JP2002137820A - 振動式部品整列装置 - Google Patents

振動式部品整列装置

Info

Publication number
JP2002137820A
JP2002137820A JP2000273265A JP2000273265A JP2002137820A JP 2002137820 A JP2002137820 A JP 2002137820A JP 2000273265 A JP2000273265 A JP 2000273265A JP 2000273265 A JP2000273265 A JP 2000273265A JP 2002137820 A JP2002137820 A JP 2002137820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
inspection
vibration
transfer path
transferred
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000273265A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3948897B2 (ja
Inventor
Masao Ohashi
正夫 大橋
Kunihiko Suzuki
邦彦 鈴木
Masayoshi Matsushima
昌良 松島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2000273265A priority Critical patent/JP3948897B2/ja
Publication of JP2002137820A publication Critical patent/JP2002137820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3948897B2 publication Critical patent/JP3948897B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品の検査手段のトリガ信号を確実に発生さ
せて、部品の向きを精度よく整列できる振動式部品整列
装置を提供することである。 【解決手段】 移送路4を移送される部品1aが所定の
検査位置に到達したことを検出する光電センサ20a
と、光電センサ20aの検出出力をトリガ信号として、
検査位置に到達した部品1aの前後の向きを検査する画
像処理装置を備えた振動式部品整列装置において、検査
位置の上流側の移送路4に、間歇的に負圧がかけられる
吸気口24を設け、移送されてくる部品1aに間歇的な
吸着力を作用させて部品1aを一時的に拘束停止させ、
先行する部品1aとの間に隙間を付与することにより、
検査位置に移送されてくる部品1aの先端を光電センサ
20aで漏れなく検出できるようにし、検査開始のトリ
ガ信号を確実に発生させて、部品1aの向きを精度よく
整列できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表面に特徴部を
有する部品の表裏や前後の向きを検査して、その向きを
整列する振動式部品整列装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】振動式部品整列装置を用いて整列され、
次工程に供給されるチップ部品(以下部品という)に
は、図1(a)、(b)に示す部品1a、1bのよう
に、表裏面や側面に特徴部2を有するものがある。部品
1aは正四角柱状で、特徴部2が一つの側面の前方に偏
って設けられたもの、部品1bは偏平な直方体形状で、
特徴部2が表側面の前方に偏って設けられたものであ
る。
【0003】前記特徴部は埋め込み電極や印刷文字等の
部品形状では判別認識できないものである。このため、
振動式部品整列装置でこれらの特徴部の位置を揃えた向
きに部品を整列する際には、移送路を移送されてくる部
品の特徴部が所定の部位にあるか否かを光学的な検査手
段を用いて検査し、この検査結果に基づいて、所定の向
きでない部品を排除したり、反転させたりして、部品の
向きを整列している。光学的な検査手段としては、光電
センサが多く採用されているが、最近は、特徴部の模様
が複雑なものや、小さな部品で特徴部も小さいものが増
加しているので、画像処理手段も採用され始めている。
【0004】前記検査手段による特徴部の検査は、部品
が所定の検査位置に到達したときに開始する必要があ
り、この検査開始のトリガ信号を発生させるために、部
品が所定の検査位置に到達したことを検出する位置検出
手段が設けられている。この位置検出手段には、光電セ
ンサや光透過型センサ等が用いられ、これらのセンサに
より検査位置に移送されてくる部品の先端を検出してい
る。
【0005】振動式部品整列装置では、移送路を移送さ
れる部品が前後に繋がってくることがよくある。前記検
査位置に移送されてくる部品が前後に繋がっていると、
