JP2002131052A - 光傾斜センサ - Google Patents

光傾斜センサ

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JP2002131052A JP2000325931A JP2000325931A JP2002131052A JP 2002131052 A JP2002131052 A JP 2002131052A JP 2000325931 A JP2000325931 A JP 2000325931A JP 2000325931 A JP2000325931 A JP 2000325931A JP 2002131052 A JP2002131052 A JP 2002131052A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正立、右傾斜、左傾斜および倒立の4つの傾
斜状態を検出する。 【解決手段】 ケーシング4は、内部に収納空間2が形
成され、軸線3に関して線対称な内周面を有する。ケー
シング4の収納空間2内には、前記軸線3まわりに内周
面に沿ってころがって移動する被検出体5が収納され
る。ケーシング4の内周面は、前記軸線3に垂直な仮想
平面内で8角形であり、この8角形は隣接する辺の長さ
が異なる。ケーシング4の収納空間2内における被検出
体5は、前記8角形を形成する4つの短辺のいずれかに
位置するとき安定に保持され、保持された被検出体5
は、検出手段6によって位置が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラ、ロボ
ット等の各種機器に搭載され、その機器の傾斜状態を検
出する光傾斜センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の球体を使用した光傾斜センサとし
ては、たとえば特開平11−14350号公報などが開
示されている。図7は従来の光傾斜センサ71の構成を
簡略化して示す平面図であり、図8は図7のVIII−
VIII切断面線からみた断面図であり、図9は図7の
IX−IX切断面線からみた断面図である。
【0003】この先行技術は、単一の発光素子72から
なる発光部73と、発光部73からの拡散光を受光する
2つの受光面74a,74bを有する受光素子74から
なる受光部75と、発光部73と受光部75とを収納保
持し予め定める角度をなす2つの傾斜面76,77を有
する支持体78と、支持体78に装着される蓋体79
と、支持体78の有する2つの傾斜面76,77を自在
に移動する被検出体である球体80とを含む。従来の球
体80は、素材が鉄からなり、寸法が直径:1.0〜
1.2mmであり、表面には粗面化処理が施されてい
る。
【0004】先行技術の光傾斜センサ71は、支持体7
8が非傾斜状態で正立しているとき、発光部73からの
拡散光を、2つの受光面74a,74bによって受光
し、支持体78が右または左に傾斜された状態にあると
き、球体80が支持体78の傾斜方向の傾斜面端部に移
動し、2つの受光面74a,74bのいずれか一方が遮
光され、他方が受光する構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この先行技術の光傾斜
センサ71には、以下の問題がある。支持体78は、予
め定める角度をなす2つの傾斜面76,77を有するの
みであり、蓋体79の球体80を臨む面は、平面で構成
される。したがって、支持体78が非傾斜状態である正
立状態にあるとき、球体80は、2つの傾斜面76,7
7の中間にあって、2つの受光面74a,74bはとも
に発光部73からの拡散光を受光する。また、支持体7
8が右または左に傾斜したとき、球体80は2つの傾斜
面76,77のいずれか一方の端部に移動して、2つの
受光面74a,74bのいずれか一方を遮光し、他方は
発光部73からの拡散光を受光する。このように、光傾
斜センサ71は、支持体78が非傾斜である正立状態
と、支持体78が右または左に傾斜した状態の3つの状
態を検出することができるのみであり、支持体78が倒
立した状態を検出することはできない。
【0006】また、支持体78が正立している状態で、
2つの受光面74a,74bが発光部73からの拡散光
を受光するので、光傾斜センサ71が正立状態で使用さ
れることが多い機器に搭載されている場合、受光部75
に光が入射し、受光部75に電流の流れる状態が長時間
継続されて電力を多く消費することとなっていた。
【0007】さらに、従来の光傾斜センサ71に使用さ
