JP2002137337A - プラスチック包装材料 - Google Patents

プラスチック包装材料

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JP2002137337A
JP2002137337A JP2000337560A JP2000337560A JP2002137337A JP 2002137337 A JP2002137337 A JP 2002137337A JP 2000337560 A JP2000337560 A JP 2000337560A JP 2000337560 A JP2000337560 A JP 2000337560A JP 2002137337 A JP2002137337 A JP 2002137337A
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ink
layer
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plastic packaging
weight
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Hiroshi Miyamoto
博史 宮本
Ryohei Tsuboi
良平 坪井
Yoshihiro Suzuki
賀弘 鈴木
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BANSEI SUZUKI KK
GODO INK KK
GODO PRINTING INK Manufacturing
MIYAMOTO SHIKO KK
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BANSEI SUZUKI KK
GODO INK KK
GODO PRINTING INK Manufacturing
MIYAMOTO SHIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水性インキによる印字において、従来のよう
なプライマー層を形成せず、しかも比較的薄い水性イン
キ受容層であっても、プラスチックフィルムに対する密
着性、水性インキの乾燥性及び印字の耐水性等に優れた
プラスチック包装材料を経済的に提供すること。 【解決手段】 プラスチックフィルムの少なくとも一部
に、酸化チタン顔料15〜50重量%、樹脂バインダー5〜5
0重量%及び全体で100重量%になる量の溶剤からなるイ
ンキで下地インキ層を形成し、その表面に塩基性有機物
及び/又は塩基性基を有するポリマーを含む親水性ポリ
マーからなる水性インキ受容層を設け、更にプラスチッ
クフィルムと下地インキ層との間、及び/又は下地イン
キ層と水性インキ受容層との間に着色又は無色インキ層
を設けるプラスチック包装材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック包装
材料に関し、更に詳しくは水性インキ、特にインキジェ
ット方式により印刷可能なプラスチック包装材料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、各種プラスチック包装材料は、そ
の透明性故に内容物が視認できること、強度に優れるこ
と、耐水性に優れること、安価であること等の多くの理
由で、各種物品の包装材料として広く使用されている。
これらのプラスチック包装材料は、その表面の少なくと
も一部に装飾や情報伝達のために印刷が施されている。
プラスチックフィルムに対する上記印刷は、プラスチッ
クフィルムが疎水性であることから、通常油性の白色グ
ラビアインキによる下地層(隠蔽層)を形成し、該下地
層に対して行なわれている。
【0003】上記下地層に対する印刷は、印刷枚数が非
常に多い場合には通常のグラビア印刷が適しているが、
印刷枚数が少ない場合にはグラビア印刷ではコスト高に
なる。特にダイレクトメール等の個人の住所、氏名、薬
袋の名称、使用方法、印刷物等の製品ロット番号及びバ
ーコード等の如く、多種少量製品の印刷については、グ
ラビア印刷方式等は実用性が全くなく、手書きや所定の
事項を別途印刷したシール等の貼着による他はない。こ
のような問題点を解決する方法として、簡便な印字方式
であるインキジェット方式による上記住所、氏名、バー
