JP2002136384A - 椅子におけるカバーの取付け構造 - Google Patents

椅子におけるカバーの取付け構造

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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/02Upholstery attaching means
    • A47C31/023Upholstery attaching means connecting upholstery to frames, e.g. by hooks, clips, snap fasteners, clamping means or the like

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】座受け金具を覆うカバーを、取り外し可能でし
かも外力によっては不測に外れない構造にする。 【手段】座受け金具18は、内向きに突出した爪板状の本
体側第1係合部21と、外向きに突出した段違い板状の本
体側第2係合部22と、本体側第1係合部21と同じ構造で
手前側に位置した本体側第3係合部23とを備えている。
カバー19は、カバー側第1係合部24、カバー側第2係合
部25、カバー側第3係合部27を備えており、カバー側第
2係合部25は前後方向に長く延びている。第1係合部2
1,24 を互いに嵌合させてから、カバー19をその弾性に
抗して奥方向にスライドさせ切ると、第2係合部22,25
と第3係合部23,27 が互いに嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、椅子におけるカバーの取付け構造に関するも
のである。
【0001】
【従来の技術】椅子は様々の態様のものがあり、また、
安全や美観のために多種類のカバーが使用されている。
【0002】このようなカバーの取付け手段として、特
開平8−252144号公報には、会議用などに使用さ
れるフレーム構造の椅子における座板の後部裏面に表皮
材保護用のカバーを取付けるにおいて、座板の後部下面
とカバーの上面とにそれぞれ鉤状の係合爪を設け、これ
らの係合爪をその弾性変形させ互いに噛み合わせること
が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カバーには
様々な方向から外力が作用し得る。
【0004】例えば前記公報に記載されているフレーム
構造の椅子の場合、一般に積み重ねできるようになって
いるため、積み重ね作業時や積み重ねたものを分離した
りするに際して、他の椅子が触れたり人の手足が当たっ
たりして、様々の方向から外力が作用し得る。
【0005】しかし、前記公報のように単なる係合爪同
士の引っ掛かりを利用した係合手段では、係合爪の引っ
掛かり方向と異なった方向からの外力に弱いという問題
があった。
【0006】この点については、係合爪の強度を大きく
し、かつ、係合爪同士の引っ掛かり面積を大きくするこ
とによって係合強度を大きくすれば良いと考えられる
が、これでは係合爪が弾性変形しにくくなるため、取付
け及び取り外しが厄介になるという別の問題が発生す
る。
【0007】本発明は、このような現状を改善すること
を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本願発明者は各請求項の発明を創作した。
【0009】このうち請求項1の発明は、本体を部分的
にカバーで塞いでいる椅子において椅子の本体を部分的
にカバーで塞いでいる椅子において、前記本体とカバー
とは、カバーがその厚さ方向に外れることを阻止する第
1係合部と、前記第1係合部が互いに係合した状態を保
持する第2係合部と、第2係合部が互いに係合した状態
を保持する第3係合部とをそれぞれ備えている。
【0010】そして、第1係合部が互いに係合するよう
にカバーを移動させる方向と、第2係合部が互いに係合
するようにカバーを移動させる方向とを互いに異ならせ
ており、カバーをその弾性に抗して移動させることによ
って第2係合部を互いに係合させ切ると、カバーの弾性
復元力によって本体とカバーとの第3係合部が互いに係
合するように設定している。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の構成にお
いて、前記本体は、平面視でほぼ四角形の座部フレーム
と、座部フレームに上方から重なる座体と、座体を取付
