JP2002137446A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002137446A
JP2002137446A JP2000337803A JP2000337803A JP2002137446A JP 2002137446 A JP2002137446 A JP 2002137446A JP 2000337803 A JP2000337803 A JP 2000337803A JP 2000337803 A JP2000337803 A JP 2000337803A JP 2002137446 A JP2002137446 A JP 2002137446A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正しい光量値を示すまでの立上がり時間を有
するPD(フォトダイオード)による誤検出を回避し、
適正なフィードバックにより発光源であるLD(レーザ
ダイオード)の光量制御を可能とする。 【解決手段】 走査光ビームによる書込を行うために画
像信号に応じて点灯制御されるLD1からの発光量を検
出するPD2の出力電流Imを電圧Vmで得るために抵
抗Rを設け、LD制御部11にフィードバックする。抵
抗Rは可変で、Rを変えると光量調整が可能で、異なる
特性のLDに対応できる。又、RとLD制御部11に設
定される目標電圧値を調整することによりPD2の出力
が安定するまでの立上がり時間を決定できる。走査光の
同期信号を生成するためのPD1の点灯期間に適正な光
量制御ができるように立ち上がり時間を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光源を画像信号
に応じて点灯制御し、画像の光書き込みを行う手段を備
えた画像形成装置(例えば、複写機、プリンタ、ファク
シミリ、印刷装置等)に関し、より詳細には、発光源の
光量制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像信号に応じて発光源を点灯制
御し、画像の光書き込みを行う手段を備えた、例えば、
複写機、プリンタ、ファクシミリ等において、発光源と
して半導体レーザ(以下「LD」と記す)を用いて、L
Dからの光ビームを偏向手段であるポリゴン(多角形)
ミラーによって感光体上を走査させることによって、画
像(静電潜像)形成が行われる。こうした画像形成装置
においては、画像品質向上のため、画素を形成する光ビ
ームの光量を一定にする必要があるが、LDの光量は温
度等の変動に伴い変化してしまう。現在使われているL
Dは、光ビームの出力方向と反対側にその光量を検出す
るフォトダイオード(以下「PD」と記す)を近接して
設け(通常、一体のケース内に密封した構成になってい
る)、外部からのノイズの影響を排除した形で、LDの
発光量をモニタしている。このPDが出力するモニタ電
流が予め設定した光量に対応する値になるように、LD
を発光させるための駆動電流のフィードバック制御(以
下「APC:オート・パワー・コントロール」と記す)
を行っており、APCによってLDの温度等の変動によ
る光量変化を抑えるようにしている。また、APCに関
しては、1ライン走査毎に非画像領域(画像書き込みを
行わない領域)においてLDを点灯させ、出力光をモニ
タしてフィードバックして予め設定した適正光量が得ら
れるように制御している例(特開平9−11531公
報、参照)を示すことができる。この従来例では、さら
に、非画像領域でのLDの発光時間を短くして、画像に
悪影響を及ぼすこと無く、光量制御を行うようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、APCを行
う際、PDが出力するモニタ電流をモニタ電圧に変換し
て検出するが、モニタ電圧を検出する場合、電圧が安定
したレベルに立ち上がり、光量に相当する正しい値にな
ったところで検出する必要がある。しかしながら、モニ
タ電流を変化させて光量を可変するための抵抗等の影響
で、APCを開始する時にモニタ電圧が低い(まだ完全
に立ち上がっていない)状態の場合があり、その場合、
光量を誤認識してAPCを行い、その結果、光量が適正
値よりも上がってしまう。また、赤色LD(発光波長:
650nm帯)を用いた画像形成装置の場合、PDのモ
ニタ電流値が、通常多く使われている発光波長:780
nmのLDより小さい傾向があり、そのために、PD端
子についている光量を可変するための調整抵抗値を大き
くする必要がある。この抵抗値を大きくすると、モニタ
電圧の立上がりが遅くなり、APCを正常に行えなくな
る。