コード、その他の小ロット印刷が考えられている。しか
しながら、プラスチックフィルムは疎水性であり、一
方、インキジェット方式におけるインキは通常水性イン
キであるため、印字は可能であるものの、インキの定着
が悪く、水滴等によって容易に印字が乱される。また、
プラスチックフィルムは非吸水性であることから、水性
インキの乾燥が遅く連続的に印刷すると裏写りが発生
し、実用性がない。
【0004】上記問題に対して、プラスチックフィルム
の表面に水性インキを吸収保持し、印字に耐水性、耐摩
擦性、乾燥性等を付与する目的で、親水性樹脂からなる
水性インキ受容層を設けることが種々提案されている。
しかしながら、水性インキ受容層を形成する材料は、親
水性樹脂を主成分とすることから、プラスチックフィル
ムに対する密着性が悪く、水性インキで印字したとして
も水滴の付着等により、水性インキ受容層自体が剥離す
るという問題がある。また、水性インキの媒体は、水を
主成分とし、その中に比較的高沸点の水溶性有機溶剤が
含まれていることから、紙に印字した場合と異なり、プ
ラスチックフィルムが該媒体を吸収しないためにインキ
の乾燥性が劣り、例えば、封筒の宛名印字等の場合に、
印字した封筒を連続的に重ね置きすることができず、印
字速度が著しく低下するという問題がある。また、水性
インキに使用される色材は、主に水溶性の酸性染料等が
使用されており、水性インキ受容層に印字された文字等
が水滴の付着等によって滲むという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記水性インキ受容層
の密着性の問題は、プラスチックフィルムに予めプライ
マー層を形成しておくことによりある程度は改善される
ものの、現在のところ十分とはいえず、また、一般のプ
ラスチック包装材料は非常に安価であることから、コス
ト的な問題がある。一方、印字画像の耐水性の問題は、
水性インキ受容層にポリアルキルアミン等の塩基性物質
を包含させることによって、ある程度解決されるが十分
とはいえない。また、水性インキ受容層を厚く形成する
ことによって印字物の速乾性及び耐水性はある程度は向
上するもののコスト的な問題が生じ、また、コストの問
題を考慮してプラスチックフィルムに全面ではなく必要
部分のみに水性インキ受容層を形成すると、水性インキ
受容層を形成して巻き取ったロールに段差が発生し、そ
の後のプラスチック包装材料の裁断、ヒートシール等に
おいて作業性に問題が生じる。従って、本発明の目的
は、水性インキによる印字において、従来のようなプラ
イマー層を形成せず、しかも比較的薄い水性インキ受容
層であっても、プラスチックフィルムに対する密着性、
水性インキの乾燥性及び印字の耐水性等に優れたプラス
チック包装材料を経済的に提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、プラスチックフ
ィルムの少なくとも一部に、酸化チタン顔料15〜50
重量%、樹脂バインダー5〜50重量%及び全体で10
0重量%になる量の溶剤からなるインキにより下地イン
キ層を形成し、その表面に塩基性有機物及び/又は塩基
性基を有するポリマーを含む親水性ポリマーからなる水
性インキ受容層を設けてなり、更に上記プラスチックフ
ィルムと下地インキ層との間、及び/又は上記下地イン
キ層と水性インキ受容層との間に着色又は無色インキ層
を設けてなることを特徴とするプラスチック包装材料を
提供する。
【0007】本発明によれば、従来のプラスチックフィ
ルムの下地印刷に使用されている表刷り用白インキ又は
封筒用白インキにより、プラスチックフィルムの必要部
分に下地インキ層を形成し、その表面に塩基性有機物及
び/又は塩基性基を有するポリマーを含む親水性ポリマ
ーからなる水性インキ受容層を設けることによって、従
来のようなプライマー層を形成せず、しかも比較的薄い
水性インキ受容層であっても、水性インキ受容層の密着
性、水性インキの乾燥性及び印字の耐水性等に優れたプ
ラスチック包装材料を経済的に提供することができる。
また、更に上記プラスチックフィルムと下地インキ層と
の間、及び/又は上記下地インキ層と水性インキ受容層
との間に着色又は無色インキ層を設けることにより、印
字面を所望の色相に着色しても、水性インキ受容層の密
着性、水性インキの乾燥性及び印字の耐水性等に優れ、
更に意匠性や美観等に優れたプラスチック包装材料を経