けるために座部フレームの左右内側部にそれぞれ設けた
前後長手の座受け金具とを備えている一方、前記カバー
は、前記座受け金具を下方から覆うものでになってい
る。
【0012】そして、前記座受け金具とカバーとに、カ
バーを座部フレームの内側から左右外側に向けて水平方
向に移動させると互いに係合する第1係合部と、第1係
合部が互いに係合した状態でカバーを奥方向又は手前方
向に水平移動させると互いに係合する第2係合部と、第
1係合部と第2係合部とを互いに係合させた状態でカバ
ーを弾性変形させつつ前後方向に移動させ切るとカバー
の戻り変形によって互いに係合する第3係合部とをそれ
ぞれ設けている。
【0013】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記カバーを、前記第2係合部を互いに係合させ切
ると当該カバーが座部フレームにおける前後水平部の間
にきっちりと嵌まる長さに設定することにより、カバー
の前後両端と座部フレームとを前記第3係合部に兼用し
ている。
【0014】なお、本発明において係合部が互いに係合
するとは、2つの係合部が少なくとも一つの方向に離反
不能となるように引っ掛かり合うことを言う。
【0015】
【発明の作用・効果】本願の各請求項の発明とも、第1
係合部と第2係合部と第3係合部との係合方向が互いに
異なっており、しかも、カバーを弾性変形させて第3係
合部の係合を解除しない限り、第1係合部と第3係合部
との係合は解除されない。
【0016】このため、カバーはどのような方向からの
外力に対しても強く、従来に比べて格段に外れにくくな
っている。しかも、第1係合部と第2係合部とが互いに
係合していることにより、第3係合部の係合強度を過度
に大きくする必要はないため、取付けの容易性が損なわ
れるこはない。
【0017】また、ドライバでこじる等してカバーを弾
性変形させて第3係合部の係合を解除することにより、
カバーを簡単に取り外すことも可能である。
【0018】請求項3のように、椅子を構成するフレー
ムを第3係合部に利用すると、それだけ構造を簡単化で
きる。また、椅子の本体を構成するフレームはその性質
上、頑丈な構造であるため、カバーの取付け強度を一層
向上することもできる。
【0019】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0020】(1).第1実施形態(図1〜図15) 図1〜図15では第1実施形態(主たる実施形態)を示
している。この実施形態は、会議用等に使用される軽量
フレーム構造の椅子に適用しており、このうち図1は全
体の概略斜視図、図2は分離斜視図である。
【0021】.概要 これら図1及び図2に示すように、椅子は、金属パイプ
から成る平面視略四角形の座部フレーム1と、座部フレ
ーム1の左右両側を支持する左右一対の脚部フレーム2
と、左右の脚部フレーム2をその上部において連結する
補強フレーム3と、座部フレーム1の後部に立設した背
支柱4と、座体5と、クッション7付きの背もたれ6と
を備えている。
【0022】座部フレーム1の左右水平部1cと脚部フ
レーム2と背支柱4とは一連に延びており、これらを座
部フレーム1の前後水平部1a,1bと補強フレーム3
とで接続している。座部フレーム1の左右水平部1cと
前水平部1aとの接続箇所は、平面視で三角形状のブラ
ケット8で補強されている。
【0023】背もたれ6は、左右一対の下向き筒部6a
を備えており、この下向き筒部6aを背支柱4に嵌め入
れている。下向き筒部6aはねじ(図示せず)で背支柱
4に固定されている。脚部フレーム2には接地体9,1
0と連結具11を取付けている。
【0024】図3は椅子の平面図(背もたれ6のクッシ
ョン7は省略している)、図4は図3のIV−IV視断面図
である。この図に示すように、座体5は、合成樹脂製の
座板14と、その上面に張ったクッション15とから成
っている。座板14には多数のスリット16を設けてい
る。また、左右両側部の前後両端寄りと中間部との3ヵ
所ずつには、正面視で内向き鉤状の係合爪17を設けて
いる。
【0025】座板14は、座部フレーム1の左右内側部
に設けた左右一対の座受け金具18に取付けられてお
り、この座受け金具18を下方から覆うカバー19の取
付け構造に本願発明を適用している。以下、座受け金具
18とカバー19について、図5以下の図面も参照して
説明する。
【0026】.座受け金具 まず、図5を参照して座受け金具18について説明す
る。図5は斜め上方から見た分離斜視図である。
