JP2002132541A - 演算処理装置 - Google Patents
演算処理装置Info
- Publication number
- JP2002132541A JP2002132541A JP2000325411A JP2000325411A JP2002132541A JP 2002132541 A JP2002132541 A JP 2002132541A JP 2000325411 A JP2000325411 A JP 2000325411A JP 2000325411 A JP2000325411 A JP 2000325411A JP 2002132541 A JP2002132541 A JP 2002132541A
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- JP
- Japan
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- predetermined
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- target area
- monitoring target
- monitoring
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウォッチドッグタイマのタイムアップ時の異
常状態を記録し、後の解析に資することができるように
する。 【解決手段】 ウォッチドッグタイマを異常検出手段に
有する演算処理装置において、所定の処理ループあるい
は所定のデータ待ちループ等の所定の監視対象領域毎に
識別情報を付与する識別情報付与手段と、所定の監視対
象領域を監視しているウォッチドッグタイマがタイムア
ップしたときに、その所定の監視対象領域の識別情報を
そのウォッチドッグタイマのリセットにより初期化され
ない所定のメモリに記憶させる記憶手段とからなる。
常状態を記録し、後の解析に資することができるように
する。 【解決手段】 ウォッチドッグタイマを異常検出手段に
有する演算処理装置において、所定の処理ループあるい
は所定のデータ待ちループ等の所定の監視対象領域毎に
識別情報を付与する識別情報付与手段と、所定の監視対
象領域を監視しているウォッチドッグタイマがタイムア
ップしたときに、その所定の監視対象領域の識別情報を
そのウォッチドッグタイマのリセットにより初期化され
ない所定のメモリに記憶させる記憶手段とからなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動改札機や自動
券売機等の所定の処理機に用いられる演算処理装置に関
する。
券売機等の所定の処理機に用いられる演算処理装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば自動改札機のような処理機
に用いられているＣＰＵからなる演算処理装置には、異
常状態を検出する手段としてウォッチドッグタイマが用
いられている。ウォッチドッグタイマにより処理機器の
異常が検出されたときは、そのウォッチドッグタイマの
タイムアップによりその処理機器をリセット処理し、再
起動させることが行われている。
に用いられているＣＰＵからなる演算処理装置には、異
常状態を検出する手段としてウォッチドッグタイマが用
いられている。ウォッチドッグタイマにより処理機器の
異常が検出されたときは、そのウォッチドッグタイマの
タイムアップによりその処理機器をリセット処理し、再
起動させることが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のウォッチドッグタイマのタイムアップにより処理機
器をリセット処理し、再起動させる演算処理装置におい
ては、リセット処理により初期化されてしまい、原因を
究明できない不都合があった。
来のウォッチドッグタイマのタイムアップにより処理機
器をリセット処理し、再起動させる演算処理装置におい
ては、リセット処理により初期化されてしまい、原因を
究明できない不都合があった。
【０００４】より具体的に説明すると、自動改札機にお
いて、有効な乗車券を投入したところ、何らかの原因で
ドアが閉じられて改札通路の通過が拒否された場合、返
却された同じ乗車券を再度投入したところ、ドアが開か
れて改札通路の通過が許可されたときは、最初の通過を
拒否したときのデータがリセット時に初期化されて消失
し、原因を究明することができないという問題がある。
いて、有効な乗車券を投入したところ、何らかの原因で
ドアが閉じられて改札通路の通過が拒否された場合、返
却された同じ乗車券を再度投入したところ、ドアが開か
れて改札通路の通過が許可されたときは、最初の通過を
拒否したときのデータがリセット時に初期化されて消失
し、原因を究明することができないという問題がある。
【０００５】なお、上述のように、再起動により処理機
（自動改札機等）が正常に動作できれば、実際の処理に
問題とならないが、処理機の設計に当っては、過去のト
ラブルの原因を究明することが今後の製品開発と性能ア
ップに必要な事柄なので、トラブル発生時の原因を究明
できるようにすることが望まれていた。
（自動改札機等）が正常に動作できれば、実際の処理に
問題とならないが、処理機の設計に当っては、過去のト
ラブルの原因を究明することが今後の製品開発と性能ア
ップに必要な事柄なので、トラブル発生時の原因を究明
できるようにすることが望まれていた。
【０００６】そこで、本発明は、上記要望に応えるため
になされたものであって、その目的は、ウォッチドッグ
タイマがタイマアップしたときの動作要因を記憶してお
くことのできる演算処理装置を提供することにある。
になされたものであって、その目的は、ウォッチドッグ
タイマがタイマアップしたときの動作要因を記憶してお
くことのできる演算処理装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る演算処理装
置は、上記目的を達成するために、ウォッチドッグタイ