済的に提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施の形態を挙げて
本発明を更に詳細に説明する。本発明において使用する
プラスチックフィルムとしては、例えば、厚さ9〜12
0μmのポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリエステルフィル
ム、ポリアミドフィルム;ポリ乳酸フィルム、ポリブチ
レンサクシネート等の生分解性樹脂フィルム;その他の
プラスチックフィルム、これらのフィルムの積層体、或
いはこれらのフィルムとアルミ箔、紙、不織布との積層
体、アルミニウム、アルミナ、シリカ等の蒸着フィルム
との積層体が挙げられ、従来プラスチックフィルムとし
て使用されている材料は何れも本発明で使用することが
できる。
【0009】本発明では、上記プラスチックフィルムの
必要部分、例えば、プラスチック製封筒用の場合には、
内容物の表示、その説明文、装飾、住所、氏名、ジップ
コード、バーコード等の如く情報を印刷する部分のみに
下地インキ層を形成し、その他の部分は内容物が目視で
きるように透明の状態とするのが好ましい。下地インキ
層の形成に使用する印刷インキは、従来のプラスチック
フィルムの印刷に使用されている表刷り用白インキ又は
封筒用白インキであり、これらの下地インキ層はその上
に印刷する情報が明瞭になるように隠蔽性の高い下地イ
ンキ層であり、通常は白色であるが、白色に限られず印
字画像が読み取り可能である限り他の色に着色されてい
てもよい。
【0010】本発明において好適な下地インキの組成
は、全体を100重量%とした場合、酸化チタン顔料1
5〜50重量%及び樹脂バインダー5〜50重量%を含
み、残りが溶剤である組成であり、その他の成分として
必要に応じてワックス、チタンキレート剤等の架橋剤、
吸水性樹脂粒子、有彩色顔料等を含み得る。上記の成分
を溶解分散させる溶剤としては、例えば、トルエン、キ
シレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、メトキシプロパノール等
の通常のグラビアインキ溶剤が使用される。
【0011】酸化チタンの量が15重量%未満である
と、下地インキ層を厚くしないと下地インキ層の隠蔽性
が劣り、また、後述するように水性インキの乾燥性が劣
る。一方、酸化チタンの量が50重量%を超えると、薄
く均一なインキの塗布が困難になる。好ましくは25〜
35重量%である。更にインキの成分として体質顔料は
使用しなくてもよいが、使用する場合にはインキ中で3
0重量%までの量で使用することにより、理由は不明で
あるが、水性インキ受容層形成後の水性インキの指触乾
燥性が向上し短時間で見掛け上乾燥する。好ましい体質
顔料としては、例えば、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム等、特に多孔質
の上記体質顔料が挙げられる。30重量%を超えるとイ
ンキ中の白色顔料+体質顔料の合計量が多くなり、均一
で薄い下地インキ層を形成することが困難となる。5〜
25重量%が好ましい。
【0012】樹脂バインダーとしては、例えば、ポリア
ミド、塩素化ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエス
テル、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ニトロセルロー
ス等のセルロース系樹脂、マレイン酸樹脂等の通常のグ
ラビアインキ用樹脂バインダーが使用される。これらの
樹脂バインダーは、適用するプラスチックフィルムの種
類に応じて密着性が最大になるように混合して使用す
る。樹脂バインダーの使用量は5〜50重量%であり、
好ましくは15〜30重量%である。このような表刷り
白インキ及び封筒用白インキは、例えば、アルティマ7
91白、ブライトップメールI709白M(以上大日本
インキ化学工業)、OPPメール63白、PANNカラ
ーS631白(以上東洋インキ製造)、P−21DM白
(OS)、HRカラー701白(LX)、ハイラミック
SCR白(以上大日精化工業)、NEW REX582
白、LAP DM3白(以上合同インキ)等の商品名で
市場から入手し、そのまま或いは多孔質体質顔料、ポリ
エチレンワックス等のワックス、吸水性樹脂粒子等を増
量或いは添加して本発明で使用できる。
【0013】特に吸水性樹脂粒子としては、従来公知の