前記位置検出手段は、後側に繋がる部品の先端を検出で
きず、検査手段の検査開始のトリガ信号を発生しない。
このため、向きが不揃いであったり、特徴部に欠陥のあ
る部品が次工程に流れてしまい、次工程でのトラブルの
原因となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の課
題は、部品の検査手段のトリガ信号を確実に発生させ
て、部品の向きを精度よく整列できる振動式部品整列装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、移送路を移送されてくる部品が所定
の検査位置に到達したことを検出する位置検出手段と、
この位置検出手段の検出出力に応じて、前記部品の表裏
または前後の向きを検査する検査手段とを備え、この検
査手段の検査結果に基づいて、前記部品の向きを整列す
る振動式部品整列装置において、前記検査位置に移送さ
れてくる各部品間に前後の隙間を付与する手段を設けた
構成を採用した。
【0008】すなわち、検査位置に移送されてくる各部
品間に前後の隙間を付与することにより、移送されてく
る各部品の先端を位置検出手段で漏れなく検出できるよ
うにし、検査手段のトリガ信号を確実に発生させて、部
品の向きを精度よく整列できるようにした。
【0009】前記隙間を付与する手段としては、前記検
査位置の上流側の移送路に、前記移送されてくる部品を
減速する減速手段を設け、先行する部品との間に隙間を
付与する方法を採用することができる。
【0010】前記減速手段としては、前記検査位置の上
流側の移送路に、常時負圧がかけられた前記部品の寸法
よりも小さい1つ以上の吸気口を開口させ、この吸気口
から前記移送されてくる部品に吸着力を作用させること
ことにより、部品を減速する方法を採用することができ
る。
【0011】なお、前記減速手段としては、上記部品に
吸着力を作用させる方法の他に、検査位置の上流側の移
送路に、摩擦係数が他の部分よりも高い領域を設ける方
法、若干の上り傾斜のある領域を設ける方法等を採用す
ることもできる。前記摩擦係数が高い領域は、移送路の
床または側壁のいずれに設けてもよい。
【0012】前記隙間を付与する手段としては、前記検
査位置の上流側の移送路に、前記移送されてくる部品を
一時停止させる一時停止手段を設け、先行する部品との
間に隙間を付与する方法も採用することができる。
【0013】前記一時停止手段としては、前記検査位置
の上流側の移送路に、間歇的に負圧がかけられる前記部
品の寸法よりも小さい1つ以上の吸気口を開口させ、こ
の吸気口の間歇的な吸着力により、前記移送されてくる
部品を一時的に拘束停止させる方法を採用することがで
きる。
【0014】なお、前記一時停止手段としては、検査位
置の上流側の移送路に、間歇的に出入りするストッパを
設ける方法等も採用することができる。
【0015】前記一時停止手段により前記部品を一時停
止させるタイミングは、前記位置検出手段の検出出力に
基づいて制御するか、または、前記検査手段と同期させ
て制御することができる。検査手段に同期信号発生機能
を有する画像処理手段を採用する場合は、この同期信号
を利用して一時停止手段を制御することにより、別途の
制御出力端を不要とすることができる。
【0016】前記一時停止手段と前記検査位置との間の
移送路に、前記位置検出手段とは別に、前記部品を検出
するセンサを設け、このセンサの検出出力に基づいて、
前記一時停止手段により前記部品を一時停止させるタイ
ミングを制御することもできる。
【0017】前記減速手段または一時停止手段の上流側
に、この上流側の移送路に繋がって滞留する部品の量を
検出する手段を設け、この滞留する部品の量が所定量を
超えたときに、これらの所定量を超えた部品を排除する
手段を設けることにより、減速または一時停止される部
品が、十分に減速または一時停止されることなく下流側
へ押し出されるのを防止することができる。
【0018】すなわち、後方に繋がる部品が多くなる
と、減速または一時停止された部品を前方に押す力が強
くなるので、この押し力が所定の値を超えると、減速ま
たは一時停止された部品が、前方の部品との間に隙間を
付与されないうちに、前方に押し出される恐れがある。
したがって、所定量を超えて繋がった部品を排除するこ
とにより、このような不具合を防止することができる。
【0019】前記位置検出手段の検出オン時間を計測
し、この検出オン時間が所定の時間を超えたときに、前
記移送路を移送されてくる部品を排除するか、または部
品の移送を停止することにより、万が一、減速手段また
は一時停止手段の機能に支障が生じて、検査位置に移送
される部品間に隙間が付与されなくなったときに、部品
が未検査のまま次工程に流出するのを防止することがで
きる。
【0020】前記位置検出手段としては、光電センサを
採用することができる。
【0021】前記検査手段としては、光電センサ、ライ
ンセンサまたは画像処理手段を採用することができる。
【0022】前記検査手段を画像処理手段とし、その画
像入力画面内に、前記部品の向きを検査するための画像