【0027】座受け金具18は断面下向き開口コ字状に
形成されており、座部フレーム1の左右水平部1aとあ
る程度の間隔を空けた状態で前後方向に延びており、前
後両端部はそれぞれ座部フレーム1の前後水平部1a,
1bに溶接されている。
【0028】また、座受け金具18のうち前後中間部よ
り手前側と奥側とに、座部フレーム1の左右水平部1c
に延びる一対ずつの補強片20を設けており、これら補
強片20を座部フレーム1の左右水平部1cに溶接して
いる。
【0029】補強片20は、座板14の係合爪17と干
渉しないように配置しており、座板14の係合爪17を
座受け金具18の外垂直片18aに係合させている(図
9参照)。座体5は、座受け金具18に取付けた状態で
座板14の前後両端が座部フレーム1の前後水平部1
a,1bの間にきっちり嵌まるように設定している。
【0030】座受け金具18の内側部のうち奥部と中間
部とには、それぞれ爪板状の本体側第1係合部21を横
向きに突設している。また、一対の補強片20の箇所に
は、下向きに段違い状で外向きに延びる本体側第2係合
部22をそれぞれ形成している。更に、座受け金具18
の内側部のうち手前側の部位には、爪状の本体側第3係
合部23を横向きに突設している。
【0031】.カバー 次に、図5に加えて図6〜図11も参照して、カバー1
9について説明する。なお、カバー19はポリプロピレ
ンのような合成樹脂製であり、弾性がある。
【0032】図6(A)(B)は共にカバー19を90
°起こした状態で前方から見た部分斜視図、図7(A)
は分離斜視図、図7(B)はカバー19の一部を(A)
とは反対方向から見た斜視図、図8(A)はカバー19
を取付けた状態での平面図、図8(B)は分離平面図、
図9は図8(A)のIX−IX視断面図、図10は座体5を
表示した状態での図8(A)の X-X視断面図、図11
(A)は図8(A)の XIA-XIA視断面図、図11(B)
は図8(A)の XIB-XIB視断面図である。
【0033】図5や図6に示すように、カバー19は、
座受け金具18を下方から囲うように断面略L字状に形
成されており、図9〜図11に示すように、側板19a
が座受け金具18の外側から重なるように設定してい
る。
【0034】側板19aの付け根部には、本体側第1係
合部21が嵌まる溝穴状のカバー側第1係合部24が形
成されている。この場合、カバー側第1係合部24の前
後巾は本体側第1係合部21の前後横巾よりも長く、カ
バー19をきっちりと取付けた状態で、カバー側第1係
合部24が本体側第1係合部21の後方に延びるように
設定している。
【0035】図5や図7に示すように、カバー19の上
面のうち本体側第2係合部22と対応した部位には、カ
バー19を後方にスライドさせると本体側第2係合部2
2の上面に重なり得るカバー側第2係合部25を設けて
いる。
【0036】カバー側第2係合部25には、本体側第2
係合部22に横方向から当接するストッパー壁26を設
けており、このため、カバー19は横向き抜け不能に保
持される。また、カバー側第2係合部25が本体側第2
係合部22の垂直部22aに当たることによっても、カ
バー19は横向き抜け不能に保持される(すなわち、両
第1係合部21,24は互いに嵌合した状態に保持され
る)。
【0037】本体側第1係合部21とカバー側第1係合
部24とにより、カバー19を上下動不能に保持する第
1係合手段が構成され、本体側第2係合部22とカバー
側第2係合部25とにより、カバー19を左右動不能に
保持する第2係合手段が構成されている。
【0038】図8(B)から容易に理解できるように、
カバー19を手前側にずらした状態では、座受け金具1
8とカバー19の第2係合部22,25が互いに干渉す
ることなく、両第1係合部21,24が互いに嵌合する
ように設定している。
【0039】カバー19における側板19aの付け根部
のうち手前側の部位には、本体側第3係合部23と嵌合
する溝穴状のカバー側第3係合部27を形成している。
この場合、カバー側第3係合部27は本体側第3係合部
23ときっちり嵌まり合う前後幅になっている。
【0040】図12に示すように、座受け金具18にカ
バー19を取付けた状態では、カバー19は座部フレー
ム1の前後水平部1a,1bの間にきっちり嵌まるよう
になっており、カバー19の手前側の端部には、座部フ
レーム1の前水平部1aにきっちり当たってカバー19
を前後動不能に保持する前ストッパー28が設けられて
いる。
【0041】従って、カバー19の前後両端部と座受け
