JP2002135110A - 機能変更装置 - Google Patents

機能変更装置

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JP2002135110A
JP2002135110A JP2000319652A JP2000319652A JP2002135110A JP 2002135110 A JP2002135110 A JP 2002135110A JP 2000319652 A JP2000319652 A JP 2000319652A JP 2000319652 A JP2000319652 A JP 2000319652A JP 2002135110 A JP2002135110 A JP 2002135110A
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unit
data
programmable
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external data
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JP2000319652A
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English (en)
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Hidetoshi Kukida
英俊 久木田
Takashi Tsurumi
隆 鶴見
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能変更装置の回収や保守員の派遣を行うこ
となく、機能変更装置のプログラマブルユニットの回路
データを変更する。 【解決手段】 本発明の機能変更装置は、回路の構成を
変更するための回路データを変更することにより回路の
機能が変更可能なプログラマブルユニットと、回路デー
タとして用いることが可能な外部データを備える外部シ
ステムから外部データを受信する通信ユニットと、受信
した外部データをプログラマブルユニットに書き込む制
御ユニットとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路の構成を回路
データの書き換えにより変更することによって回路の機
能を変更できるFPGA(Flexible Programmable Gate
Array)やPLD(Programmable Logic Device)等の
プログラマブル回路を備えるプログラマブルユニットの
機能を変更する機能変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば通信機能を有する装置
や演算機能を有する装置では、装置の出荷後にそれらの
機能を改良する必要が生じ得ることから、機能の変更を
容易に行うことができるように、FPGAやPLD等の
プログラマブル回路からなるプログラマブルユニットが
広く用いられている。プログラマブルユニットの機能
は、プログラマブルユニットに書き込まれる回路データ
により特定される。従って、プログラマブルユニットの
機能を変更するためには、回路データを変更する必要が
ある。
【0003】回路データは、当初、機能変更装置の製造
過程において、例えば、回路データを書き込むための専
用治具を用いて機能変更装置の外部からプログラマブル
ユニットへロードしたり、機能変更装置に、外部データ
が書き込まれた記憶ユニットを取り付け、この記憶ユニ
ットからプログラマブルユニットへロードしたりするこ
とによりプログラマブルユニットに書き込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機能変
更装置が出荷された後には、製造時の回路データを改版
後の回路データに置き換えることは、機能変更装置を工
場や修理場へ回収し、製造過程での方法と同様な方法に
よりプログラマブルユニットに書き込んだり、あるい
は、機能変更装置が設置された場所まで保守員が赴き、
改版後の回路データが書き込まれたプログラマブルユニ
ットを、出荷段階のプログラマブルユニットと交換した
りすることにより行われていた。このように、機能変更
装置の回収や保守員の派遣等が必要なことから、回路デ
ータの変更を安価に行うことができないという問題があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の機能変更装置は、回路の構成を変更する
ための回路データを変更することにより回路の機能が変
更可能なプログラマブルユニットと、回路データとして
用いることが可能な外部データを備える外部システムか
ら外部データを受信する通信ユニットと、受信した外部
データをプログラマブルユニットに書き込む制御ユニッ
トとを含む。
【0006】通信ユニットが、外部データを受信し、制
御ユニットが、その受信した外部データをプログラマブ