【0004】本発明は、発光源を画像信号に応じて点灯
制御し画像を構成する画素を生成する手段に用いる該発
光源の出力光を光検出素子によってモニタしてフィード
バックし、予め設定した光量が得られるように光量制御
を行う光量制御手段を備えた画像形成装置における上述
の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、
光検出素子が発光量を誤検出せずに適正な光量制御がで
きるようにする手段を備えた画像形成装置を提供するこ
とにある。また、赤色半導体レーザを用いた場合でも適
正なオート・パワー・コントロールを行い、安定した画
像を形成できる上記画像形成装置を提供することをさら
なる目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、発光
源を画像信号に応じて点灯制御し、画像の光書き込みを
行う手段と、発光源の出力光を受光し、受光量に応じた
電圧を出力端子に生じる光検出素子と、光検出素子の出
力電圧をフィードバックすることにより、発光源の出力
光量を設定した目標値に制御する光量制御手段とを有す
る画像形成装置において、前記光検出素子の出力端子に
設けた端子電圧調整用の抵抗値が可変の負荷抵抗と、前
記光量制御手段に設定する目標値を変更する手段とを備
えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載された
画像形成装置において、発光開始から光検出手段の端子
電圧が目標値になるまでの立上がり時間を、前記可変の
負荷抵抗により光検出素子の端子電圧を調整し、前記目
標値を変更する手段により目標値を変更することにより
定め、調整結果に従い、発光源の出力光量を制御するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
された画像形成装置において、前記可変の負荷抵抗及び
前記目標値を変更する手段により発光源の特性に応じて
光検出素子の端子電圧及び前記目標値を調整し、調整結
果に従い、発光源の出力光量を制御するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項2又は3に記載
された画像形成装置において、前記光量制御手段は、画
像の光書き込みが発光源からの光ビームによる周期走査
形式で行われる場合、該光ビームの通過の検出による同
期信号検出手段の検出時に制御される発光源の点灯時間
内に光量制御を行うように、光検出素子の端子電圧の調
整及び前記目標値を変更し、調整結果に従い、発光源の
出力光量を制御するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項5の発明は、請求項4に記載された
画像形成装置において、前記光量制御手段は、走査周期
毎に光量制御を行うようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。図1は、本発明の実
施例に係る画像形成装置の概略構成を示す。また、図2
に図1中の光学ユニット20の詳細を示す。なお、この
実施例に示す画像形成装置は、複写機、スキャナ、ファ
クシミリ、印刷装置等を構成し得るものである。図1に
示される光学ユニット20から出射される光ビームによ
り感光体29に画像を生成する。光学ユニット20で
は、画像データによって点灯制御されるLDからの光ビ
ームは、平行光束化され、ポリゴンモータ22mによっ
て回転するポリゴンミラー22によって偏向され、fθ
レンズ23、BTL24を通り、ミラー25によって反
射され、感光体29上を走査する。感光体29にLD光
ビーム書き込みにより静電潜像を生成し、電子写真プロ
セスにより画像形成を行う。このために、画像感光体2
9の回りには、帯電器30、現像ユニット31、転写器
32、クリーニングユニット33、除電器34を備えて
おり、通常の電子写真プロセスである帯電、露光、現
像、転写により記録紙上に画像が形成される。そして図
示していないが、定着装置によって記録紙上の画像が定
着される。
【0011】光学ユニットについて、図2を参照してよ
り詳細に説明すると、画像データに応じてLD制御部1
1により駆動変調され選択的に光ビームを出射するLD
1と出射されたビームを平行光束化するコリメートレン
ズ4からなるLDユニット10が発光源として設けられ
ている。LDユニット10からの光ビームの光路上には
シリンダレンズ21が設けられているとともに、ポリゴ
ンモータ22m(図1参照)により高速回転されて水平
面内で光ビームを偏向走査させるポリゴンミラー22が
設けられている。このポリゴンミラー22は、図示の例
