JP2002141962A - キャリア再生回路およびロック検出回路 - Google Patents

キャリア再生回路およびロック検出回路

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JP2002141962A
JP2002141962A JP2000334839A JP2000334839A JP2002141962A JP 2002141962 A JP2002141962 A JP 2002141962A JP 2000334839 A JP2000334839 A JP 2000334839A JP 2000334839 A JP2000334839 A JP 2000334839A JP 2002141962 A JP2002141962 A JP 2002141962A
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Shin Chan Rapp
シン チャン ラップ
Shuji Murakami
修二 村上
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H04L2027/0044Control loops for carrier regulation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるM値の複数のPSK変調信号が混在す
る場合に簡単にキャリアを再生することが困難であっ
た。 【解決手段】 BPSK位相検出部2は入力信号がBP
SK変調信号であるものとして、8PSK位相検出部3
は入力信号が8PSK変調信号であるものとして、再生
したキャリアの位相誤差を検出し、8PSK周波数検出
部4が、入力信号が8PSK変調信号であるものとし
て、再生したキャリアの周波数誤差を検出する。セレク
タ5が、BPSK位相検出部2および8PSK位相検出
部3により検出された位相誤差のいずれかを選択し、キ
ャリア再生部21が、選択された位相誤差および周波数
誤差に基づいて位相を調整してキャリアを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PSK(Phase
Shift Keying)復調回路に設けられ、異なるM値を有す
る複数のPSK変調信号が混在する入力信号からキャリ
アを再生するキャリア再生回路、および入力信号に基づ
いてキャリア再生回路の負帰還ループの状態がロック状
態であることを検出するロック検出回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】
【図1】図10は、従来のキャリア再生回路の構成例を
示すブロック図である。図10において、101はPS
K変調信号を直交変換した複素信号(I,Q)と数値制
御発振器111からの信号とを乗算してキャリアを再生
する乗算器であり、102は再生されたキャリアの位相
誤差を検出する位相検出部であり、104は再生された
キャリアの周波数誤差を検出する周波数検出部であり、
106は位相誤差に所定の値pgainを乗算する乗算
器であり、107は周波数誤差に所定の値fgainを
乗算する乗算器であり、108は乗算器106の演算結
果と乗算器107の演算結果とを加算する加算器であ
り、109は加算器108の出力に対するループフィル
タであり、110はループフィルタ109の出力を累積
するアキュムレータであり、111はアキュムレータ1
10の出力値に応じた周波数の信号を生成する数値制御
発振器(NCO)である。
【0003】次に動作について説明する。この従来のキ
ャリア再生回路は、負帰還ループを構成しており、単一
のM値のPSK変調信号が入力信号である場合に、ロッ
ク状態ではキャリアを連続的に再生する。
【0004】まず、乗算器101は複素信号(I,Q)
と数値制御発振器111からの信号とを乗算して、乗算
後の信号を、再生したキャリアとして出力する。再生さ
れたキャリアから、位相検出部102により位相誤差が
検出される。図11はBPSK変調信号の位相から位相
誤差を検出する際の位相検出部102の特性を示す図で
ある。また、周波数検出部104により周波数誤差が検
出される。乗算器106はその位相誤差に所定の値pg
ainを乗算し、乗算器107は周波数誤差に所定の値
fgainを乗算し、加算器108は乗算器106の演
算結果と乗算器107の演算結果とを加算する。
【0005】ループフィルタ109は加算器108の出
力に対して所定のフィルタ特性でローパスフィルタとし
てフィルタリングを実行し、アキュムレータ110はル
ープフィルタ109の出力を累積し、NCO111はア
