JP2002143394A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2002143394A
JP2002143394A JP2000342931A JP2000342931A JP2002143394A JP 2002143394 A JP2002143394 A JP 2002143394A JP 2000342931 A JP2000342931 A JP 2000342931A JP 2000342931 A JP2000342931 A JP 2000342931A JP 2002143394 A JP2002143394 A JP 2002143394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演出用制御手段側で独自に設定値の判別に関
する演出を行う。 【解決手段】 演出用制御手段80は、情報受信手段8
1によりメダルの投入枚数及び払出し枚数の情報を受信
し、差枚数情報値取得手段82により遊技ごとに全ての
設定値の差枚数情報値を取得し、差枚数情報値判断手段
83により差枚数情報値が所定の基準値を超えている状
態から満たない状態になったか否かを判断し、この判断
結果に基づき設定値判別遊技決定手段84により現在の
設定値を判別可能な遊技であるか否かを決定し、現在の
設定値を判別可能な遊技であると決定されたときに演出
出力制御手段86により現在の設定値を判別可能な遊技
である旨の演出を出力するように制御する。これによ
り、演出用制御手段80は、遊技用制御手段60から設
定値の情報を得ることなく、現在の設定値を判別可能な
遊技を設定し、その演出を出力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンの
出玉率の設定値に関する演出を行うようにしたスロット
マシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スロットマシンには、出玉率
の設定値が設けられている。そして、設定スイッチ等の
操作により設定値を確定させ、その設定値をRAM等に
記憶する。これにより、役の抽選は、その設定値に従っ
た当選確率で行われる。
【0003】例えば、設定値が設定1から設定6まで有
しており、値が大きいほど出玉率が高いものとすると、
遊技者は、できるだけ設定値の高いスロットマシンで遊
技を行った方が、多くのメダルを獲得できる期待が大き
くなる。このため、従来のスロットマシンにおいて、設
定値を推測できるようにしたものが知られている。
【0004】例えば第1例として、遊技者にとって有利
となる特別遊技に移行し、この特別遊技中の所定役の当
選率により、ある程度、設定値を判別可能としたものが
知られている。また第2例として、特別遊技の終了後の
遊技において、特定小役の入賞を狙ってストップスイッ
チを操作し、その特定小役が入賞したか否かにより、あ
る程度、設定値を判別可能にしたものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、以下の問題点があった。近時のスロットマシ
ンでは、演出の複雑化・多様化から、遊技の進行等、遊
技に直接関係する制御を行う遊技用制御手段(メインC
PU)と、遊技中における演出の出力に関する制御を行
う演出用制御手段(サブCPU)とをそれぞれ設けたも
のが知られている。
【0006】このような構成の場合、セキュリティ上の
観点から、遊技用制御手段から演出用制御手段に、設定
値の情報を送信することはしていない。しかし、設定値
の情報を演出用制御手段側に送信しない場合には、演出
用制御手段側では、設定値に関する演出を行うことがで
きなくなる。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、遊技用制御手段から演出用制御手段に設定値の情
報を送信することなく、演出用制御手段側で、設定値の
判別に関する演出を行うことができるようにすることで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の解決手
段によって、上述の課題を解決する。 (請求項1)請求項1の発明は、遊技の進行に関する制
御を行う遊技用制御手段と、遊技中の演出に関する制御
を行う演出用制御手段とを備えるスロットマシンであっ
て、前記遊技用制御手段は、役の当選確率を定めたもの
であって、第1抽選テーブル、及び少なくとも1つの特
定役の当選確率が前記第1抽選テーブルの特定役の当選
確率より高く設定された第2抽選テーブルを有する抽選
テーブルと、前記第1抽選テーブル又は前記第2抽選テ
ーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と、メダルの
払出し枚数と投入枚数との差の程度を表す値であって、
メダルの払出し枚数及び投入枚数と、スロットマシンの
出玉率を定めた設定値とに基づいて算出される差枚数情
報値を管理する差枚数情報値管理手段と、前記差枚数情
報値管理手段により管理される差枚数情報値と所定の基
準値とを対比し、差枚数情報値が所定の基準値を越える
場合は前記役抽選手段による役の抽選で前記第1抽選テ
ーブルを用いるようにし、差枚数情報値が所定の基準値
に満たない場合は前記役抽選手段による役の抽選で前記
第2抽選テーブルを用いるようにする抽選テーブル切替
え手段と、メダルの払出し枚数と投入枚数とに関する情
報を、前記演出用制御手段に送信する情報送信手段とを
備え、前記演出用制御手段は、前記情報送信手段から送
信されてくる、メダルの払出し枚数と投入枚数とに関す
る情報に基づいて、遊技ごとに、設定値に対応する差枚
数情報値を取得する差枚数情報値取得手段と、前記差枚
数情報値取得手段で取得した差枚数情報値と所定の基準
値とを対比し、差枚数情報値が所定の基準値を超えてい
る状態から満たない状態になったか否かを判断する差枚
数情報値判断手段と、前記差枚数情報値判断手段の判断
結果に基づいて、現在の設定値を判別可能な遊技である
か否かを決定する設定値判別遊技決定手段と、前記設定
値判別遊技決定手段により現在の設定値を判別可能な遊
技であると決定されたときに、現在の設定値を判別可能
な遊技である旨の演出を出力するように制御する演出出
力制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項1の発明においては、遊技用制御手
段側で、遊技中に差枚数情報値が管理される。そして、
この差枚数情報値が所定の基準値を超える場合は第1抽
選テーブルが用いられ、差枚数情報値が所定の基準値に
満たない場合は第2抽選テーブルが用いられる。第2抽
選テーブルにより役の抽選が行われると、特定役の当選
率が第1抽選テーブルにより役の抽選が行われるときよ
りも高くなる。これにより、第1抽選テーブルと第2抽
選テーブルとが切り替えられることで、差枚数情報値を
所定の基準値に近づける制御が行われる。
【0010】さらに、メダルの払出し枚数と投入枚数と
に関する情報は、演出用制御手段に送信される。演出用
制御手段側では、これらの情報に基づいて、設定値に対
応する差枚数情報値が取得される。そして、これらの差
枚数情報値のうち少なくとも1つが所定の基準値を超え
ている状態から満たない状態になったか否かが判別され
る。この判別結果に基づいて、当該遊技を、現在の設定
値を判別可能な遊技(設定値判別遊技)とするか否かが
決定される。設定値判別遊技に決定されたときは、その
旨の演出が出力される。
【0011】したがって、演出用制御手段側では、現在
のスロットマシンの設定値を知らなくても、独自に設定
値に対応する差枚数情報値を取得し、抽選テーブルが切
り替わるであろう遊技を予測し、当該遊技を設定値判別
遊技とするか否かを決定することができる。
【0012】例えば、ある遊技の開始時において、特定
の設定値の差枚数情報値が所定の基準値を超えている状
態から満たない状態になったときは、スロットマシンの
設定値がその特定の設定値であるか否かを判別可能な設
定値判別遊技に決定することができる。この場合、仮に
その設定値であれば、抽選テーブルが第1抽選テーブル
から第2抽選テーブルに切り替わっているはずである。
そして、このときは、特定役の当選率が高くなる。よっ
て、設定値判別遊技で特定役が入賞したときは、その設
定値である可能性が高いことを遊技者に報知することが
できる。
【0013】(請求項2)請求項2の発明は、請求項1
に記載のスロットマシンにおいて、前記情報送信手段
は、前記抽選テーブル切替え手段により抽選テーブルが
切り替えられたときは、その旨の情報を前記演出用制御
手段に送信し、前記設定値判別遊技決定手段は、前記情
報送信手段からの抽選テーブルが切り替えられた旨の情
報の送信に基づいて、現在の設定値を判別可能な遊技で
あるか否かを決定することを特徴とする。
【0014】請求項2の発明においては、演出用制御手
段は、抽選テーブルが切り替えられた旨の情報を得るこ
とができる。そして、この情報に基づいて、当該遊技を