ルユニットに書き込むことにより、プログラマブルユニ
ットの回路データが変更される。これにより、従来の機
能変更装置と異なり、回路データを変更するために機能
変更装置の回収や保守員の派遣を行う必要がないことか
ら、従来の機能変更装置に比して回路データの変更を安
価に行うことが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。実施の形態として、具体例1〜6の機能変更装置
を挙げる。 〈具体例1〉図1は、具体例1の機能変更装置の構成を
示す図である。機能変更装置1は、機能の一部として、
例えば、通信機能や演算機能を有しており、これらの機
能は、回路データにより特定される。機能変更装置1
は、また、外部システム100から、回路データとして
利用すべき改版されたデータ(以下、「外部データ」と
いう。)を提供される。機能変更装置1と外部システム
100とは、互いに離れて設置される。例えば、機能変
更装置1は、顧客の会社に設置され、外部システム10
0は、機能変更装置1を製造・販売する会社に設置され
る。従って、外部システム100から機能変更装置1へ
の外部データの提供は、比較的長距離の通信により行わ
れる。
【0008】このような機能変更装置1は、主に、通信
ユニット10、記憶ユニット20、処理ユニット30、
制御ユニット40、及びプログラマブルユニット50か
ら構成される。通信ユニット10は、外部システム10
0から外部データをダウンロードすべく、外部システム
100によって特定される物理インタフェースや論理イ
ンタフェースに従って外部システム100と通信を行
う。
【0009】記憶ユニット20は、書き込まれているデ
ータが電源のオフによっても消去されない不揮発性記憶
素子、例えば、フラッシュメモリやEEPROMから構
成され、機能変更装置1の製造段階の回路データまた
は、機能変更装置1の出荷後に通信ユニット10がダウ
ンロードした外部データを書き込むために用いられる。
記憶ユニット20に書き込まれた回路データまたは外部
データは、プログラマブルユニット50が揮発性である
ことから、電源のオフによりプログラマブルユニット5
0に書き込まれた回路データが消去されたときに、記憶
ユニット20に書き込まれている回路データまたは外部
データをプログラマブルユニット50に書き込むために
用いられる。
【0010】処理ユニット30は、例えば、CPU(Ce
ntral Processing Unit)から構成され、電源のオフか
らオンへの切り換えを検出したり、通信ユニット10が
ダウンロードした外部データを記憶ユニット20に書き
込んだり、その外部データを制御ユニット40に転送し
たり、あるいは、記憶ユニット20に記憶された回路デ
ータまたは外部データを制御ユニット40に転送したり
する。
【0011】制御ユニット40は、通信ユニット10が
ダウンロードした外部データまたは記憶ユニット20に
書き込まれている回路データまたは外部データを、プロ
グラマブルユニット50にデータを書き込むための仕様
に従って、プログラマブルユニット50に書き込む。そ
のような書き込みを行うべく、制御ユニット40は、イ
ンタフェース部40A、書込制御部40B、変換部40
Cを有する。
【0012】インタフェース部40Aは、処理ユニット
30との間でデータの書き込みのための信号をやり取り
する。書込制御部40Bは、プログラマブルユニット5
0へのデータの書き込みに必要な書込制御信号を出力す
る共に、変換部40Cにデータの書き込みに必要なタイ
ミング信号を出力する。変換部40Cは、書込制御部4
0Bから与えられるタイミング信号に従って、データを
変換した後、変換後のデータ(以下、「変換データ」と
いう。)をプログラマブルユニット50へ出力する。
【0013】プログラマブルユニット50は、電源のオ
フにより回路データが消去される揮発性回路50Aから
構成されており、制御ユニット40から与えられる書込
制御信号及び変換データによって、変換データを書き込
まれる。これにより、記憶ユニット20に記憶された外
部データまたはダウンロードされた外部データは、プロ
グラマブルユニット50に書き込まれる。プログラマブ
ルユニット50は、プログラマブルユニット50に書き
込まれるべきデータの大きさを予め知得していることか
ら、その大きさと実際に書き込まれたデータの大きさを
比較することにより、書き込まれるべきデータが全て書
き込まれたか否かを判断する。
【0014】具体例1の機能変更装置の動作は、電源が
投入されたときに行うデータの書き込みと、外部システ
ム100から外部データをダウンロードしたときに行う
外部データの書き込みとに大別される。前者の動作を説
明した後に、後者の動作を説明する。図2は、具体例1
の電源投入時の動作を示すフローチャートである。以
下、このフローチャートに沿って動作を説明する。
【0015】ステップS100:処理ユニット30は、
機能変更装置1に電源が投入されたことを検出すると、
データの読み出しを要求する読出要求信号を記憶ユニッ
ト20へ出力する。 ステップS110:読出要求信号を受けると、記憶ユニ
