JP4179440B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4179440B2
JP4179440B2 JP2000337803A JP2000337803A JP4179440B2 JP 4179440 B2 JP4179440 B2 JP 4179440B2 JP 2000337803 A JP2000337803 A JP 2000337803A JP 2000337803 A JP2000337803 A JP 2000337803A JP 4179440 B2 JP4179440 B2 JP 4179440B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
image forming
forming apparatus
image
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000337803A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002137446A (ja
Inventor
雄久 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000337803A priority Critical patent/JP4179440B2/ja
Publication of JP2002137446A publication Critical patent/JP2002137446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4179440B2 publication Critical patent/JP4179440B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光源を画像信号に応じて点灯制御し、画像の光書き込みを行う手段を備えた画像形成装置(例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷装置等)に関し、より詳細には、発光源の光量制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像信号に応じて発光源を点灯制御し、画像の光書き込みを行う手段を備えた、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ等において、発光源として半導体レーザ(以下「LD」と記す)を用いて、LDからの光ビームを偏向手段であるポリゴン(多角形)ミラーによって感光体上を走査させることによって、画像(静電潜像)形成が行われる。こうした画像形成装置においては、画像品質向上のため、画素を形成する光ビームの光量を一定にする必要があるが、LDの光量は温度等の変動に伴い変化してしまう。
現在使われているLDは、光ビームの出力方向と反対側にその光量を検出するフォトダイオード(以下「PD」と記す)を近接して設け(通常、一体のケース内に密封した構成になっている)、外部からのノイズの影響を排除した形で、LDの発光量をモニタしている。このPDが出力するモニタ電流が予め設定した光量に対応する値になるように、LDを発光させるための駆動電流のフィードバック制御(以下「APC:オート・パワー・コントロール」と記す)を行っており、APCによってLDの温度等の変動による光量変化を抑えるようにしている。また、APCに関しては、1ライン走査毎に非画像領域(画像書き込みを行わない領域)においてLDを点灯させ、出力光をモニタしてフィードバックして予め設定した適正光量が得られるように制御している例(特開平9−11531公報、参照)を示すことができる。この従来例では、さらに、非画像領域でのLDの発光時間を短くして、画像に悪影響を及ぼすこと無く、光量制御を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、APCを行う際、PDが出力するモニタ電流をモニタ電圧に変換して検出するが、モニタ電圧を検出する場合、電圧が安定したレベルに立ち上がり、光量に相当する正しい値になったところで検出する必要がある。
しかしながら、モニタ電流を変化させて光量を可変するための抵抗等の影響で、APCを開始する時にモニタ電圧が低い(まだ完全に立ち上がっていない)状態の場合があり、その場合、光量を誤認識してAPCを行い、その結果、光量が適正値よりも上がってしまう。
また、赤色LD(発光波長:650nm帯)を用いた画像形成装置の場合、PDのモニタ電流値が、通常多く使われている発光波長:780nmのLDより小さい傾向があり、そのために、PD端子についている光量を可変するための調整抵抗値を大きくする必要がある。この抵抗値を大きくすると、モニタ電圧の立上がりが遅くなり、APCを正常に行えなくなる。
【0004】
本発明は、発光源を画像信号に応じて点灯制御し画像を構成する画素を生成する手段に用いる該発光源の出力光を光検出素子によってモニタしてフィードバックし、予め設定した光量が得られるように光量制御を行う光量制御手段を備えた画像形成装置における上述の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、光検出素子が発光量を誤検出せずに適正な光量制御ができるようにする手段を備えた画像形成装置を提供することにある。
