JP2002145078A - チルトステアリング装置 - Google Patents

チルトステアリング装置

Info

Publication number
JP2002145078A
JP2002145078A JP2000340754A JP2000340754A JP2002145078A JP 2002145078 A JP2002145078 A JP 2002145078A JP 2000340754 A JP2000340754 A JP 2000340754A JP 2000340754 A JP2000340754 A JP 2000340754A JP 2002145078 A JP2002145078 A JP 2002145078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilt
elastic member
bracket
tilt adjustment
longitudinal groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000340754A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4582374B2 (ja
Inventor
Yoshikazu Kuroumaru
善和 九郎丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2000340754A priority Critical patent/JP4582374B2/ja
Publication of JP2002145078A publication Critical patent/JP2002145078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4582374B2 publication Critical patent/JP4582374B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車のステアリングホイールの位置をチルト
調節する際に、調節範囲の限界で不快な金属音が生じる
ことがある。 【解決手段】本チルトステアリング装置1では、チルト
調節範囲の下端に対応して、固定ブラケット7の縦長溝
24に、その下端部38を形成する弾性部材13を設け
た。チルト調節時、弾性部材13とカム46とが相対変
位して当接する。このカム46に弾性部材15を取り付
けてもよい。チルト調節範囲の上端に対応して、衝撃吸
収用の緩衝軸12の外周面に弾性部材14を設けた。チ
ルト調節時、弾性部材14とチルトブラケット8とが相
対変位して当接する。緩衝軸12の外周面と当接する弾
性部材16をチルトブラケット8に設けてもよい。弾性
部材の緩衝作用により、金属音が生じることを防止でき
る。 【効果】チルト調整用に必要な部材等が弾性部材を支持
でき、構造が簡素。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングホイールを、例えば、所望の高さにチルト調節する
チルトステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チルトステアリング装置では、例えば、
ステアリングホイールを上端に連結されたステアリング
シャフトが、ステアリングコラムに回転自在に支持され
ている。このステアリングコラムは、車体の左右方向に
延びるチルト中心軸の回りに回動可能に車体に取り付け
られている。チルト中心軸の回りのステアリングコラム
の傾き角度を変化させることにより、ステアリングホイ
ールの高さを調節できるようにされている。
【0003】チルトステアリング装置では、ドライバ
は、操作し易いようにその体格や姿勢に合わせて、ステ
アリングホイールの高さを自在に調節できる。その一方
で、ステアリングホイールの高さが不適切なものとなら
ないように、調節可能な高さは、所定の調節範囲内に規
制されている。このために、調節範囲の限界に対応し
て、一対の金属製部材が互いに当接するように設けられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チルト
調節時に、一対の金属製部材が互いに直接ぶつかると、
不快な金属音が発生することがある。そこで、本発明の
目的は、上述の技術的課題を解決し、チルト調節時に調
節範囲の限界での不快な金属音の発生を防止できるチル
トステアリング装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1に記載の発明は、互いに当接することによりチルト調
節範囲の限界を決める一対の部材の少なくとも一方が弾
性部材からなることを特徴とするチルトステアリング装
置を提供する。この発明によれば、チルト調節時に、そ
の限界で部材同士がぶつかるときの不快な金属音の発生
を、弾性部材の緩衝作用により防止できる。
【0006】請求項2に記載の発明は、車体に固定され
る固定ブラケットと、ステアリングコラムに固定される
チルトブラケットと、何れか一方のブラケットの側板に
形成される縦長溝と、この縦長溝に挿通されて両ブラケ
ットを連結する連結軸とを備え、チルト調節時に縦長溝
と連結軸とが相対移動するチルトステアリング装置にお
いて、チルト調節時に連結軸とともに移動してチルト調