設定値判別遊技とするか否かを決定することができる。
したがって、各設定値の差枚数情報値と抽選テーブルが
切り替えられた旨の情報とに基づき、現在のスロットマ
シンの設定値を特定することができるか、又は絞り込む
ことができる。そして、これらの情報に基づき当該遊技
を設定値判別遊技とするか否かを決定すれば、信頼度の
異なる設定値判別遊技を設けたり、設定値判別遊技の出
現頻度を任意に設定することができる。
【0015】(請求項3)請求項3の発明は、請求項1
又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記遊
技用制御手段は、前記役抽選手段による役の抽選におい
て特定役に当選したときは、その特定役の当選に関する
情報を前記演出用制御手段に送信する特定役当選情報送
信手段を備え、前記演出出力制御手段は、前記設定値判
別遊技決定手段により現在の設定値を判別可能な遊技で
あると決定された場合において、前記特定役当選情報送
信手段により特定役の当選に関する情報が送信されてき
たときは、特定役の当選に関する演出の出力を制御する
ことを特徴とする。
【0016】請求項3の発明においては、特定役の当選
に関する情報は、演出用制御手段に送信される。演出用
制御手段は、当該遊技を設定値判別遊技に決定した場合
において、特定役の当選に関する情報を受信したとき
は、特定役の当選に関する演出の出力を制御する。この
場合は、例えば一律に特定役の当選に関する演出を出力
するようにしても良く、あるいは抽選によって演出を出
力するか否かを決定しても良い。
【0017】特定役の当選に関する演出が出力されれ
ば、仮にその特定役が入賞しなかった場合でも、遊技者
は、設定値判別遊技で特定役が当選したことを知ること
ができる。特に、特定役の入賞を取りこぼす可能性を有
する場合には、遊技者が特定役を入賞させることができ
なかったときであっても、遊技者に特定役の当選を知ら
せることができる。
【0018】(請求項4)請求項4の発明は、請求項1
から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシ
ンにおいて、前記遊技用制御手段は、所定の条件を満た
したときに、前記演出用制御手段に対し、差枚数情報値
を初期化すべき旨の情報を送信する初期化情報送信手段
を備え、前記演出用制御手段は、前記初期化情報送信手
段により送信された情報を受信したときは、差枚数情報
値の初期化を行う差枚数情報値初期化手段を備えること
を特徴とする。
【0019】請求項4の発明においては、演出用制御手
段側で取得される差枚数情報値は、遊技用制御手段から
送信されてくる、差枚数情報値を初期化すべき旨の情報
に基づき、初期化される。したがって、遊技用制御手段
側で管理される差枚数情報値を初期化したときは、これ
に伴って、演出用制御手段側でも差枚数情報値を初期化
することができる。また、演出用制御手段で取得される
差枚数情報値を、適切な時期に初期化することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。 (第1実施形態)図1は、第1実施形態におけるスロッ
トマシンの制御の概略を示すブロック図である。スロッ
トマシン10は、遊技の進行を制御する遊技用制御手段
60と、遊技中における演出を制御する演出用制御手段
80とを備える。遊技用制御手段60及び演出用制御手
段80は、演算等を行うCPUと、遊技の進行や演出等
に必要なプログラムやデータ等を記憶しておくROM
と、CPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデー
タ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。
【0021】遊技用制御手段60の出力側(図1中、右
側)には、モータ32が電気的に接続されている。モー
タ32は、リール31を回転させるためのものであり、
リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60
によって制御される。
【0022】リール31は、リング状のものであり、そ
の外周面には複数種類の図柄(入賞役を構成する図柄
等)を印刷したリールテープを貼付したものである。リ
ール31は、本実施形態では並列に3つ設けられてい
る。また、各リール31は、スロットマシン10のフロ
ントパネルに設けられた表示窓(図示せず)から、上下
に連続する3図柄が見えるように配置されている。そし
て、リール31がモータ32によって回転されること
で、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上
下方向に移動表示される。
【0023】入賞役としては、例えば複数種類の特別
役、複数種類の小役、及びリプレイが挙げられる。特別
役とは、通常遊技から特別遊技(遊技者にとって有利と
なる遊技)に移行させる役である。特別役の種類として
は、ビックボーナス(以下、BBと略称する。)、レギ
ュラーボーナス(以下、RBと略称する。)、及びシン
グルボーナス(以下、SBと略称する。)等が挙げられ
る。これらのBB、RB及びSBの各特別役の入賞によ
り、それぞれ、通常遊技からBBゲーム、RBゲーム及
びSBゲームの各特別遊技に移行する。
【0024】小役とは、予め定めた枚数のメダルが払い
出される役であり、通常、複数種類設けられている。ま
た、リプレイとは、当該遊技でのメダルの投入枚数(ベ
ット枚数)を維持した再遊技が行えるようにした役であ
る。
【0025】さらに、遊技用制御手段60の入力側(図
1中、左側)には、以下に示すメダルセンサ22等が電
気的に接続されている。メダルセンサ22は、メダル投
入口21から投入されたメダルを検知等するセンサであ
る。ベットスイッチ23は、遊技者がクレジットの範囲
内でメダルを投入するときに操作するスイッチである。
【0026】スタートスイッチ41は、遊技者がリール
31の回転をスタートさせるときに操作するスイッチで
ある。ストップスイッチ42は、各リール31ごとに独
立して3つ並設され、遊技者がそれぞれのリール31の
回転を停止させるときに操作するスイッチである。
【0027】なお、図示しないが、フロントパネルの表
示窓を含む部分には、例えば5本の有効ラインが設定さ
れている。この有効ラインは、水平方向の上段、中段及
び下段の3本と、右下がり及び左下がりの斜め方向の2
本とから構成されている。そして、各表示窓から見える
リール31の上下に連続する3図柄は、水平方向の上
段、中段及び下段の3本の有効ライン上に位置してい
る。また、この有効ラインは、投入されたメダル枚数に
応じて有効化される。投入されたメダルが1枚のときは
水平方向中段の1本の有効ライン、2枚のときは水平方
向の3本の有効ライン、3枚のときは5本の全ての有効
ラインが有効化される。
【0028】通常遊技においては、遊技者は、メダル投
入口21からメダルを投入するか、又はベットスイッチ
23を操作して有効ラインを有効化し、スタートスイッ
チ41をオンする。これにより、全リール31が始動さ
れる。そして、遊技者は各ストップスイッチ42を押す
ことで各リール31の回転を停止させる。ここで、有効
ライン上に停止したリール31の図柄の組合せが予め定
められた何らかの役の図柄の組合せと一致するときは入
賞となり、成立役に応じてメダルの払出し等が行われ
る。
【0029】例えば、特別役の1つであるBBを構成す
る図柄の組合せが「7」−「7」−「7」であるとする
と、全てのリール31の停止時に、いずれかの有効ライ
ン上に、各リール31の「7」の図柄が停止していると
きは、BBの入賞となる。
【0030】演出用制御手段80の出力側(図1中、右
側)には、以下に示すバックランプ33等が電気的に接
続されている。バックランプ33は、各リール31の内
周側に固定して配置され、有効ライン上に位置する図柄
を背後から照光するものである。バックランプ33は、
図柄を見やすくするための他、特定のパターンで発光す
る演出を出力するものである。なお、バックランプ33
以外に、スロットマシン10には、筐体の前面上部に設
けられた上部ランプ等を備えるが、本実施形態では図示
及び説明を省略する。
【0031】また、スピーカ34は、遊技中に各種の演
出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサ
ウンドを出力するものである。画像表示装置35は、遊
技中に各種の演出画像や所定の情報等を画像表示する演
出を行うものであり、液晶画像表示装置やドットディス
プレイ等からなるものである。
【0032】遊技用制御手段60は、以下の各手段を備
える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示で
あり、遊技制御手段60は、本実施形態で示した手段に
限定されるものではない。 (役抽選手段)役抽選手段61は、役(BB等の特別
役、小役又はリプレイ)の抽選を行うものである。役抽
選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハー
ド乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出
する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に
基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手
段とを備えている。
【0033】役抽選手段61の乱数発生手段は、所定の
領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生
させる。乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生し
た乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタ
ートスイッチ41がオンされた時に抽出する。判定手段
は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、抽選テー
ブル62(後述)と照合することにより、その乱数値が
属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した
乱数値がBB当選領域に属する場合は、BBの当選と判
定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
【0034】(抽選テーブル)抽選テーブル62は、役
抽選手段61で役の抽選を行うときに用いられるもので
ある。抽選テーブル62は、役抽選手段61の乱数発生
手段がとる乱数値の領域(上記の例では、0〜6553
5)を有しており、各領域は、BB当選領域、非当選領
域、等のように定められている。そして、これらの領域
は、それぞれ各種の役が所定の当選確率となるように予
め設定されている。
【0035】抽選テーブル62は、本実施形態では、2
種類設けられ、第1抽選テーブル(低確率用抽選テーブ
ル)62aと、第2抽選テーブル(高確率用抽選テーブ
ル)62bとを備えている。ここで、第2抽選テーブル
62bは、少なくとも1つの特定役の当選確率が第1抽
選テーブル62aの特定役の当選確率より高く設定され
たものである。本実施形態では、第1抽選テーブル62
aと第2抽選テーブル62bとでは、1つの特定小役の
当選確率が異なるように設定されている。その他の役
(特別役及びリプレイを含む)の当選確率は、第1抽選
テーブル62aと第2抽選テーブル62bとで同一であ
る。
【0036】例えば、特定小役とは、左リール31の
「チェリー」の図柄がいずれかの有効ライン上に停止し
たとき(中リール31及び右リール31の図柄は任意)
に入賞となる小役である。この特定小役の当選確率は、
例えば、第1抽選テーブル62aでは約1/120に設
定されているのに対し、第2抽選テーブル62bでは約
1/14に設定されている。これにより、第1抽選テー
ブル62aが用いられているときは、上記特定小役は当
選しにくいが、第2抽選テーブル62bが用いられてい
るときは、当選しやすくなる。なお、このように設定す
ることなく、第1抽選テーブル62aと第2抽選テーブ
ル62bとで、複数の特定小役の当選確率が異なるよう
にしても良い。
【0037】(差枚数情報値管理手段)差枚数情報値管
理手段63は、メダルの払出し枚数と投入枚数との差の
程度を表す値であって、メダルの払出し枚数と投入枚数
及び設定値に基づいて算出される差枚数情報値を管理す
るものである。本実施形態では、差枚数情報値管理手段
63は、投入枚数検出手段63a、払出し枚数検出手段
63b、及び差枚数情報値算出手段63cを備えてい
る。
【0038】遊技開始時には、遊技者によってメダルが
投入される。そして、遊技結果に応じて、例えば小役の
入賞時は、その入賞した小役に対応する枚数のメダルが
払い出される。このように、遊技中は、遊技者からのメ
ダルの投入と、スロットマシン10からのメダルの払出
しとが継続して行われる。そして、遊技ごとに、投入枚
数検出手段63aは、遊技者から投入されたメダル枚数
を検出する。例えば、遊技の開始時に遊技者から3枚の
メダルが投入されて遊技が開始されたときは、投入枚数
検出手段63aは、投入されたメダル枚数を「3」と検
出する。同様に、払出し枚数検出手段63bは、スロッ
トマシン10から払い出されたメダル枚数を検出する。
例えば、小役が入賞して9枚のメダルが払い出されたと
きは、払出し枚数検出手段63bは、払い出されたメダ
ル枚数を「9」と検出する。
【0039】差枚数情報値算出手段63cは、メダルの
払出し枚数と投入枚数、及び設定値に基づいて、差枚数
情報値を算出する。この差枚数情報値は、遊技ごとに、
それぞれ遊技の開始時及び終了時に算出される。
【0040】(差枚数情報値)本実施形態において、差
枚数情報値は、以下のようにして算出される。メダル投
入時の差枚数情報値n(設定値a)=n−投入枚数×設
定値aの傾斜値メダル払出し時の差枚数情報値n=n+
払出し枚数×256ここで、「傾斜値」とは、スロット
マシン10の出玉率の設定値に応じた値である。本実施
形態では、スロットマシン10の出玉率の設定値は、6
段階(設定1〜設定6)設けられており、設定値が高い
ほど出玉率が高く設定される。
【0041】図2は、本実施形態における出玉率の設定
値と、傾斜値及び出玉率との関係を示す図である。図2
において、傾斜値は、設定1では97、設定2では9
8、設定3では99、設定4では100、設定5では1
01、設定6では104、と定められている。すなわ
ち、本実施形態では、各設定値ごとに異なる傾斜値を有
する。
【0042】例えば出玉率の設定値が設定4である場合
は、傾斜値は100である。ここで、ある遊技で、3枚
のメダルが投入されると、差枚数情報値は、 n=n−3×100 に更新される。また、この遊技で小役が入賞し、9枚の
メダルが払い出されたときは、差枚数情報値は、 n=n+9×256 に更新される。
【0043】このようにして、各遊技におけるメダルの
投入時及び払出し時に、差枚数情報値を順次更新してい
く。本実施形態では、差枚数情報値は、 n=−32,768〜+32,767 の範囲となる。
【0044】差枚数情報値は、特別遊技中や、リプレイ
入賞時には、算出されない。また、電源投入時における
RAMに記憶されたデータの初期化時、スロットマシン
10の出玉率の設定値を変更した時(設定値を変更する
ための設定スイッチの操作時)、特別遊技の1つである
BBゲームの終了時には、差枚数情報値を初期化する。
すなわち、差枚数情報値を初期値(本実施形態では0)
にする。
【0045】説明を図1に戻す。 (抽選テーブル切替え手段)抽選テーブル切替え手段6
4は、差枚数情報値管理手段63で管理される差枚数情
報値に基づいて、役抽選手段61で用いる抽選テーブル
62を切り替えるように制御するものである。
【0046】本実施形態では、抽選テーブル切替え手段
64は、差枚数情報値と、所定の基準値とを対比する。
本実施形態における所定の基準値は0である。この対比
の結果、差枚数情報値が基準値に満たないときは、役の
当選確率を高くして差枚数情報値を基準値に近づけるべ
く、抽選テーブル切替え手段64は、役抽選手段61で
用いる抽選テーブル62を、第2抽選テーブル62bに
切り替える。
【0047】これに対し、差枚数情報値が基準値を越え
るときは、役の当選確率を低くして差枚数情報値を基準
値に近づけるべく、抽選テーブル切替え手段64は、役
抽選手段61で用いる抽選テーブル62を、第1抽選テ
ーブル62aに切り替える。
【0048】図3(a)は、メダルの減少率をグラフに
して示す図である。図3(a)中、横軸は、遊技回数を
示し、縦軸は、差枚数(メダルの払出し枚数から投入枚
数を引いた枚数)を示す。また、実線は実際の遊技にお
けるメダルの減少率を示し、破線は基準減少率を示す。
さらに、図3(b)は、遊技回数と差枚数情報値との関
係をグラフにして示す図である。図3(b)中、横軸
は、遊技回数を示し、縦軸は、差枚数情報値を示す。
【0049】図3(a)に示すように、基準減少率は、
遊技回数が増加するごとに、所定率で差枚数が減少する
ように(メダルの払出し枚数より投入枚数の方が多くな
るように)設定されている。しかし、実際の遊技におけ
る減少率は、基準減少率とは必ずしも一致しない。
【0050】また、図3(b)において、差枚数情報値
が基準値(0)に満たないときは、第2抽選テーブル6
2bに切り替えられる。これにより、特定小役の当選が
多くなり、実際の遊技での差枚数情報値は、徐々に0に
近づいていく。
【0051】一方、第2抽選テーブル62bが用いられ
て遊技が継続すると、差枚数情報値は基準値を超えるよ
うになる。差枚数情報値が基準値を超えたときは、再
度、第1抽選テーブル62aに切り替えられる。これに
より、特定小役の当選が減少し、差枚数情報値は、徐々
に0に近づいていく。なお、電源投入時には、差枚数情
報値の初期値は0に設定され、電源投入後の最初の遊技
では、第1抽選テーブル62aが選択される。
