JP2002134768A - 太陽電池モジュール及びその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール及びその製造方法

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JP2002134768A
JP2002134768A JP2000329633A JP2000329633A JP2002134768A JP 2002134768 A JP2002134768 A JP 2002134768A JP 2000329633 A JP2000329633 A JP 2000329633A JP 2000329633 A JP2000329633 A JP 2000329633A JP 2002134768 A JP2002134768 A JP 2002134768A
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sealing material
film
material film
solar cell
back surface
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JP2000329633A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsui
宏史 松居
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、長期信頼性、生産性に優れた太陽電
池モジュールを提供する。 【解決手段】 透光性基板101、表面封止材膜10
2、光起電力素子103、裏面被覆材105(裏面封止
材膜106と裏面保護膜107の貼り合わせフィルム)
からなり、該封止材膜102、106としてエチレン酢
酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有量:20〜26wt
%、MFR0.8g〜4g/10min)シートを用
い、その表面に当該シート全厚みの10〜50%の凹凸
構造を形成し、裏面保護膜203として、エチレン−4
弗化エチレン共重合体シートとポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを複数層積層して接着一体化した複合フィ
ルムを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池モジュー
ル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の太陽電池モジュールは、通常、強化ガラス上に、表面
封止材膜としてエチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)シートを載せ、この上にリード線で接続された複数
の光起電力素子を並べ、この上に裏面封止材膜としてE
VAシートを載せ、この上に裏面保護膜(例えばフッ素
フィルム/金属箔/フッ素フィルムの複合シート)を載
せた後、二重真空室ラミネート装置で、全体を加熱加圧
することにより製造される。
【0003】ところが、この従来の太陽電池モジュール
では、加熱加圧の際にEVA樹脂が溶融してガラス端部
からはみ出したり、また、裏面封止材膜が位置ずれを起
こしてガラス端部からはみ出すため、このはみ出したE
VA樹脂や裏面保護膜(以下、バリと称する)を切り取
る工程が必要となり、稼働率や生産性の向上を引き下げ
る要因となっていた。
【0004】上述の問題を解決する手段として、特開平
6−177412号公報に示されているように、メルト
フローレートが14g/10min以下の低流動性EV
Aを使用する方法が知られている。この公報に示される
実施例を簡単に説明すると、ガラス上に、表裏からメル
トフローレートが14g/10min以下のEVAシー
トで挟み込んだシリコン光起電力素子を置き、その上に
弗化ビニル(PVF)/アルミ箔/弗化ビニル(PV
F)の複合シートを置いて、全体を加熱圧着する。EV
Aの流動性が低いために、全体を一体に加熱圧着した際
にガラスの周縁端部からEVAが流れ出さないというも
のである。
【0005】しかしながら、この公報の実施例では、低
流動性のEVA樹脂を用いることにより、EVAのバリ
取りが不要であることのみが示されているだけで、具体
的なEVAシートや裏面保護膜の裁断寸法の適用例、セ
ル割れ、気泡残り等の外観、太陽電池セル/裏面フィル
ム/アルミ枠間の電気的絶縁性に関する評価結果が示さ
れていない。低流動かつ硬いEVA樹脂を用いると、加
熱加圧時にセルが割れる可能性がある。また、充分に脱
気・加圧を行なわなければ気泡が残る可能性があり、一
方、脱気時間、加圧時間を充分に取るとラミネート時間
が延びて生産効率が悪くなる。
【0006】また、従来の太陽電池モジュールは、前記
公報の実施例に示されるように、裏面保護膜として、弗
化ビニル(PVF)/アルミ箔/弗化ビニル(PVF)
のような、耐防湿性を向上すべく金属箔を有機化合物樹
脂で挟みこんだ複合フィルムを使用した。
【0007】しかしながら、金属箔入り裏面保護膜は材
