JPH09160837A - メモリチェックシステム - Google Patents

メモリチェックシステム

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JPH09160837A
JPH09160837A JP7345294A JP34529495A JPH09160837A JP H09160837 A JPH09160837 A JP H09160837A JP 7345294 A JP7345294 A JP 7345294A JP 34529495 A JP34529495 A JP 34529495A JP H09160837 A JPH09160837 A JP H09160837A
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JP
Japan
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memory
check
memory check
unit
divided
Prior art date
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JP7345294A
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English (en)
Inventor
Iwao Saeki
巌 佐伯
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定時間以上アクセスされていないメモリが
存在するとき、これを検出して、メモリのメモリチェッ
クを行ない、これによって連続運転を行なっている情報
処理装置に搭載されているメモリの障害を検出する。 【解決手段】 メモリ部3を構成するメモリが一定時間
以上、アクセスされないとき、クロック発生部5から出
力されるクロック信号を計数しているカウンタ6によっ
てこれを検知してCPU部2にメモリチェック割込みを
かけ、このCPU部2によってメモリのメモリチェック
を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ装置、ワードプロセッサ、複写機など、情報を処
理する各種情報処理装置に設けられているメモリの良否
をチェックするメモリチェックシステムに係わり、特に
適正なタイミングおよび頻度でメモリチェックを行なう
メモリチェックシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ装置、ワードプ
ロセッサ、複写機など、メモリを使用して情報の処理を
行なう各種情報処理装置では、RAM回路などのメモリ
が劣化して稼動中にデータが損なわれるのを防止する目
的で、電源投入時などにメモリに対しデータを書込み、
これを正しく読み出すことができるかどうかをチェック
している。メモリの良否を効率良くチェックする方法と
して、従来、特開平6−214881号公報に示される
「メモリ制御方式」、特開平6−119256号公報に
示される「メモリチェックシステム」、特開平6−44
12号公報に示される「ローカルメモリ検査訂正回路」
などが開発されている。特開平6−214881号公報
に示される「メモリ制御方式」は、図11に示す如く複
数のD型フリップフロップ101と、複数のアンドゲー
ト102と、複数のセレクタ103とによって構成され
るバンク選択回路104によってロウアドレスストロー
ブRASを順次、遅延させてタイミングを順次、ずらし
ながら、デコーダ105によってデコードされたアドレ
スデータに基づき、各メモリバンク106を順次選択し
て、これをリフレッシュすることにより各メモリバンク
106をリフレッシュする際に必要な電力消費量の最大
値を低減させる。
【0003】また、特開平6−119256号公報に示
される「メモリチェックシステム」は、図12に示す如
く動作条件格納部110内に設定されているメモリチェ
ック間隔と、時計111で得られた日時データを日時判
定部112でデコードして得られる経過時間とを比較
し、メモリチェック間隔より経過時間の方が長くなる
毎、または動作条件格納部110内に設定されている電
源投入回数より電源投入回数判定部113で得られる実
際の電源投入回数が多くなる毎に、メモリチェック制御
部114によりこれを検知してメモリチェック実行部1
15を動作させ、メモリ(図示は省略する)の良否をチ
ェックさせることにより、メモリチェック回数を低減さ
せて、電源投入時におけるユーザの待ち時間を少なくす
る。また、特開平6−4412号公報に示される「ロー
カルメモリ検査訂正回路」は、図13に示す如く待機動
作検出回路121によってプロセッサ122が実行して
いるマイクロプログラムのアドレスを監視し、上記プロ
セッサ122が待機動作中であるとき、これを検出し
て、エラー訂正制御回路123からローカルメモリ12
4内のデータに対する訂正指示を出力させるとともに、
この訂正指示に基づき、エラー検出訂正回路125によ
ってローカルメモリ124内の各番地に格納されている
ECC(エラーチェックコード)付きのデータのうち、
アドレスレジスタ126内のローカルアドレスで指定さ
れているエラーの検出および訂正対象番地に格納されて
いるECC付きのデータを読み出させて、エラーの検出
および訂正を行なった後、エラー訂正済みのデータを上
記エラーの検出および訂正対象番地に再度書き込むこと
により、プロセッサ122の処理速度低下を防止しなが
らローカルメモリ124内に格納されているデータのエ
ラー訂正処理を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、半導
体技術の進歩などにより、大容量のメモリが安価に提供
され、これに伴い各種情報処理装置に搭載されるメモリ
の容量も大きくなってきている。このため、各種情報処
理装置を稼動させているときにも、情報処理装置に搭載
されている全てのメモリが頻繁にアクセスされることが
少なくなり、メモリを構成する各番地のいずれかが不良
になっていても、これに気付かず、不良になっている番
地をアクセスしたとき、処理不良になってしまうことが
多い。また、近年の情報処理装置には、サーバーなどの
ように連続的に運転させなければならない情報処理装置
も多いことから、電源投入時にのみメモリチェックを行
なう方法では、メモリを構成する各番地のいずれかが不
良になっても、これに気付かず、不良になっている番地
をアクセスしたとき、処理不良になることが多い。この
ような問題に対し上述した特開平6−214881号公
報に示される「メモリ制御方式」、特開平6−1192
56号公報に示される「メモリチェックシステム」、特
開平6−4412号公報に示される「ローカルメモリ検
査訂正回路」では、何らの解決手段も示されていない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、請求
項1では、一定時間以上アクセスされていないメモリが
存在するとき、これを検出して、上記メモリのメモリチ
ェックを行なうことができ、これによって連続運転を行
なっている情報処理装置に搭載されているメモリの障害
を検出することができるメモリチェックシステムを提供
することを目的としている。また、請求項2では、アク
セスされていても、一定時間当たりのアクセス回数が少
ないメモリが存在するとき、これを検出して、上記メモ
リのメモリチェックを行なうことができ、これによって
連続運転を行なっている情報処理装置に搭載されている
メモリの障害を検出して、システムの信頼性を大幅に向
上させることができるメモリチェックシステムを提供す