【0052】説明を図1に戻す。 (情報送信手段)情報送信手段65は、メダルの投入枚
数及び払出し枚数に関する情報、及び抽選テーブル切替
え手段64により抽選テーブル62が切り替えられたと
きに、その旨の情報を、演出用制御手段80に送信する
ものである。これらの情報を演出用制御手段80に送信
するのは、演出用制御手段80側で、独自に差枚数情報
値を取得することができるようにするとともに、抽選テ
ーブル62が切り替えられた旨の情報も参照して、現在
の設定値を判別可能な遊技(後述)とするか否かを決定
するためである。
【0053】(リール停止制御手段)リール停止制御手
段66は、遊技状態(通常遊技状態、特別遊技状態等)
と、役抽選手段61の抽選結果と、ストップスイッチ4
2がオンされたときのタイミング等とから、リール31
の停止位置を決定するとともに、その決定された位置に
リール31を停止制御するものである。
【0054】リール停止制御手段66は、役抽選手段6
1の抽選結果等に対応する所定の停止位置決定テーブル
を選択し、ストップスイッチ42がオンされたときに、
そのタイミングに基づいて停止位置決定テーブルを参照
してリール31の停止位置を決定する。
【0055】停止位置決定テーブルは、役抽選手段61
による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作さ
れた瞬間のリール31の位置等とから、リール31の停
止位置を定めたものである。役抽選手段61による役の
抽選において、いずれの役にも当選していないときは、
いずれかの役の図柄の組合せが有効ラインに停止しない
ように、リール31の停止位置が定められている。ま
た、いずれかの役の当選時は、当選した役の図柄の組合
せができる限り有効ラインに停止するように、リール3
1の停止位置が定められている。停止位置決定テーブル
によりリール31の停止位置が決定されると、リール停
止制御手段66は、モータ32を駆動制御して、その決
定した位置にリール31が停止するように制御する。
【0056】なお、リール停止制御手段66は、停止位
置決定テーブルを使用せずにリール31の停止位置を決
定しても良い。例えば、ストップスイッチ42が操作さ
れたときに、役抽選手段61による役の抽選結果等を参
照して停止可能位置を検索し、その停止可能位置の範囲
内で、適切な停止位置を決定する停止制御を行うことも
可能である。
【0057】(入賞処理手段)入賞処理手段67は、入
賞役の有無を判別する入賞判別手段、及び入賞役がある
場合に、その入賞役に応じた払出し等の処理を行う払出
し手段等とを備える。入賞判別手段は、リール31の停
止時に、いずれかの有効ラインに停止した図柄の組合せ
が、予め定められたいずれかの役の図柄の組合せと一致
するか否かを判別するものである。入賞判別手段は、例
えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知す
ることにより、有効ライン上の図柄を判別し、これに基
づいて、役の入賞の有無を判別する。
【0058】払出し手段は、入賞判別手段により、リー
ル31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せが
いずれかの役の図柄の組合せと一致すると判別されたと
きに、成立役に応じて所定枚数のメダルを遊技者に対し
て払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うも
のである。なお、リプレイの入賞時は、メダルを払い出
すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投
入するように制御する。
【0059】(特別遊技実行手段)特別遊技実行手段6
8は、役抽選手段61で特別役(BB、RB又はSB)
が当選し、かつ特別役の図柄の組合せが有効ライン上に
停止して入賞したときは、通常遊技から特別遊技(BB
ゲーム、RBゲーム又はSBゲーム)に移行させ、特別
遊技を行わせるものである。
【0060】特別遊技中は、特別遊技実行手段68は、
特別遊技中の遊技の進行等を制御する。例えば、BBゲ
ームやRBゲームにおける所定役の入賞回数や遊技回数
をカウントする手段、BBゲーム中において遊技態様が
他の遊技態様に移行した回数をカウントする手段、特別
遊技の終了条件を満たしたか否かを判別する手段、特別
遊技の終了条件を満たしたと判別したときは特別遊技を
終了するように制御する手段等を備える。
【0061】(特定役当選情報送信手段)特定役当選情
報送信手段69は、役抽選手段61による役の抽選にお
いて特定役に当選したときは、その当選に関する情報を
演出用制御手段80に送信するものである。ここで、特
定役とは、第1抽選テーブル62aより第2抽選テーブ
ル62bで当選確率が高く設定された役であり、本実施
形態では、上述しように、左リール31の「チェリー」
の図柄が有効ライン上に停止したときに入賞になる特定
小役である。この特定小役に当選したときに、その旨の
情報を演出用制御手段80に送信するのは、演出用制御
手段80側で、特定小役の当選に関する演出の出力を制
御するためである。
【0062】(差枚数情報値初期化手段)差枚数情報値
初期化手段70は、所定の条件を満たしたときに、差枚
数情報値を初期化するものであり、本実施形態では0に
設定するものである。差枚数情報値初期化手段70は、
電源投入時のRAMの初期化時、設定値の変更時、及び
BBゲームの終了時に、差枚数情報値を初期化する。
【0063】(初期化情報送信手段)初期化情報送信手
段71は、所定の条件を満たしたときに、演出用制御手
段80に対し、差枚数情報値を初期化すべき旨の情報を
送信するものである。本実施形態では、差枚数情報値初
期化手段70により差枚数情報値を初期化したときは、
差枚数情報値を初期化すべき旨の情報を送信する。これ
は、遊技用制御手段60側で差枚数情報値を初期化した
ときは、演出用制御手段80側でも同様に、差枚数情報
値を初期化する必要があるからである。
【0064】演出用制御手段80は、以下の各手段を備
える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示で
あり、演出用制御手段80は、本実施形態で示した手段
に限定されるものではない。 (情報受信手段)情報受信手段81は、遊技用制御手段
60の情報送信手段65により送信されてくる情報を受
信するものである。すなわち、情報受信手段81は、メ
ダルの投入枚数、払出し枚数に関する情報、及び抽選テ
ーブル62が切り替えられた旨の情報を受信する。
【0065】(差枚数情報値取得手段)差枚数情報値取
得手段82は、情報送信手段65から送信されてくる、
メダルの払出し枚数と投入枚数とに関する情報と、予め
演出用制御手段80側の記憶手段に記憶されている設定
値に対応する傾斜値とから、設定値に対応した差枚数情
報値を取得するとともに、遊技ごとに、その差枚数情報
値を更新するものである。
【0066】遊技用制御手段60側の差枚数情報値管理
手段63は、設定されたいずれか1つの設定値の差枚数
情報値を管理する。これに対し、差枚数情報値は設定値
ごとに異なるので、差枚数情報値取得手段82は、全て
の設定値(設定1〜設定6)の差枚数情報値を取得す
る。
【0067】情報受信手段81によりメダルの投入枚数
や払出し枚数に関する情報を受信すると、その情報に基
づき、最新の差枚数情報値を算出し、差枚数情報値を更
新する。すなわち、1遊技において、メダルの投入時と
払出し時との2回、差枚数情報値が算出され、順次更新
される。取得された差枚数情報値は、RAM等に記憶さ
れる。
【0068】(差枚数情報値判断手段)差枚数情報値判
断手段83は、差枚数情報値取得手段82で取得した差
枚数情報値と所定の基準値とを対比し、差枚数情報値が
所定の基準値を超えている状態から満たない状態になっ
たか否かを判断するものである。本実施形態では、所定
の基準値は0である。すなわち、差枚数情報値判断手段
83は、差枚数情報値の符号が正(+)から負(−)に
なったか否かを判断する。
【0069】上記の判断は、遊技の開始時に、メダルの
投入枚数に関する情報を受信して、この時点での差枚数
情報値を取得する。そして、各設定値ごとの差枚数情報
値について、差枚数情報値がそれまで基準値を超えてい
たが、メダルの投入により基準値に満たない状態になっ
たか否かを判断する。
【0070】(設定値判別遊技決定手段)設定値判別遊
技決定手段84は、差枚数情報値判断手段83の判断結
果に基づいて、当該遊技を、現在の設定値を判別可能な
遊技(以下、「設定値判別遊技」という。)にするか否
かを決定するものである。ここで、設定値判別遊技につ
いて説明する。抽選テーブル切替え手段64は、差枚数
情報値が基準値(0)に満たない状態になったときは、
第1抽選テーブル62aから第2抽選テーブル62bに
切り替える。この抽選テーブル62の切替えにより、特
定小役の当選率が高くなる。よって、特定小役が入賞し
たときは、抽選テーブル62が第1抽選テーブル62a