れている球体80は、質量が小さいので、光傾斜センサ
71を傾斜したとき、静電気によって球体80が支持体
78に接したまま動かないことが生じる場合もあった。
したがって、光傾斜センサ71が傾斜したとき球体80
が始動しやすいように、製造コストが増すにもかかわら
ず球体80と支持体78との接触面積を小さくするため
に、球体80の表面に粗面化処理を施していたけれど
も、球体80が始動する光傾斜センサ71の傾斜角度は
必ずしも一定せずばらつきが大きかった。
【0008】本発明の目的は、正立、右傾斜、左傾斜お
よび倒立の4状態の検出を可能とし、電力の消費量を少
なくすることができ、被検出体が始動する傾斜角度のば
らつきの小さい光傾斜センサを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、物体の水平面
に対する傾斜状態を検出する光傾斜センサであって、発
光素子からなる発光部と、2つの受光面を有する受光素
子からなる受光部と、発光部から受光部に向う光経路を
遮断/開放して、受光部の受光状態を調整する移動可能
な被検出体と、発光部、受光部および被検出体を収納
し、正立状態において水平面に対して平行な面、垂直な
面および傾斜した面からなる内周面を有する支持体と、
支持体に装着され支持体の正立状態において水平面に対
して平行な面および傾斜した面からなる内周面を有する
蓋体とを含み、支持体と蓋体とによって形成される収納
空間内に被検出体を移動可能に収納し、収納空間内の被
検出体の移動経路に沿う位置に応じて、支持体の正立状
態と、支持体の右傾斜状態と、支持体の左傾斜状態と、
支持体の倒立状態とを区別して検出できるように光経路
および被検出体の移動経路を形成することを特徴とする
光傾斜センサである。
【0010】本発明に従えば、光傾斜センサは、正立、
右傾斜、左傾斜および倒立の4つの状態を検出すること
ができる。したがって、正立、右傾斜および左傾斜の3
つの状態しか検出できない従来の光傾斜センサでは、4
つの状態を検出するためには、相対的に90度回転させ
て2個を機器に搭載しなければならなかったけれども、
4つの状態を検出することができる光傾斜センサでは、
1個を機器に搭載するだけでよい。このことによって、
製造コストを低減できるとともに、機器の搭載空間を小
さくして機器の小型化に寄与することができる。
【0011】また本発明は、前記支持体の正立状態にお
いては、発光部から2つの受光面に向う光経路がともに
被検出体によって遮断され、前記支持体の右または左傾
斜状態においては、発光部から2つの受光面に向う光経
路のいずれか一方が被検出体によって遮断され、前記支
持体の倒立状態においては、発光部から2つの受光面に
向う光経路がともに開放されるように光経路および被検
出体の移動経路を形成することを特徴とする光傾斜セン
サである。
【0012】本発明に従えば、支持体の正立状態におい
て、発光部から2つの受光面に向う光経路がともに遮断
されるので、光傾斜センサが正立状態で長時間保持して
使用される機器に用いられた場合、受光素子に電流の流
れない時間が長くなり、消費電力を低減することができ
る。
【0013】また本発明は、前記支持体の正立状態にお
いては、発光部から2つの受光面に向う光経路がともに
開放され、前記支持体の右または左傾斜状態において
は、発光部から2つの受光面に向う光経路のいずれか一
方が被検出体によって遮断され、前記支持体の倒立状態
においては、発光部から2つの受光面に向う光経路がと
もに被検出体によって遮断されるように光経路および被
検出体の移動経路を形成することを特徴とする光傾斜セ
ンサである。
【0014】本発明に従えば、支持体の倒立状態におい
て、発光部から2つの受光面に向う光経路がともに遮断
されるので、光傾斜センサが倒立状態で長時間保持して
使用される機器に用いられた場合、受光素子に電流の流
れない時間が長くなり、消費電力を低減することができ
る。
【0015】また本発明は、前記被検出体は、比重が7
以上であり、かつ直径が1.2〜3.0mmの球体であ
ることを特徴とする光傾斜センサである。
【0016】また本発明は、前記被検出体の表面粗さ
は、予め定める値よりも小さい粗さを有することを特徴
とする光傾斜センサである。
【0017】本発明に従えば、被検出体は、比重が7以
上であり、かつ直径が1.2〜3.0mmの球体であ
り、また被検出体の表面粗さは、予め定める値よりも小
さい粗さを有する。このことによって、被検出体は適当
な質量を与えられるので、被検出体が静電気によって始
動を阻止されることがなくなり、また被検出体が始動す
る光傾斜センサの傾斜角度のばらつきを小さくすること
ができる。さらに、被検出体の質量が適正範囲に定めら
れることによって、予め定める値よりも小さい表面粗さ
を有する被検出体であってもそのまま使用することが可
能となり、被検出体を始動しやすくするために、被検出
体の表面に粗面化処理を施す必要がなくなるので、製造
コストを低減することができる。
【0018】また本発明は、支持体および蓋体は、前記
傾斜面を合わせて4面有し、支持体の正立状態におい
て、水平面に対して平行な面と傾斜面とのなす角度、お
よび水平面に対して垂直な面と傾斜面とのなす角度がほ
ぼ45度であることを特徴とする光傾斜センサである。
【0019】本発明に従えば、支持体および蓋体は傾斜
面を合わせて4面有し、支持体の正立状態において、水
平面に対して平行な面と傾斜面とのなす角度、および水
平面に対して垂直な面と傾斜面とのなす角度がほぼ45
度に設定されるので、収納空間を形成する支持体と蓋体
との内周面の全周である360度を90度ずつ4等分し
た正立、右傾斜、左傾斜および倒立の4つの状態を検出
することができる。
【0020】また本発明は、前記支持体および蓋体は、
互いに隣り合う傾斜面の間に、傾斜面に連なって形成さ
れる保持面を有し、被検出体は、傾斜面に接する第1接
点と、前記保持面と接する第2接点との2つの接点にお
いて、収納空間を形成する支持体および蓋体の内周面と
接することを特徴とする光傾斜センサである。
【0021】また本発明は、前記第1接点と被検出体中
心とを結ぶ第1軸線と、前記第2接点と被検出体中心と
を結ぶ第2軸線とのなす角度がほぼ45度であることを
特徴とする光傾斜センサである。
【0022】本発明に従えば、被検出体は、2つの接点
において収納空間を形成する支持体および蓋体の内周面
と接し、好ましくは接点と被検出体中心とをそれぞれ結
ぶ軸線のなす角度が、鋭角であるほぼ45度に設定され
るので、光傾斜センサが傾斜するとき、被検出体が円滑
に始動し、被検出体が始動する光傾斜センサの傾斜角度
のばらつきを小さくすることができる。
【0023】また本発明は、前記2つの受光面の間隔
は、0.5〜1.5mmに設定されることを特徴とする
光傾斜センサである。
【0024】本発明に従えば、2つの受光面の間隔が
0.5〜1.5mmに設定されるので、発光素子から2
つの受光面に向う光経路を遮断する被検出体の大きさ
は、前記0.5〜1.5mmに対応した光経路遮断に適
した範囲に設定される。このことによって、被検出体が
大きくなり過ぎることがないので、被検出体を収納する
光傾斜センサを小型化することができる。また、被検出
体が小さくなり過ぎて質量が小さくなることがないの
で、被検出体が静電気によって始動しにくくなることが
なく、被検出体が始動する光傾斜センサの傾斜角度のば
らつきを小さくすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る光傾斜センサ1の構成を簡略化して示す平面図であ
り、図2は図1のII−II切断面線からみた断面図で
あり、図3は図1に示す光傾斜センサ1の構成を簡略化
して示す分解斜視図である。
【0026】光傾斜センサ1は、内部に収納空間2が形
成され、軸線3に関して線対称な内周面を有するケーシ
ング4と、収納空間2内に収納され、前記軸線3まわり
にケーシング4の内周面に沿ってころがって移動する被
検出体5と、被検出体5の収納空間2内における位置を
検出する検出手段6とを含む。
【0027】検出手段6は、前記軸線3に垂直な一方の
対向面7に臨んで前記軸線3上に光軸を有する発光素子
8と、他方の対向面9に臨んで前記軸線3を含む第1仮
想平面10に関して左右対称に配置され、第1仮想平面
10に垂直であって、かつ前記軸線3を含む第2仮想平
面11から光傾斜センサ1の正立状態で下方にずれて配
置される2つの第1および第2受光面12,13を有す
る受光素子45とを含む。
【0028】発光素子8は、単一であり、リードフレー
ム14の発光素子搭載部15に搭載され、たとえば金線
からなるボンディングワイヤ16によって内部結線され
た後、エポキシ樹脂によって封止されて発光部17が形
成される。
【0029】2つの第1および第2受光面12,13を
有する受光素子45は、リードフレーム14の受光素子
搭載部18に搭載され、ボンディングワイヤ16によっ
て内部結線された後、エポキシ樹脂によって封止されて
受光部19が形成される。第1受光面12と第2受光面
13との図心間隔D1は、0.5〜1.5mmに設定さ
れる。
【0030】被検出体5は、比重が7以上、直径が1.