また、赤色半導体レーザを用いた場合でも適正なオート・パワー・コントロールを行い、安定した画像を形成できる上記画像形成装置を提供することをさらなる目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、発光源を画像信号に応じて点灯制御し、画像の光書き込みを行う手段と、発光源の出力光を受光し、出力端子に設けた負荷抵抗を介し受光量に応じた出力電圧を生じる光検出素子と、光検出素子の出力電圧をフィードバックし、フィードバックした出力電圧が設定した目標電圧になるように発光源の出力光量を制御する光量制御手段とを有する画像形成装置において、前記光検出素子の出力電圧を調整するために前記出力端子に設けた負荷抵抗抵抗値を可変とし前記光量制御手段は、前記出力端子に設けた負荷抵抗の抵抗値を変え、フィードバックさせる前記光検出素子の出力電圧を調整するとともに、制御する発光源の出力光量の設定を変えずかつ発光開始から光検出素子の出力電圧が目標電圧に達するまでの立上がり時間を変更するために、前記負荷抵抗の抵抗値に対応させて該目標電圧の設定を変更するようにしたことを特徴とするものである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像形成装置において、前記光検出素子の出力電圧調整が、発光源の発光波長特性の違いに対応した調整であることを特徴とするものである。
【0007】
請求項3の発明は、発光源からの光ビームによる周期走査形式で、走査される光ビームの同期検知信号をもとに画像の光書き込みを行う請求項1又は2に記載された画像形成装置において、前記光量制御手段は、同期検知用点灯時間内に前記立上がり時間の変更を伴う光量制御を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項4の発明は、請求項に記載された画像形成装置において、前記光量制御手段は、走査周期毎に光量制御を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明を添付する図面とともに示す以下の実施例に基づき説明する。
図1は、本発明の実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す。また、図2に図1中の光学ユニット20の詳細を示す。なお、この実施例に示す画像形成装置は、複写機、スキャナ、ファクシミリ、印刷装置等を構成し得るものである。
図1に示される光学ユニット20から出射される光ビームにより感光体29に画像を生成する。光学ユニット20では、画像データによって点灯制御されるLDからの光ビームは、平行光束化され、ポリゴンモータ22mによって回転するポリゴンミラー22によって偏向され、fθレンズ23、BTL24を通り、ミラー25によって反射され、感光体29上を走査する。
感光体29にLD光ビーム書き込みにより静電潜像を生成し、電子写真プロセスにより画像形成を行う。このために、画像感光体29の回りには、帯電器30、現像ユニット31、転写器32、クリーニングユニット33、除電器34を備えており、通常の電子写真プロセスである帯電、露光、現像、転写により記録紙上に画像が形成される。そして図示していないが、定着装置によって記録紙上の画像が定着される。
【0011】
光学ユニットについて、図2を参照してより詳細に説明すると、画像データに応じてLD制御部11により駆動変調され選択的に光ビームを出射するLD1と出射されたビームを平行光束化するコリメートレンズ4からなるLDユニット10が発光源として設けられている。
LDユニット10からの光ビームの光路上にはシリンダレンズ21が設けられているとともに、ポリゴンモータ22m(図1参照)により高速回転されて水平面内で光ビームを偏向走査させるポリゴンミラー22が設けられている。このポリゴンミラー22は、図示の例では正6角形に形成されて6つの反射面を有している。
このポリゴンミラー22により偏向走査されるビームの出射側前方には、fθレンズ23、BTL(Barrel Toroidal Lens:バレル・トロイダル・レンズ)24の組合せによる走査レンズと、折り返しミラー25とが順に配設され、偏向走査ビームを被走査面となるドラム状の感光体29上に結像させるように設定されている。なお、BTL24は、副走査方向のピント合わせ用であり、集光機能と副走査方向の位置補正(面倒れ等の補正)の機能を有する。
また、主走査方向の非画像書き込み領域の画像書き出し位置より前方に、ポリゴンミラー22で偏向された光ビームを受光することにより、主走査方向の書き込み開始のタイミングをとるための同期検知信号を出力する同期検知センサ7が設けられている。
【0012】
LD制御部11の動作をさらに詳細に述べる。
図3は、LDの周辺制御部を示す。同図に示すように、プリンタ制御部13からの印刷指示により、書込制御部12はLD制御部11に対し、画像データを転送し、LD制御部11は、画像データに応じてLD1を点灯制御する。