節端で縦長溝の端部に当接する部材、および縦長溝の端
部の少なくとも一方に弾性部材を設けたことを特徴とす
るチルトステアリング装置を提供する。
【0007】この発明によれば、例えば、チルト調節範
囲の限界では、縦長溝の端部に設けられた弾性部材と当
接する部材とが当接する。または、当接する部材に設け
られた弾性部材と縦長溝の端部とが当接する。または、
縦長溝の端部に設けられた弾性部材と、当接する部材に
設けられた弾性部材とが当接する。このようにチルト調
節端で当接する弾性部材により、請求項1の作用と同様
にして、金属音の発生を防止できる。
【0008】また、弾性部材を支持する部材として、ス
テアリングコラムのチルト調節に必要なもともとある部
材を利用できるので、構造を簡素化できる。また、弾性
部材を縦長溝に関連して設けることにより、もともとチ
ルト調節時の部材の移動のために確保されている縦長溝
のスペースを弾性部材用に利用でき、弾性部材のための
スペースを容易に確保できる。請求項3に記載の発明
は、車体に固定される固定ブラケットと、ステアリング
コラムに固定されるチルトブラケットと、何れか一方の
ブラケットの側板に形成される縦長溝と、この縦長溝に
挿通されて両ブラケットを連結する連結軸とを備え、チ
ルト調節時に縦長溝と連結軸とが相対移動するチルトス
テアリング装置において、上記縦長溝はチルト調節域と
これを超える超過域とを含み、縦長溝のチルト調節域と
超過域との境界部分に挿通されて、縦長溝に所定の保持
力で保持される緩衝軸をさらに備え、緩衝軸は、通常時
には他方のブラケットと当接することによりチルト調節
域を規制し、車両の衝突時には他方のブラケットととも
に縦長溝の超過域を相対移動して衝撃エネルギを吸収
し、緩衝軸および他方のブラケットの少なくとも一方に
は、他方と当接する弾性部材が設けられたことを特徴と
するチルトステアリング装置を提供する。
【0009】この発明によれば、例えば、チルト調節範
囲の限界では、緩衝軸の弾性部材と、他方のブラケット
とが当接する。または、他方のブラケットの弾性部材
と、緩衝軸とが当接する。または、緩衝軸の弾性部材
と、他方のブラケットの弾性部材とが当接する。このよ
うにチルト調節端で当接する弾性部材により、請求項1
の作用と同様にして、金属音の発生を防止できる。ま
た、弾性部材を支持する部材として、衝撃吸収用に必要
な部材である緩衝軸やステアリングコラムのチルト調節
に必要なもともとあるブラケット等を利用できるので、
構造を簡素化できる。
【0010】また、弾性部材を、緩衝軸と他方のブラケ
ットとの少なくとも一方に設けることにより、通常、空
きスペースとなるブラケットの内部に配置できるので、
比較的に大きな弾性部材を用いて、弾性部材の緩衝作用
を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態のチル
トステアリング装置を説明する。図1は、本発明の一実
施形態のチルトステアリング装置の主要部の正面図であ
る。図2は、図1に示すチルトステアリング装置の一部
断面図である。本チルトステアリング装置1は、ステア
リングホイール(図示せず)を一端3に取り付けられた
ステアリングシャフト2と、このステアリングシャフト
2を回転自在に支持するステアリングコラム4と、この
ステアリングコラム4を揺動可能に支持するチルト中心
軸5とを有している。ステアリングシャフト2の他端
は、特に図示していないが、ユニバーサルジョイント、
ピニオン、ラック軸等を介して車輪につながっている。
ステアリングシャフト2は、車体の前後方向に延びて、
ステアリングホイールのある一端3が他端(図示せず)
よりも上方になるように配置されている。また、チルト
中心軸5は、車体の左右方向に延びて配置される。ステ
アリングコラム4をチルト中心軸5の回りに傾けるチル
ト調節により、ステアリングホイールの高さ方向の位置
を調節することができる。
【0012】また、本チルトステアリング装置1は、車
体6(一部のみ図示)に固定される固定ブラケット7
と、ステアリングコラム4に固定されるチルトブラケッ
ト8と、固定ブラケット7の側板21に形成される縦長
溝24と、この縦長溝24に挿通されて両ブラケット
7,8を連結する連結軸9とを有し、チルト調節時に縦
長溝24と連結軸9とが相対移動するようにされてい
る。ステアリングコラム4は筒形状に形成され、内部を
挿通するステアリングシャフト2を軸受(図示せず)を
介して支持している。ステアリングコラム4の軸線SL
の延びる方向(以下「軸方向」という。)の中間部にチ
ルトブラケット8が取り付けられている。チルトブラケ
ット8とステアリングコラム4とは、チルト調節時や、
車両の衝突に伴う衝撃作用時には、一体になって移動可
能に接続されている。
【0013】チルトブラケット8は、軸方向から見たと
きに、断面略コの字形状に形成されている。チルトブラ
ケット8は、互いに対向する一対の側板31と、各側板
31の一端同士を連結する連結板32とを有している。
各側板31の他端がステアリングコラム4に、例えば、
溶接等により固定されている。各側板31には、第1お
よび第2の横長孔34,35が形成されている。これら
の横長孔34,35は、ステアリングコラム4を軸方向
に位置調節するテレスコピック調節用のものであり、軸
方向に延びている。一対の側板31の第1の横長孔34
同士、および一対の側板31の第2の横長孔35同士
