JP2002136760A - 景品吊上げ装置 - Google Patents

景品吊上げ装置

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JP2002136760A
JP2002136760A JP2000336073A JP2000336073A JP2002136760A JP 2002136760 A JP2002136760 A JP 2002136760A JP 2000336073 A JP2000336073 A JP 2000336073A JP 2000336073 A JP2000336073 A JP 2000336073A JP 2002136760 A JP2002136760 A JP 2002136760A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常が発生時に、これを正常状態に戻すの
に、装置を分解する必要がなく、構造が簡明で、小型化
が可能な景品吊上げ装置を提供する。 【解決手段】 基板(1) 上に回動自在に軸支され、互い
に噛み合わせられた一対のハンド取付けギア(2a,2b)
と、上記基板(1) に取り付けられたモーター(8) により
所定角度範囲内で正逆回転せしめられ、その回転駆動力
を上記一対のハンド取付けギアの一方(2b)に伝達する過
負荷防止機構付き伝動ギア(7) と、を備え;上記過負荷
防止機構付き伝動ギア(7) が; 上記モーター(8) から伝
達される回転力により回転せしめられる第1ギア(71)
と、上記一対のハンド取付けギアの一方(2b)に噛み合わ
せられた第2ギア(72)との2個のギアから構成され、こ
れら2個のギアはスプリング力によって互いに押圧され
た状態で共通の回転軸(73)上に回転自在に保持され、上
記第2ギア(72)に過大な負荷が加わったときには、両ギ
ア間の連結が損なわれて上記第1ギア(71)が空回りする
ように構成されたこと; を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、景品吊上げ装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】上部もしくは側壁面に透明な覗きカバー
を有する筐体内に積み重ね又は撒き置いた景品を、上記
筐体内に移動自在に設けられたクレーン形式の景品吊上
げ装置(キャッチャー)を筐体外から操作して掴み、景
品を掴んだまゝキャッチャーを移動せしめて、景品払出
口に景品を落下させ、筐体外から景品を取り出すように
したクレーンゲーム機は公知であり、遊戯場等で広く使
用されている。
【0003】この種のクレーンゲーム機では、キャッチ
ャーによる景品の取上げ確率によってゲームの面白さが
直接的に左右されるものであり、景品の取上げ能力が高
すぎるとゲームにならず、逆に余りに低すぎるとプレイ
ヤの興味は喪失してしまうから、その確率を適正に調節
できることが必要であり、また、掴めそうに見えてなか
なか掴めないという要素も必要である。
【0004】このような要求を満たすよう、本出願人は
先に実開平5-44176 号において、歯車機構によって回動
せしめられる一対のハンド(把持爪)と、その把持力を
弾性的に調節するリターンスプリングとを備え、これに
より、把持力や景品の取上げ確率が調整可能であると共
に、正確且つ円滑な動きを達成し得る景品吊上げ装置を
開示した。この景品吊上げ装置において、ハンドの開閉
制御は、ハンドを回動させる歯車の回転位置によって作
動する制御用マイクロスイッチにより行われるようにな
っている。
【0005】しかしながら、この装置の電気回路や制御
ソフトに異常が発生し、ハンドが一定位置に達して上記
制御用マイクロスイッチによりモーターが停止せしめら
れるべきであるにもかかわらずこれが停止しない場合に
は、ハンドが更に回動し、異常検知用マイクロスイッチ
が作動したときに初めてモーターへの電流が強制的に遮
断されるようになっていた。このようにして強制的に停
止された装置を正常状態に復帰させるには、装置を分解
して、ハンド回動用歯車と制御用マイクロスイッチの位
置調整等の微妙で面倒な作業を再度行う必要がある。ま
た、制御用マイクロスイッチのほかに異常検知用マイク
ロスイッチを設ける必要があるなど、マイクロスイッチ