から第2抽選テーブル62bに切り替えられた可能性が
高いといえる。
【0071】例えば、差枚数情報値取得手段82で取得
した各設定値における差枚数情報値の符号が、 設定6:− 設定5:+ 設定4:+ 設定3:+ 設定2:+ 設定1:+ であったとする。そして、メダルの投入枚数の情報を受
信し、メダルの投入枚数に基づいて差枚数情報値を更新
した結果、各設定値における差枚数情報値の符号が、 設定6:− 設定5:− 設定4:+ 設定3:+ 設定2:+ 設定1:+になったとする。
【0072】このときには、仮にスロットマシン10の
設定値が設定5以上であれば、抽選テーブル62は、当
該遊技において、第2抽選テーブル62bが用いられる
はずである。よって、当該遊技では、特定小役の当選率
(入賞率)が高くなるはずである。
【0073】したがって、当該遊技において特定小役に
当選したときは、第2抽選テーブル62bが用いられた
可能性が高いことになる。そして、特定小役に当選した
ときは、そのスロットマシン10の設定値は、設定5以
上である可能性が高くなる。このように、設定値判別遊
技は、設定1〜設定6までのうち、いずれの設定値に係
る設定値判別遊技であるかを遊技者に報知するととも
に、その遊技で特定小役が入賞したときは、報知した設
定値である可能性が高いことを意味する遊技である。
【0074】本実施形態では、設定値判別遊技決定手段
84は、いずれかの設定値に対応する差枚数情報値の符
号が正から負に逆転したときは、当該遊技を設定値判別
遊技にするか否かを決定する。さらに、設定値判別遊技
決定手段84は、情報送信手段65からの抽選テーブル
62が切り替えられた旨の情報が送信されてきたとき
は、その情報に基づいて、当該遊技を設定値判別遊技に
するか否かを決定する。
【0075】設定値判別遊技決定手段84は、いずれか
の設定値の差枚数情報値の符号が正から負に逆転した場
合において、抽選テーブル62が第1抽選テーブル62
aから第2抽選テーブル62bに切り替えられた旨の情
報を受信したときは、その差枚数情報値に対応する設定
値が実際のスロットマシン10の設定値であると判断す
る。
【0076】例えば、上記の例においては、設定5の差
枚数情報値の符号が逆転したときに、抽選テーブル62
が切り替えられた旨の情報が送信されてきたときは、設
定値判別遊技決定手段84は、スロットマシン10の設
定値が設定5であると判断する。これに対し、設定5の
差枚数情報値の符号が逆転したときであっても、抽選テ
ーブル62が切り替えられた旨の情報が送信されないと
きは、設定値判別遊技決定手段84は、スロットマシン
10の設定値が設定5ではないと判断する。
【0077】これらの判断結果を参照して、設定値判別
遊技決定手段84は、当該遊技を設定値判別遊技にする
か否かを決定する。さらに、設定値判別遊技に決定する
ときは、いずれの設定値の設定値判別遊技にするかを決
定する。
【0078】(特定役当選情報受信手段)特定役当選情
報受信手段85は、特定役当選情報送信手段69により
送信されてくる、特定役(本実施形態では、特定小役)
の当選の情報を受信するものである。特定小役の当選の
情報を受信すると、その情報に基づいて、演出の出力が
制御される。
【0079】(演出出力制御手段)演出出力制御手段8
6は、設定値判別遊技決定手段84により当該遊技が設
定値判別遊技に決定されたときに、当該遊技が設定値判
別遊技である旨の演出を出力するように制御するもので
ある。本実施形態では、スタートスイッチ41が操作さ
れた時に、演出を出力するように制御する。演出を出力
する周辺機器としては、上述したバックランプ33、ス
ピーカ34又は画像表示装置35等、いずれを用いても
良い。
【0080】さらに、演出出力制御手段86は、当該遊
技が設定値判別遊技である旨の演出を出力するときは、
いずれの設定値の設定値判別遊技であるかを遊技者に報
知する演出を出力する。例えば、各設定値ごとに異なる
サウンドを出力することが挙げられる。
【0081】さらに、演出出力制御手段86は、設定値
判別遊技決定手段84により当該遊技が設定値判別遊技
に決定された場合において、特定役当選情報送信手段6
9により特定小役の当選に関する情報が送信されてきた
ときは、特定小役の当選に関する演出の出力を制御す
る。この演出も上記と同様に、バックランプ33、スピ
ーカ34又は画像表示装置35等を用いる。ここで、当
該遊技を設定値判別遊技に決定した場合において、特定
小役の当選に関する情報が送信されてきたときは、一律
に、特定小役の当選に関する演出を出力するようにして
も良い。このようにすれば、特定小役の入賞を取りこぼ
す可能性を有する場合であっても、遊技者に対し、特定
小役の当選を報知することができる。
【0082】これに対し、抽選等により特定小役の当選
に関する演出を出力するか否かを決定するようにしても
良い。また、設定値判別遊技の信頼度等に応じて、特定
小役の当選に関する演出を出力するか否かを決定するよ
うにしても良い。
【0083】演出出力制御手段86は、演出パターン選
択手段86aを備える。この演出パターン選択手段86
aは、設定値判別遊技に係る演出内容を定めた複数種類
の演出パターンを記憶した演出パターンデータテーブル
を備える。演出パターン選択手段86aは、設定値判別
遊技である旨の演出を出力するときは、いずれかの演出
パターンを選択する。例えば演出パターンは、各設定値
に対応する複数のものを有しており、設定値に対応する
演出パターンの中から、抽選等によっていずれかの演出
パターンを選択する。
【0084】(差枚数情報値初期化手段)差枚数情報値
初期化手段87は、初期化情報送信手段71により送信
されてきた情報を受信するとともに、その情報を受信し
たときに差枚数情報値を初期化するものである。すなわ
ち、各遊技ごとに、差枚数情報値は、順次更新されてい
くが、初期化するときは、全ての設定値の差枚数情報値
を初期化、すなわち差枚数情報値を0にする。
【0085】次に、本実施形態における設定値判別遊技
の流れについて説明する。遊技用制御手段60は、スロ
ットマシン10の設定値に基づいて、いずれか1つの設
定値に対応する差枚数情報値を管理する。電源投入後
は、差枚数情報値が初期化され、その値が0に設定され
る。そして、遊技が行われ、メダルが投入されたり、払
い出されるに従って、差枚数情報値を順次更新してい
く。また、メダルの投入枚数や払出し枚数に関する情報
は、演出用制御手段80に送信される。
【0086】役の抽選において、差枚数情報値が正
(+)の値であるときは、第1抽選テーブル62aが用
いられ、負(−)の値であるときは、第2抽選テーブル
62bが用いられる。第1抽選テーブル62aから第2
抽選テーブル62bに切り替えられると、その旨の情報
が演出用制御手段80に送信される。また、第2抽選テ
ーブル62bが用いられると、役の抽選において特定小
役の当選率が高くなる。特定小役が当選したときは、そ
の旨の情報が演出用制御手段80に送信される。
【0087】電源投入後には差枚数情報値を初期化する
旨の情報が演出用制御手段80に送信される。差枚数情
報値初期化手段87は、この情報に基づいて、全ての設
定値の差枚数情報値の初期値を0に設定する。また、遊
技が行われるごとに、遊技用制御手段60の情報送信手
段65により、メダルの投入枚数や払出し枚数に関する
情報が演出用制御手段80に送信される。差枚数情報値
取得手段82は、この情報に基づいて、全ての設定値の
差枚数情報値を取得し、更新していく。
【0088】差枚数情報値取得手段82により取得され
る、設定値に対応する差枚数情報値のうち、いずれか1
つでも符号が正から負に逆転したときは、設定値判別遊
技決定手段84は、当該遊技を設定値判別遊技にするか
否かを決定する。例えば、設定5に対応する差枚数情報
値の符号が正から負に逆転したときは、当該遊技を、設
定5以上の設定値判別遊技にするか否かを決定する。
【0089】設定値判別遊技に決定されたときは、演出
出力制御手段86は、当該遊技が設定値判別遊技である
旨、さらには、いずれの設定値の設定値判別遊技である
かを、遊技者に対し演出によって報知する。そして、こ
の遊技で特定小役が入賞したときは、演出によって報知
された設定値以上である可能性が高くなる。
【0090】ここで、ある設定値に対応する差枚数情報
値の符号が正から負に逆転した場合において、抽選テー
ブル62が第1抽選テーブル62aから第2抽選テーブ
ル62bに切り替えられた旨の情報を受信したときは、
高確率(例えば90〜100%)で、当該遊技を設定値
判別遊技に決定する。また、ある設定値に対応する差枚
数情報値の符号が正から負に逆転した場合において、抽
選テーブル62が切り替えられた旨の情報を受信しなか
ったときは、例えば50%程度の確率で、当該遊技を設
定値判別遊技に決定する。
【0091】さらにまた、設定値判別遊技決定手段84
は、ある設定値に対応する差枚数情報値の符号が正から
負に逆転した場合に、当該遊技を設定値判別遊技に決定
するものの、その設定値以外の設定値に係る設定値判別