ることを目的としている。また、請求項3では、チェッ
ク対象となるメモリ領域を分割することにより、チェッ
ク領域を小さくしてメモリチェックに要する時間を短く
することができるメモリチェックシステムを提供するこ
とを目的としている。また、請求項4では、メモリ領域
を分割してチェック領域を小さくするとともに、CPU
部がアイドルループに入った状態で、チェック対象に指
定された各チェック領域のうち、一定時間以上アクセス
されていないチェック領域が存在するとき、これを検出
して、メモリチェックを行なうことができ、これによっ
てメモリチェック効率を大幅に向上させることができる
メモリチェックシステムを提供することを目的としてい
る。また、請求項5では、使用中のメモリ領域を未使用
のメモリ領域にコピーすることにより、使用状態にある
メモリ領域が存在していても、全メモリのメモリチェッ
クを行なうことができるメモリチェックシステムを提供
することを目的としている。また、請求項6では、CP
U部がアイドル状態にあるとき、これを検出して、全メ
モリ領域のメモリチェックを行なうことができ、これに
よってメモリチェック効率を大幅に向上させることがで
きるとともに、システムの信頼性を大幅に向上させるこ
とができるメモリチェックシステムを提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、情報処理装置に搭載さ
れ、この情報処理装置に設けられているメモリの良否を
チェックするメモリチェックシステムにおいて、予め設
定されている時間が経過する毎にメモリチェックタイミ
ングになったことを判定するチェックタイミング判定部
と、このチェックタイミング判定部でメモリチェックタ
イミングになったことを判定されたとき、上記メモリの
メモリチェックを行なうメモリチェック部とを備えたこ
とを特徴としている。また、請求項2では、情報処理装
置に搭載され、この情報処理装置に設けられているメモ
リの良否をチェックするメモリチェックシステムにおい
て、上記メモリに対するアクセス頻度が予め設定されて
いるアクセス設定頻度以下となったとき、これを検出す
るアクセス頻度検出部と、このアクセス頻度検出部で上
記メモリに対するアクセス頻度が上記アクセス設定頻度
以下と判定されたとき、上記メモリのメモリチェックを
行なうメモリチェック部とを備えたことを特徴としてい
る。また、請求項3では、請求項1または2のいずれか
に記載のメモリチェックシステムにおいて、チェックタ
イミング判定部またはアクセス頻度検出部により、上記
メモリのメモリチェックタイミングになったことを判定
する際、上記メモリを複数の領域に分割して、各分割領
域毎に、メモリチェックタイミングを判定し、上記メモ
リチェック部により、メモリチェックタイミングになっ
たことを判定された分割領域のメモリチェックを行なう
ことを特徴としている。また、請求項4では、情報処理
装置に搭載され、この情報処理装置に設けられているメ
モリの良否をチェックするメモリチェックシステムにお
いて、CPU部がアイドルループに入ったとき、これを
検出して、上記メモリを構成する各分割領域のうち、チ
ェック対象に指定されている各分割領域毎に、メモリチ
ェックタイミングを判定するアクセス監視部と、このア
クセス監視部でメモリチェックタイミングになったこと
を判定された各分割領域のメモリチェックを行なうメモ
リチェック部とを備えたことを特徴としている。また、
請求項5では、情報処理装置に搭載され、この情報処理
装置に設けられているメモリの良否をチェックするメモ
リチェックシステムにおいて、予め設定されている時間
が経過する毎にメモリチェックタイミングになったこと
を判定するチェックタイミング判定部と、このチェック
タイミング判定部でメモリチェックタイミングになった
ことを判定されたとき、上記メモリを構成する各分割領
域毎に設けられている判別フラグの内容をチェックし
て、これらの各分割領域が使用中か未使用中かを判定
し、未使用中の分割領域については、そのままメモリチ
ェックを行ない、使用中の分割領域については、分割領
域の内容を未使用中の分割領域に移動させた後、メモリ
チェックを行なうメモリチェック部とを備えたことを特
徴としている。また、請求項6では、情報処理装置に搭
載され、この情報処理装置に設けられているメモリの良
否をチェックするメモリチェックシステムにおいて、C
PU部がアイドルループに入ったとき、これを検出し
て、上記メモリを構成する各分割領域のうち、チェック
対象に指定されている各分割領域毎に、メモリチェック
タイミングになったことを判定するアクセス監視部と、
このアクセス監視部でメモリチェックタイミングになっ
たことを判定された各分割領域毎に設けられている判別
フラグの内容をチェックして、これらの各分割領域が使
用中か未使用中かを判定し、未使用中の分割領域につい
ては、そのままメモリチェックを行ない、使用中の分割
領域については、分割領域の内容を未使用中の分割領域
に移動させた後、メモリチェックを行なうメモリチェッ
ク部とを備えたことを特徴としている。
【0006】上記の構成により、請求項1では、情報処
理装置に搭載され、この情報処理装置に設けられている
メモリの良否をチェックするメモリチェックシステムに
おいて、チェックタイミング判定部によって予め設定さ
れている時間が経過する毎にメモリチェックタイミング
が来たことを判定し、このチェックタイミング判定部で
メモリチェックタイミングになったことを判定されたと
き、メモリチェック部によって上記メモリのメモリチェ
ックを行なうことにより、一定時間以上アクセスされて
いないメモリが存在するとき、これを検出して、上記メ
モリのメモリチェックを行ない、これによって連続運転
を行なっている情報処理装置に搭載されているメモリの
障害を検出する。
【0007】また、請求項2では、情報処理装置に搭載
され、この情報処理装置に設けられているメモリの良否
をチェックするメモリチェックシステムにおいて、アク
セス頻度検出部によって上記メモリに対するアクセス頻
度が予め設定されているアクセス設定頻度以下となった
とき、これを検出し、このアクセス頻度検出部で上記メ
モリに対するアクセス頻度が上記アクセス設定頻度以下
と判定されたとき、メモリチェック部によって上記メモ
リのメモリチェックを行なうことにより、アクセスされ
ていても、一定時間当たりのアクセス回数が少ないメモ
リが存在するとき、これを検出して、上記メモリのメモ
リチェックを行ない、これによって連続運転を行なって
いる情報処理装置に搭載されているメモリの障害を検出
して、システムの信頼性を大幅に向上させる。
【0008】また、請求項3では、請求項1または2の
いずれかに記載のメモリチェックシステムにおいて、チ
ェックタイミング判定部またはアクセス頻度検出部によ
り、上記メモリのメモリチェックタイミングになったこ
とを判定する際、上記メモリを複数の領域に分割して、
各分割領域毎に、メモリチェックタイミングになったこ
とを判定し、上記メモリチェック部により、メモリチェ
ックタイミングになったことを判定された分割領域のメ
モリチェックを行なうことにより、チェック対象となる
メモリ領域を分割することにより、チェック領域を小さ
くしてメモリチェックに要する時間を短くする。
【0009】また、請求項4では、情報処理装置に搭載
され、この情報処理装置に設けられているメモリの良否
をチェックするメモリチェックシステムにおいて、CP
U部がアイドルループに入ったとき、アクセス監視部に
よってこれを検出して、上記メモリを構成する各分割領
域のうち、チェック対象に指定されている各分割領域毎
に、メモリチェックタイミングを判定し、メモリチェッ
ク部によってこのアクセス監視部でメモリチェックタイ
ミングが来たことを判定された各分割領域のメモリチェ
ックを行なうことにより、メモリ領域を分割してチェッ
ク領域を小さくするとともに、CPU部がアイドルルー
プに入った状態で、チェック対象に指定された各チェッ
ク領域のうち、一定時間以上アクセスされていないチェ
ック領域が存在するとき、これを検出して、メモリチェ
ックを行ない、これによってメモリチェック効率を大幅
に向上させる。
【0010】また、請求項5では、情報処理装置に搭載
され、この情報処理装置に設けられているメモリの良否
をチェックするメモリチェックシステムにおいて、チェ
ックタイミング判定部によって予め設定されている時間
が経過する毎にメモリチェックタイミングと判定し、こ
のチェックタイミング判定部でメモリチェックタイミン
グた来たことを判定されたとき、メモリチェック部によ
って上記メモリを構成する各分割領域毎に設けられてい
る判別フラグの内容をチェックして、これらの各分割領
域が使用中か未使用中かを判定し、未使用中の分割領域
については、そのままメモリチェックを行ない、使用中
の分割領域については、分割領域の内容を未使用中の分
割領域に移動させた後、メモリチェックを行なうことに
より、使用中のメモリ領域を未使用のメモリ領域にコピ
ーして、使用状態にあるメモリ領域が存在していても、
全メモリのメモリチェックを行なう。
【0011】また、請求項6では、情報処理装置に搭載
され、この情報処理装置に設けられているメモリの良否
をチェックするメモリチェックシステムにおいて、アク
セス監視部によってCPU部がアイドルループに入った
とき、これを検出して、上記メモリを構成する各分割領
域のうち、チェック対象に指定されている各分割領域毎
に、メモリチェックタイミングを判定し、メモリチェッ
ク部によってこのアクセス監視部でメモリチェックタイ
ミングが来たことを判定された各分割領域毎に設けられ
ている判別フラグの内容をチェックして、これらの各分
割領域が使用中か未使用中かを判定し、未使用中の分割
領域については、そのままメモリチェックを行ない、使
用中の分割領域については、分割領域の内容を未使用中
の分割領域に移動させた後、メモリチェックを行なうこ
とにより、CPU部がアイドル状態にあるとき、これを
検出して、全メモリ領域のメモリチェックを行ない、こ
れによってメモリチェック効率を大幅に向上させるとと
もに、システムの信頼性を大幅に向上させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明によるメモ
リチェックシステムの第1形態例(請求項1に対応する
形態例)を示すブロック図である。この図に示すメモリ
チェックシステム1は、各種のデータ処理を行なうプロ
セッサおよび割込み処理を行なう割込みコントローラを
含み、通常のプログラムの処理と割込みによるメモリチ
ェック処理とを行なうCPU部2と、このCPU部2の
作業エリアなどとして使用されるメモリおよびこのメモ
リを制御するメモリコントローラを含み、上記CPU部
2により上記メモリがアクセスされる毎に、これを検出
してカウンタリセット信号を発生するメモリ部3と、シ
ステムバス4を介してカウント設定値が供給される毎
に、これを取り込んで保持しながら、上記メモリ部3か
らカウンタリセット信号が出力される毎に、計数値(カ
ウント値)を零にリセットし、システムを動作させるの
に必要なクロック発生部5からクロック信号が出力され
る毎に、これをカウントし、その計数値(カウント値)
が上記カウント設定値を越えたとき、メモリチェック割
込み信号を発生して上記CPU部2に割込みをかけ、上
記メモリ部3のメモリチェックを行なわせるカウンタ6
とを備えている。
【0013】次に、図1に示すブロック図を参照しなが
ら、このメモリチェックシステム1のメモリチェック動
作について説明する。まず、メモリチェック動作に先だ
って、このメモリチェックシステム1が設けられている
情報処理装置のオペレータなどによりカウンタ設定値が
入力されたとき、CPU部2によってこれが取り込まれ
て、システムバス4を介し、カウンタ6に供給されて保
持される。この後、この情報処理装置のCPU部2によ
ってデータ処理が開始されて、メモリ部3のメモリがア
クセスされれば、メモリ部3に設けられたメモリコント
ローラによってこれが検知されて、カウンタリセット信
号が生成され、カウンタ6がリセットされる。CPU部
2により上記メモリがアクセスされなくなれば、カウン
タ6によってクロック発生部5から出力されるクロック
信号の計数が開始され、上記メモリがアクセスされなく
なってから予め設定されている一定時間が経過し、計数
動作で得られるカウント値が上記カウント設定値を越え
たとき、このカウンタ6からメモリチェック割込み信号
が出力されてCPU部2に割込みがかけられる。これに
より、CPU部2によって上記メモリのメモリチェック
が開始され、このメモリ内の各番地のうち、異常となっ
ている番地があれば、この番地の使用が禁止されるとと
もに、メモリ異常が発生したことを示すメッセージなど
がオペレータに知らされる。このようにこの第1形態例
では、メモリ部3を構成するメモリが一定時間以上、ア
クセスされないとき、カウンタ6によってこれを検知し
てCPU部2にメモリチェック割込みをかけ、このCP
U部2によって上記メモリのメモリチェックを行なうよ
うにしたので、一定時間以上アクセスされていないメモ
リが存在するとき、これを検出して、上記メモリのメモ
リチェックを行なうことができ、これによって連続運転
を行なっている情報処理装置に搭載されているメモリに
ついても、障害の発生を検出することができる。
【0014】図2は本発明によるメモリチェックシステ
ムの第2形態例(請求項2に対応する形態例)を示すブ
ロック図である。この図に示すメモリチェックシステム
11は、各種のデータ処理を行なうプロセッサおよび割
込み処理を行なう割込みコントローラを含み、通常のプ
ログラムの処理と割込みによるメモリチェック処理とを
行なうCPU部12と、このCPU部12の作業エリア
などとして使用されるメモリおよびこのメモリを制御す
るメモリコントローラを含み、上記CPU部12により
上記メモリがアクセスされる毎に、これを検出してアク
セス検知信号を発生するメモリ部13と、システムバス
14を介して供給される第1カウント設定値、第2カウ
ント設定値を保持しながら、メモリ部13のメモリに対
するアクセス回数が設定時間(第1カウント設定値に対
応する時間)当たりのアクセス設定回数(第2カウント
設定値に対応する回数)以下であるとき、メモリチェッ
ク割込み信号を発生して上記CPU部12に割込みをか
け、メモリ部13のメモリチェックを行なわせるアクセ
ス頻度検出部15とを備えている。
【0015】この場合、アクセス頻度検出部15は、シ
ステムバス14を介して第2カウント設定値が供給され
る毎に、これを取り込んで保持しながら、第2リセット
信号が供給される毎に、計数値(カウント値)を零にリ
セットし、メモリ部13からアクセス検知信号が出力さ
れる毎に、これをカウントし、その計数値(カウント
値)が第2カウント設定値を越えたとき、第1リセット
信号を発生する第2カウンタ17と、システムバス14
を介して第1カウント設定値が供給される毎に、これを
取り込んで保持しながら、第2カウンタ17から第1リ
セット信号が出力される毎に、計数値(カウント値)を
零にリセットし、システムを動作させるのに必要なクロ
ック発生部18からクロック信号が出力される毎に、こ
れをカウントし、その計数値(カウント値)が第1カウ
ント設定値を越えたとき、メモリチェック割込み信号を
発生してCPU部12に割込みをかけ、メモリ部13の
メモリチェックを行なわせる第1カウンタ16とを備え
ている。