の数が多くなり、それら相互間の調整作業も面倒である
ばかりでなく、構造が複雑となり、小型化できないとい
う問題点もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためなされたものであり、その目的とする
ところは、異常が発生しても、これを正常状態に復帰さ
せるために装置を分解して再調整する必要がなく、構造
が簡明で、小型化も可能である等の利点を有する景品吊
上げ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、吊下げロ
ープによって吊り下げられた基板と、上記基板上に回動
自在に軸支され、互いに噛み合わせられた一対のハンド
取付けギアと、上記一対のハンド取付けギア上にそれぞ
れ回動自在に軸支され、両者の下方先端間で景品を把持
し得るよう構成された一対のハンドと、上記一対のハン
ドをその下方先端同士が近接する方向に付勢するよう上
記ハンド取付けギアとハンド間に作用するリターンスプ
リングと、上記基板に取り付けられたモーターにより所
定角度範囲内で正逆回転せしめられ、その回転駆動力を
上記一対のハンド取付けギアの一方に伝達する過負荷防
止機構付き伝動ギアと、を備え;上記過負荷防止機構付
き伝動ギアが、上記モーターから伝達される回転力によ
り回転せしめられる第1ギアと、上記一対のハンド取付
けギアの一方に噛み合わせられた第2ギアとの2個のギ
アから構成され、これら2個のギアはスプリング力によ
って互いに押圧された状態で共通の回転軸上に回転自在
に保持され、常態においては上記押圧力によって両ギア
は連結状態を保って両者一体となって回転せしめられる
と共に、上記第2ギアに過大な負荷が加わったときに
は、両ギア間の連結が損なわれて上記第1ギアが空回り
するように構成されたこと;を特徴とする景品吊上げ装
置によって達成できる。
【0008】上記過負荷防止機構付き伝動ギアを構成す
る上記第1及び第2ギアは、それらが互いに対向する面
に、互いに噛み合う凹凸面を有するように構成したり、
或いはまた、これら両ギアが互いに対向する面に、摩擦
力で両者間の動力の伝達を行う摩擦部材を有するように
構成することが推奨される。
【0009】上記の如き構成であると、電気回路や制御
ソフトに異常が発生し、ハンドが許容範囲を超えて回転
しそうになったり、逆に、ハンドは既に閉じているのに
モーターが停止しなかったりして、ハンド取付けギアを
介して上記第2ギアに過大な負荷が加わったときには、
第1ギアと第2ギアとの連結が損なわれて第1ギアだけ
が空回りするため、ハンドが許容範囲を超えて回転する
のが防止できる。そのため、装置を正常状態に復帰させ
るためにこれを分解して再調整する必要がなく、また、
マイクロスイッチの数も減らすことができるため、構造
が簡素化でき、小型化も可能となるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつゝ本発明の
構成を具体的に説明する。図1は、本発明に係る景品吊
上げ装置の一実施例の内部機構をそのハンドが開いた状
態において示す説明図、図2は、ハンドが閉じた状態を
示す説明図、図3は、本発明に係る景品吊上げ装置内に
備えられる過負荷防止機構付き伝動ギアの一実施例を常
態において示す側面図、図4は、図3に示した過負荷防
止機構付き伝動ギアが空回りするときの状態を示す側面
図、図5は、過負荷防止機構付き伝動ギアの一方のギア
の構成を示す斜視図、図6は、過負荷防止機構付き伝動
ギアの一方のギアの更に異なった構成を示す斜視図、で
ある。
【0011】而して、図1及び図2中、1は基板、2a及
び2bはハンド取付けギア、3a及び3bは基板1にハンド取
付けギア2a及び2bを回動自在に軸支するための軸支シャ
フト、4a及び4bは軸支ピン5a及び5bにより上記ハンド取
付けギア2a及び2b上に回動自在に取り付けられたハン
ド、6a及び6bはリターンスプリング、7はハンド取付け
ギア2bに噛み合わせられた過負荷防止機構付き伝動ギ
ア、8はハンド4a,4b を開閉駆動する力源として基板1
上に設けられたモーター、9はモーター8によって回転
せしめられ、その回転駆動力を上記過負荷防止機構付き
伝動ギア7に伝える駆動ギア、10はモーター8の回転を