検査領域を、前記位置検出手段の検出位置から所定の距
離の位置に設定することにより、位置検出手段により検
査開始のトリガ信号が発生されるときの部品の位置に対
応させて、画像検査領域を画像入力画面内で所定の範囲
に限定し、画像処理に要する時間を短縮することができ
る。
【0023】前記検査される部品は、長手方向に垂直な
断面が概ね正n角形の多角柱状で、特徴部がその側面の
前後方向に偏って設けられたものとすることもできる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図15に基づき、
この発明の実施形態を説明する。図2乃至図9は、第1
の実施形態を示す。この振動式部品整列装置は、図1
(a)に示した、特徴部2が一つの側面の前方に偏って
設けられた正四角柱状の部品1aを整列するものであ
り、図2に示すように、部品1aが貯蔵されるボウル3
をねじり振動させ、部品1aをボウル3内の螺旋状の移
送路4に沿って移送する振動式ボウルフィーダ5と、直
線状の移送路6を有するトラフ7を往復振動させ、部品
1aを移送路6に沿って排出端に移送する振動式直進フ
ィーダ8とで基本的に構成されている。
【0025】前記ボウルフィーダ5の移送路4には、部
品1aを単列単層に整列するための複数の幅狭部9が設
けられ、その下流側には、単列単層に整列された部品1
aを長手方向に向けて整列する長手方向整列部10が設
けられている。また、その下流側最外周の移送路4に
は、長手方向に整列された部品1aを選択的に1角分だ
け横転させる部品横転部11が、直列に3箇所に設けら
れ、さらに、その下流側に、部品1aの前後の向きを整
列する前後向き整列部12が設けられている。
【0026】前記長手方向整列部10の移送路4は、図
3に示すように、部品1aの横断面寸法に概ね等しい深
さのV溝13で形成されている。図3(a)に示すよう
に、側面を進行方向に向けて移送されてくる部品1a
は、振動と自重によりV溝13の上縁からボウル3内に
落下し、図3(b)に示すように、長手方向を進行方向
に向けた部品1aのみが下流側に移送される。
【0027】前記各部品横転部11の移送路4は、図4
および図5に示すように、部品1aが長手方向に嵌まり
込む2つの溝14a、14bを有するW字状断面に形成
されており、各部品横転部11に移送されてくる部品1
aは、図4(a)に示すように、向かって右側の溝14
aに嵌まり込むようになっている。
【0028】前記右側の溝14aの斜め右上方には、光
電センサ15が部品1aの右上側面16aに向けて設置
され、右上側面16aの右端が接する部分には、ノズル
17が部品1aの右上端部に向けて設けられている。
【0029】前記光電センサ15は右上側面16aから
の反射光を受光して、その受光量が予め設定されたしき
い値よりも高くなったときにのみ、ノズル17から正圧
エアが噴射されるようになっており、このとき、部品1
aが左側の溝14bに1角分横転される。
【0030】前記2つの溝14a、14bに嵌まり込む
部品1aは、その断面が移送路4のW字状断面内で互い
にラップするようになっており、その下流側は、図5に
示すような移行送路が接続され、2つの溝14a、14
bが徐々に寄り合って、図4(b)に示すように、1つ
のV溝18となる。したがって、前記横転の有無により
2つの溝14a、14bに分配される部品1aは、W字
状断面の幅方向に重なることなく、下流側のV溝18内
へスムーズに1列に整列される。
【0031】図4(a)に示す部品1aの状態は、最初
の部品横転部11におけるものであり、長手方向整列部
10からこの部品横転部11に移送されてくる部品1a
は、その側面の向きがランダムであるので、特徴部2の
存在可能部19は、4つの側面16a、16b、16
c、16dに分布する。上述したように、部品1aは、
右上側面16aに特徴部2がない場合のみ1角分横転さ
れるので、左側の溝14bに横転される部品1aの左上
側面16bは、特徴部2の存在可能部19無しとなる。
また、右側の溝14aをそのまま通過する部品1aも、
特徴部2が右上側面16aに存在するので、左上側面1
6bは存在可能部19無しとなる。したがって、図4
(b)に示すように、下流側のV溝18に1列に整列さ
れる部品1aの左上側面16bは、全て存在可能部19
無しとなる。
【0032】二番目と三番目の部品横転部11でも、上
記と同じ操作が行われ、図示は省略するが、二番目の部
品横転部11のV溝18に整列される部品1aは、左上
側面16bと左下側面16cが存在可能部19無しとな
り、三番目の部品横転部11のV溝18に整列される部
品1aは、さらに、右下側面16dも存在可能部19無
しとなる。したがって、3箇所の部品横転部11を通過
した部品1aは、全て特徴部2が右上側面16aに存在
する状態に整列され、この右上側面16aが上向きとな
って下流側の前後向き整列部12に移送される。
【0033】なお、部品が概ね正n角形の多角柱状の場
合は、上記のような部品横転部をn−1箇所に直列配置
