JP2002131394A - 半導体試験装置のテスト波形生成装置 - Google Patents

半導体試験装置のテスト波形生成装置

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JP2002131394A
JP2002131394A JP2000329845A JP2000329845A JP2002131394A JP 2002131394 A JP2002131394 A JP 2002131394A JP 2000329845 A JP2000329845 A JP 2000329845A JP 2000329845 A JP2000329845 A JP 2000329845A JP 2002131394 A JP2002131394 A JP 2002131394A
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test
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waveform
generating
clock
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Nobuo Motoki
伸男 本木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェアの増加量が少ない簡易な構成
で、高速のテスト波形を生成する。 【解決手段】 パターン発生回路は、レート発生器で発
生したテストレートのクロックに基づいて、通常のテス
トレートでテスト波形を生成するときはテストレートの
複数の同じ連続パターンデータを発生し、高速のテスト
波形を生成するときはテストレートの複数の異なる連続
パターンデータを発生する。複数の波形発生回路は、パ
ターン発生回路で発生した連続パターンデータと、エッ
ジ発生器で発生した各連続パターンデータの変化タイミ
ングを決定するクロックとから、各連続パターンデータ
のテスト波形を発生する。波形合成回路は、複数の波形
発生回路で発生した複数のテスト波形を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体試験装置の
テスト波形生成装置に係り、特に半導体試験装置のテス
トレートを上回る高速のテスト波形を生成することので
きる半導体試験装置のテスト波形生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路(ICデバイス)の電気
的特性を検査する半導体試験装置は、被測定デバイスに
所定のパターンデータのテスト波形を与え、そのときの
被測定デバイスの出力データから、被測定デバイスの基
本動作及び機能に問題がないかを検査する装置である。
所定のパターンデータのテスト波形は、半導体試験装置
内のテスト波形生成装置によって、基準となるテストレ
ートで生成される。
【0003】半導体試験装置のテストレートは、被測定
デバイスの性能に対して十分となるようにその仕様が決
定されるが、被測定デバイスの性能が向上すると、テス
トレートを上回る高速のテスト波形が必要となる場合が
ある。このような場合、従来は、1ピン分のテスト波形
を複数ピンで供給するピンマルチ方式や、同一のテスト
波形生成装置を複数用意して並列に動作させるインタリ
ーブ方式が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のピンマルチ方式
は、1ピン分のテスト波形に対し複数ピンを使用するた
め、使用可能なテストピンの数が少なくなるという問題
があった。また、従来のインタリーブ方式は、同一のテ
スト波形生成装置を複数用意するため、ハードウェアが
増大する問題があった。
【0005】本発明は、ハードウェアの増加量が少ない
簡易な構成で、高速のテスト波形を生成することのでき
る半導体試験装置のテスト波形生成装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された本
発明の半導体試験装置のテスト波形生成装置は、テスト
レートのクロックを発生するレート発生手段と、レート
発生手段で発生したクロックに基づいて、通常のテスト
レートでテスト波形を生成するときはテストレートの複