料コストが高く、太陽電池モジュールのコストを引き上
げる要因となるばかりか、加熱加圧時に、金属箔に電流
がリークする可能性がある。また、裏面保護膜は加熱加
圧時に位置ずれを起こし易く、ガラスの周縁端部からは
み出した状態でバリ取り作業を行なわなければ、金属箔
が後工程で取り付けることになるアルミ枠と接触して絶
縁不良を起こす可能性がある。
【0008】本発明は上述の問題に鑑みてなされたもの
であり、金属箔入り裏面保護膜を用いずとも防湿性、耐
光性、耐熱性、耐水性等の諸堅牢性に優れ、且つ、低流
動かつ硬い樹脂を用いてもセル割れが無く、気泡残りを
防止しながらラミネート時間を短縮でき、さらに加熱圧
着後のバリ取り作業をしない点で生産性に優れた太陽電
池モジュール及びその製造方法を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、透光性基板、表面封止材
膜、光起電力素子、裏面封止材膜、および裏面保護膜を
積層した太陽電池モジュールにおいて、前記表面封止材
膜及び裏面封止材膜がエチレン−酢酸ビニル共重合体シ
ートであり、該エチレン−酢酸ビニル共重合体シートの
酢酸ビニル含有量が20〜26重量%、メルトフローレ
ートが0.8〜4g/10minであることを特徴とし
ている。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、前記表面
封止材膜及び裏面封止材膜がその表面に凹凸構造を有
し、この凹凸部の高さが、該封止材膜の全厚みの10〜
50%を占めることを特徴としている。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、前記裏面
封止材膜と裏面保護膜があらかじめ接着一体化されてい
ることを特徴としている。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、前記裏面
保護膜が、少なくとも片面に無機酸化物をコーティング
した有機化合物樹脂フィルムを複数層被着した複合フィ
ルムであることを特徴としている。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、前記有機
化合物樹脂フィルムが、フッ素フィルム或いはポリエス
テルフィルムであることを特徴としている。
【0014】また、請求項6に記載の発明は、前記表面
封止材膜と前記光起電力素子との間にガラス繊維不織布
が介在することを特徴としている。
【0015】また、請求項7に記載の発明は、前記透光
性基板の外形をL1×W1、表面封止材膜の外形をL2
×W2、裏面封止材膜の外形をL3×W3とすると、L
1>L3>L2、且つW1>W3>W2の条件を満た
し、前記透光性基板の周縁端部より内側に前記裏面封止
材膜の周縁端部が配置され、さらに該裏面封止材膜の周
縁端部より内側に前記表面封止材膜の周縁端部が配置さ
れるように積層重合し、該表面封止材膜と裏面封止材膜
の裁断寸法を、L1−L2=4〜12mm、L1−L3
=0〜8mmに設定して積層重合することを特徴として
いる。
【0016】また、請求項8に記載の発明は、二重真空
室ラミネート装置を用いて積層することを特徴としてい
る。
【0017】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、透光性基板、
表面封止材膜、光起電力素子、裏面封止材膜、および裏
面保護膜を積層した太陽電池モジュールにおいて、前記
封止材膜として、酢酸ビニル含有量が20〜26重量
%、メルトフローレートが0.8〜4g/10minの
低流動性かつ硬固なエチレン−酢酸ビニル重合体(EV
A)シートを使用するので、加熱加圧時に溶融してガラ
スの周縁端部から流動するEVAの流動が抑制される。
これにより、ラミネーション後のバリ除去作業が軽減で
きる。メルトフローレートが4g/10minを超える
と流動性が高くなるので好ましくない。また、メルトフ
ローレートが8g/10min未満になると、樹脂が硬
くなりすぎて接着性が低下するので好ましくない。
【0018】また、従来の高流動性EVAシートを用い
た場合、セルを複数個接続して形成されるセルストリン
グスの列間をアクリル糊PETテープ等で固定をしなけ
れば、加熱加圧後に列間が大きく広がって外観上問題と
なったが、請求項1に記載の低流動EVAシートを用い
ると、アクリル糊PETテープで固定をせずとも列間が
広がることはない。また、セル特性を向上させるために
裏面封止樹脂膜としてチタン白で着色したEVAシート
を用いた場合、高流動EVAシートは、加熱加圧後にチ
タン白がセル受光面に廻り込んで特性を落とす可能性が
あったが、低流動性EVAシートを用いると、セル受光
面に廻り込むことは無いので出力特性を落とすことはな
い。
【0019】しかしながら、請求項1に記載した低流動
且つ硬固なEVA樹脂を用いると、加圧によるセル割れ
が懸念されるが、請求項2の発明によれば、EVAシー
トの表面にこのシート厚さの10〜50%以下のエンボ
ス加工(凹凸加工)を施すと、セル表面の突起部がEV
Aシート表面の凹部に収納されるので、真空加圧時にセ
ルが割れることはない。
【0020】また、請求項1に記載した流動性が低いE
