JP2002133739A - ローディング機構 - Google Patents
ローディング機構Info
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- JP2002133739A JP2002133739A JP2000325639A JP2000325639A JP2002133739A JP 2002133739 A JP2002133739 A JP 2002133739A JP 2000325639 A JP2000325639 A JP 2000325639A JP 2000325639 A JP2000325639 A JP 2000325639A JP 2002133739 A JP2002133739 A JP 2002133739A
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- Japan
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- drive
- supply reel
- loading mechanism
- reel motor
- drive gear
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/26—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
- G11B15/32—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through the reels or cores on to which the record carrier is wound
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
- G11B15/67—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting end of record carrier from container or spool
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品コストの低減化を図ることができ、組立
ての簡素化を図ることができる、ローディング機構を提
供すること。 【解決手段】 サプライリールモータ(60)を搭載し
たテープドライブ(10)に、サプライリールを内蔵し
たテープカートリッジが挿入されたときに、サプライリ
ールにサプライリールモータを係合させるためのローデ
ィング機構(100)において、ドライブギヤ(12
0)を昇降動作させるドライブリング(160)用のガ
イド孔(150a)を、シャーシ(20)に一体に成形
した。
ての簡素化を図ることができる、ローディング機構を提
供すること。 【解決手段】 サプライリールモータ(60)を搭載し
たテープドライブ(10)に、サプライリールを内蔵し
たテープカートリッジが挿入されたときに、サプライリ
ールにサプライリールモータを係合させるためのローデ
ィング機構(100)において、ドライブギヤ(12
0)を昇降動作させるドライブリング(160)用のガ
イド孔(150a)を、シャーシ(20)に一体に成形
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDLT(Digital Li
near Tape)やLTO(Linear Tape Open)に代表され
るリニアテープストレージシステムのような磁気記録再
生装置に関し、特にテープカートリッジのリールハブ
に、サプライリールモータの駆動力を伝えるためのロー
ディング機構に関する。
near Tape)やLTO(Linear Tape Open)に代表され
るリニアテープストレージシステムのような磁気記録再
生装置に関し、特にテープカートリッジのリールハブ
に、サプライリールモータの駆動力を伝えるためのロー
ディング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のリニアテープストレージシステ
ム(磁気記録再生装置)は、コンピュータシステムのバ
ックアップ用として開発され、従来から種々のものが提
案されている。例えば、DLTとしてのデジタル線形テ
ープドライブは、特開平9−198639号公報などに
開示されている。
ム(磁気記録再生装置)は、コンピュータシステムのバ
ックアップ用として開発され、従来から種々のものが提
案されている。例えば、DLTとしてのデジタル線形テ
ープドライブは、特開平9−198639号公報などに
開示されている。
【0003】デジタル線形テープドライブ(以下、単に
「駆動装置」や「テープドライブ」、「ドライブ」とも
呼ぶ。)は、単一のリール(サプライリール)を持つテ
ープカートリッジ(以下、単に「カートリッジ」とも呼
ぶ。)を受けるためのものであり、その内部にテイクア
ップリールを内蔵している。テープカートリッジが駆動
装置に装着されると、テープカートリッジから磁気テー
プが引き出され、ヘッドガイドアセンブリ(HGA)を
介してテイクアップリールで巻き取られる。ヘッドガイ
ドアセンブリは、テープカートリッジから引き出された
磁気テープ(以下、単に「テープ」とも呼ぶ。)を磁気
ヘッドに案内するためのものである。磁気ヘッドは、当
該テープとの間で情報を交換する。ヘッドガイドアセン
ブリは、一般に、ブーメラン状の形をしたアルミニウム
製のプレートと、ベアリングを使用した6個の大きなガ
イドローラとで構成される。
「駆動装置」や「テープドライブ」、「ドライブ」とも
呼ぶ。)は、単一のリール(サプライリール)を持つテ
ープカートリッジ(以下、単に「カートリッジ」とも呼
ぶ。)を受けるためのものであり、その内部にテイクア
ップリールを内蔵している。テープカートリッジが駆動
装置に装着されると、テープカートリッジから磁気テー
プが引き出され、ヘッドガイドアセンブリ(HGA)を
介してテイクアップリールで巻き取られる。ヘッドガイ
ドアセンブリは、テープカートリッジから引き出された
磁気テープ(以下、単に「テープ」とも呼ぶ。)を磁気
ヘッドに案内するためのものである。磁気ヘッドは、当
該テープとの間で情報を交換する。ヘッドガイドアセン
ブリは、一般に、ブーメラン状の形をしたアルミニウム
製のプレートと、ベアリングを使用した6個の大きなガ
イドローラとで構成される。
【0004】尚、ヘッドガイドアセンブリは、テープガ
イドアセンブリとも呼ばれ、それは、例えば、特表平9
−500753号公報に開示されている。また、ガイド
ローラの一例は、特開2000−100025号公報に
開示されている。
イドアセンブリとも呼ばれ、それは、例えば、特表平9
−500753号公報に開示されている。また、ガイド
ローラの一例は、特開2000−100025号公報に
開示されている。
【0005】一般に、テープドライブは、例えば、特表
2000−501547号公報に記載されているよう
に、共通のベースを有する略直方体形状のハウジングを
含む。ベースは2つのスピンドルモータ(リールモー
タ)を有する。第1のスピンドルモータは、ベースに永
久的に取り付けられたスプール(テイクアップリール)
を有し、そのスプールは、比較的高速で流れる磁気テー
プを受けるように大きさが定められている。第2のスピ
ンドルモータ(リールモータ)は取外し可能なテープカ
ートリッジを受けるように適合される。第1のスピンド
ルモータ(リールモータ)はテイクアップリールモータ
と呼ばれる一方、第2のスピンドルモータ(リールモー
タ)はサプライリールモータと呼ばれる。取外し可能な
テープカートリッジは、ドライブのハウジングに形成さ
れたスロットを通してドライブの中に手動で、または自
動的に挿入される。テープカートリッジをスロットの中
に挿入すると、カートリッジは第2のスピンドルモータ
(リールモータ)と係合する。第1および第2のスピン
ドルモータ(リールモータ)を回転する前に、機械的な
バックリング機構によってテープカートリッジは永久的
に取付けられたスプール(テイクアップリール)に接続
される。テープカートリッジと永久スプールとの間に位
置づけられた多くのローラ(ガイドローラ)は、テープ
カートリッジと永久に取付けられたスプールとの間を磁
気テープが比較的高速で前後に移動する際にそれを案内
する。
2000−501547号公報に記載されているよう
に、共通のベースを有する略直方体形状のハウジングを
含む。ベースは2つのスピンドルモータ(リールモー
タ)を有する。第1のスピンドルモータは、ベースに永
久的に取り付けられたスプール(テイクアップリール)
を有し、そのスプールは、比較的高速で流れる磁気テー
プを受けるように大きさが定められている。第2のスピ
ンドルモータ(リールモータ)は取外し可能なテープカ
ートリッジを受けるように適合される。第1のスピンド
ルモータ(リールモータ)はテイクアップリールモータ
と呼ばれる一方、第2のスピンドルモータ(リールモー
タ)はサプライリールモータと呼ばれる。取外し可能な
テープカートリッジは、ドライブのハウジングに形成さ
れたスロットを通してドライブの中に手動で、または自
動的に挿入される。テープカートリッジをスロットの中
に挿入すると、カートリッジは第2のスピンドルモータ
(リールモータ)と係合する。第1および第2のスピン
ドルモータ(リールモータ)を回転する前に、機械的な
バックリング機構によってテープカートリッジは永久的
に取付けられたスプール(テイクアップリール)に接続
される。テープカートリッジと永久スプールとの間に位
置づけられた多くのローラ(ガイドローラ)は、テープ