することにより、特徴部2のある側面を一定方向に揃え
ることができる。
【0034】前記前後向き整列部12は、図6および図
7に示すように、移送路4を移送されてくる部品1aが
検査位置に到達したことを検出する位置検出手段として
の光電センサ20aと、光電センサ20aで検出された
部品1aの前後の向きを検査する検査手段としての画像
処理装置(図示省略)の入力端であるCCDカメラ21
と、正圧エアが噴射されるノズル22とが設けられ、こ
の検査位置の上流側に、常時負圧がかけられた第1吸気
口23と、間歇的に負圧がかけられる第2吸気口24が
設けられている。光電センサ20aとは別に、第2吸気
口24に間歇的な負圧をかけるタイミングを制御するた
めの光電センサ20bも設けられている。
【0035】図7(a)、(b)に示すように、第1吸
気口23と第2吸気口24は移送路4の床面に開口し、
図8に示すように、各吸気口23、24は、それぞれエ
ア配管25により流量調節弁26を介して負圧源として
の真空ポンプ27に接続されており、第2吸気口24の
エア配管25には電磁弁28も取り付けられている。第
2吸気口24には、負圧源とバルブが一体となった真空
発生バルブを接続してもよい。
【0036】前記第1吸気口23の上を移送される部品
1aには、常時弱い吸着力が作用して部品1aが減速さ
れ、先行する部品1aとの間に隙間が付与される。吸気
口23の上で隙間を付与された各部品1aは、概ねその
隙間を保って第2吸気口24の上に移送される。
【0037】前記第2吸気口24のエア配管25に取り
付けられた電磁弁28は、前記光電センサ20bが部品
1aを検出したときに一定時間開けられ、第2吸気口2
4は、その上を移送される部品1aを強い吸着力で一時
停止させ、検査位置で検査される部品1aとの隙間を確
実に確保する。電磁弁28は、前記画像処理装置に内蔵
された同期信号発生器により作動させるようにしてもよ
いし、光電センサ20aの検出信号を分岐して使用して
もよく、これらの場合は、光電センサ20bを省略する
ことができる。
【0038】前記流量調節弁26は、部品1aの質量に
応じて、各吸気口23、24からの部品1aに対する吸
着力を調節するためのものである。なお、いずれか一方
の流量調節弁26を閉鎖して、吸気口23、24の一方
の吸着力のみを作用させ、減速または一時停止のいずれ
か一方を機能させれば、各部品1a間に隙間を付与する
目的は満足できるので、実際の運転では、吸気口24の
吸着力のみを作用させ、一時停止の機能を優先的に使用
している。
【0039】図6に示すように、第1吸気口23のさら
に上流側には、移送路4に滞留する部品1aを検出する
光電センサ58と、光電センサ58で部品1aの滞留を
検出したときに正圧エアを噴射するノズル59が設けら
れている。この光電センサ58とノズル59は、第1吸
気口23や第2吸気口24の上流側に所定量を超える部
品1aが繋がって滞留し、各吸気口23、24で吸着さ
れる部品1aが、十分に減速または一時停止されずに下
流側へ押し出されることがないように、所定量を超えて
繋がる部品1aを移送路4から排除するためのものであ
る。
【0040】図7(c)に示すように、光電センサ20
aは検査位置の移送路4の側方に設けられており、部品
1aの横向きの側面からの反射光を受光して、部品1a
の先端が検査位置に到達したことを検出し、画像処理装
置に検査開始のトリガ信号を送信する。CCDカメラ2
1は検査位置の移送路4の上方に設けられており、前記
3箇所の部品横転部11で上向きに整列された部品1a
の特徴部2を有する側面を、このトリガ信号に基づいて
撮像する。
【0041】前記ノズル22は、検査位置の移送路4の
側壁に開口し、図8に示すように、エア配管29により
電磁弁30と流量調節弁31を介して正圧エアを供給す
るポンプ32に接続されている。なお、ポンプ32はエ
ア配管29により各吸気口23、24にも接続されてお
り、始業時等に開閉弁33を開けることにより、各吸気
口23、24に詰まる塵や汚れ等をエアブロウできるよ
うになっている。
【0042】図9(a)、(b)に示すように、CCD
カメラ21の画像入力画面34内には、検査位置の部品
1aの特徴部2の有無を検査する画像検査領域34a
が、光電センサ20aによる部品1aの先端検出位置か
ら所定の距離の前寄りの位置に設定されている。前記画
像処理装置は、この検査領域34aについてのみ画像処
理を行い、その処理時間を短縮するようになっている。
【0043】図9(a)に示すように、画像検査領域3
4aに特徴部2が有と判定されたときは、部品1aはそ
のまま前向きの姿勢で下流側の直進フィーダ8に送られ
る。図9(b)に示すように、画像検査領域34aに特
徴部2が無と判定されたときは、部品1aは後向きまた
は前記部品横転部11での整列不良とされ、電磁弁30
が開けられて、ノズル22から噴射される正圧エアによ
りボウル3内に戻される。
【0044】なお、タイマで計測される光電センサ20
aの検出オン時間が所定時間以上に継続する場合は、検