キュムレータ110の出力値に応じた周波数の信号を生
成し、乗算器101に供給する。
【0006】これにより、位相誤差および周波数誤差が
小さくなるように負帰還がかかり、ロック状態に移行す
ると、安定してキャリアが再生される。
【0007】このように上記回路では、PSK変調信号
の変調時のM値が一定である場合には、問題なくキャリ
アを再生することができる。
【0008】しかしながら、例えば日本のBS(Broadc
ast Satellite)システムで使用されるような、BPSK
変調信号、QPSK変調信号、8PSK変調信号などの
M値の異なるPSK変調信号が混在した入力信号の場
合、このままではロック状態に収束させることが困難に
なり、キャリアを安定して再生することが困難である。
【0009】そこで、図10の従来のキャリア再生回路
を、所定の1つのM値のPSK変調信号(例えばBPS
K変調信号)に対応する回路として構成し、さらに、入
力されたPSK変調信号がそのM値のものであるか否か
を監視し、図12に示すように、入力信号のM値がその
M値である場合のみ、所定の値pgain,fgain
を非ゼロに設定して、そのM値のPSK変調信号につい
ての複素信号のみを選択してキャリアを再生することが
考えられる。なお、図12は入力信号のM値に対応した
pgainおよびfgainの設定について説明する図
である。
【0010】ここで、M=2,4,8の場合、すなわち
BPSK変調信号、QPSK変調信号および8PSK変
調信号の場合の符号点配置について説明する。図13
は、BPSK変調信号、QPSK変調信号、および8P
SK変調信号のI−Q平面における符号点配置を示す図
である。図13における丸印のマークが各変調信号の符
号点である。このとき、BPSK変調信号、QPSK変
調信号、および8PSK変調信号の位相誤差の電力をE
、EおよびEとし、各電力が最小になる位相誤差
をθeq,B、θeq,Qおよびθeq,8とすると、
各位相誤差θeq ,B,θeq,Q,θeq,8は、式
(1)、式(2)および式(3)に示すようになる。
【数1】
【数2】
【数3】
【0011】次に、図14は、従来のロック検出回路の
構成例を示すブロック図である。図14において、14
1はBPSK変調信号の直交検波後の複素信号(I,
Q)のI−Q平面上における位置が後述の参照領域に存
在するか否かを判定するBPSK領域検出部であり、1
42は加算器であり、143は遅延回路であり、144
は比較器である。
【0012】次に動作について説明する。図15は、B
PSK変調信号についてのI−Q平面における参照領域
を示す図である。
【0013】BPSK領域検出部141では、まず、図
15に示すように、I−Q平面を4つの角度領域に分割
し、−π/4からπ/4までの領域および3π/4から
5π/4までの領域が参照領域とされる。すなわち、i
を0からM−1のいずれかの正数として、(4i−1)
π/(2M)から(4i+1)π/(2M)までの角度
領域が参照領域とされる。BPSK変調信号の場合、M
=2であるので、−π/4からπ/4までの角度領域
(i=0)、および3π/4から5π/4までの角度領
域(i=1)が参照領域になる。
【0014】そして、BPSK領域検出部141は、供
給された複素信号のI−Q平面上での位置を計算し、そ
の位置が参照領域に存在するか否かを判定し、その位置
が参照領域に存在する場合には、+1を出力し、そうで
ない場合には、−1を出力する。
【0015】加算器142および遅延回路143は、B
PSK領域検出部141からの値を累積し、その累積値
を比較器144に供給する。比較器144は、その累積
値が所定の閾値以上であるか否かを判定し、その累積値
が所定の閾値以上である場合には、ロック状態である旨
の信号を出力する。
【0016】すなわち、参照領域内に存在する変調信号
(BPSK変調信号である確率の高い信号)がそうでな
い変調信号より所定の量だけ多く検出された場合、BP
SK変調信号用の従来のキャリア再生回路では負帰還ル
ープの状態がロック状態に移行したと判断される。
【0017】例えば、キャリア再生回路における乗算器
101による乗算後の複素信号の存在位置がI−Q平面
で反時計回りに回転する場合、その位相が0〜π/2で
ある範囲では、位相が最も近い符号位置(位相=0)か
ら遠ざかっていくので、位相誤差が負の値で減少してい
き、周波数誤差は負となり、位相がπ/2〜πである範
囲では、位相が最も近い符号位置(位相=π)に近づい
ていくので、位相誤差が正の値で減少していき、周波数
誤差は負となる。
【0018】また、キャリア再生回路における負帰還ル
ープの状態がプルイン状態である場合には、乗算器10