マを異常検出手段に有する演算処理装置において、所定
の処理ループあるいは所定のデータ待ちループ等の所定
の監視対象領域毎に識別情報を付与する識別情報付与手
段と、所定の監視対象領域を監視しているウォッチドッ
グタイマがタイムアップしたときに、その所定の監視対
象領域の識別情報をそのウォッチドッグタイマのリセッ
トにより初期化されない所定のメモリに記憶させる記憶
手段と、を有することを特徴としている。
置は、上記目的を達成するために、ウォッチドッグタイ
マを異常検出手段に有する演算処理装置において、所定
の処理ループあるいは所定のデータ待ちループ等の所定
の監視対象領域毎に識別情報を付与する識別情報付与手
段と、所定の監視対象領域を監視しているウォッチドッ
グタイマがタイムアップしたときに、その所定の監視対
象領域の識別情報をそのウォッチドッグタイマのリセッ
トにより初期化されない所定のメモリに記憶させる記憶
手段と、を有することを特徴としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は、一実施の形態に係る演算
処理装置の概略構成を示すブロック図である。
に基づいて説明する。図１は、一実施の形態に係る演算
処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【０００９】演算処理装置ａは、ＲＯＭ１に格納されて
いるシステムプログラム及びＲＡＭ２に格納されている
ワーキングデータを用いて演算処理を行う中央処理部
（ＣＰＵ）３を有している。ＣＰＵ３には、Ｉ／Ｏユニ
ット４を介して処理ユニット５が接続されている。
いるシステムプログラム及びＲＡＭ２に格納されている
ワーキングデータを用いて演算処理を行う中央処理部
（ＣＰＵ）３を有している。ＣＰＵ３には、Ｉ／Ｏユニ
ット４を介して処理ユニット５が接続されている。
【００１０】この演算処理装置ａは、例えば自動改札機
に適用される場合、ＣＰＵ３ではＲＯＭ１に格納されて
いるシステムプログラム及びＲＡＭ２に格納されている
ワーキングデータを用いて所定の入場又は出場の演算処
理が行われる。そして、処理ユニット５では、乗車券に
記録されているデータの読取や乗車券へのデータの書
込、あるいはドア駆動ユニット等の各種処理や人間検知
センサ等からの信号入力処理が行われる。
に適用される場合、ＣＰＵ３ではＲＯＭ１に格納されて
いるシステムプログラム及びＲＡＭ２に格納されている
ワーキングデータを用いて所定の入場又は出場の演算処
理が行われる。そして、処理ユニット５では、乗車券に
記録されているデータの読取や乗車券へのデータの書
込、あるいはドア駆動ユニット等の各種処理や人間検知
センサ等からの信号入力処理が行われる。
【００１１】ＲＡＭ２には、通常の処理で使用されない
記憶領域、すなわち、ウォッチドッグタイマのリセット
により初期化されない記憶領域に後述する、監視変数を
記憶するための監視変数用領域ｍ1 及びリングバッファ
からなるログデータを記憶するためのログデータ記憶用
領域ｍ2 が設けられている。図２は、これら監視変数用
領域ｍ1 及びログデータ記憶用領域ｍ2 の模式図が示さ
れているが、これらについては後述する。
記憶領域、すなわち、ウォッチドッグタイマのリセット
により初期化されない記憶領域に後述する、監視変数を
記憶するための監視変数用領域ｍ1 及びリングバッファ
からなるログデータを記憶するためのログデータ記憶用
領域ｍ2 が設けられている。図２は、これら監視変数用
領域ｍ1 及びログデータ記憶用領域ｍ2 の模式図が示さ
れているが、これらについては後述する。
【００１２】以下、図３のフローチャートを用いて制御
動作について説明する。今、演算処理装置ａの電源が投
入されると、それに伴う初期化が行われ、上述の監視変
数用領域ｍ1 も初期化されてウォッチドッグタイマの監
視変数ＷＤが「０」とされる（ステップＳ。図２（ａ）
参照）。
動作について説明する。今、演算処理装置ａの電源が投
入されると、それに伴う初期化が行われ、上述の監視変
数用領域ｍ1 も初期化されてウォッチドッグタイマの監
視変数ＷＤが「０」とされる（ステップＳ。図２（ａ）
参照）。
【００１３】次いで、ＣＰＵ３は、処理ループあるいは
待ちループ等の所定の監視対象領域毎に処理プログラム
の実行が順に行われる（ステップＳ1 →Ｓ1 ′→Ｓ2 →
Ｓ2′…Ｓi →Ｓi ′→Ｓ1 →Ｓ1 ′…）。各監視対象
領域の処理プログラムの実行に当っては、先ず、その監
視対象領域のＩＤが監視変数用領域ｍ1 に記憶される。
例えば、監視対象領域１の処理プログラムの実行に当っ
ては、その監視変数用領域ｍ1 に「ＷＤ＝１」が記憶さ
れる。
待ちループ等の所定の監視対象領域毎に処理プログラム
の実行が順に行われる（ステップＳ1 →Ｓ1 ′→Ｓ2 →
Ｓ2′…Ｓi →Ｓi ′→Ｓ1 →Ｓ1 ′…）。各監視対象
領域の処理プログラムの実行に当っては、先ず、その監
視対象領域のＩＤが監視変数用領域ｍ1 に記憶される。
例えば、監視対象領域１の処理プログラムの実行に当っ
ては、その監視変数用領域ｍ1 に「ＷＤ＝１」が記憶さ
れる。
【００１４】監視対象領域１の処理プログラムの実行が
ウォッチドッグタイマのタイムアップ前に終了したとき
は、すなわち、正常に処理プログラムが終了したとき
は、ログデータ記憶用領域ｍ2 は、監視領域外を所定の
データ、例えば「ＷＤ＝１００」に書換えられる。すな
わち、このＷＤ＝１００は、監視対象領域以外を示し、
処理プログラムが監視領域から出したことを示してい
る。
ウォッチドッグタイマのタイムアップ前に終了したとき
は、すなわち、正常に処理プログラムが終了したとき
は、ログデータ記憶用領域ｍ2 は、監視領域外を所定の
データ、例えば「ＷＤ＝１００」に書換えられる。すな
わち、このＷＤ＝１００は、監視対象領域以外を示し、
処理プログラムが監視領域から出したことを示してい
る。
【００１５】ところで、所定の監視対象領域の処理中、
例えば、監視対象領域３の処理中、ウォッチドッグタイ
マがマイムアップしたとき、ウォッチドッグタイマのタ
イムアップにより初期化された装置は再起動されるが、
ＷＤ＝３が監視変数用領域ｍ1 に記憶されているので、
これがウォッチドッグタイマのリセットによりログデー
タ記憶用領域ｍ2 にコピーして記憶される。そして、ロ
グデータ領域用のポインタＰが進められる（ステップＳ
ｗ。図２（ｂ）参照）。したがって、後に、このログデ
ータ記憶用領域ｍ2 に記憶されている内容を解析するこ
とにより監視対象領域３に異常が発生していたことを究
明することができ、以後の装置の設計等に資することが
できる。
例えば、監視対象領域３の処理中、ウォッチドッグタイ
マがマイムアップしたとき、ウォッチドッグタイマのタ
イムアップにより初期化された装置は再起動されるが、
ＷＤ＝３が監視変数用領域ｍ1 に記憶されているので、
これがウォッチドッグタイマのリセットによりログデー
タ記憶用領域ｍ2 にコピーして記憶される。そして、ロ
グデータ領域用のポインタＰが進められる（ステップＳ
ｗ。図２（ｂ）参照）。したがって、後に、このログデ
ータ記憶用領域ｍ2 に記憶されている内容を解析するこ
とにより監視対象領域３に異常が発生していたことを究
明することができ、以後の装置の設計等に資することが
できる。
【００１６】
【発明の効果】本発明に係る演算処理装置は、所定の処
理ループあるいは所定のデータ待ちループ等の所定の監
視対象領域毎に識別情報を付与する識別情報付与手段
と、所定の監視対象領域を監視しているウォッチドッグ
タイマがタイムアップしたときに、その所定の監視対象
領域の識別情報をそのウォッチドッグタイマのリセット
により初期化されない所定のメモリに記憶させる記憶手
段とからなるので、異常状態の発生を記録することがで
き、後に、その異常状態を解析して以後の装置設計等に
資することができる。
理ループあるいは所定のデータ待ちループ等の所定の監
視対象領域毎に識別情報を付与する識別情報付与手段
と、所定の監視対象領域を監視しているウォッチドッグ
タイマがタイムアップしたときに、その所定の監視対象
領域の識別情報をそのウォッチドッグタイマのリセット
により初期化されない所定のメモリに記憶させる記憶手
段とからなるので、異常状態の発生を記録することがで
き、後に、その異常状態を解析して以後の装置設計等に
資することができる。
【図１】本発明の一実施の形態に係る演算処理装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図２】監視変数用領域及びログデータ記憶用領域の模
式図である。
式図である。
【図３】制御動作を示すフローチャートである。
ａ 演算処理装置 １ ＲＯＭ ２ ＲＡＭ ｍ1 監視変数用領域 ｍ2 ログデータ記憶用領域 ３ ＣＰＵ ４ Ｉ／Ｏユニット ５ 処理ユニット
Claims (1)
- 【請求項１】 ウォッチドッグタイマを異常検出手段に
有する演算処理装置において、 所定の処理ループあるいは所定のデータ待ちループ等の
所定の監視対象領域毎に識別情報を付与する識別情報付
与手段と、 所定の監視対象領域を監視しているウォッチドッグタイ
マがタイムアップしたときに、その所定の監視対象領域
の識別情報をそのウォッチドッグタイマのリセットによ
り初期化されない所定のメモリに記憶させる記憶手段
と、 を有することを特徴とする演算処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000325411A JP2002132541A (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | 演算処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000325411A JP2002132541A (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | 演算処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002132541A true JP2002132541A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18802784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000325411A Pending JP2002132541A (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | 演算処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002132541A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006107430A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Microsoft Corp | コンピュータプログラムの無応答部分を識別するための方法、システムおよび装置 |
| JP2011177390A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
-
2000
- 2000-10-25 JP JP2000325411A patent/JP2002132541A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006107430A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Microsoft Corp | コンピュータプログラムの無応答部分を識別するための方法、システムおよび装置 |
| JP2011177390A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
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