また、LD制御部11では、LD1の発光量の制御を行う。そのために、LD1の光量を検出するPD2を設ける。PD2では、受光量に応じて変化する出力電流Im検出する。なお、PD2は、外部からのノイズ光の影響を受けないような構成を採ることにより、LD1の発光量を正しくモニタする。
図示の例では、出力電流Imの変化を検出する場合、検出値をモニタ電圧Vmとして得るために出力端子に負荷として抵抗Rを設ける。ここでは、モニタ電圧Vmを調整するために、抵抗Rを可変にしている。つまり、抵抗Rは光量調整用の抵抗で、Rを変化させると出力電流Imが変わり、光量が変化することになる。
制御動作としては、書込制御部12から指示された光量でLD1を常に点灯させるために、つまり、PD1のモニタ電圧Vmを目標電圧(一定値)に保つために、LD電流Idを制御する(APC動作)。 Rは調整用抵抗で、Rを変化させると、モニタ電圧Vmを目標電圧にするには出力電流Imを変化させる必要があり、そのために光量が制御される。また、光量を一定に制御する場合、Rを変化させると、モニタ電圧Vmが変化するので、その電圧に見合った制御目標電圧を設定することになるので、設定電圧を変更する時にも調整される。
【0013】
可変抵抗Rによる調整動作をより詳しく説明する。
図4にPD2のモニタ電圧Vmの立上がり波形を示している。同図中の(A)は、抵抗R=aで光量を調整した場合で、目標電圧Vaに設定、即ちVm=Vaとなるように光量制御され、LD1の点灯からVaのレベルにまで達する時間がTraになったことを示している。ここで、R=b(b<a)に調整し、目標電圧の設定を変えない、即ちVm=Vaとなるように光量制御をすると、PD2の出力電流Imが大きくなる、つまり光量が大きくなるように制御されることになる。
また、図4(B)は、制御する光量の設定を変更しないで、抵抗R=b(b<a)として目標電圧の設定を変える、つまり目標電圧Vm=Vb(Vb<Va)となるように光量制御するように変更した場合を示すもので、LD1の点灯からVbのレベルにまで達する時間がTrbになったことを示している。図4(A)と対比すると、抵抗Rを小さくすることにより、PD2の端子電圧の立上がりが早くなり(Trb<Tra)、その結果、設定光量は同じでも、LD1の点灯から設定光量にまで達する時間を短くすることができることを示す。
【0014】
上記に説明したように、抵抗Rを調整し、PD2のモニタ電圧Vmの目標電圧の設定を変更することにより、光量制御するために必要な時間Trを設定できる。従って、光量制御するために必要な最小発光時間:Tminに制約がある場合、抵抗R、PDモニタ電圧Vmの設定をTr≦Tminとなるように決めることができる。
また、使用するLDが赤色LD(発光波長:650nm帯)の場合、発光波長:780nmのLDと比較して、同じ光量に対するPD2の出力電流Imが小さいため、設定するモニタ電圧Vmの目標電圧が同じであると、抵抗Rを大きくしなければならず、Rを大きくすると、その結果、設定光量に達するまでの時間Trが長くなる傾向になるが、モニタ電圧Vmの目標電圧及び抵抗Rをともに小さく設定することで、Trを短くすることが可能となる。
【0015】
次に、光量制御を行うタイミングに関する実施例を示す。なお、本実施例の光量制御は、前記実施例に示した画像形成装置、光学ユニット、LD周辺制御部を適用対象にしているので、適用する装置そのものについては重複する説明は記述せず、前記実施例の説明を参照することとする。
図5は、同期検知センサ7から同期検知信号を出力するためのLD点灯タイミングを示す。同図に示すように、同期検知信号の出力は、主走査方向の非画像書き込み領域の画像書き出し位置より前方に設けた同期検知センサ7(図2参照)により、LD1からの光ビームを受光することにより行うが、同期検知信号を出力するための必要最小限の期間にLD1を点灯するように、そのタイミングが決められる。
図5中において、DETPは同期検知信号、BDはLD点灯信号を示しているが、確実に同期検知信号を出力させるため、同期検知センサ7の手前からLD1を点灯させる必要があるが、あまり長いとフレア光の問題が発生することから、フレア光の発生がないような点灯時間を設定する必要がある。本実施例ではその時間をTonとし、この期間に光ビームが同期検知センサ7上を通過するように設定する。
【0016】
ところで、PD2の端子電圧の立上がり時間Trは、上記実施例で説明したように、光量調整用抵抗である抵抗R、PD2のモニタ電圧Vmの目標電圧の設定値によって変わるので、Tr≦Tonとなるように両者を調整することにより、光量制御及び同期検知信号DETPの出力のいずれにとっても好適な条件が得られる。
1ライン走査に1回、APC(光量制御)を行う装置の場合、上記実施例のTr≦Tminの条件を満たす設定ができない場合があっても、Tr≦Tonであれば、同期検知用点灯時間Tonを利用して正常にAPCを行うことができ、安定した画像を得ることができる。
また、1ドットの点灯dutyを100%未満にすることにより、全ベタ画像においてもLDが連続点灯することがなくなり、1ドット点灯時間<Tminとなった場合、上記実施例のTr≦Tminの条件を満たすことができなくなることが考えられるが、こうした場合でも、Tr≦Tonであれば、同期検知用点灯時間を利用して正常にAPCを行うことができ、安定した画像を得ることができる。