査位置に移送されてくる部品1a間に隙間が付与されて
いないものと判断されて、整列装置全体が停止され、前
記各吸気口23、24のエアブロウや移送路4の点検が
行われる。
【0045】図10乃至図15は、第2の実施形態を示
す。この振動式部品整列装置は、図1(b)に示した、
特徴部2が表側面の前方に偏って設けられた偏平な直方
体形状の部品1bを整列するものであり、第1の実施形
態と同様に、ボウル35をねじり振動させる振動式ボウ
ルフィーダ36と、トラフ37を往復振動させる振動式
直進フィーダ38とで基本的に構成されている。
【0046】図10に示すように、ボウルフィーダ36
の移送路39の上流側には、部品1bを単列で表向きに
整列する表裏整列部40aが設けられ、下流側最外周の
移送路39には、表向きに整列された部品1bの前後の
向きを整列する前後向き整列部41が設けられている。
【0047】図11に示すように、表裏整列部40aの
移送路39には幅狭部42が設けられており、ボウルフ
ィーダ36のねじり振動により、移送路39を安定な長
手方向向きで移送される部品1bが、幅狭部42で単列
に整列される。幅狭部42の入口には、部品1b上面の
特徴部2の有無を検出する光電センサ43が設けられて
いる。光電センサ43で特徴部2が検出されなかった部
品1bは裏向きと判定され、ノズル44から噴射される
正圧エアによりボウル35内に戻され、表向きと判定さ
れた部品1bのみが下流側の前後向き整列部41に移送
される。
【0048】前記表裏整列部40aの替わりに、図15
に示すような、裏向きの部品1bを反転させる構成の表
裏整列部40bを採用することもできる。この表裏整列
部40bの移送路39は、部品1bが長手方向に嵌まり
込む2つの溝60a、60bを有するW字状断面に形成
され、表裏整列部40bに移送されてくる部品1bは、
左側の溝60aに嵌まり込むようになっている。左側の
溝60aの底には、部品1bの表裏を反転させるノズル
61が設けられ、その斜め右上方には、溝60aに嵌ま
り込む部品1bの上側面を監視する光電センサ62が設
けられている。
【0049】この表裏整列部40bでは、光電センサ6
2で部品1bの上側面に特徴部2が検出されなかったと
きにノズル61から正圧エアが噴射され、裏向きの部品
1bが右側の溝60b内に反転される。左右の溝60
a、60bは下流側で合流し、各部品1bが表向きで1
列に整列される。
【0050】前記前後向き整列部41は、図12および
図13に示すように、移送路39を移送されてくる部品
1bの先端が検査位置に到達したことを検出する光透過
型光電センサ45と、光電センサ45で検出された部品
1bの前後の向きを検査する光電センサ46と、正圧エ
アが噴射されるノズル47とが設けられ、この検査位置
の上流側に、間歇的に負圧がかけられる吸気口48が設
けられている。
【0051】図13(a)に示すように、吸気口48は
移送路39の側壁に開口し、図14に示すように、エア
配管49により電磁弁50と流量調節弁51を介して真
空ポンプ52に接続されている。また、検査位置の移送
路39の側壁に開口するノズル47は、第1の実施形態
と同様に、エア配管53により電磁弁54と流量調節弁
55を介してポンプ56に接続されている。ポンプ56
はエア配管53により吸気口48にも接続されており、
開閉弁57を開けることにより、吸気口48をエアブロ
ウできるようになっている。
【0052】図13(b)に示すように、光電センサ4
5は、検査位置の移送路39を挟んで配置された投光器
45aと受光器45bとから成り、図12(a)に示す
ように、部品1bが投光器45aからの光を遮断したと
きに、光電センサ46に検査開始のトリガ信号を発生
し、かつ、電磁弁50を開けて、吸気口48の部位を移
送される部品1bを側壁側に吸着し、この部品1bを一
時停止させて、検査位置で検査される部品1bとの隙間
を確保する。
【0053】光電センサ46は、検査位置の移送路39
の上方に設けられており、図13(b)に示した検査位
置にある部品1bの上面前半部分からの反射光を受光し
て、この前半部分での特徴部2の有無を検査する。特徴
部2が有と判定されたときは、図12(b)に示すよう
に、部品1bはそのまま前向きの姿勢で下流側の直進フ
ィーダ8に送られ、この部品1bが光電センサ45の位
置を通過すると、電磁弁50が閉じられて、その直後の
部品1bが吸気口48による吸着を解除され、検査位置
に移送される。電磁弁50はタイマにより一定時間後に
閉じるようにしてもよい。
【0054】前記特徴部2が無と判定されたときは、電
磁弁54が開けられてノズル47から正圧エアが噴射さ
れ、検査位置の部品1bはボウル35内に戻される。こ
のとき、光電センサ45の光も遮断されなくなるので、
電磁弁50が閉じられて、吸着を解除された直後の部品
1bが検査位置に移送される。
【0055】上述した各実施形態では、前後方向の他に
も向きを有する部品を整列したが、本発明に係る振動式
部品整列装置は、勿論、前後または表裏方向のみに向き
を有する部品も整列することができる。