駆動ギア9に減速伝達するギア列(個々のギアは図では
省略)を収容したギアボックス、11a 及び11b は基板1
に設けた台座上に取り付けられたマイクロスイッチ、12
a はハンド取付けギア2aに取り付けられ、ハンド取付け
ギアが閉じる方向へ回転したとき予め定められた最終位
置においてマイクロスイッチ11a を作動させモーター8
を停止させる役割を果たすカム、12b はハンド取付けギ
ア2bに取り付けられ、ハンド取付けギアが開く方向へ回
転したとき予め定められた最終位置においてマイクロス
イッチ11b を作動させモーター8を停止させる役割を果
たすカム、13はカバー、14は基板1を昇降可能に吊り下
げる吊下げロープである。
【0012】基板1は、吊下げロープ14により、クレー
ンゲーム機の景品を収容した筐体内に吊り下げられ、筐
体の外部に設けた操作ボタン等を操作することにより、
水平面内でX−Y軸方向に移動可能なように構成され、
また吊下げロープ14をゆるめたり縮めたりすることによ
って、取り上げようとする所望の景品に接近できるよう
になっている。
【0013】上記基板1上には、ハンド取付けギア2a及
び2bが軸支シャフト3a及び3bによって回動自在に軸支さ
れ、上記ハンド取付けギア2a及び2b上には更に軸支ピン
5a及び5bによってハンド4a及び4bがそれぞれ回動自在に
取り付けられている。軸支ピン5a及び5bにはそれぞれリ
ターンスプリング6a及び6bが嵌め込まれ、これらのリタ
ーンスプリングの一端はハンド4a及び4bの側辺近くに設
けた適宜の突起(図示せず)に係止されると共に、もう
一方の端部は前記軸支シャフト3a及び3bに係止され、こ
れによりハンド4a及び4bの下側先端が互いに接近する方
向にハンド4a及び4bがバネ付勢されるようになってい
る。
【0014】而して、上記ハンド取付けギア2a及び2bは
互いに噛み合わせられ、同じ回転角度で互いに反対方向
に回転するようになっており、一方のハンド取付けギア
(図示した実施例においてはハンド取付けギア2b)は過
負荷防止機構付き伝動ギア7に噛み合わせられ、モータ
ー8からギアボックス10内のギア列を経て駆動ギア9及
び過負荷防止機構付き伝動ギア7を介して伝達される回
転駆動力により、図1中時計方向及び反時計方向に選択
的に所定の角度範囲内で回転せしめられ、これによりハ
ンド4a及び4bが開閉せしめられるようになっている。
【0015】即ち、図1に示すように、ハンド4a及び4b
が開いた状態において、モーター8により過負荷防止機
構付き伝動ギア7を介してハンド取付けギア2bが時計方
向へ回転せしめられると、これに噛み合ったもう一方の
ハンド取付けギア2aは反時計方向へ回転せしめられ、こ
れによってそれぞれのハンド取付けギアに取り付けられ
たハンド4aと4bが閉じる方向へ回動せしめられ、図2に
示すような閉じた状態になる。一方、これとは逆に、図
2に示したようにハンドが閉じた状態において、モータ
ー8が前記とは逆方向に回転せしめられ、過負荷防止機
構付き伝動ギア7を介してハンド取付けギア2bが反時計
方向へ回転せしめられると、これに噛み合ったもう一方
のハンド取付けギア2aは時計方向へ回転せしめられ、こ
れによってそれぞれのハンド取付けギアに取り付けられ
たハンド4aと4bは再び図1に示すような開いた状態にな
る。
【0016】而して、ハンド4aと4bが閉じようとすると
き、その下側先端間に景品(図示せず)が挾持される
と、リターンスプリング6a及び6bが或る程度湾曲してハ
ンド4a及び4bの下側先端間が景品を挟まない場合より押
し広げられ、両ハンド間に景品がリターンスプリング6a
及び6bのスプリング力によって把持される。このように
リターンスプリング6a及び6bの緩衝作用が働くため、ハ
ンド4a及び4bをハンド取付けギア2a及び2bに直接固定し
て開閉する場合に比べて景品が押し潰されることがな
い。また、このリターンスプリング6a及び6bのスプリン
グ力を適切に調整することにより、景品の取上げ確率を
調節することが可能となる。
【0017】なお、ハンド取付けギア2a及び2bにはそれ
ぞれカム12a 及び12b を取り付けると共に、基板1には
マイクロスイッチ11a 及び11b を取り付け、図2に示す
ようにハンド4a及び4bが所定の閉じた位置に達したとき
には、カム12a がマイクロスイッチ11a の触手を押し動