ット20は、記憶ユニット20に書き込まれているデー
タ、及び該データの読み出しを制御するための読出制御
信号を処理ユニット30へ出力する。
【0016】ステップS120:記憶ユニット20から
データ及び読出制御信号を受けると、処理ユニット30
は、データをプログラマブルユニット50に書き込むこ
とを制御ユニット40に要求する書込要求信号、及びデ
ータを制御ユニット40へ出力する。書込要求信号は、
制御ユニット40内のインタフェース部40Aに入力さ
れ、データは、制御ユニット40内の変換部40Cに入
力される。
【0017】ステップS130:処理ユニット30から
書込要求信号を受信すると、インタフェース部40A
は、書込制御部40Bを起動するための書込起動信号を
書込制御部40Bへ出力する。 ステップS140:インタフェース部40Aから書込起
動信号を受信すると、書込制御部40Bは、データをプ
ログラマブルユニット50に書き込むための書込制御信
号、及び変換部40Cがデータをプログラマブルユニッ
ト50の仕様に一致するフォーマットに変換するための
タイミング信号を生成し、書込制御信号をプログラマブ
ルユニット50へ出力すると共に、タイミング信号を変
換部40Cへ出力する。
【0018】ステップS150:変換部40Cは、処理
ユニット30からデータを受け取り、かつ書込制御部4
0Bからタイミング信号を受信すると、タイミング信号
に同期してデータを変換し、変換データをプログラマブ
ルユニット50へ出力する。書込制御部40Bから与え
られる書込制御信号及び変換部40Cから与えられる変
換データにより、プログラマブルユニット50にデータ
が書き込まれる。
【0019】ステップS160:プログラマブルユニッ
ト50は、データが全てプログラマブルユニット50に
書き込まれたと判断すると、書き込みの終了を示す書込
終了信号を書込制御部40Bへ出力する。プログラマブ
ルユニット50から書込終了信号を受信すると、書込制
御部40Bは、書き込みの完了を示す書込完了信号をイ
ンタフェース部40Aへ出力する。書込制御部40Bか
ら書込完了信号を受信すると、インタフェース部40A
は、書き込みの完了を示す完了信号を処理ユニット30
へ出力する。処理ユニット30がインタフェース部40
Aから完了信号を受信することにより、電源の投入時に
おけるプログラマブルユニット50へデータの書き込み
動作は、全て終了する。
【0020】図3は、具体例1のダウンロード時の動作
を示すフローチャートである。以下、このフローチャー
トに沿って動作を説明する。 ステップS200:通信ユニット10は、外部データを
ダウンロードすべきとの要求を外部システム100から
受信すると、その旨を処理ユニット30に通知する。こ
の通知を受けると、処理ユニット30は、外部データの
書き込みのための準備を要求する書込準備信号を記憶ユ
ニット20に出力する。 ステップS210:処理ユニット30は、外部システム
100から外部データをダウンロードしつつ、その外部
データを記憶ユニット20に書き込む。
【0021】ステップS220:記憶ユニット20への
外部データの書き込みを完了すると、上述した電源投入
時の書込動作と同様にして、処理ユニット30は、読出
要求信号を記憶ユニット20へ出力する。以後、上述し
た書込動作(ステップS110〜S150)と同様な手
順を経ることにより、記憶ユニット20に書き込まれた
外部データがプログラマブルユニット50に書き込まれ
る。 ステップS230:プログラマブルユニット50への外
部データの書き込みが完了すると、処理ユニット30
は、書き込みの完了に関する上述の動作(ステップS1
60)と同様にして、外部データの書き込みの完了を知
得した後に、その旨を示す完了通知信号を通信ユニット
10を介して外部システム100へ送出する。これによ
り、外部システム100からプログラマブルユニット5
0への外部データの書き込みが完了する。
【0022】上述したように、具体例1の機能変更装置
によれば、通信ユニット10が、外部システム100と
通信を行うことにより、プログラマブルユニット50の
回路データとして利用すべき外部データを受信し、制御
ユニット40が、プログラマブルユニット50の書き込
みの仕様に従ってこの外部データをプログラマブルユニ
ット50に書き込む。従って、従来の機能変更装置と異
なり、改版されたデータを書き込むために機能変更装置
を回収したり保守員を派遣したりする必要が無いことか
ら、回路データの変更を従来に比して安価に行うことが
可能になる。
【0023】〈具体例2〉図4は、具体例2の機能変更
装置の構成を示す図である。同図に示されるように、こ
の機能変更装置2の構成は、具体例1の機能変更装置1
の構成と概ね同一である。通信ユニット10によりダウ
ンロードされた外部データを記憶ユニット20に書き込
んだ後に、記憶ユニット20に書き込まれた外部データ
をプログラマブルユニット50に書き込む具体例1の機
能変更装置1と異なり、この機能変更装置2は、通信ユ
ニット10によりダウンロードされた外部データを記憶
ユニット20及びプログラマブルユニット50に同時に
