JP2002225346A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2002225346A JP2002225346A JP2001180631A JP2001180631A JP2002225346A JP 2002225346 A JP2002225346 A JP 2002225346A JP 2001180631 A JP2001180631 A JP 2001180631A JP 2001180631 A JP2001180631 A JP 2001180631A JP 2002225346 A JP2002225346 A JP 2002225346A
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- image forming
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- light
- forming apparatus
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像つぶれ、画像かすれをなくし、画像品質
を向上させることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ポリゴンミラー102を回転させて光量
を測定する場合、ポリゴンモータ駆動制御部206は、
ポリゴンモータ102を規定の回転数で回転させ、同期
検出用点灯制御部204は同期検知用強制点灯信号を生
成する。LD駆動部205はこの強制点灯期間でLDの
APC動作を行い、光量一定に保つ。その状態で、1ド
ット点灯、2ドット消灯の繰り返しの画像信号をLD駆
動部205に送ることで、LDは前画像信号に基づいて
ON/OFFを繰り返し、この時の光量Pを光パワーメ
ータ301で計測する。そして、設定光量P0になるよ
うに、プリンタ制御部201はLD駆動部205に対し
て制御する。
を向上させることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ポリゴンミラー102を回転させて光量
を測定する場合、ポリゴンモータ駆動制御部206は、
ポリゴンモータ102を規定の回転数で回転させ、同期
検出用点灯制御部204は同期検知用強制点灯信号を生
成する。LD駆動部205はこの強制点灯期間でLDの
APC動作を行い、光量一定に保つ。その状態で、1ド
ット点灯、2ドット消灯の繰り返しの画像信号をLD駆
動部205に送ることで、LDは前画像信号に基づいて
ON/OFFを繰り返し、この時の光量Pを光パワーメ
ータ301で計測する。そして、設定光量P0になるよ
うに、プリンタ制御部201はLD駆動部205に対し
て制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される画像信
号に応じて半導体レーザを点灯制御して光書き込みを行
う複写機、プリンタ、FAX、印刷機(全てカラーも含
む)等の画像形成装置に係り、特に、半導体レーザの光
量制御に特徴のある画像形成装置に関する。
号に応じて半導体レーザを点灯制御して光書き込みを行
う複写機、プリンタ、FAX、印刷機(全てカラーも含
む)等の画像形成装置に係り、特に、半導体レーザの光
量制御に特徴のある画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体レーザを使用した画像形
成装置として、例えば、 ・特開平2−264978号公報 ・特開平5−2304号公報 等に開示された発明が公知である。
成装置として、例えば、 ・特開平2−264978号公報 ・特開平5−2304号公報 等に開示された発明が公知である。
【0003】前者は、レーザパワーを予め高く設定しな
くてよく、またレーザビーム径を予め大きめに設定しな
くてよいレーザープリンタ装置を提供することを目的と
し、感光体の帯電電位を測定する電位センサからの出力
信号を光書込制御部のレーザー光量制御ブロックに入力
し、感光体の露光用レーザー光量を補正制御するように
構成している。後者は、環境、経時の変化による画像濃
度の変動を、メンテナンスに頼らず、メンテナンスの周
期よりも短いサイクルで適正化でき、高い画像濃度の安
定性が達成でき、メンテナンスに要するコストが軽減で
きる画像形成装置を提供することを目的とし、表面電位
計測部は帯電器によって帯電された感光体ドラムの表面
電位を計測し、トナー付着量測定部は現像器の現像によ
り感光体ドラム上に付着したトナーの付着量を計測し、
制御回路はこの計測したトナー付着量と予め設定される
基準値とを比較し、この比較結果と表面電位計測部の計
測値とに基づき像形成条件である帯電器による帯電量、
現像器の現像バイアス電圧、光学系の露光量、現像器の
トナー濃度などの少なくとも1つを変更する処理を行う
ように構成している。
くてよく、またレーザビーム径を予め大きめに設定しな
くてよいレーザープリンタ装置を提供することを目的と
し、感光体の帯電電位を測定する電位センサからの出力
信号を光書込制御部のレーザー光量制御ブロックに入力
し、感光体の露光用レーザー光量を補正制御するように
構成している。後者は、環境、経時の変化による画像濃
度の変動を、メンテナンスに頼らず、メンテナンスの周
期よりも短いサイクルで適正化でき、高い画像濃度の安
定性が達成でき、メンテナンスに要するコストが軽減で
きる画像形成装置を提供することを目的とし、表面電位
計測部は帯電器によって帯電された感光体ドラムの表面
電位を計測し、トナー付着量測定部は現像器の現像によ
り感光体ドラム上に付着したトナーの付着量を計測し、
制御回路はこの計測したトナー付着量と予め設定される
基準値とを比較し、この比較結果と表面電位計測部の計
測値とに基づき像形成条件である帯電器による帯電量、
現像器の現像バイアス電圧、光学系の露光量、現像器の
トナー濃度などの少なくとも1つを変更する処理を行う
ように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像データ
に応じて点灯制御される発光源として半導体レーザ(以
下、LDと称す)を用い、LDからの光ビームの感光体
上の走査により感光体上に静電潜像を形成し、現像装置
によりトナーを付着させ可視像を形成し、それを記録紙
に転写する装置においては、様々な画像形成条件、例え
ば、感光体の帯電電位、現像装置の現像バイアス電圧、
トナー濃度、LDの光量を設定する必要がある。LDの
光量については、通常、工場出荷前に、LDを点灯さ
せ、光パワーメータで光量を測定し、基準値に設定する
作業を行っている。この場合、LDをDC点灯させて測
定するのが一般的である。なお、光ビームの走査には、
例えば光偏向手段としてポリゴンミラーが用いられる。
に応じて点灯制御される発光源として半導体レーザ(以
下、LDと称す)を用い、LDからの光ビームの感光体
上の走査により感光体上に静電潜像を形成し、現像装置
によりトナーを付着させ可視像を形成し、それを記録紙
に転写する装置においては、様々な画像形成条件、例え
ば、感光体の帯電電位、現像装置の現像バイアス電圧、
トナー濃度、LDの光量を設定する必要がある。LDの
光量については、通常、工場出荷前に、LDを点灯さ
せ、光パワーメータで光量を測定し、基準値に設定する
作業を行っている。この場合、LDをDC点灯させて測
定するのが一般的である。なお、光ビームの走査には、
例えば光偏向手段としてポリゴンミラーが用いられる。
【0005】一方、発光源としてのLDを複数備え、こ
れらLD光源からの各光ビームをポリゴンミラーによっ
て主走査方向に走査し、各光ビームの感光体上における
走査位置を副走査方向に所定ピッチだけずらし、複数ラ
イン同時に主走査方向に走査することによって感光体上
に静電潜像を形成するようにした画像形成装置も提供さ
れている。この方式の画像形成装置は、ポリゴンミラー
の回転数を上げずに記録速度を向上させることができ
る。このような方式の画像形成装置においても、各LD
の光量をそれぞれ測定し、基準値に設定する作業を行う
必要がある。
れらLD光源からの各光ビームをポリゴンミラーによっ
て主走査方向に走査し、各光ビームの感光体上における
走査位置を副走査方向に所定ピッチだけずらし、複数ラ
イン同時に主走査方向に走査することによって感光体上
に静電潜像を形成するようにした画像形成装置も提供さ
れている。この方式の画像形成装置は、ポリゴンミラー
の回転数を上げずに記録速度を向上させることができ
る。このような方式の画像形成装置においても、各LD
の光量をそれぞれ測定し、基準値に設定する作業を行う
必要がある。
【0006】また、実際に画像形成装置として使用して
いる時には、環境、経時の変化による画像品質劣化(濃
度変動)を防ぐため、前述の特開平2−264978号
公報記載のように、LDを点灯させ、感光体の帯電電位
を測定し、その結果からLDの光量を可変制御したり、
特開平5−2304号公報記載のように、LDを点灯さ
せ、感光体上に付着したトナーの付着量を計測し、その
結果からLDの光量を可変制御している。この場合、階
調パターンの画像データでLDを点灯制御して、ある階
調部における帯電電位、トナー付着量を計測している。
いる時には、環境、経時の変化による画像品質劣化(濃
度変動)を防ぐため、前述の特開平2−264978号
公報記載のように、LDを点灯させ、感光体の帯電電位
を測定し、その結果からLDの光量を可変制御したり、
特開平5−2304号公報記載のように、LDを点灯さ
せ、感光体上に付着したトナーの付着量を計測し、その
結果からLDの光量を可変制御している。この場合、階
調パターンの画像データでLDを点灯制御して、ある階
調部における帯電電位、トナー付着量を計測している。
【0007】図26はLDを点灯させた時の光波形を示
す図である。この波形図から分かるように使用するLD
の発光特性が図26(a)のように全くの矩形波であれ
ば、1ドット点灯、2ドット点灯、全点灯など、どんな
点灯の仕方をしてもピーク光量が一定なので問題はない
が、図26(b)、図26(c)のような特性である
と、1ドット当たりの露光エネルギ(光量×点灯時間)
について、1ドット点灯時と複数ドット連続点灯した場
合とでは異なってしまう。この場合、光量を設定する際
のLD点灯パターンによっては、光量設定後に画像つぶ
れ、画像かすれなどが生じるおそれがある。このこと
は、複数のLDを備えた発光源の場合でも同じであり、
使用する各LDの各発光特性が図26(a)のようであ
れば、どんな点灯の仕方をしてもピーク光量が一定であ
るが、使用する複数のLDのひとつの発光特性が図26
(a)であり、他のLDの発光特性は図26(b)や、
図26(c)であったりというようにばらついている
と、1ドット当たりの露光エネルギーについて、各LD
について異なることになってしまい、濃度むら等の画像
劣化が生じて良好な画像が得られない。
す図である。この波形図から分かるように使用するLD
の発光特性が図26(a)のように全くの矩形波であれ
ば、1ドット点灯、2ドット点灯、全点灯など、どんな
点灯の仕方をしてもピーク光量が一定なので問題はない
が、図26(b)、図26(c)のような特性である
と、1ドット当たりの露光エネルギ(光量×点灯時間)
について、1ドット点灯時と複数ドット連続点灯した場
合とでは異なってしまう。この場合、光量を設定する際
のLD点灯パターンによっては、光量設定後に画像つぶ
れ、画像かすれなどが生じるおそれがある。このこと
は、複数のLDを備えた発光源の場合でも同じであり、
使用する各LDの各発光特性が図26(a)のようであ
れば、どんな点灯の仕方をしてもピーク光量が一定であ
るが、使用する複数のLDのひとつの発光特性が図26
(a)であり、他のLDの発光特性は図26(b)や、
図26(c)であったりというようにばらついている
と、1ドット当たりの露光エネルギーについて、各LD
について異なることになってしまい、濃度むら等の画像
劣化が生じて良好な画像が得られない。
【0008】本発明のこのような従来技術の実情に鑑み
てなされたもので、その目的は、画像つぶれ、画像かす
れをなくし、画像品質を向上させることができる画像形
成装置を提供することにある。
てなされたもので、その目的は、画像つぶれ、画像かす
れをなくし、画像品質を向上させることができる画像形
成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、画像信号に応じて点灯制御される半導体
レーザと、半導体レーザから出力される光ビームを主走
査方向に偏向する偏向手段と、副走査方向に回転または
移動する像担持体上を前記光ビームが走査することによ
り光書き込みを行い、書き込まれた画像を顕像化する画
像形成手段とを備えて画像形成装置において、前記半導
体レーザを所定ドット点灯、前記所定ドット以上消灯を
繰り返した状態、例えば1ドット点灯、1ドット以上消
灯もしくは、2ドット点灯、2ドット以上消灯を繰り返
した状態で半導体レーザの光量を調整する光量調整手段
を設けたものである。光量調整手段は、後述の実施形態