は、互いに対向して形成されている。
【0014】固定ブラケット7は、チルトブラケット8
の各側板31に対面する一対の上述の側板21と、これ
ら側板21の一端を連結する連結板22と、各側板21
に一体に屈曲状に形成されて車体6に取り付けるための
一対の固定板23とを有し、これら各板21,22,2
3は金属により一体に形成されている。固定板23は複
数の挿通孔26を有し、各挿通孔26を通した固定用ボ
ルト10により車体6の所定の固定部に固定される。
【0015】各側板21は、チルトブラケット8の第1
の横長孔34に対応して形成された円形の支持孔25
と、第2の横長孔35に対応して形成された上述の縦長
溝24とを有している。支持孔25と縦長溝24とは、
軸方向に離間して配置されている。縦長溝24は、側板
21を貫通し、所定半径の円弧形状をなし、円弧形状の
中心はチルト中心軸5の中心に位置している。チルト中
心軸5は、固定ブラケット7の一対の支持孔25および
チルトブラケット8の一対の第1の横長孔34を挿通
し、チルト中心軸5の軸線の延びる方向(図1で紙面垂
直方向となる。)に位置規制されている。
【0016】連結軸9は、金属製部材であり、固定ブラ
ケット7の一対の縦長溝24およびチルトブラケット8
の一対の第2の横長孔35を挿通している。また、連結
軸9は、固定ブラケット7およびチルトブラケット8の
連結状態を、固定ブラケット7の側板21をチルトブラ
ケット8の側板31に押しつけることにより両ブラケッ
ト7,8を相対移動不能な状態と、両側板21,31の
押しつけを解除することにより両ブラケット7,8が相
対移動可能でチルト調節可能な状態とに切り換えること
ができる。
【0017】連結軸9は、略6角ボルト形状に形成さ
れ、一端43に雄ねじが形成された略円柱形状の主体部
41と、主体部41の他端に設けられた6角柱形状の頭
部42とを有している。連結軸9の一端43にはナット
44がねじ込まれており、このナット44と固定ブラケ
ット7の側板21との間に、連結状態を切り換えるため
のレバー45と、レバー45に対しての相対回転に伴っ
て両側板21,31同士を押しつけるためのカム46と
が設けられている。カム46と頭部42との間に、固定
ブラケット7およびチルトブラケット8とが配置されて
いる。
【0018】レバー45は、ナット44により連結軸9
の軸線TLの延びる方向に位置決めされて、主体部41
と一体回転可能に取り付けられている。カム46は、金
属製部材であり、縦長溝24に沿う嵌合部47を有して
いる。これにより、カム46は、縦長溝24の延びる方
向に沿って変位可能且つ縦長溝24の延びる方向に沿っ
て姿勢を規制された状態で、レバー45に対して相対回
転可能に且つ連結軸9に沿ってその軸線の延びる方向に
連結軸9に対して相対移動可能に、主体部41に取り付
けられている。レバー45およびカム46は、互いに対
向して当接するカム面48,49を有し、レバー45お
よびカム46が相対回動するのに伴い、カム面48,4
9同士が摺動し、カム面48,49に対しての反対側の
面50,51同士が、連結軸9の軸線の延びる方向に沿
って接近または離間できるようにされている。
【0019】レバー45を連結軸9の回りに一方向に回
動する締め付け操作により、カム46および頭部42は
両側から固定ブラケット7の側板21をチルトブラケッ
ト8の側板31に押しつける。その結果、ステアリング
コラム4は固定ブラケット7に所定の保持力で保持され
る。また、レバー45を他方向に回動する緩め操作によ
り、カム46および頭部42は、固定ブラケット7の押
しつけを解除する。その結果、チルト中心軸5を支点と
して、ステアリングコラム4を固定ブラケット7に対し
て所定の調節範囲で、換言すれば縦長溝24の長さ域で
揺動させることができる。
【0020】また、本チルトステアリング装置1は、車
両の衝突時に、ドライバがステアリングホイールにぶつ
かることによる衝撃を緩和するための衝撃吸収機構11
を有している。衝撃吸収機構11は、縦長溝24に関連
して設けられている。これに対応して、縦長溝24は、
チルト調節時に連結軸9が相対移動するためのチルト調
節域27と、チルト調節域27を超える超過域28と、
チルト調節域27と超過域28との境界部分29とを含
む。境界部分29は、チルト調節域27と超過域28と
の両域の間に設けられ、両域よりも幅広に形成されてい
る。超過域28は、チルト調節域27の上端から境界部
分29を介して延設され、衝撃エネルギを吸収するため
の領域である。
【0021】衝撃吸収機構11は、上述の縦長溝24の
境界部分29と、縦長溝24の超過域28と、縦長溝2
4に挿通されている緩衝軸12とを有している。緩衝軸
12は、金属製の筒状部材である主体部19を含む。衝
撃作用前の通常時には、緩衝軸12は、縦長溝24の境
界部分29に圧入状態で挿通されて、縦長溝24に所定
の保持力で保持されている。車両の衝突時、例えば、連
結軸9がチルト調節域27を上方に移動し、連結軸9が
縦長溝24のチルト調節域27の上端に達する。そし
て、チルトブラケット8と緩衝軸12とは、ともに境界
部分29の周縁部を乗り越えて、引き続き縦長溝24の
超過域28を相対移動する。この際、緩衝軸12と縦長
溝24の超過域28の周縁部との摩擦により、また、緩
衝軸12および縦長溝24の周縁部の変形により、衝撃
エネルギが吸収される。
【0022】また、チルト調節時に、チルトブラケット
