
ことができる。
【0072】請求項4に記載した発明にあっては、上記
接続端子としてUSB端子を用いたので、接続可能な外
部機器の選択の幅が広がり、一層の機能性の向上と使い
勝手の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図9と共に本発明補助動力付自転車の
実施の形態を示すものであり、本図は補助動力付自転車
の概略斜視図である。
【図2】ハンドルに取り付けられたディスプレイ装置を
示す拡大斜視図である。
【図3】図4乃至図8と共に記憶媒体の挿入又は排出時
の動作を示すものであり、本図は記憶媒体の挿入前の状
態を示す拡大平面図である。
【図4】記憶媒体が作用レバーの係合突部に当接した状
態を示す拡大平面図である。
【図5】記憶媒体の側面が係合突部に摺接している状態
を示す拡大平面図である。
【図6】係合突部が係合凹部に係合され記憶媒体が装着
された状態を示す拡大平面図である。
【図7】記憶媒体の一部が記憶媒体装着部から排出され
た状態を示す拡大平面図である。
【図8】記憶媒体が記憶媒体装着部から取り出される状
態を示す拡大平面図である。
【図9】制御処理回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…補助動力付自転車、4…ハンドル、11…モーター
(補助動力)、13…ディスプレイ装置、13b…操作
キー、15…USB端子、24…入出力用コントローラ
ー(読出手段、出力手段)、200…制御処理回路(制
御処理手段)、300…外部機器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者の操作による移動時に移動するた
    めの力の一部を補助動力によって補助可能な補助動力付
    自転車であって、 外部機器が接続されると共に接続された外部機器との間
    で信号の授受を行うための双方向性を有する接続端子
    と、 該接続端子に接続された外部機器から入力された信号を
    読み出す読出手段と、 接続端子に接続された外部機器に対して信号を出力する
    出力手段と、 読出手段によって読み出された信号に基づいた処理又は
    制御を行う制御処理手段とを備えたことを特徴とする補
    助動力付自転車。
  2. 【請求項2】 ハンドルにディスプレイ装置を取り付
    け、 該ディスプレイ装置に上記接続端子を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の補助動力付自転車。
  3. 【請求項3】 上記ディスプレイ装置に、記憶媒体に記
    憶された所望の信号を取り出すための操作キーを設けた
    ことを特徴とする請求項2に記載の補助動力付自転車。
  4. 【請求項4】 上記接続端子としてUSB(Universal
    Serial Bus)端子を用いたことを特徴とする請求項1に
    記載の補助動力付自転車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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