カートリッジと永久に取付けられたスプールとの間を磁
気テープが比較的高速で前後に移動する際にそれを案内
する。
【0006】このような構成のデジタル線形テープドラ
イブでは、テイクアップリールがテープをサプライリー
ルから引っ張るための装置が必要である。そのような引
っ張り装置は、例えば、特公平3−7595号公報に開
示されている。この公報によると、テイクアップリール
には巻取りリーダ手段(第1のテープリーダ)が連結さ
れ、サプライリール上のテープに供給テープリーダ手段
(第2のテープリーダ)が固定されている。第1のテー
プリーダはその一端にタブを有し、第2のテープリーダ
はロッキング孔を有し、タブがロッキング孔に係合され
る。
イブでは、テイクアップリールがテープをサプライリー
ルから引っ張るための装置が必要である。そのような引
っ張り装置は、例えば、特公平3−7595号公報に開
示されている。この公報によると、テイクアップリール
には巻取りリーダ手段(第1のテープリーダ)が連結さ
れ、サプライリール上のテープに供給テープリーダ手段
(第2のテープリーダ)が固定されている。第1のテー
プリーダはその一端にタブを有し、第2のテープリーダ
はロッキング孔を有し、タブがロッキング孔に係合され
る。
【0007】さらに、第1のテープリーダを第2のテー
プリーダに接合するための機構も必要となる。そのよう
な接合機構は、例えば、特公平6−39027号公報に
開示されている。
プリーダに接合するための機構も必要となる。そのよう
な接合機構は、例えば、特公平6−39027号公報に
開示されている。
【0008】また、特開2000−100116号公報
には、リーダテープ(第2のテープリーダ)の側方に突
出する耳片を必要とすることなく、リーダテープの端部
をテープカートリッジのテープエンド引掛け部に係止す
ることのできる「リーダテープの係止部構造」が開示さ
れている。
には、リーダテープ(第2のテープリーダ)の側方に突
出する耳片を必要とすることなく、リーダテープの端部
をテープカートリッジのテープエンド引掛け部に係止す
ることのできる「リーダテープの係止部構造」が開示さ
れている。
【0009】特開平11−86381号公報には、テー
プカートリッジがドライブに挿入されていない際に、テ
ープドライブのテイクアップリールが回転するのを防ぐ
ためのロックシステムが開示されている。
プカートリッジがドライブに挿入されていない際に、テ
ープドライブのテイクアップリールが回転するのを防ぐ
ためのロックシステムが開示されている。
【0010】尚、テープドライブは、テープヘッドアク
チュエータアセンブリをさらに含み、このテープヘッド
アクチュエータアセンブリは複数のローラによって規定
されたテープ経路上に、テイクアップスプールとテープ
カートリッジとの間に位置づけられる。動作中は、磁気
テープがテイクアップスプールとテープカートリッジと
の間を前後に流れ、規定されたテープ経路上を流れる間
にヘッドアクチュエータアセンブリに密に接近する。こ
のようなヘッドアクチュエータアセンブリの一例は、上
記特表2000−501547号公報に開示されてい
る。
チュエータアセンブリをさらに含み、このテープヘッド
アクチュエータアセンブリは複数のローラによって規定
されたテープ経路上に、テイクアップスプールとテープ
カートリッジとの間に位置づけられる。動作中は、磁気
テープがテイクアップスプールとテープカートリッジと
の間を前後に流れ、規定されたテープ経路上を流れる間
にヘッドアクチュエータアセンブリに密に接近する。こ
のようなヘッドアクチュエータアセンブリの一例は、上
記特表2000−501547号公報に開示されてい
る。
【0011】一方、デジタル線形テープドライブに装着
されるテープカートリッジとしては、その一例が特開2
000−149491号公報に開示されている。
されるテープカートリッジとしては、その一例が特開2
000−149491号公報に開示されている。
【0012】また、特開平11−316991号公報に
は、バックリング機構または巻取りリーダを使用するこ
となくテープリーダがテープカートリッジからテイクア
ップリールに押し進められるようにした「テープドライ
ブ」が開示されている。
は、バックリング機構または巻取りリーダを使用するこ
となくテープリーダがテープカートリッジからテイクア
ップリールに押し進められるようにした「テープドライ
ブ」が開示されている。
【0013】前述したように、テープドライブは、第1
および第2のリールモータ(すなわち、テイクアップリ
ールモータおよびサプライリールモータ)を具備してい
るが、それらはシャーシ上に(具体的には、シャーシの
裏面上に)搭載される。また、第1および第2のリール
モータとしては、一般に、インナーロータ型のモータが
使用される。また、サプライリールを内蔵したテープカ
ートリッジがテープドライブのスロットに挿入された後
において、サプライリールを回転駆動するためには、サ
プライリールをサプライリールモータに係合させる必要
がある。このような係合動作を、この技術分野において
は「ローディング」と呼び、また、係合させる機構を
「ローディング機構」と呼ぶ。少し詳述すると、前述し
た特開2000−149491号公報に開示されている
ように、テープカートリッジの底面からサプライリール
の回転駆動面(リールハブ)が外側へ露出している。一
方、後で詳述するが、ローディング機構は、サプライリ
ールモータのロータの回転軸に上下動自在に取り付けら
れたドライブギヤを有する。テープカートリッジがテー
プドライブのスロットに挿入されると、ローディング機
構が起動されて、ドライブギヤがシャーシの下面から上
動する。これにより、カートリッジのリールハブにドラ
イブギヤが係合して、サプライリールモータによってサ
プライリールを回転駆動できる状態になる。
および第2のリールモータ(すなわち、テイクアップリ
ールモータおよびサプライリールモータ)を具備してい
るが、それらはシャーシ上に(具体的には、シャーシの
裏面上に)搭載される。また、第1および第2のリール
モータとしては、一般に、インナーロータ型のモータが
使用される。また、サプライリールを内蔵したテープカ
ートリッジがテープドライブのスロットに挿入された後
において、サプライリールを回転駆動するためには、サ
プライリールをサプライリールモータに係合させる必要
がある。このような係合動作を、この技術分野において
は「ローディング」と呼び、また、係合させる機構を
「ローディング機構」と呼ぶ。少し詳述すると、前述し
た特開2000−149491号公報に開示されている
ように、テープカートリッジの底面からサプライリール
の回転駆動面(リールハブ)が外側へ露出している。一
方、後で詳述するが、ローディング機構は、サプライリ
ールモータのロータの回転軸に上下動自在に取り付けら
れたドライブギヤを有する。テープカートリッジがテー
プドライブのスロットに挿入されると、ローディング機
構が起動されて、ドライブギヤがシャーシの下面から上
動する。これにより、カートリッジのリールハブにドラ
イブギヤが係合して、サプライリールモータによってサ
プライリールを回転駆動できる状態になる。
【0014】以下、図7乃至図12を参照して、従来の
ローディング機構について説明する。図7は従来のロー
ディング機構100’を裏面(下面)側から見た状態で
示す分解斜視図である。図8は図7に示すローディング
機構(但し、ローディング機構そのものは図示せず。)
を含む磁気記録再生装置10’を表面(上面)側から見
た状態で示す分解斜視図である。また、図9は図8に図
示した磁気記録再生装置10’の平面図であり、図10
は図9の線X−Xについての断面図である。さらに、図1
1は図10中のローディング機構100’の部分を拡大
した、ドライブギヤ収納時の状態を示す断面図であり、
図12は図10中のローディング機構100’の部分を
拡大した、ドライブギヤ動作時の状態を示す断面図であ
る。
ローディング機構について説明する。図7は従来のロー
ディング機構100’を裏面(下面)側から見た状態で
示す分解斜視図である。図8は図7に示すローディング
機構(但し、ローディング機構そのものは図示せず。)
を含む磁気記録再生装置10’を表面(上面)側から見
た状態で示す分解斜視図である。また、図9は図8に図
示した磁気記録再生装置10’の平面図であり、図10
は図9の線X−Xについての断面図である。さらに、図1
1は図10中のローディング機構100’の部分を拡大
した、ドライブギヤ収納時の状態を示す断面図であり、
図12は図10中のローディング機構100’の部分を
拡大した、ドライブギヤ動作時の状態を示す断面図であ
る。
【0015】最初に、図8乃至図10を参照して、従来
のローディング機構100’を備えた従来の磁気記録再
生装置10’について説明する。
のローディング機構100’を備えた従来の磁気記録再
生装置10’について説明する。
【0016】磁気記録再生装置10’は、上面(表面)
20’Uおよび下面(裏面)20’Lを持つシャーシ2
0’を有し、シャーシ20’は非磁性体のアルミダイカ
ストで構成されている。上面20’Uは、第1の上領域
20’U1および第2の上領域20’U2に区分されて
いる。同様に、下面20’Lは、第1の上領域20’U
1および第2の上領域20’U2にそれぞれ対向する第
1の下領域20’L1および第2の下領域20’L2に
区分されている。また、シャーシ20’には、第1の上
領域20’U1(第1の下領域20’L1)に第1の開
口20’a1が空けられ、第2の上領域20’U2(第
2の下領域20’L2)に第1の開口20’a2が空け
られている。第1の開口20’a1は、第1の上領域2