金具18の前後水平部1a,1bとは、請求項に記載し
た第3係合部を兼用している。
【0042】図5や図8〜図11などに示すように、カ
バー19には、座部フレーム1の左右水平部1cに当た
るサイドストッパー29を設けている。サイドストッパ
ー29の先端面は、座部フレーム1の左右水平部1cと
嵌合するように円弧面になっている。また、カバー19
は、座板14の係合爪17との干渉を回避するため、前
後3ヵ所に下向き凹部30を形成している。
【0043】.カバー19の取付け 次に、図5,図8,図13〜図15を参照しつつ、カバ
ー19の取付け方法を説明する。
【0044】カバー19を取り付けるに当たっては、ま
ず、図8(B)のように、カバー19を本来の取付け位
置よりもやや手前側にずらした状態にして、図13に示
すように、カバー側第1係合部24の奥部を本体側第1
係合部21に嵌め込む。
【0045】この状態では、本体側第3係合部23がカ
バー19の側板19aに当たっており、このため、カバ
ー19は、図8(B)に二点鎖線31で示すように、平
面視で座受け金具18に対して若干傾斜している。
【0046】次に、第1係合部21,24を互いに嵌め
合わせた状態で、カバー19を奥方向にスライドさせ
る。すると、図14に示すように、座受け金具18とカ
バー19との第2係合部22,25が互いに嵌まり合
う。
【0047】カバー19を奥方向に押し込む途中では、
本体第3係合部23がカバー19の側板19aに当たっ
ているため、カバー19は平面視で座受け金具18に対
して傾いたままであり、かつ、図12に一点鎖線で示す
ように、カバー19の前ストッパー28が座受け金具1
8における前水平部1aの下側に位置しているため、カ
バー19は平面視及び側面視で撓み変形した状態になっ
ている。
【0048】そして、カバー19をその弾性に抗して奥
方向に押し込み切ると、カバー19が戻り変形して、第
3係合部23,27が互いに嵌合すると共に、カバー1
9の前ストッパー28は座受け金具18における前水平
フレーム1aに密着する(前後水平フレーム1a,1b
の間にカバー19が突っ張り固定される)。
【0049】このように、座受け金具18に取り付けた
後のカバー19は、3種類の係合手段により、上下方向
と左右方向と前後方向とのいずれの方向にもずれ不能の
状態に保持される。従って、どのような方向からの外力
にも強く、カバー19が不測に外れることはない。
【0050】また、マイナスドライバのような細い棒状
の工具を、座部フレーム1の前水平フレーム1aと左右
フレーム1cとのコーナー部の箇所に差し込んで、カバ
ー19の手前側の部位を下方及び内側にこじ移動させる
と、カバー19は図12の実線で示す状態から一点鎖線
で示す状態になると共に第3係合部23,27の嵌合が
解除されるため、カバー19を取り外すことができる。
【0051】本実施形態のように、カバー19に、座部
フレーム1の左右水平部1cと嵌合するサイドストッパ
ー29を設けると、カバー19の安定性と取付け強度を
一層向上できる利点がある。
【0052】本実施形態の場合、第3係合手段として
は、爪板状及び係合穴状の第3係合部23,27を嵌合
させることと、カバー19を前後水平部1a,1bの間
に突っ張らせることとのうち何れか一方だけを採用して
も良い。
【0053】上記の実施形態では、カバー19を奥方向
にスライドさせることによって第2係合部23,27を
係合させたが、各係合部の位置と向きとを逆にすること
により、カバー19を手前側にスライドさせると第3係合
部23,27が互いに係合するように設定してもよい。
【0054】(2).第2実施形態(図16〜図17) 図16及び図17では第2実施形態を示しており、図1
6は側断面図、図17は要部斜視図である。
【0055】この実施形態は、裏カバー33を座板14
に取り付けることに適用しており、裏カバー33の前後
複数箇所(又は前後左右の複数箇所)に、カバー側第1
係合部24とカバー側第2係合部25とが一体化された
状態で形成されている。
【0056】また、座板14にも、カバー側第1係合部
24が載る本体側第1係合部21と、カバー側第1係合
部24及び第2係合部25が左右ずれ不能に嵌まる本体
側第2係合部22とが一体化された状態で形成されてい
る。
【0057】更に、裏カバー33の前端部と座板14の
前端部とには、裏カバー33を奥方向にスライドさせる
と互いに嵌合する爪型の第3係合部23,27を形成し
ている。図17(B)に示すように、座板14とカバー