8は連結軸9とともに移動し、チルトブラケット8は緩
衝軸12に当接する。緩衝軸12は、チルト調節端とな
る縦長溝の上側の端部として機能する。本発明のチルト
ステアリング装置1では、図3の分解斜視図に示すよう
に、チルト調節時に互いに相対変位し、且つチルト調節
範囲の限界で互いに当接する一対の部材の少なくとも一
方に弾性部材Eを設けている。
【0023】チルト調節範囲の限界は、複数のチルト調
節端、すなわち、上端と下端とを含む。上端および下端
の各端でそれぞれ弾性部材が相手材に当接する。なお、
図1には、チルト中心軸5の軸線と連結軸9の軸線とを
含む平面を示す線LL,ULを用いてチルト調節範囲を
図示している。すなわち、上端に対応する上述の線UL
と、下端に対応する線LLと、これらの線LL,ULの
なす角度DLによりチルト調節範囲を図示している。
【0024】弾性部材Eは、緩衝作用のある合成ゴム、
天然ゴム等のゴム材料により構成されている。また、弾
性部材Eの材質としては、ぶつかったときに音を発し難
い吸音性の高い合成樹脂材料を用いることもできる。ま
た、ゴム材料や合成樹脂材料であれば、一般的に、ぶつ
かったときに生じる音を、金属部材同士がぶつかったと
きに生じる音よりも小さく且つ低くできる。弾性部材E
は複数あり、各弾性部材Eは、各チルト調節端に対応し
て設けられている。すなわち、弾性部材Eは、チルト調
節範囲の下端に対応する弾性部材13と、チルト調節範
囲の上端に対応する弾性部材14とを含んでいる。な
お、弾性部材Eは、弾性部材13,14の他、以下の弾
性部材15〜18を含んでもよい。
【0025】弾性部材13は、チルト調節範囲の下端に
対応する縦長溝24の下端部38に設けられている。弾
性部材13は一対が、一対の縦長溝24の下端部38の
周縁部となる固定ブラケット7の部分30に嵌合状態で
取り付けられている。弾性部材13は、縦長溝24の下
端部38を形成しつつチルト調節時にカム46の嵌合部
47を受け止める受け部54と、受け部54を固定ブラ
ケット7に保持するために縦長溝24の周縁部となる部
分30を抱え込むようにして係合する鉤状係合部55と
を有している。チルト調節時に、弾性部材13とカム4
6とが相対変位し、チルト調節範囲の下端で、弾性部材
13とカム46とが当接し、これにより、チルト調節範
囲の下端が決められる。
【0026】また、弾性部材13に加えて、チルト調節
時に連結軸9とともに移動してチルト調節範囲の下端で
縦長溝24の下端部38に当接する部材に上述の弾性部
材15を設けてもよい。弾性部材15は、カム46の嵌
合部47の下面に接着等により着脱不能に取り付けられ
ており、これにより、チルト調節時に弾性部材13,1
5が互いに相対変位し、チルト調節範囲の下端で弾性部
材15自身が、縦長溝24の下端部38に当接する。こ
の場合、下端部38は上述した弾性部材13の受け部5
4により形成されているので、弾性部材13,15が互
いに当接する。
【0027】また、弾性部材15だけを設けて、弾性部
材13を省略してもよい。弾性部材13を省略する場
合、縦長溝24の下端部38は、固定ブラケット7の部
分30により形成されている。この固定ブラケット7に
より形成された縦長溝24の下端部38と、弾性部材1
5とが、チルト調整時に相対変位し、チルト調節範囲の
下端で互いに当接する。このように弾性部材13,15
の少なくとも一方を設けることにより、カム46と、縦
長溝24の下端部38の周縁部をなす固定ブラケット7
の部分30とが直接ぶつかることを防止することができ
る。
【0028】弾性部材14は、緩衝軸12に設けられて
いる。すなわち、緩衝軸12は、金属製の筒状の上述の
主体部19と、この主体部19のその軸線方向の中間部
の外周面に嵌合された筒状の弾性部材14とを含んでい
る。主体部19の両端部は、縦長溝24の境界部分29
に保持されており、この保持された主体部19の両端部
間を弾性部材14が覆う。弾性部材14は緩衝軸12に
沿う長さがチルトブラケット8の一対の側板31間隔と
略等しくされている。一対の側板31間にある緩衝軸1
2の外周面は、弾性部材14により形成されている。衝
撃作用前の通常時となるチルト調節時には、弾性部材1
4とチルトブラケット8とが相対変位し、チルト調節範
囲の上端で、緩衝軸12の弾性部材14がチルトブラケ
ット8の連結板32と当接する。この状態で主体部19
は境界部分29から移動することはなく、これによりチ
ルト調節域27は規制されている。
【0029】また、弾性部材14に加えて、チルトブラ
ケット8に含まれて緩衝軸12と当接する弾性部材16
を設けてもよい。弾性部材16は、チルトブラケット8
の連結板32の上面に沿って設けられ、板状に形成され
ている。弾性部材16は、チルト調節範囲の上端で緩衝
軸12の外周面と対向して当接するように設けられてい
る。この場合、上述のように、緩衝軸12の外周面は、
弾性部材14により形成されている。チルト調節時に、
緩衝軸12の弾性部材14とチルトブラケット8の弾性
部材16とが相対変位し、チルト調節範囲の上端で、弾
性部材14,16が互いに当接し、チルト調整域27が
規制される。
【0030】また、弾性部材16だけを設けて、弾性部
材14を省略してもよい。弾性部材14を省略する場
合、緩衝軸12は上述の主体部19からなる。チルト調
節時に、弾性部材16と緩衝軸12の主体部19とは相