書き込む。このような書き込みを行うべく、処理ユニッ
ト30は、外部データを記憶ユニット20及び制御ユニ
ット40に同時に出力し、また、制御ユニット40は、
記憶ユニット20を制御する記憶ユニット制御部40D
を有する。以下、機能変更装置2の動作を、具体例1の
動作の説明と同様に、電源の投入時の書込動作及びダウ
ンロード時の動作に分けて説明する。
【0024】図5は、具体例2の電源投入時の動作を示
すフローチャートである。以下、このフローチャートに
沿って動作を説明する。 ステップS300:機能変更装置2に電源が投入された
ことを検出すると、処理ユニット30は、制御ユニット
40を起動すべく書込要求信号をインタフェース部40
Aへ出力する。 ステップS310:書込要求信号を受信すると、インタ
フェース部40Aは、記憶ユニット制御部40Dを起動
するための読出始動信号を記憶ユニット制御部40Dへ
出力すると共に、書込制御部40Bを起動するための書
込起動信号を書込制御部40Bへ出力する。記憶ユニッ
ト制御部40Dは、インタフェース部40Aから読出始
動信号を受信すると、記憶ユニット20にデータの読み
出しを要求する読出要求信号を出力する。
【0025】ステップS320:記憶ユニット制御部4
0Dから読出要求信号を受けると、記憶ユニット20
は、記憶ユニット20に書き込まれているデータを出力
する。 ステップS330:書込制御部40Bは、インタフェー
ス部40Aから書込起動信号を受けると、具体例1のス
テップS140と同様に、書込制御信号及びタイミング
信号を生成し、書込制御信号をプログラマブルユニット
50へ出力すると共に、タイミング信号を変換部40C
へ出力する。
【0026】ステップS340:変換部40Cは、記憶
ユニット20から出力されるデータを、具体例1と同様
に、タイミング信号に基づいて変換することにより変換
データを生成し、その変換データをプログラマブルユニ
ット50へ出力する。このようにして、具体例1のステ
ップS150と同様に、変換データ及び書込制御信号に
よりプログラマブルユニット50は、回路データを書き
込まれる。 ステップS350:データの書き込みが完了すると、処
理ユニット30は、具体例1のステップS160と同様
にして、データの書き込みの完了を知得する。
【0027】図6は、具体例2のダウンロード時の動作
を示すフローチャートである。以下、このフローチャー
トに沿って動作を説明する。 ステップS400:外部システム100からのダウンロ
ードの要求に応答して、処理ユニット30は、外部デー
タの書き込みの準備を要求する書込準備信号をインタフ
ェース部40Aへ出力する。 ステップS410:書込準備信号を受けると、インタフ
ェース部40Aは、書込起動信号を書込制御部40Bへ
出力すると共に、書込始動信号を記憶ユニット制御部4
0Dへ出力する。書込始動信号を受信すると、記憶ユニ
ット制御部40Dは、書込要求信号により記憶ユニット
20を起動する。これにより、記憶ユニット20は、外
部データの書き込みの準備を行う。
【0028】ステップS420:インタフェース部40
Aから書込起動信号を受信すると、書込制御部40B
は、書込制御信号及びタイミング信号の生成を開始す
る。 ステップS430:記憶ユニット20及び制御ユニット
40の書込準備が完了すると、処理ユニット30は、外
部データをダウンロードしつつ、ダウンロードした外部
データを記憶ユニット20及び制御ユニット40へ出力
する。
【0029】ステップS440:処理ユニット30から
外部データが出力されることにより、記憶ユニット20
には外部データが書き込まれる。また、制御ユニット4
0は、処理ユニット30から出力される外部データを、
プログラマブルユニット50に書き込む。記憶ユニット
20への書き込み、及びプログラマブルユニット50へ
の書き込みの動作は、具体例1での書き込みのそれと同
様である。
【0030】ステップS450:プログラマブルユニッ
ト50への外部データの書き込みが完了すると、具体例
1の動作と同様にして、処理ユニット30は、制御ユニ
ット40から完了信号を受信する。一方で、処理ユニッ
ト30は、ダウンロードした外部データの全てを出力す
ることにより、記憶ユニット20への外部データの書き
込みが完了したと判断する。これらの受信及び判断に従
って、処理ユニット30は、ダウンロードした外部デー
タの書き込みが完了した旨を示す完了通知信号を通信ユ
ニット10を介して、外部システム100へ送出する。
これにより、ダウンロードの全ての動作が終了する。
【0031】上述したように、具体例2の機能変更装置
2によれば、処理ユニット30及び制御ユニット40
が、ダウンロードした外部データを記憶ユニット20及
びプログラマブルユニット50に同時に書き込むことか
ら、具体例1の機能変更装置1に比べて、外部データの
書き込みを短時間で行うことが可能になる。
【0032】〈具体例3〉図7は、具体例3の機能変更
装置の構成を示す図である。具体例3の機能変更装置3
では、具体例1の機能変更装置1と異なり、プログラマ
