JP2006157186A - 擬似引き込み検出装置及び復調器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フレーム同期回路のフレーム非同期信号を用いずに、信号の再引き込みから同期判定までの時間を大幅に短縮出来るようにすること、及び、復調器単独で、すべての疑似引き込みの検出を行うことが出来るようすることにある。
【解決手段】 フレーム同期回路のフレーム非同期信号を用いずに、復調器のみで擬似引き込みを検出する。又、全ての擬似引き込みを検出するために、受信信号領域判定回路にて受信信号の信号点位置を用いて疑似引き込みの検出を行い、更にAPC信号領域判定回路にて再生PLL回路のAPC信号を用いて疑似引き込みの検出を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、擬似引き込み検出装置に関し、特に、復調器における信号の擬似引き込みを検出する擬似引き込み検出装置に関する。
マイクロ波ディジタル無線通信システムにおける復調器の第1の従来技術として、図6に示すものがある。
図6に示すような従来の復調器において、入力信号の同期・非同期の検出を、C/N推定回路58のみを使用して検出していた。しかしながら、このような従来の復調器では、信号が疑似引き込みを起こした場合、C/N推定回路58は、その回路の性質上、すべての疑似引き込みの検出を行うことができない。そのため、復調器の後段にあるフレーム同期回路61のフレーム非同期信号163を使用して疑似引き込みの検出を行っていた。
また、信号が擬似引き込み状態時、信号の再引き込みから同期判定までの時間を短縮する第2の従来技術がある(例えば、特許文献1)。
第2の従来技術では、信号の同期・非同期の検出を上記第1の従来技術と同様にC/N推定回路で行い、信号の擬似引き込みの検出を領域判定時回路を用いて検出を行っていた。
特開平2003−007838
しかしながら、第1の従来技術の復調器を用いた場合、フレーム非同期信号163の発動及び解除時間が、C/N推定回路58によるC/N
ALARM信号162の発動及び解除時間に比べて、フレーム単位で同期を取る分だけ時間がかかってしまうので、受信信号が正常な状態に復旧し、その後に、同期判定をするまでに多大な時間を必要としていた。
又、第2の従来技術の復調器を用いた場合、領域判定回路は、受信信号の信号点位置でのみ信号の疑似引き込みの検出を行うため、図3の(a)のような、入力信号の±fs/8及び±fs/12ずれ疑似引き込み検出を行うことはできるが、図3の(b)のような±n
*fs/4(n=1,2・・・)ずれの疑似引き込みの検出を行うことができなかった。尚、fsは変調速度である。
そこで、本発明の目的は上記問題点を鑑みて発明されたものであって、フレーム同期回路のフレーム非同期信号を用いずに、入力信号の再引き込みから同期判定までの時間を大幅に短縮出来るようにすることにある。
また、復調器単独で、すべての疑似引き込みの検出を行うことが出来るようすることにある。
上記課題を解決するための第1の発明は、
擬似引き込み検出装置であって、
直交変換されたディジタル信号と基準信号との位相差を検出して位相制御信号を生成し、この位相制御信号に基づいて再生信号を生成する再生部と、
前記再生信号に基づいて、擬似引き込み状態を検出する第1の擬似引き込み検出部と、
前記再生部で生成された位相制御信号に基づいて、擬似引き込み状態を検出する第2の擬似引き込み検出部と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第2の発明は、上記第1の発明において、
前記第1の擬似引き込み検出部は、前記再生信号が再生信号点配置面上の第1の領域に存在する割合又は第2の領域に存在する割合を求めて、擬似引き込み状態を検出し、
前記第2の擬似引き込み検出部は、前記位相制御信号が位相制御信号点配置面上の特定領域に存在するか否かを判定して、擬似引き込み状態を検出することを特徴とする。
上記課題を解決するための第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、
前記再生信号に基づいてC/N値を算出し、予め定められたC/N値と比較するC/N算出部と、
前記C/N算出部の比較結果と、前記第1の擬似引き込み検出部の検出結果と、前記第2の擬似引き込み検出部の検出結果とに基づいて、前記再生信号の同期、非同期状態を検出する同期・非同期検出部と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第4の発明は、上記第3の発明において、