1による乗算後の複素信号の存在位置が参照領域ではな
い領域(非参照領域)に存在することがあるが、負帰還
ループの状態がロック状態である場合には、乗算器10
1による乗算後の複素信号の存在位置が参照領域に存在
することが多くなる。図16は従来のロック検出回路の
遅延回路143の出力値の推移の一例を示す図である。
図16に示すように、遅延回路143の出力値(すなわ
ち、BPSK領域検出部141の出力の累積値)は、プ
ルイン状態では、振動しながら減少していき、ロック状
態に移行すると、増加していく。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来のキャリア再生回
路は以上のように構成されているので、いずれかのM値
のPSK変調信号からのキャリアを再生することができ
るものの、異なるM値の複数のPSK変調信号が混在す
る場合にも簡単な回路構成でキャリアを再生することが
困難であるなどの課題があった。
【0020】なお、変調信号にM値を示すデータを逐次
埋め込んでおくようにして、復調時にそのデータに基づ
いてM値を判別し、そのM値に応じたキャリア再生回路
でキャリアを再生することが考えられるが、変調時にそ
のようなデータを埋め込むための処理や回路が必要にな
るとともに、復調時にそのようなデータを検出してキャ
リア再生回路を切り替えるための処理や回路が必要にな
るので、回路規模や処理時間を低減することが困難であ
るなどの課題があった。
【0021】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、入力信号が最小のM値のPSK変
調信号であるものとして、再生したキャリアの位相誤差
を検出する第1の位相検出部と、入力信号が最大のM値
のPSK変調信号であるものとして、再生したキャリア
の位相誤差を検出する第2の位相検出部と、入力信号が
最大のM値のPSK変調信号であるものとして、再生し
たキャリアの周波数誤差を検出する周波数検出部と、第
1の位相検出部により検出された位相誤差および前記第
2の位相検出部により検出された位相誤差のいずれかを
選択する選択部と、選択部により選択された位相誤差お
よび周波数検出部により検出された周波数誤差に基づい
て位相を調整してキャリアを再生するキャリア再生部と
を備えるようにして、2つの位相検出部および1つの周
波数検出部で済み、回路規模の小さいキャリア再生回路
およびロック検出回路を得ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係るキャリア
再生回路は、入力信号が最小のM値のPSK変調信号で
あるものとして、再生したキャリアの位相誤差を検出す
る第1の位相検出部と、入力信号が最大のM値のPSK
変調信号であるものとして、再生したキャリアの位相誤
差を検出する第2の位相検出部と、入力信号が最大のM
値のPSK変調信号であるものとして、再生したキャリ
アの周波数誤差を検出する周波数検出部と、第1の位相
検出部により検出された位相誤差および第2の位相検出
部により検出された位相誤差のいずれかを選択する選択
部と、選択部により選択された位相誤差および周波数検
出部により検出された周波数誤差に基づいて位相を調整
してキャリアを再生するキャリア再生部とを備えるもの
である。
【0023】この発明に係るキャリア再生回路は、選択
部により選択された位相誤差の大きさを調節する第1の
調節手段と、周波数誤差の大きさを調節する第2の調節
手段と、第1の調節手段による調節後の位相誤差および
第2の調節手段による調節後の周波数誤差の和を計算す
る加算器と、加算器の演算結果を供給されるループフィ
ルタと、ループフィルタの出力値を累積するアキュムレ
ータと、アキュムレータの出力値に応じた周波数の誤差
信号を生成する発振手段と、発振手段により生成された
誤差信号を入力信号に乗算してキャリアを再生する乗算
器とをキャリア再生部に有するものである。
【0024】この発明に係るキャリア再生回路は、第1
の位相検出部、第2の位相検出部、周波数検出部、選択
部およびキャリア再生部が負帰還ループを構成し、選択
部が、負帰還ループがプルイン状態である場合には、第
1の位相検出部による位相誤差を選択し、負帰還ループ
がロック状態である場合には、第2の位相検出部による
位相誤差を選択するようにしたものである。
【0025】この発明に係るキャリア再生回路は、選択
部が、入力信号に基づいて負帰還ループの状態がロック
状態であることを検出するロック検出回路を有し、ロッ
ク検出回路が、異なるM値の複数のPSK変調信号が混
在する入力複素信号についての最小のM値の2倍の数に
複素平面を分割した角度領域のうちの所定のM個の角度