数の同じ連続パターンデータを発生し、高速のテスト波
形を生成するときはテストレートの複数の異なる連続パ
ターンデータを発生するパターン発生手段と、各連続パ
ターンデータの変化タイミングを決定するクロックを発
生する複数のエッジ発生手段と、パターン発生手段で発
生した連続パターンデータと、エッジ発生手段で発生し
たクロックとから、各連続パターンデータのテスト波形
を発生する複数の波形発生手段と、複数の波形発生手段
で発生した複数のテスト波形を合成する波形合成手段と
を備えたものである。
【0007】この発明によれば、レート発生手段、複数
のエッジ発生手段、複数の波形発生手段、及び波形合成
手段は、通常のテストレートでテスト波形を生成すると
きと高速のテスト波形を生成するときとで共用できるの
で、ハードウェアの増加量が少ない簡易な構成で、高速
のテスト波形を生成することができる。
【0008】請求項2に記載された本発明の半導体試験
装置のテスト波形生成装置は、請求項1において、パタ
ーン発生手段が、パターンデータを格納した複数のメモ
リ手段と、複数のメモリ手段のアドレスを指定するパタ
ーンアドレスを発生するパターンアドレス発生手段と、
複数のメモリ手段から出力された複数の連続パターンデ
ータを入力し、そのうちの1つを選択して出力する複数
の選択手段と、選択手段の出力をレート発生手段で発生
したクロックに同期させる複数の遅延手段とを備えたも
のである。
【0009】この発明によれば、パターン発生手段は、
複数の選択手段と、複数の遅延手段、及びこれらを接続
する信号線を追加するだけの簡易な構成で、テストレー
トの複数の連続パターンデータを発生することができ
る。
【0010】請求項3に記載された本発明の半導体試験
装置のテスト波形生成装置は、請求項1において、パタ
ーン発生手段が、パターンデータを格納した複数のメモ
リ手段と、複数のメモリ手段のアドレスを指定するパタ
ーンアドレスを発生するパターンアドレス発生手段と、
レート発生手段で発生したクロックを遅延する1つまた
は2つ以上の第1の遅延手段と、複数のメモリ手段から
出力された複数の連続パターンデータを入力し、レート
発生手段で発生したクロック及び第1の遅延手段で遅延
したクロックに従って、1テストレート内に複数の連続
パターンデータを選択して出力する選択手段と、選択手
段の出力をレート発生手段で発生したクロックまたは第
1の遅延手段で遅延したクロックに同期させる複数の第
2の遅延手段とを備え、メモリ手段、パターンアドレス
発生手段、第1の遅延手段及び選択手段を半導体試験装
置の本体側に、第2の遅延手段を半導体試験装置のテス
トヘッド側に配置したものである。
【0011】この発明によれば、パターン発生手段は、
1つまたは2つ以上の第1の遅延手段と、選択手段と、
複数の第2の遅延手段、及びこれらを接続する信号線を
追加するだけの簡易な構成で、テストレートの複数の連
続パターンデータを発生することができる。そして、半
導体試験装置の本体側に配置された選択手段の出力信号
は、1本の信号線に複数の連続パターンデータを乗せて
テストヘッド側に配置された第2の遅延手段へ伝送する
ことができるので、複数の連続パターンデータを伝送す
る信号線の数を減らすことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は、本発明の一実施の形態
による半導体試験装置のテスト波形生成装置の構成図で
ある。また、図3は、図1のテスト波形生成装置の動作
を示すタイミングチャートである。レート発生器10
は、テストレートのクロックを発生し、パターン発生回
路20及びエッジ発生器71〜74へ出力する。テスト
レートを上回る高速のテスト波形を生成するとき、パタ
ーン発生回路20は、レート発生器10で発生したテス
トレートのクロックに基づいて、テストレートの2つの
異なる連続パターンデータPAT1,PAT2を発生
し、波形発生回路81,82へ出力する。
【0013】本実施の形態のパターン発生回路20は、
パターンアドレス発生器21、パターンメモリ31,3
2、論理積回路41、セレクタ51,52、及びDフリ
ップフロップ61,62で構成されている。パターンア
ドレス発生器21は、レート発生器10から入力したテ
ストレートのクロックの立上り区間に同期して、パター
ンメモリ31,32のアドレスを指定するパターンアド
レスPATADを発生し、パターンメモリ31,32へ
出力する。パターンアドレスPATADは例えば24ビ
ットのアドレス信号であり、その最下位ビットPATA
D00は、奇数,偶数を振り分ける信号として論理積回
路41へも出力される。
【0014】所定のパターンデータを格納したパターン
メモリ31は、パターンアドレス発生器21からのパタ
ーンアドレスPATADで指定されアドレスのデータを
読み出し、連続パターンデータMEM1を出力する。一
方、メモリ31と異なる所定のパターンデータを格納し
たパターンメモリ32は、パターンアドレス発生器21
からのパターンアドレスPATADで指定されアドレス
のデータを読み出し、連続パターンデータMEM2を出
力する。
【0015】図3は、パターンアドレスPATADのア
ドレスAD0に対して、連続パターンデータMEM1の
パターンデータD0Aが1(ハイレベル)で、連続パタ
ーンデータMEM2のパターンデータD0Bが0(ロー
レベル)、パターンアドレスPATADのアドレスAD
1に対して、連続パターンデータMEM1のパターンデ
ータD1Aが0(ローレベル)で、連続パターンデータ
MEM2のパターンデータD1Bが1(ハイレベル)、
パターンアドレスPATADのアドレスAD2に対し
て、連続パターンデータMEM1のパターンデータD2
Aが1(ハイレベル)で、連続パターンデータMEM2
のパターンデータD2Bが1(ハイレベル)であること
を示している。
【0016】論理積回路41は、パターンアドレス発生
器21からの奇数,偶数を振り分けるための最下位ビッ
トPATAD00と、高速のテスト波形を生成するモー
ドを設定するイネーブル信号DMUXENの反転入力と
の論理積を作成し、セレクタ51のS端子へ出力する。
【0017】セレクタ51は、パターンメモリ31から
の連続パターンデータMEM1をA端子に、パターンメ
モリ32からの連続パターンデータMEM2をB端子に
入力し、S端子に入力した論理積回路41からの出力に
従って連続パターンデータMEM1を選択し、出力信号
SEL1として出力する。一方、セレクタ52は、セレ
クタ51からの出力信号SEL1をA端子に、パターン
メモリ32からの連続パターンデータMEM2をB端子
に入力し、S端子に入力した高速のテスト波形を生成す
るモードを設定するイネーブル信号DMUXENに従っ
て連続パターンデータMEM2を選択し、出力信号SE
L2として出力する。
【0018】Dフリップフロップ61は、セレクタ51
の出力信号SEL1を遅延してテストレートのクロック
に同期させ、連続パターンデータMEM1よりも1テス
トレート遅れた連続パターンデータPAT1を出力す
る。同様に、Dフリップフロップ62は、セレクタ52
の出力信号SEL2を遅延してテストレートのクロック
に同期させ、連続パターンデータMEM2よりも1テス
トレート遅れた連続パターンデータPAT2を出力す
る。
【0019】エッジ発生器71〜74は、各連続パター
ンデータPAT1,PAT2の変化タイミングを決定す
るクロックT1CLK〜T4CLKを発生し、波形発生
回路81,82へ出力する。波形発生回路81は、パタ
ーン発生回路20で発生した連続パターンデータPAT
1と、エッジ発生器71で発生したクロックT1CLK
及びエッジ発生器72で発生したクロックT2CLKと
から、連続パターンデータPAT1のテスト波形を発生
する。同様に、波形発生回路82は、パターン発生回路
20で発生した連続パターンデータPAT2と、エッジ
発生器73で発生したクロックT3CLK及びエッジ発
生器74で発生したクロックT4CLKとから、連続パ
ターンデータPAT2のテスト波形を発生する。
【0020】図2は、本発明の一実施の形態による波形
発生回路の構成図である。波形発生回路81は、連続パ
ターンデータPAT1の立上り区間及び立下り区間にそ
れぞれパルス信号を発生するクロック系の信号を作成す
るため、2つの波形制御回路83,84を備えている。
波形制御回路83は、エッジ発生器71で発生したクロ
ックT1CLKのタイミングで立上りエッジ及び立下り
エッジを発生し、波形制御回路84は、エッジ発生器7
2で発生したクロックT2CLKのタイミングで立上り
エッジ及び立下りエッジを発生する。同様に、波形発生
回路82は、2つの波形制御回路85,86を備え、波
形制御回路85は、エッジ発生器73で発生したクロッ
クT3CLKのタイミングで立上りエッジ及び立下りエ
ッジを発生し、波形制御回路86は、エッジ発生器74
で発生したクロックT4CLKのタイミングで立上りエ
ッジ及び立下りエッジを発生する。なお、図3のタイミ
ングチャートでは、波形制御回路84及び波形制御回路
86の波形変化がないものとして、波形制御回路83及
び波形制御回路85の動作のみを示している。
【0021】図2で、波形制御回路83の波形制御信号
発生回路831は、連続するパターンデータPAT1と
クロックT1CLKを合成するための波形制御信号を格
納する。この波形制御信号によって、連続するパターン
データPAT1の状態に対するクロックT1CLKの出
力を制御する。この波形制御信号としては、以下の
(1)から(4)までの4種を有する。 (1)波形制御信号発生回路831から出力される波形
制御信号T1PTrは、連続パターンデータPAT1が
1(ハイレベル)の時に立上りエッジのイネーブル信号
T1TrENを発生させ、クロックT1CLKに同期し
た立上りエッジT1Trを発生させる。 (2)波形制御信号発生回路831から出力される波形
制御信号T1NTrは、連続パターンデータPAT1が
0(ローレベル)の時に立上りエッジのイネーブル信号
T1TrENを発生させ、クロックT1CLKに同期し
た立上りエッジT1Trを発生させる。 (3)波形制御信号発生回路831から出力される波形
制御信号T1PTfは、連続パターンデータPAT1が
1(ハイレベル)の時に立下りエッジのイネーブル信号
T1TfENを発生させ、クロックT1CLKに同期し
た立下りエッジT1Tfを発生させる。 (4)波形制御信号発生回路831から出力される波形
制御信号T1NTfは、連続パターンデータPAT1が
0(ローレベル)の時に立下りエッジのイネーブル信号
T1TfENを発生させ、クロックT1CLKに同期し
た立下りエッジT1Tfを発生させる。これらの波形制
御信号に”1”を格納することによって、クロックT1
CLKに同期して立上がり/立下がりエッジ(T1Tr
/T1Tf)を発生する。また、波形制御信号に”0”
を格納することにより、クロックT1CLKに同期した
エッジを出力マスクする。この波形制御信号の組合せに
よってクロックT1CLKに同期した任意の立上がり/
立下がりエッジを発生する。
【0022】波形制御回路83で発生されたクロックT
1CLKに同期した立上りエッジT1Trは、波形制御
回路84で発生されたクロックT2CLKに同期した立
上りエッジT2Trと論理和回路で加算され、波形合成
回路90へ出力される。波形制御回路83で発生された
クロックT1CLKに同期した立下りエッジT1Tf
は、波形制御回路84で発生されたクロックT2CLK
に同期した立下りエッジT2Tfと論理和回路で加算さ
れ、波形合成回路90へ出力される。
【0023】同様に、波形制御回路85の波形制御信号
発生回路851は、連続するパターンデータPAT2と
クロックT3CLKを合成するための波形制御信号を格
納する。この波形制御信号によって、連続するパターン
データPAT2の状態に対するクロックT3CLKの出
力を制御する。この波形制御信号としては、以下の
(1)から(4)までの4種を有する。 (1)波形制御信号発生回路851から出力される波形
制御信号T3PTrは、連続パターンデータPAT2が
1(ハイレベル)の時に立上りエッジのイネーブル信号
T3TrENを発生させ、クロックT3CLKに同期し
た立上りエッジT3Trを発生させる。 (2)波形制御信号発生回路851から出力される波形
制御信号T3NTrは、連続パターンデータPAT2が
0(ローレベル)の時に立上りエッジのイネーブル信号
T3TrENを発生させ、クロックT3CLKに同期し
た立上りエッジT3Trを発生させる。 (3)波形制御信号発生回路851から出力される波形
制御信号T3PTfは、連続パターンデータPAT2が
1(ハイレベル)の時に立下りエッジのイネーブル信号
T3TfENを発生させ、クロックT3CLKに同期し
た立下りエッジT3Tfを発生させる。 (4)波形制御信号発生回路851から出力される波形
制御信号T3NTfは、連続パターンデータPAT2が
0(ローレベル)の時に立下りエッジのイネーブル信号
T3TfENを発生させ、クロックT3CLKに同期し
た立下りエッジT3Tfを発生させる。これらの波形制
御信号に”1”を格納することによって、クロックT3
CLKに同期して立上がり/立下がりエッジ(T3Tr
/T3Tf)を発生する。また、波形制御信号に”0”
を格納することにより、クロックT3CLKに同期した
エッジを出力マスクする。この波形制御信号の組合せに
よってクロックT3CLKに同期した任意の立上がり/
立下がりエッジを発生する。
【0024】波形制御回路85で発生されたクロックT
3CLKに同期した立上りエッジT3Trは、波形制御
回路86で発生されたクロックT4CLKに同期した立
上りエッジT4Trと論理和回路で加算され、波形合成
回路90へ出力される。波形制御回路85で発生された
クロックT3CLKに同期した立下りエッジT3Tf
は、波形制御回路86で発生されたクロックT4CLK
に同期した立下りエッジT4Tfと論理和回路で加算さ
れ、波形合成回路90へ出力される。
【0025】波形合成回路90は、波形発生回路81,
82で発生した2つの立上りエッジ及び2つの立下りエ
ッジをそれぞれ論理和回路で加算して、それぞれ立上り
エッジTr及び立下りエッジTfを発生し、これらを合
成して1テストレート内に複数の連続パターンデータP
AT1,PAT2のテスト波形を生成する。
【0026】図1において、通常のテストレートでテス
ト波形を生成するときは、高速のテスト波形を生成する
モードを設定するイネーブル信号DMUXENがローレ
ベルとなり、セレクタ52はセレクタ51の出力信号S
EL1を選択し、Dフリップフロップ62の出力はDフ
リップフロップ61の出力と同じになる。従って、パタ
ーン発生回路20は、テストレートの2つの同じ連続パ
ターンデータを発生し、波形発生回路81,82へ出力
する。このとき、波形発生回路81,82全体では、同
じ連続パターンデータに対して、エッジ発生器71〜7
4で発生したクロックT1CLK〜T4CLKによる変
化タイミングの選択肢を、高速のテスト波形を生成する
ときの2倍有することとなる。
【0027】この実施の形態によれば、パターン発生回
路20は、論理積回路41、セレクタ51,52、Dフ
リップフロップ61,62、及びこれらを接続する信号
線を追加するだけの簡易な構成で、テストレートの2つ
の連続パターンデータPAT1,PAT2を発生するこ
とができる。
【0028】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。図4は、本発明の他の実施の形態による半導体試験
装置のテスト波形生成装置の構成図である。また、図5
は、図4のテスト波形生成装置の動作を示すタイミング
チャートである。図4において、図1と同じ構成のもの
には同一の符号が付してあるので、その説明は省略す
る。
【0029】本実施の形態のパターン発生回路22は、
パターンアドレス発生器23、パターンメモリ31,3
2、遅延素子42、RSフリップフロップ43、セレク
タ53、及びDフリップフロップ63,64で構成され
ている。パターンアドレス発生器23は、レート発生器
10から入力したテストレートのクロックの立上り区間
に同期して、パターンメモリ31,32のアドレスを指
定するパターンアドレスPATADを発生し、パターン
メモリ31,32へ出力する。
【0030】所定のパターンデータを格納したパターン
メモリ31は、パターンアドレス発生器23からのパタ
ーンアドレスPATADで指定されアドレスのデータを
読み出し、連続パターンデータMEM1を出力する。一
方、メモリ31と異なる所定のパターンデータを格納し
たパターンメモリ32は、パターンアドレス発生器23
からのパターンアドレスPATADで指定されアドレス
のデータを読み出し、連続パターンデータMEM2を出
力する。
【0031】図5は、パターンアドレスPATADのア
ドレスAD0に対して、連続パターンデータMEM1の
パターンデータD0Aが1(ハイレベル)で、連続パタ
ーンデータMEM2のパターンデータD0Bが0(ロー
レベル)、パターンアドレスPATADのアドレスAD
1に対して、連続パターンデータMEM1のパターンデ
ータD1Aが0(ローレベル)で、連続パターンデータ
MEM2のパターンデータD1Bが1(ハイレベル)、
パターンアドレスPATADのアドレスAD2に対し
て、連続パターンデータMEM1のパターンデータD2
Aが1(ハイレベル)で、連続パターンデータMEM2
のパターンデータD2Bが1(ハイレベル)であること
を示している。
【0032】遅延素子42は、レート発生器10で発生
したテストレートのクロックを遅延して、遅延テストレ
ートのクロックを作成する。RSフリップフロップ43
は、レート発生器10で発生したテストレートのクロッ
クをS入力、遅延素子42で作成した遅延テストレート
のクロックをR入力とし、セレクタ53のS端子へ出力
信号PTSELを出力する。
【0033】セレクタ53は、パターンメモリ31から
の連続パターンデータMEM1をA端子に、パターンメ
モリ32からの連続パターンデータMEM2をB端子に
入力し、S端子に入力したRSフリップフロップ43の
出力信号PTSELに従って連続パターンデータMEM
1及び連続パターンデータMEM2を選択し、出力信号
SEL3として出力する。出力信号SEL3は、図5に
示すように、1テストレート内に2つの連続パターンデ
ータMEM1,MEM2を乗せた信号となる。
【0034】Dフリップフロップ63は、セレクタ53
の出力信号SEL3を遅延してテストレートのクロック
に同期させ、連続パターンデータMEM1よりも1テス
トレート遅れた連続パターンデータPAT3を出力す
る。一方、Dフリップフロップ64は、セレクタ53の
出力信号SEL3を遅延して遅延テストレートのクロッ
クに同期させ、連続パターンデータMEM2よりも1テ
ストレート及び遅延素子42の遅延時間分だけ遅れた連
続パターンデータPAT4を出力する。
【0035】図4の波形発生回路81,82の構成は、
連続パターンデータPAT1の代わりに連続パターンデ
ータPAT3を、連続パターンデータPAT2の代わり
に連続パターンデータPAT4を入力する以外、図2と
同様である。なお、図5のタイミングチャートでは、図
3と同様、波形制御回路84及び波形制御回路86の波
形変化がないものとして、波形制御回路83及び波形制
御回路85の動作のみを示している。
【0036】図4において、通常のテストレートでテス
ト波形を生成するときは、Dフリップフロップ64のク
ロック端子にテストレートのクロックが入力され、Dフ
リップフロップ64の出力はDフリップフロップ63の
出力と同じになる。従って、パターン発生回路22は、
テストレートの2つの同じ連続パターンデータを発生
し、波形発生回路81,82へ出力する。このとき、波
形発生回路81,82全体では、同じ連続パターンデー
タに対して、エッジ発生器71〜74で発生したクロッ
クT1CLK〜T4CLKによる変化タイミングの選択
肢を、高速のテスト波形を生成するときの2倍有するこ
ととなる。
【0037】本実施の形態において、パターンアドレス
発生器23、パターンメモリ31,32、遅延素子4
2、RSフリップフロップ43、及びセレクタ53は、
半導体試験装置の本体側に配置され、Dフリップフロッ
プ63,64は半導体試験装置のテストヘッド側に配置
される。本体側のセレクタ53とテストヘッド側のDフ
リップフロップ63,64との間は、同軸ケーブル等か
ら成る信号線によって接続される。セレクタ53の出力
信号SEL3を伝送する信号線は、半導体試験装置のテ
ストヘッドのピン数だけ必要であり、テストレート及び
遅延テストレートを伝送する信号線は各ピン共通で各1
本必要である。
【0038】この実施の形態によれば、パターン発生回
路22は、遅延素子42、RSフリップフロップ43、
セレクタ53、Dフリップフロップ63,64、及びこ
れらを接続する信号線を追加するだけの簡易な構成で、
テストレートの2つの連続パターンデータPAT3,P
AT4を発生することができる。そして、セレクタ53
の出力信号SEL3は、1本の信号線に2つの連続パタ
ーンデータMEM1,MEM2を乗せて伝送することが
できるので、2つの連続パターンデータMEM1,ME
M2を伝送する信号線の数を半分に減らすことができ
る。
【0039】以上説明した実施の形態では、1テストレ
ート内に2つの連続パターンデータのテスト波形を生成
する場合を示したが、本発明は、1テストレート内に3
つ以上の連続パターンデータのテスト波形を生成する場
合にも適用できる。
【0040】
【発明の効果】本発明の半導体試験装置のテスト波形生