前記同期・非同期検出部が非同期状態を検出した場合、前記再生部にリセット信号を出力するリセット信号発生部を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第5の発明は、上記第1から第4のいずれかに記載の発明において、
前記再生部は、
前記再生信号と前記基準信号との位相差を検出し、再生信号が基準信号と比較して進んでいるか遅れているかを示す位相誤差信号を出力する位相差検出部と、
前記位相差検出部からの位相誤差信号の高周波成分を取り除いて位相制御信号を出力するループフィルタと、
前記ループフィルタからの位相制御信号を角度に対する値に変換して、その角度に応じた余弦値及び正弦値を制御角情報として出力する制御発振部と、
前記制御発振部からの制御角情報に基づいて、前記再生信号に対して位相回転制御を行う位相回転制御部と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第6の発明は、上記第1から第5のいずれかの発明において、
受信した変調信号を、互いに直交するベースバンド信号に変換する直交変換部と、
前記ベースバンド信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換部と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第7の発明は、
復調器であって、
直交変換されたディジタル信号と基準信号との位相差を検出して位相制御信号を生成し、この位相制御信号に基づいて再生信号を生成する再生部と、
前記再生信号に基づいて、擬似引き込み状態を検出する第1の擬似引き込み検出部と、
前記再生部で生成された位相制御信号に基づいて、擬似引き込み状態を検出する第2の擬似引き込み検出部と
を有することを特徴とする。
本発明によると、フレーム同期回路のフレーム非同期信号を用いずに済み、搬送波の再引き込みから同期判定までの時間を大幅に短縮することができるようになる。
更に、受信信号領域判定回路12が受信信号の信号点位置を用いて疑似引き込みの検出を行い、更にAPC信号領域判定回路8が搬送波再生PLL回路のAPC信号を用いて疑似引き込みの検出を行うため、すべての疑似引き込みの検出を行うことができる。即ち、復調器単独で、疑似引き込みの検出を行うことができるようになる。
本発明の実施の形態について説明する。以下、本発明の説明において、変調方式はQPSK(Quadrature Phase Shift
Keying)、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)等の直交変調方式を、復調器の検波方式は準同期検波方式を想定する。また、互いに直交するベースバンド成分の表記として、一般的なIch、Qchという表記を用いるものとする。
図1は、本発明における実施の形態を示す復調器のブロック図である。
本発明の復調器は、直行検波器1、発振器2、アナログ・ディジタル変換器(A/D)3、及び擬似引き込み検出装置を有する。そして、この擬似引き込み検出装置は、位相回転器4、搬送波位相検波器(CARR
PD)5、搬送波ループフィルタ(CARR LPF)6、数値制御発振器7、APC(Automatic Phase
Control)信号領域判定回路8、C/N推定回路9、同期・非同期検出回路10、間欠リセット信号発生回路11、及び受信信号領域判定回路12を有する。
直交検波器1と発振器2とにより、受信した変調信号、即ち、復調器に入力される入力中間周波数信号(IFIN)101は、ベースバンド信号Ich103及びQch104に変換される。尚、本発明の復調器の発振器2は、再生搬送波を出力するものであり、送信機側の変調器における再生搬送波を出力する発振器に近い周波数で自走している。
A/D3は、以降の処理をディジタルで行うために、アナログ信号Ich103をディジタル信号Ich105に、アナログ信号Qch104をディジタル信号Qch106に変換する。
位相回転器4は、ディジタル信号Ich105及びQch106に残っている位相回転に対して、ディジタル信号処理により位相回転制御を行い、再生信号Ich107及びQch108を出力する。これは、上述した通り、本発明の復調器の発振器2は、変調器の発振器に近い周波数で自走しているが、変調器の発振器と復調器の発振器との間に差分として周波数の位相回転が残っている。そこで、位相回転器4は、数値制御発振器7からの信号に基づいて、この位相回転に対して、ディジタル信号処理により逆回転を与えることで、信号を収束させて同期をとるものである。
CARR PD5は、正常状態である時の信号を基準信号として保持しており、この基準信号とCARR
PD5に入力された再生信号Ich107及びQch108との位相差を検出し、入力された再生信号Ich107及びQch108の位相が進んでいるか遅れているかを示す位相誤差信号117を出力する。CARR