ブルユニット50は、書き込まれているデータが電源の
オフにより消去されない不揮発性回路50Bを有する。
また、プログラマブルユニット50が不揮発性回路50
Bを有し、これにより、電源のオフからオンへの切り換
え時にプログラマブルユニット50にデータを書き込む
必要が無いことから、記憶ユニット20が設けられてい
ない。即ち、具体例3の機能変更装置3は、外部データ
のダウンロード時の動作のみを行う。
【0033】図8は、具体例3のダウンロード時の動作
を示すフローチャートである。以下、このフローチャー
トに沿って動作を説明する。 ステップS500:処理ユニット30は、外部システム
100から外部データをダウンロードすべきことを要求
されると、制御ユニット40に外部データの書き込みの
準備をすべきことを要求する書込準備信号を出力する。
書込準備信号を受けると、制御ユニット40は起動す
る。
【0034】ステップS510:処理ユニット30は、
外部システム100から外部データをダウンロードする
と、その外部データを制御ユニット40へ出力する。外
部データを受け取ると、制御ユニット40は、上述した
具体例1、2と同様にして、その外部データをプログラ
マブルユニット50に書き込む。 ステップS520:処理ユニット30は、上述した具体
例1、2と同様にして、プログラマブルユニット50へ
の外部データの書き込みの完了を知得すると、その旨を
示す完了通知信号を外部システム100へ送出する。
【0035】上述したように、具体例3の機能変更装置
3によれば、通信ユニット10が外部データを外部シス
テム100からダウンロードし、制御ユニット40が、
その外部データを不揮発性回路50Bからなるプログラ
マブルユニット50に書き込むことから、具体例1、2
の機能変更装置1、2と同様に、プログラマブルユニッ
ト50のデータの変更を従来に比して安価に行うことが
可能になる。
【0036】〈具体例4〉図9は、具体例4の機能変更
装置の構成を示す図である。同図と図1との比較から明
らかなように、この機能変更装置4では、具体例1の機
能変更装置1と異なり、プログラマブルユニット50
は、複数の揮発性プログラマブル回路50S、50T、
及び50Uを有する。揮発性プログラマブル回路50
S、50T、50Uは、それぞれ回路データによって変
更可能な機能を有する。従って、それらの機能は、互い
に同一になることもあり、また互いに相違することもあ
る。
【0037】具体例4の機能変更装置4の動作は、具体
例1の機能変更装置1の動作と概ね同様である。以下、
具体例4の特徴的な動作のみを説明する。具体例1のダ
ウンロード時の動作を示す図3のステップS200で、
より正確には、ステップS200における図2のステッ
プS120に相当するステップで、処理ユニット30
は、外部データを揮発性プログラマブル回路50S、5
0T、50Uのいずれに書き込むかを示す回路特定信号
を制御ユニット40へ出力する。制御ユニット40は、
回路特定信号を受信すると、回路特定信号により特定さ
れる揮発性プログラマブル回路のみに、書込制御信号や
変換データを出力する。これにより、揮発性プログラマ
ブル回路50S、50T、50Uのうち回路特定信号に
より特定される揮発性プログラマブル回路のみに外部デ
ータが書き込まれる。
【0038】上述したように、具体例4の機能変更装置
4によれば、プログラマブルユニット50は、複数の揮
発性プログラマブル回路50S、50T、50Uを有
し、処理ユニット30は、それらの揮発性プログラマブ
ル回路50S、50T、50Uのいずれに外部データを
書き込むべきかを示す回路特定信号を制御ユニット40
に与えることから、外部データを揮発性プログラマブル
回路50S、50T、50Uのいずれにも書き込むこと
が可能になる。この結果、揮発性プログラマブル回路5
0S、50T、50Uの数と同数の処理ユニット30や
制御ユニット40を設けることなく、揮発性プログラマ
ブル回路50S、50T、50Uの回路データを変更す
ることが可能になる。
【0039】〈具体例5〉図10は、具体例5の機能変
更装置の構成を示す図である。具体例5の機能変更装置
5は、具体例2の機能変更装置2と比較すると、処理ユ
ニット30を備えず、代わりに電源監視ユニット60を
備え、また、制御ユニット40は、さらにインタフェー
ス処理部40Eを有する。
【0040】電源監視ユニット60は、電源のオフから
オンへの切り換えを検出することにより、制御ユニット
40を起動する。インタフェース処理部40Eは、通信
ユニット10から外部データを受け取ったり、通信ユニ
ット10へ外部データの書き込みの完了を示す完了通知
信号を送出したりする。その他のユニットは、具体例1
のそれらと同様である。以下、電源投入時及びダウンロ
ード時における電源監視ユニット60及びインタフェー
ス処理部40Eの動作について主に説明する。
【0041】まず、電源投入時の動作について説明す
る。図5のステップS300で、電源が投入されると、
電源監視ユニット60は、その投入を検出し、インタフ
ェース部40Aを起動するための書込要求信号をインタ
