JP3946033B2 - ダイナミックバーンイン装置用アダプタ・カード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は不良な半導体をスクリーニングするためのバーンイン装置に用いられるアダプタ・カードに関し、特に高速にダイナミック・バーンインを行うこと可能とするバーンイン装置用のアダプタ・カードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、半導体装置の受け入れ等に際し、バーンイン槽内に半導体装置を収納し、半導体装置に信号発生器からバーンイン信号を入力し、ダイナミックバーンインを行うことにより、不良品をスクリーニングすることが行われている。
図6に上記バーンイン装置の概略構成を示す。同図に示すように、バーンイン装置は信号発生器11aを備えたバックボード11と、バーンイン槽12から構成され、バーンイン用のカード13(半導体装置を取り付けるためのプリント基板、以下バーンインカードという)に被試験対象となるLSI等の半導体装置を取り付けてバーンイン槽12内に設けられたコネクタ12aに接続し、信号発生器11aから半導体装置にバーンイン信号を所定時間入力しバーンインを行う。図7に、DRAM、SRAM等の汎用メモリをバーンインする際のバーンイン信号の一例を示す。同図に示すように、バーンイン信号は、クロックCLK、行アドレスストローブRAS(以下単にRASという)、列アドレスストローブCAS(以下単にCASという)、ライトイネーブルWEと、データDIN、行アドレスAD(R),列アドレスAD(C)からなり、アドレスはインクリメントされ、メモリの各セルにデータが書き込む処理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のバーンイン装置は以下の問題をもっていた。
(1) 近年、汎用メモリ等の高速、高機能化が増加しており、これに対応できるバーンイン装置の実現が望まれている。しかし、従来から使用されていたバーンイン装置の信号発生器のクロック周波数の上限は、10MHz程度であり、通常のバーンインでは、例えばクロック周波数が100MHz以上の高速な汎用メモリに対しバーンイン効果が期待できない。
そこで、このような高速な汎用メモリに対してバーンインの加速効果を得るため、バーンイン時間を長くしているのが現状である。他方、バーンイン装置は比較的高価であり、高速なバーンイン装置を新規に導入することは困難である。
(2) 前記したように被試験対象となる半導体装置はバーンインカードに取り付られバーンイン槽内に設けられたコネクタに装着されるが、上記バーンインカードを装着するコネクタ上の信号配置は、必ずしも全てのバーンイン装置に共通ではなく、これに応じてバーンインカードの接続端子上の信号配置も異なる場合があった。このため、従来においては、バーンインカードを各種のバーンイン装置に共通に使用することができず、バーンイン装置毎にバーンインカードを用意する必要があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたものであって、本発明の目的は、高速、高機能な半導体装置を短時間でバーンインすることができ、また、接続端子上の信号配置が異なる各種のバーンイン装置用のバーンインカードを使用することができるバーンイン装置用アダプタ・カードを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明においては、図1に示すように発振回路1aと、波形整形回路1bとを有する回路部1と、クロック信号の周波数を切り替える周波数制御スイッチ2と、信号パスを切り替えるための制御スイッチ3とを有するアダプタ・カード10を用意し、該アダプタ・カード10をバーンイン装置のバックボードに設けられた信号発生器とバーンインカードの間に取り付け可能とする。
上記アダプタ・カード10には、バーンイン装置のバックボードに設けられた信号発生器に接続するための接続端子4と、上記バーンインカードを装着するためのコネクタ5とが設けられる。
上記発振回路1aは、接続端子4から入力される上記クロツク信号に同期し、上記クロツク周波数より周波数が高く、互いに異なった周波数を持つ複数のクロツク信号を発生する。
発振回路1aが出力する複数のクロツク信号のうち、バーンインカードに出力する周波数のクロツク信号が、上記周波数制御スイッチ2により選択され、上記コネクタ5から出力される。
また、波形整形回路1bは、接続端子4から入力される上記バーンイン用の信号を、上記周波数制御スイッチ2により選択されたクロツク信号に同期したバーンイン用の信号に変換する。波形整形回路1bの出力は、信号パスを切り替えるための制御スイッチ3を介してコネクタ5から出力される。