ではプリンタ制御部が対応し、半導体レーザとしてのレ
ーザダイオードはLD駆動部によって点灯制御される。
半導体レーザが複数で構成されている場合は、各半導体
レーザをそれぞれ別個に制御する。
め、本発明は、画像信号に応じて点灯制御される半導体
レーザと、半導体レーザから出力される光ビームを主走
査方向に偏向する偏向手段と、副走査方向に回転または
移動する像担持体上を前記光ビームが走査することによ
り光書き込みを行い、書き込まれた画像を顕像化する画
像形成手段とを備えて画像形成装置において、前記半導
体レーザを所定ドット点灯、前記所定ドット以上消灯を
繰り返した状態、例えば1ドット点灯、1ドット以上消
灯もしくは、2ドット点灯、2ドット以上消灯を繰り返
した状態で半導体レーザの光量を調整する光量調整手段
を設けたものである。光量調整手段は、後述の実施形態
ではプリンタ制御部が対応し、半導体レーザとしてのレ
ーザダイオードはLD駆動部によって点灯制御される。
半導体レーザが複数で構成されている場合は、各半導体
レーザをそれぞれ別個に制御する。
【0010】この場合、形成された画像部の画像濃度、
トナー付着量、および電位の少なくとも1つを計測する
計測手段をさらに設け、前記光量調整手段は前記計測手
段の計測結果に基づいて半導体レーザの光量を調整する
ようにする。この場合、半導体レーザが複数備えられて
いる場合はそれぞれ別個に光量を調整する。その際、前
記光量調整手段の調整周期を設定する設定手段を設け
る。この設定手段としては、例えば画像形成装置本体に
設けられた外部入力装置、例えば操作パネルが使用でき
る。
トナー付着量、および電位の少なくとも1つを計測する
計測手段をさらに設け、前記光量調整手段は前記計測手
段の計測結果に基づいて半導体レーザの光量を調整する
ようにする。この場合、半導体レーザが複数備えられて
いる場合はそれぞれ別個に光量を調整する。その際、前
記光量調整手段の調整周期を設定する設定手段を設け
る。この設定手段としては、例えば画像形成装置本体に
設けられた外部入力装置、例えば操作パネルが使用でき
る。
【0011】また、このように構成すると、前記半導体
レーザとして、発光特性が780nm帯のレーザダイオ
ードよりも劣る赤色(650nm帯)のレーザダイオー
ドを使用することができる。
レーザとして、発光特性が780nm帯のレーザダイオ
ードよりも劣る赤色(650nm帯)のレーザダイオー
ドを使用することができる。
【0012】なお、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの4色分の画像形成手段を設け、フルカラーに対応
するようにすることも可能である。
ックの4色分の画像形成手段を設け、フルカラーに対応
するようにすることも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
説明する。
【0014】1.第1の実施形態(請求項1、3、8に
対応) 図1は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の要
部を示す概略構成図である。図1において、光学ユニッ
トとして構成されるレーザビーム走査装置(光学ユニッ
ト)1は、画像データに合わせて点灯するレーザダイオ
ード(以下LDと称す)と、LDから出射されたレーザ
ビーム(以下、光ビームとも称す)Lを平行光束化する
図示しないコリメートレンズと、副走査方向に平行な線
状に焦点を結ぶ図示しないシリンダレンズと、シリンダ
レンズからの光が入射し、当該光を偏向するポリゴンミ
ラー102と、ポリゴンミラー102を高速で回転駆動
するポリゴンモータ101と、等角速度走査を等速度走
査に変換するfθレンズ103と、BTLレンズ104
と、ミラー105とからなる。このような構成により、
LDから出射された光ビームLは、図示しないコリメー
トレンズにより平行光束化され、シリンダレンズを通
り、ポリゴンモータ101によって回転するポリゴンミ
ラー102によって偏向され、fθレンズ103及びB
TL104を通ってミラー105によって反射され、感
光体上106を走査する。BTLとは、Barrel Toroida
l Lens(バレル・トロイダル・レンズ)の略で、副走査
方向のピント合わせ(集光機能と副走査方向の位置補正
(面倒れ等))を行っている。
対応) 図1は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の要
部を示す概略構成図である。図1において、光学ユニッ
トとして構成されるレーザビーム走査装置(光学ユニッ
ト)1は、画像データに合わせて点灯するレーザダイオ
ード(以下LDと称す)と、LDから出射されたレーザ
ビーム(以下、光ビームとも称す)Lを平行光束化する
図示しないコリメートレンズと、副走査方向に平行な線
状に焦点を結ぶ図示しないシリンダレンズと、シリンダ
レンズからの光が入射し、当該光を偏向するポリゴンミ
ラー102と、ポリゴンミラー102を高速で回転駆動
するポリゴンモータ101と、等角速度走査を等速度走
査に変換するfθレンズ103と、BTLレンズ104
と、ミラー105とからなる。このような構成により、
LDから出射された光ビームLは、図示しないコリメー
トレンズにより平行光束化され、シリンダレンズを通
り、ポリゴンモータ101によって回転するポリゴンミ
ラー102によって偏向され、fθレンズ103及びB
TL104を通ってミラー105によって反射され、感
光体上106を走査する。BTLとは、Barrel Toroida
l Lens(バレル・トロイダル・レンズ)の略で、副走査
方向のピント合わせ(集光機能と副走査方向の位置補正
(面倒れ等))を行っている。
【0015】感光体106の回りには、帯電器107、
現像ユニット108、転写器109、クリーニングユニ
ット110、および除電器111が配置され、これらに
より作像手段が構成され、通常の電子写真プロセスであ
る帯電、露光、現像、転写によって記録紙P上に画像が
形成される。そして図示しない定着装置によって記録紙
P上の画像が定着される。
現像ユニット108、転写器109、クリーニングユニ
ット110、および除電器111が配置され、これらに
より作像手段が構成され、通常の電子写真プロセスであ
る帯電、露光、現像、転写によって記録紙P上に画像が
形成される。そして図示しない定着装置によって記録紙
P上の画像が定着される。
【0016】図2は画像形成装置における画像書込制御
部および光学ユニットを示す概略構成図である。この図
は、図1のレーザビーム走査装置1を上から見た平面図
に、さらに周辺の制御系を付加したものである。制御系
としては、プリンタ制御部201、書き込みクロック発
生部202、位相同期クロック発生部203、同期検出
用点灯制御部204、LD駆動部205およびポリゴン
モータ駆動制御部206が設けられている。また、主走
査方向端部の画像書き出し側に光ビームLを検出する同
期検知センサ123が設けられ、fθレンズ103を透
過した光ビームLがミラー121によって反射され、レ
ンズ122によって集光されて同期検知センサ123に
入射するようになっている。
部および光学ユニットを示す概略構成図である。この図
は、図1のレーザビーム走査装置1を上から見た平面図
に、さらに周辺の制御系を付加したものである。制御系
としては、プリンタ制御部201、書き込みクロック発
生部202、位相同期クロック発生部203、同期検出
用点灯制御部204、LD駆動部205およびポリゴン
モータ駆動制御部206が設けられている。また、主走
査方向端部の画像書き出し側に光ビームLを検出する同
期検知センサ123が設けられ、fθレンズ103を透
過した光ビームLがミラー121によって反射され、レ
ンズ122によって集光されて同期検知センサ123に
入射するようになっている。
【0017】この構成では、光ビームLの走査により同
期検知センサ123上を通過すると、同期検知センサ1
23から同期検知信号DETPが出力され、位相同期ク
ロック発生部203に送られる。位相同期クロック発生
部203では、書込クロック発生部202で生成された
クロックWCLKと同期検知信号DETPから、DET
Pに同期したクロックVCLKを生成し、LD駆動部2
05及び同期検出用点灯制御部204に送る。同期検出
用点灯制御部204は、最初に同期検知信号DETPを
検出するために、LD強制点灯信号BDをONしてLD
を強制点灯させるが、同期検知信号DETPを検出した
後には、同期検知信号DETPとクロックVCLKによ
って、フレア光が発生しない程度で確実に同期検知信号
DETPが検出できるタイミングでLDを点灯させるL
D強制点灯信号BDを生成し、LD駆動部205に送
る。
期検知センサ123上を通過すると、同期検知センサ1
23から同期検知信号DETPが出力され、位相同期ク
ロック発生部203に送られる。位相同期クロック発生
部203では、書込クロック発生部202で生成された
クロックWCLKと同期検知信号DETPから、DET
Pに同期したクロックVCLKを生成し、LD駆動部2
05及び同期検出用点灯制御部204に送る。同期検出
用点灯制御部204は、最初に同期検知信号DETPを
検出するために、LD強制点灯信号BDをONしてLD
を強制点灯させるが、同期検知信号DETPを検出した
後には、同期検知信号DETPとクロックVCLKによ
って、フレア光が発生しない程度で確実に同期検知信号
DETPが検出できるタイミングでLDを点灯させるL
D強制点灯信号BDを生成し、LD駆動部205に送
る。
【0018】LD駆動部205では、同期検知用強制点
灯信号及びクロックVCLKに同期した画像信号に応じ
てレーザを点灯制御する。そして、LDユニット120
からレーザビームが出射し、ポリゴンミラー102で偏
向され、fθレンズ103を通り、感光体上106を走
査することになる。ポリゴンモータ駆動制御部206
は、プリンタ制御部201からの制御信号により、ポリ
ゴンモータ101を規定の回転数で回転制御する。
灯信号及びクロックVCLKに同期した画像信号に応じ
てレーザを点灯制御する。そして、LDユニット120
からレーザビームが出射し、ポリゴンミラー102で偏
向され、fθレンズ103を通り、感光体上106を走
査することになる。ポリゴンモータ駆動制御部206
は、プリンタ制御部201からの制御信号により、ポリ
ゴンモータ101を規定の回転数で回転制御する。
【0019】図3は光量調整装置を備えた画像形成装置
における画像書込制御部および光学ユニットを示す概略
構成図である。この図3に示した画像書込部はLDユニ
ット200から出射された光ビームの光量Pを計測する
光パワーメータ301を設けた点を除いて図2に示した
画像書込部と同等なので、同等な各部には同一の参照符
号を付し、重複する説明は省略する。
における画像書込制御部および光学ユニットを示す概略
構成図である。この図3に示した画像書込部はLDユニ
ット200から出射された光ビームの光量Pを計測する
光パワーメータ301を設けた点を除いて図2に示した
画像書込部と同等なので、同等な各部には同一の参照符
号を付し、重複する説明は省略する。
【0020】このように光パワーメータ301によって
光量を計測したときのLD点灯パターンを図4に示す。
通常の画像形成時と同様に、ポリゴンミラー102を回
転させて光量を測定する場合、ポリゴンモータ駆動制御
部206は、ポリゴンモータ102を規定の回転数で回
転させ、同期検出用点灯制御部204は、図4(b)に
示すような同期検知用強制点灯信号を生成する。LD駆
動部205はこの強制点灯期間でLDのAPC動作を行
い、光量一定に保つ。その状態で、1ドット点灯、2ド
ット消灯の繰り返しの画像信号をLD駆動部205に送
ることで、LDは図4(a)に示すようなタイミングで
ON/OFFを繰り返し、この時の光量Pを光パワーメ
ータ301で計測する。そして、設定光量P0になるよ
うに、プリンタ制御部201はLD駆動部205に対し
て制御する。または、LD駆動部205内の光量可変用
抵抗を可変する。
光量を計測したときのLD点灯パターンを図4に示す。
通常の画像形成時と同様に、ポリゴンミラー102を回
転させて光量を測定する場合、ポリゴンモータ駆動制御
部206は、ポリゴンモータ102を規定の回転数で回
転させ、同期検出用点灯制御部204は、図4(b)に
示すような同期検知用強制点灯信号を生成する。LD駆
動部205はこの強制点灯期間でLDのAPC動作を行
い、光量一定に保つ。その状態で、1ドット点灯、2ド
ット消灯の繰り返しの画像信号をLD駆動部205に送
ることで、LDは図4(a)に示すようなタイミングで
ON/OFFを繰り返し、この時の光量Pを光パワーメ
ータ301で計測する。そして、設定光量P0になるよ
うに、プリンタ制御部201はLD駆動部205に対し
て制御する。または、LD駆動部205内の光量可変用
抵抗を可変する。
【0021】一方、ポリゴンモータ102を回転させず
に、静止光ビームの光量を測定する場合は、APC動作
をさせるために、同期検知用強制点灯制御部204にお
いて、図4(b)に示すような疑似同期検知用強制点灯
