JP2002142970A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2002142970A
JP2002142970A JP2000343276A JP2000343276A JP2002142970A JP 2002142970 A JP2002142970 A JP 2002142970A JP 2000343276 A JP2000343276 A JP 2000343276A JP 2000343276 A JP2000343276 A JP 2000343276A JP 2002142970 A JP2002142970 A JP 2002142970A
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JP
Japan
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steam
lid
pot
rice cooker
recovery unit
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JP2000343276A
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English (en)
Inventor
Atsushi Koma
敦 高麗
Masahiro Koyama
政博 小山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯器本体から放出される蒸気を回収し鍋内
へ戻すことにより、炊飯に要する水の量を減少させ、ま
た本体より大気へ放出される総蒸気量を低減させること
を目的とする。 【解決手段】 本体と、前記本体内に着脱自在に収納さ
れる鍋と前記本体内に設けられ前記鍋を加熱する加熱手
段と、前記本体の上面開口部を覆い蒸気を放出する蒸気
口を有する蓋とからなり、いちど器外へ放出した蒸気を
回収し、かつ回収した蒸気を鍋内へ戻して炊飯を行う構
成とした炊飯器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、あるい
は業務用に使用する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器では、炊飯中に発生する蒸
気は炊飯器本体外へ放出されるのみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような炊飯器から
放出された蒸気は本体周辺の壁や棚などに結露し水滴と
なって付着する為に拭き取る手間やサビ、カビ発生の原
因にもなっており、炊飯器の設置場所を選ぶわずらわし
さがある上に炊飯器を狭いスペースに置いて使用するこ
とが出来ないという課題にもなっていた。また、放出さ
れる蒸気はやけどの危険性もあり蓋の蒸気口近傍に注意
喚起をしなければならず安全上の解決すべき課題でもあ
った。
【0004】本発明は、上記課題を解決するもので、炊
飯時にいちど放出した蒸気を再び回収することにより炊
飯器本体から放出する総蒸気量を低減させ使い勝手の良
い炊飯器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、本体内に着脱自在に収納される鍋と前記
本体内に設けられ前記鍋を加熱する加熱手段と、前記本
体の上面開口部を覆い蒸気を放出する蒸気口を有する蓋
とからなり、器外へ放出した蒸気を回収し、かつ回収し
た蒸気を鍋内へ戻して炊飯を行う炊飯器としたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、本体内に
着脱自在に収納される鍋と前記本体内に設けられ前記鍋
を加熱する加熱手段と、前記本体の上面開口部を覆い蒸
気を放出する蒸気口を有する蓋とからなり、器外へ放出
した蒸気を回収し、かつ回収した蒸気を鍋内へ戻して炊
飯を行うこととすることにより、炊飯器本体から放出す
る総蒸気量を低減させることができる。また一度放出し
た水分を再度炊飯に利用することにより、炊飯に要する
水を削減し節水できると共に炊飯時間をその分早めるこ
とも可能となる。
【0007】請求項2記載の発明は、いちど器外へ放出
した蒸気を回収し、かつ回収した蒸気を鍋内へ戻す蒸気
回収ユニットを蓋に設けることにより、蒸気の回収から
鍋内へ還元工程までの蒸気回収ユニット機構を蓋内の単
一ユニットとし簡素化することができる。
【0008】請求項3記載の発明は、蒸気回収ユニット
を蓋の蒸気口近傍に設けることにより、蒸気回収ユニッ
トを小型化でき、かつ蒸気回収効率を向上させることが
できる。
【0009】請求項4記載の発明は、蒸気回収ユニット
を着脱可能とすることにより、蒸気回収ユニットのお手
入れ性を向上させることができる。
【0010】請求項5記載の発明は、蒸気回収ユニット
に冷却装置を設けることにより、回収した蒸気の液体化
を促進させることができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例について、図1〜図4を用
いて説明する。
【0012】図1〜図4において、本体1は、上面が開
口し、この本体1内部に鍋2の収納部である保護枠11
が配設され、この保護枠11の外側に加熱手段3である
誘導コイル12が設けられている。この誘導加熱コイル
12の電磁作用により鍋2が発熱する。
【0013】5は本体1の上面開口部を覆う蓋で、この
蓋5は本体1の上部を構成する上枠13の上部に一体成
形されたヒンジ部材14にピン15を介して回動自在に
支持されている。16は外蓋カバーで、この外蓋カバー
16は蓋5の内側に固定されている。この外蓋カバ−1
6には発熱体である加熱板10と鍋パッキン17を備え
た加熱板ユニット18が着脱自在に取付けられており、
この加熱板10の上部には外蓋カバー16に支持されて
いる蓋加熱手段である蓋誘導加熱コイル19が位置して
いる。この蓋誘導加熱コイル19の電磁作用により加熱
板10が発熱する。
【0014】また、鍋パッキン17は、前記蓋5を閉じ
たときに鍋2のフランジ20に圧接してその鍋2を密閉
するようになっている。
【0015】4は蒸気筒21上部に取り付けられている
保湿キャップ31に設けられた蒸気口であり、鍋2内と
本体1外とは加熱板10の蒸気筒21の相対位置に設け
られた通気孔29、蒸気筒21を通り蒸気口4より炊飯
時に発生する蒸気22は器体外へ放出される。
【0016】6は蒸気口4より放出された蒸気22を回
収する蒸気回収ユニットであり、外角を構成するケース
23、蓋5内に配設されたモータ25により駆動するフ
ァン24、蒸気口4上方を覆い伸縮自在のフード7によ
り構成されており、蓋5より着脱自在であり、蒸気口4
の後方近傍に配設している。そして蓋5にセット時には
蓋5に設けられた契合部26により蓋5に支持される。
【0017】外蓋カバー16には加熱板10の上面に当
接するよう配設された温度センサー8が支持されてお
り、温度センサー8による加熱板10の温度を検知する
ことにより鍋2内温度変化および蒸気22の発生を検知
している。
【0018】蓋5内および本体1内には、炊飯器の動作
を制御する基板A27、加熱手段3を制御する基盤B2
8がそれぞれ配設されている。
【0019】加熱板10には、鍋2内と蒸気加湿ユニッ
ト6との継通部分を開閉し基板A27により開閉動作を
制御される弁9を配設している。
【0020】次に動作について説明する。
【0021】以上のように構成された炊飯器で、鍋2内
に所定量の米と水をセットし炊飯を行なうと、基板A2
7および基板B28により制御される加熱手段3および
誘導加熱コイル12により鍋2は発熱し、鍋2内の米と
水は鍋2によって加熱される。加熱された鍋2内の米と
水は鍋2内で沸騰し蒸気22が発生する。鍋2内で発生
した蒸気22は加熱板10の通気孔29から蒸気筒21
を通り蒸気口4より本体1外へ放出される。この時、蒸
気口4の後方近傍に配設された蒸気回収ユニット6で
は、フード7により蒸気22の上昇を遮り、モータ25
により駆動するファン24により蒸気22をケース23
内へ吸引する。そして吸引した蒸気22は蓋5内の継通
部分より加熱板10に設けられた弁9を通り鍋2内へ戻
ることとなる。蒸気回収ユニット6により回収される蒸
気22は一度外気に触れているため外気により冷されて
鍋2内へ戻ってくるため、蒸気状態から温水状態へ一部
変化しており、温水へと変化した蒸気22は再度炊飯の
水分として調理に利用される。
【0022】ここで一度本体1外へ放出した蒸気を再度
炊飯に利用することにより、炊飯開始時に鍋2内へセッ
トする水の量を減らすことができる。また水の量が減ら
せることにより、減少した水量分の水を蒸気化するエネ
ルギーをその分減らせると共に、一度器外へ放出すると
蒸気22の温度が下がり再び水滴化して鍋2内に戻すカ
ロリーも少なくすることで構成の簡素化と共に省エネル
ギーにもなる。さらに減少した水量分を沸騰させる時間
を短縮することができる等の機能的なメリットを発揮す
ると共に、蒸気回収を本体1内で場合と異なり蒸気を確
認できる安心感と蒸気によるおいしさのイメージを失う
こともないという視覚効果も有している。
【0023】次に蒸気回収ユニット6の配設位置である
が、蒸気22は蓋5に設けた蒸気口4より放出され、ま
た鍋2内へ蒸気22を戻す経路も蓋5内に設けており、
蒸気22の放出、吸引共に蓋5内での作用であるため、
蒸気回収ユニット6を蓋5内に配設することにより一連
の蒸気回収機構、動作を蓋5内のみで実現することがで
きる。
【0024】次に蒸気回収ユニット6を蒸気口4の近傍
でかつ後方に設けたことにより、蒸気22を本体1の後
方向き吸引する構成となるため蒸気22は本体1前方へ
流れることがないので蒸気22によるやけど等の危険が
なく安全な構成とすることができる。また、蒸気口4の
近傍であるためファン24の吸引力を低減させることが
可能となり、ファン24の小型化や回転数の低下による
静音化を図ることが出来る。
【0025】次に蒸気回収ユニット6の蓋5への取り付
け方法であるが、炊飯中に本体1外部より調理中の米と
水の入った鍋2内へ蒸気22を送り返す為、蒸気回収ユ
ニット6を含む蓋5内の継通部分および加熱板10の弁
9は常時清潔に保つことを要求されるのであるが、蒸気
回収ユニット6を契合部26により蓋5上方より着脱可
能な構成とし、また加熱板ユニット18も蓋5より着脱
可能としていることにより、蒸気回収ユニット6はユニ
ット単体でお手入れ可能であり、弁9も加熱板ユニット
18単体でお手入れ可能である。また蓋5内の継通部分
も上下のユニットの取り外しによりお手入れが容易とな
ることにより、上記部品を常に清潔に保つことができ
る。
【0026】なお、本実施例の説明では、加熱手段3を
誘導加熱コイル12としたが、加熱手段3は誘導加熱コ
イル方式に限るものではない。また、蓋5を上枠13の
ヒンジ部材14にピン15を介して支持しているとした
が、蓋5は本体1より着脱可能な構成であっても何ら問
題はない。また、蒸気回収ユニット6の配設位置を蒸気
口4の後方近傍としたが、蒸気回収ユニット6の位置は
蒸気口4の後方近傍に限るものではなく、蒸気口4の位
置により蒸気回収ユニット6は蒸気口4の側方や前方に
あっても何ら問題はない。
【0027】さらに蒸気回収ユニット6のケース27に
放熱フィン30や冷却ファンなどの冷却装置を設け回収
した蒸気22を冷却し温水化を促進させ、回収した温水
を炊飯に再使用させることにより節水効果をより向上さ
せることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、炊飯器本体から放出する総蒸気量を低減させるこ
とができる。また一度放出した水分を再度炊飯に利用す
ることにより、炊飯に要する水を削減し節水することが
できると共に炊飯時間を早めることができる。
【0029】また、請求項2記載の発明によれば、特
に、一度器外へ放出した蒸気を回収し、かつ回収した蒸
気を鍋内へ戻す蒸気回収ユニットを蓋に設けることによ
り、蒸気の回収から鍋内へ還元工程までの蒸気回収ユニ
ット機構を蓋内の単一ユニットとし簡素化することがで
きる。
【0030】また、請求項3記載の発明によれば、特
に、蒸気回収ユニットを蓋の蒸気口近傍に設けることに
より、蒸気回収ユニットを小型化でき、かつ蒸気回収効
率を向上させることができる。
【0031】また、請求項4記載の発明によれば、特
に、蒸気回収ユニットを着脱可能とすることにより、蒸
気回収ユニットのお手入れ性を向上させることができ
る。
【0032】また、請求項5記載の発明によれば、特
に、蒸気回収ユニットに冷却装置を設けることにより、
回収した蒸気を冷却し温水化を促進させ、回収した温水
を炊飯に再使用させることにより節水効果をより向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の炊飯器の前後方向の部分断
面図
【図2】同、炊飯器の動作時の前後方向の部分断面図
【図3】同、炊飯器の着脱部品を外したときの前後方向
で要部断面図
【図4】同、炊飯器の蒸気回収ユニットに冷却装置を設
けた要部断面図
【符号の説明】
1 本体 2 鍋 3 加熱手段 4 蒸気口 5 蓋 6 蒸気回収ユニット 7 フード 8 温度センサー 9 弁 10 加熱板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に着脱自在に収納される鍋と、前
    記本体内に設けられ鍋を加熱する加熱手段と、前記本体
    の上面開口部を覆い蒸気を放出する蒸気口を有する蓋と
    を備え、器外へ放出した蒸気を回収し、かつ回収した蒸
    気を鍋内へ戻して炊飯を行う炊飯器。
  2. 【請求項2】 器外へ放出した蒸気を回収し、かつ回収
    した蒸気を鍋内へ戻す蒸気回収ユニットを蓋に設けた請
    求項1記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 蒸気回収ユニットを蓋の蒸気口近傍に設
    けた請求項2記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 蒸気回収ユニットを着脱可能とした請求
    項2または3に記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 蒸気回収ユニットに冷却装置を設けた請
    求項2〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
JP2000343276A 2000-11-10 2000-11-10 炊飯器 Pending JP2002142970A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100889A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Sanyo Electric Co Ltd 炊飯器
JP2011239959A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Toshiba Home Technology Corp 炊飯器
CN102429571A (zh) * 2011-11-30 2012-05-02 江苏奇异点网络有限公司 一种电饭煲

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