対変位し、チルト調節範囲の上端では、弾性部材16は
緩衝軸12の主体部19の外周面と当接し、チルト調整
域27が規制される。このように弾性部材14,16の
少なくとも一方を設けることにより、緩衝軸12の主体
部19と、チルトブラケット8の連結板32とが直接ぶ
つかることを防止することができる。
【0031】なお、衝撃吸収機構11は、縦長溝24と
緩衝軸12とが相対変位しつつ、衝撃吸収するものであ
ればよく、衝撃エネルギを吸収する具体的な構造につい
ては限定されない。また、衝撃吸収機構11を、縦長溝
24と関連させずに設けてもよい。この場合、図4に示
すように、縦長溝24はチルト調節域27からなり、チ
ルト調節範囲の下端に対応する上述の弾性部材13,1
5に加えて、図3、図4に示すように、チルト調節範囲
の上端に対応する弾性部材17,18の少なくとも一方
を設けてもよい。
【0032】弾性部材17は、固定ブラケット7の縦長
溝24の上端部37の周縁部となる部分に取り付けられ
ている。弾性部材17は、縦長溝24の上端部37を形
成しつつチルト調節時にカム46の嵌合部47の上面を
受け止める受け部56と、受け部56を固定ブラケット
7に保持するために縦長溝24の周縁部に形成された嵌
合孔に嵌め込まれる係合突起57とを有している。この
場合、チルト調節時に、弾性部材17とカム46とが相
対変位し、チルト調節端では、弾性部材17とカム46
とが互いに当接して、チルト調節範囲の上端が決められ
る。
【0033】弾性部材18は、カム46の嵌合部47の
上面に接着等により取り付けられている。チルト調節時
に、弾性部材18と縦長溝24とが相対変位し、チルト
調節範囲の上端で、弾性部材18自身が縦長溝24の上
端部37と当接する。弾性部材17および弾性部材18
をともに利用する場合には、チルト調節範囲の上端で、
弾性部材17,18が互いに当接する。また、弾性部材
18だけを設けて、弾性部材17を省略する場合には、
チルト調節時には、弾性部材18と固定ブラケット7と
が相対変位し、チルト調節範囲の上端で、弾性部材18
と縦長溝24の上端部37を形成する固定ブラケット7
の部分とが互いに当接する。
【0034】このように本発明の実施形態によれば、チ
ルト調節時にチルト調節端で互いに当接する一対の部材
の少なくとも一方に弾性部材Eを設けた。これにより、
金属製の一対の部材が互いに直接ぶつかることに伴う不
快な金属音の発生を、チルト調節端で当接させる弾性部
材Eの緩衝作用により防止できる。特に、弾性部材E、
例えば、弾性部材13,15,17,18を、チルト調
節端を規制する縦長溝24の端部37,38およびこれ
と当接する部材の少なくとも一方に設けるようにした。
これにより、弾性部材Eを支持する部材として、ステア
リングコラム4のチルト調節に必要なもともとある固定
ブラケット7、カム46等の各部材を利用できるので、
これらの部材と別に弾性部材Eを支持する部材を設けず
に済み、構造を簡素化できる。
【0035】また、弾性部材13,15,17,18を
縦長溝24に関連して設けることにより、もともとチル
ト調節時の連結軸9等の部材の移動のために確保されて
いる縦長溝24のスペースを弾性部材E用に利用でき、
弾性部材Eのためのスペースを容易に確保できる。従っ
て、狭い車内に利用されるチルトステアリング装置1に
も容易に適用できて好ましい。また、チルト調節端を規
制するために互いに当接する緩衝軸12およびチルトブ
ラケット8の少なくとも一方が、他方と当接する弾性部
材14,16を含むようにした。これにより、弾性部材
Eを支持する部材として、衝撃吸収用に必要な部材であ
る緩衝軸12やチルト調節に必要でもともとあるチルト
ブラケット8等を利用できるので、構造を簡素化でき
る。
【0036】また、弾性部材14,16を緩衝軸12と
チルトブラケット8とに設けることにより、通常、空き
スペースとなっているチルトブラケット8の内部に配置
できるので、比較的に大きな弾性部材Eを用いて、弾性
部材Eの緩衝作用を高めることができる。また、緩衝軸
12とチルトブラケット8であれば、通常、チルト調節
端で緩衝軸12の軸線が延びる方向に長い部分で対向し
て、弾性部材Eを設けるスペースを確保し易い。
【0037】また、弾性部材13のように、縦長溝24
の周縁部に係止させた弾性部材Eであれば、縦長溝24
に弾性部材13を組み付けるだけで、弾性部材13を縦
長溝24の端部に位置決めした状態で係止することがで
きる。なお、弾性部材Eを、固定ブラケット7、チルト
ブラケット8、カム46、緩衝軸12等の上述の各部材
以外の部材で支持してもよい。要は、互いに当接するこ
とによりチルト調節範囲の限界を決める一対の部材の少
なくとも一方が弾性部材Eからなっていればよい。これ
により、チルト調節時に、その限界で金属製部材同士が
ぶつかったときの不快な金属音の発生を、弾性部材の緩
衝作用により防止できる。
【0038】また、上述の実施形態のチルトステアリン
グ装置1では、チルト調節によりステアリングホイール
の高さを調節できるようにされていたが、これには限定
されない。例えば、大型車のチルトステアリング装置1
では、ステアリングコラム4を略直立状態に車体に取り
付け、ステアリングコラム4の傾きを変えるチルト調節
により、ステアリングホイールの前後方向に沿う位置を
調節するようにされている。この場合、縦長溝24は前
後方向に沿って延びることとなり、上述の衝撃吸収機構