PD5は、入力された再生信号Ich107及びQch108の位相がすすんでいるか遅れているかが分かればよいので、例えば、位相が進んでいれば+1を、遅れていれば−1を出力するものでもよいし、位相の遅れ進みの大小に応じた連続の値を出力するものでもよい。
CARR LPF6は、CARR PD5が出力した位相誤差信号117から高周波成分を取り除いてCARR
APC信号118を出力する。
数値制御発振器7は、CARR LPF6から出力されるCARR APC信号118を角度に対応する値に変換し、その角度に応じたcos(余弦)及びsin(正弦)の値を回転角制御情報として位相回転器4に出力する。回転角制御情報cos119、Sin120は、CARR
APC信号118が表す周波数の正弦波となる。従って、CARR APC信号118は、回転角制御情報cos119、Sin120の周波数成分を示している。
C/N推定回路9は、再生信号Ich107及びQch108を使って、受信信号の推定C/N(Carrier/Noise)値を求めて、予め設定されているC/N閾値111と比較する。比較の結果、C/N閾値111よりも推定C/N値が低い場合には、再生信号Ich107及びQch108は非同期状態にあると判断し、C/N
ALARM信号112を出力する。尚、推定C/N値の求め方は、例えば、再生信号Ich107及びQch108のそれぞれの分散を求めた後、それらの加算を行い、雑音電力を求めて、推定C/N値を算出するといったような方法を用いてもよい。
従来の復調器では、信号の同期・非同期の検出を、このC/N推定回路9を使用して検出していた。しかしながら、C/N推定回路9で設定するC/N閾値111の値によっては、信号の同期特性が変化する可能性がある。例えば、今、C/N閾値111を信号の同期状態での推定C/N値に近い値に設定したとする。この時、雑音が加わって推定C/N値が低下したとすると、同期状態であるにもかかわらずC/N推定回路9は非同期状態だと判定してしまい、C/N
ALARM信号112を出力してしまうため、CARR LPF6に間欠リセット信号がかかってしまい、信号が外れやすく不安定な状態となる。一方、C/N閾値111を低く設定した場合、疑似引込みの状態でも、同期状態だと判定してしまい、C/N
ALARM信号112が出力されないため、復調器単独での疑似引き込みの検出は難しく、後段のフレーム同期回路によるフレーム非同期信号を用いて疑似引き込みの検出を行わなければならない。そこで、本発明では、信号の疑似引込みを検出するための回路として、受信信号領域判定回路12とAPC領域判定回路8とが復調器に構成されている。
受信信号領域判定回路12は、例えば、QPSKにおいて、図2に示す位相平面図のA領域又はB領域に一定時間、再生信号Ich107及びQch108がいる割合を求め、B領域にいる割合がある一定以上ならば、再生信号Ich107及びQch108は疑似引き込み状態であると判定し、疑似引き込み検出信号113を出力する。通常、変調速度をfs、変調方式をQPSKとすると、図4に示すように、QPSKにおいて、信号が正常状態の場合には、信号は●の地点で引き込むが、信号に対してΔf=fs/8で引き込んだ場合には、信号×の地点で引き込みが安定してしまう。そこで、受信信号領域判定回路12は、図2に示すような正常時の受信信号の信号点位置を中心とするA領域と、疑似引き込み時に受信信号の信号点が存在すると思われるB領域とに領域分けを行い、A領域又はB領域に一定時間に再生信号Ich107及びQch108がいる割合を求め、再生信号Ich107及びQch108が疑似引き込み状態であるかを判定している。
しかしながら、受信信号領域判定回路12は、再生信号Ich107及びQch108の信号点位置でのみ疑似引き込みの検出を行うため、図3の(a)のような再生信号Ich107及びQch108の±fs/8及び±fs/12ずれ疑似引き込み検出を行うことはできるが、図3の(b)のような±n
*fs/4(n=1,2・・・)ずれの疑似引き込みの検出を行うことができない。そこで、本発明では、±n *fs/4(n=1,2・・・)ずれの疑似引き込みの検出を行うために、APC信号領域判定回路8が復調器に構成されている。尚、fsは変調速度である。
APC信号領域判定回路8は、CARR APC信号118がある特定の範囲にいる割合が多い時に、疑似引き込みをしていると判断し、疑似引き込み検出信号114を発生させる回路である。ここで、ある特定範囲について説明する。図5は、CARR
LPF6からのCARR APC信号118を表す図である。再生信号Ich107及びQch108の±n *fs/4(n=1,2・・・)ずれの疑似引き込み状態において、図5の斜線部分ではCARR