吸水性樹脂を粒径0.5〜15μm、好ましくは1〜1
0μmに調整したものが有用である。粒径が15μmを
超えると白インキの印刷に際して印刷適性に問題が生じ
るので好ましくない。一方、粒径0.5μm未満の吸水
性樹脂粒子の製造は困難である。吸水性樹脂粒子の使用
量は、インキ組成のうちで0〜30重量%、好ましくは
1〜15重量を占める量である。これらの吸水性樹脂粒
子を下地インキ層中に含有させることにより、インキ受
容層に付与されたインキジェット用水性インキの乾燥速
度が向上する。
【0014】以上のインキによるプラスチックフィルム
の印刷は、全面であってもよいが、通常はプラスチック
フィルムの必要領域、例えば、封筒用の場合には内容表
示領域や宛先記入欄等にのみパートコートする。印刷は
通常のグラビア印刷で行ない、その厚みは約0.5〜1
2g/m2が好ましい。塗布厚が薄すぎると隠蔽性が不
充分になるとともに、最終的に付与される水性インキの
見掛け上の乾燥時間が長くなる。一方、塗布厚が厚すぎ
ると隠蔽性や水性インキの乾燥性は向上するものの、コ
スト面で不利となる。好ましくは1.5〜6g/m2
ある。下地インキ層を厚くする場合には複数回の印刷を
行なえばよい。
【0015】本発明では、上記の如くして形成された下
地インキ層の表面に水性インキ受容層を形成する。水性
インキ受容層は、塩基性有機物及び/又は塩基性基を有
するポリマーを含む親水性ポリマーを含む塗布液から形
成する。親水性樹脂としては、例えば、ポリビニルアル
コール、部分鹸化ポリビニルアルコール、ポリエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール−ポリプロピレン
グルコールブロックコポリマー、ポリエチレングリコー
ルセグメントを有するポリウレタン樹脂、ポリエチレン
グリコールセグメントを有するポリエステル、ポリビニ
ルピロリドン、アクリルポリオール樹脂、ポリ(メタ)
アクリルアミド等、及びそれらの混合物、更には親水性
紫外線硬化性樹脂等が挙げられる。その他、水性インキ
受容層の形成に有用である公知の親水性樹脂が何れも使
用可能である。
【0016】上記樹脂バインダーと併用する有機の塩基
性物質としては、例えば、ポリアリルアミン、ポリアミ
ンスルホン、これらの共重合体、ポリビニルアミン等、
及びそれらの混合物が挙げられる。このような染料の定
着剤としては、その他にも多数知られており、本発明で
はこれらの公知の定着剤は何れも使用できる。特に好ま
しくは上記定着剤に球状のカチオン性ポリマーを併用す
る。該球状のカチオン性ポリマーは、上記のポリアリル
アミン、ポリアミンスルホン、これらの共重合体、ポリ
ビニルアミン等を架橋等の処理によって、親水性であり
ながら、水難溶性にしたものであって、粉体、水分散体
又は有機溶剤分散体として、例えば、「ルナペールQA
シリーズ」等の商品名で荒川化学株式会社等から入手し
て本発明で使用できる。これらの有機の塩基性物質は、
樹脂バインダー100重量部当たり1〜100重量部、
好ましくは1〜20重量部の範囲で使用する。塩基性物
質の量が少なすぎるとインキ中の染料の定着性が不充分
であり、印字が滲んだり、水滴等によって流れてしま
う。一方、多過ぎると水性インキ受容層の強度が低下す
る。これらの定着剤は有機溶剤に溶解性或いは微分散性
であることが好ましい。
【0017】塩基性基(カチオン基)を有する親水性ポ
リマーとしては、例えば、カチオン変性ポリビニルピロ
リドン、カチオン変性ポリビニルアルコール、カチオン
変性ポリウレタン樹脂、カチオン変性アクリル樹脂、カ
チオン変性ポリ(メタ)アクリルアミド等、及びそれら
の混合物が挙げられる。これらのカチオン性ポリマーは
単独でも使用できるが、前記のような有機の塩基性物質
と併用することもできる。これらのポリマーは有機溶剤
に溶解性或いは微分散性であることが好ましい。有機の
塩基性物質及び/又は塩基性基を有する親水性ポリマー
は、基本的には、水性インキが付与された領域におい
て、該インキ中の染料、特に酸性染料の有するスルホン
基の当量の1〜10倍程度、好ましくは3〜5倍程度の
カチオン性基が存在するような割合で使用する。尚、本
発明において「塩基性」又は「カチオン性」とは、第1
級、第2級又は第3級アミノ基を有することを意味す
る。
【0018】水性インキ受容層は、上記の塩基性有機物
及び/又は塩基性基を有するポリマーを含む親水性ポリ