【0016】次に、図2に示すブロック図を参照しなが
ら、このメモリチェックシステム11のメモリチェック
動作について説明する。まず、メモリチェック動作に先
だって、このメモリチェックシステムが設けられている
情報処理装置のオペレータなどにより第1カウンタ設定
値、第2カウンタ設定値が入力されたとき、CPU部1
2によってこれが取り込まれて、システムバス14を介
し、アクセス頻度検出部15の第1カウンタ16、第2
カウンタ17に各々、供給されて保持される。この後、
この情報処理装置のCPU部12によってデータ処理が
開始されて、メモリ部13のメモリがアクセスされれ
ば、メモリ部13に設けられたメモリコントローラによ
ってこれが検知されて、アクセス検出信号が生成され、
アクセス頻度検出部15の第2カウンタ17によってこ
れが計数されるとともに、第1カウンタ16によってク
ロック発生部18から出力されるクロック信号が計数さ
れる。
【0017】第1カウンタ16の計数値が第1カウンタ
設定値に達する前に、第2カウンタ17の計数値が第2
カウント設定値を越えれば、この第2カウンタ17から
出力される第1リセット信号によって第1カウンタ16
がリセットされ、CPU部12に対してメモリチェック
割込み信号の供給が禁止される。この状態で、CPU部
12によってメモリ部13のメモリに対するアクセス頻
度が低下して、第2カウンタ17の計数値が第2カウン
ト設定値に達する前に、第1カウンタ16の計数値が第
1カウンタ設定値を越えれば、この第1カウンタ16に
より第2リセット信号が生成されて、第2カウンタ17
がリセットされるとともに、メモリチェック割込み信号
が生成されてCPU部12に割込みがかけられる。
【0018】この結果、CPU部12によってメモリの
メモリチェックが開始され、このメモリ内の各番地のう
ち異常となっている番地があれば、この番地の使用が禁
止されるとともに、メモリ異常が発生したことを示すメ
ッセージなどがオペレータに知らされる。このようにこ
の第2形態例では、メモリ部13を構成するメモリに対
し一定時間当たりのアクセス回数が予め設定されている
アクセス回数以下になっているとき、アクセス頻度検出
部15によってこれを検知してCPU部12にメモリチ
ェック割込みをかけ、このCPU部12によってメモリ
のメモリチェックを行なうようにしたので、アクセスさ
れていても、一定時間当たりのアクセス回数が少ないメ
モリが存在するとき、これを検出して、メモリのメモリ
チェックを行なうことができ、これによって連続運転を
行なっている情報処理装置に搭載されているメモリの障
害を検出して、システムの信頼性を大幅に向上させるこ
とができる。
【0019】図3は本発明によるメモリチェックシステ
ムの第3形態例(請求項3に対応する形態例)を示すブ
ロック図である。この図に示すメモリチェックシステム
21は、各種のデータ処理を行なうプロセッサおよび割
込み処理を行なう割込みコントローラを含み、通常のプ
ログラムの処理と割込みによるメモリチェック処理とを
行なうCPU部22と、このCPU部22の作業エリア
などとして使用されるメモリおよびこのメモリを制御す
るメモリコントローラを含むメモリ部23と、システム
バス24を介して第1〜第3カウント設定値が供給され
る毎に、これらを取り込んで保持しながら、上記システ
ムバス24を介して、メモリ部23のメモリを構成する
第1〜第3分割領域のアクセス状態を監視して、これら
第1〜第3分割領域のうちのいずれかが一定時間以上ア
クセスされないとき、第1〜第3メモリチェック割込み
信号のいずれかを発生してCPU部22に割込みをかけ
て第1〜第3分割領域のうち、一定時間以上アクセスさ
れていない分割領域のメモリチェックを行なわせるアク
セス監視部25とを備えている。
【0020】この場合、アクセス監視部25は、システ
ムバス24を介して供給されるアドレスデータをデコー
ドして、メモリ部23のメモリを構成する第1〜第3分
割領域のいずれに対するアクセスかを判定し、第1分割
領域がアクセスされたとき、第1カウンタリセット信号
を発生し、第2分割領域がアクセスされたとき、第2カ
ウンタリセット信号を発生し、第3分割領域がアクセス
されたとき、第3カウンタリセット信号を発生するデコ
ーダ26と、システムバス24を介して、第1カウント
設定値が供給される毎に、これを取り込んで保持しなが
ら、上記デコーダ26から第1カウンタリセット信号が
出力される毎に、計数値(カウント値)を零にリセット
し、システムを動作させるのに必要なクロック発生部3
0からクロック信号が出力される毎に、これをカウント
し、その計数値(カウント値)が第1カウント設定値を
越えたとき、第1メモリチェック割込み信号を発生して
CPU部22に割込みをかけ、メモリ部23のメモリを
構成する第1分割領域のメモリチェックを行なわせる第
1カウンタ27とを備えている。
【0021】さらに、このアクセス監視部25は、シス
テムバス24を介して、第2カウント設定値が供給され
る毎に、これを取り込んで保持しながら、上記デコーダ
26から第2カウンタリセット信号が出力される毎に、
計数値(カウント値)を零にリセットし、システムを動
作させるのに必要なクロック発生部40からクロック信
号が出力される毎にこれをカウントし、その計数値(カ
ウント値)が第2カウント設定値を越えたとき、第2メ
モリチェック割込み信号を発生してCPU部22に割込
みをかけ、メモリ部23のメモリを構成する第2分割領
域のメモリチェックを行なわせる第2カウンタ28と、
システムバス24を介して、第3カウント設定値が供給
される毎に、これを取り込んで保持しながら、上記デコ
ーダ26から第3カウンタリセット信号が出力される毎
に、計数値(カウント値)を零にリセットし、システム
を動作させるのに必要なクロック発生部40からクロッ
ク信号が出力される毎に、これをカウントし、その計数
値(カウント値)が第3カウント設定値を越えたとき、
第3メモリチェック割込み信号を発生してCPU部22
に割込みをかけ、メモリ部23のメモリを構成する第3
分割領域のメモリチェックを行なわせる第3カウンタ2
9とを備えている。
【0022】次に、図3に示すブロック図を参照しなが
らこのメモリチェックシステム21のメモリチェック動
作について説明する。まず、メモリチェック動作に先だ
って、このメモリチェックシステム21が設けられてい
る情報処理装置のオペレータなどにより第1〜第3カウ
ンタ設定値が入力されたとき、CPU部22によってこ
れが取り込まれて、システムバス24を介しアクセス監
視部25の第1〜第3カウンタ27〜29に各々供給さ
れて保持される。その後、この情報処理装置のCPU部
22によってデータ処理が開始されて、メモリ部23の
メモリを構成する第1分割領域がアクセスされれば、ア
クセス監視部25に設けられているデコーダ26によっ
てこれが検知されて、第1カウンタリセット信号が生成
され、第1カウンタ27がリセットされる。同様に、上
記情報処理装置のCPU部22によって上記メモリを構
成する第2分割領域または第3分割領域がアクセスされ
れば、アクセス監視部25に設けられているデコーダ2
6によってこれが検知されて、第2カウンタリセット信
号または第3カウンタリセット信号が生成され、第2カ
ウンタ28または第3カウンタ29がリセットされる。
【0023】CPU部22により第1分割領域がアクセ
スされなくなれば、第1カウンタ27によってクロック
発生部30から出力されるクロック信号の計数が開始さ
れ、第1分割領域がアクセスされなくなってから予め設
定されている一定時間が経過し、計数動作で得られるカ
ウント値が第1カウント設定値を越えたとき、この第1
カウンタ27から第1メモリチェック割込み信号が出力
されてCPU部22に割込みがかけられる。
【0024】CPU部22によって第1分割領域のメモ
リチェックが開始され、この第1分割領域内の各番地の
うち、異常となっている番地があれば、この番地の使用
が禁止されるとともに、メモリ異常が発生したことを示
すメッセージなどがオペレータに知らされる。同様に、
CPU部22により第2分割領域または第3分割領域が
アクセスされなくなれば、第2カウンタ28または第3
カウンタ29によってクロック発生部30から出力され
るクロック信号の計数が開始され、第2分割領域または
第3分割領域がアクセスされなくなってから予め設定さ
れている一定時間が経過し、計数動作で得られる各カウ
ント値が第2カウント設定値または第3カウント設定値
を越えたとき、第2カウンタ28または第3カウンタ2
9から第2メモリチェック割込み信号または第3メモリ
チェック割込み信号が出力されてCPU部22に割込み
がかけられる。これにより、CPU部22によって第2
分割領域または第3分割領域のメモリチェックが開始さ
れ、この第2分割領域または第3分割領域内の各番地の
うち、異常となっている番地があれば、この番地の使用
が禁止されるとともに、メモリ異常が発生したことを示
すメッセージなどがオペレータに知らされる。
【0025】このようにこの第3形態例では、メモリ部
23を構成するメモリを3つに分割して、第1分割領
域、第2分割領域、第3分割領域のいずれかが一定時間
以上、アクセスされないとき、アクセス監視部25によ
ってこれを検知してCPU部22に一定時間以上アクセ
スされていない分割領域に対応したメモリチェック割込
みをかけ、このCPU部22によって一定時間以上アク
セスされていない分割領域のメモリチェックを行なうよ
うにしたので、一定時間以上アクセスされていないメモ
リが存在するとき、これを検出して、上記メモリのメモ
リチェックを行なうことができ、これによって連続運転
を行なっている情報処理装置に搭載されているメモリに
ついても、障害の発生を検出することができる。この
際、チェック対象となるメモリ領域を分割した分だけ、
メモリチェックに要する時間を短くすることができる。
【0026】図4は本発明によるメモリチェックシステ
ムの第4形態例(請求項4に対応する形態例)を示すブ
ロック図である。この図に示すメモリチェックシステム
31は、各種のデータ処理を行なうプロセッサおよび割
込み処理を行なう割込みコントローラを含み、通常のプ
ログラムの処理と割込みによるメモリチェック処理とを
行なうCPU部32と、このCPU部32の作業エリア
などとして使用されるメモリおよびこのメモリを制御す
るメモリコントローラを含むメモリ部33と、システム
バス34を介して第1〜第3カウント設定値が供給され
る毎に、これらを取り込んで保持しながら、上記システ
ムバス34を介して、CPU部32がアイドル状態にな
っているかどうかを監視して、第1〜第3分割領域のう
ち、予め設定されている分割領域が一定時間以上アクセ
スされない状態でCPU部32がアイドル状態に入った
とき、第1〜第3メモリチェック割込み信号のいずれか
を発生してCPU部32に割込みをかけて、一定時間以
上アクセスされていない上記分割領域のメモリチェック
を行なわせるアクセス監視部35とを備えている。
【0027】この場合、アクセス監視部35は、システ
ムバス34を介して供給されるアドレスデータをデコー
ドして、上記メモリ部33のメモリを構成する第1〜第
3分割領域のいずれに対するアクセスかを判定し、第1
分割領域がアクセスされたとき、第1カウンタリセット
信号を発生し、第2分割領域がアクセスされたとき、第
2カウンタリセット信号を発生し、第3分割領域がアク
セスされたとき、第3カウンタリセット信号を発生する
第1デコーダ36と、システムバス34を介して第1カ
ウント設定値が供給される毎にこれを取り込んで保持し
ながら、第1デコーダ36から第1カウンタリセット信
号が出力される毎に、計数値(カウント値)を零にリセ
ットし、システムを動作させるのに必要なクロック発生
部41からクロック信号が出力される毎にこれをカウン
トし、その計数値(カウント値)が第1カウント設定値
を越えたとき、第1メモリチェック割込み信号を発生す
る第1カウンタ37とを備えている。
【0028】さらに、このアクセス監視部35は、シス
テムバス34を介して第2カウント設定値が供給される
毎にこれを取り込んで保持しながら、第1デコーダ36
から第2カウンタリセット信号が出力される毎に計数値
(カウント値)を零にリセットし、システムを動作させ
るのに必要なクロック発生部41からクロック信号が出
力される毎にこれをカウントし、その計数値(カウント
値)が第2カウント設定値を越えたとき、第2メモリチ
ェック割込み信号を発生する第2カウンタ38と、シス
テムバス34を介して第3カウント設定値が供給される
毎にこれを取り込んで保持しながら、第1デコーダ36
から第3カウンタリセット信号が出力される毎に計数値
(カウント値)を零にリセットし、システムを動作させ
るのに必要なクロック発生部41からクロック信号が出
力される毎にこれをカウントし、その計数値(カウント
値)が第3カウント設定値を越えたとき、第3メモリチ
ェック割込み信号を発生する第3カウンタ39とを備え
ている。
【0029】また、さらに、このアクセス監視部35
は、システムバス34を介してアクセス対象領域データ
が供給される毎にこれを保持し、第1デコーダ36から
出力される第1〜第3リセット信号を監視して、CPU
部32がアイドル状態になっているかどうかを判定し、
CPU部32がアイドル状態になっていると判定したと
き、上記アクセス対象領域データに対応するゲート開信
号を発生する第2デコーダ40と、この第2デコーダ4
0から第1分割領域に対応するゲート開信号が出力され
ている状態で、第1カウンタ37から第1メモリチェッ
ク割込み信号が出力されたときこれを通過させることに
より、CPU部32に割込みをかけて上記メモリ部33
のメモリを構成する第1分割領域のメモリチェックを行
なわせる第1アンドゲート42と、第2デコーダ40か
ら第2分割領域に対応するゲート開信号が出力されてい
る状態で、第2カウンタ38から第2メモリチェック割
込み信号が出力されたとき、これを通過させることによ
り、CPU部32に割込みをかけてメモリ部33のメモ
リを構成する第2分割領域のメモリチェックを行なわせ
る第2アンドゲート43と、第2デコーダ40から第3
分割領域に対応するゲート開信号が出力されている状態
で、第3カウンタ39から第3メモリチェック割込み信
号が出力されたとき、これを通過させることにより、C
PU部32に割込みをかけてメモリ部33のメモリを構
成する第3分割領域のメモリチェックを行なわせる第3
アンドゲート44とを備えている。
【0030】次に、図4に示すブロック図を参照しなが
ら、このメモリチェックシステム31のメモリチェック
動作について説明する。まず、メモリチェック動作に先
だって、このメモリチェックシステム31が設けられて
いる情報処理装置のオペレータなどにより第1〜第3カ
ウンタ設定値と、アクセス対象領域データとが入力され
たとき、CPU部32によってこれが取り込まれて、シ
ステムバス34を介しアクセス監視部35の第1〜第3
カウンタ37〜39、第2デコーダ40に各々供給され
て保持される。この後、この情報処理装置のCPU部3
2によってデータ処理が開始されて、メモリ部33のメ
モリを構成する第1〜第3分割領域のうちの1つがアク
セスされれば、アクセス監視部35に設けられている第
1デコーダ36によってこれが検知されて、第1〜第3
カウンタリセット信号のいずれかが生成され、第1〜第
3カウンタ37〜39のいずれかがリセットされる。ま