APC信号118の値が安定している。そのため、この斜線部分の範囲にいるCARR APC信号118の割合を求めることにより、±n *fs/4(n=1,2・・・)ずれの疑似引き込み検出を行う。
同期・非同期検出回路10は、C/N推定回路9で求めたC/N ALARM信号112と、受信信号領域判定回路12で求めた疑似引き込み検出信号113と、APC信号領域判定回路8で求めた疑似引き込み信号114とのOR(論理和)をとり、非同期検出信号115を出力するものである。即ち、同期・非同期検出回路10は、再生信号Ich107及びQch108が同期状態であり、尚且つ擬似引き込みが発生していない状態以外の場合に、非同期検出信号115を出力する。
間欠リセット信号発生回路11は、一定周期でリセットパルスを発生させる回路である。間欠リセット信号発生回路11は、同期・非同期検出回路10で発生した非同期検出信号115を受信した時に、CARR
LPF7に間欠リセット信号116を送り、間欠リセットをかける。
続いて、本発明の動作について説明する。
発振器2と直交検波器1とによって、入力信号IFIN101は、互いに直交する2つのベースバンド成分であるベースバンド信号Ich103及びQch104に変換される。
ベースバンド信号Ich103、Qch104は、A/D3でディジタル信号Ich105及び、Qch106に変換される。
再生信号Ich107及びQch108の生成(同期の確立)は、位相回転器4、CARR PD5、CARR
LPF6、及び数値制御発振器7から構成される再生PLL回路(準同期回路)で行われるが、詳細な説明は、本発明に直接関係ないため省略する。
本発明の中心である再生信号Ich107及びQch108の同期、非同期の検出は、C/N推定回路9、受信信号領域判定回路12、APC領域判定回路8、及び同期・非同期検出回路10で行っており、以下にその説明を行う。
C/N推定回路9は、再生信号Ich107及びQch108を使って、受信信号の推定C/N値を求めて、予め設定されているC/N閾値111と比較し、C/N閾値111よりも推定C/N値が低い場合には、再生信号Ich107及びQch108は非同期状態にあると判断し、C/N
ALARM信号112を出力する。
受信信号領域判定回路12は、例えば、QPSKにおいて、図2に示すように、正常時の受信信号の信号点位置を中心とするA領域、疑似引き込み時に受信信号の信号点が存在すると思われるB領域とに領域分けを行い、一定時間、受信信号である再生信号Ich107及びQch108がA領域又はB領域にいる割合を求め、B領域にいる割合がある一定以上ならば、疑似引き込み状態であると判定し、疑似引き込み検出信号113を出力する。
しかしながら、上述した通り、受信信号領域判定回路12は、受信信号の信号点位置でのみ疑似引き込みの検出を行うため、図3の(a)のような再生信号Ich107及びQch108の±fs/8及び±fs/12ずれ疑似引き込み検出を行うことはできるが、図3の(b)のような±n
*fs/4(n=1,2・・・)ずれの疑似引き込みの検出を行うことができない。
そこで、続いて、±n *fs/4(n=1,2・・・)ずれの疑似引き込みを検出するための動作について説明する。
上述した通り、発振器2は変調器の発振器に近い周波数で自走しているが、今、位相回転器4から最初の再生信号Ich107及びQch108が生成され、変調器の発振器と復調器の発振器との間には差分としての周波数の位相回転が残っているので、CARR
PD5及びCARR LPF6とでこの差分に相当する制御値を求め、CARR APC信号118として出力する。
APC信号領域判定回路8は、このCARR APC信号118を受信し、図5の斜線範囲にいるCARR
APC信号118の割合を求め、±n *fs/4(n=1,2・・・)ずれの疑似引き込み検出を行う。
同期・非同期検出回路10は、C/N推定回路9で求めたC/N ALARM信号112と、受信信号領域判定回路12で求めた疑似引きこみ検出信号113と、APC信号領域判定回路8で求めた疑似引きこみ信号114のORをとり、非同期検出信号115を出力する。
間欠リセット信号発生回路11は、一定周期でリセットパルスを発生させる回路である。間欠リセット信号発生回路11は、同期・非同期検出回路10で発生した非同期検出信号115を受信した時に、CARR
LPF7に間欠リセット信号116を送り、間欠リセットをかける。
尚、本発明は、QPSKに限らず、PSK(Phase Sift
Keying)や多値QAM等に適用しても良い。この場合、受信領域判定回路12の擬似引き込みを検出する際の領域を適宜変更すればよい。
また、上述した実施例では、基準信号と入力信号との差分を位相回転器4に入力させ、この差分を用いて位相回転器4が入力信号を制御していたが、図6に示すように、この差分を発振器2に入力させ、再生搬送波を制御する構成であっても良い。