マーを適当な有機溶剤、例えば、メタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコール、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メト
キシプロパノール、トルエン、キシレン或いはこれらの
混合物中に固形分5〜30重量%程度に溶解又は微分散
して塗工液とする。この際、溶剤の一部として、ジメチ
ルホルムアミド、ホルムアミド、ジメチルスルホキシド
等を併用してもよい。この塗工液中には、架橋剤、多孔
質体質顔料、前記吸水性樹脂粉末、球状ポリエチレンワ
ックス等のワックス類、その他の任意の添加剤を包含さ
せることができる。特に前記と同じ吸水性樹脂粒子は固
形分の0〜50重量%、好ましくは1〜15重量%添加
し、粒径0.5〜10μmの球状ポリエチレンワックス
は0〜10重量%、好ましくは1〜5重量%添加する。
尚、インキ受容層の塗布厚を大にする場合には複数回の
塗布を行なえばよい。また、インキ受容層は、その表面
に印字される文字の判読を阻害しない限り任意の色相に
着色されていてもよい。
【0019】上記塗工液を前記下地インキ層の表面にグ
ラビア方式又はその他の方式で、固形分として約0.5
〜12g/m2、好ましくは2〜6g/m2の塗工量で塗
布及び乾燥することによって水性インキ受容層が形成さ
れる。塗工量が上記範囲未満であると、付与された水性
インキの保持が不充分であり、ドットが拡がって画像が
乱れる。また、塗工量が上記範囲を超えると、付与され
たインキの乾燥性は良くなるが、それ以上の速乾性は実
用上要求されない。
【0020】以上の如く形成された水性インキ受容層
は、予想に反して下地インキ層を介して疎水性のプラス
チックフィルムに対して非常に優れた密着性を有し、試
験片を常温で6時間水中に浸漬した後、綿棒で複数回擦
っても剥離することがなかった。これに対して下地イン
キ層の上ではなくプラスチックフィルム上に直接水性イ
ンキ受容層を形成した試験片の場合には、上記試験中約
2時間後に綿棒による数回の摩擦で水性インキ受容層が
容易に剥離してしまった。このように優れた水性インキ
受容層の密着性は、下地インキ層の表面が多量の白色顔
料や体質顔料等によって微細な凹凸を有しており、その
結果、水性インキ受容層との接着面積が非常に大きくな
っているのが1つの理由と思われるが、この理由のみで
は理解し得ない程優れた密着性を示した。
【0021】本発明では、更に上記包装材料の意匠性や
美観を向上させるために、上記プラスチックフィルムと
下地インキ層との間に着色又は無色インキ層を設ける。
これはプラスチックフィルムの印字部以外にも着色イン
キ層又は無色インキ層(例えば、艶消インキ層、艶出イ
ンキ層等)を設ける場合に有用であり、例えば、プラス
チックフィルムの全面に金インキ、銀インキ、黄色イン
キ、艶消インキ、艶出インキ、その他の色相のインキで
印刷する場合、これらのインキ層の表面に前記下地イン
キ層及び水性インキ受容層を設けることによっても前記
と同様な優れた効果が得られる。特に金インキ及び銀イ
ンキは隠蔽性が非常に高いので、本発明の包装材料を封
筒等に用いた場合、これらのインキ層の内側を十分に隠
蔽することができる。尚、上記の着色インキ層又は無色
のインキ層は印字部のみ(即ち、前記下地インキ層と同
一領域)に設けてもよいし、図1に示すように下地イン
キ層より幾分大きい面積に設けて、下地インキ層の周囲
に有色又は無色の縁取りインキ層を設けることもでき
る。
【0022】更に前記下地インキ層と水性インキ受容層
との間にも同様な着色又は無色のインキ層を形成するこ
ともできる。この場合も、プラスチックフィルムの印字
部以外にも着色インキ層又は無色インキ層(例えば、艶
消インキ層、艶出インキ層等)を設ける場合に有用であ
り、例えば、前記下地インキ層を含むプラスチックフィ
ルムの全面に金インキ、銀インキ、黄色インキ、艶消イ
ンキ、艶出インキ、その他の色相のインキで印刷し、そ
の上に前記水性インキ受容層を設けることによっても前
記と同様な優れた効果が得られる。尚、上記の着色イン
キ層又は無色のインキ層は印字部のみ(即ち、前記下地
インキ層と同一領域)に設けてもよいし、図2に示すよ
うに下地インキ層より幾分大きい面積に設けて、下地イ
ンキ層の周囲に有色又は無色の縁取りインキ層を設ける
こともできる。更に図3に示すように着色又は無色イン