11により衝突時の衝撃エネルギを効果的に吸収できて
好ましい。
【0039】また、上述の実施形態では、縦長溝24は
固定ブラケット7に形成されていたが、縦長溝24がチ
ルトブラケット8に形成されたチルトステアリング装置
にも本発明を問題なく適用することができる。その他、
本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施す
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のチルトステアリング装置
の主要部の正面図である。
【図2】図1のA方向からみたチルトステアリング装置
の一部断面図である。
【図3】図1の縦長孔の近傍部分の分解斜視図である。
【図4】本発明の他の実施形態のチルトステアリング装
置の要部拡大正面図である。
【符号の説明】
1 チルトステアリング装置 4 ステアリングコラム 6 車体 7 固定ブラケット(一方のブラケット) 8 チルトブラケット(他方のブラケット)(一対の部
材の一方) 9 連結軸 12 緩衝軸(一対の部材の一方) 13〜18,E 弾性部材(一対の部材の一方) 21 側板(一対の部材の一方) 24 縦長溝 27 チルト調節域 28 超過域 29 境界部分 37 縦長溝の上端部 38 縦長溝の下端部 46 カム(一対の部材の一方) DL チルト調節範囲 LL,UL チルト調節範囲の限界(チルト調節端)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに当接することによりチルト調節範囲
    の限界を決める一対の部材の少なくとも一方が弾性部材
    からなることを特徴とするチルトステアリング装置。
  2. 【請求項2】車体に固定される固定ブラケットと、ステ
    アリングコラムに固定されるチルトブラケットと、何れ
    か一方のブラケットの側板に形成される縦長溝と、この
    縦長溝に挿通されて両ブラケットを連結する連結軸とを
    備え、チルト調節時に縦長溝と連結軸とが相対移動する
    チルトステアリング装置において、 チルト調節時に連結軸とともに移動してチルト調節端で
    縦長溝の端部に当接する部材、および縦長溝の端部の少
    なくとも一方に弾性部材を設けたことを特徴とするチル
    トステアリング装置。
  3. 【請求項3】車体に固定される固定ブラケットと、ステ
    アリングコラムに固定されるチルトブラケットと、何れ
    か一方のブラケットの側板に形成される縦長溝と、この
    縦長溝に挿通されて両ブラケットを連結する連結軸とを
    備え、チルト調節時に縦長溝と連結軸とが相対移動する
    チルトステアリング装置において、 上記縦長溝はチルト調節域とこれを超える超過域とを含
    み、 縦長溝のチルト調節域と超過域との境界部分に挿通され
    て、縦長溝に所定の保持力で保持される緩衝軸をさらに
    備え、 緩衝軸は、通常時には他方のブラケットと当接すること
    によりチルト調節域を規制し、車両の衝突時には他方の
    ブラケットとともに縦長溝の超過域を相対移動して衝撃
    エネルギを吸収し、 緩衝軸および他方のブラケットの少なくとも一方には、
    他方と当接する弾性部材が設けられたことを特徴とする
    チルトステアリング装置。
JP2000340754A 2000-11-08 2000-11-08 チルトステアリング装置 Expired - Fee Related JP4582374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000340754A JP4582374B2 (ja) 2000-11-08 2000-11-08 チルトステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000340754A JP4582374B2 (ja) 2000-11-08 2000-11-08 チルトステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002145078A true JP2002145078A (ja) 2002-05-22
JP4582374B2 JP4582374B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=18815617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000340754A Expired - Fee Related JP4582374B2 (ja) 2000-11-08 2000-11-08 チルトステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4582374B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110674A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Fuji Kiko Co Ltd ステアリングコラム装置
WO2008064841A1 (de) * 2006-11-29 2008-06-05 Thyssenkrupp Presta Aktiengesellschaft Lenksäule für ein kraftfahrzeug
JP2009018781A (ja) * 2007-06-14 2009-01-29 Fuji Kiko Co Ltd ステアリングコラム装置
JP2010228681A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Yamada Seisakusho Co Ltd ステアリング装置
JP2012086650A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Jtekt Corp 車両用ステアリング装置
WO2014202964A1 (en) * 2013-06-17 2014-12-24 Trw Limited A steering column assembly
EP3239017A1 (en) 2016-04-27 2017-11-01 Jtekt Corporation Steering system
WO2019068544A1 (en) * 2017-10-05 2019-04-11 Thyssenkrupp Presta Ag ADJUSTABLE STEERING COLUMN ASSEMBLY
CN113085993A (zh) * 2021-05-08 2021-07-09 北京长安汽车工程技术研究有限责任公司 一种角度、高度可调的转向柱结构

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62139779U (ja) * 1986-02-27 1987-09-03
JPH0282671U (ja) * 1988-12-15 1990-06-26
JPH02103873U (ja) * 1989-02-03 1990-08-17
JPH0958485A (ja) * 1995-08-22 1997-03-04 Nippon Seiko Kk ステアリングコラムの支持装置
JPH10203380A (ja) * 1997-01-17 1998-08-04 Nippon Seiko Kk ステアリングコラムの支持装置
JPH10512825A (ja) * 1994-11-17 1998-12-08 ザ トリントン カンパニー リミテッド 調節式ステアリングコラム
JPH11115771A (ja) * 1997-10-16 1999-04-27 Toyota Motor Corp 衝撃吸収ステアリング装置
JPH11129915A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Hino Motors Ltd ステアリング保持構造
JPH11180315A (ja) * 1997-10-16 1999-07-06 Toyota Motor Corp 衝撃吸収ステアリング装置
JP2001171527A (ja) * 1999-12-20 2001-06-26 Tokai Rubber Ind Ltd 電装品装着型チルトステアリング装置
JP2002096743A (ja) * 2000-09-22 2002-04-02 Nsk Ltd チルト式ステアリング装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62139779U (ja) * 1986-02-27 1987-09-03
JPH0282671U (ja) * 1988-12-15 1990-06-26
JPH02103873U (ja) * 1989-02-03 1990-08-17
JPH10512825A (ja) * 1994-11-17 1998-12-08 ザ トリントン カンパニー リミテッド 調節式ステアリングコラム
JPH0958485A (ja) * 1995-08-22 1997-03-04 Nippon Seiko Kk ステアリングコラムの支持装置
JPH10203380A (ja) * 1997-01-17 1998-08-04 Nippon Seiko Kk ステアリングコラムの支持装置
JPH11115771A (ja) * 1997-10-16 1999-04-27 Toyota Motor Corp 衝撃吸収ステアリング装置
JPH11180315A (ja) * 1997-10-16 1999-07-06 Toyota Motor Corp 衝撃吸収ステアリング装置
JPH11129915A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Hino Motors Ltd ステアリング保持構造
JP2001171527A (ja) * 1999-12-20 2001-06-26 Tokai Rubber Ind Ltd 電装品装着型チルトステアリング装置
JP2002096743A (ja) * 2000-09-22 2002-04-02 Nsk Ltd チルト式ステアリング装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110674A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Fuji Kiko Co Ltd ステアリングコラム装置
CN101547824B (zh) * 2006-11-29 2012-08-29 泰森克鲁普普里斯塔股份公司 用于汽车的转向柱