上述したように、本発明の復調器を用いると、フレーム同期回路のフレーム非同期信号を用いずに済み、信号の再引き込みから同期判定までの時間を大幅に短縮することができるようになる。
又、本発明は、擬似引き込みの検出に、受信信号領域判定回路12とAPC信号領域判定回路8とを併用することで、すべての信号の疑似引き込みに関して、その検出を行うことができる。
本発明の復調器を示すブロック図である。 受信信号領域判定回路における領域分けを示す図である。 QPSKにおける擬似引き込みの一例を示す図である。 QPSKにおける擬似引き込みの状態を説明するための図である。 CARR APC信号の一例を示す図である。 本発明の復調器を示すブロック図である。 従来の復調器を示すブロック図である。
符号の説明
1 直行検波器
2 発振器
3 アナログ・ディジタル変換器(A/D)
4 位相回転器
5 搬送波位相検波器(CARR PD)
6 搬送波ループフィルタ(CARR LPF)
7 数値制御発振器
7 APC(Automatic Phase Control)信号領域判定回路
9 C/N推定回路
10 同期・非同期検出回路
11 間欠リセット信号発生回路
12 受信信号領域判定回路

Claims (7)

  1. 擬似引き込み検出装置であって、
    直交変換されたディジタル信号と基準信号との位相差を検出して位相制御信号を生成し、この位相制御信号に基づいて再生信号を生成する再生部と、
    前記再生信号に基づいて、擬似引き込み状態を検出する第1の擬似引き込み検出部と、
    前記再生部で生成された位相制御信号に基づいて、擬似引き込み状態を検出する第2の擬似引き込み検出部と
    を有することを特徴とする擬似引き込み検出装置。
  2. 前記第1の擬似引き込み検出部は、前記再生信号が再生信号点配置面上の第1の領域に存在する割合又は第2の領域に存在する割合を求めて、擬似引き込み状態を検出し、
    前記第2の擬似引き込み検出部は、前記位相制御信号が位相制御信号点配置面上の特定領域に存在するか否かを判定して、擬似引き込み状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の擬似引き込み検出装置。
  3. 前記再生信号に基づいてC/N値を算出し、予め定められたC/N値と比較するC/N算出部と、
    前記C/N算出部の比較結果と、前記第1の擬似引き込み検出部の検出結果と、前記第2の擬似引き込み検出部の検出結果とに基づいて、前記再生信号の同期、非同期状態を検出する同期・非同期検出部と
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の擬似引き込み検出装置。
  4. 前記同期・非同期検出部が非同期状態を検出した場合、前記再生部にリセット信号を出力するリセット信号発生部を有することを特徴とする請求項3に記載の擬似引き込み検出装置。
  5. 前記再生部は、
    前記再生信号と前記基準信号との位相差を検出し、再生信号が基準信号と比較して進んでいるか遅れているかを示す位相誤差信号を出力する位相差検出部と、
    前記位相差検出部からの位相誤差信号の高周波成分を取り除いて位相制御信号を出力するループフィルタと、
    前記ループフィルタからの位相制御信号を角度に対する値に変換して、その角度に応じた余弦値及び正弦値を制御角情報として出力する制御発振部と、
    前記制御発振部からの制御角情報に基づいて、前記再生信号に対して位相回転制御を行う位相回転制御部と
    を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の擬似引き込み検出装置。
  6. 受信した変調信号を、互いに直交するベースバンド信号に変換する直交変換部と、
    前記ベースバンド信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換部と
    を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の擬似引き込み検出装置。
  7. 復調器であって、
    直交変換されたディジタル信号と基準信号との位相差を検出して位相制御信号を生成し、この位相制御信号に基づいて再生信号を生成する再生部と、
    前記再生信号に基づいて、擬似引き込み状態を検出する第1の擬似引き込み検出部と、
    前記再生部で生成された位相制御信号に基づいて、擬似引き込み状態を検出する第2の擬似引き込み検出部と
    を有することを特徴とする復調器。
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