キ層を下地インキ層よりも小面積に設けてもよい。ま
た、着色インキ層又は無色インキ層は、プラスチックフ
ィルムと下地インキ層との間及び下地インキ層と水性イ
ンキ受容層との間に設けてもよい。
【0023】以上の実施形態で使用する着色又は無色の
印刷インキとしては、プラスチックの印刷に従来から広
く使用されているグラビア印刷インキ又はそれらのメジ
ウムを用いることができる。特に印字のコントラストを
低下させず、また、印刷物に高級感を与える意味では、
金インキ、銀インキ、黄インキ、艶消・艶出インキが好
ましい。金インキ、銀インキ、黄インキ、その他の着色
インキ、メジウム等としては、例えば、合同インキ製の
商品名PP−REX(金、銀、536黄)及びそれらの
メジウム、同商品名LAP(金、銀、536黄)及びそ
れらのメジウム、ザ・インクテック製の商品名CLIO
Sシリーズ(各色インキ)及びそれらのメジウムが市場
から入手して本発明で使用できる。
【0024】以上の如くして得られる本発明のプラスチ
ック包装材料は、各種の食品、薬品等、種々の物品の包
装材料として適しており、特に少量多種製品の場合にイ
ンキジェット方式の記録装置により、個別の各種情報が
容易に記録される。特に本発明のプラスチック包装材料
は、プラスチックフィルム製の封筒の材料として有用で
ある。即ち、プラスチックフィルムの所定箇所に連続的
に前記積層インキ層を形成し、これを裁断及び封緘した
後、インキジェット方式により、住所、氏名、その他の
個別情報を連続的に印字することができる。印字に使用
する水性インキは、通常の筆記具に使用されているイン
キでもよいが、インキジェット方式により使用される水
性インキが有用である。使用するインキジェット装置及
びそれに使用する水性インキはいずれも市販のものでよ
く、何ら限定されない。
【0025】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。 実施例1 厚さ40μmの線状低密度ポリエチレンフィルムに下記
組成の金色グラビアインキをグラビア印刷機にて、乾燥
時塗布量3.0g/m2の割合で15cm×15cmの
面積に塗布及び乾燥して金色インキ層を形成し、この金
色インキ層の表面に、周囲に1cmの幅の面積を残し
て、面積14cm×14cmに下記組成の白色グラビア
インキをグラビア印刷機にて、乾燥時塗布量2.5g/
2の割合で塗布及び乾燥して白色下地インキ層を形成
し、この層の表面に下記組成の水性インキ受容層用塗布
液をグラビア印刷機にて2回刷りを行ない、乾燥時塗布
量5.6g/m2の割合で塗布及び乾燥して水性インキ
受容層を形成し、これを印刷領域と同じ15cm×15
cmのサイズに裁断し試験片aとした。
【0026】金色インキ組成 :(合同インキ製PP−REX金) ジスアゾイエロー 3重量部 アルミペースト 10重量部 硝化綿 8重量部 ポリアミド樹脂 18重量部 ポリエチレンワックス 3重量部 チタンキレート 3重量部 溶剤(トルエン・酢エチ・IPA) 55重量部
【0027】白インキ組成:(合同インキ製LAP D
M−3白を基本配合として一部修正したインキ) 酸化チタン 20重量部 シリカ(ミズカシルP−78A、水沢化学製)5重量部 ポリウレタン樹脂 20重量部 塩素化ポリプロピレン樹脂 3重量部 マレイン酸樹脂 2重量部 ポリエチレンワックス 1重量部 溶剤(トルエン・酢エチ・MEK) 49重量部
【0028】塗布液組成: 親水性ポリウレタン樹脂(合同インキ製)19重量部 カチオン性定着剤(PAN-8conc.、中央化学製)8重量部 球状カチオン樹脂粒子(ルナペールQA202、 荒川化学製) 4重量部 シリカ(ミズカシルP−78A) 7重量部 アクリル系分散剤(EFKA402、 ウイルバー−エリス社製) 2重量部 球状ポリエチレンワックス(ケミパールP300W、 三井化学製) 3重量部 溶剤(MEK・トルエン・IPA) 57重量部
【0029】比較例1 実施例1において水性インキ受容層のみを実施例1と同
一方法で同一厚さに塗布及び乾燥し、これを15×15
cmのサイズに裁断し試験片bとした。
【0030】実施例2 厚さ16μmポリエチレンテレフタレートフィルムに下
記組成の白色グラビアインキをグラビア印刷機にて、面
積14cm×14cmに乾燥時塗布量2.8g/m2
割合で塗布及び乾燥して白色下地インキ層を形成し、こ
のインキ層の表面に下記組成の銀色グラビアインキをグ
ラビア印刷機にて、乾燥時塗布量3.1g/m2の割合