0’U1を下側に折り曲げることによって形成された円
筒形状をしており、第2の開口20’a2も、第2の上
領域20’U2を下側に折り曲げることによって形成さ
れた円筒形状をしている。
20’Uおよび下面(裏面)20’Lを持つシャーシ2
0’を有し、シャーシ20’は非磁性体のアルミダイカ
ストで構成されている。上面20’Uは、第1の上領域
20’U1および第2の上領域20’U2に区分されて
いる。同様に、下面20’Lは、第1の上領域20’U
1および第2の上領域20’U2にそれぞれ対向する第
1の下領域20’L1および第2の下領域20’L2に
区分されている。また、シャーシ20’には、第1の上
領域20’U1(第1の下領域20’L1)に第1の開
口20’a1が空けられ、第2の上領域20’U2(第
2の下領域20’L2)に第1の開口20’a2が空け
られている。第1の開口20’a1は、第1の上領域2
0’U1を下側に折り曲げることによって形成された円
筒形状をしており、第2の開口20’a2も、第2の上
領域20’U2を下側に折り曲げることによって形成さ
れた円筒形状をしている。
【0017】また、磁気記録再生装置10’は、テイク
アップリール30と、第1のリールモータ40’と、ス
ロット部50と、第2のリールモータ60とを更に有す
る。第1のリールモータ40’はテイクアップリールモ
ータと呼ばれ、第2のリールモータ60はサプライリー
ルモータと呼ばれる。
アップリール30と、第1のリールモータ40’と、ス
ロット部50と、第2のリールモータ60とを更に有す
る。第1のリールモータ40’はテイクアップリールモ
ータと呼ばれ、第2のリールモータ60はサプライリー
ルモータと呼ばれる。
【0018】テイクアップリール30は、シャーシ2
0’の第1の上領域20’U1上に回転自在に取り付け
られている。第1のリールモータ(テイクアップリール
モータ)40’は、シャーシ20’の第1の下領域2
0’L2側に、第1の開口20’a1に嵌め込められた
状態で、取り付けられており、テイクアップリール30
を回転駆動するためのモータである。第1のリールモー
タ40’は、磁性体からなる第1のモータ基板41’
と、この第1のモータ基板41’上に回転可能に取り付
けられた第1のロータ42’と、第1のモータ基板4
1’に固定設置された第1のステータ43’とを有す
る。第1のリールモータ40’は、第1のロータ42’
が内側に配置されたインナーロータ型のモータであっ
て、第1のロータ42’は第1のマグネット421’を
有する。
0’の第1の上領域20’U1上に回転自在に取り付け
られている。第1のリールモータ(テイクアップリール
モータ)40’は、シャーシ20’の第1の下領域2
0’L2側に、第1の開口20’a1に嵌め込められた
状態で、取り付けられており、テイクアップリール30
を回転駆動するためのモータである。第1のリールモー
タ40’は、磁性体からなる第1のモータ基板41’
と、この第1のモータ基板41’上に回転可能に取り付
けられた第1のロータ42’と、第1のモータ基板4
1’に固定設置された第1のステータ43’とを有す
る。第1のリールモータ40’は、第1のロータ42’
が内側に配置されたインナーロータ型のモータであっ
て、第1のロータ42’は第1のマグネット421’を
有する。
【0019】一方、スロット部50は、シャーシ20’
の第2の上領域20’U2上に設けられており、このス
ロット部50には、回転自在なサプライリール(図示せ
ず)を備えたテープカートリッジ(図示せず)が挿入さ
れる。第2のリールモータ(サプライリールモータ)6
0は、シャーシ20’の第2の下領域20’L2側に、
第2の開口20’a2に嵌め込まれた状態で、取り付け
られており、スロット部50に上記カートリッジが挿入
されたときに上記サプライリールを回転駆動するための
モータである。第2のリールモータ60は、磁性体から
なる第2のモータ基板61と、この第2のモータ基板6
1上に回転可能に取り付けられた第2のロータ62と、
第2のモータ基板61に固定設置された第2のステータ
63とを有する。第2のリールモータ60も、第1のリ
ールモータ40’と同様に、第2のロータ62が内側に
配置されたインナーロータ型のモータであって、第2の
ロータ62は第2のマグネット621を有する。
の第2の上領域20’U2上に設けられており、このス
ロット部50には、回転自在なサプライリール(図示せ
ず)を備えたテープカートリッジ(図示せず)が挿入さ
れる。第2のリールモータ(サプライリールモータ)6
0は、シャーシ20’の第2の下領域20’L2側に、
第2の開口20’a2に嵌め込まれた状態で、取り付け
られており、スロット部50に上記カートリッジが挿入
されたときに上記サプライリールを回転駆動するための
モータである。第2のリールモータ60は、磁性体から
なる第2のモータ基板61と、この第2のモータ基板6
1上に回転可能に取り付けられた第2のロータ62と、
第2のモータ基板61に固定設置された第2のステータ
63とを有する。第2のリールモータ60も、第1のリ
ールモータ40’と同様に、第2のロータ62が内側に
配置されたインナーロータ型のモータであって、第2の
ロータ62は第2のマグネット621を有する。
【0020】図8および図10から明らかなように、第
1のリールモータ(テイクアップリールモータ)40’
は、第2のリールモータ(サプライリールモータ)60
に対して裏返った状態で配置されている。換言すれば、
第1のリールモータ40’では、第1のロータ42’お
よび第1のステータ43’が第1のモータ基板41’の
下面側に配置されているのに対して、第2のリールモー
タ60では、第2のロータ62および第2のステータ6
3が第2のモータ基板61の上面側に配置されている。
したがって、第2のリールモータ60では、第2のロー
タ62を構成する第2のマグネット621が外側に露出
した状態にある。この第2のマグネット621は、強い
磁気を持つので、磁気漏れを遮断するために、第2のリ
ールモータ60は、鉄系の磁性体からなるプレート70
で覆われている。このプレート70は、フロアレシーバ
とも呼ばれる。
1のリールモータ(テイクアップリールモータ)40’
は、第2のリールモータ(サプライリールモータ)60
に対して裏返った状態で配置されている。換言すれば、
第1のリールモータ40’では、第1のロータ42’お
よび第1のステータ43’が第1のモータ基板41’の
下面側に配置されているのに対して、第2のリールモー
タ60では、第2のロータ62および第2のステータ6
3が第2のモータ基板61の上面側に配置されている。
したがって、第2のリールモータ60では、第2のロー
タ62を構成する第2のマグネット621が外側に露出
した状態にある。この第2のマグネット621は、強い
磁気を持つので、磁気漏れを遮断するために、第2のリ
ールモータ60は、鉄系の磁性体からなるプレート70
で覆われている。このプレート70は、フロアレシーバ
とも呼ばれる。
【0021】このような構造の磁気記録再生装置10’
によれば、サプライリールから引き出されてテイクアッ
プリール30に巻き取られる磁気テープ(図示せず)に
対して磁気ヘッド80により情報交換を行うことができ
る。
によれば、サプライリールから引き出されてテイクアッ
プリール30に巻き取られる磁気テープ(図示せず)に
対して磁気ヘッド80により情報交換を行うことができ
る。
【0022】次に、図7、図11および図12を参照し
て、従来のローディング機構100’について説明す
る。ローディング機構100’は、サプライリールモー
タ60とフロアレシーバ70との間の第2の開口20’
a2中に配置される。換言すれば、ローディング機構1
00’はシャーシ20’の下面20’L側(第2の下領
域20’L2側)に配置される。
て、従来のローディング機構100’について説明す
る。ローディング機構100’は、サプライリールモー
タ60とフロアレシーバ70との間の第2の開口20’
a2中に配置される。換言すれば、ローディング機構1
00’はシャーシ20’の下面20’L側(第2の下領
域20’L2側)に配置される。
【0023】サプライリールモータ60は、第2のモー
タ基板61に、そのほぼ中心から垂直に立設して固定さ
れた回転軸611を有する。この回転軸611に、ボー
ルベアリング612を介して第2のロータ62が回転可
能に支持されている。すなわち、第2のロータ62は、
ボールベアリング612に取り付けられた回転筒状体6
22と、この回転筒状体622の下端から回転軸611
の延在方向とは直角方向に延在し、かつ外周端部が直角
に上方へ折り曲げられた、皿状回転体623と、この皿
状回転体623の外周端部の外周面に固定して取り付け
られたリング状の、上記第2のマグネット621とを有
する。
タ基板61に、そのほぼ中心から垂直に立設して固定さ
れた回転軸611を有する。この回転軸611に、ボー
ルベアリング612を介して第2のロータ62が回転可
能に支持されている。すなわち、第2のロータ62は、
ボールベアリング612に取り付けられた回転筒状体6
22と、この回転筒状体622の下端から回転軸611
の延在方向とは直角方向に延在し、かつ外周端部が直角
に上方へ折り曲げられた、皿状回転体623と、この皿
状回転体623の外周端部の外周面に固定して取り付け
られたリング状の、上記第2のマグネット621とを有
する。
【0024】一方、第2のステータ63は、第2のマグ
ネット621の外周側に近接して第2のモータ基板61
上に配置されており、図8に示されるように、放射状に
延びる複数の固定子コアと、これら複数の固定子コアの
それぞれ巻回した固定子コイルとを有する。