【0056】また、上記各前後向き整列部では、前向き
以外の部品をノズルで排除するようにしたが、これらの
部品を反転等により前向きに姿勢変換するようにしても
よい。
【0057】さらに、前後向き整列部の検査位置で各部
品間に隙間を付与する手段としては、検査位置の上流側
の移送路に、摩擦係数が他の部分よりも高い領域を設け
たり、上り傾斜のある領域を設けたりして部品を減速す
る方法や、検査位置の上流側の移送路に、間歇的に出入
りするストッパを設けて部品を一時停止させる方法も採
用することができる。なお、上記各実施形態で採用した
隙間付与手段としての負圧をかけられる部品吸着用の吸
気口は、単一ではなく複数の孔やスリットで形成しても
よい。
【0058】なお、上記例示した各実施形態は制限的な
ものではなく、これらの形態は特許請求の範囲内で任意
に変更することができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、この発明の振動式部品整
列装置は、検査位置に到達したことを検出する位置検出
手段からのトリガ信号により部品の表裏または前後の向
きを検査する検査手段を備えた振動式部品整列装置にお
いて、検査位置に移送されてくる各部品間に前後の隙間
を付与することにより、移送されてくる各部品の先端を
位置検出手段で漏れなく検出できるようにしたので、検
査手段のトリガ信号を確実に発生させて、部品の向きを
精度よく整列することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】a、bは、それぞれ本発明に係る振動式部品整
列装置で整列される部品を示す外観斜視図
【図2】第1の実施形態の振動式部品整列装置を示す平
面図
【図3】a、bは、それぞれ図2の長手方向整列部を示
す断面図
【図4】aは図2の部品横転部の断面図、bはaの直近
下流側の断面図
【図5】図2の部品横転部の外観斜視図
【図6】図2の前後向き整列部の一部切欠き平面図
【図7】a、b、cは、それぞれ図6のVIIA−VIIA線、
VIIB−VIIB線、VIIC−VIIC線に沿った断面図
【図8】図6の吸気口およびノズルへのエア配管の系統
【図9】a、bは、それぞれ図6の検査位置の拡大平面
【図10】第2の実施形態の振動式部品整列装置を示す
平面図
【図11】図10の表裏整列部の外観斜視図
【図12】a、bは、それぞれ図10の前後向き整列部
の一部切欠き平面図
【図13】a、bは、それぞれ図12(a)のXIIIA −
XIIIA 線、XIIIB −XIIIB 線に沿った断面図
【図14】図12(a)の吸気口およびノズルへのエア
配管の系統図
【図15】図11の表裏整列部の変形例を示す断面図
【符号の説明】
1a、1b 部品 2 特徴部 3 ボウル 4 移送路 5 ボウルフィーダ 6 移送路 7 トラフ 8 直進フィーダ 9 幅狭部 10 長手方向整列部 11 部品横転部 12 前後向き整列部 13 V溝 14a、14b 溝 15 光電センサ 16a、16b、16c、16d 側面 17 ノズル 18 V溝 19 存在可能部 20a、20b 光電センサ 21 CCDカメラ 22 ノズル 23、24 吸気口 25 エア配管 26 流量調節弁 27 真空ポンプ 28 電磁弁 29 エア配管 30 電磁弁 31 流量調節弁 32 ポンプ 33 開閉弁 34 入力画面 34a 検査領域 35 ボウル 36 ボウルフィーダ 37 トラフ 38 直進フィーダ 39 移送路 40a、40b 表裏整列部 41 前後向き整列部 42 幅狭部 43 光電センサ 44 ノズル 45 光電センサ 45a 投光器 45b 受光器 46 光電センサ 47 ノズル 48 吸気口 49 エア配管 50 電磁弁 51 流量調節弁 52 真空ポンプ 53 エア配管 54 電磁弁 55 流量調節弁 56 ポンプ 57 開閉弁 58 光電センサ 59 ノズル 60a、60b 溝 61 ノズル 62 光電センサ
フロントページの続き (72)発明者 松島 昌良 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 Fターム(参考) 3F079 AD06 BA06 BA12 BA13 CA11 CB25 CB28 CC03 DA06 DA15 3F080 AA13 BA02 BC02 BC07 BD12 CB02 CB11 DA17 EA09 EA10 EA15 FA01 5B057 CA12 CA16 CB12 CB16 CC01 DA07 DA12 DB02 DC08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送路を移送されてくる部品が所定の検
    査位置に到達したことを検出する位置検出手段と、この
    位置検出手段の検出出力に応じて、前記部品の表裏また
    は前後の向きを検査する検査手段とを備え、この検査手
    段の検査結果に基づいて、前記部品の向きを整列する振
    動式部品整列装置において、前記検査位置に移送されて