フェース部40Aへ出力する。同図のステップS310
で、書込要求信号を受けると、インタフェース部40A
は、書込始動信号を記憶ユニット制御部40Dへ出力
し、また、書込起動信号を書込制御部40Bへ出力す
る。
【0042】同図のステップS320で、書込始動信号
を受け取ると、記憶ユニット制御部40Dは、記憶ユニ
ット20を起動するための書込要求信号を記憶ユニット
20へ出力する。記憶ユニット20は、書込要求信号に
従って、記憶ユニット20に書き込まれている回路デー
タを変換部40Cへ出力する。以下、同図のステップS
330〜S350と同様な手順を経ることにより、外部
データがプログラマブルユニット50に書き込まれる。
【0043】次に、ダウンロード時の動作について説明
する。図6のステップS400で、外部データをダウン
ロードすべきことを外部システム100から要求される
と、通信ユニット10は、外部システム100から外部
データをダウンロードする。通信ユニット10は、ダウ
ンロードした外部データをインタフェース処理部40E
へ出力する。さらに、インタフェース処理部40Eは、
その外部データを変換部40Cへ出力する。インタフェ
ース処理部40Eは、また、書込制御部40Bを起動す
るための書込起動信号を書込制御部40Bへ出力すると
共に、記憶ユニット制御部40Dを起動するための書込
始動信号を記憶ユニット制御部40Dへ出力する。以
下、図6のステップS410〜S450と同様な手順を
経ることにより、外部データが記憶ユニット20及びプ
ログラマブルユニット50に書き込まれ、完了通知信号
が外部システム100に送出される。
【0044】上述したように、具体例5の機能変更装置
5によれば、インタフェース処理部40Eが、CPU等
から構成される処理ユニット30と同様に動作すること
から、処理ユニット30を備えることなく、具体例2の
機能変更装置2と同様に、外部システム100からダウ
ンロードされた外部データを記憶ユニット20及びプロ
グラマブルユニット50に書き込むことが可能になる。
また、電源監視ユニット60が電源のオフからオンへの
切り換えを検出することにより制御ユニット40を起動
することから、処理ユニット30を備えることなく、具
体例2の機能変更装置2と同様に、電源の投入時に記憶
ユニット20からプログラマブルユニット50への外部
データの書き込みを行うことが可能になる。
【0045】〈具体例6〉図11は、具体例6の機能変
更装置の構成を示す図である。同図に示されるように、
この機能変更装置6では、具体例3の機能変更装置3と
同様に、プログラマブルユニット50が不揮発性回路5
0Bを有し、かつ具体例5の機能変更装置5と同様に処
理ユニット30が設けられていない。従って、機能変更
装置6は、電源投入時の動作を行わず、ダウンロード時
の動作のみを行う。以下、ダウンロード時の動作につい
て説明する。
【0046】図8のステップS500で、外部システム
100から外部データのダウンロードの要求を、通信ユ
ニット10を介して受け取ると、インタフェース処理部
40Eは、書込制御部40Bを起動するための書込起動
信号を書込制御部40Bへ出力する。
【0047】通信ユニット10は、外部システム100
から外部データをダウンロードする。通信ユニット10
は、さらに、ダウンロードした外部データをインタフェ
ース処理部40Eへ出力し、インタフェース処理部40
Eは、その外部データを変換部40Cへ出力する。以
下、具体例3の手順と同様な手順を経ることにより、外
部データをプログラマブルユニット50に書き込む。
【0048】上述したように、具体例6の機能変更装置
によれば、インタフェース処理部40Eが、CPU等か
ら構成される処理ユニット30と同様に機能することか
ら、処理ユニット30を備えることなく、具体例5の機
能変更装置5と同様に、外部データをプログラマブルユ
ニット50に書き込むことが可能になる。
【0049】上述した具体例1〜6において、外部シス
テム100としては、有線システム、無線システム、赤
外線システム等が考えられる。外部システムがいずれの
システムであるかを問わず、通信ユニット10は、その
システムと通信を行うための通信回路を有する必要があ
る。例えば、外部システム100が有線システムである
ときには、通信ユニット10は、その有線システムの物
理インタフェースや論理インタフェースで通信を行う通
信回路を有する必要がある。上記のいずれの具体例で
も、通信ユニット10がこのような通信回路を有するこ
とにより、外部データのダウンロードを行うことが可能
になる。
【0050】
【発明の効果】本発明の機能変更装置によれば、通信ユ
ニットが、プログラマブルユニットの回路を変更するた
めの回路データとして用いることが可能な外部データを
外部システムから受信し、制御ユニットが、この受信し
た外部データをプログラマブルユニットに書き込む。従
って、プログラマブルユニットの回路データの変更を、
機能変更装置の回収や保守員の派遣が必要であった従来