遊技に決定する場合がある。さらには、設定値判別遊技
決定手段84は、いずれの設定値に対応する差枚数情報
値の符号も正から負に逆転していない場合であっても、
当該遊技を設定値判別遊技に決定する場合がある。
【0092】また、演出用制御手段80には、特定小役
が当選した旨の情報が送信されてくるので、この情報に
基づいて、特定小役に当選した旨の演出を出力するよう
にすれば、遊技者は、設定値の推測がより容易になる。
例えば、設定5以上の設定値判別遊技である旨の演出が
出力されるとともに、特定小役に当選した旨の演出が出
力されれば、遊技者は、遊技中のスロットマシン10が
設定5以上である可能性が高いと推測することができ
る。
【0093】なお、第1抽選テーブル62aが選択され
ているときでも、特定小役に当選する場合があり得る。
例えば、ある設定値の設定値判別遊技に決定された遊技
で、実際にはその設定値ではないが、第1抽選テーブル
62aを用いて特定小役に当選し、その特定小役が入賞
する場合があり得る。一方、抽選テーブル62bに切り
替えられた遊技でも、特定小役の当選確率は100%で
はないので、設定値判別遊技で必ずしも特定小役が入賞
するとは限らない。
【0094】以上のようにして、遊技中は、所定の割合
で、設定値判別遊技である旨の演出が出力される。そし
て、この設定値判別遊技での特定小役の入賞の有無か
ら、おおよその設定値を推測することができるようにな
る。なお、設定値判別遊技を行う場合に、演出等によ
り、その信頼度を報知することも可能である。例えば、
ある設定値に対応する差枚数情報値の符号が正から負に
逆転した場合において、抽選テーブル62が第1抽選テ
ーブル62aから第2抽選テーブル62bに切り替えら
れた旨の情報を受信したときは、信頼度が高い設定値判
別遊技である旨の演出を出力するようにしても良い。
【0095】また、ある設定値に対応する差枚数情報値
の符号が正から負に逆転した場合において、抽選テーブ
ル62が切り替えられた旨の情報を受信しなかった場合
に当該遊技を設定値判別遊技に決定したとき、又はいず
れの設定値に対応する差枚数情報値の符号も正から負に
逆転していない場合に当該遊技を設定値判別遊技に決定
したときは、信頼度が低い設定値判別遊技である旨の演
出を出力するようにしても良い。
【0096】さらにまた、設定1〜2等、設定値の低い
場合の設定値判別遊技であるほど、演出の出現頻度が少
なくなるように設定しても良い。低設定の設定値判別遊
技で、特定小役が入賞することが続くような場合は、そ
のスロットマシン10の設定値が設定1〜2等の低設定
であると推測することができる。このようなときは、遊
技者は、そのスロットマシン10での遊技を止めてしま
う場合があるからである。
【0097】次に、本実施形態における遊技用制御手段
60及び演出用制御手段80の処理の流れを、フローチ
ャートに基づき説明する。図4及び図5は、本実施形態
における遊技用制御手段60の処理の流れを示すフロー
チャートである。図5は、図4に続くフローチャートで
ある。なお、本フローチャートでは、特別役としてBB
のみを例に挙げ、RB及びSBについては、説明を省略
する。
【0098】図4のステップS1において、遊技用制御
手段60は、メダルセンサ22又はベットスイッチ23
からの入力信号を検知し続ける。そしてこれらのいずれ
かの入力信号を検知したとき、すなわちメダルの投入を
検知したときは、その投入されたメダル枚数に応じて有
効ラインを有効化する処理等を行い、ステップS2に進
む。ステップS2では、遊技用制御手段60は、スター
トスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。そ
して、オンが検知されると、ステップS3に進み、投入
枚数検出手段63aは、メダルの投入枚数を検出する。
【0099】次に、ステップS4では、情報送信手段6
5は、検出されたメダルの投入枚数に基づいて、メダル
の投入枚数に関する情報を、演出用制御手段80に送信
する。次のステップS5では、差枚数情報値算出手段6
3cは、検出されたメダルの投入枚数と、現在のスロッ
トマシン10の設定値に対応する傾斜値とに基づいて、
最新の差枚数情報値を算出し、更新する。
【0100】ステップS6では、抽選テーブル切替え手
段64は、差枚数情報値の符号が逆転したか否かを判断
する。差枚数情報値の符号が逆転したと判断されたとき
は、ステップS7に進み、抽選テーブル切替え手段64
は、役抽選手段61で用いる抽選テーブル62を切り替
える。すなわち、差枚数情報値の符号が正(+)から負
(−)になったときは、第1抽選テーブル62aから第
2抽選テーブル62bに切り替える。
【0101】また、差枚数情報値の符号が負から正にな
ったときは、第2抽選テーブル62bから第1抽選テー
ブル62aに切り替える。そしてステップS8に進み、
情報送信手段65は、抽選テーブル62が切り替えられ
た旨の情報を、演出用制御手段80に送信する。そして
ステップS9に進む。一方、ステップS6において、差
枚数情報値の符号が逆転していないと判断されたとき
は、ステップS9に進む。
【0102】ステップS9では、役抽選手段61は、選
択された第1抽選テーブル62a又は第2抽選テーブル
62bのいずれかを用いて役の抽選を行う。次に、図5
のステップS10に進み、遊技用制御手段60は、スト
ップスイッチ42がオンされたか否かをストップスイッ
チ42からの出力信号により検知し続ける。オンが検知
されると、ステップS11に進み、リール停止制御手段
66は、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストッ
プスイッチ42がオンされたときのタイミングとから、
所定の停止位置決定テーブルを参照してリール31の停
止位置を決定し、その決定した位置にリール31を停止
制御する。
【0103】次のステップS12では、遊技用制御手段
60は、全リール31が停止したか否かを判別し、全リ
ール31が未だ停止していないと判別したきはステップ
S10に戻り、停止したと判別したときはステップS1
3に進む。ステップS13では、入賞処理手段67は、
特別役(BB)が入賞したか否か、すなわち特別役の図
柄の組合せが有効ライン上に停止したか否かを判別す
る。特別役が入賞したと判別されたときは、ステップS
19に進む。一方、特別役が入賞していないと判別され
たときは、ステップS14に進む。
【0104】ステップS14では、入賞処理手段67
は、特別役以外の小役等が入賞したか否かを判別する。
小役等が入賞したと判別されたときは、ステップS15
に進み、入賞処理手段67は、入賞した役に応じた払出
し等の処理を行う。すなわち、小役の入賞時はメダルの
払出し等の所定の処理を行う。また、リプレイの入賞時
は、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入する処
理を行う。そして、ステップS16に進む。これに対
し、ステップS14で、特別役以外の小役等が入賞して
いないと判別されたときは、ステップS15の処理を行
うことなくステップS16に進む。
【0105】ステップS16では、払出し枚数検出手段
63bは、メダルの払出し枚数を検出する。次に、ステ
ップS17では、情報送信手段65は、検出されたメダ
ルの払出し枚数に基づいて、メダルの払出し枚数に関す
る情報を、演出用制御手段80に送信する。次のステッ
プS18では、差枚数情報値算出手段63cは、検出さ
れたメダルの払出し枚数と、現在のスロットマシン10
の設定値に対応する傾斜値とに基づいて、最新の差枚数
情報値を算出し、更新する。そして、本フローチャート
による処理を終了する。
【0106】一方、ステップS13からステップS19
に進むと、特別遊技実行手段68は、通常遊技から特別
遊技に移行させ、特別遊技を開始させる。次のステップ
S20では、特別遊技実行手段68は、特別遊技の終了
条件を満たしたか否かを判別し続け、満たしたと判別し
たときはステップS21に進む。ステップS21では、
差枚数情報値初期化手段70は、差枚数情報値を初期化
する(差枚数情報値を0にする)。さらに、次のステッ
プS22で、初期化情報送信手段71は、差枚数情報値
を初期化すべき旨の情報を演出用制御手段80に送信す
る。そして、ステップS23に進み、通常遊技に移行す
る。
【0107】図6は、本実施形態における演出用制御手
段80の処理の流れを示すフローチャートである。図6
のステップS41において、情報受信手段81は、メダ
ル投入枚数、さらには抽選テーブル62が切り替えられ
た旨の情報を受信すると、次のステップS42に進む。
すなわち、図4のステップS4においてメダルの投入枚
数に関する情報が送信されたときや、ステップS8にお
いて抽選テーブル62が切り替えられた旨の情報が送信
されたときは、ステップS41で、情報受信手段81
は、これらの情報を受信する。
【0108】ステップS42では、差枚数情報値取得手
段82は、各設定値ごとの傾斜値と、受信したメダルの
投入枚数とから、各設定値ごとの最新の差枚数情報値を