さらに、この実施例の場合にも、使用するLDが赤色LD(発光波長:650nm帯)の場合、発光波長:780nmのLDと比較して、同じ光量に対するPD2の出力電流Imが小さいため、設定する目標電圧Vmが同じであると、抵抗Rを大きくしなければならず、Rを大きくすると、その結果、設定光量に達するまでの時間Trが長くなる傾向になるが、目標電圧Vm及び抵抗Rをともに小さく設定することで、Trを短くし、Tr≦Tonを満足することが可能となる。
【0017】
次に、上記にて説明した本発明による光量制御を実施し得る画像形成装置を例示する。
図6は、4ドラム方式の画像形成装置を示す。図示の画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の4色の画像を重ね合わせたカラー画像を形成するために4組の画像形成部と4組の光学ユニットを備えている。図6に示すように、各色の画像形成部はそれぞれ、感光体29、現像ユニット31、帯電器30、転写器32を備え、各色の光学ユニット20はそれぞれ、LDユニット10、ポリゴンミラー22、fθレンズ23、BTL24を備える。なお、各画像形成部及び各色の光学ユニットについては基本的には図1,2に示した画像形成装置と同じなので、詳細な説明は上記を参照することとする。図6に示す装置の動作としては、搬送用モータ37によって駆動される転写ベルト36によって矢印方向に搬送される記録紙上に1組目の画像形成部による転写が行われ、1色目の画像を形成し、次に2色目、3色目、4色目の順に画像を転写することにより、4色の画像が重ね合わさったカラー画像を記録紙上に形成することができる。
本例の画像形成装置においても、各光学ユニット20に有するLDユニット10、同期検知センサ(図示せず)と、これらの動作に関わる制御部において上記実施例と同様に光量制御を実施することにより、安定したカラー画像を得ることができる。
【0018】
次いで、上記で説明した本発明による光量制御を実施し得る画像形成装置の他の例を示す。
図7は、本例の4ドラム方式の画像形成装置を示す。図示の画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の4色の画像を重ね合わせたカラー画像を形成するために4組の画像形成部と4組の光学ユニットを備えている。
図7に示すように、各色の画像形成部はそれぞれ、感光体29Y,M,C,BK、現像ユニット31Y,M,C,BK、帯電器30Y,M,C,BK、除電器34Y,M,C,BK、転写器32Y,M,C,BK、クリーニングユニット33Y,M,C,BKを備える。各色の画像形成部については基本的には図1に示した画像形成装置と同じなので、詳細な説明は上記を参照することとする。
光学ユニット20は、ポリゴンモータ22mによって駆動される1つのポリゴンミラー22を用いて、ポリゴンミラー22の同一面で異なる色の光ビームを2本づつ偏向走査させ、さらに、ポリゴンミラー22を中心に対向振分走査させることで、4色分の光ビームY,M,C,BKをそれぞれの感光体上を走査させる。LDユニット10Y,M,C,BK(図8参照)からでる各色の光ビームY,M,C,BKは、ポリゴンミラー22によって偏向され、fθレンズ23Y,M,C,BKを通り、第1ミラー251Y,M,C,BK、第2ミラー252Y,M,C,BKで折り返され、BTL24Y,M,C,BKを通り、第3ミラー253Y,M,C,BKで折り返され、感光体29Y,M,C,BK上を走査する。
【0019】
図7の光学ユニット20を上方から見た図8により、さらに詳細に説明すると、LDユニット10BK及びLDユニット10Yからの光ビームは、CYL(シリンダレンズ)21BK,Yを通り、反射ミラー28BK,Yによってポリゴンミラー22の下方面に入射し、ポリゴンミラー22が回転することにより光ビームを偏向し、fθレンズ23BK,Yを通り、第1ミラー251BK,Yによって折り返される。LDユニット10C及びLDユニット10Mからの光ビームは、CYL21C,Mを通り、ポリゴンミラー22の上方面に入射し、ポリゴンミラー22が回転することにより光ビームを偏向し、fθレンズ23C,Mを通り、第1ミラー251C,Mによって折り返される。
主走査方向の画像書き出し位置より前方にCYM(シリンダミラー)8MY,BKC、同期検知センサ7MY,BKCが設けられていおり、fθレンズMY,BKCを通った光ビームをCYM8MY,BKCによって反射集光させて、同期検知センサ7MY,BKCに入射するような構成となっている。この同期検知センサ7MY,BKCは、光ビーム走査の同期検知信号を検出するためのセンサである。また、LDユニット10BKからの光ビームとLDユニット10Cからの光ビームでは、共通の、CYM8BKC並びに同期検知センサ7BKCを使用している。LDユニット10YとLDユニット10Mについても同様である。同じセンサに2つの光ビームが入射することになるので、各光ビームのポリゴンミラー22への入射角を異なるようにすることで、それぞれの光ビームが同期検知センサ7MY,BKCに入射するタイミングを変え、それぞれを検出できるようにしている。また、図8に示すように光ビームの走査方向は、BKとCに対し、YとMが逆方向になる。