で15cm×15cmの面積に塗布及び乾燥して銀色イ
ンキ層を形成し、この層の表面に上記白色インキ層に整
合させて下記組成の水性インキ受容層塗布液を実施例1
と同一方法で同一厚さに塗布及び乾燥し、これを15×
15cmのサイズに裁断し試験片cとした。
【0031】銀色インキ組成 :(合同インキ製PP−REX銀) アルミペースト 13重量部 硝化綿 8重量部 ポリアミド樹脂 18重量部 ポリエチレンワックス 3重量部 チタンキレート 3重量部 溶剤(トルエン・酢エチ・IPA) 55重量部
【0032】白インキ組成:(大日精化工業P−21
DM白(OS)を基本配合として一部修正したインキ) 酸化チタン 30重量部 吸水性樹脂粉末(アクリル系) 5重量部 ポリウレタン樹脂 7重量部 塩化ビニル樹脂 3重量部 ニトロセルロース樹脂 2重量部 塩素化ポリプロピレン樹脂 1重量部 ポリエチレンワックス 3重量部 溶剤(トルエン・酢エチ・MEK) 49重量部
【0033】塗布液組成:カチオン変性親水性ポリウレ
タン樹脂 (大日精化工業製) 30重量部 カチオン性定着剤(PAN−10) 5重量部 シリカ(ミズカシルP−78A) 5重量部 溶剤(MEK・トルエン・IPA) 60重量部
【0034】比較例2 実施例2において水性インキ受容層のみを実施例2と同
一方法で同一厚さに塗布及び乾燥し、これを15×15
cmのサイズに裁断し試験片dとした。
【0035】実施例3 厚さ15μmナイロンフィルムに下記組成の白色グラビ
アインキをグラビア印刷機にて、乾燥時塗布量3.0g
/m2の割合で15cm×15cmの面積に塗布及び乾
燥して白色下地インキ層を形成し、このインキ層の表面
に下記組成の黄色グラビアインキをグラビア印刷機に
て、乾燥時塗布量2.9g/m2の割合で15cm×1
5cmの面積に塗布及び乾燥して黄色インキ層を形成
し、この層の表面に下記組成の水性インキ受容層塗布液
を実施例1と同一方法で同一厚さに塗布及び乾燥し、こ
れを15×15cmのサイズに裁断し試験片eとした。
【0036】黄色インキ組成 :(合同インキ製PP−REX536) ジスアゾイエロー 10重量部 硝化綿 9重量部 ポリアミド樹脂 22重量部 ポリエチレンワックス 4重量部 溶剤(トルエン・酢エチ・IPA) 55重量部
【0037】白インキ組成:(東洋インキOPPメール
63白を基本配合として一部修正したインキ) 酸化チタン 25重量部 シリカ 15重量部 ポリウレタン樹脂 20重量部 ポリエチレンワックス 3重量部 溶剤(トルエン・酢エチ・MEK) 37重量部
【0038】塗布液組成:カチオン変性ポリビニルアル
コール (合同インキ製) 30重量部 カチオン性定着剤(PAN−10) 5重量部 シリカ(ミズカシルP−78A) 5重量部 溶剤(MEK・トルエン・IPA) 60重量部
【0039】比較例3 実施例3において水性インキ受容層のみを実施例3と同
一方法で同一厚さに塗布及び乾燥し、これを15×15
cmのサイズに裁断し試験片fとした。
【0040】評価例 実施例及び比較例で得られた試験片a〜fに、サイテッ
クスジャパン(株)から入手したサイテックス6240
プリンティングシステム及びその専用インキを用いて、
黒色画像を形成し、それぞれについて下記の試験を行な
った。結果を表1に示す。 1.乾燥性:印字終了後、指触により指にインキが付着
しなくなるまでの時間を測定した。 2.滲み:目視判断。 3.印字の耐水性及びインキ受容層の耐水密着性:20
℃の水に6時間浸漬後、画像の濃度を目視観察し、且つ
画像面を指で擦り、水性インキ受容層の剥離状態を観察
した。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、従来のプラスチックフ
ィルムの下地印刷に使用されている酸化チタン含有白
(着色していてもよい)インキにより、プラスチックフ
ィルムの必要部分に下地インキ層を形成し、その表面に
塩基性有機物及び/又は塩基性基を有するポリマーを含
む親水性ポリマーからなる水性インキ受容層を設け、更
に上記プラスチックフィルムと下地インキ層との間、及
び/又は上記下地インキ層と水性インキ受容層との間に
着色又は無色インキ層を設けることによって、特別にプ
ライマー層を形成せず、しかも比較的薄い水性インキ受
容層であっても、水性インキ受容層の密着性、水性イン
キの乾燥性及び印字の耐水性等に優れ、更に意匠性及び