算出し、更新する。そして、次のステップS43で、差
枚数情報値判断手段83は、各設定値の差枚数情報値の
うち、その符号が正から負になったものがあるか否かを
判断する。
【0109】次のステップS44では、設定値判別遊技
決定手段84は、抽選テーブル62が切り替えられた旨
の情報を受信したか否かを判断する。ここで、差枚数情
報値のうち、その符号が正から負になったものがある場
合において、抽選テーブル62が第1抽選テーブル62
aから第2抽選テーブル62bに切り替えられた旨の情
報を受信したときは、設定値判別遊技決定手段84は、
その差枚数情報値に対応する設定値がスロットマシン1
0の実際の設定値であると判断する。
【0110】そして、設定値判別遊技決定手段84は、
差枚数情報値のうち、その符号が正から負になったもの
があるか否か、あったとすればどの設定値に対応する差
枚数情報値であるか、及び、抽選テーブル62が第1抽
選テーブル62aから第2抽選テーブル62bに切り替
えられた旨の情報を受信したか否かに基づいて、当該遊
技を設定値判別遊技にするか否かを決定する。
【0111】ステップS45では、設定値判別遊技決定
手段84により当該遊技が設定値判別遊技に決定された
か否かが判別され、設定値判別遊技に決定されたときは
ステップS46に進み、決定されなかったときはステッ
プS48に進む。ステップS46では、演出パターン選
択手段86aは、演出パターンデータテーブルから、い
ずれかの演出パターンを選択する。すなわち、設定値判
別遊技特有の演出パターンを選択する。そして、ステッ
プS47で、演出出力制御手段86は、ステップS46
で選択された演出パターンに従い、設定値判別遊技時の
演出を出力する。
【0112】ステップS48では、情報受信手段81
は、メダルの払出し枚数に関する情報を受信する。すな
わち、図5のステップS17においてメダルの払出し枚
数に関する情報が送信されたときは、ステップS48
で、情報受信手段81は、この情報を受信する。次のス
テップS49では、差枚数情報値取得手段82は、設定
値ごとの傾斜値と、受信したメダルの払出し枚数とか
ら、設定値ごとの最新の差枚数情報値を算出し、更新す
る。そして、本フローチャートによる処理を終了する。
【0113】なお、図示しないが、特別遊技の終了時等
に、初期化情報送信手段71により、差枚数情報値を初
期化すべき旨の情報が送信されてきたときは、差枚数情
報値初期化手段87は、その情報を受信するとともに、
その情報を受信したときは、全ての設定値の差枚数情報
値を初期化する処理を行う。
【0114】(第2実施形態)続いて、本発明の第2実
施形態について説明する。第1実施形態では、図2で示
したように各設定値ごとに異なる傾斜値を有するが、第
2実施形態では、複数の設定値で同一の傾斜値を有する
ものである。図7は、第2実施形態における出玉率の設
定値、傾斜値及び出玉率の関係を示す図である。本実施
形態では、傾斜値は、設定1〜設定3では98、設定4
では99、設定5では101、設定6では104、と定
められている。
【0115】以上の場合において、差枚数情報値取得手
段82は、設定1〜設定3までの各差枚数情報値をそれ
ぞれ別個に取得しても良いが(但し、取得した差枚数情
報値は同一値となる)、これらをまとめて設定1〜設定
3の差枚数情報値として取得しても良い。差枚数情報値
判断手段83は、設定1〜設定3までの差枚数情報値の
符号が正から負になったか否かを判断する。
【0116】ここで、ある遊技で、差枚数情報値判断手
段83により、設定1〜設定3までの差枚数情報値の符
号が正から負になったと判断されたとする。このとき、
設定値判別遊技決定手段84は、当該遊技を設定値判別
遊技にするか否かを決定する。そして、当該遊技を設定
値判別遊技に決定したときは、設定1〜設定3のうち、
いずれの設定値の設定値判別遊技にするかを、抽選等に
よって決定する。例えば、設定1以上、設定2以上又は
設定3以上の設定値判別遊技とすることに決定する確率
をそれぞれ同一としても良い。あるいは、低設定での設
定値判別遊技ほど少なくなるように、設定3以上の設定
値判別遊技に決定される確率が最も高くなるようにして
も良い。
【0117】なお、設定1〜設定3までの差枚数情報値
の符号が正から負になった場合であっても、当該遊技を
設定値判別遊技に決定しないようにしても良い。あるい
は、設定1〜設定3までの差枚数情報値の符号が正から
負になった場合であって、設定4〜設定6の差枚数情報
値の符号が変化していない場合であっても、設定4以
上、設定5以上又は設定6の設定値判別遊技に決定し、
その演出を出力するようにしても良い。これらの点は、
第1実施形態と同様である。
【0118】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、例えば以下のような種々の変形が可能である。 (1)本実施形態では、遊技用制御手段60と演出用制
御手段80とを1つのものとして表示したが、これに限
らず、遊技用制御手段60を有するメイン制御基板と、
演出用制御手段80を有するサブ制御基板とに分けて、
両者を別体で構成し、両基板を情報の授受可能に電気的
に接続したものでも良い。この場合は、各基板には、そ
れぞれCPU、ROM及びRAM等が設けられる。
【0119】このようにすることで、メイン制御基板側
の記憶容量の負担を軽減することができる。すなわち、
1つの基板の記憶容量には一定の限界があるので、演出
用のデータやプログラム等をサブ制御基板側に持たせる
ことで、メイン制御基板側の記憶容量に余裕を持たせる
ことができる。
【0120】上記のように構成した場合は、メイン制御
基板は、メダルの投入枚数及び払出し枚数、抽選テーブ
ル62が切り替えられた旨、並びに特定小役の当選の有
無に関する情報を、サブ制御基板に送信するようにす
る。サブ制御基板側では、各設定値に対する傾斜値を予
め記憶しておき、メダルの投入枚数及び払出し枚数に関
する情報を受信すれば、各設定値の差枚数情報値を算出
することができる。また、抽選テーブル62が切り替え
られた旨の情報を受信し、そのときの差枚数情報値を参
照することで、設定値ごとに傾斜値が異なる場合には現
在のスロットマシン10の設定値を特定することができ
る。また、異なる設定値で同一の傾斜値を有する場合に
は、現在のスロットマシン10の設定値をある程度絞り
込むことができる。
【0121】(2)第2実施形態では、設定1〜3で同
一の傾斜値としたが、これに限らず、設定値と傾斜値と
の関係は任意である。また、第1及び第2実施形態で挙
げた傾斜値も例示であり、いかなる値に設定しても良
い。
【0122】(3)本実施形態では、抽選テーブル62
が切り替えられた旨の情報を演出用制御手段80に送信
するようにしたが、必ずしもこのようにする必要はな
い。抽選テーブル62が切り替えられた旨の情報を送信
しなくても、差枚数情報値と所定の基準値とを対比し
て、設定値判別遊技とするか否かを決定することができ
る。ただし、抽選テーブル62が切り替えられた旨の情
報を演出用制御手段80に送信すれば、演出用制御手段
80は、実際のスロットマシン10の設定値を特定する
ことができるか又は絞り込むことができるので、より信
頼度の高い演出を行うことができる。また、このように
することで、実際の設定値の設定値判別遊技を最も多く
する等、各設定値ごとの設定値判別遊技の出現頻度を任
意に設定することができる。
【0123】(4)本実施形態では、設定値判別遊技で
当選確率が高くなる役として、特定小役を設けたが、こ
れに限らず、他の小役やリプレイ等の役であっても良
い。また、本実施形態では、特定小役の当選確率は、第
1抽選テーブル62aで約1/120に設定し、第2抽
選テーブル62bで約1/14に設定した。しかし、例
えば第2抽選テーブル62aの当選確率をさらに高く
し、その特定小役に当選しやすくし、設定値判別遊技で
の特定小役の当選率をさらに高めても良い。
【0124】さらには、第1抽選テーブル62aと第2
抽選テーブル62bとに、当選確率の異なる複数種類の
役を設けても良い。例えば、第1特定小役と第2特定小
役とを設け、第1特定小役の場合は、第1抽選テーブル
62aでの当選確率を約1/120とし、第2抽選テー
ブル62bでの当選確率を約1/14とする(上記と同
様)。さらに、第2特定小役の場合は、第1抽選テーブ
ル62aでの当選確率を約1/80とし、第2抽選テー
ブル62bでの当選確率を約1/5としても良い。
【0125】(5)本実施形態では、特定小役が当選し
たときは、その情報を演出用制御手段80に送信し、そ
の情報に基づいて演出用制御手段80側で演出の出力を
制御するようにしたが、必ずしもこのようにする必要は
ない。特に、特定小役の当選時の入賞率が100%とな
るように図柄配列及びリール31の停止制御を定めてお
けば、当選した特定小役の取りこぼしがなくなり、当選
した特定小役が必ず入賞するので、演出を行うことによ
って当選を事前に報知する必要はない。
【0126】(6)本実施形態では、特別遊技(BBゲ