ネット621の外周側に近接して第2のモータ基板61
上に配置されており、図8に示されるように、放射状に
延びる複数の固定子コアと、これら複数の固定子コアの
それぞれ巻回した固定子コイルとを有する。
【0025】ローディング機構100’は、ロータ62
の回転筒状体622の上端に、図9で示されるように、
3本のネジ101で、固定設置されるドライブハブ11
0を有する。このドライブハブ110は、略環状をして
おり、その外周端が下方へ折り曲げられている。すなわ
ち、ドライブハブ110は、第2のモータ基板61と平
行に延在して回転筒状体622の上端に固定される円環
状部111と、この円環状部111の外周端から下方へ
直角に折り曲げられた筒状部112とを有する。この筒
状部112の外周壁には、120°間隔で上下方向(す
なわち、回転軸611の延在する方向)に延在する3本
の溝112a(但し、図7では1本のみ図示する。)が
形成されている。また、この筒状部112の下端には、
上記3本の溝112aの間で120°間隔で3個の係合
穴112b(但し、図7では2個のみ図示する。)が形
成されている。
の回転筒状体622の上端に、図9で示されるように、
3本のネジ101で、固定設置されるドライブハブ11
0を有する。このドライブハブ110は、略環状をして
おり、その外周端が下方へ折り曲げられている。すなわ
ち、ドライブハブ110は、第2のモータ基板61と平
行に延在して回転筒状体622の上端に固定される円環
状部111と、この円環状部111の外周端から下方へ
直角に折り曲げられた筒状部112とを有する。この筒
状部112の外周壁には、120°間隔で上下方向(す
なわち、回転軸611の延在する方向)に延在する3本
の溝112a(但し、図7では1本のみ図示する。)が
形成されている。また、この筒状部112の下端には、
上記3本の溝112aの間で120°間隔で3個の係合
穴112b(但し、図7では2個のみ図示する。)が形
成されている。
【0026】このドライブハブ110の外周にドライブ
ギヤ120が配置されている。このドライブギヤ120
は略二重の筒状をしている。すなわち、ドライブギヤ1
20は、内円筒状部121と、この内円筒状部121か
ら所定距離離間して配置された外円筒状部122と、内
円筒状部121と外円筒状部122との間を上端で結合
する円環状部123とを有する。したがって、ドライブ
ギヤ120は、内円筒状部121と外円筒状部122と
の間に形成された円筒状溝120aを持つ。尚、円環状
部123は、ドライブギヤ120が図12に示されるよ
うに上方へ移動されたとき、カートリッジのリールハブ
と係合する。円筒状溝120aには、スプリング130
が配設されており、このスプリング130はドライブギ
ヤ120を常時上方へ付勢している。内円筒状部121
の内周壁には、上記ドライブハブ110の3本の溝11
2aに挿入されて上下方向に延在する3本の棒状突起部
121a(但し、図7では1本のみ図示する。)が形成
されている。ドライブギヤ120は、内筒状部121の
下端で内側へ突出するように形成された内側円環状フラ
ンジ124と、外筒状部122の下端で外側へ突出する
ように形成された外側円環状フランジ125とをさらに
有する。内側円環状フランジ124の上端には、上記ド
ライブハブ110の3個の係合穴112bと対応する位
置に、3個の係合突起124a(但し、図7では1個の
み図示する。)が形成されている。従って、ドライブギ
ヤ120が図12に示されるように上方へ移動されたと
き、これら3個の係合突起124aとドライブハブ11
0の3個の係合穴112bとが係合する。
ギヤ120が配置されている。このドライブギヤ120
は略二重の筒状をしている。すなわち、ドライブギヤ1
20は、内円筒状部121と、この内円筒状部121か
ら所定距離離間して配置された外円筒状部122と、内
円筒状部121と外円筒状部122との間を上端で結合
する円環状部123とを有する。したがって、ドライブ
ギヤ120は、内円筒状部121と外円筒状部122と
の間に形成された円筒状溝120aを持つ。尚、円環状
部123は、ドライブギヤ120が図12に示されるよ
うに上方へ移動されたとき、カートリッジのリールハブ
と係合する。円筒状溝120aには、スプリング130
が配設されており、このスプリング130はドライブギ
ヤ120を常時上方へ付勢している。内円筒状部121
の内周壁には、上記ドライブハブ110の3本の溝11
2aに挿入されて上下方向に延在する3本の棒状突起部
121a(但し、図7では1本のみ図示する。)が形成
されている。ドライブギヤ120は、内筒状部121の
下端で内側へ突出するように形成された内側円環状フラ
ンジ124と、外筒状部122の下端で外側へ突出する
ように形成された外側円環状フランジ125とをさらに
有する。内側円環状フランジ124の上端には、上記ド
ライブハブ110の3個の係合穴112bと対応する位
置に、3個の係合突起124a(但し、図7では1個の
み図示する。)が形成されている。従って、ドライブギ
ヤ120が図12に示されるように上方へ移動されたと
き、これら3個の係合突起124aとドライブハブ11
0の3個の係合穴112bとが係合する。
【0027】ローディング機構100’は、動作してい
ない状態では、図11に示されるように、ドライブギヤ
120が第2の開口20’a2内に収納された状態にあ
るが、動作した状態では、図12に示されるように、シ
ャーシ20’の下面20’Lから上方へ突出した状態と
なる。すなわち、ローディング機構100’は、ドライ
ブギヤ120の昇降動作を制御するための昇降制御機構
(後で詳細に説明する。)を備えている。ここで簡単に
述べると、この昇降制御機構は、ローディング機構10
0’の非動作時では、図11に示されるように、ドライ
ブギヤ120を収納された状態とするために、スプリン
グ130の付勢力に抗して、ドライブギヤ120を下方
に位置するように制御する。一方、昇降制御機構は、ロ
ーディング機構100’の動作時では、図12に示され
るように、スプリング130の付勢力を利用して、ドラ
イブギヤ120を上方へ位置するように制御する。
ない状態では、図11に示されるように、ドライブギヤ
120が第2の開口20’a2内に収納された状態にあ
るが、動作した状態では、図12に示されるように、シ
ャーシ20’の下面20’Lから上方へ突出した状態と
なる。すなわち、ローディング機構100’は、ドライ
ブギヤ120の昇降動作を制御するための昇降制御機構
(後で詳細に説明する。)を備えている。ここで簡単に
述べると、この昇降制御機構は、ローディング機構10
0’の非動作時では、図11に示されるように、ドライ
ブギヤ120を収納された状態とするために、スプリン
グ130の付勢力に抗して、ドライブギヤ120を下方
に位置するように制御する。一方、昇降制御機構は、ロ
ーディング機構100’の動作時では、図12に示され
るように、スプリング130の付勢力を利用して、ドラ
イブギヤ120を上方へ位置するように制御する。
【0028】次に、従来のローディング機構100’に
使用される従来の昇降制御機構について詳細に説明す
る。
使用される従来の昇降制御機構について詳細に説明す
る。
【0029】従来の昇降制御機構は、サプライリールモ
ータ60の第2のステータ63、第2のロータ62の第
2のマグネット621、および皿状回転体623の外周
端部を覆うように、回転軸611の回りに回動自在に配
置されたリングカム140’を有する。詳述すると、リ
ングカム140’は、第2のステータ63、第2のマグ
ネット621および皿状回転体623の上面を覆うよう
にその上面から所定距離離間して配置された円環状部材
141’と、この円環状部材141’の内周縁から下方
に直角に折り曲げられて、第2のステータ63の内周端
から所定距離離間して配置された内周側円筒部材14
2’と、円環状部材141’の外周縁から下方に直角に
折り曲げられて、第2のステータ63の外周端から所定
距離離間した配置された外周側円筒部材143’とを有
する。この外周側円筒部材143’の一部には、図示し
ない歯車と係合する歯車部分140’aが形成されてい
る。内周側円筒部材142’の内周壁には、図7に図示
されるように、その下端から上端へ斜めに延在する3本
の係合溝142’a(但し、図7では1本のみ図示す
る。)が形成されている。尚、この3本の係合溝14
2’aは、互いに120°の角度間隔を空けて回転軸6
11に対して回転対称となるように配置されている。
ータ60の第2のステータ63、第2のロータ62の第
2のマグネット621、および皿状回転体623の外周
端部を覆うように、回転軸611の回りに回動自在に配
置されたリングカム140’を有する。詳述すると、リ
ングカム140’は、第2のステータ63、第2のマグ
ネット621および皿状回転体623の上面を覆うよう
にその上面から所定距離離間して配置された円環状部材
141’と、この円環状部材141’の内周縁から下方
に直角に折り曲げられて、第2のステータ63の内周端
から所定距離離間して配置された内周側円筒部材14
2’と、円環状部材141’の外周縁から下方に直角に
折り曲げられて、第2のステータ63の外周端から所定
距離離間した配置された外周側円筒部材143’とを有
する。この外周側円筒部材143’の一部には、図示し
ない歯車と係合する歯車部分140’aが形成されてい
る。内周側円筒部材142’の内周壁には、図7に図示
されるように、その下端から上端へ斜めに延在する3本
の係合溝142’a(但し、図7では1本のみ図示す
る。)が形成されている。尚、この3本の係合溝14
2’aは、互いに120°の角度間隔を空けて回転軸6
11に対して回転対称となるように配置されている。