領域に再生したキャリアが存在するか否かを判定する判
定手段と、判定手段による判定結果を累積する累積手段
と、累積手段による判定結果の累積に基づいてキャリア
再生回路の負帰還ループの状態がロック状態であるか否
かを判定するロック検出手段とを有するものである。
【0026】この発明に係るロック検出回路は、異なる
M値の複数のPSK変調信号が混在する入力複素信号に
ついての最小のM値の2倍の数に複素平面を分割した角
度領域のうちの所定のM個の角度領域にキャリア再生回
路により再生されたキャリアが存在するか否かを判定す
る判定手段と、判定手段による判定結果を累積する累積
手段と、累積手段による判定結果の累積に基づいてキャ
リア再生回路の負帰還ループの状態がロック状態である
か否かを判定するロック検出手段とを備えるものであ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるキ
ャリア再生回路の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1はNCO11により生成された誤差信号を入
力信号を直交変換した複素信号(I,Q)に乗算してキ
ャリアを再生する乗算器であり、2は入力信号がBPS
K変調信号であるものとして、再生したキャリアの位相
誤差θを検出するBPSK位相検出部(第1の位相検
出部)であり、3は入力信号が8PSK変調信号である
ものとして、再生したキャリアの位相誤差θを検出す
る8PSK位相検出部(第2の位相検出部)であり、4
は入力信号が8PSK変調信号であるものとして、再生
したキャリアの周波数誤差Ψを検出する8PSK周波
数検出部(周波数検出部)である。
【0028】また、5はBPSK位相検出部2により検
出された位相誤差および8PSK位相検出部3により検
出された位相誤差のいずれかを選択するセレクタであ
り、6はセレクタ5により選択された位相誤差に所定の
値pgainを乗算する乗算器(第1の調節手段)であ
り、7は周波数誤差に所定の値fgainを乗算する乗
算器(第2の調節手段)であり、8は乗算器6の出力お
よび乗算器7の出力の和を計算する加算器である。
【0029】さらに、9は加算器8の演算結果に対して
所定のフィルタ特性でフィルタリングを実行するループ
フィルタであり、10はループフィルタ9の出力値を累
積するアキュムレータであり、11はアキュムレータ1
0の出力値に応じた周波数の誤差信号を生成するNCO
(発振手段)である。
【0030】さらに、12は再生したキャリアに基づい
て負帰還ループの状態を検出し、負帰還ループがプルイ
ン状態である場合には、BPSK位相検出部2による位
相誤差を選択し、負帰還ループがロック状態である場合
には、8PSK位相検出部3による位相誤差をセレクタ
5に選択させるロック検出回路である。
【0031】なお、21は、乗算器6,7、加算器8、
ループフィルタ9、アキュムレータ10、NCO11お
よび乗算器1で構成され、セレクタ5により選択された
位相誤差および8PSK周波数検出部4により検出され
た周波数誤差に基づいて位相を調整してキャリアを再生
するキャリア再生部であり、22はロック検出回路12
およびセレクタ5で構成される選択部である。
【0032】次に動作について説明する。このキャリア
再生回路では、BPSK変調信号、QPSK変調信号お
よび8PSK変調信号、すなわち、M値が2,4,8で
あるM値PSK変調信号が混在する入力信号からキャリ
アが再生される。したがって、実施の形態1では、最小
のM値は2であり、最大のM値は8である。
【0033】乗算器1はNCO11により生成された誤
差信号を複素信号に乗算してキャリアを再生する。
【0034】BPSK位相検出部2は入力信号がBPS
K変調信号であるものとして、再生したキャリアの位相
誤差θを検出する。なお、再生されたキャリアの位相
θとBPSK位相検出部2により検出される位相誤差θ
との関係は、図11に示すようになる。
【0035】また、8PSK位相検出部3は入力信号が
8PSK変調信号であるものとして、再生したキャリア
の位相誤差θを検出する。図2は再生されたキャリア
の位相θと8PSK位相検出部3により検出される位相
誤差θとの関係を示す図である。
【0036】さらに、8PSK周波数検出部4は入力信
号が8PSK変調信号であるものとして、再生したキャ
リアの周波数誤差Ψを検出する。図3は再生されたキ
ャリアの周波数Ψと8PSK周波数検出部4により検出
される周波数誤差Ψとの関係を示す図である。
【0037】一方、ロック検出回路12は再生したキャ
リアに基づいて負帰還ループの状態を検出し、負帰還ル
ープの状態がロック状態であるか否かを判定する。そし