成装置によれば、レート発生手段、複数のエッジ発生手
段、複数の波形発生手段、及び波形合成手段を、通常の
テストレートでテスト波形を生成するときと高速のテス
ト波形を生成するときとで共用でき、ハードウェアの増
加量が少ない簡易な構成で、高速のテスト波形を生成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による半導体試験装置
のテスト波形生成装置の構成図である。
【図2】 本発明の一実施の形態による波形発生回路の
構成図である。
【図3】 図1のテスト波形生成装置の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図4】 本発明の他の実施の形態による半導体試験装
置のテスト波形生成装置の構成図である。
【図5】 図4のテスト波形生成装置の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
10…レート発生器 20,22…パターン発生回路 21,23…パターンアドレス発生器 31,32…パターンメモリ 51,52,53…セレクタ 61,62,63,64…Dフリップフロップ 71,72,73,74…エッジ発生器 81,82…波形発生回路 90…波形合成回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストレートのクロックを発生するレー
    ト発生手段と、 前記レート発生手段で発生したクロックに基づいて、通
    常のテストレートでテスト波形を生成するときはテスト
    レートの複数の同じ連続パターンデータを発生し、高速
    のテスト波形を生成するときはテストレートの複数の異
    なる連続パターンデータを発生するパターン発生手段
    と、 各連続パターンデータの変化タイミングを決定するクロ
    ックを発生する複数のエッジ発生手段と、 前記パターン発生手段で発生した連続パターンデータ
    と、前記エッジ発生手段で発生したクロックとから、各
    連続パターンデータのテスト波形を発生する複数の波形
    発生手段と、 前記複数の波形発生手段で発生した複数のテスト波形を
    合成する波形合成手段とを備えたことを特徴とする半導
    体試験装置のテスト波形生成装置。
  2. 【請求項2】 前記パターン発生手段は、 パターンデータを格納した複数のメモリ手段と、 前記複数のメモリ手段のアドレスを指定するパターンア
    ドレスを発生するパターンアドレス発生手段と、 前記複数のメモリ手段から出力された複数の連続パター
    ンデータを入力し、そのうちの1つを選択して出力する
    複数の選択手段と、 前記選択手段の出力を前記レート発生手段で発生したク
    ロックに同期させる複数の遅延手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の半導体試験装置のテスト波形
    生成装置。
  3. 【請求項3】 前記パターン発生手段は、 パターンデータを格納した複数のメモリ手段と、 前記複数のメモリ手段のアドレスを指定するパターンア
    ドレスを発生するパターンアドレス発生手段と、 前記レート発生手段で発生したクロックを遅延する1つ
    または2つ以上の第1の遅延手段と、 前記複数のメモリ手段から出力された複数の連続パター
    ンデータを入力し、前記レート発生手段で発生したクロ
    ック及び前記第1の遅延手段で遅延したクロックに従っ
    て、1テストレート内に複数の連続パターンデータを選
    択して出力する選択手段と、 前記選択手段の出力を前記レート発生手段で発生したク
    ロックまたは前記第1の遅延手段で遅延したクロックに
    同期させる複数の第2の遅延手段とを備え、 前記メモリ手段、前記パターンアドレス発生手段、前記
    第1の遅延手段及び前記選択手段を半導体試験装置の本
    体側に、前記第2の遅延手段を半導体試験装置のテスト
    ヘッド側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の
    半導体試験装置のテスト波形生成装置。
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