本例の画像形成装置においても、光学ユニット20に有するLDユニット10Y,M,C,BK、同期検知センサ7MY,BKCと、これらの動作に関わる制御部において上記実施例と同様に光量制御を実施することにより、安定したカラー画像を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明に対応する効果
光検出素子の出力端子に設けた端子電圧調整用の抵抗値を可変とし、光量制御手段に設定する目標電圧を変更するようにしたことにより、発光源やその制御回路の回路条件、或いは環境条件が変化しても適正動作への対応が可能になり、また、発光開始から光検出手段の端子電圧が目標電圧になるまでの立上がり時間を、端子電圧調整用の抵抗および制御目標電圧として設定する値を調整し、決定するようにしたので、発光源の光量制御に与えられる時間に制約がある場合でも、立上がり時間を調整することにより対応可能となり、発光量を誤検出することなく適正な検出値をフィードバックでき、高画像品質を維持することができる。
) 請求項の発明に対応する効果
上記(1)の効果に加えて、発光源の特性に応じて光検出素子の端子電圧及び前記目標電圧を調整することにより、正確にAPCを行い、高画像品質の維持を図ることが可能になる。
(3) 請求項3の発明に対応する効果
上記(1)及び(2)の効果に加えて、画像の光書き込みが発光源からの光ビームによる周期走査形式で行われる場合、走査光ビームの通過の検出による同期信号検出手段の検出時に点灯制御される発光源の点灯時間内に光量制御を行うように、光検出素子の端子電圧の調整及び前記目標電圧を変更するようにしたことにより、光量制御動作を画像領域への書き込み動作に影響を与えずに行うことが可能となる。例えば、書き込みにおける1ドットの点灯dutyを100%未満とすること等、書き込み動作において有利な条件を選ぶことができ、画像形成装置の性能を向上させる。
(4) 請求項4の発明に対応する効果
上記(3)の効果に加えて、走査周期毎に光量制御を行うようにしたことにより、画像品質の向上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す。
【図2】 図1の画像形成装置における光学ユニットの詳細を示す。
【図3】 図2に示されるLD(レーザダイオード)の周辺制御部の回路を示す。
【図4】 図3のPD(フォトダイオード)の検出電圧Vmの立上がり波形で、(A)、(B)に同一光量への制御を抵抗Rを変えて行った場合の動作を示す。
【図5】 同期検知センサから同期検知信号DETPを出力するためのLD点灯タイミングBDを示す。
【図6】 本発明を適用する4ドラム方式の画像形成装置を示す。
【図7】 本発明を適用する他の4ドラム方式の画像形成装置を示す。
【図8】 図7の画像形成装置における光学ユニットの詳細を示す。
【符号の説明】
1…LD(レーザダイオード)、 2…PD(フォトダイオード)、
7…同期検知センサ、 10…LDユニット、
11…LD制御部、 12…書込制御部。

Claims (4)

  1. 発光源を画像信号に応じて点灯制御し、画像の光書き込みを行う手段と、発光源の出力光を受光し、出力端子に設けた負荷抵抗を介し受光量に応じた出力電圧を生じる光検出素子と、光検出素子の出力電圧をフィードバックし、フィードバックした出力電圧が設定した目標電圧になるように発光源の出力光量を制御する光量制御手段とを有する画像形成装置において、
    前記光検出素子の出力電圧を調整するために前記出力端子に設けた負荷抵抗抵抗値を可変とし
    前記光量制御手段は、前記出力端子に設けた負荷抵抗の抵抗値を変え、フィードバックさせる前記光検出素子の出力電圧を調整するとともに、制御する発光源の出力光量の設定を変えずかつ発光開始から光検出素子の出力電圧が目標電圧に達するまでの立上がり時間を変更するために、前記負荷抵抗の抵抗値に対応させて該目標電圧の設定を変更するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載された画像形成装置において、前記光検出素子の出力電圧調整が、発光源の発光波長特性の違いに対応した調整であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 発光源からの光ビームによる周期走査形式で、走査される光ビームの同期検知信号をもとに画像の光書き込みを行う請求項1又は2に記載された画像形成装置において、前記光量制御手段は、同期検知用点灯時間内に前記立上がり時間の変更を伴う光量制御を行うようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載された画像形成装置において、前記光量制御手段は、走査周期毎に光量制御を行うようにしたことを特徴とする画像形成装置。