上記構成のアダプタ・カード10を信号発生器とバーンインカードの間に取り付けることにより、バーンインカードに装着された被試験対象の半導体装置に応じた周波数のクロツク信号を選択して、半導体装置に入力することができ、高速な半導体装置であっても短時間でバーンインすることができる。
また、上記制御スイッチ2により信号パスを切り換え可能としたので、接続端子上の信号配置が異なる各種のバーンイン装置用のバーンインカードを使用すること可能となる。
【0005】
また、上記周波数制御スイッチ2を、アダプタ・カード10に設けられた、互いに周波数が異なる複数のクロック信号が接続される複数の第1のピン挿入孔と、該ピン挿入孔に対向して配置され上記コネクタのクロック信号出力端子に接続される第2のピン挿入孔と、該第1、第2のピン挿入孔に着脱可能な複数のピンを有する第1の接続子で構成することにより第1の接続子を取り替えるだけで、周波数の切り換えを行うことができ、操作を容易にすることができる。
さらに、上記信号パス切り換え用制御スイッチ3を、アダプタ・カード10に設けられた、上記波形整形回路の出力信号が接続される複数の第3のピン挿入孔と、該ピン挿入孔に対向して配置され上記コネクタの信号出力端子に接続される第4のピン挿入孔と、該第3、第4のピン挿入穴に着脱可能な複数のピン有する第2の接続子で構成することにより、接続子を取り替えるだけで、信号パスの切り換えを行うことができ、信号パスの切り換えを容易に行うことができる。
また、上記周波数制御スイッチの接続子を、互いに周波数が異なる複数のクロツク信号に対応した数だけ用意し、クロック信号の周波数に応じて、上記接続子を選択してアダプタ・カードに差し込むようにするとともに、信号パス切り換え用制御スイッチの接続子を、バーンインカードに応じた数だけ用意し、バーンインカードに応じて、上記接続子を選択してアダプタ・カードに取り付けることにより、周波数の切り換えと、信号パスの切り換えを、誤りなくかつ容易に行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の実施例のアダプタ・カードの構成例を示し、図2に本実施例のアダプタ・カードの取り付け例を示す。
図1に示すように、アダプタ・カード10上には、発振回路1aと、波形整形回路1bとからなる回路部1と、クロック信号の周波数を切り替える周波数制御スイッチ2と、信号パスを切り替えるための制御スイッチ3と、バーンイン装置のバックボードに設けられた信号発生器に接続するための接続端子4と、上記バーンインカードを装着するためのコネクタ5とが設けられている。
上記アダプタ・カード10を取り付けるには、図2に示すように、アダプタ・カード10の接続端子4をバーンイン装置のバックボード11に設けられたコネクタ12aに接続し、コネクタ5に被試験対象となる半導体装置が装着されたバーンインカード13を装着する。
アダプタ・カード10に設けられた発振回路1aは、前記したように、バーンイン装置の信号発生器11aが出力するクロツク信号に同期し、該クロツク信号より周波数が高い互いに周波数の異なる複数のクロツク信号を発生する。発振回路1aが出力する複数のクロツク信号のうち、バーンインカード13に出力する周波数のクロツク信号を、上記周波数制御スイッチ2により選択する。選択されたクロツク信号はコネクタ5から出力され、バーンインカード13に入力されるとともに、波形整形回路1bに与えられる。
波形整形回路1bは、接続端子4から入力される上記バーンイン用の信号を、上記周波数制御スイッチ2により選択されたクロツク信号に同期したバーンイン用の信号に変換する。波形整形回路1bの出力は、信号パスを切り替えるための制御スイッチ3を介してコネクタ5から出力され、バーンインカード13に与えられる。
【0007】
図3は上記発振回路と波形整形回路の構成例を示す図である。同図は100MHz,50MHz,25MHZのクロツク信号を発生するアダプタ・カードの回路構成例を示しており、本実施例例においては、汎用メモリのバーンインを行う場合を示し、前記図7に示したバーンイン信号(汎用メモリ用の信号)がアダプタ・カードに入力される。
同図において、1aは発振回路であり、発振回路1aは同期発振器21を備え、同期発振器21は、バーンイン装置の信号発生器11aが出力するクロツク信号CLK1(例えば周波数が10MHz)に同期した、例えば周波数が100MHzのクロツク信号を発生する。同期発振器21が出力する100MHzのクロツク信号は分周器22に与えられ、分周器22は50MHz、25MHzのクロツク信号を発生する。
これらのクロツク信号は、周波数制御スイッチ2に与えられ、周波数制御スイッチ2でバーンインカードに出力するクロツク信号が選択されコネクタ5から出力される。
また、上記周波数制御スイッチ2で選択されたクロツク信号CLK2は波形整形回路1bに与えられる。
波形整形回路1bは、反転回路INV1と、フリップフロップFF1〜FF6と、遅延回路D1〜D6を備えている。
反転回路INV1は、上記クロック信号CLK2を反転させる。反転回路INV1の出力は、フリップフロップFF1〜FF6のクロック入力端子CLKに供給される。
また、前記信号発生器1が出力するRAS、CAS、ライトイネーブルWE、データDIN、行アドレスAD(R)、列アドレスAD(C)が上記フリップフロップFF1〜FF6のデータ入力端子Dに供給される。また、遅延回路D1〜D6はアンドゲートG1〜G6の出力を所定時間遅延させる。
【0008】
図4は上記波形整形回路の動作を説明する図であり、図3、図4を参照しながら、波形整形回路の動作について説明する。
図4において、CLK1、RAS1、CAS1は信号発生器の出力を示し、CLK2、RAS2、CAS2、WE2、DIN2、AD(R)2、AD(C)2は波形整形回路1bの出力を示している。なお、同図では、信号発生器1の出力としてCLK1、RAS、CASのみを示しているが、前記図7に示したタイミングでWE1、DIN1、AD(R)2、AD(C)2の信号も同様にアダプタ・カード10に入力される。
波形整形回路1bに設けられた反転回路INV1は、上記制御スイッチ2が出力するクロック信号CLK2を反転し、この反転されたクロック信号CLK2は、フリップフロップFF1〜FF6のクロック端子CLKに入力される。フリップフロップFF1〜FF6は、上記反転回路INV1の出力が立ち下がるタイミングで、信号発生器1が出力するWE1、DIN1、AD(R)2、AD(C)2の値に取り込み、その値を保持する。
【0009】
このため、フリップフロップFF1からFF6の出力Qは、図4に示すように、RAS1、CAS1、WE1,DIN1、アドレス1(R)、アドレス1(C)がローレベルになると、反転回路INV1の出力(CLK2の反転信号)の次の立ち下がりでローレベルとなり、上記RAS1、CAS1等がハイレベルになると、反転回路INV1の出力の次の立ち下がりでハイレベルとなる。なお、バーンインにおいては、必ずしも、このローレベルの期間が図7に示したようにクロック信号の半周期の長さである必要はなく図4に示すような信号であってもバーンインを行う上で支障はない。
フリップフロップFF1〜FF6の出力Qは、遅延回路Dに供給されて所定時間遅延され、図4に示すようにRAS2、CAS2、WE2、DIN2、アドレス2(R)、アドレス2(C)として出力される。この信号は信号パス切り換え用の制御スイッチ3に与えられる。
信号パス切り換え用の制御スイッチ3は波形整形回路1bが出力するバーンイン用の信号を、バーンインカードの接続端子上の信号配置に一致するように各バーンイン用の信号のパスを切り換える。この信号はコネクタ5を介してバーンインカードに与えられる。
なお、上記例では、バーンインカード13のコネクタのクロツク信号入力用の接続端子は各バーンインカードで共通であるとしたが、バーンインカード13のクロツク信号の接続端子の位置が異なる場合には、前記周波数制御スイッチ2の出力を信号パス切り換え用の制御スイッチ3に入力し、パスを切り換えるようにしてもよい。
【0010】
図5は上記周波数制御スイッチ2、信号パス切り換え用制御スイッチ3の構成例を示す図である。
図5(a)に示すように、アダプタ・カード10にはピン挿入用のスルーホールSi1〜Sin,So1〜Son,Ci1〜Ci3,Co1が設けられ、また、周波数制御スイッチの接続子2aおよび信号パス切り換え用の制御スイッチの接続子3aには、上記スルーホールSi1〜Sin,So1〜Son,Ci1〜Ci3,Co1に係合するピンPが設けられている。
ピンPの位置は上記スルーホールSi1〜Sin,So1〜Son,Ci1〜Ci3,Co1の位置に対応しており、ピンPをアダプタ・カードの上記スルーホールに差し込むことにより、上記接続子2a,3aを同図に示すようにアダプタ・カード10に取り付けることができる。
アダプタ・カード10の裏面には、図5(b)に示すような配線パターンが設けられる。配線パターンP1の一方端は、前記波形整形回路1bの出力に接続され、他方は、上記アダプタ・カード10に設けられたスルーホールSi1〜Sinに接続されている。
また、配線パターンP2の一方端は、前記同期発振器21、分周器22が出力する25MHz、50MHz,100MHzのクロツク信号に接続され、他方端は、アダプタ・カード10に設けられたスルーホールCi1〜Ci3に接続されている。
さらに、上記スルーホールSi1〜Sinに対向するスルーホールSo1〜Son、および、上記スルーホールCi1〜Ci3に対向するスルーホールCo1はコネクタ5に接続されている。
