JPH0916434A - Cpu暴走時の障害情報検出方法 - Google Patents

Cpu暴走時の障害情報検出方法

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Publication number
JPH0916434A
JPH0916434A JP7160461A JP16046195A JPH0916434A JP H0916434 A JPH0916434 A JP H0916434A JP 7160461 A JP7160461 A JP 7160461A JP 16046195 A JP16046195 A JP 16046195A JP H0916434 A JPH0916434 A JP H0916434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
runaway
time
program
timer counter
Prior art date
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Pending
Application number
JP7160461A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumi Kanakubo
晴美 金久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Mobile Communications Ltd
Priority to JP7160461A priority Critical patent/JPH0916434A/ja
Publication of JPH0916434A publication Critical patent/JPH0916434A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】CPUがアクセスしたメモリアドレスを随時不
揮発性RAMに記憶しておき、CPU暴走を検出した時
は、この不揮発性RAMのデータを調べてプログラム上
の障害発生箇所を連続的にかつ正確に知る。 【構成】制御装置1のCPU11は被制御装置2をプロ
グラムに従い制御し、被制御装置はそのプログラムの単
位処理完了毎にタイマカウンタ13をインクルメントす
る。一方CPU11も周期的にリセット信号を出力して
タイマカウンタをリセットする。またCPU11はアク
セスしたメモリアドレスを随時不揮発性RAM14に書
き込んでおり、CPU暴走によりタイマカウンタがタイ
ムアウトを発生すると、CPUはリセットされ再起動
し、ポート12を介しこの状態を確認、PC3に不揮発
性RAM14のデータを送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CUP暴走時の障害情
報検出方法に関し、特にコンピュータを使用した制御装
置などでCPUが暴走した時にその暴走原因を究明する
ためにプログラム上の発生箇所を知る障害情報検出方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にコンピュータを使用した制御装置
において、アプリケーションプログラムに従い中央演算
処理部であるCPUが制御動作を遂行中に電源ラインノ
イズ、静電ノイズなどの影響でCPUが暴走する場合が
ある。
【0003】このCPUの暴走とは例えばCPUが前記
ノイズなどでメモリの誤った場所をアクセスしてしまい
以降同じ箇所をくり返しアクセスし、その状態から抜け
出せない異常な状態に陥ってしまうことである。
【0004】このCPUの暴走は例えばウオッチドック
タイマなどにより検出され、この検出信号でCPUをリ
セットすることによりこの状態から抜け出し、正常な動
作状態に戻すようになっている。このウオッチドックタ
イマとはCPUにより制御を受けるハードウェア、即ち
被制御装置側でCPUを監視するためにCPUからの制
御信号を一定時間受信できない場合はタイムアウトを発
生するタイマカウンタを設けている。
【0005】一方CPU側でも一正常処理毎に周期的な
信号を発生する機能とを設け、この信号で前記のタイマ
カウンタをリセットすることにより正常処理時はタイム
アウトを発生せず、CPUの暴走時の異常状態ではこの
リセット信号の周期が長くなることからリセットできず
にタイムアウトが発生して暴走を検出している。
【0006】このように暴走を検出した場合、この暴走
の原因を究明して以後の再発防止に役立てることが重要
となる。このために先ず暴走がプログラム上のどの箇所
で発生したか、知ることが原因究明の手がかりとなる。
【0007】従来、この種のCPU暴走時の障害箇所検
出方法は、例えば特開昭60−209849公報の方法
がある。この公報による方法は、動作中のプログラムを
そのプログラムを構成する複数の動作モードの単位で逐
次不揮発性メモリに記録して行き、CPU暴走を検出し
た際は、この不揮発性メモリのデータを読み出してどの
動作モードの時にCPUが発生したかを知る方法であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の障害
情報検出方法では、CPUが暴走した場合そのプログラ
ムを構成する各動作モード単位でしかプログラム上の暴
走時点を知ることができないため、この動作モード以外
の部分を実行中に暴走した場合、あるいは発生箇所の正
確な検出ができないという問題点がある。
【0009】また、あからじめ定められた動作モードで
処理を行っているため他の装置に流用する際は、動作モ
ードの修正・削除等を行わなければならないという問題
点もある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のCPU暴走時の
障害情報検出方法は、CPUがプログラムを記憶したメ
モリにアクセスする時にそのアドレスを逐次不揮発性メ
モリに記録しておき、前記CPUの暴走を検出した時は
前記不揮発性メモリの記録を読み出し、暴走発生時点の
前記プログラムのアクセス箇所からプログラム上の障害
箇所を特定している。
【0011】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック図、
図2はその動作を説明するフローチャートである。図1
において、制御装置1はパーソナルコンピュータ3より
操作信号を受け、被制御装置2を制御すると同時に、被
制御装置2からの監視応答信号を受け、パーソナルコン
ピュータ3へ表示応答信号を送出する。
【0012】制御装置1は中央処理部であるCPU11