JP2000337803A 2000-11-06 2000-11-06 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4179440B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000337803A JP4179440B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000337803A JP4179440B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002137446A JP2002137446A (ja) 2002-05-14
JP4179440B2 true JP4179440B2 (ja) 2008-11-12

Family

ID=18813126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000337803A Expired - Fee Related JP4179440B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4179440B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002137446A (ja) 2002-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7920305B2 (en) Optical scanning device, optical scanning method, computer program product for executing optical scanning method, recording medium with computer program recorded thereon, image forming apparatus, and color image forming apparatus using the same
US6429956B2 (en) Optical scanning device and image forming apparatus having the same
US20060045577A1 (en) Color image forming apparatus and method
US20080123160A1 (en) Optical scanning device having a plurality of light sources, optical scanning method, pixel forming device, image forming apparatus using the optical scanning device having a plurality of light sources, and color image forming apparatus using the same
JP5078836B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP2007147826A (ja) 光書込装置、光書込方法、画像形成装置及び画像形成方法
US9091955B2 (en) Image forming apparatus
JP4535498B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
US7471307B2 (en) Image forming apparatus and method of controlling same
US10341502B2 (en) Image forming apparatus that executes image processing corresponding to resolution
US7567268B2 (en) Image forming apparatus and abnormality detecting method
JP5783688B2 (ja) 画像形成装置
JP4179440B2 (ja) 画像形成装置
JPH1155472A (ja) 多色画像形成装置
US8896650B1 (en) Scanning optical apparatus and image forming apparatus
US7408567B2 (en) Light beam scanning apparatus and image forming apparatus
JP2006251403A (ja) 光走査装置
JP2002029085A (ja) 画像形成装置
JP2004212873A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP4141193B2 (ja) 画像形成装置
JP4866057B2 (ja) 光学装置、画像形成装置、点灯位置変更方法
JP2001154130A (ja) 光検出装置、光走査装置、及び画像形成装置
JP5041614B2 (ja) 画像形成装置
JP2002225346A (ja) 画像形成装置
JP2003161902A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080820

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees