JP2002150641A - リールハブロック解除機構 - Google Patents

リールハブロック解除機構

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JP2002150641A
JP2002150641A JP2000342922A JP2000342922A JP2002150641A JP 2002150641 A JP2002150641 A JP 2002150641A JP 2000342922 A JP2000342922 A JP 2000342922A JP 2000342922 A JP2000342922 A JP 2000342922A JP 2002150641 A JP2002150641 A JP 2002150641A
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reel
reel hub
tape
chassis
hub lock
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JP2000342922A
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Kiichiro Nawa
幾一郎 縄
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/041Details
    • G11B23/043Brakes for tapes or tape reels

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローディングモータの小型化、高寿命化を図
り、リングカムに対する摩擦を低減し、部品点数を削減
して組立ての簡素化を図ること。 【解決手段】 リングカム(51)の回動に応答して、
ロックレバー(41)を操作することにより、リールハ
ブロックを解除するためのリールハブロック解除機構
は、シャーシ(12)の裏面で中央を支点部(311)
として回動自在に配置され、この支点部から両側へ延在
する第1および第2の板状体(312,313)を有す
るシーソー型リリースレバー(31)を有する。第1の
板状体(312)は、その先端にカム溝(51a)と係
合する係合突起(34)を持ち、第2の板状体(31
3)は、その先端にロックレバーを操作するために上方
へ突出したレバー操作用突起(33)を持つ。支点部の
外周に、リリースレバーをシャーシに組み付けるための
部品落下防止用スプリング(35)が装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDLT(Digital Li
near Tape)やLTO(Linear Tape Open)に代表され
るリニアテープストレージシステムに関し、特に、それ
に用いられるリールハブロック解除機構に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のリニアテープストレージシステ
ムは、コンピュータシステムのバックアップ用として開
発され、従来から種々のものが提案されている。例え
ば、DLTとしてのデジタル線形テープドライブは、特
開平9−198639号公報などに開示されている。
【0003】デジタル線形テープドライブ(以下、単に
「駆動装置」や「テープドライブ」、「ドライブ」とも
呼ぶ。)は、単一のリール(供給リール)を持つテープ
カートリッジ(以下、単に「カートリッジ」とも呼
ぶ。)を受けるためのものであり、その内部に巻取りリ
ールを内蔵している。テープカートリッジが駆動装置に
装着されると、テープカートリッジから磁気テープが引
き出され、ヘッドガイドアセンブリ(HGA)を介して
巻取りリールで巻き取られる。ヘッドガイドアセンブリ
は、テープカートリッジから引き出された磁気テープ
(以下、単に「テープ」とも呼ぶ。)を磁気ヘッドに案
内するためのものである。磁気ヘッドは、当該テープと
の間で情報を交換する。ヘッドガイドアセンブリは、一
般に、ブーメラン状の形をしたアルミニウム製のプレー
トと、ベアリングを使用した6個の大きなガイドローラ
とで構成される。
【0004】尚、ヘッドガイドアセンブリは、テープガ
イドアセンブリとも呼ばれ、それは、例えば、特表平9
−500753号公報に開示されている。また、ガイド
ローラの一例は、特開2000−100025号公報に
開示されている。
【0005】一般に、テープドライブは、例えば、特表
2000−501547号公報に記載されているよう
に、共通のベースを有する略直方体形状のハウジングを
含む。ベースは2つのスピンドルモータ(リールモー
タ)を有する。第1のスピンドルモータは、ベースに永
久的に取り付けられたスプール(巻取りリール)を有
し、そのスプールは、比較的高速で流れる磁気テープを
受けるように大きさが定められている。第2のスピンド
ルモータ(リールモータ)は取外し可能なテープカート
リッジを受けるように適合される。取外し可能なテープ
カートリッジは、ドライブのハウジングに形成されたス
ロットを通してドライブの中に手動で、または自動的に
挿入される。テープカートリッジをスロットの中に挿入
すると、カートリッジは第2のスピンドルモータ(リー
ルモータ)と係合する。第1および第2のスピンドルモ
ータ(リールモータ)を回転する前に、機械的なバック
リング機構によってテープカートリッジは永久的に取付
けられたスプール(テイクアップリール)に接続され
る。テープカートリッジと永久スプールとの間に位置づ
けられた多くのローラ(ガイドローラ)は、テープカー
トリッジと永久に取付けられたスプールとの間を磁気テ
ープが比較的高速で前後に移動する際にそれを案内す
る。
【0006】このような構成のデジタル線形テープドラ
イブでは、巻取りリールがテープを供給リールから引っ
張るための装置が必要である。そのような引っ張り装置
は、例えば、特公平3−7595号公報に開示されてい
る。この公報によると、巻取りリールには巻取りリーダ
手段(第1のテープリーダ)が連結され、供給リール上
のテープに供給テープリーダ手段(第2のテープリー
ダ)が固定されている。第1のテープリーダはその一端
にタブを有し、第2のテープリーダはロッキング孔を有
し、タブがロッキング孔に係合される。
【0007】さらに、第1のテープリーダを第2のテー
プリーダに接合するための機構も必要となる。そのよう
な接合機構は、例えば、特公平6−39027号公報に
開示されている。
【0008】また、特開2000−100116号公報
には、リーダテープ(第2のテープリーダ)の側方に突
出する耳片を必要とすることなく、リーダテープの端部
をテープカートリッジのテープエンド引掛け部に係止す
ることのできる「リーダテープの係止部構造」が開示さ
れている。
【0009】特開平11−86381号公報には、テー
プカートリッジがドライブに挿入されていない際に、テ
ープドライブの巻取りリールが回転するのを防ぐための
ロックシステムが開示されている。
【0010】一方、デジタル線形テープドライブに装着
されるテープカートリッジとしては、その一例が特開2
000−149491号公報に開示されている。
【0011】また、特開平11−316991号公報に
は、バックリング機構または巻取りリーダを使用するこ
となくテープリーダがテープカートリッジからテイクア
ップリールに押し進められるようにした「テープドライ
ブ」が開示されている。
【0012】尚、テープドライブは、磁気テープヘッド
アクチュエータアセンブリをさらに含み、この磁気テー
プヘッドアクチュエータアセンブリは複数のローラによ
って規定されたテープ経路上に、巻取りスプールとテー
プカートリッジとの間に位置づけられる。動作中は、磁
気テープが巻取りスプールとテープカートリッジとの間
を前後に流れ、規定されたテープ経路上を流れる間に磁
気ヘッドアクチュエータアセンブリに密に接近する。こ
のような磁気ヘッドアクチュエータアセンブリの一例
は、上記特表2000−501547号公報に開示され
ている。
【0013】ところで、上記2000−149491号
公報に開示されているように、テープカートリッジは、
ケースと、このケース内に回転自在に収納されている記
録/再生可能な磁気テープを巻回している回転リール
(供給リール)とを有する。このようなテープカートリ
ッジでは、それがテープドライブのスロットに挿入され
ていない状態において、供給リールの回転駆動を阻止す
る必要がある。さもないと、テープカートリッジを持ち
運んだりしているとき等に、テープカートリッジ内で供
給リールが回転して磁気テープがテープカートリッジか
ら外部へ飛び出してしまうというような、不都合が発生
するおそれがあるからである。そのために、テープカー
トリッジは、供給リールのリールハブをロックするため
のリールハブロック機構を内蔵している。このような供
給リールのリールハブのロックを、この分野では「リー
ルハブロック」と呼んでいる。すなわち、テープカート
リッジは、テープドライブのスロットに挿入されていな
い状態においては、供給リールのリールハブがリールハ
ブロック機構によってリールハブロックされた状態に置
かれている。リールハブロック解除機構は、外部からの
操作によってリールハブロックを解除可能とするための
ロックレバーを含む。
【0014】一方、テープドライブは、テープカートリ
ッジがスロットに挿入されたとき又は後に、上記ロック
レバーを操作することにより、リールハブロックを解除
するための機構が必要である。このような機構は「リー
ルハブロック解除機構」と呼ばれる。詳述すると、テー
プドライブは、テープカートリッジがスロットに挿入さ
れた後で、供給リールを供給リールモータに係合させる
ためのローディング機構を有する。このローディング機
構は、シャーシ上に配置されたローディングモータと、
このローディングモータによって駆動されるリングカム
とを有する。リングカムは、供給リールモータの回転軸
と同軸で、シャーシの裏面と供給リールモータとの間に
回転可能に配置されており、カム溝を持っている。リー
ルハブロック解除機構は、リングカムのカム溝に係合す
る係合突起を持っている。そして、リールハブロック解
除機構は、テープカートリッジがスロットに挿入された
ときに、リングカムの回動に応答して、ロックレバーを
操作することにより、リールハブロックを解除する。
【0015】図7を参照して、従来のリールハブロック
解除機構を含む従来のテープドライブについて説明す
る。尚、図7は上蓋を取り外した状態の従来のテープド
ライブを示す平面図である。
【0016】テープドライブ10’は、テープカートリ
ッジ(図示せず)を受けるためのものであり、その内部
に巻取りリール11を内蔵している。巻取りリール11
はスプールとも呼ばれる。テープドライブ10’は、共
通のベース12’aを有する略直方体形状のハウジング
(シャーシ)12’を有する。ベース12’aは2つの
スピンドルモータ(リールモータ)13’、14を有す
る。第1のスピンドルモータ13’は、ベース12’a
に永久的に取り付けられたスプール(巻取りリール)1
1を有し、そのスプール11は、比較的高速で流れる磁
気テープ(図示せず)を受けるように大きさが定められ
ている。第2のスピンドルモータ(リールモータ)14
は取外し可能なテープカートリッジを受けるように適合
される。取外し可能なテープカートリッジは、ドライブ
10’のハウジング12’に形成されたスロット12’
bを通してドライブ10’の中に手動で、または自動的
に、矢印Aで示す挿入方向に沿って挿入される。第1の
スピンドルモータ13’は巻取りリールモータと呼ば
れ、第2のスピンドルモータ14は供給リールモータと
呼ばれる。
【0017】テープカートリッジをテープドライブ1
0’のスロット12’bの中に挿入すると、カートリッ
ジは後述するローディング機構によって第2のスピンド
ルモータ(供給リールモータ)14と係合する。第1お
よび第2のスピンドルモータ(リールモータ)13’、
14を回転する前に、機械的なバックリング機構(図示
せず)によってテープカートリッジは永久的に取付けら
れたスプール(巻取りリール)11に接続される。テー
プカートリッジと永久スプール11との間に位置づけら
れた多くのローラ(ガイドローラ)15は、テープカー
トリッジと永久に取付けられたスプール11との間を磁
気テープが比較的高速で前後に移動する際にそれを案内
する。
【0018】尚、ハウジング(シャーシ)12'は非磁
性体のアルミダイカストで構成されているので、第2の
スピンドルモータ14のマグネット(図示せず)からの
磁気漏れを遮断するために、第2のスピンドルモータ1
4は鉄系の磁性体からなるプレート16で覆われてい
る。このプレート16はフロアレシーバと呼ばれる。
【0019】テープドライブ10’は、磁気テープヘッ
ドアクチュエータアセンブリ(以下、単に「アクチュエ
ータアセンブリ」とも呼ぶ)20’をさらに含み、この
アクチュエータアセンブリ20’は上記複数のローラ1
5によって規定されたテープ経路(図示せず)上に、巻
取りスプール11とテープカートリッジとの間に位置づ
けられる。動作中は、磁気テープが巻取りスプール11
とテープカートリッジとの間を前後に流れ、規定された
テープ経路上を流れる間にアクチュエータアセンブリ2
0’に密に近接する。
【0020】従来のリールハブロック解除機構30’
は、図7に示されるように、テープドライブ10’の左
側壁面(レフトレシーバ)12’cの内側近傍に配置さ
れている。
【0021】尚、図示はしないが、テープカートリッジ
は、前述したようにリールハブロック機構を内蔵してい
る。このリールハブロック機構は、供給リールのリール
ハブをロック(リールハブロック)するための機構で、
外部からの操作によってリールハブロックを解除可能と
するためのロックレバーを含んでいる。このロックレバ
ーは、テープカートリッジの左側後方の角に近接して設
けらており、かつケースの下面に空けられた開口を介し
て外部から見える位置に配置されている。
【0022】次に、図8乃至図11を参照して、従来の
リールハブロック解除機構30’について説明する。図
8は従来のリールハブロック解除機構30’を含む従来
のテープドライブ10’の主要部分を表面側から斜めに
見た斜視図である。図9は従来のリールハブロック解除
機構30’を含む従来のテープドライブ10’の主要部
分を裏面側から斜めに見た斜視図である。また、図10
は、リールハブロック機構がリールハブロックの状態に
ある場合の、従来のリールハブロック解除機構30’の
状態を示す断面図であり、図11は、リールハブロック
機構がリールハブロック解除の状態にある場合の、従来
のリールハブロック解除機構30’の状態を示す断面図
である。
【0023】リールハブロック解除機構30’は、シャ
ーシ12’の表面側に配置されており、レフトレシーバ
12’cと平行で挿入方向Aに延在するリリースレバー
31’を有する。リリースレバー31’の奥側の一端3
1’aは、シャーシ12’に回転可能に取り付けられた
支点シャフト32’に結合されている。一方、図10に
示されるように、リリースレバー31’の手前側の一端
31’bには、上述したように、テープカートリッジ4
0のロックレバー41を操作するために上方へ突出した
レバー操作用突起33’が結合されている。さらに、リ
リースレバー31’は、そのほぼ中央で、後述するロー
ディング機構のリングカム51’のカム溝51’aと係
合する係合突起34’を持っている。
【0024】このリリースレバー31’は、リリースレ
バー31’とシャーシ12’の表面との間に設けられた
スプリング35’によって、常に上方へ押圧(付勢)さ
れている。換言すれば、リリースレバー31’は、リー
ルハブロック解除に必要十分なバネ荷重を持つスプリン
グ35’によって常に上方に押圧されている。上述した
ように、リリースレバー31’の係合突起34’はリン
グカム51’のカム溝51’aと係合しているので、バ
ネ荷重を持つスプリング35’は、リリースレバー3
1’を駆動するリングカム51’の変形を最小限に抑え
るように、カム溝51’aでリンクカム51’を上方へ
押圧することになる。リリースレバー31’の駆動はリ
ングカム51’の外周で行うので、リングカム51’に
は常に大きな負荷がかかることなる。
【0025】尚、ローディング機構は、シャーシ12’
に配置されたローディングモータ52’を備え、このロ
ーディングモータ52’によってリングカム51’が駆
動される。
【0026】次に、図10および11を参照して、従来
のリールハブロック解除機構30’の動作について説明
する。
【0027】図10に示されるように、リールハブロッ
ク機構がリールハブロックの状態にある場合には、リリ
ースレバー31’の係合突起34’は、リングカム5
1’のカム溝51’aの下方側の溝に位置しており、レ
バー操作用突起33’は下方に位置している。この場
合、リングカム51’のカム溝51’aには、スプリン
グ35’によって上方への押圧力が作用していることに
なる。換言すれば、カートリッジ40がテープドライブ
10’のスロット12’bに挿入されていない状態で
は、リングカム51’には常に上記押圧力が作用してい
ることになる。
【0028】尚、図10はテープドライブ10’のスロ
ット12’bにカートリッジ40が挿入された直後の状
態を示しており、まだ、ローディング機構が動作してい
ない状態を示している。この状態では、図10に示され
るように、リリースレバー31’のレバー操作用突起3
3’とカートリッジ40のロックレバー41とが互いに
離れた状態にある。
【0029】カートリッジ40がテープドライブ10’
のスロット12’bに挿入された後、供給リール(図示
せず)を供給リールモータ14(図7)に係合させるた
めにローディング機構が動作する。すなわち、ローディ
ングモータ52’(図8)が動作して、リングカム5
1’を反時計回りに回転駆動する。これにより、リリー
スレバー31’の係合突起34’がリングカム51’の
カム溝51’aに沿って、その下方側の溝から上方側の
溝へ向けて、スプリング35’の付勢力によって上方へ
移動する。これにより、リリースレバー31’のレバー
操作用突起33’も、支点シャフト32’の回りを上方
へ回動し、図11に示されるように、レバー操作用突起
33’がロックレバー41と係合する。これにより、カ
ートリッジ40のリールハブロックが解除される。これ
により、カートリッジ40の供給リールからそれに巻回
された磁気テープを外部へ引き出すことが可能となる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のリールハブロック解除機構30’では、スプリング3
5’によってリングカム51’には常に負荷がかかって
いる。したがって、リングカム51’を駆動するための
ローディングモータ52’は、この負荷に抗して動作し
なければならず、ローディングモータ52’として大型
のものが必要になると共に、その寿命も短くなってしま
うという問題がある。また、スプリング35’によって
リングカム51’のカム溝51’aには、リリースレバ
ー31’の係合突起34’から摩擦力も作用することに
なる。さらに、リールハブロック解除機構30’を構成
するリリースレバー31’それ自体も、テープドライブ
10’の手前側からその中央の奥側まで延在した長く大
型なものであるので、リールハブロック解除機構30’
の小型化を図ることが困難である。また、リールハブロ
ック解除機構30’は、リリースレバー31’、支点シ
ャフト32’、およびスプリング35’などな多くの部
品から構成されているので、部品点数を削減することも
困難であり、組立ても複雑になるという問題もある。そ
の結果、リールハブロック解除機構30’のコストダウ
ンを図ることも実際上困難である。
【0031】したがって、本発明の課題は、ローディン
グモータの小型化、高寿命化を図ることができる、リー
ルハブロック解除機構を提供することにある。
【0032】本発明の他の課題は、リングカムに対する
摩擦を低減することが可能な、リールハブロック解除機
構を提供することにある。
【0033】本発明のもっと他の課題は、部品点数を削
減して組立ての簡素化を図ることが可能な、リールハブ
ロック解除機構を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、テープ
ドライブ(10)に用いられるリールハブロック解除機
構(30)であって、前記テープドライブは、シャーシ
(12)と、該シャーシの表面上に設けられ、供給リー
ルを内蔵したテープカートリッジ(40)を挿入するた
めのスロット(12b)と、該スロットと対向する前記
シャーシの裏面上に取り付けられ、前記スロットに挿入
された前記テープカートリッジの前記供給リールを回転
駆動するための供給リールモータ(14)と、前記テー
プカートリッジが前記スロットに挿入された後で、前記
供給リールを前記供給リールモータに係合させるための
ローディング機構とを有し、該ローディング機構は、前
記シャーシ上に配置されたローディングモータ(52)
と、該ローディングモータによって駆動されるリングカ
ム(51)であって、前記供給リールモータの回転軸と
同軸で、前記シャーシの裏面と前記供給リールモータと
の間に回転可能に配置され、カム溝(51a)を持つ前
記リングカム(51)とを含み、前記テープカートリッ
ジは、前記スロットに挿入されていない状態において前
記供給リールの回転駆動を阻止するために、該供給リー
ルのリールハブがリールハブロック機構によってリール
ハブロックされた状態に置かれており、該リールハブロ
ック解除機構は、外部からの操作によって前記リールハ
ブロックを解除可能とするためのロックレバー(41)
を含み、前記リールハブロック解除機構は、前記リング
カムの前記カム溝に係合する係合突起(34)を持ち、
前記テープカートリッジが前記スロットに挿入されたと
きに、前記リングカムの回動に応答して、前記ロックレ
バーを操作することにより、前記リールハブロックを解
除するための機構である、前記リールハブロック解除機
構に於いて、前記シャーシの裏面で中央を支点部(31
1)として回動自在に配置され、該支点部から両側へ延
在する第1および第2の板状体(312,313)を有
するシーソー型リリースレバー(31)を有し、前記第
1の板状体は、その先端に前記係合突起を持ち、前記第
2の板状体は、その先端に前記ロックレバーを操作する
ために上方へ突出したレバー操作用突起(33)を持つ
ことを特徴とするリールハブロック解除機構が得られ
る。
【0035】上記リールハブロック解除機構において、
前記支点部の外周に、前記シーソー型リリースレバーを
前記シャーシに組み付けるための部品落下防止用スプリ
ング(35)が装着されていることが好ましい。
【0036】尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を
容易にするために付したものであり、一例にすぎず、こ
れらに限定されないのは勿論である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0038】最初に図1を参照して、本発明に係るリー
ルハブロック解除機構を含むテープドライブについて説
明する。尚、図1は上蓋を取り外した状態のテープドラ
イブを示す平面図である。
【0039】テープドライブ10は、テープカートリッ
ジ(図示せず)を受けるためのものであり、その内部に
巻取りリール11を内蔵している。巻取りリール11は
スプールとも呼ばれる。テープドライブ10は、共通の
ベース12aを有する略直方体形状のハウジング(シャ
ーシ)12を有する。ベース12aは2つのスピンドル
モータ(リールモータ)13、14を有する。第1のス
ピンドルモータ13は、ベース12aに永久的に取り付
けられたスプール(巻取りリール)11を有し、そのス
プール11は、比較的高速で流れる磁気テープ(図示せ
ず)を受けるように大きさが定められている。第2のス
ピンドルモータ(リールモータ)14は取外し可能なテ
ープカートリッジを受けるように適合される。取外し可
能なテープカートリッジは、ドライブ10のハウジング
12に形成されたスロット12bを通してドライブ10
の中に手動で、または自動的に、矢印Aで示す挿入方向
に沿って挿入される。第1のスピンドルモータ13は巻
取りリールモータと呼ばれ、第2のスピンドルモータ1
4は供給リールモータと呼ばれる。
【0040】テープカートリッジをスロット12bの中
に挿入すると、カートリッジは後述するローディング機
構によって第2のスピンドルモータ(供給リールモー
タ)14と係合する。第1および第2のスピンドルモー
タ(リールモータ)13、14を回転する前に、機械的
なバックリング機構(図示せず)によってテープカート
リッジは永久的に取付けられたスプール(巻取りリー
ル)11に接続される。テープカートリッジと永久スプ
ール11との間に位置づけられた多くのローラ(ガイド
ローラ)15は、テープカートリッジと永久に取付けら
れたスプール11との間を磁気テープが比較的高速で前
後に移動する際にそれを案内する。尚、ハウジング12
は鉄系の磁性体からなる板金プレスシャーシで構成され
ている。
【0041】テープドライブ10は、磁気テープヘッド
アクチュエータアセンブリ(以下、単に「アクチュエー
タアセンブリ」とも呼ぶ)20をさらに含み、このアク
チュエータアセンブリ20は上記複数のローラ15によ
って規定されたテープ経路(図示せず)上に、巻取りス
プール11とテープカートリッジとの間に位置づけられ
る。動作中は、磁気テープが巻取りスプール11とテー
プカートリッジとの間を前後に流れ、規定されたテープ
経路上を流れる間にアクチュエータアセンブリ20に密
に近接する。
【0042】本発明に係るリールハブロック解除機構3
0は、図1に示されるように、テープドライブ10の左
側壁面(レフトレシーバ)12cの内側近傍に配置され
ている。
【0043】尚、図示はしないが、テープカートリッジ
は、前述したようにリールハブロック機構を内蔵してい
る。このリールハブロック機構は、供給リールのリール
ハブをロック(リールハブロック)するための機構で、
外部からの操作によってリールハブロックを解除可能と
するためのロックレバーを含んでいる。このロックレバ
ーは、テープカートリッジの左側後方の角に近接して設
けらており、かつケースの下面に空けられた開口を介し
て外部から見える位置に配置されている。
【0044】次に、図2乃至図6を参照して、本発明の
一実施の形態に係るリールハブロック解除機構30につ
いて説明する。図2はリールハブロック解除機構30を
含むテープドライブ10の主要部分を表面側から斜めに
見た斜視図である。図3はリールハブロック解除機構3
0を含むテープドライブ10の主要部分を裏面側から斜
めに見た斜視図である。図4は図1の線IV−IVについて
の断面図である。また、図5は、リールハブロック機構
がリールハブロックの状態にある場合の、リールハブロ
ック解除機構30の状態を示す断面図であり、図6は、
リールハブロック機構がリールハブロック解除の状態に
ある場合の、リールハブロック解除機構30の状態を示
す断面図である。
【0045】図示のリールハブロック解除機構30は、
シャーシ12の裏面側に配置されており、レフトレシー
バ12cと平行で挿入方向Aに延在するリリースレバー
31を有する。このリリースアーム31は、中央を支点
部311としてシャーシ12に回動自在に配置されてお
り、この支点部311から両側へ延在する第1および第
2の板状体312および313を有するシーソー型をし
ている。支点部311は円筒形をしている。
【0046】詳述すると、シャーシ12は、図2に示さ
れるように、レフトレシーバ12cの内側近傍で、下方
へ直角に折り曲げられた舌片12dを有する。そして、
図4に示されるように、この舌片12dとシャーシ12
の左側縁で下方に直角に折り曲げられた左側側面12e
との間に、リリースレバー31の支点部311が回転可
能に配置されている。この支点部311は挿入方向Aと
は直交する方向へ延在している。この支点部311の外
周には、この支点部311を舌片12d側へ付勢するス
プリング35が配置されている。このスプリング35
は、リールハブロック解除機構30の組立性を向上させ
るための、部品落下防止用である。
【0047】図4に示されるように、リリースレバー3
1の支点部311は、舌片12dに空けられた孔に挿入
される第1の挿入用円筒部311−1と、左側側面12
eに空けられた孔に挿入された長めの第2の挿入用円筒
部311−2と、この第2の挿入用円筒部311−2に
引続いて舌片12d側へ延在する中間円筒部311−3
と、この中間円筒部311−3と第1の挿入用円筒部3
11−1との間に延在する係止用円筒部311−4とか
ら成る。これら円筒部311−1〜311−4の外径は
次の関係を有する。第1の挿入用円筒部311−1の外
径と第2の挿入用円筒部311−2の外径は同じであ
る。中間円筒部311−3の外径は第2の挿入用円筒部
311−2の外径よりも大きい。係止用円筒部311−
4の外径は中間円筒部311−3の外径よりも大きい。
そして、スプリング35は、中間円筒部311−3の外
径と係止用円筒部311−4の外径との間の径を持つ。
したがって、スプリング35は、図4に図示されるよう
に、係止用円筒部311−4と左側側面12eとの間に
装着され、支点部311を常に舌片12d側へ付勢して
いる。これにより、リリースレバー31がシャーシ12
から落下するのを防止している。
【0048】第1の板状体312は、支点部311より
も挿入方向Aへ沿って奥側へ延在しており、第2の板状
体313は、支点部311よりも挿入方向Aに沿って手
前側へ延在している。第1の板状体312は、その先端
312aに、リングカム51のカム溝51aに係合する
係合突起34を持つ。一方、第2の板状体313は、そ
の先端313aにカートリッジ40のロックレバー41
を操作するために上方へ突出したレバー操作用突起33
を持つ。このレバー操作用突起33は、シャーシ12に
空けられた開口12fを介して、シャーシ12の表面側
へ突出可能である。
【0049】尚、ローディング機構は、シャーシ12の
裏面側に配置されたローディングモータ52を備え、こ
のローディングモータ52によってリングカム51が駆
動される。リングカム51は、供給リールモータ14
(図1)の回転軸と同軸で、シャーシ12の裏面と供給
リールモータ14との間に回転可能に配置されている。
【0050】次に、図5および図6を参照して、リール
ハブロック解除機構30の動作について説明する。
【0051】図5に示されるように、カートリッジ40
のリールハブロック機構(図示せず)がリールハブロッ
クの状態にある場合には、リリースレバー31の係合突
起34は、リングカム51のカム溝51aの上方側の溝
に位置しており、レバー操作用突起33は下方に位置し
ている。
【0052】尚、図5はテープドライブ10のスロット
12bにカートリッジ40が挿入された直後の状態を示
しており、まだ、ローディング機構が動作していない状
態を示している。この状態では、図5に示されるよう
に、リリースレバー31のレバー操作用突起33とカー
トリッジ40のロックレバー41とが互いに離れた状態
にある。
【0053】カートリッジ40がテープドライブ10の
スロット12bに挿入された後、供給リール(図示せ
ず)を供給リールモータ14(図1)に係合させるため
にローディング機構が動作する。すなわち、ローディン
グモータ52(図3)が動作して、リングカム51を反
時計回りに回転駆動する。これにより、リリースレバー
31の係合突起34がリングカム51のカム溝51aに
沿って、その上方側の溝から下方側の溝へ向けて下方へ
移動する。これにより、リリースレバー31のレバー操
作用突起33は、支点部311の回りで上方へ回動し、
図6に示されるように、レバー操作用突起33がロック
レバー41と係合する。これにより、カートリッジ40
のリールハブロックが解除される。これにより、カート
リッジ40の供給リールからそれに巻回された磁気テー
プを外部へ引き出すことが可能となる。
【0054】このように本実施の形態に係るリールハブ
ロック解除機構30は、シーソー型のリリースレバー3
1から成るので、従来のリールハブロック解除機構3
0’において必要な、リリースレバー31’を上方へ付
勢するためのスプリング35’が不要である。したがっ
て、リングカム51のカム溝51aに係合する、リリー
スレバー31の係合突起34は、リングカム51に対し
て負荷を与えることがない。このようにリングカム51
に対する負荷を低減できるので、このリングカム51を
駆動するローディングモータ52として、小型のものを
使用することが可能となり、その寿命も長くすることが
できる。また、リングカム51のカム溝51aに対し
て、リリースレバー31の係合突起34からはほとんど
摩擦力も作用しないので、摩擦を低減することもでき
る。さらに、リールハブロック解除機構30を構成する
リリースレバー31は、シーソー型でその長さが短く小
型なものであるので、リールハブロック解除機構30の
小型化を図ることが容易となる。また、リールハブロッ
ク解除機構30は、シーソー型のリリースレバー31か
ら構成されているので、部品点数を削減することも可能
であり、組立てを簡素化できる。その結果、リールハブ
ロック解除機構30のコストダウンを図ることも可能で
ある。
【0055】以上、本発明について好ましい実施の形態
によって例を挙げて説明してきたが、本発明は上述した
実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上述
した実施の形態では、組立性向上のために、リリースレ
バー31の支点部311に部品落下防止用のバネ35が
装着されているが、このバネ35を削除しても良いのは
明らかである。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、ローディングモータを駆動源とするリングカムの
回動に応答して上下動するリールハブロック解除機構
を、中央に支点部を持つシーソー型リリースレバーで構
成したので、リングカムに対する負荷を低減でき、リン
グカムを駆動するローディングモータとして、小型のも
のを使用することが可能となり、その寿命も長くするこ
とができる。また、リングカムのカム溝に対して、リリ
ースレバーの係合突起からはほとんど摩擦力も作用しな
いので、摩擦を低減することもできる。さらに、リール
ハブロック解除機構を構成するリリースレバーは、シー
ソー型でその長さが短く小型なものであるので、リール
ハブロック解除機構の小型化を図ることが容易となる。
また、リールハブロック解除機構は、シーソー型のリリ
ースレバーから構成されているので、部品点数を削減す
ることも可能であり、組立てを簡素化できる。その結
果、リールハブロック解除機構のコストダウンを図るこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリールハブロック解除機構を含む
テープドライブを、上蓋を取り外した状態で示す平面図
である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るリールハブロック
解除機構を含むテープドライブの主要部分を表面側から
斜めに見た斜視図である。
【図3】図2に示したリールハブロック解除機構を含む
テープドライブの主要部分を裏面側から斜めに見た斜視
図である。
【図4】図1の線IV−IVについての断面図である。
【図5】リールハブロック機構がリールハブロックの状
態にある場合の、図2に示したリールハブロック解除機
構の状態を示す断面図である。
【図6】リールハブロック機構がリールハブロック解除
の状態にある場合の、図2に示したリールハブロック解
除機構の状態を示す断面図である。
【図7】従来のリールハブロック解除機構を含む従来の
テープドライブを、上蓋を取り外した状態で示す平面図
である。
【図8】従来のリールハブロック解除機構を含む従来の
テープドライブの主要部分を表面側から斜めに見た斜視
図である。
【図9】従来のリールハブロック解除機構を含む従来の
テープドライブの主要部分を裏面側から斜めに見た斜視
図である。
【図10】リールハブロック機構がリールハブロックの
状態にある場合の、従来のリールハブロック解除機構の
状態を示す断面図である。
【図11】リールハブロック機構がリールハブロック解
除の状態にある場合の、従来のリールハブロック解除機
構の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 テープドライブ 11 巻取りリール 12 シャーシ 12b スロット 12c レフトレシーバ 13 巻取りリールモータ 14 供給リールモータ 20 アクチュエータアセンブリ 30 リールハブロック解除機構 31 リリースレバー 311 支点部 312 第1の板状体 313 第2の板状体 33 レバー操作用突起 34 係合突起 35 スプリング 40 テープカートリッジ 41 ロックレバー 51 リングカム 51a カム溝 52 ローディングモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープドライブに用いられるリールハブ
    ロック解除機構であって、前記テープドライブは、シャ
    ーシと、該シャーシの表面上に設けられ、供給リールを
    内蔵したテープカートリッジを挿入するためのスロット
    と、該スロットと対向する前記シャーシの裏面上に取り
    付けられ、前記スロットに挿入された前記テープカート
    リッジの前記供給リールを回転駆動するための供給リー
    ルモータと、前記テープカートリッジが前記スロットに
    挿入された後で、前記供給リールを前記供給リールモー
    タに係合させるためのローディング機構とを有し、該ロ
    ーディング機構は、前記シャーシ上に配置されたローデ
    ィングモータと、該ローディングモータによって駆動さ
    れるリングカムであって、前記供給リールモータの回転
    軸と同軸で、前記シャーシの裏面と前記供給リールモー
    タとの間に回転可能に配置され、カム溝を持つ前記リン
    グカムとを含み、前記テープカートリッジは、前記スロ
    ットに挿入されていない状態において前記供給リールの
    回転駆動を阻止するために、該供給リールのリールハブ
    がリールハブロック機構によってリールハブロックされ
    た状態に置かれており、該リールハブロック解除機構
    は、外部からの操作によって前記リールハブロックを解
    除可能とするためのロックレバーを含み、前記リールハ
    ブロック解除機構は、前記リングカムの前記カム溝に係
    合する係合突起を持ち、前記テープカートリッジが前記
    スロットに挿入されたときに、前記リングカムの回動に
    応答して、前記ロックレバーを操作することにより、前
    記リールハブロックを解除するための機構である、前記
    リールハブロック解除機構に於いて、 前記シャーシの裏面で中央を支点部として回動自在に配
    置され、該支点部から両側へ延在する第1および第2の
    板状体を有するシーソー型リリースレバーを有し、前記
    第1の板状体は、その先端に前記係合突起を持ち、前記
    第2の板状体は、その先端に前記ロックレバーを操作す
    るために上方へ突出したレバー操作用突起を持つことを
    特徴とするリールハブロック解除機構。
  2. 【請求項2】 前記支点部の外周に、前記シーソー型リ
    リースレバーを前記シャーシに組み付けるための部品落
    下防止用スプリングが装着されている、請求項1に記載
    のリールハブロック解除機構。
JP2000342922A 2000-11-10 2000-11-10 リールハブロック解除機構 Pending JP2002150641A (ja)

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