美観にも優れたプラスチック包装材料を経済的に提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施形態を説明する図。
【図2】 本発明の他の実施形態を説明する図。
【図3】 本発明の他の実施形態を説明する図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 博史 京都府京都市南区東九条南河辺町45番地 (72)発明者 坪井 良平 大阪府大阪市生野区鶴橋一丁目6番6号 合同インキ株式会社内 (72)発明者 鈴木 賀弘 東京都北区西ケ原一丁目7番8号 ベルテ ックス駒込4F 株式会社萬盛スズキ内 Fターム(参考) 3E086 AD30 BA04 BA15 BA35 4F100 AA21B AK01A AK01B AK01C AK04A AK04B AK07A AK16A AK41A AK46A BA03 BA05 BA07 BA10A BA10C BA25A CA13B CA23B CC00B CC00D CC00E DE01B GB15 JB05C JD14C JD15B JK06 JL10D JL10E JL11 YY00A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルムの少なくとも一部
    に、酸化チタン顔料15〜50重量%、樹脂バインダー
    5〜50重量%及び全体で100重量%になる量の溶剤
    からなるインキにより下地インキ層を形成し、その表面
    に塩基性有機物及び/又は塩基性基を有するポリマーを
    含む親水性ポリマーからなる水性インキ受容層を設けて
    なり、更に上記プラスチックフィルムと下地インキ層と
    の間、及び/又は上記下地インキ層と水性インキ受容層
    との間に着色又は無色インキ層を設けてなることを特徴
    とするプラスチック包装材料。
  2. 【請求項2】 プラスチックフィルムが、厚さ9〜12
    0μmのポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
    ム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリエステルフィル
    ム、ポリアミドフィルム及びこれらの積層体から選ばれ
    る少なくとも1種である請求項1に記載のプラスチック
    包装材料。
  3. 【請求項3】 下地インキ層の厚み(固形分基準、以下
    同じ)が、0.5〜12g/m2である請求項1に記載
    のプラスチック包装材料。
  4. 【請求項4】 下地インキ層が、吸水性樹脂粒子を含む
    請求項1に記載のプラスチック包装材料。
  5. 【請求項5】 水性インキ受容層の厚みが、0.5〜1
    2g/m2である請求項1に記載のプラスチック包装材
    料。
  6. 【請求項6】 水性インキ受容層が、吸水性樹脂粒子を
    含む請求項1に記載のプラスチック包装材料。
  7. 【請求項7】 水性インキ受容層が、球状のポリエチレ
    ンワックス及び/又は球状のカチオン性樹脂粒子を含む
    請求項1に記載のプラスチック包装材料。
  8. 【請求項8】 プラスチックフィルム表面の一部に下地
    インキ層及び水性インキ受容層が形成されたプラスチッ
    クフィルム製封筒用である請求項1に記載のプラスチッ
    ク包装材料。
  9. 【請求項9】 着色インキ層が、金インキ、銀インキ又
    は黄インキからなる請求項1に記載のプラスチック包装
    材料。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れか1項に記載され
    たプラスチック包装材料を、封筒形状に形成してなり、
    その個別情報を記入すべき個所に請求項1〜9のいずれ
    か1項に記載の積層インキ層が形成されていることを特
    徴とするプラスチックフィルム製封筒。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7092392B2 (ja) 2019-06-10 2022-06-28 トンド ニュー テック シーオー., エルティーディー. 粉末流動改善用添加剤

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