WO2008064841A1 (de) * 2006-11-29 2008-06-05 Thyssenkrupp Presta Aktiengesellschaft Lenksäule für ein kraftfahrzeug
US8302503B2 (en) 2006-11-29 2012-11-06 Thyssenkrupp Presta Aktiengesellschaft Steering column for a motor vehicle
JP2009018781A (ja) * 2007-06-14 2009-01-29 Fuji Kiko Co Ltd ステアリングコラム装置
JP2010228681A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Yamada Seisakusho Co Ltd ステアリング装置
US8522639B2 (en) 2009-03-27 2013-09-03 Yamada Manufacturing Co., Ltd. Steering apparatus
JP2012086650A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Jtekt Corp 車両用ステアリング装置
WO2014202964A1 (en) * 2013-06-17 2014-12-24 Trw Limited A steering column assembly
US10189497B2 (en) 2013-06-17 2019-01-29 Trw Limited Steering column assembly
EP3239017A1 (en) 2016-04-27 2017-11-01 Jtekt Corporation Steering system
US10081384B2 (en) 2016-04-27 2018-09-25 Jtekt Corporation Steering system
WO2019068544A1 (en) * 2017-10-05 2019-04-11 Thyssenkrupp Presta Ag ADJUSTABLE STEERING COLUMN ASSEMBLY
US10286945B2 (en) 2017-10-05 2019-05-14 Thyssenkrupp Ag Adjustable steering column assembly
CN113085993A (zh) * 2021-05-08 2021-07-09 北京长安汽车工程技术研究有限责任公司 一种角度、高度可调的转向柱结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4582374B2 (ja) 2010-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4716338B2 (ja) 車両用操向コラムのテレスコピック及びチルト装置
US7204552B2 (en) Device for protecting cervical spine of seat occupant in automotive seat
JP2009045992A (ja) ステアリングホィールの位置調整装置
EP1747966A2 (en) Steering device
US20090212185A1 (en) Motor mount for a vehicle
JP2002145078A (ja) チルトステアリング装置
JP5054444B2 (ja) 後突衝撃吸収ユニット、リクライニング装置及び車両用シートの骨組み構造体
JP2001178584A (ja) シートバックフレーム構造
JP2004009797A (ja) 車両用ステアリングコラム装置
JP2018039330A (ja) ステアリング装置
JP2001315649A (ja) ステアリングコラムの支持装置
JPH11301492A (ja) 舵取装置
JP2007083879A (ja) ステアリングコラム装置
JP2013028298A (ja) 電動チルトステアリングコラム装置
JP2010076691A (ja) ステアリングコラム装置
KR101172094B1 (ko) 팝업 방지 수단이 구비된 자동차의 조향 컬럼
KR100802928B1 (ko) 차량용 스티어링 컬럼유닛
KR101026119B1 (ko) 스티어링 칼럼의 틸팅장치
JP6661447B2 (ja) ステアリング装置
JP3689594B2 (ja) チルトステアリング装置
JP2003026006A (ja) 衝撃吸収ステアリング装置
KR101093984B1 (ko) 차량용 조향칼럼의 텔레스코픽 및 틸트장치
JP4192010B2 (ja) チルトステアリングコラム支持装置
KR100805405B1 (ko) 자동차의 스티어링 칼럼의 충격흡수구조
JP3950684B2 (ja) チルトステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100331

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4582374

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees