JP2002142833A - キャリングケース - Google Patents

キャリングケース

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JP2002142833A
JP2002142833A JP2000341930A JP2000341930A JP2002142833A JP 2002142833 A JP2002142833 A JP 2002142833A JP 2000341930 A JP2000341930 A JP 2000341930A JP 2000341930 A JP2000341930 A JP 2000341930A JP 2002142833 A JP2002142833 A JP 2002142833A
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tray
lower housing
housing
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carrying case
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JP2000341930A
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Hisao Miwa
久夫 三輪
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Richell Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器をケース内でがたつかせずに安全に
持ち運ぶことができ、ケースから取り出さないで使用す
ることができ、必要があれば、容易にケースから取り出
すことの可能なキャリングケースを得る。 【解決手段】 上部筐体と下部筐体とを互いの開口面で
突き合わせた閉鎖筐体となるキャリングケースであっ
て、上面に電子機器を保持する保持手段を備えたトレー
が係止手段によって下部筐体内にこの下部筐体の内底面
と平行な方向へのトレーの移動を阻止するように配置さ
れ、係止手段はトレーの下面又は側壁面とこれに対向す
る下部筐体の内面とに設けられた相対的な係合部を含
み、上部筐体の内壁面には閉鎖筐体の時に前記トレーの
上面に保持されている電子機器を押さえつけて電子機器
及びトレーの移動を阻止する押圧部材が設けられている
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばゲームプレ
ーヤのような電子機器を安全に持ち運ぶことの可能なキ
ャリングケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばゲームプレーヤのような電
子機器の小型化・軽量化が進み、家庭内などの一定の屋
内で用いるだけでなく、屋外へ持ち運び、携帯して別の
場所で使用することも多くなった。その際に、持ち運び
を容易にし、持ち運ぶ際の衝撃を緩和させるためのキャ
リングケースも種々のものが市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多くの
キャリングケースでは、ベルト等で電子機器をケース内
に保持させる必要があり、キャリングケースへの取り付
け、取り外しに際しては、このベルトの取り付け、取り
外しが煩わしく、持ち運んだ後に、直ぐにセッティング
して電子機器を使用することができない。
【0004】本発明は、ゲームプレーヤのような電子機
器をケース内でがたつかせずに安全に持ち運ぶことがで
き、ケースから取り出さないで使用することができ、必
要があれば、容易にケースから取り出すことの可能なキ
ャリングケースを得ることを目的とする。また、安価に
製造することができる構造としたキャリングケースを得
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明に係るキャリングケースは、上部筐体と下部筐体とを
互いの開口面で突き合わせて閉じることにより、内部に
電子機器を収納する閉鎖筐体を形成するキャリングケー
スであって、上面に前記電子機器を保持する保持手段を
備えたトレーが、係止手段によって前記下部筐体内に該
下部筐体の内底面と平行な方向へのトレーの移動を阻止
するように配置され、前記係止手段は、トレーの下面又
は側壁面と、これに対向する下部筐体の内面とに設けら
れた相対的な係合部を含み、前記上部筐体の内壁面に
は、上部筐体と下部筐体とが閉じた状態の時に前記係止
手段によって配置されたトレーの上面に保持されている
電子機器を押さえつけて前記電子機器及びトレーが下部
筐体の内底面に交差する方向へ移動することを阻止する
押圧部材が設けられているものである。
【0006】請求項2に記載された発明に係るキャリン
グケースは、請求項1に記載された保持手段として、前
記電子機器のトレー面上の移動を阻止する前記電子機器
の周壁に沿った枠又は枠の一部をなす枠断片が設けられ
ているものである。
【0007】請求項3に記載された発明に係るキャリン
グケースは、請求項1又は2に記載されたトレーの下面
側周縁部から下方に延ばされたスカート部片の下縁に形
成された略コ字状の切れ込みと、これに対向する前記下
部筐体の内底面から立上ったリブに形成された略コ字状
の切れ込みとの嵌合で果たされるものである。
【0008】請求項4に記載された発明に係るキャリン
グケースは、請求項1〜3の何れかに記載された下部筐
体と上部筐体とが、互いに同一の構造を有するものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明においては、上部筐体と下
部筐体とを互いの開口面で突き合わせて閉じることによ
り、内部に電子機器を収納する閉鎖筐体を形成するキャ
リングケースである。収納される電子機器は保持手段を
備えたトレーによって保持され、このトレーは係止手段
によって下部筐体内にこの下部筐体の内底面と平行な方
向へのトレーの移動を阻止するように配置される。この
係止手段はトレーの下面又は側壁面とこれに対向する下
部筐体の内壁面とに設けられた相対的な係合部を含む。
また、上部筐体の内壁面には押圧部材が設けられ、上部
筐体と下部筐体とが閉じた状態の時に係止手段によって
配置されたトレーの上面に保持されている電子機器を押
さえつけてこの電子機器及びトレーの内底面と交差する
方向への移動を阻止する。このようなキャリングケース
であるため、ゲームプレーヤのような電子機器をケース
内でがたつかせずに安全に持ち運ぶことができ、下部筐
体に収納した状態で使用することができ、必要があれ
ば、容易にケースから取り出して使用することができ
る。
【0010】本発明でのトレーとしては、上面に電子機
器を保持する保持手段を備え、キャリングケースの下部
筐体内に収まる形状であればよい。トレーには、下部筐
体内にこの下部筐体の内底面と平行な方向へのトレーの
移動を阻止するように配置されるための係止手段の一部
を設けることができる。
【0011】このトレーは、上部筐体と下部筐体とが閉
じた状態の時に、上面に電子機器を保持した状態で、係
止手段により、下部筐体の内底面と平行な方向の移動を
阻止され、上部筐体の押圧部材によって、上下方向の移
動を阻止されているため、ゲームプレーヤのような電子
機器をケース内でがたつかせずに安全に持ち運ぶことが
できる。
【0012】本発明のトレーと電子機器との保持手段と
しては、電子機器がトレー面上を移動することを阻止す
るものであればよく、種々のものが採用される。例え
ば、電子機器の周壁に沿った形状の枠やこの枠の一部を
なす枠断片が挙げられる。尚、枠に関しては、トレー面
に立設させても又は底面外形に沿った形状に窪ませて周
囲のトレー平面を枠として利用してもよい。また、枠断
片に関しては、電子機器がトレー面上を移動することを
阻止するためには、電子機器の対向する側壁部に対向す
る一対の枠断片を少なくとも2組必要とする。尚、一対
の枠断片が電子機器の側壁部に沿って彎曲又は曲折して
いるのであれば、1組で充分である。枠又は枠断片は、
電子機器を挟持しても遊嵌してもよい。遊嵌する場合に
は、トレーからの電子機器の取り外しが容易にできる。
また、この場合には、緩衝部材を介して電子機器を保持
することが電子機器の破損が少なく好ましい。
【0013】本発明での係止手段は、少なくとも下部筐
体の内底面と平行な方向へのトレーの移動を阻止する機
構であればよい。例えば、トレーは下部筐体に固着され
てもよい。しかしながら、内底面に対して交差する方向
の移動は、上部筐体と下部筐体とが閉じた状態の時に、
上部筐体の押圧部材によって電子機器及びトレーの移動
が阻止されるため、係止手段によって内底面に対して交
差する方向の移動は阻止する必要はない。更に、下部筐
体と上部筐体との閉鎖を開放した時には、トレーはトレ
ーの下面又は側壁面とこれに対向する下部筐体の内面と
に設けられた相対的な係止部が係合した状態のみである
ため、トレーごとキャリングケースから取り出すことが
できる利点もある。このため、好ましくは、係止手段
は、下部筐体の内底面と平行な方向へのトレーの移動の
みを阻止する機構が選ばれる。
【0014】この係止手段としては、トレーの下面又は
側壁面と、これに対向する下部筐体の内面とに設けられ
た相対的な係合部を含む。例えば、トレーの側壁面を一
方の係合部とし、この側壁面に沿った枠体又は枠体の一
部を他方の係合部として下部筐体の内底面に突設して、
この枠体内部にトレーを落とし込んで互いの係合部を係
合させる形態のもの、トレーの底面を枠体としてこの枠
体の内壁を一方の係合部とし、この枠体の内壁の全て又
は一部に内接する突設片を他方の係合部として下部筐体
に設け、これら係合部を係合させる形態もの、トレーの
底面に溝を形成してこの溝を一方の係合部とし、この溝
に嵌合する突設片を他方の係合部として下部筐体に設
け、これら係合部を係合させる形態もの、トレーの側壁
に上面から下面にかけてレール上の凸片を形成してこれ
を一方の係合部とし、これに合致する凹溝を他方の係合
部として下部筐体の内底面から開口面方向に設けてこれ
ら係合部を係合させる形態もの等、種々のものが考えら
れる。
【0015】好ましい態様としては、例えば、トレーが
下面側周縁部から下方に延ばされたスカート部片を形成
するものでは、その部片の下縁に形成された略コ字状の
切れ込みと、これに対向する前記下部筐体の内底面から
立上ったリブに形成された略コ字状の切れ込みとの嵌合
で果たされる。尚、係合部同士の係合の数は、少なくと
も下部筐体の内底面と平行な方向の移動を阻止するに充
分な数より多くあればよい。即ち、下部筐体の内底面に
対して平行な一方向への移動を阻止するものと、この方
向に直交する下部筐体の内底面に対して平行な方向へ移
動を阻止するものとがあればよい。好ましい態様として
の略コ字状の切れ込みからなる係合部同士を嵌合する機
構では、1つでも下部筐体の内底面と平行な方向の移動
を阻止することができる。
【0016】本発明のキャリングケースを構成する下部
筐体と上部筐体とは、少なくとも電子機器とトレーとを
内部に保持可能な大きさ構成であればよいが、より好ま
しくは、この下部筐体と上部筐体とが、互いに同一の構
造を有するものであれば、安価に製造することができ
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明のキャリングケースの一実施例
の外観を示す平面図である。図2は図1の上部筐体を取
り除いた状態を示す平面図である。図3は図1及び図2
のA−A断面図である。図4は図1のスライド錠の構成
を示す説明図であり、a図は平面図、b図は正面図であ
る。図5は図2のトレーの係合部と下部筐体の係合部と
の係合を説明する説明図である。図6は図2のベルトの
取り付けを説明する説明図である。
【0018】図1に示す通り、本実施例のキャリングケ
ース(1) は、角を丸めた略矩形状の平面形状を有し、一
辺側には持ち手(2) が形成され、これと対向する対向辺
側にはヒンジ(3) が形成されている。キャリングケース
(1) を構成するのは、上部筐体(4) と下部筐体(5) とで
有り、これらを対向辺側のヒンジ(3) によって回動可能
に接続し、持ち手(2) に形成された一対のスライド錠
(6) によって封止する。
【0019】このキャリングケース(1) は上部筐体(4)
と下部筐体(5) とが同じ部品からなり、互いに同じ構造
を有する。即ち、上部及び下部筐体(4)(5)は、プラスチ
ック製で同一の金型から成形される。これにより、安価
に製造することができる。下部筐体(5) の開口面の縁部
では、持ち手側辺の中心とヒンジ側辺の中心とを結ぶ中
心軸に対して、一方の縁部には凸片(7) が形成され、他
方の縁部には凹部(8)が形成されている。また、同一の
構造を有するため、上部筐体(4) では、下部筐体(5) の
凸片(7) には凹部(8) が嵌合し、下部筐体(5) の凹部
(8) には凸片(7)が嵌合する。
【0020】また、図4に示す通り、一対のスライド錠
(6) は上部筐体(4) と下部筐体(5)との各々に一つ装着
される。スライド錠(6) は、一方の筐体の持ち手(2) の
一側方から延びたガイド部片(6c)を出し入れ自在にスラ
イドする鞘状のスライド鞘(6a)と、他方の筐体の持ち手
(2) の他側方から延びたスライド係止片(6b)とからな
る。ガイド部片(6c)は、他方のスライド係止片(6b)と係
合する係合面(6d)を形成して先端部が膨出する構造を有
する。上部及び下部筐体(4)(5)を閉じて一体とした時
に、係合面(6d)に他の筐体のスライド係止片(6b)が納ま
る。スライド鞘(6a)をスライドさせて他の筐体のスライ
ド係止片(6b)を内部に納めて封止する。尚、スライド鞘
(6a)は、図示しないストッパによってガイド部片(6c)か
ら逸脱しないようになっている。
【0021】図2及び図3に示す通り、下部筐体(5) の
内壁には、横方向に2本の横リブ(9) と、この2本の横
リブ(9) を連結するように縦方向中央に1本の縦リブ(1
0)とが筐体(5) と一体に形成されている。2本の横リブ
(9) の一方の側には、L字状の切れ込み(11)が向かい合
わせに1対ずつ形成され、他方の側には、図6に示すよ
うな貼り合わせファスナーの柔軟なベルト(12)が装入さ
れる装入口(13)が各々の横リブ(9) に形成されている。
尚、貼り合わせファスナーの代わりに一端の側縁がギザ
ギザ状の止め位置調節手段を備え、他端にこの一端部を
挿入する挿入穴を備えた柔軟なコードバンドを用いても
よい。
【0022】2本の横リブ(9) は、トレー(14)の周辺か
ら垂下されたスカート断片(15) の下端に設けられた一
方の係合部と係合する他方の係合部が形成される。即
ち、2本の横リブ(9) の中央から装入口(13)側と、この
反対側の端縁部には、トレー(14)のスカート断片(15)に
形成された係合部としての略コ字状の切れ込み(16)と係
合する係合部としての切れ込み(17)が各々に1対ずつ形
成されている。図5に示す通り、この合計4つの切れ込
み(17)により、上面に電子機器としてゲームプレーヤ(2
0)を固定保持したトレー(14)は、下部筐体(4) に対し
て、下部筐体の内底面と平行な方向の移動を阻止されて
いる。
【0023】上部筐体(4) は、下部筐体(5) と同じ部品
であるため、下部筐体(5) と同様に、横方向に2本の横
リブ(9) と、この2本の横リブ(9) を連結するように縦
方向中央に1本の縦リブ(10)とが形成される。尚、これ
ら上部及び下部筐体(4)(5)の横リブ(9) 及び縦リブ(10)
は、筐体と一体に金型から成形されているため、形状を
補強する効果も有するが、筐体のみで充分な強度がある
場合には、一体とせず、着脱自在にしてもよい。
【0024】上部筐体(4) のL字状の切れ込み(11)に
は、ゴムバンド(19)が装着されている。このゴムバンド
(19)は、ゲームプレーヤ(20)で使用するCD−ROMや
攻略本等を挟んで固定したりする。下部筐体(5) のトレ
ーの下方は、トレーを取り外した際に現れるため、好ま
しくは、ゲームプレーヤ(20)で使用するプログラムソフ
トが書き込まれたCD−ROM等を収納する収納空間と
して利用できる。尚、トレー(14)で隠される下部筐体
(5) のL字状の切れ込み(11)にもゴムバンドを装着し、
CD−ROM等の収納物を挟んで固定する際に利用でき
る。また、トレーの下方に位置する縦リブ(10)がCD−
ROM等の収納物の横方向の移動を良好に阻害する利点
もある。
【0025】上部筐体(4) のゲームプレーヤ(20)と対向
する位置には、上部及び下部筐体(4)(5)が閉じて一体と
なった際に、スカート断片(15)に係合されたトレー(14)
に保持されたゲームプレーヤ(20)を押さえつけて下部筐
体(5) の内底面に対して交差する方向の移動を阻止する
押圧部材としてのスポンジ(18)が2本の横リブ(9) の間
に取付けられている。
【0026】トレー(14)とゲームプレーヤ(20)との保持
は、トレー(14)の両側縁部に突設した一対の保持片(21)
で行われる。即ち、一対の保持片(21)はゲームプレーヤ
(20)の両側壁部から前後壁に回り込むように形成された
内側壁(22)を有し、ゲームプレーヤ(20)の両側壁部を保
持する。尚、保持片(21)の外側壁には、トレーの出し入
れを容易とする一対の取手(23)が形成されている。
【0027】尚、トレー(14)のゲームプレーヤ(20)の前
方に当たるエプロン部分(24)には、コントローラ(28)の
接続プラグ(29)及びメモリーカード(27)が接続されたま
まトレー(14)に保持される。接続プラグ(29)及びメモリ
ーカード(27)はゲームプレーヤ(20)の一部の高さ領域し
か塞がないため、ゲーム攻略本等の薄いものであれば、
このエプロン部分(24)に載置することもできる。
【0028】以上のように、上面にゲームプレーヤ(20)
を固定保持するトレー(14)の下面に形成されたスカート
断片(15)の下縁に形成された係合部としての切れ込み(1
6)と、この切れ込み(16)に係合して横リブ(9) に形成さ
れた係合部としての切れ込み(17)とにより、下部筐体の
内底面と平行な方向のトレー(14)の移動を阻止し、上部
筐体(4) の内壁面に設けられ、下部筐体(4) を覆った際
にトレー(14)に保持されたゲームプレーヤ(20)を押さえ
つけてゲームプレーヤ(20)及びトレー(14)の移動を阻止
するスポンジ(18)とを備えるため、ゲームプレーヤ(20)
をケース内でがたつかせずに安全に持ち運ぶことがで
き、下部筐体(5) から上部筐体(4) を開放した際には、
ゲームプレーヤ(20)を取り出さないでそのまま、又はト
レー(14)ごとキャリングケースから取り出して使用する
ことができる。
【0029】また、トレー(14)に保持されているゲーム
プレーヤ(20)に接続されるコントローラ(28)、メモリー
カード(27)、電源ユニット(25)及びテレビに接続するた
めの接続コード(26)についても、ゲームプレーヤ(20)に
接続したまま収納できる。特に、電源ユニット(25)及び
接続コード(26)について他端側から折り畳んで丸めて、
装入口(13)に装入された貼り合わせファスナーのベルト
(12)によって固定される。更に、コントローラの接続プ
ラグ(29)及びメモリーカード(30)は、エプロン部分(24)
が開放されているため、差し込んだ状態で収納できる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、ゲームプレ
ーヤのような電子機器をケース内でがたつかせずに安全
に持ち運ぶことができ、容易にケースから取り出すこと
の可能なキャリングケースを得ることができる。また、
安価に製造することができる構造としたキャリングケー
スを得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャリングケースの一実施例の外観を
示す平面図である。
【図2】図1の上部筐体を取り除いた状態を示す平面図
である。
【図3】図1及び図2のA−A断面図である。
【図4】図1のスライド錠の構成を示す説明図であり、
a図は平面図、b図は正面図である。
【図5】図2のトレーの係合部と下部筐体の係合部との
係合を説明する説明図である。
【図6】図2のベルトの取り付けを説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
(1) …キャリングケース、 (2) …持ち手、 (3) …ヒンジ、 (4) …上部筐体、 (5) …下部筐体、 (6) …スライド錠、 (6a)…スライド鞘、 (6b)…スライド係止片、 (6c)…ガイド部片、 (6d)…係合面、 (7) …凸片、 (8) …凹部、 (9) …横リブ、 (10)…縦リブ、 (11)…L字状の切れ込み、 (12)…貼り合わせファスナーのベルト、 (13)…装入口、 (14)…トレー、 (15)…スカート断片、 (16)…スカート断片側略コ字状の切れ込み(係合部)、 (17)…係止片側略コ字状の切れ込み(係合部)、 (18)…押圧部材としてのスポンジ、 (19)…ゴムバンド、 (20)…ゲームプレーヤ、 (21)…保持片、 (22)…内側壁、 (23)…取手、 (24)…エプロン部分、 (25)…電源ユニット、 (26)…接続コード、 (27)…メモリーカード、 (28)…コントローラ、 (29)…接続プラグ、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部筐体と下部筐体とを互いの開口面で
    突き合わせて閉じることにより、内部に電子機器を収納
    する閉鎖筐体を形成するキャリングケースであって、 上面に前記電子機器を保持する保持手段を備えたトレー
    が、係止手段によって前記下部筐体内に該下部筐体の内
    底面と平行な方向へのトレーの移動を阻止するように配
    置され、 前記係止手段は、トレーの下面又は側壁面と、これに対
    向する下部筐体の内面とに設けられた相対的な係合部を
    含み、 前記上部筐体の内壁面には、上部筐体と下部筐体とが閉
    じた状態の時に前記係止手段によって配置されたトレー
    の上面に保持されている電子機器を押さえつけて前記電
    子機器及びトレーの移動を阻止する押圧部材が設けられ
    ていることを特徴とするキャリングケース。
  2. 【請求項2】 前記保持手段として、前記電子機器のト
    レー面上の移動を阻止する前記電子機器の周壁に沿った
    枠又は枠の一部をなす枠断片が設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載のキャリングケース。
  3. 【請求項3】 前記係合部同士の係合が、前記トレーの
    下面側周縁部から下方に延ばされたスカート部片の下縁
    に形成された略コ字状の切れ込みと、これに対向する前
    記下部筐体の内底面から立上ったリブに形成された略コ
    字状の切れ込みとの嵌合で果たされることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のキャリングケース。
  4. 【請求項4】 前記下部筐体と上部筐体とが、互いに同
    一の構造を有することを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載のキャリングケース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019187080A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社ホリ リバーシブルポーチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019187080A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社ホリ リバーシブルポーチ

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