て、ロック検出回路12は、負帰還ループがプルイン状
態である場合には、BPSK位相検出部2による位相誤
差θを、負帰還ループがロック状態である場合には、
8PSK位相検出部3による位相誤差θをセレクタ5
に選択させる。セレクタ5は、ロック検出回路12によ
る制御に応じて、BPSK位相検出部2により検出され
た位相誤差および8PSK位相検出部3により検出され
た位相誤差のいずれかを選択する。図4はロック検出回
路12の動作を説明する図である。図4に示すように、
ロック検出回路12によりロック状態が検出されると、
負帰還ループで使用される位相誤差が、BPSK位相検
出部2により検出された位相誤差θから8PSK位相
検出部3により検出された位相誤差θへ切り替えられ
る。なお、周波数誤差については、8PSK周波数検出
部4により検出されたものがプルイン状態およびロック
状態を通じて使用される。
【0038】そして、乗算器6はセレクタ5により選択
された位相誤差に所定の値pgainを乗算し、乗算器
7は周波数誤差に所定の値fgainを乗算し、加算器
8は、乗算器6の出力および乗算器7の出力の和を計算
する。なお、値pgain,fgainは、一定の値で
もよく、負帰還ループの状態に応じて最適な値としても
よい。
【0039】ループフィルタ9は、例えばローパスフィ
ルタとして機能し、加算器8の演算結果に対して所定の
フィルタ特性でフィルタリングを実行する。アキュムレ
ータ10はループフィルタ9の出力値を累積し、NCO
11はアキュムレータ10の出力値に応じた周波数の誤
差信号を生成する。
【0040】これにより、位相誤差および周波数誤差が
小さくなるように負帰還がかかり、ロック状態に移行す
ると、安定してキャリアが再生される。
【0041】負帰還ループがプルイン状態である場合、
BPSK位相検出部2は、入力信号がすべてBPSK変
調信号であるものとして、BPSK変調信号、QPSK
変調信号および8PSK変調信号の位相誤差を検出す
る。図5および図6はBPSK変調信号、QPSK変調
信号および8PSK変調信号の混合した入力信号につい
て再生したキャリアの位相誤差をBPSK位相検出部に
より検出する場合の各信号の符号点を示す図である。な
お、今の場合、16PSK変調信号は混合されていない
が、16PSK変調信号が混合されている場合には、1
6PSK変調信号の符号点配置は図5に示すようにな
る。
【0042】BPSK変調信号、QPSK変調信号およ
び8PSK変調信号の符号点は、それぞれ単独である場
合には図13に示すようになるが、これらの位相誤差を
BPSK位相検出部2で検出する場合には、図5に示す
ようになる。すなわち、BPSK変調信号およびQPS
K変調信号の符号点は変化しないが、8PSK変調信号
の符号点はπ/8だけシフトする。このときの、BPS
K変調信号、QPSK変調信号および8PSK変調信号
の混合した入力信号の位相誤差の電力Eは、式(4)に
示すようになる。 E=P+P+P ・・・(4) ここで、Pは入力信号のうちのBPSK変調信号の割
合であり、Pは入力信号のうちのQPSK変調信号の
割合であり、Pは入力信号のうちの8PSK変調信号
の割合である(P+P+P=1)。また、E
BPSK変調信号の位相誤差の電力であり、EはQP
SK変調信号の位相誤差の電力であり、Eは8PSK
変調信号の位相誤差の電力である。
【0043】なお、BPSK変調信号の位相誤差の電力
、およびQPSK変調信号の位相誤差の電力E
は、この場合にも符号点配置が変化しないため、式
(1)および式(2)に示すものと同一である(E
θ、E=Δ+θ)。
【0044】一方、8PSK変調信号の位相誤差の電力
E8は、この場合では符号点配置が変化するため、式
(5)に示すようになる。
【数4】
【0045】したがって、式(1),(2),(4),
(5)に基づいて、入力信号の位相誤差の電力Eが最小
になる位相誤差θeqは、式(6)に示すようになる。
【数5】
【0046】例えば、P=P=P=1/3の場
合、θeq=π/24であり、P=P=0,P
1の場合、θeq=π/8である。また、θeqは、0
〜π/8のいずれかの値になる。
【0047】つまり、BPSK変調信号、QPSK変調
信号および8PSK変調信号の混合した入力信号の位相
誤差をBPSK位相検出部2により検出すると、プルイ
ン状態では、対称性を考慮して、位相誤差θが−π/
8〜π/8または7π/8〜−7π/8の範囲にプルイ
ンされる。図7は、プルイン後に、再生されたキャリア
の位相誤差が出現する領域を示す図である。
【0048】位相誤差θが−π/8〜π/8または7
π/8〜−7π/8の範囲にプルインされた後、ロック
状態に移行し、セレクタ5により8PSK位相検出部3