【0030】リングカム140’の内周側円筒部材14
2’の内周壁には、円筒状のリングカムピボット15
0’が配置されている。リングカムピボット150’の
下端には半径方向外側に延在するフランジ151’が設
けられ、このフランジ151’は、リングカム140’
の内周側円筒部材142’の下端と当接している。ま
た、リングカムピボット150’には、120°の等角
度間隔で、回転軸611と平行な上下方向に長い3本の
長孔(ガイド孔)150’a(但し、図7では2本のみ
図示する。)が形成されている。
2’の内周壁には、円筒状のリングカムピボット15
0’が配置されている。リングカムピボット150’の
下端には半径方向外側に延在するフランジ151’が設
けられ、このフランジ151’は、リングカム140’
の内周側円筒部材142’の下端と当接している。ま
た、リングカムピボット150’には、120°の等角
度間隔で、回転軸611と平行な上下方向に長い3本の
長孔(ガイド孔)150’a(但し、図7では2本のみ
図示する。)が形成されている。
【0031】リングカムピボット150’の内周壁に摺
接するように、上下動(昇降)自在にドライブリング1
60’が配置されている。このドライブリング160’
には、上記3本のガイド孔150’aと対応する位置
に、120°の等角度間隔で半径方向(放射方向)に延
在した3個の貫通孔160’a(但し、図7では2個の
み図示する。)が空けられている。これら3個の貫通孔
160’aには、リングカムピボット150’の3本の
ガイド孔150a’を介して、半径方向外側から、3本
の棒状のピン161’が嵌入されている。これら3本の
ピン161’の半径方向外側の端は、リングカム14
0’の内周側円筒部材142’に形成された3本の係合
溝142’aにそれぞれ係合する。
接するように、上下動(昇降)自在にドライブリング1
60’が配置されている。このドライブリング160’
には、上記3本のガイド孔150’aと対応する位置
に、120°の等角度間隔で半径方向(放射方向)に延
在した3個の貫通孔160’a(但し、図7では2個の
み図示する。)が空けられている。これら3個の貫通孔
160’aには、リングカムピボット150’の3本の
ガイド孔150a’を介して、半径方向外側から、3本
の棒状のピン161’が嵌入されている。これら3本の
ピン161’の半径方向外側の端は、リングカム14
0’の内周側円筒部材142’に形成された3本の係合
溝142’aにそれぞれ係合する。
【0032】図11に示されるように、ドライブギヤ1
20が第2の開口20’a2に収納された状態では、3
本のピン161’は3本の係合溝142’aの下端側に
位置している。一方、図12に示されるように、ドライ
ブギヤ120が動作された状態では、3本のピン16
1’は3本の係合溝142’aの上端側に位置してい
る。
20が第2の開口20’a2に収納された状態では、3
本のピン161’は3本の係合溝142’aの下端側に
位置している。一方、図12に示されるように、ドライ
ブギヤ120が動作された状態では、3本のピン16
1’は3本の係合溝142’aの上端側に位置してい
る。
【0033】また、ドライブリング160’の上側の内
周壁は、内側へ突出した突出部162’を有し、この突
出部162’は、ドライブギヤ120の外側円環状フラ
ンジ125と係合している。したがって、このドライブ
リング160’の位置によって、ドライブギヤ120の
位置が規制されることが分かる。
周壁は、内側へ突出した突出部162’を有し、この突
出部162’は、ドライブギヤ120の外側円環状フラ
ンジ125と係合している。したがって、このドライブ
リング160’の位置によって、ドライブギヤ120の
位置が規制されることが分かる。
【0034】尚、リングカム140’の円環状部材14
1’の上面は、図11又は図12に示されるように、フ
ロアレシーバ70で覆われている。
1’の上面は、図11又は図12に示されるように、フ
ロアレシーバ70で覆われている。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のローディング機構100’では、その昇降制御機構が
リングカム140’、リングカムピボット150’およ
びドライバリング160’等から構成されているので、
部品点数が多くなるとともに、それを組み立てる際に複
雑な組立て工程を必要とするので、生産性が悪くなると
いう欠点がある。
のローディング機構100’では、その昇降制御機構が
リングカム140’、リングカムピボット150’およ
びドライバリング160’等から構成されているので、
部品点数が多くなるとともに、それを組み立てる際に複
雑な組立て工程を必要とするので、生産性が悪くなると
いう欠点がある。
【0036】したがって、本発明の課題は、部品コスト
の低減化を図ることができる、ローディング機構を提供
することにある。
の低減化を図ることができる、ローディング機構を提供
することにある。
【0037】本発明の他の課題は、組立ての簡素化を図
ることができる、ローディング機構を提供することにあ
る。
ることができる、ローディング機構を提供することにあ
る。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、サプラ
イリールモータ(60)を搭載したテープドライブ(1
0)に、サプライリールを内蔵したテープカートリッジ
が挿入されたときに、サプライリールにサプライリール
モータを係合させるためのローディング機構(100)
であって、サプライリールモータは、テープドライブの
開口(20a2)を持つシャーシ(20)の下面(20
L)側に配置されており、ローディング機構は、シャー
シの下面とサプライリールモータとの間に配置されてお
り、ローディング機構(100)は、回転軸(611)
の回りに回転可能に取り付けられたサプライリールモー
タ(61)のロータ(62)に固定されたドライブハブ
(110)であって、下端に係合穴(112b)を持つ
ドライブハブと、このドライブハブの外周に上下動自在
に配置されたドライブギヤ(120)であって、円筒状
溝(120a)を持ち、上方へ移動されたときサプライ
リールと係合し、上方へ移動されたときにドライブハブ
の係合穴と係合する係合突起(124a)を持つ、ドラ
イブギヤと、このドライブギヤの円筒状溝内に配置され
て、ドライブギヤを上方へ常に付勢するスプリング(1
30)と、ドライブギヤの昇降動作を制御する昇降制御
機構とを有する、ローディング機構に於いて、上記昇降
制御機構は、サプライリールモータのステータ(63)
を覆うように、回転軸の回りに回動自在に配置されたリ
ングカム(140)であって、内周壁に等角度間隔で下
端から上端へ斜めに延在するN(Nは3以上の整数)本
の係合溝(142a)を持つ内周側円筒部材(142)
を有する、リングカムと、このリングカムの内周側部材
に近接して配置され、シャーシ(20)を下方へ折り曲
げることによって開口を形成する円筒状部材(150)
であって、回転軸が延在する上下方向に長いN本のガイ
ド孔(150a)が等角度間隔に形成された、円筒状部
材と、この円筒状部材とドライブギヤとの間に上下動自
在に介在するドライブリングであって、ドライブギヤと
係合する部分(162)と、円筒状部材のN本のガイド
孔を介してリングカムの内周側円筒部材のN本の係合溝
と係合するN本の係合ピン(161)とを持つ、ドライ
ブリングとを有することを特徴とするローディング機構
が得られる。
イリールモータ(60)を搭載したテープドライブ(1
0)に、サプライリールを内蔵したテープカートリッジ
が挿入されたときに、サプライリールにサプライリール
モータを係合させるためのローディング機構(100)
であって、サプライリールモータは、テープドライブの
開口(20a2)を持つシャーシ(20)の下面(20
L)側に配置されており、ローディング機構は、シャー
シの下面とサプライリールモータとの間に配置されてお
り、ローディング機構(100)は、回転軸(611)
の回りに回転可能に取り付けられたサプライリールモー
タ(61)のロータ(62)に固定されたドライブハブ
(110)であって、下端に係合穴(112b)を持つ
ドライブハブと、このドライブハブの外周に上下動自在
に配置されたドライブギヤ(120)であって、円筒状
溝(120a)を持ち、上方へ移動されたときサプライ
リールと係合し、上方へ移動されたときにドライブハブ
の係合穴と係合する係合突起(124a)を持つ、ドラ
イブギヤと、このドライブギヤの円筒状溝内に配置され
て、ドライブギヤを上方へ常に付勢するスプリング(1
30)と、ドライブギヤの昇降動作を制御する昇降制御
機構とを有する、ローディング機構に於いて、上記昇降
制御機構は、サプライリールモータのステータ(63)
を覆うように、回転軸の回りに回動自在に配置されたリ
ングカム(140)であって、内周壁に等角度間隔で下
端から上端へ斜めに延在するN(Nは3以上の整数)本
の係合溝(142a)を持つ内周側円筒部材(142)
を有する、リングカムと、このリングカムの内周側部材
に近接して配置され、シャーシ(20)を下方へ折り曲
げることによって開口を形成する円筒状部材(150)
であって、回転軸が延在する上下方向に長いN本のガイ
ド孔(150a)が等角度間隔に形成された、円筒状部
材と、この円筒状部材とドライブギヤとの間に上下動自
在に介在するドライブリングであって、ドライブギヤと
係合する部分(162)と、円筒状部材のN本のガイド
孔を介してリングカムの内周側円筒部材のN本の係合溝
と係合するN本の係合ピン(161)とを持つ、ドライ
ブリングとを有することを特徴とするローディング機構
が得られる。