【0011】
上記周波数制御スイッチの接続子2aおよび信号パス切り換え用の制御スイッチ3aには、図5(c)に示すようにピン同士を接続するための接続路が設けられており、該接続路によりピンP同士が接続される。
上記周波数制御スイッチ2の接続子2aとしては、例えば、25MHz、50MHz,100MHz用の接続子が用意され、25MHz用の接続子Aには、上記スルーホールCi1に挿入されるピンPとスルーホールCo1に挿入されるピンを接続するような接続路が形成され、50MHz用の接続子には、スルーホールCi2に挿入されるピンPとスルーホールCo1に挿入されるピンを接続するような接続路が形成されている。同様に、100MHz用の接続子Cには、スルーホールCi3に挿入されるピンPとスルーホールCo1に挿入されるピンを接続するような接続路が形成されている。
したがって、クロック信号の周波数に応じた接続子2aを選択し、アダプタ・カード10に差し込むことにより、アダプタ・カード10から対応する周波数のクロック信号を出力することができる。
【0012】
また、信号パス切り換え用の接続子3aとしては、コネクタ5に差し込まれるバーンインカードに応じた複数の接続子が用意される。
そして、配線パターンP1上の各信号の配置と、バーンインカードの接続端子上の各信号の配置が一致している場合には、図5(c)に示す対向するピン同士を接続路で接続した接続子Aを使用し、これをアダプタ・カードに差し込む。また、配線パターンP1上の各信号配置と、バーンインカードの接続端子上の信号配置が異なる場合には、図5(c)に示す信号パスを切り換える接続子Bを使用し、これをこれをアダプタ・カードに差し込む。
上記のように、コネクタ5に差し込まれるバーンインカードに応じてアダプタ・カードに差し込む接続子を選択することにより、接続端子上の信号配置が異なるバーンインカードを使用して、バーンインを行うことが可能となる。
以上のように、周波数制御スイッチ用の接続子2aおよび信号パス切り換え制御スイッチ用の接続子3aを複数用意しておき、バーンインカードに出力するクロック信号の周波数、バーンインカードの接続端子上の信号配置に応じて、接続子2a,3aを選択的に使用してアダプタ・カードに取り付けるようにすることにより、容易に周波数の切り換え、信号パスの切り換えを行うことができる。
また、上記接続子2a上にクロック信号の周波数を表示したり、上記接続子3a上に対応するバーンインカードの記号等を表示しておけば、現場の作業者でも、誤りなく接続子をアダプタ・カードに装着することができる。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、以下の効果を得ることができる。
(1)発振回路と、波形整形回路と、クロック信号の周波数を切り替える周波数制御スイッチと、信号パスを切り替えるための制御スイッチとを有するアダプタ・カードを、バーンイン装置のバックボードに設けられた信号発生器とバーンインカードの間に取り付け可能としたので、バーンインカードに装着された被試験対象の半導体装置に応じた周波数のクロツク信号を選択して、半導体装置に入力することができ、高速な半導体装置であっても短時間でバーンインすることが可能となる。
また、上記制御スイッチにより信号パスを切り換え可能としたので、接続端子上の信号配置が異なる各種のバーンイン装置用のバーンインカードを使用すること可能となる。
(2)上記周波数制御スイッチを、アダプタ・カードに設けられた、互いに周波数が異なる複数のクロック信号が接続される複数の第1のピン挿入孔と、該ピン挿入孔に対向して配置され上記コネクタのクロック信号出力端子に接続される第2のピン挿入孔と、該第1、第2のピン挿入孔に着脱可能な複数のピンを有する第1の接続子で構成することにより、第1の接続子を取り替えるだけで、周波数の切り換えを行うことができ、操作を容易にすることができる。
さらに、上記信号パス切り換え用制御スイッチを、アダプタ・カードに設けられた、上記波形整形回路の出力信号が接続される複数の第3のピン挿入孔と、該ピン挿入孔に対向して配置され上記コネクタの信号出力端子に接続される第4のピン挿入孔と、該第3、第4のピン挿入穴に着脱可能な複数のピン有する第2の接続子で構成することにより、接続子を取り替えるだけで、信号パスの切り換えを行うことができる。このため、接続端子上の信号配置が異なる各種のバーンイン装置用のバーンインカードを使用するに際し、信号パスの切り換えを容易に行うことができる。