    くる各部品間に前後の隙間を付与する手段を設けたこと
    を特徴とする振動式部品整列装置。
  2. 【請求項2】 前記隙間を付与する手段が、前記検査位
    置の上流側の移送路に、前記移送されてくる部品を減速
    する減速手段を設け、先行する部品との間に隙間を付与
    するものである請求項1に記載の振動式部品整列装置。
  3. 【請求項3】 前記減速手段が、前記検査位置の上流側
    の移送路に、常時負圧がかけられた前記部品の寸法より
    も小さい1つ以上の吸気口を開口させ、この吸気口から
    前記移送されてくる部品に吸着力を作用させることによ
    り、部品を減速するものである請求項2に記載の振動式
    部品整列装置。
  4. 【請求項4】 前記隙間を付与する手段が、前記検査位
    置の上流側の移送路に、前記移送されてくる部品を一時
    停止させる一時停止手段を設け、先行する部品との間に
    隙間を付与するものである請求項1に記載の振動式部品
    整列装置。
  5. 【請求項5】 前記一時停止手段が、前記検査位置の上
    流側の移送路に、間歇的に負圧がかけられる前記部品の
    寸法よりも小さい1つ以上の吸気口を開口させ、この吸
    気口の間歇的な吸着力により、前記移送されてくる部品
    を一時的に拘束停止させるものである請求項4に記載の
    振動式部品整列装置。
  6. 【請求項6】 前記一時停止手段により前記部品を一時
    停止させるタイミングを、前記位置検出手段の検出出力
    に基づいて制御するか、または、前記検査手段と同期さ
    せて制御するようにした請求項4または5に記載の振動
    式部品整列装置。
  7. 【請求項7】 前記一時停止手段と前記検査位置との間
    の移送路に、前記位置検出手段とは別に、前記部品を検
    出するセンサを設け、このセンサの検出出力に基づい
    て、前記一時停止手段により前記部品を一時停止させる
    タイミングを制御するようにした請求項4または5に記
    載の振動式部品整列装置。
  8. 【請求項8】 前記減速手段または一時停止手段の上流
    側に、この上流側の移送路に繋がって滞留する部品の量
    を検出する手段を設け、この滞留する部品の量が所定量
    を超えたときに、これらの所定量を超えた部品を排除す
    る手段を設けた請求項1乃至7のいずれかに記載の振動
    式部品整列装置。
  9. 【請求項9】 前記位置検出手段の検出オン時間を計測
    し、この検出オン時間が所定の時間を超えたときに、前
    記移送路を移送されてくる部品を排除するか、または部
    品の移送を停止するようにした請求項1乃至8のいずれ
    かに記載の振動式部品整列装置。
  10. 【請求項10】 前記位置検出手段が光電センサである
    請求項1乃至9のいずれかに記載の振動式部品整列装
    置。
  11. 【請求項11】 前記検査手段が、光電センサ、ライン
    センサまたは画像処理手段である請求項1乃至10のい
    ずれかに記載の振動式部品整列装置。
  12. 【請求項12】 前記検査手段が画像処理手段から成
    り、その画像入力画面内に、前記部品の向きを検査する
    ための画像検査領域を、前記位置検出手段の検出位置か
    ら所定の距離の位置に設定した請求項11に記載の振動
    式部品整列装置。
  13. 【請求項13】 前記検査される部品が、長手方向に垂
    直な断面が概ね正n角形の多角柱状で、特徴部がその側
    面の前後方向に偏って設けられたものである請求項1乃
    至12のいずれかに記載の振動式部品整列装置。
JP2000273265A 2000-08-25 2000-09-08 振動式部品整列装置 Expired - Lifetime JP3948897B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000273265A JP3948897B2 (ja) 2000-08-25 2000-09-08 振動式部品整列装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000255657 2000-08-25
JP2000-255657 2000-08-25
JP2000273265A JP3948897B2 (ja) 2000-08-25 2000-09-08 振動式部品整列装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002137820A true JP2002137820A (ja) 2002-05-14
JP3948897B2 JP3948897B2 (ja) 2007-07-25

Family