たこの動作と並行して、第2デコーダ40によって第1
デコーダ36から第1〜第3カウンタリセット信号のい
ずれかが出力されていることが検知されて、CPU部3
2がアイドル状態になっていないと判定され、この判定
結果に基づき、第1〜第3アンドゲート42〜44が全
て閉状態にされる。
【0031】CPU部32がアイドル状態になり、第1
デコーダ36から第1〜第3カウンタリセット信号が全
て出力されなくなれば、第2デコーダ40によってこれ
が検知されて、CPU部32がアイドル状態に入ったと
判定されて、上記アクセス対象領域データに対応するゲ
ート開信号、例えば上記アクセス対象領域データが第
1、第2分割領域を示していれば、第1、第2分割領域
に対応するゲート開信号が出力されて、第1、第2アン
ドゲート42、43が開状態にされる。この状態で、第
1、第2、第3分割領域がアクセスされなくなり、第
1、第2カウンタ37、38によってクロック発生部4
1から出力されるクロック信号の計数が開始されてか
ら、一定時間が経過し、これら第1、第2カウンタ3
7、38のいずれか一方、例えば第1カウンタ37のカ
ウント値が第1カウント設定値を越えたとき、この第1
カウンタ37から第1メモリチェック割込み信号が出力
され、これが第1アンドゲート42を通過して、CPU
部32に割込みがかけられる。これにより、CPU部3
2によって第1分割領域のメモリチェックが開始され、
この第1分割領域内の各番地のうち、異常となっている
番地があれば、この番地の使用が禁止されるとともに、
メモリ異常が発生したことを示すメッセージなどがオペ
レータに知らされる。
【0032】このようにこの第4形態例では、メモリ部
33を構成するメモリを、第1分割領域、第2分割領
域、第3分割領域に分割し、これら第1〜第3分割領域
の全てがアクセスされなくなったとき、CPU部32が
アイドル状態に入ったと判定して、第1〜第3分割領域
のうち、チェック対象に指定されたチェック領域に対す
るアクセスが終了してから一定時間が経過したとき、分
割領域に対応したメモリチェック割込みをかけ、このC
PU部32によって上記分割領域のメモリチェックを行
なうようにしたので、CPU部32がアイドルループに
入ったとき、チェック対象に指定された各チェック領域
のうち、一定時間以上アクセスされていないチェック領
域のメモリチェックを行なうことができ、これによって
メモリチェック効率を大幅に向上させることができる。
この際、チェック対象となるメモリ領域を分割した分だ
け、メモリチェックに要する時間を短くすることができ
る。
【0033】図5は本発明によるメモリチェックシステ
ムの第5形態例(請求項5に対応する形態例)を示すブ
ロック図である。この図に示すメモリチェックシステム
51は、各種のデータ処理を行なうプロセッサおよび割
込み処理を行なう割込みコントローラを含み、通常のプ
ログラムの処理と割込みによるメモリチェック処理とを
行なうCPU部52と、このCPU部52の作業エリア
などとして使用されるメモリおよびこのメモリを制御す
るメモリコントローラを含むメモリ部53と、システム
バス54を介してカウント設定値が供給される毎にこれ
を取り込んで保持しながら、システムを動作させるのに
必要なクロック発生部55からクロック信号が出力され
る毎にこれをカウントし、その計数値(カウント値)が
上記カウント設定値を越える毎に上記カウント値を零に
リセットするとともに、メモリチェック割込み信号を発
生してCPU部52に割込みをかけ、メモリ部53のメ
モリチェックを行なわせるカウンタ54とを備えてい
る。
【0034】次に、図5に示すブロック図、図6に示す
フローチャート、図7に示す模式図を参照しながら、こ
のメモリチェックシステム51のメモリチェック動作に
ついて説明する。まず、メモリチェック動作に先だっ
て、このメモリチェックシステム51が設けられている
情報処理装置のオペレータなどによりカウンタ設定値が
入力されたとき、CPU部52によってこれが取り込ま
れて、システムバス54を介しカウンタ54に供給され
て保持される。CPU部52によりメモリの第1〜第3
分割領域のいずれかがアクセスされれば、このCPU部
52によって図7に示す如く第1分割領域にデータが書
き込まれたとき、この第1分割領域中に第1判定フラグ
が立てられ、また第2分割領域にデータが書き込まれた
とき、この第2分割領域中に第2判定フラグが立てら
れ、さらに第3分割領域にデータが書き込まれたとき、
この第3分割領域中に第3判定フラグが立てられる。こ
の動作と並行して、カウンタ54によってクロック発生
部55から出力されるクロック信号が計数され、この計
数動作で得られるカウント値が上記カウント設定値を越
える毎にこのカウンタ54からメモリチェック割込み信
号が出力されてCPU部52に割込みがかけられる。
【0035】これにより、図6のフローチャートに示す
如くCPU部52によってメモリの第1分割領域に第1
判定フラグが立てられているかどうか、第2分割領域に
第2判定フラグが立てられているかどうか、第3分割領
域に第3判定フラグが立てられているかどうかが順次、
判定され、この判定結果に基づき、未使用となっている
分割領域があるかどうかがチェックされる(ステップS
T1)。未使用となっている領域があれば(ステップS
T2)、CPU部52によってこれら未使用となってい
る分割領域の1つが選択されて、この分割領域のメモリ
チェックが開始され、このメモリ内の各番地のうち異常
となっている番地があれば、この番地の使用が禁止され
るとともに、メモリ異常が発生したことを示すメッセー
ジなどがオペレータに知らされる(ステップST3)。
【0036】以下、未使用となっている領域が残ってい
れば、CPU部52によってこれら未使用となっている
分割領域の1つが順次、選択されて、この分割領域のメ
モリチェックが開始され、このメモリ内の各番地のう
ち、異常となっている番地があれば、この番地の使用が
禁止されるとともに、メモリ異常が発生したことを示す
メッセージなどがオペレータに知らされる(ステップS
T1〜ST3)。未使用領域のメモリチェック処理が終
了すれば(ステップST1、ST4)、CPU部52に
よって使用されている分割領域の1つが選択されて、こ
の分割領域の内容が上記未使用領域の1つのコピーされ
た後、使用されている上記分割領域のメモリチェックが
開始され、このメモリ内の各番地のうち、異常となって
いる番地があれば、この番地の使用が禁止されるととも
に、メモリ異常が発生したことを示すメッセージなどが
オペレータに知らされる。使用されている上記分割領域
の各番地が全て正常であれば、未使用領域にコピーされ
ていた内容が元の分割領域に再コピーされる(ステップ
ST5〜ST7)。
【0037】以下、使用されている領域が残っていれば
(ステップST5)、CPU部52によって使用されて
いる分割領域の1つが順次、選択されて、この分割領域
の内容が上記未使用領域の1つのコピーされた後、使用
されている上記分割領域のメモリチェックが開始され、
このメモリ内の各番地のうち、異常となっている番地が
あれば、この番地の使用が禁止されるとともに、メモリ
異常が発生したことを示すメッセージなどがオペレータ
に知らされる。使用されている上記分割領域の各番地が
全て正常であれば、未使用領域にコピーされていた内容
が元の分割領域に再コピーされる(ステップST6、S
T7)。なお、未使用領域が無いときには、上述した使
用領域に対するメモリチェック処理がスキップされる。
【0038】このようにこの第5形態例では、一定時間
が経過する毎にCPU部52にメモリチェック割込みを
かけて、メモリ部53のメモリを構成する第1〜第3分
割領域に第1〜第3判別フラグが立てられているかどう