VA樹脂を用いると、セル脇の間隙にEVAが流れ込む
前に硬化してラミネーション後に気泡が残る可能性が懸
念されるが、請求項2に示す如く、EVAシートの表面
にこのシート厚さの10〜50%以下のエンボス加工
(凹凸加工)を施すと、セルとEVAシート層その間の
脱気性能が格段に向上するため、EVAが硬化する前に
加圧を開始すれば、セル脇の間隙にEVAが充填されて
気泡残りを誘発することもない。
【0021】また、請求項3に記載の発明によれば、裏
面封止材膜を予め裏面保護膜と貼り合わせた裏面封止材
膜を用いるので、EVAの流れが裏面保護膜に拘束さ
れ、ガラスの周縁端部から流動するEVAの量を抑制で
きる。したがって、ラミネーション後のバリ取り作業が
削減できる。
【0022】また、請求項4及び5に記載の発明によれ
ば、前記太陽電池モジュールの裏面保護膜として、無機
酸化物をコーティングしたフッ素フィルムあるいはポリ
エステルフィルムが2層或いは3層積層した複合フィル
ムを用いるので、従来の金属箔入り裏面保護膜と比べ、
安価で、電気的絶縁性、堅牢性に優れた太陽電池モジュ
ールを提供することができる。
【0023】また、請求項6に記載の発明によれば、前
記太陽電池モジュールにおいて、表面封止材膜と光起電
力素子の間にガラス繊維不織布を配置すると、加熱圧着
時に溶融してガラス端部に流れ出そうとするEVA樹脂
が複雑に絡み合ったガラス繊維の間に含浸し、ガラスの
周縁端部から流出するEVA樹脂の量を抑制できる。し
たがって、ラミネーション後のバリ取り作業が削減でき
る。
【0024】ところで、特開平11−307789号公
報には、表面封止材と光起電力素子との間にガラス繊維
不織布を挟む例が開示されているが、この公報に記載さ
れた発明は、表面透明部材に機械的強度が弱いフッ素フ
ィルムを用いたアモルファスシリコン系太陽電池の封止
樹脂の強度を向上させるために用いられており、本発明
のように、表面透明部材に機械的強度に優れたガラスな
どを用いた多結晶シリコン系太陽電池素子の封止樹脂の
流動性を抑制することを目的に用いる場合とは異なる。
【0025】また、請求項7に記載の発明によれば、前
記太陽電池モジュールの製造において、表面透光性基板
の外形をL1×W1、表面封止材膜の外形をL2×W
2、裏面封止材膜の外形をL3×W3とすると、L1>
L3>L2、且つW1>W3>W2の条件を満たし、表
面透光性基板の周縁端部より内側に裏面封止樹脂と裏面
材との積層フィルムの周縁端部が、さらに裏面封止樹脂
と裏面絶縁材との積層フィルムの周縁端部より内側に表
面封止樹脂の周縁端部が配置されるように積層重合する
ので、表面封止樹脂の流れが裏面封止樹脂と裏面絶縁材
との積層フィルムで押さえられるのでEVAの流動が抑
えられる。
【0026】また、請求項7に記載の発明では、加熱加
圧前の表面封止材の裁断寸法をL1−L2=2〜6mm
に、裏面封止材膜の裁断寸法をL1−L3=0〜4mm
に設定すれば、積載自動機でシートを積載したときの最
大ずれ量を考慮しても加熱加圧後に溶融EVAがガラス
の周縁端部と均一になる。L1−L2<2mm且つL1
−L3<0mmの場合、加熱加圧後に溶融EVAがガラ
スの周縁端部からはみ出し、ラミネート装置に付着して
清掃が煩雑になるので好ましくない。またL2−L3>
6mmの場合、加熱加圧後にガラスの周縁端部のEVA
厚さが薄くなるので好ましくない。また、L1−L3>
4mmの場合、周縁端部から水分が浸透して高温高湿度
試験の規格を満たさないので好ましくない。
【0027】また、請求項8に記載の発明によれば、二
重真空ラミネート装置を用いるので、脱気時間・加熱温
度、プレス圧力、プレス時間が制御可能となり、溶融E
VAのはみ出し量をコントロールしやすくなる。
【0028】以上のように、請求項1〜請求項6の発明
によると、封止材膜としてEVA(MFR0.8g〜4
g/10min)シートの表面に当該シート全厚みの1
0〜50%のエンボス加工を施し、裏面保護膜として、
有機化合物樹脂フィルムを複数層被着した複合フィルム
を用い、裏面封止材膜と貼り合わせた複合フィルムを用
いると、防湿性、耐光性、耐熱性などの諸堅牢性、生産
性(バリ取り作業工程廃止、ラミネート時間短縮)、電
気的絶縁性、価格性に優れた太陽電池モジュールを提供
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例である太陽
電池モジュールの構成を分解して示した概略断面図であ
る。本発明の太陽電池モジュールは、透光性基板10
1、表面封止樹脂102、ガラス繊維不織布103、光
起電力素子104、裏面被覆材105から構成される。
【0030】<透光性基板101>本発明に使用する透
光性基板101は太陽電池モジュールの構造支持体とな
り、光を透過するものであれば使用でき、例えば白板熱
処理ガラス、青板熱処理ガラス、透明アクリル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂が挙げられる。
【0031】<表面封止樹脂102>本発明に使用する
表面封止樹脂102のメルトフローレートは0.8〜4
g/10minが好ましい。メルトフローレートが0.