かしてこれを検知し、それ以上はハンド取付けギア2a及
び2bが回転しないようにモーター8を停止せしめる。反
対に、図1に示すようにハンド4a及び4bが所定の開いた
位置に達したときには、カム12b がマイクロスイッチ11
b の触手を押し動かしてこれを検知し、同様にモーター
8を停止せしめる。このように構成することにより、ハ
ンドの開閉動作を適正に制御することができる。
【0018】而して、本発明においては、電気回路や制
御ソフトに異常が発生し、ハンド4a,4bが許容範囲を超
えて回転しそうになったり、逆に、ハンドは既に完全に
閉じているのにモーターが停止しなかったりして、ハン
ド取付けギア2bを介して上記過負荷防止機構付き伝動ギ
ア7に過大な負荷が加わったときには、過負荷防止機構
付き伝動ギア7が空回りして、ハンドが許容範囲を超え
て回転等するのを防止できるようになっている。
【0019】即ち、過負荷防止機構付き伝動ギア7は、
図3にその一実施例を示すように、前記駆動ギア9に噛
み合わせられるべき第1ギア71と、ハンド取付けギア2b
に噛み合わせられるべき第2ギア72との2個のギアから
構成されている。これら2個のギアは、スプリング74に
よって互いに押圧された状態で共通の回転軸73上に回転
自在に保持されている。第1ギア71と第2ギア72は、そ
れらが互いに対向、当接する側面に、互いに噛み合う凹
凸が形成されている。即ち、図5に第1ギア71の斜視図
で示すように、ギアの一方の側面に歯形状の複数の凸部
71a が形成され、同様に、第2ギア72の一方の側面にも
歯形状の複数の凸部72a が形成され(図3,図4参
照)、これらの歯形が互いに噛み合わせられた状態で、
両ギアはスプリング74によって互いに押圧されている
(図3参照)。
【0020】そのため、常態においては上記押圧力によ
って第1ギア71と第2ギア72は連結状態を保って両者一
体となって回転せしめられ、これにより、第1ギア71に
噛み合わされた駆動ギア9の回転駆動力が、第2ギア72
を介してハンド取付けギア2bに伝達され、ハンド4a,4b
が開閉駆動せしめられる。しかしながら、ハンド4a,4b
が所定の移動終端位置に達したにもかかわらず、モータ
ー8が回転を続け、ハンド取付けギア2bを介して第2ギ
ア72に過大な負荷が加わったときには、図4に示すよう
に、第1ギア71の凸部71a と第2ギア72の凸部72a が、
それらの一方が他方を乗り越えるようにして回転し、両
ギア間の連結が損なわれて第1ギア71が空回りするよう
になり、第2ギア72にそれ以上の過大な負荷が加わるの
が防止される。
【0021】回転軸73の一端近くの外周にはネジ山が形
成されて、ナット75にねじ込まれ、回転軸73の他端に設
けた調整溝73a をドライバー等で廻してナット75へのね
じ込み量を調整することにより、スプリング74による押
圧力を調整し、第1ギア71が空回りを始める負荷値を所
望の値に設定できるようになっている。
【0022】第1ギア71と第2ギア72の対向する面に、
上記の如く凹凸を形成する代わりに、摩擦力で両ギア間
の動力の伝達を行う摩擦部材を設けるようにしてもよ
い。即ち、図6に示すように、第1ギア71の一方の側面
にディスク71b を固着し、その表面に皮革、布地、その
他の摩擦部材71c を貼り付け、第2ギア72の側面に取り
付けたディスクとの間の摩擦力を利用して第1ギア71と
第2ギア72の間の回転力の伝達を行うようにしてもよ
い。第2ギア72に係る負荷が、摩擦部材71c による摩擦
力を越えると、第1ギア71が空回りして、第2ギア72に
それ以上の負荷がかかるのを防止できる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されるから、本
発明によるときは、電気回路や制御ソフトに異常が発生
した場合でも、ハンドが許容範囲を超えて回転するのが
防止でき、そのため、装置を正常状態に復帰させるため
に装置を分解して再調整する必要がなく、また、マイク
ロスイッチの数も減らすことができるため、構造が簡素
化でき、小型化も可能となるものである。
【0024】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものでなく、例えば、過負荷防止機構付き伝動ギア7の