では正6角形に形成されて6つの反射面を有している。
このポリゴンミラー22により偏向走査されるビームの
出射側前方には、fθレンズ23、BTL(Barrel Tor
oidal Lens:バレル・トロイダル・レンズ)24の組合
せによる走査レンズと、折り返しミラー25とが順に配
設され、偏向走査ビームを被走査面となるドラム状の感
光体29上に結像させるように設定されている。なお、
BTL24は、副走査方向のピント合わせ用であり、集
光機能と副走査方向の位置補正(面倒れ等の補正)の機
能を有する。また、主走査方向の非画像書き込み領域の
画像書き出し位置より前方に、ポリゴンミラー22で偏
向された光ビームを受光することにより、主走査方向の
書き込み開始のタイミングをとるための同期検知信号を
出力する同期検知センサ7が設けられている。
【0012】LD制御部11の動作をさらに詳細に述べ
る。図3は、LDの周辺制御部を示す。同図に示すよう
に、プリンタ制御部13からの印刷指示により、書込制
御部12はLD制御部11に対し、画像データを転送
し、LD制御部11は、画像データに応じてLD1を点
灯制御する。また、LD制御部11では、LD1の発光
量の制御を行う。そのために、LD1の光量を検出する
PD2を設ける。PD2では、受光量に応じて変化する
出力電流Im検出する。なお、PD2は、外部からのノ
イズ光の影響を受けないような構成を採ることにより、
LD1の発光量を正しくモニタする。図示の例では、出
力電流Imの変化を検出する場合、検出値をモニタ電圧
Vmとして得るために出力端子に負荷として抵抗Rを設
ける。ここでは、モニタ電圧Vmを調整するために、抵
抗Rを可変にしている。つまり、抵抗Rは光量調整用の
抵抗で、Rを変化させると出力電流Imが変わり、光量
が変化することになる。制御動作としては、書込制御部
12から指示された光量でLD1を常に点灯させるため
に、つまり、PD1のモニタ電圧Vmを目標電圧(一定
値)に保つために、LD電流Idを制御する(APC動
作)。 Rは調整用抵抗で、Rを変化させると、モニタ
電圧Vmを目標電圧にするには出力電流Imを変化させ
る必要があり、そのために光量が制御される。また、光
量を一定に制御する場合、Rを変化させると、モニタ電
圧Vmが変化するので、その電圧に見合った制御目標電
圧を設定することになるので、設定電圧を変更する時に
も調整される。
【0013】可変抵抗Rによる調整動作をより詳しく説
明する。図4にPD2のモニタ電圧Vmの立上がり波形
を示している。同図中の(A)は、抵抗R=aで光量を
調整した場合で、目標電圧値Vaに設定、即ちVm=V
aとなるように光量制御され、LD1の点灯からVaの
レベルにまで達する時間がTraになったことを示して
いる。ここで、R=b(b<a)に調整し、目標電圧値
の設定を変えない、即ちVm=Vaとなるように光量制
御をすると、PD2の出力電流Imが大きくなる、つま
り光量が大きくなるように制御されることになる。ま
た、図4(B)は、制御する光量の設定を変更しない
で、抵抗R=b(b<a)として、つまり目標電圧値V
m=Vb(Vb<Va)となるように光量制御するよう
に変更した場合を示すもので、LD1の点灯からVbの
レベルにまで達する時間がTrbになったことを示して
いる。図4(A)と対比すると、抵抗Rを小さくするこ
とにより、PD2の端子電圧の立上がりが早くなり(T
rb<Tra)、その結果、設定光量は同じでも、LD
1の点灯から設定光量にまで達する時間を短くすること
ができることを示す。
【0014】上記に説明したように、抵抗Rを調整し、
PD2のモニタ電圧Vmの目標電圧値の設定を変更する
ことにより、光量制御するために必要な時間Trを設定
できる。従って、光量制御するために必要な最小発光時
間:Tminに制約がある場合、抵抗R、PDモニタ電
圧Vmの設定をTr≦Tminとなるように決めること
ができる。また、使用するLDが赤色LD(発光波長:
650nm帯)の場合、発光波長:780nmのLDと
比較して、同じ光量に対するPD2の出力電流Imが小
さいため、設定する目標電圧Vmが同じであると、抵抗
Rを大きくしなければならず、Rを大きくすると、その
結果、設定光量に達するまでの時間Trが長くなる傾向
になるが、目標電圧Vm及び抵抗Rをともに小さく設定
することで、Trを短くすることが可能となる。
【0015】次に、光量制御を行うタイミングに関する
実施例を示す。なお、本実施例の光量制御は、前記実施
例に示した画像形成装置、光学ユニット、LD周辺制御
部を適用対象にしているので、適用する装置そのものに
ついては重複する説明は記述せず、前記実施例の説明を