8g/10min未満になると、非流動となり、光起電
力素子間の間隙に樹脂が十分に充填されず、気泡残りを
発生させる場合がある。また、メルトフローレートが4
g/10minより大きくなると、高流動となりすぎ、
ラミネータの熱板温度、脱気時間、プレス圧力、プレス
時間等の制御因子や、樹脂シートの裁断寸法を好適に設
定するだけでは、ラミネート後の溶融樹脂がガラスの周
縁端部と均一になるようにコントロールできない。
【0032】本発明に使用する表面封止樹脂は、透明
性、耐候性、接着性に優れたものであれば限定されるも
のではない。これらの要求をみたす樹脂としては、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アク
リル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン−アクリル
酸エチル共重合体(EEA)が挙げられ、エチレン−酢
酸ビニル共重合体(EVA)が好適に用いられる。
【0033】また、本発明に使用するEVAベースポリ
マーの酢酸ビニル含有量は、20〜26重量%が好まし
い。20重量%未満の場合は、融点が高くなり、EVA
シート成型時において酸化防止剤、紫外線吸収剤等の添
加剤が揮発するので好ましくない。また、26重量%よ
り大きくなると、成型後のEVAシートが高流動となる
ので好ましくない。
【0034】また、封止樹脂の機械的強度、耐侯性、接
着性を向上させるためには架橋することが有効である。
架橋の方法としては熱及び光により有機ラジカルを生成
するものであれば特に制限されるものではない。予め樹
脂に有機過酸化物を添加して加熱する方法が好ましく、
また、ゲル化促進のために架橋助剤を配合することも望
ましい。熱酸化を防ぐために予め酸化防止剤、二次酸化
防止剤を添加するのが好ましい。また耐光性を向上させ
るために、紫外線吸収剤を添加するのが好ましく、接着
性向上のためにシランカップリング剤を添加するのが好
ましい。
【0035】一般的にEVAの酢酸ビニル含有量が26
重量%以下になると樹脂が堅くなるので、加圧時にセル
割れを引き起こす可能性がある。この防止策として図8
に示す如く、シートの片面にEVAシートの全厚みに対
して10〜50%の凹凸構造をエンボス加工で施すのが
よい。エンボスの加工形状は凹凸形状になっていれば特
に限定されるものではない。このエンボス加工によりシ
ート表面にクッション性を付与することができ、セル割
れ防止に有効となる。また、このエンボス加工によっ
て、脱気性が格段に向上し、ラミネーションプロセスに
おいて、脱気時間を短縮することができるので、トータ
ルラミネート時間を短縮することができ、生産性向上に
繋がる。
【0036】また、本発明に使用する表面封止樹脂の厚
さは、0.6〜0.8mmが好ましく、より好ましくは
0.8mmである。
【0037】<ガラス繊維不織布103>本発明に使用
するガラス繊維不織布103は、加熱加圧時に溶融する
表面封止材の流動を抑制し、加熱加圧後のバリ取り作業
を軽減させる働きを有する。ガラス繊維不織布103
は、低流動かつ硬い樹脂が含浸し易いように細線径のも
のを使用するのが好ましく、線径:5〜10μm、目付
け量:10〜40g/m2のものを使用するのが好適で
ある。
【0038】<光起電力素子104>本発明における光
起電力素子104としては、単結晶、多結晶、あるいは
アモルファスシリコン太陽電池を用いることが可能であ
る。
【0039】<裏面被覆材105>本発明に使用する裏
面被覆材105は、裏面封止材膜106と裏面保護膜1
07を一体接着化した複合フィルムである。
【0040】<裏面封止樹脂106>本発明に使用する
裏面封止樹脂106は、具体的には表面封止樹脂102
と同様の材料であることが好ましい。また、太陽電池の
出力特性を向上させるために、チタン白等の着色材を添
加することが好ましい。
【0041】<裏面保護膜107>本発明に使用する裏
面保護膜107に対する特性として、安価かつ、低水蒸
気透過性、耐光性、耐熱性、防湿性等の諸堅牢性、電気
絶縁性に優れたフィルムを要求するため、図2(a)或
いは図2(b)に示す如く、表面にアルミナ、シリカ等
の無機酸化物のコーティング膜137を形成した有機化
合物樹脂膜117或いは127の3層あるいは2層を積
層したフィルムであることが好ましい。前記有機化合物
樹脂膜117の好ましい態様としては、エチレン−テト
ラフルオロエチレン共重合体(ETFE)フィルム、テ
トラフルオロエチレン重合体(PTFE)フィルム、ビ
ニルフルオライド重合体(PVF)フィルム、テトラフ
ルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル
共重合体(PFA)フィルム等の耐光性、耐水蒸気透過
性に優れたフッ素樹脂フィルムが挙げられる。また、前
記有機化合物樹脂膜127の好ましい態様としては、ポ
リエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリエ
チレンナフタレート(PEN)等に紫外線吸収剤を添加
して混練したポリエステルフィルムが挙げられる。前記
有機化合物樹脂127を2層或いは3層積層一体化して
なる裏面保護膜107の好ましい態様としては、PET
/PET/ETFE、PET/PET/PVF、PET
/PET/PET、PET/ETFE、PET/PVF
が挙げられる。
【0042】本発明で好適に用いられるPET/PET
/ETFEは、各フィルムの表面にシリカ、アルミナ等
の無機酸化物を蒸着した防湿層間を対峙するように一体
接着化して製造する。第一層及び第二層のPETは、耐
候性を向上させるために、紫外線吸収剤、着色剤を添加
混練するのが好ましい。第三層のETFE表面は端子箱
との接着性をよくするため、コロナ放電処理を行なうの
が好ましい。
【0043】
【実施例】(実施例1)本実施例においては評価用モジ
ュールとして、図3に示す構成の太陽電池モジュールを
作製した。図3は本実施例の構成を示す概略斜視図、図
4は本実施例の構成を示す概略断面図、図5は太陽電池
モジュールの製造において強化ガラスと裏面封止材膜の
大きさを比較した概略正面図、図6は太陽電池モジュー
ルの製造において、強化ガラスと裏面封止材膜の大きさ
を比較した概略正面図、図7は光起電力素子を複数個直
列に接続したセルストリングスの概略斜視図を示す。
【0044】当該太陽電池モジュールは、図4に示すよ
うに透光性基板201、表面封止樹脂202、セルマト
リクス205、裏面封止材膜208(裏面封止材膜20
6/裏面保護膜207の積層シート)からなり、これら
を積載自動機で積層することにより被ラミネート体を作
製した。
【0045】(透光性基板201)透光性基板として、
白板熱処理ガラス(961mm×1110mm×3.2
mm)を準備した。
【0046】(表面封止材膜202の作成)表面封止樹
脂としてエチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含
有量20重量%、メルトフローレート0.8g/10m
in)100重量部と架橋剤として1,1ビス(t−ブ
チルパーオキシ)3,3,5トリメチルシクロヘキサン
を2重量部、架橋助剤としてトリアリルイソシアヌレー
トを3重量部、シランカップリング剤としてγ−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシランを1重量部、紫外
線吸収剤として2−ヒドロキシ−4−オクチルベンゾフ
ェノンを0.3重量部、光安定化剤を混合し、Tダイと
押し出し機を用いて、800μmの厚みのシートとし、
更にエンボスロールによって400μmのエンボスを付
けた。該EVAロールから、表1に示す寸法にシートを
裁断した。
【0047】(裏面封止樹脂206の作製)裏面封止樹
脂としてエチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含
有量20重量%、メルトフローレート0.8g/10m
in)100重量部とし、架橋剤として1,1ビス(t
−ブチルパーオキシ)3,3,5トリメチルシクロヘキ
サンを5重量部、架橋助剤としてトリアリルイソシアネ
ートを3重量部、他の添加剤として紫外線吸収剤、酸化
防止剤、光安定化剤、チタン白を混合し、Tダイと押し
出し機を用いて、600μmの厚みのシートとし、更に
エンボスロールによって300μmのエンボスを付け
た。
【0048】(裏面保護膜207の作製)裏面保護膜と