信号を生成する。そして、1ドット点灯、2ドット消灯
の繰り返しの画像信号をLD駆動部205に送ること
で、LDは図4(a)に示すようなタイミングでON/
OFFを繰り返し、この時の光量Pを光パワーメータ3
01で計測する。このときの光量には、疑似同期検知用
強制点灯信号によるものも含まれてしまうので、図4
(a)の時の光量から図4(b)の時の光量の差を求め
れば良い。その光量が設定光量P0になるように、プリ
ンタ制御部201はLD駆動部205を制御する。また
は、LD駆動部205内の光量可変用抵抗の抵抗値を変
える。
に、静止光ビームの光量を測定する場合は、APC動作
をさせるために、同期検知用強制点灯制御部204にお
いて、図4(b)に示すような疑似同期検知用強制点灯
信号を生成する。そして、1ドット点灯、2ドット消灯
の繰り返しの画像信号をLD駆動部205に送ること
で、LDは図4(a)に示すようなタイミングでON/
OFFを繰り返し、この時の光量Pを光パワーメータ3
01で計測する。このときの光量には、疑似同期検知用
強制点灯信号によるものも含まれてしまうので、図4
(a)の時の光量から図4(b)の時の光量の差を求め
れば良い。その光量が設定光量P0になるように、プリ
ンタ制御部201はLD駆動部205を制御する。また
は、LD駆動部205内の光量可変用抵抗の抵抗値を変
える。
【0022】この実施形態では、図4(a)に示すよう
に1ドット点灯、2ドット消灯の繰り返しで光量測定を
行ったが、それに限るものではなく、最適な光量が設定
できるのであれば、消灯期間を3ドット、4ドットとし
ても良い。また、光量測定精度の面で測定光量を高くし
たい場合には2ドット点灯としても良い。なお、赤色
(650nm帯)LDを用いる場合には、図16に示し
たように、発光特性のばらつきが大きく、図16(b)
のように、オーバーシュートしている特性の場合には、
そのピーク値が最大定格光量を超えないように注意する
必要がある。
に1ドット点灯、2ドット消灯の繰り返しで光量測定を
行ったが、それに限るものではなく、最適な光量が設定
できるのであれば、消灯期間を3ドット、4ドットとし
ても良い。また、光量測定精度の面で測定光量を高くし
たい場合には2ドット点灯としても良い。なお、赤色
(650nm帯)LDを用いる場合には、図16に示し
たように、発光特性のばらつきが大きく、図16(b)
のように、オーバーシュートしている特性の場合には、
そのピーク値が最大定格光量を超えないように注意する
必要がある。
【0023】2.第2の実施形態(請求項4、8に対
応) 図5は第2の実施形態に係る画像形成装置の要部を示す
概略構成図、図6は第2の実施形態に係る画像形成装置
における画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構
成図である。この第2の実施形態は、前述の第1の実施
形態に対して感光体106表面の電位を測定する電位セ
ンサ302を設けた点が異なるだけで他の各部は同等に
構成されているので、同等な各部には同一の参照符号を
付し、重複する説明は省略する。電位センサ302は、
LDの点灯によって感光体106上に形成された静電潜
像部分の電位Vを計測し、プリンタ制御部201に送
る。このときのプリンタ制御部の光量設定の制御手順を
図7のフローチャートに示す。この制御では、ポリゴン
モータ101を回転させ、図4(a)に示すような計測
用パターンの潜像を感光体106上に形成する(ステッ
プS1)。そして、その潜像形成部(画像形成部)の電
位Vを電位センサ302で測定し(ステップS2)、基
準値V0と比較する(ステップS3)。ほぼ等しければ
そのままの光量とし、異なる場合は比較結果に応じて光
量を上げたり下げたりして光量を変更する(ステップS
4)。測定値Vと基準値V0を比較する際、本来ならば
完全に等しいか否かの判断となるが、計測誤差も含め、
許容できる誤差範囲であれば正常と判断するようにして
いる。そして、許容できる誤差範囲以上の電位差になっ
た場合、光量を変えて調整するようにしている。測定値
Vと基準値V0との比較結果に対する光量値は予めテー
ブルとして記憶しておけば、容易に処理できる。プリン
タ制御部201はその光量値を読み出し、LD駆動部2
05に対して光量可変制御を行う。
応) 図5は第2の実施形態に係る画像形成装置の要部を示す
概略構成図、図6は第2の実施形態に係る画像形成装置
における画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構
成図である。この第2の実施形態は、前述の第1の実施
形態に対して感光体106表面の電位を測定する電位セ
ンサ302を設けた点が異なるだけで他の各部は同等に
構成されているので、同等な各部には同一の参照符号を
付し、重複する説明は省略する。電位センサ302は、
LDの点灯によって感光体106上に形成された静電潜
像部分の電位Vを計測し、プリンタ制御部201に送
る。このときのプリンタ制御部の光量設定の制御手順を
図7のフローチャートに示す。この制御では、ポリゴン
モータ101を回転させ、図4(a)に示すような計測
用パターンの潜像を感光体106上に形成する(ステッ
プS1)。そして、その潜像形成部(画像形成部)の電
位Vを電位センサ302で測定し(ステップS2)、基
準値V0と比較する(ステップS3)。ほぼ等しければ
そのままの光量とし、異なる場合は比較結果に応じて光
量を上げたり下げたりして光量を変更する(ステップS
4)。測定値Vと基準値V0を比較する際、本来ならば
完全に等しいか否かの判断となるが、計測誤差も含め、
許容できる誤差範囲であれば正常と判断するようにして
いる。そして、許容できる誤差範囲以上の電位差になっ
た場合、光量を変えて調整するようにしている。測定値
Vと基準値V0との比較結果に対する光量値は予めテー
ブルとして記憶しておけば、容易に処理できる。プリン
タ制御部201はその光量値を読み出し、LD駆動部2
05に対して光量可変制御を行う。
【0024】本実施形態では、前述の第1の実施形態と
同様に図4(a)に示すように1ドット点灯、2ドット
消灯の繰り返しで光量測定を行ったが、それに限るもの
ではなく、最適な光量が設定できるのであれば、消灯期
間を3ドット、4ドットとしても良い。また、電位測定
精度の面で測定光量を高くしたい場合には2ドット点灯
としても問題はない。なお、この実施形態においても、
赤色(650nm帯)LDを用いる場合には、図16に
示したように、発光特性のばらつきが大きく、図16
(b)のように、オーバーシュートしている特性の場合
には、そのピーク値が定格光量を超えないように注意す
る必要がある。
同様に図4(a)に示すように1ドット点灯、2ドット
消灯の繰り返しで光量測定を行ったが、それに限るもの
ではなく、最適な光量が設定できるのであれば、消灯期
間を3ドット、4ドットとしても良い。また、電位測定
精度の面で測定光量を高くしたい場合には2ドット点灯
としても問題はない。なお、この実施形態においても、
赤色(650nm帯)LDを用いる場合には、図16に
示したように、発光特性のばらつきが大きく、図16
(b)のように、オーバーシュートしている特性の場合
には、そのピーク値が定格光量を超えないように注意す
る必要がある。
【0025】3.第3の実施形態(請求項4、8に対
応) 図8は第3の実施形態に係る画像形成装置の要部を示す
概略構成図、図9は第3の実施形態に係る画像形成装置
における画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構
成図である。この第3の実施形態は、前述の第2の実施
形態における電位センサ302に代えて感光体106上
に形成されたトナー像の濃度(トナー付着量)を計測す
る濃度センサ303を設けた点が異なるだけで、他の各
部は同等に構成されているので、同等な各部には同一の
参照符号を付し、重複する説明は省略する。濃度センサ
303は、LDの点灯によって感光体上に形成された静
電潜像をトナー像現像したときのトナー付着部分の濃度
Dを計測し、プリンタ制御部201に送る。
応) 図8は第3の実施形態に係る画像形成装置の要部を示す
概略構成図、図9は第3の実施形態に係る画像形成装置
における画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構
成図である。この第3の実施形態は、前述の第2の実施
形態における電位センサ302に代えて感光体106上
に形成されたトナー像の濃度(トナー付着量)を計測す
る濃度センサ303を設けた点が異なるだけで、他の各
部は同等に構成されているので、同等な各部には同一の
参照符号を付し、重複する説明は省略する。濃度センサ
303は、LDの点灯によって感光体上に形成された静
電潜像をトナー像現像したときのトナー付着部分の濃度
Dを計測し、プリンタ制御部201に送る。
【0026】このときのプリンタ制御部201の制御手
順を図10のフローチャートに示す。この処理は、前述
の図7に示した第2の実施形態における処理とは、電位
を測定する代わりに濃度Dを測定して(ステップS
2’)基準濃度D0と比較する(ステップS3’)点が
異なるだけなので、重複する説明は省略する。なお、こ
の実施形態においても赤色(650nm帯)LDを用い
る場合には、図16に示したように、発光特性のばらつ
きが大きく、図16(b)のように、オーバーシュート
している特性の場合には、そのピーク値が最大定格光量
を超えないように注意する必要がある。
順を図10のフローチャートに示す。この処理は、前述
の図7に示した第2の実施形態における処理とは、電位
を測定する代わりに濃度Dを測定して(ステップS
2’)基準濃度D0と比較する(ステップS3’)点が
異なるだけなので、重複する説明は省略する。なお、こ
の実施形態においても赤色(650nm帯)LDを用い
る場合には、図16に示したように、発光特性のばらつ
きが大きく、図16(b)のように、オーバーシュート
している特性の場合には、そのピーク値が最大定格光量
を超えないように注意する必要がある。
【0027】4.第4の実施形態(請求項6、7に対
応) 図11は第4の実施形態に係る画像形成装置における画
像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構成図であ
る。この第4の実施形態は、第3の実施形態に対してプ
リンタ制御部201に対して操作パネル207を付加し
た点が異なるだけで他の各部は同等に構成されているの
で、同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説
明は省略する。
応) 図11は第4の実施形態に係る画像形成装置における画
像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構成図であ
る。この第4の実施形態は、第3の実施形態に対してプ
リンタ制御部201に対して操作パネル207を付加し
た点が異なるだけで他の各部は同等に構成されているの
で、同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説
明は省略する。
【0028】この第4の実施形態におけるプリンタ制御
部201の制御手順を図12のフローチャートに示す。
このフローチャートは、さらに具体的には光量設定制御
の制御手順を示すものである。本実施形態では、画像形
成開始時に光量設定動作を行い、さらに100枚以上連
続印刷する場合には、100枚毎に光量設定動作を行う
ようにしている。この処理では、まず、1枚目のプリン
ト動作を対象とするためにn=1とする(ステップS1
1)。そして、図10に示した第3の実施形態と同様
に、計測用パターンを形成し(ステップS12)、次い
で、濃度Dを計測し(ステップS13)、計測値Dと基
準値D0とを比較する(ステップS13)。比較結果に
よって光量を可変制御し(ステップS14、S15)、
通常の画像形成動作を開始した(ステップS16)後、
指定枚数(この場合1枚)をプリントし終えたら終了す
る(ステップS17)。
部201の制御手順を図12のフローチャートに示す。
このフローチャートは、さらに具体的には光量設定制御
の制御手順を示すものである。本実施形態では、画像形
成開始時に光量設定動作を行い、さらに100枚以上連
続印刷する場合には、100枚毎に光量設定動作を行う
ようにしている。この処理では、まず、1枚目のプリン
ト動作を対象とするためにn=1とする(ステップS1
1)。そして、図10に示した第3の実施形態と同様
に、計測用パターンを形成し(ステップS12)、次い
で、濃度Dを計測し(ステップS13)、計測値Dと基
準値D0とを比較する(ステップS13)。比較結果に
よって光量を可変制御し(ステップS14、S15)、
通常の画像形成動作を開始した(ステップS16)後、
指定枚数(この場合1枚)をプリントし終えたら終了す
る(ステップS17)。
【0029】指定枚数が2枚以上であれば、現在の枚数
nがn=100かどうか比較判断し(ステップS1
8)、n≠100であれば、次のプリント動作(この場
合2枚目)を対象とするために枚数をn+1とする(ス