【0039】上記ローディング機構において、シャーシ
の下面には、円筒状部材よりも外側において等角度間隔
で回転軸の回りに対称に配置されたN本のピン(14
5)が設けられており、リングカムには、これらN本の
ピンがそれぞれ挿入されるN本の円弧状開口(141
a)が形成されていても良い。
の下面には、円筒状部材よりも外側において等角度間隔
で回転軸の回りに対称に配置されたN本のピン(14
5)が設けられており、リングカムには、これらN本の
ピンがそれぞれ挿入されるN本の円弧状開口(141
a)が形成されていても良い。
【0040】尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を
容易にするために付したものであり、一例にすぎず、こ
れらに限定されないのは勿論である。
容易にするために付したものであり、一例にすぎず、こ
れらに限定されないのは勿論である。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
実施の形態について詳細に説明する。
【0042】図1乃至図6を参照して、本発明の一実施
の形態によるローディング機構について説明する。図1
はローディング機構100を裏面(下面)側から見た状
態で示す分解斜視図である。図2は図1に示すローディ
ング機構(但し、ローディング機構そのものは図示せ
ず。)を含む磁気記録再生装置10を表面(上面)側か
ら見た状態で示す分解斜視図である。また、図3は図2
に図示した磁気記録再生装置10の平面図であり、図4
は図3の線IV−IVについての断面図である。さらに、図
5は図4中のローディング機構100の部分を拡大し
た、ドライブギヤ収納時の状態を示す断面図であり、図
6は図4中のローディング機構100の部分を拡大し
た、ドライブギヤ動作時の状態を示す断面図である。
の形態によるローディング機構について説明する。図1
はローディング機構100を裏面(下面)側から見た状
態で示す分解斜視図である。図2は図1に示すローディ
ング機構(但し、ローディング機構そのものは図示せ
ず。)を含む磁気記録再生装置10を表面(上面)側か
ら見た状態で示す分解斜視図である。また、図3は図2
に図示した磁気記録再生装置10の平面図であり、図4
は図3の線IV−IVについての断面図である。さらに、図
5は図4中のローディング機構100の部分を拡大し
た、ドライブギヤ収納時の状態を示す断面図であり、図
6は図4中のローディング機構100の部分を拡大し
た、ドライブギヤ動作時の状態を示す断面図である。
【0043】最初に、図2乃至図4を参照して、ローデ
ィング機構100を備えた磁気記録再生装置10につい
て説明する。
ィング機構100を備えた磁気記録再生装置10につい
て説明する。
【0044】磁気記録再生装置10は、上面20Uおよ
び下面20Lを持つシャーシ20を有し、シャーシ20
は鉄系の磁性体からなる板金プレスシャーシで構成され
ている。上面20Uは、第1の上領域20U1および第
2の上領域20U2に区分されている。同様に、下面2
0Lは、第1の上領域20U1および第2の上領域20
U2にそれぞれ対向する第1の下領域20L1および第
2の下領域20L2に区分されている。また、シャーシ
20には、第1の上領域20U1(第1の下領域20L
1)に第1の開口20a1が空けられ、第2の上領域2
0U2(第2の下領域L2)には、第2の開口20a2
が空けられている。第1の開口20aは円板形状をして
いる。第2の開口20a2は、シャーシ20(第2の上
領域20U2)を下側に折り曲げることによって形成さ
れた円筒形状をしている。
び下面20Lを持つシャーシ20を有し、シャーシ20
は鉄系の磁性体からなる板金プレスシャーシで構成され
ている。上面20Uは、第1の上領域20U1および第
2の上領域20U2に区分されている。同様に、下面2
0Lは、第1の上領域20U1および第2の上領域20
U2にそれぞれ対向する第1の下領域20L1および第
2の下領域20L2に区分されている。また、シャーシ
20には、第1の上領域20U1(第1の下領域20L
1)に第1の開口20a1が空けられ、第2の上領域2
0U2(第2の下領域L2)には、第2の開口20a2
が空けられている。第1の開口20aは円板形状をして
いる。第2の開口20a2は、シャーシ20(第2の上
領域20U2)を下側に折り曲げることによって形成さ
れた円筒形状をしている。
【0045】また、磁気記録再生装置10は、テイクア
ップリール30と、第1のリールモータ40と、スロッ
ト部50と、第2のリールモータ60とを更に有する。
第1のリールモータ40はテイクアップリールモータと
呼ばれ、第2のリールモータ60はサプライリールモー
タと呼ばれる。
ップリール30と、第1のリールモータ40と、スロッ
ト部50と、第2のリールモータ60とを更に有する。
第1のリールモータ40はテイクアップリールモータと
呼ばれ、第2のリールモータ60はサプライリールモー
タと呼ばれる。
【0046】テイクアップリール30は、シャーシ20
の第1の上領域20U1上に回転自在に取り付けられて
いる。第1のリールモータ(テイクアップリールモー
タ)40は、シャーシ20の第1の下領域20L2側
に、そのロータ(後述する。)の部分が第1の開口20
a1から突出した状態で、取り付けられており、テイク
アップリール30を回転駆動するためのモータである。
第1のリールモータ40は、磁性体からなる第1のモー
タ基板41と、この第1のモータ基板41上に回転可能
に取り付けられた第1のロータ42と、第1のモータ基
板41に固定設置された第1のステータ43とを有す
る。第1のリールモータ40は、第1のロータ42が内
側に配置されたインナーロータ型のモータであって、第
1のロータ42は第1のマグネット421を有する。
の第1の上領域20U1上に回転自在に取り付けられて
いる。第1のリールモータ(テイクアップリールモー
タ)40は、シャーシ20の第1の下領域20L2側
に、そのロータ(後述する。)の部分が第1の開口20
a1から突出した状態で、取り付けられており、テイク
アップリール30を回転駆動するためのモータである。
第1のリールモータ40は、磁性体からなる第1のモー
タ基板41と、この第1のモータ基板41上に回転可能
に取り付けられた第1のロータ42と、第1のモータ基
板41に固定設置された第1のステータ43とを有す
る。第1のリールモータ40は、第1のロータ42が内
側に配置されたインナーロータ型のモータであって、第
1のロータ42は第1のマグネット421を有する。
【0047】一方、スロット部50は、シャーシ20の
第2の上領域20U2上に設けられており、このスロッ
ト部50には、回転自在なサプライリール(図示せず)
を備えたカートリッジ(図示せず)が挿入される。第2
のリールモータ(サプライリールモータ)60は、シャ
ーシ20の第2の下領域20L2側に、そのロータ(後
述する。)の回転軸の部分が第2の開口20a2に挿入
された状態で、取り付けられており、スロット部50に
上記カートリッジが挿入されたときに上記サプライリー
ルを回転駆動するためのモータである。第2のリールモ
ータ60は、磁性体からなる第2のモータ基板61と、
この第2のモータ基板61上に回転可能に取り付けられ
た第2のロータ62と、第2のモータ基板61に固定設
置された第2のステータ63とを有する。第2のリール
モータ60も、第1のリールモータ40と同様に、第2
のロータ62が内側に配置されたインナーロータ型のモ
ータであって、第2のロータ62は第2のマグネット6
21を有する。
第2の上領域20U2上に設けられており、このスロッ
ト部50には、回転自在なサプライリール(図示せず)
を備えたカートリッジ(図示せず)が挿入される。第2
のリールモータ(サプライリールモータ)60は、シャ
ーシ20の第2の下領域20L2側に、そのロータ(後
述する。)の回転軸の部分が第2の開口20a2に挿入
された状態で、取り付けられており、スロット部50に
上記カートリッジが挿入されたときに上記サプライリー
ルを回転駆動するためのモータである。第2のリールモ
ータ60は、磁性体からなる第2のモータ基板61と、
この第2のモータ基板61上に回転可能に取り付けられ
た第2のロータ62と、第2のモータ基板61に固定設
置された第2のステータ63とを有する。第2のリール
モータ60も、第1のリールモータ40と同様に、第2
のロータ62が内側に配置されたインナーロータ型のモ
ータであって、第2のロータ62は第2のマグネット6
21を有する。
【0048】図2および図4から明らかなように、第1
のリールモータ(テイクアップリールモータ)40と第
2のリールモータ(サプライリールモータ)60とは、
共通の構造を有する。すなわち、第1のリールモータ4
0において、第1のロータ42および第1のステータ4
3が第1のモータ基板41の上面側に配置されており、
同様に、第2のリールモータ60においても、第2のロ
ータ62および第2のステータ63が第2のモータ基板
61の上面側に配置されている。したがって、第1のリ
ールモータ40および第2のリールモータ60の両方と
も、第1のロータ42を構成する第1のマグネット42
1および第2のロータ62を構成する第2のマグネット
621は外側に露出した状態にある。
のリールモータ(テイクアップリールモータ)40と第
2のリールモータ(サプライリールモータ)60とは、
共通の構造を有する。すなわち、第1のリールモータ4
0において、第1のロータ42および第1のステータ4
3が第1のモータ基板41の上面側に配置されており、
同様に、第2のリールモータ60においても、第2のロ
ータ62および第2のステータ63が第2のモータ基板
61の上面側に配置されている。したがって、第1のリ
ールモータ40および第2のリールモータ60の両方と
も、第1のロータ42を構成する第1のマグネット42
1および第2のロータ62を構成する第2のマグネット
621は外側に露出した状態にある。
【0049】図2および図4から明らかなように、第1
のマグネット421および第2のマグネット621の両
方とも、磁性体からなるシャーシ20で覆われるので、
磁気漏れを遮断することができる。
のマグネット421および第2のマグネット621の両
方とも、磁性体からなるシャーシ20で覆われるので、
磁気漏れを遮断することができる。
【0050】このような構造の磁気記録再生装置10に
よれば、サプライリールから引き出されてテイクアップ
リール30に巻き取られる磁気テープ(図示せず)に対
して磁気ヘッド80により情報交換を行うことができ
る。
よれば、サプライリールから引き出されてテイクアップ
リール30に巻き取られる磁気テープ(図示せず)に対
して磁気ヘッド80により情報交換を行うことができ
る。
【0051】次に、図1、図5および図6を参照して、
本発明に係るローディング機構100について説明す
る。ローディング機構100は、サプライリールモータ
60とシャーシ20の下面20L(第2の下領域20L
2)との間に配置される。ここで、サプライリールモー
タ60の構成は、図11および図12に示したものと同
様の構成を有するので、同一の構成要素には同一の参照
符号を付し、それらの説明については省略する。また、
ローディング機構100は、後述するように、昇降制御
機構を除いて従来のローディング機構100’と同一の
構成を有する。従って、同一の構成要素について同一の
参照符号を付して、それらの説明については省略し、以
下では、昇降制御機構についてのみ詳細に説明する。
本発明に係るローディング機構100について説明す
る。ローディング機構100は、サプライリールモータ
60とシャーシ20の下面20L(第2の下領域20L
2)との間に配置される。ここで、サプライリールモー
タ60の構成は、図11および図12に示したものと同
様の構成を有するので、同一の構成要素には同一の参照
符号を付し、それらの説明については省略する。また、
ローディング機構100は、後述するように、昇降制御
機構を除いて従来のローディング機構100’と同一の
構成を有する。従って、同一の構成要素について同一の
参照符号を付して、それらの説明については省略し、以
下では、昇降制御機構についてのみ詳細に説明する。
【0052】ローディング機構100の昇降制御機構
は、サプライリールモータ60の第2のステータ63、
第2のロータ62の第2のマグネット621、および皿
状回転体623の外周端部を覆うように、回転軸611
の回りに回動自在に配置されたリングカム140を有す
る。詳述すると、リングカム140は、第2のステータ
63、第2のロータの第2のマグネット621および皿
状回転体623の外周端部の上面を覆うようにその上面
から所定距離離間して配置された円環状部材141と、
この円環状部材141の内周縁から下方に直角に折り曲
げられて、第2のロータ62の皿状回転体623の外周
端部から所定距離離間して配置された内周側円筒部材1
42と、円環状部材141の外周縁から下方に直角に折
り曲げられて、第2のステータ63の外周端から所定距
離離間した配置された外周側円筒部材143とを有す
る。この外周側円筒部材143の一部には、図示しない
歯車と係合する歯車部分(図示せず)が形成されてい
る。内周側円筒部材142の内周壁には、図1に図示さ
れるように、その下端から上端へ斜めに延在する3本の
係合溝142a(但し、図1では2本のみ図示する。)
が形成されている。尚、この3本の係合溝142aは、
互いに120°の角度間隔を空けて回転軸611に対し
て回転対称となるように配置されている。
は、サプライリールモータ60の第2のステータ63、
第2のロータ62の第2のマグネット621、および皿
状回転体623の外周端部を覆うように、回転軸611
の回りに回動自在に配置されたリングカム140を有す
る。詳述すると、リングカム140は、第2のステータ
63、第2のロータの第2のマグネット621および皿
状回転体623の外周端部の上面を覆うようにその上面
から所定距離離間して配置された円環状部材141と、
この円環状部材141の内周縁から下方に直角に折り曲
げられて、第2のロータ62の皿状回転体623の外周
端部から所定距離離間して配置された内周側円筒部材1
42と、円環状部材141の外周縁から下方に直角に折
り曲げられて、第2のステータ63の外周端から所定距
離離間した配置された外周側円筒部材143とを有す
る。この外周側円筒部材143の一部には、図示しない
歯車と係合する歯車部分(図示せず)が形成されてい
る。内周側円筒部材142の内周壁には、図1に図示さ
れるように、その下端から上端へ斜めに延在する3本の
係合溝142a(但し、図1では2本のみ図示する。)
が形成されている。尚、この3本の係合溝142aは、
互いに120°の角度間隔を空けて回転軸611に対し
て回転対称となるように配置されている。
【0053】また、リングカム140の円環状部材14
1には、回転軸611の回りに120°の等角度間隔で
対称に3本の円弧状開口141aが形成されている。一
方、シャーシ20の第2の下領域20L2には、これら
3本の円弧状開口141aと対応する位置で、120°
の等角度間隔で対称に配置された3本のピン145が設
けられている。これら3本のピン145がそれぞれ対応
する3本の円弧状開口141aに挿入される。
1には、回転軸611の回りに120°の等角度間隔で
対称に3本の円弧状開口141aが形成されている。一
方、シャーシ20の第2の下領域20L2には、これら
3本の円弧状開口141aと対応する位置で、120°
の等角度間隔で対称に配置された3本のピン145が設
けられている。これら3本のピン145がそれぞれ対応
する3本の円弧状開口141aに挿入される。
【0054】上述したように、円筒形状の第2の開口2
0a2を形成するために、シャーシ20の第2の上領域
20U2が下側に折り曲げられており、それは円筒状部
材150を構成している。換言すれば、シャーシ20の
一部を利用して円筒状部材150が形成されている。こ
の円筒状部材150は、従来の昇降制御機構を構成する
リングカムピボット150’の機能と同様の役目を果た
す。詳述すると、円筒状部材150は、リングカム14
0の内周側円筒部材142の内周壁に近接して配置され
ている。円筒状部材150には、120°の等角度間隔
で、回転軸611と平行な上下方向に長い3本の長孔
(ガイド孔)150aが形成されている。
0a2を形成するために、シャーシ20の第2の上領域
20U2が下側に折り曲げられており、それは円筒状部
材150を構成している。換言すれば、シャーシ20の
一部を利用して円筒状部材150が形成されている。こ
の円筒状部材150は、従来の昇降制御機構を構成する
リングカムピボット150’の機能と同様の役目を果た
す。詳述すると、円筒状部材150は、リングカム14
0の内周側円筒部材142の内周壁に近接して配置され
ている。円筒状部材150には、120°の等角度間隔
で、回転軸611と平行な上下方向に長い3本の長孔
(ガイド孔)150aが形成されている。
【0055】円筒状部材150の内周壁に摺接するよう
に、上下動(昇降)自在にドライブリング160が配置
されている。このドライブリング160には、上記3本
のガイド孔150aと対応する位置に、120°の等角
度間隔で半径方向(放射方向)外側に延在した3本の棒
状のピン161(但し、図1では2本のみ図示する。)
が取り付けられている。これら3本のピン161の半径
方向外側の端は、リングカム140の内周側円筒部材1
42に形成された3本の係合溝142aにそれぞれ係合
する。
に、上下動(昇降)自在にドライブリング160が配置
されている。このドライブリング160には、上記3本
のガイド孔150aと対応する位置に、120°の等角
度間隔で半径方向(放射方向)外側に延在した3本の棒
状のピン161(但し、図1では2本のみ図示する。)
が取り付けられている。これら3本のピン161の半径
方向外側の端は、リングカム140の内周側円筒部材1
42に形成された3本の係合溝142aにそれぞれ係合
する。
【0056】図5に示されるように、ドライブギヤ12
0が第2の開口20a2中に収納された状態では、3本
のピン161は3本の係合溝142aの下端側に位置し
ている。一方、図6に示されるように、ドライブギヤ1
20が動作された状態では、3本のピン161は3本の
係合溝142aの上端側に位置している。
0が第2の開口20a2中に収納された状態では、3本
のピン161は3本の係合溝142aの下端側に位置し
ている。一方、図6に示されるように、ドライブギヤ1
20が動作された状態では、3本のピン161は3本の
係合溝142aの上端側に位置している。
【0057】また、ドライブリング160は、その上端
から内周側へ突出した断面L字型のフック部162を有
し、このフック部162は、ドライブギヤ120の外側
円環状フランジ125と係合している。したがって、こ
のドライブリング160の位置によって、ドライブギヤ
120の位置が規制されることが分かる。
から内周側へ突出した断面L字型のフック部162を有
し、このフック部162は、ドライブギヤ120の外側
円環状フランジ125と係合している。したがって、こ
のドライブリング160の位置によって、ドライブギヤ
120の位置が規制されることが分かる。
【0058】このように、本実施の形態では、従来のリ