ーム)の終了後に差枚数情報値を初期化すべき旨の情報
を遊技用制御手段60から演出用制御手段80に送信す
るようにしたが、これに限られるものではない。例え
ば、差枚数情報値管理手段63で管理される差枚数情報
値が0になったときに、差枚数情報値を初期化すべき旨
の情報(全ての設定値の差枚数情報値を0にすべき旨の
情報)を送信しても良い。このようにすれば、特別役
(BB)に当選し、かつ特別遊技(BBゲーム)の終了
時まで待つことなく、適切な時期に演出用制御手段80
側の差枚数情報値を初期化することができる。また、特
別遊技の終了時に差枚数情報値を初期化しない場合で
も、適切な時期に差枚数情報値を初期化することができ
る。
【0127】さらには、このように通常遊技中に差枚数
情報値を初期化した場合には、その旨の演出を出力する
ようにすれば、遊技者は、差枚数情報値が初期化された
ことを知ることができる。
【0128】(7)本実施形態では、差枚数情報値を対
比する所定の基準値を0にしたが、この所定の基準値
は、差枚数情報値の算出式によって異なるものであるの
で、必ずしも0に限られるものではない。差枚数情報値
の算出式によっては、所定の基準値が正又は負の値にな
る場合もあり得る。
【0129】
【発明の効果】(請求項1)請求項1の発明によれば、
演出用制御手段側では、現在のスロットマシンの設定値
を知らなくても、独自に各設定値の差枚数情報値を取得
し、抽選テーブルが切り替わるであろう遊技を予測し、
当該遊技を設定値判別遊技とするか否かを決定すること
ができる。
【0130】(請求項2)請求項2の発明によれば、各
設定値の差枚数情報値と抽選テーブルが切り替えられた
旨の情報とに基づき、現在のスロットマシンの設定値を
特定することができるか、又は絞り込むことができる。
そして、これらの情報に基づき当該遊技を設定値判別遊
技とするか否かを決定すれば、信頼度の異なる設定値判
別遊技を設けたり、設定値判別遊技の出現頻度を任意に
設定することができる。
【0131】(請求項3)請求項3の発明によれば、遊
技者は、設定値判別遊技で特定役が当選したことを知る
ことができる。特に、特定役の入賞を取りこぼす可能性
を有する場合には、遊技者が特定役を入賞させることが
できなかった場合であっても、遊技者に特定役の当選を
知らせることができる。
【0132】(請求項4)請求項4の発明によれば、遊
技用制御手段側で管理される差枚数情報値を初期化した
ときは、これに伴って、演出用制御手段側でも差枚数情
報値を初期化することができる。また、演出用制御手段
で取得される差枚数情報値を、適切な時期に初期化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるスロットマシンの制御の
概略を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態における出玉率の設定値と、傾斜
値及び出玉率との関係を示す図である。
【図3】(a)は、メダルの減少率をグラフにして示す
図であり、(b)は、遊技回数と差枚数情報値との関係
をグラフにして示す図である。
【図4】第1実施形態における遊技用制御手段の処理の
流れを示すフローチャートである。
【図5】第1実施形態における遊技用制御手段の処理の
流れを示すフローチャートであり、図4に続くフローチ
ャートである。
【図6】第1実施形態における演出用制御手段の処理の
流れを示すフローチャートである。
【図7】第2実施形態における出玉率の設定値と、傾斜
値及び出玉率との関係を示す図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン 21 メダル投入口 22 メダルセンサ 23 ベットスイッチ 31 リール 32 モータ 33 バックランプ 34 スピーカ 35 画像表示装置 41 スタートスイッチ 42 ストップスイッチ 60 遊技用制御手段 61 役抽選手段 62 抽選テーブル 62a 第1抽選テーブル 62b 第2抽選テーブル 63 差枚数情報値管理手段 63a 投入枚数検出手段 63b 払出し枚数検出手段 63c 差枚数情報値算出手段 64 抽選テーブル切替え手段 65 情報送信手段 66 リール停止制御手段 67 入賞処理手段 68 特別遊技実行手段 69 特定役当選情報送信手段 70 差枚数情報値初期化手段 71 初期化情報送信手段 80 演出用制御手段 81 情報受信手段 82 差枚数情報値取得手段 83 差枚数情報値判断手段 84 設定値判別遊技決定手段 85 特定役当選情報受信手段 86 演出出力制御手段 86a 演出パターン選択手段 87 差枚数情報値初期化手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技の進行に関する制御を行う遊技用制
    御手段と、 遊技中の演出に関する制御を行う演出用制御手段とを備
    えるスロットマシンであって、 前記遊技用制御手段は、 役の当選確率を定めたものであって、第1抽選テーブ
    ル、及び少なくとも1つの特定役の当選確率が前記第1
    抽選テーブルの特定役の当選確率より高く設定された第
    2抽選テーブルを有する抽選テーブルと、 前記第1抽選テーブル又は前記第2抽選テーブルを用い
    て役の抽選を行う役抽選手段と、 メダルの払出し枚数と投入枚数との差の程度を表す値で
    あって、メダルの払出し枚数及び投入枚数と、スロット
    マシンの出玉率を定めた設定値とに基づいて算出される
    差枚数情報値を管理する差枚数情報値管理手段と、 前記差枚数情報値管理手段により管理される差枚数情報
    値と所定の基準値とを対比し、差枚数情報値が所定の基
    準値を越える場合は前記役抽選手段による役の抽選で前
    記第1抽選テーブルを用いるようにし、差枚数情報値が
    所定の基準値に満たない場合は前記役抽選手段による役
    の抽選で前記第2抽選テーブルを用いるようにする抽選
    テーブル切替え手段と、 メダルの払出し枚数と投入枚数とに関する情報を、前記
    演出用制御手段に送信する情報送信手段とを備え、 前記演出用制御手段は、 前記情報送信手段から送信されてくる、メダルの払出し
    枚数と投入枚数とに関する情報に基づいて、遊技ごと
    に、設定値に対応する差枚数情報値を取得する差枚数情
    報値取得手段と、 前記差枚数情報値取得手段で取得した差枚数情報値と所
    定の基準値とを対比し、差枚数情報値が所定の基準値を
    超えている状態から満たない状態になったか否かを判断
    する差枚数情報値判断手段と、 前記差枚数情報値判断手段の判断結果に基づいて、現在
    の設定値を判別可能な遊技であるか否かを決定する設定
    値判別遊技決定手段と、 前記設定値判別遊技決定手段により現在の設定値を判別
    可能な遊技であると決定されたときに、現在の設定値を
    判別可能な遊技である旨の演出を出力するように制御す
    る演出出力制御手段とを備えることを特徴とするスロッ
    トマシン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスロットマシンにおい
    て、 前記情報送信手段は、前記抽選テーブル切替え手段によ
    り抽選テーブルが切り替えられたときは、その旨の情報
    を前記演出用制御手段に送信し、 前記設定値判別遊技決定手段は、前記情報送信手段から
    の抽選テーブルが切り替えられた旨の情報の送信に基づ
    いて、現在の設定値を判別可能な遊技であるか否かを決
    定することを特徴とするスロットマシン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のスロット
    マシンにおいて、 前記遊技用制御手段は、前記役抽選手段による役の抽選
    において特定役に当選したときは、その特定役の当選に
    関する情報を前記演出用制御手段に送信する特定役当選
    情報送信手段を備え、 前記演出出力制御手段は、前記設定値判別遊技決定手段
    により現在の設定値を判別可能な遊技であると決定され
    た場合において、前記特定役当選情報送信手段により特
    定役の当選に関する情報が送信されてきたときは、特定
    役の当選に関する演出の出力を制御することを特徴とす
    るスロットマシン。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のスロットマシンにおいて、 前記遊技用制御手段は、所定の条件を満たしたときに、
    前記演出用制御手段に対し、差枚数情報値を初期化すべ
    き旨の情報を送信する初期化情報送信手段を備え、 前記演出用制御手段は、前記初期化情報送信手段により
    送信された情報を受信したときは、差枚数情報値の初期
    化を行う差枚数情報値初期化手段を備えることを特徴と
    するスロットマシン。
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