の機能変更装置に比して安価に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の機能変更装置の構成を示す図であ
る。
【図2】具体例1の電源投入時の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】具体例1のダウンロード時の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】具体例2の機能変更装置の構成を示す図であ
る。
【図5】具体例2の電源投入時の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】具体例2のダウンロード時の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】具体例3の機能変更装置の構成を示す図であ
る。
【図8】具体例3のダウンロード時の動作を示すフロー
チャートである。
【図9】具体例4の機能変更装置の構成を示す図であ
る。
【図10】具体例5の機能変更装置の構成を示す図であ
る。
【図11】具体例6の機能変更装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 機能変更装置 10 通信ユニット 20 記憶ユニット 30 処理ユニット 40 制御ユニット 50 プログラマブルユニット 100 外部システム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路の構成を変更するための回路データ
    を変更することにより回路の機能が変更可能なプログラ
    マブルユニットと、 前記回路データとして用いることが可能な外部データを
    備える外部システムから該外部データを受信する通信ユ
    ニットと、 前記受信した外部データを前記プログラマブルユニット
    に書き込む制御ユニットとを含むことを特徴とする機能
    変更装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の機能変更装置であって、 前記プログラマブルユニットは、電源のオフにより前記
    回路データが消去される揮発性回路を備え、 前記機能変更装置は、さらに、前記受信した外部データ
    を書き込むための記憶ユニットと、 前記制御ユニットに、前記記憶ユニットに書き込まれた
    外部データを前記プログラマブルユニットに書き込ませ
    る処理ユニットとを含むことを特徴とする機能変更装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の機能変更装置であって、 前記処理ユニットは、前記受信した外部データを前記記
    憶ユニットに書き込んだ後に、前記制御ユニットに、該
    記憶ユニットに書き込まれた外部データを前記プログラ
    マブルユニットに書き込ませることを特徴とする機能変
    更装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の機能変更装置であって、 前記処理ユニットは、前記受信した外部データを前記記
    憶ユニットに書き込むこと、及び、前記制御ユニット
    に、前記受信した外部データを前記プログラマブルユニ
    ットに書き込ませることを同時に行うことを特徴とする
    機能変更装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の機能変更装置であって、 前記処理ユニットは、前記電源のオフからオンへの切り
    換えを検出することにより、前記制御ユニットに、前記
    記憶ユニットに書き込まれている外部データを前記プロ
    グラマブルユニットに書き込ませることを特徴とする機
    能変更装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の機能変更装置であって、 前記プログラマブルユニットは、互いに独立して前記制
    御ユニットによって前記外部データを書き込まれること
    が可能な複数のプログラマブル回路を備えることを特徴
    とする機能変更装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の機能変更装置であって、 前記外部システムは、有線通信システム、無線通信シス
    テム、及び赤外線通信システムのうちのいずれかの通信
    システムを備え、 前記通信ユニットは、前記通信システムと通信する通信
    回路を備えることを特徴とする機能変更装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018132830A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 LeapMind株式会社 ニューラルネットワーク構築方法、ニューラルネットワーク装置及びニューラルネットワーク装置更新方法

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