構成、ハンド4a及び4bの形状、ハンド取付けギア2a及び
2bの回転位置の検知手段、基板1上における各部品の配
置等々は必要に応じて適宜変更し得るものであり、従っ
て本発明はその目的の範囲内において上記の説明から当
業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る景品吊上げ装置の一実施例の内
部機構をそのハンドが開いた状態において示す説明図で
ある。
【図2】 ハンドが閉じた状態を示す説明図である。
【図3】 本発明に係る景品吊上げ装置内に備えられる
過負荷防止機構付き伝動ギアの一実施例を常態において
示す側面図である。
【図4】 図3に示した過負荷防止機構付き伝動ギアが
空回りするときの状態を示す側面図である。
【図5】 過負荷防止機構付き伝動ギアの一方のギアの
構成を示す斜視図である。
【図6】 過負荷防止機構付き伝動ギアの一方のギアの
更に異なった構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 2a,2b ハンド取付けギア 3a,3b 軸支シャフト 4a,4b ハンド 5a,5b 軸支ピン 6a,6b リターンスプリング 7 過負荷防止機構付き伝動ギア 71 第1ギア 72 第2ギア 73 回転軸 74 スプリング 75 ナット 8 モーター 9 駆動ギア 10 ギアヘッド 11a,11b マイクロスイッチ 12a,12b カム 13 カバー 14 吊下げロープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊下げロープ(14)によって吊り下げられ
    た基板(1) と、上記基板上に回動自在に軸支され、互い
    に噛み合わせられた一対のハンド取付けギア(2a,2b)
    と、 上記一対のハンド取付けギア(2a,2b) 上にそれぞれ回動
    自在に軸支され、両者の下方先端間で景品を把持し得る
    よう構成された一対のハンド(4a,4b) と、 上記一対のハンド(4a,4b) をその下方先端同士が近接す
    る方向に付勢するよう上記ハンド取付けギアとハンド間
    に作用するリターンスプリング(6a,6b) と、 上記基板(1) に取り付けられたモーター(8) により所定
    角度範囲内で正逆回転せしめられ、その回転駆動力を上
    記一対のハンド取付けギアの一方(2b)に伝達する過負荷
    防止機構付き伝動ギア(7) と、を備え;上記過負荷防止
    機構付き伝動ギア(7) が、 上記モーター(8) から伝達される回転力により回転せし
    められる第1ギア(71)と、上記一対のハンド取付けギア
    の一方(2b)に噛み合わせられた第2ギア(72)との2個の
    ギアから構成され、これら2個のギアはスプリング力に
    よって互いに押圧された状態で共通の回転軸(73)上に回
    転自在に保持され、常態においては上記押圧力によって
    両ギア(71,72) は連結状態を保って両者一体となって回
    転せしめられると共に、上記第2ギア(72)に過大な負荷
    が加わったときには、両ギア間の連結が損なわれて上記
    第1ギア(71)が空回りするように構成されたこと;を特
    徴とする上記の景品吊上げ装置。
  2. 【請求項2】上記過負荷防止機構付き伝動ギア(7) を構
    成する上記第1及び第2ギア(71,72) が、それらが互い
    に対向する面に、互いに噛み合う凹凸面を有する請求項
    1に記載の景品吊上げ装置。
  3. 【請求項3】上記過負荷防止機構付き伝動ギア(7) を構
    成する上記第1及び第2ギア(71,72) が、それらが互い
    に対向する面に、摩擦力で両者間の動力の伝達を行う摩
    擦部材を有する請求項1に記載の景品吊上げ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005635A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Taito Corp 景品把持装置及び景品払い出しゲーム機

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