かを検出し、この検出結果に基づき未使用領域があれ
ば、これをそのままメモリチェックした後、使用領域の
内容を未使用領域にコピーして、この使用領域のメモリ
チェックを行なうようにしたので、連続運転を行なって
いる情報処理装置に搭載されているメモリについても、
また使用中の領域が存在していても、全メモリのメモリ
チェックを行ない、障害の発生を検出することができ
る。
【0039】図8は本発明によるメモリチェックシステ
ムの第6形態例(請求項6に対応する形態例)を示すブ
ロック図である。なお、この図において、図4の各部と
同じ部分には、同じ符号が付してある。この図に示すメ
モリチェックシステム31aが図4に示すメモリチェッ
クシステム31と異なる点は、図10に示す如くメモリ
部33aのメモリを構成する第1〜第3分割領域毎に判
別フラグ領域を設け、CPU部32aがアイドル状態に
なったとき、第1〜第3分割領域のうち、チェック領域
に指定された分割領域に判別フラグが立てられているか
どうかを検出し、この検出結果に基づき未使用領域につ
いてはこれをそのままメモリチェックし、また使用領域
については使用領域の内容を未使用領域にコピーして、
この使用領域のメモリチェックを行なうようにしたこと
である。次に、図8に示すブロック図、図9に示すフロ
ーチャート、図10に示す模式図を参照しながら、この
メモリチェックシステム31aのメモリチェック動作に
ついて説明する。メモリチェック動作に先だって、この
メモリチェックシステム31aが設けられている情報処
理装置のオペレータなどにより第1〜第3カウンタ設定
値と、アクセス対象領域データとが入力されたとき、C
PU部32aによってこれが取り込まれて、システムバ
ス34を介しアクセス監視部35の第1〜第3カウンタ
37〜39、第2デコーダ40に各々供給されて保持さ
れる。この情報処理装置のCPU部32によってデータ
処理が開始されて、メモリ部33aのメモリを構成する
第1〜第3分割領域のうちの1つがアクセスされれば、
アクセス監視部35に設けられている第1デコーダ36
によってこれが検知されて、第1〜第3カウンタリセッ
ト信号のいずれかが生成され、第1〜第3カウンタ37
〜39のいずれかがリセットされるとともに、メモリの
第1分割領域にデータが書き込まれたとき、この第1分
割領域中に第1判定フラグが立てられ、また第2分割領
域にデータが書き込まれたとき、この第2分割領域中に
第2判定フラグが立てられ、さらに第3分割領域にデー
タが書き込まれたとき、この第3分割領域中に第3判定
フラグが立てられる。
【0040】またこの動作と並行して、第2デコーダ4
0によって第1デコーダ36から第1〜第3カウンタリ
セット信号のいずれかが出力されていることが検知され
て、CPU部32aがアイドル状態になっていないと判
定され、この判定結果に基づき、第1〜第3アンドゲー
ト42〜44が全て閉状態にされる。PU部32aがア
イドル状態になり、第1デコーダ36から第1〜第3カ
ウンタリセット信号が全て出力されなくなれば、第2デ
コーダ40によってこれが検知されて、CPU部32a
がアイドル状態に入ったと判定されて、上記アクセス対
象領域データに対応するゲート開信号、例えば上記アク
セス対象領域データが第1、第2分割領域を示していれ
ば、第1、第2分割領域に対応するゲート開信号が出力
されて、第1、第2アンドゲート42、43が開状態に
なる。
【0041】この状態で、第1、第2、第3分割領域が
アクセスされなくなり、第1、第2カウンタ37、38
によってクロック発生部41から出力されるクロック信
号の計数が開始されてから、一定時間が経過し、これら
第1、第2カウンタ37、38のカウント値が第1、第
2カウント設定値を越えたとき、これら第1、第2カウ
ンタ37、38から第1、第2メモリチェック割込み信
号が出力され、これが第1、第2アンドゲート42、4
3を通過して、CPU部32aに割込みがかけられる。
これにより、図9のフローチャートに示す如くCPU部
32aによってメモリの第1分割領域に第1判定フラグ
が立てられているかどうか、第2分割領域に第2判定フ
ラグが立てられているかどうかが順次、判定され、この
判定結果に基づき、未使用となっている分割領域がある
かどうかがチェックされる(ステップST11)。未使
用となっている領域があれば(ステップST12)、C
PU部32aによってこれら未使用となっている分割領
域の1つが選択されて、この分割領域のメモリチェック
が開始され、このメモリ内の各番地のうち、異常となっ
ている番地があれば、この番地の使用が禁止されるとと
もに、メモリ異常が発生したことを示すメッセージなど
がオペレータに知らされる(ステップST13)。
【0042】この後、未使用領域のメモリチェック処理
が終了すれば(ステップST11、ST14)、CPU
部32aによって使用されている分割領域があるかどう
かチェックされ、使用されている分割領域があれば、こ
れが選択されて、この分割領域の内容が上記未使用領域
にコピーされた後、使用されている上記分割領域のメモ
リチェックが開始され、このメモリ内の各番地のうち、
異常となっている番地があれば、この番地の使用が禁止
されるとともに、メモリ異常が発生したことを示すメッ
セージなどがオペレータに知らされる。そして、使用さ
れている上記分割領域の各番地が全て正常であれば、未
使用領域にコピーされていた内容が元の分割領域に再コ
ピーされる(ステップST15〜ST17)。なお、未
使用領域が無いときには、上述した使用領域に対するメ
モリチェック処理がスキップされる。
【0043】このようにこの第6形態例では、メモリ部
33aを構成するメモリを、第1分割領域、第2分割領
域、第3分割領域に分割し、これら第1〜第3分割領域
の全てがアクセスされなくなったとき、CPU部32a
がアイドル状態に入ったと判定して、第1〜第3分割領
域のうち予め設定されている分割領域に判別フラグが立
てられているかどうかを検出し、この検出結果に基づ
き、未使用領域があれば、これをそのままメモリチェッ
クした後、使用領域の内容を未使用領域にコピーして、
この使用領域のメモリチェックを行なうようにしたの
で、CPU部32aがアイドル状態にあるときこれを検
出して、全メモリ領域のメモリチェックを行なうことが
でき、これによってメモリチェック効率を大幅に向上さ
せることができるとともに、システムの信頼性を大幅に
向上させることができる。この際、チェック対象となる
メモリ領域を分割した分だけ、メモリチェックに要する
時間を短くすることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、一定時間以上アクセスされていないメモリ
が存在するとき、これを検出して、メモリのメモリチェ
ックを行なうことができ、これによって連続運転を行な
っている情報処理装置に搭載されているメモリの障害を
検出することができる。また、請求項2では、アクセス
されていても、一定時間当たりのアクセス回数が少ない
メモリが存在するとき、これを検出して、メモリのメモ
リチェックを行なうことができ、これによって連続運転
を行なっている情報処理装置に搭載されているメモリの
障害を検出して、システムの信頼性を大幅に向上させる
ことができる。また、請求項3では、チェック対象とな
るメモリ領域を分割することにより、チェック領域を小
さくしてメモリチェックに要する時間を短くすることが
できる。また、請求項4では、メモリ領域を分割してチ
ェック領域を小さくするとともに、CPU部がアイドル
ループに入った状態で、チェック対象に指定された各チ
ェック領域のうち、一定時間以上アクセスされていない
チェック領域が存在するとき、これを検出して、メモリ
チェックを行なうことができ、これによってメモリチェ
ック効率を大幅に向上させることができる。また、請求
項5では、使用中のメモリ領域を未使用のメモリ領域に
コピーすることにより、使用状態にあるメモリ領域が存
在していても、全メモリのメモリチェックを行なうこと
ができる。また、請求項6では、CPU部がアイドル状
態にあるとき、これを検出して、全メモリ領域のメモリ
チェックを行なうことができ、これによってメモリチェ
ック効率を大幅に向上させることができるとともに、シ
ステムの信頼性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメモリチェックシステムの第1形
態例を示すブロック図。
【図2】本発明によるメモリチェックシステムの第2形
態例を示すブロック図。
【図3】本発明によるメモリチェックシステムの第3形
態例を示すブロック図。
【図4】本発明によるメモリチェックシステムの第4形
態例を示すブロック図。
【図5】本発明によるメモリチェックシステムの第5形
態例を示すブロック図。
【図6】図5に示すメモリチェックシステムのメモリチ
ェック動作例を示すフローチャート。
【図7】図5に示すメモリチェックシステムのメモリチ
ェック動作例を示す模式図。
【図8】本発明によるメモリチェックシステムの第6形
態例を示すブロック図。
【図9】図8に示すメモリチェックシステムのメモリチ
ェック動作例を示すフローチャート。
【図10】図8に示すメモリチェックシステムのメモリ
チェック動作例を示す模式図。
【図11】従来から知られているメモリチェックシステ
ムの一例を示すブロック図。
【図12】従来から知られているメモリチェックシステ
ムの他の一例を示すブロック図。
【図13】従来から知られているメモリチェックシステ
ムの他の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 メモリチェックシステム、2 CPU部(メモリチ
ェック部)、3 メモリ部、4 システムバス、5 ク
ロック発生部(チェックタイミング判定部)、6 カウ
ンタ(チェックタイミング判定部)、11 メモリチェ
ックシステム、12 CPU部(メモリチェック部)、
13 メモリ部、14 システムバス、15 アクセス
頻度検出部、16 第1カウンタ、17 第2カウン
タ、18クロック発生部、21 メモリチェックシステ
ム、22 CPU部(メモリチェック部)、23 メモ
リ部、24 システムバス、25 アクセス監視部、2
6デコーダ、27 第1カウンタ、28 第2カウン
タ、29 第3カウンタ、30 クロック発生部、3
1、31a メモリチェックシステム、32、32aC
PU部(メモリチェック部)、33、33a メモリ
部、34 システムバス、35 アクセス監視部、36
第1デコーダ、37 第1カウンタ、38第2カウン
タ、39 第3カウンタ、40 第2デコーダ、41
クロック発生部、42 第1アンドゲート、43 第2
アンドゲート、44 第3アンドゲート、51 メモリ
チェックシステム、52 CPU部(メモリチェック
部)、53 メモリ部、54 カウンタ(チェックタイ
ミング判定部)、55 クロック発生部(チェックタイ
ミング判定部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置に搭載され、この情報処理
    装置に設けられているメモリの良否をチェックするメモ
    リチェックシステムにおいて、 予め設定されている時間が経過する毎にメモリチェック
    タイミングになったことを判定するチェックタイミング
    判定部と、 このチェックタイミング判定部でメモリチェックタイミ
    ングになったと判定されたとき、上記メモリのメモリチ
    ェックを行なうメモリチェック部と、を備えたことを特
    徴とするメモリチェックシステム。
  2. 【請求項2】 情報処理装置に搭載され、この情報処理
    装置に設けられているメモリの良否をチェックするメモ
    リチェックシステムにおいて、 上記メモリに対するアクセス頻度が予め設定されている
    アクセス設定頻度以下となったとき、これを検出するア
    クセス頻度検出部と、 このアクセス頻度検出部で上記メモリに対するアクセス
    頻度が上記アクセス設定頻度以下と判定されたとき、上
    記メモリのメモリチェックを行なうメモリチェック部
    と、を備えたことを特徴とするメモリチェックシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載のメ
    モリチェックシステムにおいて、 チェックタイミング判定部またはアクセス頻度検出部に
    より、上記メモリのメモリチェックタイミングを判定す
    る際、上記メモリを複数の領域に分割して、各分割領域
    毎にメモリチェックタイミングを判定し、 上記メモリチェック部によりメモリチェックタイミング
    になったことを判定された分割領域のメモリチェックを
    行なうことを特徴とするメモリチェックシステム。
  4. 【請求項4】 情報処理装置に搭載され、この情報処理
    装置に設けられているメモリの良否をチェックするメモ
    リチェックシステムにおいて、 CPU部がアイドルループに入ったときこれを検出し
    て、上記メモリを構成する各分割領域のうち、チェック
    対象に指定されている各分割領域毎にメモリチェックタ
    イミングを判定するアクセス監視部と、 このアクセス監視部でメモリチェックタイミングになっ
    たと判定された各分割領域のメモリチェックを行なうメ
    モリチェック部と、を備えたことを特徴とするメモリチ
    ェックシステム。
  5. 【請求項5】 情報処理装置に搭載され、この情報処理
    装置に設けられているメモリの良否をチェックするメモ
    リチェックシステムにおいて、 予め設定されている時間が経過する毎にメモリチェック
    タイミングになったことを判定するチェックタイミング
    判定部と、 このチェックタイミング判定部でメモリチェックタイミ
    ングになったことを判定されたとき、上記メモリを構成
    する各分割領域毎に設けられている判別フラグの内容を
    チェックして、これらの各分割領域が使用中か未使用中
    かを判定し、未使用中の分割領域については、そのまま
    メモリチェックを行ない、使用中の分割領域について
    は、分割領域の内容を未使用中の分割領域に移動させた
    後、メモリチェックを行なうメモリチェック部と、 を備えたことを特徴とするメモリチェックシステム。
  6. 【請求項6】 情報処理装置に搭載され、この情報処理
    装置に設けられているメモリの良否をチェックするメモ
    リチェックシステムにおいて、 CPU部がアイドルループに入ったとき、これを検出し
    て上記メモリを構成する各分割領域のうち、チェック対
    象に指定されている各分割領域毎にメモリチェックタイ
    ミングを判定するアクセス監視部と、 このアクセス監視部でメモリチェックタイミングになっ
    たことを判定された各分割領域毎に設けられている判別
    フラグの内容をチェックして、これらの各分割領域が使
    用中か未使用中かを判定し、未使用中の分割領域につい
    ては、そのままメモリチェックを行ない、使用中の分割
    領域については、分割領域の内容を未使用中の分割領域
    に移動させた後、メモリチェックを行なうメモリチェッ
    ク部と、を備えたことを特徴とするメモリチェックシス
    テム。
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