参照することとする。図5は、同期検知センサ7から同
期検知信号を出力するためのLD点灯タイミングを示
す。同図に示すように、同期検知信号の出力は、主走査
方向の非画像書き込み領域の画像書き出し位置より前方
に設けた同期検知センサ7(図2参照)により、LD1
からの光ビームを受光することにより行うが、同期検知
信号を出力するための必要最小限の期間にLD1を点灯
するように、そのタイミングが決められる。図5中にお
いて、DETPは同期検知信号、BDはLD点灯信号を
示しているが、確実に同期検知信号を出力させるため、
同期検知センサ7の手前からLD1を点灯させる必要が
あるが、あまり長いとフレア光の問題が発生することか
ら、フレア光の発生がないような点灯時間を設定する必
要がある。本実施例ではその時間をTonとし、この期
間に光ビームが同期検知センサ7上を通過するように設
定する。
【0016】ところで、PD2の端子電圧の立上がり時
間Trは、上記実施例で説明したように、光量調整用抵
抗である抵抗R、PD2のモニタ電圧Vmの目標電圧の
設定値によって変わるので、Tr≦Tonとなるように
両者を調整することにより、光量制御及び同期検知信号
DETPの出力のいずれにとっても好適な条件が得られ
る。1ライン走査に1回、APC(光量制御)を行う装
置の場合、上記実施例のTr≦Tminの条件を満たす
設定ができない場合があっても、Tr≦Tonであれ
ば、同期検知用点灯時間Tonを利用して正常にAPC
を行うことができ、安定した画像を得ることができる。
また、1ドットの点灯dutyを100%未満にするこ
とにより、全ベタ画像においてもLDが連続点灯するこ
とがなくなり、1ドット点灯時間<Tminとなった場
合、上記実施例のTr≦Tminの条件を満たすことが
できなくなることが考えられるが、こうした場合でも、
Tr≦Tonであれば、同期検知用点灯時間を利用して
正常にAPCを行うことができ、安定した画像を得るこ
とができる。さらに、この実施例の場合にも、使用する
LDが赤色LD(発光波長:650nm帯)の場合、発
光波長:780nmのLDと比較して、同じ光量に対す
るPD2の出力電流Imが小さいため、設定する目標電
圧Vmが同じであると、抵抗Rを大きくしなければなら
ず、Rを大きくすると、その結果、設定光量に達するま
での時間Trが長くなる傾向になるが、目標電圧Vm及
び抵抗Rをともに小さく設定することで、Trを短く
し、Tr≦Tonを満足することが可能となる。
【0017】次に、上記にて説明した本発明による光量
制御を実施し得る画像形成装置を例示する。図6は、4
ドラム方式の画像形成装置を示す。図示の画像形成装置
は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(BK)の4色の画像を重ね合わせたカラー画
像を形成するために4組の画像形成部と4組の光学ユニ
ットを備えている。図6に示すように、各色の画像形成
部はそれぞれ、感光体29、現像ユニット31、帯電器
30、転写器32を備え、各色の光学ユニット20はそ
れぞれ、LDユニット10、ポリゴンミラー22、fθ
レンズ23、BTL24を備える。なお、各画像形成部
及び各色の光学ユニットについては基本的には図1,2
に示した画像形成装置と同じなので、詳細な説明は上記
を参照することとする。図6に示す装置の動作として
は、搬送用モータ37によって駆動される転写ベルト3
6によって矢印方向に搬送される記録紙上に1組目の画
像形成部による転写が行われ、1色目の画像を形成し、
次に2色目、3色目、4色目の順に画像を転写すること
により、4色の画像が重ね合わさったカラー画像を記録
紙上に形成することができる。本例の画像形成装置にお
いても、各光学ユニット20に有するLDユニット1
0、同期検知センサ(図示せず)と、これらの動作に関
わる制御部において上記実施例と同様に光量制御を実施
することにより、安定したカラー画像を得ることができ
る。
【0018】次いで、上記で説明した本発明による光量
制御を実施し得る画像形成装置の他の例を示す。図7
は、本例の4ドラム方式の画像形成装置を示す。図示の
画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、ブラック(BK)の4色の画像を重ね合わ
せたカラー画像を形成するために4組の画像形成部と4
組の光学ユニットを備えている。図7に示すように、各
色の画像形成部はそれぞれ、感光体29Y,M,C,BK、現像
ユニット31Y,M,C,BK、帯電器30Y,M,C,BK、除電器3
4Y,M,C,BK、転写器32Y,M,C,BK、クリーニングユニッ
ト33Y,M,C,BKを備える。各色の画像形成部については
基本的には図1に示した画像形成装置と同じなので、詳
細な説明は上記を参照することとする。光学ユニット2
0は、ポリゴンモータ22mによって駆動される1つの
ポリゴンミラー22を用いて、ポリゴンミラー22の同
一面で異なる色の光ビームを2本づつ偏向走査させ、さ
らに、ポリゴンミラー22を中心に対向振分走査させる
ことで、4色分の光ビームY,M,C,BKをそれぞれの感光体
上を走査させる。LDユニット10Y,M,C,BK(図8参
照)からでる各色の光ビームY,M,C,BKは、ポリゴンミラ
ー22によって偏向され、fθレンズ23Y,M,C,BKを通
り、第1ミラー251Y,M,C,BK、第2ミラー252Y,M,
C,BKで折り返され、BTL24Y,M,C,BKを通り、第3ミ
ラー253Y,M,C,BKで折り返され、感光体29Y,M,C,BK
上を走査する。
【0019】図7の光学ユニット20を上方から見た図
8により、さらに詳細に説明すると、LDユニット10
BK及びLDユニット10Yからの光ビームは、CYL
(シリンダレンズ)21BK,Yを通り、反射ミラー28B
K,Yによってポリゴンミラー22の下方面に入射し、ポ
リゴンミラー22が回転することにより光ビームを偏向
し、fθレンズ23BK,Yを通り、第1ミラー251BK,Y
によって折り返される。LDユニット10C及びLDユ
ニット10Mからの光ビームは、CYL21C,Mを通り、
ポリゴンミラー22の上方面に入射し、ポリゴンミラー
22が回転することにより光ビームを偏向し、fθレン
ズ23C,Mを通り、第1ミラー251C,Mによって折り返
される。主走査方向の画像書き出し位置より前方にCY
M(シリンダミラー)8MY,BKC、同期検知センサ7MY,B
KCが設けられていおり、fθレンズMY,BKCを通った光ビ
ームをCYM8MY,BKCによって反射集光させて、同期検
知センサ7MY,BKCに入射するような構成となっている。
この同期検知センサ7MY,BKCは、光ビーム走査の同期検
知信号を検出するためのセンサである。また、LDユニ
ット10BKからの光ビームとLDユニット10Cからの
光ビームでは、共通の、CYM8BKC並びに同期検知セ
ンサ7BKCを使用している。LDユニット10YとLDユ
ニット10Mについても同様である。同じセンサに2つ
の光ビームが入射することになるので、各光ビームのポ
リゴンミラー22への入射角を異なるようにすること
で、それぞれの光ビームが同期検知センサ7MY,BKCに入
射するタイミングを変え、それぞれを検出できるように
している。また、図8に示すように光ビームの走査方向
は、BKとCに対し、YとMが逆方向になる。本例の画像形
成装置においても、光学ユニット20に有するLDユニ
ット10Y,M,C,BK、同期検知センサ7MY,BKCと、これら
の動作に関わる制御部において上記実施例と同様に光量
制御を実施することにより、安定したカラー画像を得る
ことができる。
【0020】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明に対応する効果 光検出素子の出力端子に設けた端子電圧調整用の抵抗値
を可変とし、光量制御手段に設定する目標値を変更する
ようにしたことにより、発光源やその制御回路の回路条
件、或いは環境条件が変化しても適正動作への対応が可
能になり、高画像品質を維持することができる。 (2) 請求項2の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、発光開始から光検出手段の
端子電圧が目標値になるまでの立上がり時間を、端子電
圧調整用の抵抗および制御目標値として設定する値を調
整し、決定するようにしたので、発光源の光量制御に与
えられる時間に制約がある場合でも、立上がり時間を調
整することにより対応可能となり、発光量を誤検出する
ことなく適正な検出値をフィードバックでき、高画像品
質を維持することができる。 (3) 請求項3の発明に対応する効果 上記(1)、(2)の効果に加えて、発光源の特性に応
じて光検出素子の端子電圧及び前記目標値を調整するこ
とにより、正確にAPCを行い、高画像品質の維持を図
ることが可能になる。
【0021】(4) 請求項4の発明に対応する効果 上記(2)、(3)の効果に加えて、画像の光書き込み
が発光源からの光ビームによる周期走査形式で行われる
場合、走査光ビームの通過の検出による同期信号検出手
段の検出時に点灯制御される発光源の点灯時間内に光量
制御を行うように、光検出素子の端子電圧の調整及び前
記目標値を変更するようにしたことにより、光量制御動
作を画像領域への書き込み動作に影響を与えずに行うこ