テップS19)。そして、画像形成動作を行う(ステッ
プS16)。この動作を繰り返し、n=100となった
場合には、リセット(n=1)し(ステップS11)、
画像形成動作を一時中断し、再度、計測用パターンを形
成し(ステップS12)、濃度Dを計測し(ステップS
13)、基準値D0と比較し(ステップS14)、比較
結果によって光量を可変制御する(ステップS15)。
そして、通常の画像形成動作を開始し、指定枚数をプリ
ントするまで繰り返す(ステップS16〜S19)。
nがn=100かどうか比較判断し(ステップS1
8)、n≠100であれば、次のプリント動作(この場
合2枚目)を対象とするために枚数をn+1とする(ス
テップS19)。そして、画像形成動作を行う(ステッ
プS16)。この動作を繰り返し、n=100となった
場合には、リセット(n=1)し(ステップS11)、
画像形成動作を一時中断し、再度、計測用パターンを形
成し(ステップS12)、濃度Dを計測し(ステップS
13)、基準値D0と比較し(ステップS14)、比較
結果によって光量を可変制御する(ステップS15)。
そして、通常の画像形成動作を開始し、指定枚数をプリ
ントするまで繰り返す(ステップS16〜S19)。
【0030】光量可変制御する周期(枚数)は、操作パ
ネル207から入力でき、プリント開始時のみ、全く行
わないことも可能である。環境、経時変化が激しい場合
には、画像品質劣化防止のため、頻度を上げる必要があ
るが、全く行わないことで生産性を向上させることも可
能である。そして操作パネル207から入力して指示で
きるので、ユーザの意志によって光量の可変制御する周
期を容易かつ任意に設定できる。なお、赤色(650n
m帯)LDを用いる場合でも、初期特性にばらつきがあ
っても、環境、経時的にそのばらつきが変化しない場合
には、プリント開始時のみ、もしくは全く行わないよう
にしても良い。
ネル207から入力でき、プリント開始時のみ、全く行
わないことも可能である。環境、経時変化が激しい場合
には、画像品質劣化防止のため、頻度を上げる必要があ
るが、全く行わないことで生産性を向上させることも可
能である。そして操作パネル207から入力して指示で
きるので、ユーザの意志によって光量の可変制御する周
期を容易かつ任意に設定できる。なお、赤色(650n
m帯)LDを用いる場合でも、初期特性にばらつきがあ
っても、環境、経時的にそのばらつきが変化しない場合
には、プリント開始時のみ、もしくは全く行わないよう
にしても良い。
【0031】5.第5の実施形態(請求項9に対応) 図13は第5の実施形態に係る4ドラム方式の画像形成
装置を示す概略構成図である。この画像形成装置は、イ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラッ
ク(BK)の4色の画像を重ね合わせたカラー画像を形
成するために4組の画像形成部(感光体106、現像ユ
ニット108、帯電器107、転写器109)と4組の
光学ユニット(レーザビーム走査装置1)を備えてい
る。したがって、図1に示した画像形成装置を4つ並べ
てた構成であり、転写ベルトBによって矢印方向に搬送
される記録紙P上に1色目の画像を形成し、次に2色
目、3色目、4色目の順に画像を転写することにより、
4色の画像が重ね合わさったカラー画像を記録紙上に形
成することができる。なお、転写ベルトBはロールR間
に張設され、搬送用モータMによって駆動される。光学
ユニットについては、図2に示したものが4組備えられ
ている。各光学ユニット1の構成および制御は前述の第
1の実施形態と同様なので説明は省略する。本構成の画
像形成装置においても、実施例1〜4が適用できる。ま
た、この実施形態においては、前述の図9に示した計測
用パターンの濃度を計測する濃度センサ303が転写ベ
ルトBの上に備わっている。この場合、光量可変制御動
作を行う場合には、記録紙を搬送しないで、転写ベルト
B上に各色の感光体106上のトナー像を転写し、その
濃度を計測することになる。その制御手順は実施例3、
4と同様である。
装置を示す概略構成図である。この画像形成装置は、イ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラッ
ク(BK)の4色の画像を重ね合わせたカラー画像を形
成するために4組の画像形成部(感光体106、現像ユ
ニット108、帯電器107、転写器109)と4組の
光学ユニット(レーザビーム走査装置1)を備えてい
る。したがって、図1に示した画像形成装置を4つ並べ
てた構成であり、転写ベルトBによって矢印方向に搬送
される記録紙P上に1色目の画像を形成し、次に2色
目、3色目、4色目の順に画像を転写することにより、
4色の画像が重ね合わさったカラー画像を記録紙上に形
成することができる。なお、転写ベルトBはロールR間
に張設され、搬送用モータMによって駆動される。光学
ユニットについては、図2に示したものが4組備えられ
ている。各光学ユニット1の構成および制御は前述の第
1の実施形態と同様なので説明は省略する。本構成の画
像形成装置においても、実施例1〜4が適用できる。ま
た、この実施形態においては、前述の図9に示した計測
用パターンの濃度を計測する濃度センサ303が転写ベ
ルトBの上に備わっている。この場合、光量可変制御動
作を行う場合には、記録紙を搬送しないで、転写ベルト
B上に各色の感光体106上のトナー像を転写し、その
濃度を計測することになる。その制御手順は実施例3、
4と同様である。
【0032】6.第6の実施形態(請求項9に対応) 図14は第6の実施形態に係る4ドラム方式の画像形成
装置を示す概略構成図である。図1に示した第1の実施
形態とはレーザビーム走査装置が異なり、感光体回りの
画像形成部については同様なので省略する。
装置を示す概略構成図である。図1に示した第1の実施
形態とはレーザビーム走査装置が異なり、感光体回りの
画像形成部については同様なので省略する。
【0033】本実施形態のレーザビーム走査装置1は、
1つのポリゴンミラー1301を用いて、ポリゴンミラ
ー1301面の上方と下方で異なる色のレーザビームL
1,L2を偏向走査させ、さらに、ポリゴンモータ13
07によって回転駆動されるポリゴンミラー1301を
中心に対向振分走査させることで、4色分のレーザビー
ムLをそれぞれの感光体上106BK,106C,10
6M,106Y(以下、106BKCMYのように色の
略称によって各色に対する各部の対応関係を示す。)を
走査する。各色のレーザビームは、ポリゴンミラー13
01によって偏向し、fθレンズ1302BKC,13
02MYを通り、第1ミラー1303BKCMY、第2
ミラー1304BKCMYで折り返され、BTL130
5BKCMYを通り、第3ミラー1306BKCMYで
折り返され、感光体106BKCMY上を走査する。
1つのポリゴンミラー1301を用いて、ポリゴンミラ
ー1301面の上方と下方で異なる色のレーザビームL
1,L2を偏向走査させ、さらに、ポリゴンモータ13
07によって回転駆動されるポリゴンミラー1301を
中心に対向振分走査させることで、4色分のレーザビー
ムLをそれぞれの感光体上106BK,106C,10
6M,106Y(以下、106BKCMYのように色の
略称によって各色に対する各部の対応関係を示す。)を
走査する。各色のレーザビームは、ポリゴンミラー13
01によって偏向し、fθレンズ1302BKC,13
02MYを通り、第1ミラー1303BKCMY、第2
ミラー1304BKCMYで折り返され、BTL130
5BKCMYを通り、第3ミラー1306BKCMYで
折り返され、感光体106BKCMY上を走査する。
【0034】なお、感光体106BKCMYの周りに
は、帯電器107BKCMY、現像ユニット108BK
CMY、転写器109BKCMY、クリーニングユニッ
ト110BKCMY、及び除電器111BKCMYがそ
れぞれ配置されている。
は、帯電器107BKCMY、現像ユニット108BK
CMY、転写器109BKCMY、クリーニングユニッ
ト110BKCMY、及び除電器111BKCMYがそ
れぞれ配置されている。
【0035】図15は図14の光学ユニットを上から見
た平面図である。LDユニットBK1401BK及びL
DユニットY1401Yからの光ビームは、CYL(シ
リンダレンズ)1402BK,1402Yを通り、反射
ミラー1403BK,1403Yによってポリゴンミラ
ー1301の下部側の反射面に入射し、ポリゴンミラー
1301が回転することにより光ビームを偏向し、fθ
レンズ1302BKC,1302MYを通り、第1ミラ
ー1303BK,1303Yによって折り返される。L
Dユニット1401C及びLDユニット1401Mから
の光ビームは、CYL(シリンダレンズ)1402C,
1402Mを通り、ポリゴンミラー1301の上部側の
反射面に入射し、ポリゴンミラー1301が回転するこ
とにより光ビームを偏向し、fθレンズ1302BK
C,1302MYを通り、第1ミラー1301C,13
03Mによって折り返される。主走査方向の画像書き出
し位置より前方にCYM(シリンダミラー)1404B
KC,1404MY、センサ1406BKC,1406
MYが備わっており、fθレンズ1302BKC,13
02MYを通った光ビームをCYM1404BKC,1
404MYによって反射集光させてセンサ1406BK
C,1406MYに入射するような構成となっている。
このセンサは、同期検知信号を検出するための同期検知
センサである。また、LDユニット1401BKからの
光ビームとLDユニット1401Cからの光ビームは、
共通のCYM1404BKCとセンサ1406BKCを
使用している。LDユニット1404YとLDユニット
1401Mについても同様である。同じセンサに2つの
光ビームが入射することになるので、各光ビームのポリ
ゴンミラー1301への入射角を異なるようにすること
で、それぞれの光ビームがセンサに入射するタイミング
を変え、それぞれ検出できるようにしている。図からも
分かるように、BKとCに対し、YとMが逆方向に走査
している。
た平面図である。LDユニットBK1401BK及びL
DユニットY1401Yからの光ビームは、CYL(シ
リンダレンズ)1402BK,1402Yを通り、反射
ミラー1403BK,1403Yによってポリゴンミラ
ー1301の下部側の反射面に入射し、ポリゴンミラー
1301が回転することにより光ビームを偏向し、fθ
レンズ1302BKC,1302MYを通り、第1ミラ
ー1303BK,1303Yによって折り返される。L
Dユニット1401C及びLDユニット1401Mから
の光ビームは、CYL(シリンダレンズ)1402C,
1402Mを通り、ポリゴンミラー1301の上部側の
反射面に入射し、ポリゴンミラー1301が回転するこ
とにより光ビームを偏向し、fθレンズ1302BK
C,1302MYを通り、第1ミラー1301C,13
03Mによって折り返される。主走査方向の画像書き出
し位置より前方にCYM(シリンダミラー)1404B
KC,1404MY、センサ1406BKC,1406
MYが備わっており、fθレンズ1302BKC,13
02MYを通った光ビームをCYM1404BKC,1
404MYによって反射集光させてセンサ1406BK
C,1406MYに入射するような構成となっている。
このセンサは、同期検知信号を検出するための同期検知
センサである。また、LDユニット1401BKからの
光ビームとLDユニット1401Cからの光ビームは、
共通のCYM1404BKCとセンサ1406BKCを
使用している。LDユニット1404YとLDユニット
1401Mについても同様である。同じセンサに2つの
光ビームが入射することになるので、各光ビームのポリ
ゴンミラー1301への入射角を異なるようにすること
で、それぞれの光ビームがセンサに入射するタイミング
を変え、それぞれ検出できるようにしている。図からも
分かるように、BKとCに対し、YとMが逆方向に走査
している。
【0036】光量可変制御については前述の第5の実施
形態と同様なので、説明は省略する。
形態と同様なので、説明は省略する。
【0037】次に、発光源であるLDを複数備えた画像
形成装置の場合について、第7ないし第10の実施形態
により説明する。
形成装置の場合について、第7ないし第10の実施形態
により説明する。
【0038】7.第7の実施形態(請求項2、3、8に
対応) 図16は第7の実施形態における光学ユニットを示す概
略構成図、図17は第7の実施形態における光学ユニッ
トにおけるLDのビームスポット及び位置関係を説明す
るための図、図18は第7の実施形態に係る画像形成装
置における画像書込制御部および光学ユニットを示す概
略構成図、図19は第7の実施形態に係る光量調整装置
を備えた画像形成装置における画像書込制御部および光
学ユニットを示す概略構成図である。第7の実施形態に
おける画像形成装置の主要構成は、第1の実施形態の図
1に示す構成と同じであるので、図示およびその説明は
省略する。また、第1の実施の形態と同等な各部には同
一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
対応) 図16は第7の実施形態における光学ユニットを示す概
略構成図、図17は第7の実施形態における光学ユニッ
トにおけるLDのビームスポット及び位置関係を説明す
るための図、図18は第7の実施形態に係る画像形成装
置における画像書込制御部および光学ユニットを示す概
略構成図、図19は第7の実施形態に係る光量調整装置
を備えた画像形成装置における画像書込制御部および光
学ユニットを示す概略構成図である。第7の実施形態に
おける画像形成装置の主要構成は、第1の実施形態の図
1に示す構成と同じであるので、図示およびその説明は
省略する。また、第1の実施の形態と同等な各部には同
一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0039】図16に示すように、光学ユニット1は、
画像データに応じて駆動変調されることにより選択的に
光ビームを出射するLDユニット501と、このLDユ
ニット501から出射された光ビームの光路上に配設さ
れたシリンダレンズ502が設けられている以外は、第
1の実施形態と同じである。図示するように、同期検知
センサ123は、主走査方向の非画像書き込み領域の画
像書き出し位置より前方に、ポリゴンミラー102で偏
向された光ビームを受光することにより、主走査方向の
書き込み開始のタイミングをとるための同期検知信号を
出力するようになっている。LDユニット501は、複
数、本実施形態では2つの光ビームを同時に出射し得る
マルチビーム光源として構成されており、各々LD駆動
部205により個別に点灯制御される2個のLDである
LD1,LD2を発光源として備え、LD1,LD2か
ら出射される2つの光ビームはそれぞれコリメートレン
ズ501a,501bを介してビーム合成プリズム50
1cに出射し、恰も1つの光源から出射されるように合
成して出射させる構成となっている。
画像データに応じて駆動変調されることにより選択的に
光ビームを出射するLDユニット501と、このLDユ
ニット501から出射された光ビームの光路上に配設さ
れたシリンダレンズ502が設けられている以外は、第
1の実施形態と同じである。図示するように、同期検知
センサ123は、主走査方向の非画像書き込み領域の画
像書き出し位置より前方に、ポリゴンミラー102で偏
向された光ビームを受光することにより、主走査方向の
書き込み開始のタイミングをとるための同期検知信号を
出力するようになっている。LDユニット501は、複
数、本実施形態では2つの光ビームを同時に出射し得る
マルチビーム光源として構成されており、各々LD駆動
部205により個別に点灯制御される2個のLDである
LD1,LD2を発光源として備え、LD1,LD2か
ら出射される2つの光ビームはそれぞれコリメートレン
ズ501a,501bを介してビーム合成プリズム50
1cに出射し、恰も1つの光源から出射されるように合
成して出射させる構成となっている。
【0040】このLDユニット501のビーム合成原理
を説明する。ここでは,画像データを奇数行、偶数行に
分け、LD駆動部205によりLD1,LD2をデータ
に合わせて点灯させる。LD1からの光ビームは、コリ
メートレンズ501aにより平行光束化され、ビーム合
成プリズム501cに入射する。一方、LD2からの光
ビームは、コリメートレンズ501cにより平行光束化
されるが、LD1の光ビームに対して角度xだけ傾けら
れており、角度xだけ傾いた光ビームがλ/2板で偏向
された後、ビーム合成プリズムに入射する。このビーム
合成プリズム501c内では、LD1の光ビームを透過
し、LD2の光ビームは90゜偏向されているので反射
されることで、何れの光ビームもビーム合成プリズム5
01cから出射される。この出射に際して、2つの光ビ
ームをλ/4板を通すことにより、LD1,LD2によ
る光ビームの偏向状態を近づける。これらの光学要素に
より構成されているLDユニット501自体が、LD1
による光ビームの光軸を中心として角度θだけ傾き角可
変自在に設けられている。
を説明する。ここでは,画像データを奇数行、偶数行に
分け、LD駆動部205によりLD1,LD2をデータ
に合わせて点灯させる。LD1からの光ビームは、コリ
メートレンズ501aにより平行光束化され、ビーム合
成プリズム501cに入射する。一方、LD2からの光
ビームは、コリメートレンズ501cにより平行光束化
されるが、LD1の光ビームに対して角度xだけ傾けら
れており、角度xだけ傾いた光ビームがλ/2板で偏向
された後、ビーム合成プリズムに入射する。このビーム
合成プリズム501c内では、LD1の光ビームを透過
し、LD2の光ビームは90゜偏向されているので反射
されることで、何れの光ビームもビーム合成プリズム5
01cから出射される。この出射に際して、2つの光ビ
ームをλ/4板を通すことにより、LD1,LD2によ
る光ビームの偏向状態を近づける。これらの光学要素に
より構成されているLDユニット501自体が、LD1
による光ビームの光軸を中心として角度θだけ傾き角可
変自在に設けられている。
【0041】したがって、LD2から出射された光ビー
ムが角度xだけ傾いてビーム合成プリズムに入射するこ
とにより、LD1による光ビームとLD2による光ビー
ムとが主走査方向にずれることになる。さらに、LDユ
ニット501自体の傾き角度θによって、LD1による
光ビームとLD2による光ビームの副走査方向のずれ量
が決まる。
ムが角度xだけ傾いてビーム合成プリズムに入射するこ
とにより、LD1による光ビームとLD2による光ビー
ムとが主走査方向にずれることになる。さらに、LDユ
ニット501自体の傾き角度θによって、LD1による
光ビームとLD2による光ビームの副走査方向のずれ量
が決まる。
【0042】図17は2つの光ビームの位置関係を示し
ており、これらの2つの光ビームは同時に走査し、同じ
同期検知センサ123で検出するので、同期検知センサ
123上で2つの光ビームの主走査方向のずれ量Δxが
0より大きければ良い。図中の丸で示したLD1,LD
2はビームの広がりを考慮しているので、Δx>0であ
れば同じ同期検知センサで2つのビームを検出できる。
よって、Pθ=1ラインピッチ(600dpiであれば
42.3μm)、Δx>0となるように角度x、角度θ
を調整することになる。
ており、これらの2つの光ビームは同時に走査し、同じ
同期検知センサ123で検出するので、同期検知センサ
123上で2つの光ビームの主走査方向のずれ量Δxが
0より大きければ良い。図中の丸で示したLD1,LD
2はビームの広がりを考慮しているので、Δx>0であ
れば同じ同期検知センサで2つのビームを検出できる。
よって、Pθ=1ラインピッチ(600dpiであれば
42.3μm)、Δx>0となるように角度x、角度θ
を調整することになる。
【0043】図18に示すように、この第7の実施形態
における制御系は、同期検知センサ123からの同期検
知信号DETPから2つの同期検知信号DETP1とD
ETP2を分離するための同期信号分離部601が設け
られている以外、その構成は第1の実施形態の図2の制
御系と同じであるので、同等な各部は同一の参照符号を
付し、重複する説明は省略する。
における制御系は、同期検知センサ123からの同期検
知信号DETPから2つの同期検知信号DETP1とD
ETP2を分離するための同期信号分離部601が設け
られている以外、その構成は第1の実施形態の図2の制
御系と同じであるので、同等な各部は同一の参照符号を
付し、重複する説明は省略する。
【0044】この実施形態においては、光学ユニット1
の主走査方向端部の画像書き出し側に光ビームを検出す
る同期検知センサ123が備わっており、fθレンズ1
03を透過した2つの光ビームがミラー121によって
反射され、レンズ122によって集光させて同期検知セ
ンサ123に入射する構成となっている。そして、2つ
の光ビームが同期検知センサ123上を通過することに
より、同期検知センサ123から同期検知信号DETP
が出力され、同期信号分離部601に送られる。同期信
号分離部601では、LD1の同期信号DETP1とL
D2の同期信号DETP2に分離する。分離されたDE
TP1とDETP2は位相同期クロック発生部203に
送られ、書込クロック発生部202で生成されたクロッ
クWCLKと同期検知信号DETP1、DETP2か
ら、DETP1、DETP2に同期したクロックVCL
K1、VCLK2を生成して、LD駆動部205に送る
とともに、同期信号分離部601から直接同期検出用点
灯制御部204に送る。
の主走査方向端部の画像書き出し側に光ビームを検出す
る同期検知センサ123が備わっており、fθレンズ1
03を透過した2つの光ビームがミラー121によって
反射され、レンズ122によって集光させて同期検知セ
ンサ123に入射する構成となっている。そして、2つ
の光ビームが同期検知センサ123上を通過することに
より、同期検知センサ123から同期検知信号DETP
が出力され、同期信号分離部601に送られる。同期信
号分離部601では、LD1の同期信号DETP1とL
D2の同期信号DETP2に分離する。分離されたDE
TP1とDETP2は位相同期クロック発生部203に
送られ、書込クロック発生部202で生成されたクロッ
クWCLKと同期検知信号DETP1、DETP2か
ら、DETP1、DETP2に同期したクロックVCL
K1、VCLK2を生成して、LD駆動部205に送る
とともに、同期信号分離部601から直接同期検出用点
灯制御部204に送る。
【0045】同期検出用点灯制御部204は、最初にL
D1による同期検知信号DETP1を検出するために、
LD1を点灯させるLD強制点灯信号BD1をONして
LD1を強制点灯させるが、同期検知信号DETP1を
検出した後には、同期検知信号DETP1とクロックV
CLKによって、フレア光が発生しない程度で確実に同
期検知信号DETP1が検出できるタイミングでLD1
を点灯させるLD強制点灯信号BD1を生成する。ま
た、同期検知信号DETP1を検出してから予め決めら
れたタイミングでONして、確実にLD2の同期検知信
号DETP2を検出するためのLD2を点灯させるLD
強制点灯信号BD2を生成する。そして、BD1、BD
2をLD駆動部205に送る。
D1による同期検知信号DETP1を検出するために、
LD1を点灯させるLD強制点灯信号BD1をONして
LD1を強制点灯させるが、同期検知信号DETP1を
検出した後には、同期検知信号DETP1とクロックV
CLKによって、フレア光が発生しない程度で確実に同
期検知信号DETP1が検出できるタイミングでLD1
を点灯させるLD強制点灯信号BD1を生成する。ま
た、同期検知信号DETP1を検出してから予め決めら
れたタイミングでONして、確実にLD2の同期検知信
号DETP2を検出するためのLD2を点灯させるLD
強制点灯信号BD2を生成する。そして、BD1、BD
2をLD駆動部205に送る。
【0046】LD駆動部205では、同期検知用強制点
灯信号及びクロックVCLK1、VCLK2に同期した
画像信号に応じてレーザを点灯制御する。そして、LD
ユニット501から2つのレーザビームが出射し、ポリ
ゴンミラー102に偏向され、fθレンズ103を通
り、感光体106上を走査することになる。
灯信号及びクロックVCLK1、VCLK2に同期した
画像信号に応じてレーザを点灯制御する。そして、LD
ユニット501から2つのレーザビームが出射し、ポリ
ゴンミラー102に偏向され、fθレンズ103を通
り、感光体106上を走査することになる。
【0047】図19に示すように、光量調整装置を備え
た画像形成装置における画像書込制御部は、第1の実施
形態の図3と同様に、LDユニット501から出射され
た光ビームの光量Pを計測する光パワーメータ301を
設けたものであり、それ以外の構成は図18に示した画
像書込部と同等なので、同等な各部には同一の参照符号
を付し、重複する説明は省略する。
た画像形成装置における画像書込制御部は、第1の実施
形態の図3と同様に、LDユニット501から出射され
た光ビームの光量Pを計測する光パワーメータ301を
設けたものであり、それ以外の構成は図18に示した画
像書込部と同等なので、同等な各部には同一の参照符号
を付し、重複する説明は省略する。
【0048】LDユニット501からの2つの光ビーム
の光量P1、P2をそれぞれ光パワーメータ301で計
測する。その時の各LDの点灯パターンは第1の実施形
態の図4に示すパターンと同じである。LD1とLD2
の光量をそれぞれ計測し、可変制御するため、同期検出
用点灯制御部204は、まず、LD1を点灯させるため
に図4(b)に示すような同期検知用強制点灯信号を生
成する。LD駆動部205はこの強制点灯期間でLD1
のAPC動作を行い、光量一定に保つ。その状態で、1
ドット点灯、2ドット消灯の繰り返しの画像信号をLD
駆動部に送ることで、LD1は図4(a)に示すような
タイミングでON/OFFを繰り返し、この時の光量P
1を光パワーメータで計測する。そして、設定光量P0
になるように、プリンタ制御部201はLD駆動部20