(3)上記周波数制御スイッチの接続子を、互いに周波数が異なる複数のクロツク信号に対応した数だけ用意し、クロック信号の周波数に応じて、上記接続子を選択してアダプタ・カードに差し込むようにするとともに、信号パス切り換え用制御スイッチの接続子を、バーンインカードに応じた数だけ用意し、バーンインカードに応じて、上記接続子を選択してアダプタ・カードに取り付けることにより、周波数の切り換えと、信号パスの切り換えを、誤りなくかつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のアダプタ・カードの構成例を示す図である。
【図2】図1に示すアダプタ・カードのバーンイン装置への取り付けを説明する図である。
【図3】アダプタ・カードに設けられる発振回路と波形整形回路の構成例を示す図である。
【図4】波形整形回路の動作を説明する図である。
【図5】周波数制御スイッチ、信号パス切り換え用制御スイッチの構成例を示す図である。
【図6】バーンイン装置の概略構成を示す図である。
【図7】汎用メモリをバーンインする際のバーンイン信号の一例を示す図である。
【符号の説明】
1a 発振回路
1b 波形整形回路
2 周波数制御スイッチ
3 信号パスを切り替え用制御スイッチ
4 接続端子
5 コネクタ
10 アダプタ・カード
11 バックボード
11a 信号発生器
12 バーンイン槽
13 バーンインカード
21 同期発振器
22 分周器
Claims (4)
- バーンイン装置のバックボードに設けられた信号発生器が出力するクロツク信号とバーンイン用の信号を、バーンイン槽内に収納されたバーンインカードに装着された半導体装置に入力し、半導体装置のバーンインを行うダイナミック・バーンイン装置に用いられ、上記信号発生器とバーンインカードとの間に取り付けられるダイナミックバーンイン装置用アダプタ・カードであって、
上記信号発生器に接続するための接続端子と、上記バーンインカードを装着するためのコネクタと、
上記接続端子から入力される上記クロツク信号に同期し、上記クロツク周波数より周波数が高く、互いに異なった周波数を持つ複数のクロツク信号を発生する発振回路と、
上記発振回路が出力する複数のクロツク信号の内、バーンインカードに出力するクロツク信号を選択するための周波数制御スイッチと、
上記接続端子から入力される上記バーンイン用の信号を、上記周波数制御スイッチにより選択されたクロツク信号に同期したバーンイン用の信号に変換する波形整形回路とを備え、
上記周波数制御スイッチにより選択されたクロツク信号、および上記波形整形回路の出力信号を上記コネクタを介してバーンインカードに出力する
ことを特徴とするダイナミックバーンイン装置用アダプタ・カード。 - 上記波形整形回路の出力と上記コネクタの間に、波形整形回路が出力するバーンイン信号の上記コネクタ上における信号配置を、該コネクタに接続されるバーンインカードの接続端子における信号配置に合わせるための、信号パス切り換え用制御スイッチが設けられている
ことを特徴とする請求項1のダイナミックバーンイン装置用アダプタ・カード。 - 上記周波数制御スイッチは、上記ダイナミックバーンイン装置用アダプタ・カードに設けられた、互いに周波数が異なる複数のクロック信号が接続される複数の第1のピン挿入孔と、該ピン挿入孔に対向して配置され上記コネクタのクロック信号出力端子に接続される第2のピン挿入孔と、該第1、第2のピン挿入孔に着脱可能な複数のピンを有する第1の接続子で構成され、
上記信号パス切り換え用制御スイッチは、
上記ダイナミックバーンイン装置用アダプタ・カードに設けられた、上記波形整形回路の出力信号が接続される複数の第3のピン挿入孔と、該ピン挿入孔に対向して配置され上記コネクタの信号出力端子に接続される第4のピン挿入孔と、該第3、第4のピン挿入穴に着脱可能な複数のピン有する第2の接続子で構成されており、
上記第1の接続子により、上記第1のピン挿入孔と第2のピン挿入孔を選択的に接続し、
上記第2の接続子により、上記第3のピン挿入孔と、第4のピン挿入孔を選択的に接続する
ことを特徴とする請求項2のダイナミックバーンイン装置用アダプタ・カード。 - 上記周波数制御スイッチの接続子は、互いに周波数が異なる複数のクロツク信号に対応した数だけ用意されており、バーンインカードに入力するクロツク周波数に応じて、上記接続子を選択して上記ダイナミックバーンイン装置用アダプタ・カードに取り付けることによりクロツク信号の周波数を切り換え、
上記信号パス切り換え用制御スイッチの接続子は、上記コネクタに差し込まれるバーンインカードに応じて複数用意されており、上記ダイナミックバーンイン装置用アダプタ・カードに接続されるバーンインカードに応じて、上記接続子を選択して上記ダイナミックバーンイン装置用アダプタ・カードに取り付けることにより、バーンインカードに応じた信号を出力する
ことを特徴とする請求項3のダイナミックバーンイン装置用アダプタ・カード。
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