と、被制御装置2を介しCPU11からの制御信号によ
り定期的にインクルメントされ、またCPU11からの
リセット信号によりリセットされるタイマカウンタ13
と、このタイマカウンタの出力を保持するポート12
と、CPU11がアプリケーションプログラムを記憶し
たメモリ(図示せず)をアクセスする毎にアクセス箇所
のアドレスを記録する不揮発性メモリのRAM14とで
構成されている。
【0013】タイマカウンタ13はウオッチドックタイ
マを構成し、ウオッチドックタイマとは被制御装置2が
タイマ用のタイマカウンタ13を定期的にインクリメン
トし、タイマカウンタ13をCPU11が定期的にリセ
ットしているが、CPU11が暴走するなどでリセット
周期が長くなるとタイマカウンタ13をリセットできず
にタイムアウトとなる。これによりCPU11の暴走を
検出するものである。
【0014】正常動作時において、CPU11はアクセ
スしたメモリのメモリアドレスを随時不揮発性RAM1
4に書き込んでいる。
【0015】CPU11が暴走してタイマカウンタ13
がタイムアウトした場合、タイムアウト状態をポート1
2に知らせ、ポートはこれを保持する。また、同時にC
PU11は自動的にリセットされる。このリセットされ
ることでCPU11は、再起動して暴走状態を抜け出し
正常動作となる。またCPU11はポート12に状態確
認を行い、タイムアウト状態と認識して後、不揮発性R
AM14の全データを障害情報として、パーソナルコン
ピュータ3に対し送信出力する。パーソナルコンピュー
タ2はこれを読み、プログラムのどの過程でCPU暴走
が発生したか解析し、暴走原因究明に役立てる。
【0016】次に図2を用いてこの動作を補足説明す
る。制御装置1の起動により先ずCPU11はポート1
2の状態を読みに行きポートがタイムアウトの状態か否
かを知る(S1)。タイムアウトの状態でなければプロ
グラムの通常処理に入り、その時アクセスしたメモリア
ドレスを不揮発性RAM14に書き込む。そして一単作
処理を完了した時点でリセット信号をタイマカウンタ1
3に出力する(S2)。この時正常処理であればタイマ
カウンタ13はリセットされタイムアウトは発生せず
(S3)、に戻り次の単位処理を繰り返す(S2)。
【0017】一方、CPU暴走で正常処理されないとリ
セット信号は周期が長くなったり、あるいは出力される
ず、タイマカウンタ13はリセットされずにタイムアウ
トを発生(S3)、ポート12のタイムアウトの状態に
する。同時にCPU11はリセットされて再起動に戻
る。CPU11はポート12のタイムアウト状態を確認
し、これがタイムアウト状態であるので(S1)、不揮
発性RAM14に記録されたデータをPC3に送信する
(S6)。そしてPC3はこのデータを表示(S5)、
タイムアウトの発生がプログラムのどの単作処理で発生
したかを知り、障害の原因究明に役立てる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるCP
U暴走時の障害情報検出方法は、プログラムの実行に当
りその処理単作でCPUの暴走検出を行い、一方アクセ
スしたメモリアドレスを随時不揮発性RAMに記憶させ
ているので、CPU暴走時の不揮発性RAMのデータを
調べることにより、障害発生箇所を連続的にかつ正確に
把握することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御装置 11 CPU 12 ポート 13 タイマカウンタ 14 不揮発性RAM 2 被制御装置 3 PC(パーソナルコンピュータ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUがプログラムを記憶したメモリに
    アクセスする時にそのアドレスを逐次不揮発性メモリに
    記録しておき、前記CPUの暴走を検出した時は前記不
    揮発性メモリの記録を読み出し、暴走発生時点の前記プ
    ログラムのアクセス箇所からプログラム上の障害箇所を
    特定することを特徴とするCPU暴走時の障害情報検出
    方法。
JP7160461A 1995-06-27 1995-06-27 Cpu暴走時の障害情報検出方法 Pending JPH0916434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7160461A JPH0916434A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 Cpu暴走時の障害情報検出方法

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JP7160461A JPH0916434A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 Cpu暴走時の障害情報検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0916434A true JPH0916434A (ja) 1997-01-17

Family

ID=15715449

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7160461A Pending JPH0916434A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 Cpu暴走時の障害情報検出方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100764905B1 (ko) * 2005-11-28 2007-10-09 주식회사 콤텍시스템 관리형 네트워크 장비의 원격관리 오류복구 방법
JP2015043197A (ja) * 2013-07-22 2015-03-05 株式会社東芝 情報処理システム、プログラム情報生成方法、プログラム情報生成プログラム、および、プログラム情報表示システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0394340A (ja) * 1989-09-07 1991-04-19 Nec Corp Cpu暴走時における制御移行トレース方式
JPH04153851A (ja) * 1990-10-18 1992-05-27 Mitsubishi Electric Corp メモリ保護回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980707