5に対して制御する。または、LD駆動部205内の図
示しない光量可変用抵抗を可変する。LD2についても
同様であり、LD2の光量計測中はLD1を消灯させて
おくことになる。
の光量P1、P2をそれぞれ光パワーメータ301で計
測する。その時の各LDの点灯パターンは第1の実施形
態の図4に示すパターンと同じである。LD1とLD2
の光量をそれぞれ計測し、可変制御するため、同期検出
用点灯制御部204は、まず、LD1を点灯させるため
に図4(b)に示すような同期検知用強制点灯信号を生
成する。LD駆動部205はこの強制点灯期間でLD1
のAPC動作を行い、光量一定に保つ。その状態で、1
ドット点灯、2ドット消灯の繰り返しの画像信号をLD
駆動部に送ることで、LD1は図4(a)に示すような
タイミングでON/OFFを繰り返し、この時の光量P
1を光パワーメータで計測する。そして、設定光量P0
になるように、プリンタ制御部201はLD駆動部20
5に対して制御する。または、LD駆動部205内の図
示しない光量可変用抵抗を可変する。LD2についても
同様であり、LD2の光量計測中はLD1を消灯させて
おくことになる。
【0049】一方、ポリゴンモータを回転させずに、静
止光ビームの光量を測定する場合は、APC動作をさせ
るために、同期検知用強制点灯制御部204において、
図4(b)に示すような疑似同期検知用強制点灯信号を
生成する。そして、1ドット点灯、2ドット消灯の繰り
返しの画像信号をLD駆動部205に送ることで、LD
1、LD2は図4(a)に示すようなタイミングでON
/OFFを繰り返し、この時の光量P1、P2を光パワ
ーメータ301で計測する。この時の光量には、疑似同
期検知用強制点灯信号によるものも含まれてしまうの
で、図4(a)の時の光量から図4(b)の時の光量を
引けば良い。その光量が設定光量P0になるように、プ
リンタ制御部201はLD駆動部205に対して制御す
る。または、LD駆動部205内の光量可変用抵抗を可
変する。この場合も当然、LD1の光量計測中はLD2
を消灯させ、LD2の光量計測中はLD1を消灯させて
おく。
止光ビームの光量を測定する場合は、APC動作をさせ
るために、同期検知用強制点灯制御部204において、
図4(b)に示すような疑似同期検知用強制点灯信号を
生成する。そして、1ドット点灯、2ドット消灯の繰り
返しの画像信号をLD駆動部205に送ることで、LD
1、LD2は図4(a)に示すようなタイミングでON
/OFFを繰り返し、この時の光量P1、P2を光パワ
ーメータ301で計測する。この時の光量には、疑似同
期検知用強制点灯信号によるものも含まれてしまうの
で、図4(a)の時の光量から図4(b)の時の光量を
引けば良い。その光量が設定光量P0になるように、プ
リンタ制御部201はLD駆動部205に対して制御す
る。または、LD駆動部205内の光量可変用抵抗を可
変する。この場合も当然、LD1の光量計測中はLD2
を消灯させ、LD2の光量計測中はLD1を消灯させて
おく。
【0050】この実施形態も第1の実施形態と同様に、
1ドット点灯、2ドット消灯の繰り返しで光量測定を行
ったが、最適な光量が設定できるのであれば、消灯期間
を3ドット、4ドットとしても良く、また、光量測定精
度の面で測定光量を高くしたい場合には2ドット点灯と
しても問題ない。なお、この実施形態においても、赤色
(650nm帯)LDを用いる場合には、図26に示し
たように、発光特性のばらつきが大きく、図16(b)
のように、オーバーシュートしている特性の場合には、
そのピーク値が最大定格光量を超えないように注意する
必要がある。
1ドット点灯、2ドット消灯の繰り返しで光量測定を行
ったが、最適な光量が設定できるのであれば、消灯期間
を3ドット、4ドットとしても良く、また、光量測定精
度の面で測定光量を高くしたい場合には2ドット点灯と
しても問題ない。なお、この実施形態においても、赤色
(650nm帯)LDを用いる場合には、図26に示し
たように、発光特性のばらつきが大きく、図16(b)
のように、オーバーシュートしている特性の場合には、
そのピーク値が最大定格光量を超えないように注意する
必要がある。
【0051】8.第8の実施形態(請求項5、8に対
応) 図20は第8の実施形態に係る画像形成装置における画
像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図、図
21は第8の実施形態におけるプリンタ制御部の制御手
順を示すフローチャートである。この第8の実施形態
は、第2の実施形態と同様に、感光体106表面の電位
を測定する電位センサ302を設けたものであり、この
電位センサ302を設けた点が異なるだけで他の各部は
第7の実施形態と同等に構成されているので、同等な各
部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略す
る。電位センサ302は、LD1、LD2の点灯によっ
て感光体106上に静電潜像が形成され、その部分の電
位V1、V2を計測し、プリンタ制御部201に送る。
応) 図20は第8の実施形態に係る画像形成装置における画
像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図、図
21は第8の実施形態におけるプリンタ制御部の制御手
順を示すフローチャートである。この第8の実施形態
は、第2の実施形態と同様に、感光体106表面の電位
を測定する電位センサ302を設けたものであり、この
電位センサ302を設けた点が異なるだけで他の各部は
第7の実施形態と同等に構成されているので、同等な各
部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略す
る。電位センサ302は、LD1、LD2の点灯によっ
て感光体106上に静電潜像が形成され、その部分の電
位V1、V2を計測し、プリンタ制御部201に送る。
【0052】このときのプリンタ制御部の光量設定の制
御手順を図21のフローチャートに示す。第7の実施形
態と同様に、ポリゴンモータを回転させ、LD1によっ
て図4(a)に示すような計測用パターンの潜像を感光
体106上に形成する(ステップS21)。そして、そ
の潜像形成部(画像形成部)の電位V1を電位センサ3
02で測定し(ステップS22)、基準値V0と比較す
る(ステップS23)。ほぼ等しければそのままの光量
とし、異なる場合は比較結果に応じて光量を上げたり下
げたりして考量を変更する(ステップS24)。V1と
V0を比較する際、本来ならば完全に等しいか否かの判
断となるが、計測誤差も含め、許容できる誤差範囲であ
れば正常と判断するようにしている。よって、それ以上
の電位差になった場合、光量を可変するようにしてい
る。V1とV0との比較結果に対する光量値は予めテー
ブルとして記憶しておけば良い。プリンタ制御部はその
光量値を読み出し、LD駆動部に対して光量可変制御を
行う。
御手順を図21のフローチャートに示す。第7の実施形
態と同様に、ポリゴンモータを回転させ、LD1によっ
て図4(a)に示すような計測用パターンの潜像を感光
体106上に形成する(ステップS21)。そして、そ
の潜像形成部(画像形成部)の電位V1を電位センサ3
02で測定し(ステップS22)、基準値V0と比較す
る(ステップS23)。ほぼ等しければそのままの光量
とし、異なる場合は比較結果に応じて光量を上げたり下
げたりして考量を変更する(ステップS24)。V1と
V0を比較する際、本来ならば完全に等しいか否かの判
断となるが、計測誤差も含め、許容できる誤差範囲であ
れば正常と判断するようにしている。よって、それ以上
の電位差になった場合、光量を可変するようにしてい
る。V1とV0との比較結果に対する光量値は予めテー
ブルとして記憶しておけば良い。プリンタ制御部はその
光量値を読み出し、LD駆動部に対して光量可変制御を
行う。
【0053】LD1の光量可変制御後、LD2について
も同様に、LD2によって図4(a)に示すような計測
用パターンの潜像を感光体106上に形成し(ステップ
S25)、その潜像形成部の電位V2を電位センサ30
2で測定し(ステップS26)、基準値V0と比較し
(ステップS27)、ほぼ等しければそのままの光量と
し、異なる場合は比較結果に応じて光量を上げたり下げ
たりして考量を変更する(ステップS28)。
も同様に、LD2によって図4(a)に示すような計測
用パターンの潜像を感光体106上に形成し(ステップ
S25)、その潜像形成部の電位V2を電位センサ30
2で測定し(ステップS26)、基準値V0と比較し
(ステップS27)、ほぼ等しければそのままの光量と
し、異なる場合は比較結果に応じて光量を上げたり下げ
たりして考量を変更する(ステップS28)。
【0054】この実施形態でも、第2の実施形態と同様
に、1ドット点灯、2ドット消灯の繰り返しで光量測定
を行ったが、それに限るものではなく、最適な光量が設
定できるのであれば、消灯期間を3ドット、4ドットと
しても良い。また、電位測定精度の面で測定光量を高く
したい場合には2ドット点灯としても問題ない。さらに
赤色(650nm帯)LDを用いる場合には、図26に
示したように、発光特性のばらつきが大きく、図26
(b)のように、オーバーシュートしている特性の場合
には、そのピーク値が最大定格光量を超えないように注
意する必要がある。
に、1ドット点灯、2ドット消灯の繰り返しで光量測定
を行ったが、それに限るものではなく、最適な光量が設
定できるのであれば、消灯期間を3ドット、4ドットと
しても良い。また、電位測定精度の面で測定光量を高く
したい場合には2ドット点灯としても問題ない。さらに
赤色(650nm帯)LDを用いる場合には、図26に
示したように、発光特性のばらつきが大きく、図26
(b)のように、オーバーシュートしている特性の場合
には、そのピーク値が最大定格光量を超えないように注
意する必要がある。
【0055】9.第9の実施形態(請求項5、8に対
応) 図22は第9の実施形態に係る画像形成装置における画
像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図、図
23は第9の実施形態におけるプリンタ制御部の制御手
順を示すフローチャートである。この第9の実施形態
は、第3の実施形態と同様に、電位センサ302に代え
て感光体106上のトナー像濃度を計測する濃度センサ
303を設けたものである。それ以外の構成は第8の実
施形態と同じであるので、同等な各部には同一の参照符
号を付し、重複する説明は省略する。濃度センサ303
は、LDの点灯によって感光体上に形成された静電潜像
をトナー像現像したときのトナー付着部分の濃度Dを計
測し、プリンタ制御部201に送る。
応) 図22は第9の実施形態に係る画像形成装置における画
像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図、図
23は第9の実施形態におけるプリンタ制御部の制御手
順を示すフローチャートである。この第9の実施形態
は、第3の実施形態と同様に、電位センサ302に代え
て感光体106上のトナー像濃度を計測する濃度センサ
303を設けたものである。それ以外の構成は第8の実
施形態と同じであるので、同等な各部には同一の参照符
号を付し、重複する説明は省略する。濃度センサ303
は、LDの点灯によって感光体上に形成された静電潜像
をトナー像現像したときのトナー付着部分の濃度Dを計
測し、プリンタ制御部201に送る。
【0056】このときのプリンタ制御部201の制御手
順を図23のフローチャートに示す。この処理は、前述
の図21に示した第8の実施形態における処理とは、電
位を測定する代わりに濃度D1を測定して(ステップS
22’)、基準濃度D0と比較し(ステップS23’)
濃度D2を測定して(ステップS25’)、基準濃度D
0と比較する(ステップS26’)点が異なるだけなの
で、重複する説明は省略する。なお、この実施形態にお
いても赤色(650nm帯)LDを用いる場合には、図
16に示したように、発光特性のばらつきが大きく、図
16(b)のように、オーバーシュートしている特性の
場合には、そのピーク値が最大定格光量を超えないよう
に注意する必要がある。
順を図23のフローチャートに示す。この処理は、前述
の図21に示した第8の実施形態における処理とは、電
位を測定する代わりに濃度D1を測定して(ステップS
22’)、基準濃度D0と比較し(ステップS23’)
濃度D2を測定して(ステップS25’)、基準濃度D
0と比較する(ステップS26’)点が異なるだけなの
で、重複する説明は省略する。なお、この実施形態にお
いても赤色(650nm帯)LDを用いる場合には、図
16に示したように、発光特性のばらつきが大きく、図
16(b)のように、オーバーシュートしている特性の
場合には、そのピーク値が最大定格光量を超えないよう
に注意する必要がある。
【0057】10.第10の実施形態(請求項6、7に
対応) 図24は第10の実施形態に係る画像形成装置における
画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構成図、図