とが可能となる。例えば、書き込みにおける1ドットの
点灯dutyを100%未満とすること等、書き込み動
作において有利な条件を選ぶことがことができ、画像形
成装置の性能を向上させる。 (5) 請求項5の発明に対応する効果 上記(4)の効果に加えて、走査周期毎に光量制御を行
うようにしたことにより、画像品質の向上を図ることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る画像形成装置の概略構
成を示す。
【図2】 図1の画像形成装置における光学ユニットの
詳細を示す。
【図3】 図2に示されるLD(レーザダイオード)の
周辺制御部の回路を示す。
【図4】 図3のPD(フォトダイオード)の検出電圧
Vmの立上がり波形で、(A)、(B)に同一光量への
制御を抵抗Rを変えて行った場合の動作を示す。
【図5】 同期検知センサから同期検知信号DETPを
出力するためのLD点灯タイミングBDを示す。
【図6】 本発明を適用する4ドラム方式の画像形成装
置を示す。
【図7】 本発明を適用する他の4ドラム方式の画像形
成装置を示す。
【図8】 図7の画像形成装置における光学ユニットの
詳細を示す。
【符号の説明】
1…LD(レーザダイオード)、 2…PD(フォト
ダイオード)、7…同期検知センサ、 10
…LDユニット、11…LD制御部、
12…書込制御部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/113 B41J 3/00 M 5F073 1/23 103 H04N 1/04 104A Fターム(参考) 2C362 AA52 AA53 AA54 AA56 AA61 BB34 2H045 CA88 CB42 DA41 2H076 AB02 DA04 5C072 AA03 BA04 BA13 HA02 HB04 XA01 XA05 5C074 AA15 BB03 CC26 DD08 DD11 DD24 EE02 EE06 FF15 GG19 HH02 5F073 EA15 GA02 GA12 GA18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光源を画像信号に応じて点灯制御し、
    画像の光書き込みを行う手段と、発光源の出力光を受光
    し、受光量に応じた電圧を出力端子に生じる光検出素子
    と、光検出素子の出力電圧をフィードバックすることに
    より、発光源の出力光量を設定した目標値に制御する光
    量制御手段とを有する画像形成装置において、前記光検
    出素子の出力端子に設けた端子電圧調整用の抵抗値が可
    変の負荷抵抗と、前記光量制御手段に設定する目標値を
    変更する手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、発光開始から光検出手段の端子電圧が目標値にな
    るまでの立上がり時間を、前記可変の負荷抵抗により光
    検出素子の端子電圧を調整し、前記目標値を変更する手
    段により目標値を変更することにより定め、調整結果に
    従い、発光源の出力光量を制御するようにしたことを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された画像形成装
    置において、前記可変の負荷抵抗及び前記目標値を変更
    する手段により発光源の特性に応じて光検出素子の端子
    電圧及び前記目標値を調整し、調整結果に従い、発光源
    の出力光量を制御するようにしたことを特徴とする画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載された画像形成装
    置において、前記光量制御手段は、画像の光書き込みが
    発光源からの光ビームによる周期走査形式で行われる場
    合、該光ビームの通過の検出による同期信号検出手段の
    検出時に制御される発光源の点灯時間内に光量制御を行
    うように、光検出素子の端子電圧の調整及び前記目標値
    を変更し、調整結果に従い、発光源の出力光量を制御す
    るようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された画像形成装置にお
    いて、前記光量制御手段は、走査周期毎に光量制御を行
    うようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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