33とにも、カバー33を奥方向に押し込み切ると左右
方向から嵌合する第3係合部23,27を設けても良
い。
【0058】(3).その他 本発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。
例えばカバーは座体用には限らず、背もたれ用などの他
の部位のカバーにも適用できる。用途によってカバーの
形態を変え得ることは言うまでもない。
【0059】また、各係合部(係合手段)も係合穴と係
合爪の組合せや、係合爪同士の組合せに限らず、他の様
々の機構を採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る椅子の斜視図である。
【図2】椅子の分離斜視図である。
【図3】一部破断平面図である。
【図4】図3のIV−IV視分離断面図である。
【図5】座受け金具とカバーとの分離斜視図である。
【図6】カバーの部分斜視図である。
【図7】 (A)は座受け金具とカバーとの部分的な分離斜
視図、 (B)はカバーの部分的な斜視図である。
【図8】 (A)はカバーを取付けた状態の平面図、 (B)は
分離平面図である。
【図9】図8(A)のIX−IX視断面図である。
【図10】座体を表示した状態での図8(A)の X-X視断面図
である。
【図11】 (A)は図8(A)の XIA-XIA視断面図、 (B)は図8
(A)の XIB-XIB視断面図である。
【図12】図8(A)の XII-XII視断面図である。
【図13】取付けの手順を示す図である。
【図14】取付けの手順を示す図である。
【図15】取付けの手順を示す図である。
【図16】第2実施形態の側断面図である。
【図17】第2実施形態の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 座部フレーム 1a,1b 座部フレームの前後水平部 5 座体 6 背もたれ 18 座受け金具 19 カバー 21 本体側第1係合部 22 本体側第2係合部 23 本体側第3係合部 24 カバー側第1係合部 25 カバー側第2係合部 27 カバー側第3係合部 28 前ストッパー 29 サイドストッパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子の本体を部分的にカバーで塞いでいる
    椅子において、 前記本体とカバーとは、カバーがその厚さ方向に外れる
    ことを阻止する第1係合部と、前記第1係合部が互いに
    係合した状態を保持する第2係合部と、第2係合部が互
    いに係合した状態を保持する第3係合部とをそれぞれ備
    えており、 第1係合部が互いに係合するようにカバーを移動させる
    方向と、第2係合部が互いに係合するようにカバーを移
    動させる方向とを互いに異ならせており、カバーをその
    弾性に抗して移動させることによって第2係合部を互い
    に係合させ切ると、カバーの弾性復元力によって本体と
    カバーとの第3係合部が互いに係合するように設定して
    いる、椅子におけるカバーの取付け構造。
  2. 【請求項2】前記本体は、平面視でほぼ四角形の座部フ
    レームと、座部フレームに上方から重なる座体と、座体
    を取付けるために座部フレームの左右内側部にそれぞれ
    設けた前後長手の座受け金具とを備えている一方、前記
    カバーは、前記座受け金具を下方から覆うものであっ
    て、前記座受け金具とカバーとに、 カバーを座部フレームの内側から左右外側に向けて水平
    方向に移動させると互いに係合する第1係合部と、 第1係合部が互いに係合した状態でカバーを奥方向又は
    手前方向に水平移動させると互いに係合する第2係合部
    と、 第1係合部と第2係合部とを互いに係合させた状態でカ
    バーを弾性変形させつつ前後方向に移動させ切るとカバ
    ーの戻り変形によって互いに係合する第3係合部とをそ
    れぞれ設けている、請求項1に記載した椅子におけるカ
    バーの取付け構造。
  3. 【請求項3】前記カバーを、前記第2係合部を互いに係
    合させ切ると当該カバーが座部フレームにおける前後水
    平部の間にきっちりと嵌まる長さに設定することによ
    り、カバーの前後両端と座部フレームとを前記第3係合
    部に兼用している、請求項2に記載した椅子におけるカ
    バーの取付け構造。
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