25は第10の実施形態におけるプリンタ制御部の制御
手順を示すフローチャートである。この第10の実施形
態は、第9の実施形態に対してプリンタ制御部201に
対して操作パネル207を付加した点が異なるだけで他
の各部は同等に構成されているので、同等な各部には同
一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
対応) 図24は第10の実施形態に係る画像形成装置における
画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構成図、図
25は第10の実施形態におけるプリンタ制御部の制御
手順を示すフローチャートである。この第10の実施形
態は、第9の実施形態に対してプリンタ制御部201に
対して操作パネル207を付加した点が異なるだけで他
の各部は同等に構成されているので、同等な各部には同
一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0058】この第10の実施形態におけるプリンタ制
御部201の制御手順を図25のフローチャートに示
す。このフローチャートは、さらに具体的には光量設定
制御の制御手順を示すものである。本実施形態では、画
像形成開始時に光量設定動作を行い、さらに100枚以
上連続印刷する場合には、100枚毎にLD1とLD2
の光量設定動作を行う。この処理では、まず、1枚目の
プリント動作を対象とするためにn=1とする(ステッ
プS31)。そして図23に示した第9の実施形態と同
様に、LD1によって計測用パターンを形成し(ステッ
プS32)、次いで濃度D1を計測し(ステップS3
3)、測定値D1と基準値D0と比較する(ステップS
34)。比較結果によってLD1の光量を可変制御する
(ステップS35)。次にLD2によって計測用パター
ンを形成し(ステップS36)し、濃度D2を計測し
(ステップS37)、測定値D2と基準値D0と比較し
(ステップS38)、比較結果によってLD2の光量を
可変制御する(ステップS39)。そして、通常の画像
形成動作を開始し(ステップS40)、指定枚数(この
場合1枚)をプリントし終えたら終了する(ステップS
41)。
御部201の制御手順を図25のフローチャートに示
す。このフローチャートは、さらに具体的には光量設定
制御の制御手順を示すものである。本実施形態では、画
像形成開始時に光量設定動作を行い、さらに100枚以
上連続印刷する場合には、100枚毎にLD1とLD2
の光量設定動作を行う。この処理では、まず、1枚目の
プリント動作を対象とするためにn=1とする(ステッ
プS31)。そして図23に示した第9の実施形態と同
様に、LD1によって計測用パターンを形成し(ステッ
プS32)、次いで濃度D1を計測し(ステップS3
3)、測定値D1と基準値D0と比較する(ステップS
34)。比較結果によってLD1の光量を可変制御する
(ステップS35)。次にLD2によって計測用パター
ンを形成し(ステップS36)し、濃度D2を計測し
(ステップS37)、測定値D2と基準値D0と比較し
(ステップS38)、比較結果によってLD2の光量を
可変制御する(ステップS39)。そして、通常の画像
形成動作を開始し(ステップS40)、指定枚数(この
場合1枚)をプリントし終えたら終了する(ステップS
41)。
【0059】指定枚数が2枚以上であれば、現在の枚数
nがn=100かどうか比較判断し(ステップS4
2)、n≠100であれば、次のプリント動作(この場
合2枚目)を対象とするために枚数をn+1とする(ス
テップS43)。そして、画像形成動作を行う(ステッ
プS40)。この動作を繰り返し、n=100となった
場合には、リセット(n=1)し(ステップS31)、
画像形成動作を一時中断し、再度、上述したと同様にし
てLD1、LD2によって計測用パターンを形成し、濃
度D1、D2を計測し、基準値D0と比較し、比較結果
によって光量を可変制御し、通常の画像形成動作を開始
する(ステップS32〜S40)。そして、指定枚数を
プリントするまで繰り返す(ステップS40〜S4
3)。
nがn=100かどうか比較判断し(ステップS4
2)、n≠100であれば、次のプリント動作(この場
合2枚目)を対象とするために枚数をn+1とする(ス
テップS43)。そして、画像形成動作を行う(ステッ
プS40)。この動作を繰り返し、n=100となった
場合には、リセット(n=1)し(ステップS31)、
画像形成動作を一時中断し、再度、上述したと同様にし
てLD1、LD2によって計測用パターンを形成し、濃
度D1、D2を計測し、基準値D0と比較し、比較結果
によって光量を可変制御し、通常の画像形成動作を開始
する(ステップS32〜S40)。そして、指定枚数を
プリントするまで繰り返す(ステップS40〜S4
3)。
【0060】光量可変制御する周期は、操作パネル20
7から指示でき、プリント開始時のみ、全く行わないこ
とも可能である。環境、経時変化が激しい場合には、画
像品質劣化防止のため、頻度を上げる必要があるが、全
く行わないことで生産性を向上させることも可能であ
る。そして操作パネル207から指示できることで、ユ
ーザーも容易に設定できる。なお、赤色(650nm
帯)LDを用いる場合でも、初期特性にばらつきがあっ
ても、環境、経時的にそのばらつきが変化しない場合に
は、プリント開始時のみ、もしくは全く行わないように
しても良い。
7から指示でき、プリント開始時のみ、全く行わないこ
とも可能である。環境、経時変化が激しい場合には、画
像品質劣化防止のため、頻度を上げる必要があるが、全
く行わないことで生産性を向上させることも可能であ
る。そして操作パネル207から指示できることで、ユ
ーザーも容易に設定できる。なお、赤色(650nm
帯)LDを用いる場合でも、初期特性にばらつきがあっ
ても、環境、経時的にそのばらつきが変化しない場合に
は、プリント開始時のみ、もしくは全く行わないように
しても良い。
【0061】光量可変制御する周期(枚数)は、操作パ
ネル207から入力でき、プリント開始時のみ、全く行
わないことも可能である。環境、経時変化が激しい場合
には、画像品質劣化防止のため、頻度を上げる必要があ
るが、全く行わないことで生産性を向上させることも可
能である。そして操作パネル207から入力して指示で
きるので、ユーザの意志によって光量の可変制御する周
期を容易かつ任意に設定できる。なお、赤色(650n
m帯)LDを用いる場合でも、初期特性にばらつきがあ
っても、環境、経時的にそのばらつきが変化しない場合
には、プリント開始時のみ、もしくは全く行わないよう
にしても良い。
ネル207から入力でき、プリント開始時のみ、全く行
わないことも可能である。環境、経時変化が激しい場合
には、画像品質劣化防止のため、頻度を上げる必要があ
るが、全く行わないことで生産性を向上させることも可
能である。そして操作パネル207から入力して指示で
きるので、ユーザの意志によって光量の可変制御する周
期を容易かつ任意に設定できる。なお、赤色(650n
m帯)LDを用いる場合でも、初期特性にばらつきがあ
っても、環境、経時的にそのばらつきが変化しない場合
には、プリント開始時のみ、もしくは全く行わないよう
にしても良い。
【0062】上述したLDを複数備えた光学ユニット
は、図13に示した第5の実施形態や図14,15に示
した第6の実施形態における4ドラム方式の画像形成装
置にも適用できることが勿論である。
は、図13に示した第5の実施形態や図14,15に示
した第6の実施形態における4ドラム方式の画像形成装
置にも適用できることが勿論である。
【0063】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、半導体レーザを所定ドット点灯、前記所定ドット以
上消灯を繰り返した状態で光量を計測し、設定光量にな
るように半導体レーザの光量を調整するので、画像つぶ
れ、画像かすれをなくし、画像品質を向上させることが
できる。
ば、半導体レーザを所定ドット点灯、前記所定ドット以
上消灯を繰り返した状態で光量を計測し、設定光量にな
るように半導体レーザの光量を調整するので、画像つぶ
れ、画像かすれをなくし、画像品質を向上させることが
できる。
【0064】請求項2記載の発明によれば、複数の半導
体レーザをそれぞれ個別に所定ドット点灯、前記所定ド
ット以上消灯を繰り返した状態で光量を計測し、設定光
量になるように各半導体レーザの光量を調整するので、
複数の半導体レーザを備えた光学ユニットを備えた画像
形成装置においても、画像つぶれ、画像かすれをなく
し、画像品質を向上させることができる。
体レーザをそれぞれ個別に所定ドット点灯、前記所定ド
ット以上消灯を繰り返した状態で光量を計測し、設定光
量になるように各半導体レーザの光量を調整するので、
複数の半導体レーザを備えた光学ユニットを備えた画像
形成装置においても、画像つぶれ、画像かすれをなく
し、画像品質を向上させることができる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、前記所定ド
ットを1ドットまたは2ドットに設定したので、請求項
1記載の発明と同様の効果を奏する。
ットを1ドットまたは2ドットに設定したので、請求項
1記載の発明と同様の効果を奏する。
【0066】請求項4記載の発明によれば、形成された
画像部の画像濃度、トナー付着量、および電位の少なく
とも1つを計測する計測手段をさらに備え、前記計測手
段の計測結果に基づいて半導体レーザの光量を調整する
ので、確実に光量測定、画像部の計測を行うことができ
る。
画像部の画像濃度、トナー付着量、および電位の少なく
とも1つを計測する計測手段をさらに備え、前記計測手
段の計測結果に基づいて半導体レーザの光量を調整する
ので、確実に光量測定、画像部の計測を行うことができ
る。
【0067】請求項5記載の発明によれば、計測手段の
計測結果に基づいて複数の半導体レーザの光量をそれぞ
れ別個に調整するので、各半導体レーザを確実に光量測
定、画像部の計測を行うことができる。
計測結果に基づいて複数の半導体レーザの光量をそれぞ
れ別個に調整するので、各半導体レーザを確実に光量測
定、画像部の計測を行うことができる。
【0068】請求項6記載の発明によれば、光量調整手
段の調整周期を設定する設定手段を備えているので、環
境、経時の変化にも対応できるようすることができるよ
うになり、また、生産性を重視するか画像品質を重視す
るかを任意に選択できる。
段の調整周期を設定する設定手段を備えているので、環
境、経時の変化にも対応できるようすることができるよ
うになり、また、生産性を重視するか画像品質を重視す
るかを任意に選択できる。
【0069】請求項7記載の発明によれば、光量調整手
段の調整周期を設定する設定手段が画像形成装置本体に
設けられた操作パネルなどの外部入力装置からなるの
で、ユーザ自身によって簡単に環境、経時の変化にも対
応できるようすることができ、また、生産性を重視する
か画像品質を重視するかをユーザ自身によって任意に選
択することが可能となる。
段の調整周期を設定する設定手段が画像形成装置本体に
設けられた操作パネルなどの外部入力装置からなるの
で、ユーザ自身によって簡単に環境、経時の変化にも対
応できるようすることができ、また、生産性を重視する
か画像品質を重視するかをユーザ自身によって任意に選
択することが可能となる。
【0070】請求項8記載の発明によれば、半導体レー
ザが赤色(650nm帯)のレーザダイオードなので、
LDの発光特性が780nm帯のLDより劣り、そのば
らつきが大きい赤色(650nm帯)LDを用いた場合
でも、画像つぶれ、画像かずれをなくし、画像品質を向
上させることができる。
ザが赤色(650nm帯)のレーザダイオードなので、
LDの発光特性が780nm帯のLDより劣り、そのば
らつきが大きい赤色(650nm帯)LDを用いた場合
でも、画像つぶれ、画像かずれをなくし、画像品質を向
上させることができる。
【0071】請求項9の記載の発明によれば、画像形成
手段がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色分
設けられているので、画像品質要求が白黒より厳しいカ
ラー画像形成装置においても、画像つぶれ、画像かすれ
をなくし、画像品質を向上させることができる。
手段がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色分
設けられているので、画像品質要求が白黒より厳しいカ
ラー画像形成装置においても、画像つぶれ、画像かすれ
をなくし、画像品質を向上させることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の
要部を示す概略構成図である。
要部を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に
おける画像書込制御部および光学ユニットを示す概略構
成図である。
おける画像書込制御部および光学ユニットを示す概略構