ングカムピボット150’の代わりに、シャーシ20の
一部分を利用した円筒状部材150を用いている。換言
すれば、ドライブギヤ120を昇降動作させるドライブ
リング160用のガイド孔150aをシャーシ20に一
体に成形している。従って、ローディング機構100の
昇降制御機構を構成する部品点数を削減することができ
る。その為、部品コストの低減化を図ることができると
共に、組立ての簡素化をも図ることができる。
ングカムピボット150’の代わりに、シャーシ20の
一部分を利用した円筒状部材150を用いている。換言
すれば、ドライブギヤ120を昇降動作させるドライブ
リング160用のガイド孔150aをシャーシ20に一
体に成形している。従って、ローディング機構100の
昇降制御機構を構成する部品点数を削減することができ
る。その為、部品コストの低減化を図ることができると
共に、組立ての簡素化をも図ることができる。
【0059】以上、本発明について好ましい実施の形態
によって例を挙げて説明してきたが、本発明は上述した
実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上述
した実施の形態では、シャーシ20として鉄系の磁性体
からなる板金プレスシャーシを用いているが、ダイカス
ト或いは樹脂成形にて構成したものを使用しても良い。
また、上述した実施の形態では、リングカム140の回
転軸とスラスト止めを3本のピン145で構成している
が、ガイド孔150aを形成する円筒状部材150を回
転軸とし、他にスラスト止めを設けても良い。さらに、
上述した実施の形態では、ドライブリング160を挿入
するためのガイド孔150aの開放部を円筒状部材15
0の下端に設けているが、円筒状部材150の下端を閉
じ、円筒状部材150の根元部を開放しても良い。さら
に、上記実施の形態では、等角度間隔で中心軸の回りに
対称に配置された各構成要素の数Nが3の場合について
述べているが、Nは4以上でも良いのは勿論である。
によって例を挙げて説明してきたが、本発明は上述した
実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上述
した実施の形態では、シャーシ20として鉄系の磁性体
からなる板金プレスシャーシを用いているが、ダイカス
ト或いは樹脂成形にて構成したものを使用しても良い。
また、上述した実施の形態では、リングカム140の回
転軸とスラスト止めを3本のピン145で構成している
が、ガイド孔150aを形成する円筒状部材150を回
転軸とし、他にスラスト止めを設けても良い。さらに、
上述した実施の形態では、ドライブリング160を挿入
するためのガイド孔150aの開放部を円筒状部材15
0の下端に設けているが、円筒状部材150の下端を閉
じ、円筒状部材150の根元部を開放しても良い。さら
に、上記実施の形態では、等角度間隔で中心軸の回りに
対称に配置された各構成要素の数Nが3の場合について
述べているが、Nは4以上でも良いのは勿論である。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、ドライブギヤを昇降動作させるドライブリング用
のガイド孔をシャーシに一体に成形したので、従来必要
であったリングカムピボットを省略でき、部品点数を削
減することができる。これにより、部品コストの低減化
を図ることができると共に、組立ての簡素化をも図るこ
とができる。
では、ドライブギヤを昇降動作させるドライブリング用
のガイド孔をシャーシに一体に成形したので、従来必要
であったリングカムピボットを省略でき、部品点数を削
減することができる。これにより、部品コストの低減化
を図ることができると共に、組立ての簡素化をも図るこ
とができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るローディング機構
を裏面(下面)側から見た状態で示す分解斜視図であ
る。
を裏面(下面)側から見た状態で示す分解斜視図であ
る。
【図2】図1に示すローディング機構を含む磁気記録再
生装置を表面(上面)側から見た状態で示す分解斜視図
である。
生装置を表面(上面)側から見た状態で示す分解斜視図
である。
【図3】図2に図示した磁気記録再生装置の平面図であ
る。
る。
【図4】図3の線IV−IVについての断面図である。
【図5】図4中のローディング機構の部分を拡大した、
ドライブギヤ収納時の状態を示す断面図である。
ドライブギヤ収納時の状態を示す断面図である。
【図6】図4中のローディング機構の部分を拡大した、
ドライブギヤ動作時の状態を示す断面図である。
ドライブギヤ動作時の状態を示す断面図である。
【図7】従来のローディング機構を裏面(下面)側から
見た状態で示す分解斜視図である。
見た状態で示す分解斜視図である。
【図8】図7に示すローディング機構を含む磁気記録再
生装置を表面(上面)側から見た状態で示す分解斜視図
である。
生装置を表面(上面)側から見た状態で示す分解斜視図
である。
【図9】図8に図示した磁気記録再生装置の平面図であ
る。
る。
【図10】図9の線X−Xについての断面図である。
【図11】図10中のローディング機構の部分を拡大し
た、ドライブギヤ収納時の状態を示す断面図である。
た、ドライブギヤ収納時の状態を示す断面図である。
【図12】図10中のローディング機構の部分を拡大し
た、ドライバギヤ動作時の状態を示す断面図である。
た、ドライバギヤ動作時の状態を示す断面図である。
10 磁気記録再生装置(テープドライブ) 20 シャーシ(鉄板) 20U 上面 20L 下面 30 テイクアップリール 40 第1のリールモータ(テイクアップリールモー
タ) 41 モータ基板 42 ロータ 421 マグネット 43 ステータ 50 スロット部 60 第2のリールモータ(サプライリールモータ) 61 モータ基板 62 ロータ 621 マグネット 63 ステータ 100 ローディング機構 110 ドライブハブ 112a 係合穴 120 ドライブギヤ 124a 係合突起 130 スプリング 140 リングカム 141a 円弧状開口 142a 係合溝 150 円筒状部材 150a ガイド孔 160 ドライブリング 161 ピン
タ) 41 モータ基板 42 ロータ 421 マグネット 43 ステータ 50 スロット部 60 第2のリールモータ(サプライリールモータ) 61 モータ基板 62 ロータ 621 マグネット 63 ステータ 100 ローディング機構 110 ドライブハブ 112a 係合穴 120 ドライブギヤ 124a 係合突起 130 スプリング 140 リングカム 141a 円弧状開口 142a 係合溝 150 円筒状部材 150a ガイド孔 160 ドライブリング 161 ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 サプライリールモータを搭載したテープ
ドライブに、サプライリールを内蔵したテープカートリ
ッジが挿入されたときに、前記サプライリールに前記サ
プライリールモータを係合させるためのローディング機
構であって、 前記サプライリールモータは、前記テープドライブの開
口を持つシャーシの下面側に配置されており、前記ロー
ディング機構は、前記シャーシの下面と前記サプライリ
ールモータとの間に配置されており、 前記ローディング機構は、回転軸の回りに回転可能に取
り付けられた前記サプライリールモータのロータに固定
されたドライブハブであって、下端に係合穴を持つ前記
ドライブハブと、該ドライブハブの外周に上下動自在に
配置されたドライブギヤであって、円筒状溝を持ち、上
方へ移動されたとき前記サプライリールと係合し、前記
上方へ移動されたときに前記ドライブハブの係合穴と係
合する係合突起を持つ、前記ドライブギヤと、該ドライ
ブギヤの前記円筒状溝内に配置されて、前記ドライブギ
ヤを上方へ常に付勢するスプリングと、前記ドライブギ
ヤの昇降動作を制御する昇降制御機構とを有する、前記
ローディング機構に於いて、 前記昇降制御機構は、 前記サプライリールモータのステータを覆うように、前
記回転軸の回りに回動自在に配置されたリングカムであ
って、内周壁に等角度間隔で下端から上端へ斜めに延在
するN(Nは3以上の整数)本の係合溝を持つ内周側円
筒部材を有する、前記リングカムと、 該リングカムの前記内周側部材に近接して配置され、前
記シャーシを下方へ折り曲げることによって前記開口を
形成する円筒状部材であって、前記回転軸が延在する上
下方向に長いN本のガイド孔が等角度間隔に形成され
た、前記円筒状部材と、 該円筒状部材と前記ドライブギヤとの間に上下動自在に
介在するドライブリングであって、前記ドライブギヤと
係合する部分と、前記円筒状部材の前記N本のガイド孔
を介して前記リングカムの前記内周側円筒部材の前記N
本の係合溝と係合するN本の係合ピンとを持つ、前記ド
ライブリングとを有することを特徴とするローディング
機構。 - 【請求項2】 前記シャーシの下面には、前記円筒状部
材よりも外側において等角度間隔で前記回転軸の回りに
対称に配置されたN本のピンが設けられており、前記リ
ングカムには、前記N本のピンがそれぞれ挿入されるN
本の円弧状開口が形成されている、請求項1に記載のロ
ーディング機構。
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JP2000325639A JP2002133739A (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | ローディング機構 |
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