して、ポリエチレンテレフタレート(PET、厚さ38
μm)とポリエチレンテレフタレート(PET、厚さ3
8μm)、エチレン−4弗化エチレン(厚さ25μm)
を一体接着した複合フィルムを準備した。第二層PET
表面には防湿層としてアルミナを蒸着し、第三層ETF
E表面には、端子箱との接着性向上のためコロナ放電処
理を施した。
【0049】(裏面被覆材208の作製)前記裏面封止
材膜206と裏面保護膜207をカレンダーロールで熱
圧着し、積層一体化した裏面被覆材を作製した。該裏面
被覆材ロールから、表1に示す寸法に裁断して裏面封止
材膜208を準備した。
【0050】(光起電力素子203の作製)まず半導体
用シリコンにP型不純物をドープして真空炉で加熱溶解
し、これを型に入れて凝固し、次いで分割、スライス
し、150mm×155mm×0.35mmのP型シリ
コン基板を形成した。次いで、N型ガスを熱拡散してP
N接合を形成し、その表面にプラズマCVD法で反射防
止膜を形成した。ついで、Ag電極を焼成してその表面
の半田を積層して光起電力素子203を完成させた。
【0051】(セルストリングス204の作製)前記素
子基板203を既存自動機に投入し次のようにセルスト
リングス204を作製した。即ち、裏面に半田ディップ
硬質銅(厚み160μm、幅2mm)を負極部材として
半田付けし、次いで表面に半田ディップ硬質銅(厚さ1
00μm、幅5mm)を正極部材として半田付けし、更
に、これを7枚等間隔になるように並べて半田付けによ
り電気的に接続し、図7に示すようなセルストリングス
204を形成した。
【0052】(セルマトリクス205の作製)前記セル
ストリングス204を既存自動機に投入し、次のように
セルマトリクス205を作製した。即ち、前記セルスト
リングス204を正極/負極が互い違いになるように6
並列に並べ、各セルストリングス204を硬質銅(厚み
230μm、幅6mm)で半田付けして電気的に接続し
た。ついで、硬質銅(厚み230μm、幅6mm)をポ
リエチレンテレフタレート基材/シリコン粘着材積層フ
ィルムでラミネートした出力リード線を、正極負極に半
田付けして電極を取り出した。また、バイパスダイオー
ド取り付けのためにセルストリングス204を2列毎に
前記出力リードを半田付けした。
【0053】<積層工程>前述した透光性基板201、
表面封止材膜202、セルマトリクス205、裏面封止
材膜208を、既存の積層自動機に投入して次のように
積層した。即ち、まず、透光性基板201を吸引ロボッ
トで掴んで積層ラインに置き、ついで表面封止材膜20
2を吸引ロボットで掴んで、前記透光性基板201上に
非エンボス面が透光性基板に接するように置き、次いで
セルマトリクス205を吸引ロボットで掴んで前記裏面
封止材膜208上に置き(図5)、最後に裏面封止材膜
208を吸引ロボットで掴んで前記セルマトリクス20
5の上に置き、図6に示すような太陽電池モジュールの
被ラミネート体を得た。
【0054】<ラミネート工程>積層ラインから被ラミ
ネート体を二重真空ラミネート装置の供給部へ導き、被
ラミネート体全体をケミグラスシートで覆う。加熱板の
約140℃のラミネート部へ、被ラミネート体を導入す
る。次いで上チャンバーと下チャンバーを排気する。約
1.5分後に下チャンバーを排気したまま、上チャンバ
ー内を約300mmHgまで戻すことによりシリコンゴ
ム製ダイアフラムで被ラミネート体を加圧圧着する。こ
の状態のまま、4分間保持した。
【0055】<架橋工程>ラミネータから取り出した太
陽電池パネルを150℃に設定した、熱風強制循環加熱
炉に約15分間投入した。
【0056】加熱炉から取りだした太陽電池パネルの周
囲4辺に、予めブチルゴムを注入した金属枠209を自
動機で組み付け、さらに、裏面被覆材面208から取出
した出力リードに端子箱210を半田接着し、評価用モ
ジュールを作製した。
【0057】得られた太陽電池モジュールについて以下
の評価を行なった。結果を表2に示す。
【0058】(はみ出しEVA及び裏面フィルムの重量
測定)ラミネート工程後の太陽電池パネル周縁端部から
はみ出したバリを切り取って重量を測定した。
【0059】(高温高湿度試験)太陽電池モジュールを
90℃/85%RHの環境試験器に投入し、2000時
間後の出力特性値を測定し、絶縁抵抗を測定し、外観検
査を行なった。外観検査は以下の基準で示す。 ○:外観が変化しなかったもの ×:外観が変化したもの 出力特性値は、以下の基準で示す。 ○:Pm及びFF変化率が−5%以下のもの ×:Pm及びFF変化率が−5%を超えるもの 絶縁抵抗値は、アルミ枠−裏面フィルム−光起電力素子
間にDC3500Vを印加した時の値を測定し、その結
果を以下の評価基準で示した。 ○:絶縁抵抗が500MΩ以上のもの ×:絶縁抵抗が500MΩを超えるもの
【0060】(実施例2)表1に示すように表面封止材
膜の裁断寸法を953mm×1102mm、裏面封止材
膜の裁断寸法を957mm×1106mmとした以外は
実施例1に従った。評価結果は、表2に示す。
【0061】(実施例3)表面封止材膜203及び裏面
封止材膜207に酢酸ビニル含有量26wt%(MF
R:4g/10min)を用い、表面ガラス封止材膜2
03とセルマトリクス206の間に表面封止材膜203
と略同寸のガラス繊維不織布(アクリルバインダー、線
径:10μm、目付け量:40g/m2)を挟みこんだ
以外は、実施例1に従った。評価結果は、表2に示す。
【0062】(実施例4)表1に示すように表面封止材
膜202の裁断寸法を953mm×1102mm、裏面
封止材膜202の裁断寸法を957mm×1106mm
とした以外は実施例2に従った。評価結果は、表2に示
す。
【0063】(実施例5)裏面保護膜として、PET/
ETFE2層一体フィルムを用いた以外は、実施例1に
従った。評価結果は、表2に示す。
【0064】(比較例1)表面封止材膜202及び裏面
封止材膜206のメルトフローレート 15g/10m
in(EVA酢酸ビニル含有量:26wt%)とし、エ
ンボス深さを15μmとし、裏面保護膜207に弗化ビ
ニル/アルミ箔/弗化ビニルを用いた以外は実施例1に
従った。評価結果は、表2に示す。
【0065】(比較例2)裏面封止材膜206と裏面保
護膜207を分離して積層した以外は実施例1に従っ
た。評価結果は、表2に示す。
【0066】表2から明らかなように、実施例1〜6の
太陽電池モジュールは、ラミネーション後の初期外観に
おいて、気泡残りがない外観上優れたものあり、高温高
湿度試験後の外観、出力特性、電気絶縁性に問題は認め
られなかった。また、ラミネーション後、ガラスの周縁
端部からはみ出すバリを切り取る必要がないものであっ
た。
【0067】これに対して、比較例1のように15g/
10minのEVAシートを用い、裏面保護膜207に
弗化ビニル/アルミ箔/弗化ビニルを用いた場合、ラミ
ネーション後のバリ取り作業が必要となり、バリを切り
取らずに金属枠を取り付けると、絶縁不良を起こすこと
が分かった。また、エンボス深さを15μmとしたた
め、実施例1〜6と同じ脱気時間でラミネーションを行
なうと、気泡残りが発生することが分かった。
【0068】また、比較例2のように、裏面保護膜20
7と、裏面封止樹脂206を分離して積層した場合も、
ラミネーション後、ガラスの周縁端部からはみ出すバリ
量が多く、後工程で加熱炉に付着したり、金属枠を固定
しにくくなるため、バリを切り取る必要があることがわ
かった。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
透光性基板、表面封止材膜、光起電力素子、裏面被覆材
(裏面封止材膜と裏面保護膜の貼り合わせフィルム)を
積層した太陽電池モジュールにおいて、封止材膜として
エチレン酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有量:20
〜26wt%、MFR0.8g〜4g/10min)シ
ートを用い、その表面に当該シート全厚みの50%の凹
凸構造を形成し、裏面保護膜として、エチレン−4弗化
エチレン共重合体シートとポリエチレンテレフタレート
フィルムを複数層積層して接着一体化した複合フィルム
を用い、該裏面保護膜と裏面封止材膜とを貼り合わせた
複合フィルムを用いると、ラミネーション後のバリ作業
が不要となり、ラミネーション時間を短縮でき、長期信
頼性に優れた太陽電池モジュールを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽電池モジュールの実施態様を示す
概略断面図である。
【図2】実施例1の太陽電池モジュールの断面図であ
る。
【図3】実施例1の太陽電池モジュールの概略断面図で
ある。
【図4】実施例1の太陽電池モジュールの製造におい
て、透光性基板、表面封止材膜、セルマトリクスの大き
さを比較した概略正面図である。
【図5】実施例1の太陽電池モジュールの製造におい
て、透光性基板、裏面被覆材の大きさを比較した概略正
面図である。
【図6】実施例1の太陽電池モジュールの製造におい
て、光起電力素子を複数個接続したセルマトリクスの概
略斜視図である。
【図7】本発明の実施態様に用いる封止材膜の概略断面
図である。
【図8】本発明の太陽電池モジュールの封止材膜の厚み
と凹凸の高さとの関係を示す図である。
【符号の説明】
101 透光性基板 102 表面封止材膜 103 ガラス繊維不織布 104 光起電力素子 105 裏面被覆材 106 裏面封止材膜 107 裏面保護膜 117 ポリエステル樹脂フィルム 127 フッ素樹脂フィルム 137 無機酸酸化物コーティング膜 201 透光性基板 202 表面封止材膜 203 光起電力素子 204 セルストリングス 205 セルマトリクス 206 裏面封止材膜 208 裏面保護膜 209 金属フレーム 210 端子箱

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性基板、表面封止材膜、光起電力素
    子、裏面封止材膜、および裏面保護膜を積層した太陽電
    池モジュールにおいて、前記表面封止材膜及び裏面封止
    材膜がエチレン−酢酸ビニル共重合体シートであり、該
    エチレン−酢酸ビニル共重合体シートの酢酸ビニル含有
    量が20〜26重量%、メルトフローレートが0.8〜
    4g/10minであることを特徴とする太陽電池モジ
    ュール。
  2. 【請求項2】 前記表面封止材膜及び裏面封止材膜がそ
    の表面に凹凸構造を有し、この凹凸部の高さが、該封止
    材膜の全厚みの10〜50%を占めることを特徴とする
    請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】 前記裏面封止材膜と裏面保護膜があらか
    じめ接着一体化されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 【請求項4】 前記裏面保護膜が、少なくとも片面に無
    機酸化物をコーティングした有機化合物樹脂フィルムを
    複数層被着した複合フィルムであることを特徴とする請
    求項3に記載の太陽電池モジュール。
  5. 【請求項5】 前記有機化合物樹脂フィルムが、フッ素
    フィルム或いはポリエステルフィルムであることを特徴
    とする請求項4に記載の太陽電池モジュール。
  6. 【請求項6】 前記表面封止材膜と前記光起電力素子と
    の間にガラス繊維不織布が介在することを特徴とする請
    求項1ないし3に記載の太陽電池モジュール。
  7. 【請求項7】 前記透光性基板の外形をL1×W1、表
    面封止材膜の外形をL2×W2、裏面封止材膜の外形を
    L3×W3とすると、L1>L3>L2、且つW1>W
    3>W2の条件を満たし、前記透光性基板の周縁端部よ
    り内側に前記裏面封止材膜の周縁端部が配置され、さら
    に該裏面封止材膜の周縁端部より内側に前記表面封止材
    膜の周縁端部が配置されるように積層重合し、該表面封
    止材膜と裏面封止材膜の裁断寸法を、L1−L2=4〜
    12mm、L1−L3=0〜8mmに設定して積層重合
    することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  8. 【請求項8】 二重真空室ラミネート装置を用いて積層
    することを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジュ
    ールの製造方法。
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