成図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る光量調整装置を
備えた画像形成装置における画像書込制御部および光学
ユニットを示す概略構成図である。
備えた画像形成装置における画像書込制御部および光学
ユニットを示す概略構成図である。
【図4】光パワーメータによって光量を計測したときの
LD点灯パターンを示す図である。
LD点灯パターンを示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の
要部を示す概略構成図である。
要部を示す概略構成図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に
おける画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構成
図である。
おける画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構成
図である。
【図7】本発明の第2の実施形態におけるプリンタ制御
部の制御手順を示すフローチャートである。
部の制御手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置の
要部を示す概略構成図である。
要部を示す概略構成図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置に
おける画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構成
図である。
おける画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構成
図である。
【図10】第3の実施形態におけるプリンタ制御部20
1の制御手順を示すフローチャートである。
1の制御手順を示すフローチャートである。
【図11】第4の実施形態に係る画像形成装置における
画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構成図であ
る。
画像書込制御部及び光学ユニットを示す概略構成図であ
る。
【図12】第4の実施形態におけるプリンタ制御部の制
御手順を示すフローチャートである。
御手順を示すフローチャートである。
【図13】第5の実施形態に係る4ドラム方式の画像形
成装置を示す概略構成図である。
成装置を示す概略構成図である。
【図14】第6の実施形態に係る4ドラム方式の画像形
成装置を示す概略構成図である。
成装置を示す概略構成図である。
【図15】図14の光学ユニットを上から見た平面図で
ある。
ある。
【図16】第7の実施形態における光学ユニットを示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図17】第7の実施形態における光学ユニットにおけ
るLDのビームスポット及び位置関係を説明するための
図である。
るLDのビームスポット及び位置関係を説明するための
図である。
【図18】第7の実施形態に係る画像形成装置における
画像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図で
ある。
画像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図で
ある。
【図19】第7の実施形態に係る光量調整装置を備えた
画像形成装置における画像書込制御部および光学ユニッ
トを示す概略構成図である。
画像形成装置における画像書込制御部および光学ユニッ
トを示す概略構成図である。
【図20】第8の実施形態に係る画像形成装置における
画像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図で
ある。
画像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図で
ある。
【図21】第8の実施形態におけるプリンタ制御部の制
御手順を示すフローチャートである。
御手順を示すフローチャートである。
【図22】第9の実施形態に係る画像形成装置における
画像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図で
ある。
画像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図で
ある。
【図23】第9の実施形態におけるプリンタ制御部の制
御手順を示すフローチャートである。
御手順を示すフローチャートである。
【図24】第10の実施形態に係る画像形成装置におけ
る画像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図
である。
る画像書込制御部および光学ユニットを示す概略構成図
である。
【図25】第10の実施形態におけるプリンタ制御部の
制御手順を示すフローチャートである。
制御手順を示すフローチャートである。
【図26】LDを点灯させた時の光波形を示す図であ
る。
る。
1 レーザビーム走査装置 101 ポリゴンモータ 102 ポリゴンミラー 103 fθレンズ 104 BTL 105 ミラー 106 感光体 107 帯電器 108 現像ユニット 109 転写器 110 クリーニングユニット 111 除電器 120,501 LDユニット 123 同期検知センサ 201 プリンタ制御部 202 書込クロック発生部 203 位相同期クロック発生部 204 同期検出用点灯制御部 205 LD駆動部 206 ポリゴンモータ駆動制御部 207 操作パネル 301 光パワーメータ 302 電位センサ 303 濃度センサ 601 同期信号分離部 LD1,LD2 半導体レーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/113 B41J 3/00 M 5C074 1/23 103 H04N 1/04 104A Fターム(参考) 2C362 AA03 AA12 AA16 AA53 AA54 AA56 AA57 AA61 AA63 AA66 BA51 BA56 BA66 BA67 2H027 DA02 DA07 DA09 DA23 DA32 DA35 DA46 DE02 DE04 DE07 DE09 EA02 EB04 EC04 EC06 EC07 EC09 EC17 EC18 EC20 ED01 ED04 ED06 EE01 EE07 EF08 EF09 GB20 HA02 HA03 HB02 HB06 HB07 HB16 ZA07 2H030 AA03 AB02 AD02 AD17 BB02 BB13 BB16 BB36 2H076 AB05 AB06 AB12 AB16 AB22 AB32 AB34 AB67 AB75 AB83 DA06 DA07 DA08 DA09 DA10 DA17 DA22 EA01 5C072 AA03 BA17 CA06 CA12 CA14 HA02 XA01 5C074 AA09 BB03 CC22 HH02
Claims (9)
- 【請求項1】 画像信号に応じて点灯制御される半導体
レーザと、半導体レーザから出力される光ビームを主走
査方向に偏向する偏向手段と、副走査方向に回転または
移動する像担持体上を前記光ビームが走査することによ
り光書き込みを行い、書き込まれた画像を顕像化する画
像形成手段とを備えて画像形成装置において、 前記半導体レーザを所定ドット点灯、前記所定ドット以
上消灯を繰り返した状態で半導体レーザの光量を調整す
る光量調整手段を備えていることを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項2】 画像信号に応じて点灯制御される複数の
半導体レーザと、該半導体レーザのそれぞれから出力さ
れる複数の光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段
と、副走査方向に回転または移動する像担持体上を前記
複数の光ビームが走査することにより光書き込みを行
い、書き込まれた画像を顕像化する画像形成手段とを備
えて画像形成装置において、 前記複数の半導体レーザについてそれぞれ個別に所定ド
ット点灯、前記所定ドット以上消灯を繰り返した状態で
半導体レーザの光量を調整する光量調整手段を備えてい
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 前記所定ドットが1ドットまたは2ドッ
トであることを特徴とする請求項1または2記載の画像
形成装置。 - 【請求項4】 形成された画像部の画像濃度、トナー付
着量、および電位の少なくとも1つを計測する計測手段
をさらに備え、前記光量調整手段は前記計測手段の計測
結果に基づいて半導体レーザの光量を調整することを特
徴とする請求項1または3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 形成された画像部の画像濃度、トナー付
着量、および電位の少なくとも1つを計測する計測手段
をさらに備え、前記光量調整手段は前記計測手段の計測
結果に基づいて前記複数の半導体レーザについてそれぞ
れ個別に光量を調整することを特徴とする請求項2また
は3記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記光量調整手段の調整周期を設定する
設定手段を備えていることを特徴とする請求項4または
5記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記設定手段は、画像形成装置本体に設
けられた外部入力装置からなることを特徴とする請求項
6の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記半導体レーザが650nm帯の赤色
レーザダイオードであることを特徴とする請求項1ない
し3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記画像形成手段が、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの4色分設けられていることを特
徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001180631A JP2002225346A (ja) | 2000-11-30 | 2001-06-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000365418 | 2000-11-30 | ||
JP2000-365418 | 2000-11-30 | ||
JP2001180631A JP2002225346A (ja) | 2000-11-30 | 2001-06-14 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002225346A true JP2002225346A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=26604973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001180631A Pending JP2002225346A (ja) | 2000-11-30 | 2001-06-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002225346A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007144738A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
US8305416B2 (en) | 2009-03-18 | 2012-11-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, optical writing process control method, and optical writing process control program |
-
2001
- 2001-06-14 JP JP2001180631A patent/JP2002225346A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007144738A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
US8305416B2 (en) | 2009-03-18 | 2012-11-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, optical writing process control method, and optical writing process control program |
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