により位相誤差θを検出するようにさせて、再生した
キャリアの位相を8PSK変調信号の符号点の位相に収
束させ、再生したキャリアの位相誤差を0に収束させ
る。
【0049】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、入力信号がBPSK変調信号であるものとして、再
生したキャリアの位相誤差を検出するBPSK位相検出
部2と、入力信号が8PSK変調信号であるものとし
て、再生したキャリアの位相誤差を検出する8PSK位
相検出部3と、入力信号が8PSK変調信号であるもの
として、再生したキャリアの周波数誤差を検出する8P
SK周波数検出部4と、BPSK位相検出部2により検
出された位相誤差および8PSK位相検出部3により検
出された位相誤差のいずれかを選択するセレクタ5と、
セレクタ5により選択された位相誤差および8PSK周
波数検出部4により検出された周波数誤差に基づいて位
相を調整してキャリアを再生するキャリア再生部21と
を備えるようにしたので、異なるM値の複数のPSK信
号の混在する入力信号からキャリアを小さい回路規模で
再生することができるという効果が得られる。
【0050】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2によるロック検出回路の構成を示すブロック図であ
る。図8において、41は、異なるM値の複数のPSK
変調信号が混在する入力複素信号についての最小のM値
の2倍の数に複素平面を分割した角度領域のうちの所定
のM個の角度領域にキャリア再生回路により再生された
キャリアが存在するか否かを判定する最小M値領域検出
部(判定手段)である。42は加算器であり、43は遅
延回路であり、加算器42および遅延回路43は、最小
M値領域検出部41の出力値を累積する累積手段を構成
する。44は、遅延回路43の出力(すなわち、最小M
値領域検出部41の出力値の累積値)に基づいてキャリ
ア再生回路の負帰還ループの状態がロック状態であるか
否かを判定する比較器(ロック検出手段)である。
【0051】次に動作について説明する。一例として、
実施の形態1におけるロック検出回路12の場合につい
て説明する。なお、実施の形態1では、BPSK変調信
号、QPSK変調信号およびBPSK変調信号が入力さ
れるので、最小のM値は2であり、最大のM値は8であ
る。
【0052】したがって、最小M値領域検出部41は、
複素平面を4つに分割した角度領域のうちの所定の2個
の角度領域である参照領域に入力複素信号(再生したキ
ャリア)が存在するか否かを判定し、参照領域に入力複
素信号が存在する場合には、+1を出力し、そうでない
場合には、−1を出力する。なお、この場合、参照領域
は、−π/4〜π/4および3π/4〜5π/4であ
る。
【0053】そして、加算器42および遅延回路43
は、最小M値領域検出部41の出力値を累積し、その累
積値を比較器44に供給する。比較器44は、この累積
値と所定の閾値とを比較し、その比較結果に応じてキャ
リア再生回路の負帰還ループの状態がロック状態である
か否かを判定し、その判定結果を出力する。
【0054】キャリア再生回路がプルイン状態である場
合、BPSK位相検出部2による位相誤差が使用されて
おり、入力信号においてBPSK変調信号が出現するほ
ど、ロック状態に近づいていく。このロック検出回路1
2では、最小のM値のPSK変調信号(BPSK変調信
号)についての参照領域に、再生したキャリアが存在す
るか否かが判定される。
【0055】このとき、最小のM値以外のPSK変調信
号、今の場合、QPSK変調信号および8PSK変調信
号が出現した場合、所定の角速度でI−Q平面上を移動
していくので、参照領域に存在する確率と非参照領域に
存在する確率とが平均的にほぼ0となり、最小M値領域
検出部41の出力値の累積値には、影響を与えない。図
9はこの実施の形態2によるロック検出回路12の遅延
回路43の出力値の推移の一例を示す図である。
【0056】したがって、図9に示すように、QPSK
変調信号および8PSK変調信号の出現に起因して、最
小M値領域検出部41の出力値の累積値が変動するが、
概して、ロック状態になると、平均的に、再生したキャ
リアの位相が参照領域に存在する割合が増加するので、
最小M値領域検出部41の出力値の累積値が増加してい
く。したがって、その累積値が所定の閾値以上になった
場合に、ロック状態を検知することができる。
【0057】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、最小M値領域検出部41が、異なるM値の複数のP
SK変調信号が混在する入力複素信号について複素平面
を2M個に分割した角度領域のうちの所定のM個の角度
領域にキャリア再生回路により再生されたキャリアが存
在するか否かを判定し、加算器42および遅延回路43
が、最小M値領域検出部41による判定結果を累積し、
比較器44が、その判定結果の累積に基づいてキャリア
再生回路の負帰還ループの状態がロック状態であるか否
かを判定するようにしたので、入力信号において異なる
M値の複数のPSK変調信号が混在する場合でも、ノイ
ズの影響を受けずにロック状態を検出することができる
という効果が得られる。
【0058】なお、上記実施の形態では、入力信号に
は、BPSK変調信号、QPSK変調信号および8PS
K変調信号が混在している場合について述べたが、他の
M値のPSK変調信号がさらに混在する場合でも同様に
キャリアの再生およびロック状態の検出が可能である。
【0059】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、入力
信号が最小のM値のPSK変調信号であるものとして、
再生したキャリアの位相誤差を検出する第1の位相検出
部と、入力信号が最大のM値のPSK変調信号であるも
のとして、再生したキャリアの位相誤差を検出する第2
の位相検出部と、入力信号が最大のM値のPSK変調信
号であるものとして、再生したキャリアの周波数誤差を
検出する周波数検出部と、第1の位相検出部により検出
された位相誤差および第2の位相検出部により検出され
た位相誤差のいずれかを選択する選択部と、選択部によ
り選択された位相誤差および周波数検出部により検出さ
れた周波数誤差に基づいて位相を調整してキャリアを再
生するキャリア再生部とを備えるようにしたので、異な
るM値の複数のPSK信号の混在する入力信号からキャ
リアを小さい回路規模で再生することができるという効
果がある。
【0060】この発明によれば、異なるM値の複数のP
SK変調信号が混在する入力複素信号についての最小の
M値の2倍の数に複素平面を分割した角度領域のうちの
所定のM個の角度領域にキャリア再生回路により再生さ
れたキャリアが存在するか否かを判定する判定手段と、
判定手段による判定結果を累積する累積手段と、累積手
段による判定結果の累積に基づいてキャリア再生回路の
負帰還ループの状態がロック状態であるか否かを判定す
るロック検出手段とを備えるようにしたので、入力信号
において異なるM値の複数のPSK変調信号が混在する
場合でも、ノイズの影響を受けずにロック状態を検出す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるキャリア再生
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】 再生されたキャリアの位相と8PSK位相検
出部により検出される位相誤差との関係を示す図であ
る。
【図3】 再生されたキャリアの周波数と8PSK周波
数検出部により検出される周波数誤差との関係を示す図
である。
【図4】 ロック検出回路の動作を説明する図である。
【図5】 BPSK変調信号、QPSK変調信号、8P
SK変調信号および16PSK変調信号のI−Q平面に
おける符号点配置を示す図である。
【図6】 BPSK変調信号、QPSK変調信号および
8PSK変調信号の混合した入力信号について再生した
キャリアの位相誤差をBPSK位相検出部により検出す
る場合の各信号の符号点を示す図である。
【図7】 プルイン後に、再生されたキャリアの位相誤
差が出現する領域を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2によるロック検出回
路の構成を示すブロック図である。
【図9】 この実施の形態2によるロック検出回路の遅
延回路の出力値の推移の一例を示す図である。
【図10】 従来のキャリア再生回路の構成例を示すブ
ロック図である。
【図11】 BPSK変調信号の位相から位相誤差を検
出する際の位相検出部の特性を示す図である。
【図12】 入力信号のM値に対応したpgainおよ
びfgainの設定について説明する図である。
【図13】 BPSK変調信号、QPSK変調信号、お
よび8PSK変調信号のI−Q平面における符号点配置
を示す図である。
【図14】 従来のロック検出回路の構成例を示すブロ
ック図である。
【図15】 BPSK変調信号についてのI−Q平面に
おける参照領域を示す図である。
【図16】 従来のロック検出回路の遅延回路の出力値
の推移の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 乗算器、2 BPSK位相検出部(第1の位相検出
部)、3 8PSK位相検出部(第2の位相検出部)、
4 8PSK周波数検出部(周波数検出部)、6 乗算
器(第1の調節手段)、7 乗算器(第2の調節手
段)、8 加算器、9 ループフィルタ、10 アキュ
ムレータ、11 数値制御発振器(発振手段)、12
ロック検出回路、21 キャリア再生部、22 選択
部、41 最小M値領域検出部(判定手段)、42 加
算器(累積手段)、43 遅延回路(累積手段)、44
比較器(ロック検出手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるM値の複数のPSK変調信号が混
    在する入力信号からキャリアを再生するキャリア再生回
    路において、 前記入力信号が最小のM値のPSK変調信号であるもの
    として、再生したキャリアの位相誤差を検出する第1の
    位相検出部と、 前記入力信号が最大のM値のPSK変調信号であるもの
    として、再生したキャリアの位相誤差を検出する第2の
    位相検出部と、 前記入力信号が最大のM値のPSK変調信号であるもの
    として、再生したキャリアの周波数誤差を検出する周波
    数検出部と、 前記第1の位相検出部により検出された位相誤差および
    前記第2の位相検出部により検出された位相誤差のいず
    れかを選択する選択部と、 前記選択部により選択された位相誤差および前記周波数
    検出部により検出された周波数誤差に基づいて位相を調
    整してキャリアを再生するキャリア再生部とを備えるこ
    とを特徴とするキャリア再生回路。
  2. 【請求項2】 キャリア再生部は、選択部により選択さ
    れた位相誤差の大きさを調節する第1の調節手段と、周
    波数誤差の大きさを調節する第2の調節手段と、前記第
    1の調節手段による調節後の位相誤差および前記第2の
    調節手段による調節後の周波数誤差の和を計算する加算
    器と、前記加算器の演算結果を供給されるループフィル
    タと、前記ループフィルタの出力値を累積するアキュム
    レータと、前記アキュムレータの出力値に応じた周波数
    の誤差信号を生成する発振手段と、前記発振手段により
    生成された誤差信号を入力信号に乗算してキャリアを再
    生する乗算器とを有することを特徴とする請求項1記載
    のキャリア再生回路。
  3. 【請求項3】 第1の位相検出部、第2の位相検出部、
    周波数検出部、選択部およびキャリア再生部は、負帰還
    ループを構成し、 前記選択部は、前記負帰還ループがプルイン状態である
    場合には、前記第1の位相検出部による位相誤差を選択
    し、前記負帰還ループがロック状態である場合には、前
    記第2の位相検出部による位相誤差を選択することを特
    徴とする請求項1記載のキャリア再生回路。
  4. 【請求項4】 選択部は、入力信号に基づいて負帰還ル
    ープの状態がロック状態であることを検出するロック検
    出回路を有し、 前記ロック検出回路は、異なるM値の複数のPSK変調
    信号が混在する入力複素信号についての最小のM値の2
    倍の数に複素平面を分割した角度領域のうちの所定のM
    個の角度領域に前記再生したキャリアが存在するか否か
    を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を
    累積する累積手段と、前記累積手段による判定結果の累
    積に基づいてキャリア再生回路の負帰還ループの状態が
    ロック状態であるか否かを判定するロック検出手段とを
    有することを特徴とする請求項1,2または3記載のキ
    ャリア再生回路。
  5. 【請求項5】 入力信号に基づいてキャリア再生回路の
    負帰還ループの状態がロック状態であることを検出する
    ロック検出回路において、 異なるM値の複数のPSK変調信号が混在する入力複素
    信号についての最小のM値の2倍の数に複素平面を分割
    した角度領域のうちの所定のM個の角度領域に前記キャ
    リア再生回路により再生されたキャリアが存在するか否
    かを判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果を累積する累積手段と、 前記累積手段による判定結果の累積に基づいてキャリア
    再生回路の負帰還ループの状態がロック状態であるか否
    かを判定するロック検出手段とを備えることを特徴とす
    るロック検出回路。
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