ID=26598477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000273265A Expired - Lifetime JP3948897B2 (ja) 2000-08-25 2000-09-08 振動式部品整列装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3948897B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013018591A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 部品供給装置
CN107185852A (zh) * 2017-07-26 2017-09-22 威海筑丰五金有限公司 一种外迫管自动识别选料装置及其自动识别选料方法
JP2019001642A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 シンフォニアテクノロジー株式会社 振動搬送装置
JP2022059300A (ja) * 2020-10-01 2022-04-13 株式会社ダイシン 搬送物検出処理システム及び搬送装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013018591A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 部品供給装置
JP2019001642A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 シンフォニアテクノロジー株式会社 振動搬送装置
TWI757468B (zh) * 2017-06-19 2022-03-11 日商昕芙旎雅股份有限公司 振動搬送裝置
CN107185852A (zh) * 2017-07-26 2017-09-22 威海筑丰五金有限公司 一种外迫管自动识别选料装置及其自动识别选料方法
CN107185852B (zh) * 2017-07-26 2023-02-28 威海筑丰五金有限公司 一种外迫管自动识别选料装置及其自动识别选料方法
JP2022059300A (ja) * 2020-10-01 2022-04-13 株式会社ダイシン 搬送物検出処理システム及び搬送装置
JP7343186B2 (ja) 2020-10-01 2023-09-12 株式会社ダイシン 搬送物検出処理システム及び搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3948897B2 (ja) 2007-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI607939B (zh) Workpiece supply device
JP2008143653A (ja) 着粉除去装置及び錠剤検査装置
TW568872B (en) Component appearance inspection device
JP2002137820A (ja) 振動式部品整列装置
JP3922827B2 (ja) 振動式部品供給装置
JP3464990B2 (ja) 微小物体検査装置
KR100682813B1 (ko) 워크 반송 시스템
JP2000159334A (ja) 振動式部品供給機における部品表裏整列装置
JP3309074B2 (ja) 合流コンベヤへの物品合流方法及び物品合流装置
JP2000213922A (ja) 微小物体の外観検査装置
JP2001130734A (ja) 微小部品整列供給装置
JP4072372B2 (ja) 振動式部品供給装置
JP3982962B2 (ja) 振動式部品整列装置
JP3965659B2 (ja) 廃びん選別装置
JPH0134895B2 (ja)
KR100997135B1 (ko) 부품공급기의 이송트랙 구조
JPH09156755A (ja) 部品の姿勢判別装置
JP3546476B2 (ja) 部品の整送装置
JP2000272739A (ja) 微小部品供給装置の供給トラックと部品モニター
JP2011178560A (ja) チップ部品の整列供給装置
KR101501602B1 (ko) 무진동 방식 부품 공급장치
JP2005289545A (ja) 整列供給装置
JP2558553Y2 (ja) 部品の表裏整列装置
JPH069052A (ja) ワークの搬送装置
JP4456910B2 (ja) 吸着搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3948897

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130427

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130427

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140427

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term