2〜3.0mmの球体であり、たとえばステンレス鋼球
などが適している。被検出体5の表面は、粗面化処理等
の表面処理が施されておらず、たとえばベアリング用の
ステンレス鋼球の受け入れままのように小さい表面粗さ
を有する。被検出体5は、比重が7以上であって、直径
が1.2〜3.0mmの範囲に選定されることによっ
て、適当な質量を与えられるので、表面に粗面化処理を
施さなくても、静電気によって始動を阻止されることが
なくなり、また被検出体5が始動する光傾斜センサ1の
傾斜角度のばらつきを小さくすることができる。さら
に、被検出体5の表面に粗面化処理を施す必要がないの
で、製造コストを低減することができる。
【0031】また、前述のように第1受光面12と第2
受光面13との図心間隔D1は、0.5〜1.5mmに
設定され、発光素子8から第1および第2受光面12,
13に向う光経路を遮断する被検出体5の大きさは、図
心間隔D1に対応し、光経路遮断に適した直径が選定さ
れる。このことによって、被検出体5が大きくなり過ぎ
ることがないので、被検出体5を収納する光傾斜センサ
1を小型化することができる。また、被検出体5が小さ
くなり過ぎて質量が小さくなることがないので、被検出
体5が静電気によって始動しにくくなることがなく、被
検出体5が始動する光傾斜センサ1の傾斜角度のばらつ
きを小さくすることができる。
【0032】ケーシング4は、支持体20と、蓋体21
とを含む。支持体20は、発光部17および受光部19
を予め定める間隔で並置し、たとえばポリフェニレンサ
ルファイドなどの熱可塑性樹脂を用いて射出成形によっ
て一体成形される。支持体20の発光部側窓部22と受
光部側窓部23とは、射出成形されるとき、射出成形の
金型に密着させておき、熱可塑性樹脂によって覆われな
いようにしているので、発光部17から受光部19に向
う光経路が熱可塑性樹脂によって遮断されることがな
い。
【0033】支持体20は、発光部17を収納する第1
支持部36と、受光部19を収納する第2支持部37
と、第1および第2支持部36,37の間に連なって形
成され、第1および第2支持部36,37とともに被検
出体5を収納する第3支持部38とを含む。第3支持部
38は、正立状態において水平面に対して平行な第1平
行面24、垂直な第1および第2垂直面25,26およ
び傾斜した第1および第2傾斜面27,28からなる内
周面を有する。
【0034】蓋体21は、逆U字状の形状を有し、弾性
を有する合成樹脂製である。蓋体21は、支持体20に
装着され、支持体20の正立状態において水平面に対し
て平行な第2平行面29および傾斜した第3および第4
傾斜面30,31からなる内周面を有する。蓋体21
は、上蓋部39と、上蓋部39の両端部において上蓋部
39に連なり垂直に延びる第1および第2脚部40,4
1とを含む。第1および第2脚部40,41の先端に
は、第1および第2係止片32,33がそれぞれ形成さ
れ、蓋体21が支持体20に装着されるとき、第1およ
び第2脚部40,41は弾性変形して広がる。さらに蓋
体21を支持体20に向って移動することによって、第
1係止片32が支持体20の第1保持部34に係止さ
れ、第2係止片33が支持体20の第2保持部35に係
止されて、蓋体21の支持体20への装着が完了する。
支持体20に装着された蓋体21は、容易に外れること
がないので、光傾斜センサ1が傾斜しても、ケーシング
4の収納空間2から被検出体5が飛び出すことがない。
【0035】支持体20と蓋体21とによって形成され
る収納空間2の内周面は、軸線3に垂直な仮想平面内で
8角形であり、この8角形は、軸線3に関して線対称で
あり、かつ軸線3を通る一平面に対して面対称である。
軸線3に垂直な仮想平面内で8角形の各辺を形成するの
は、第1〜第4傾斜面27,28,30,31と、第1
および第2平行面24,29と、第1および第2垂直面
25,26とである。8角形において隣接する辺、たと
えば第1平行面24と第1傾斜面27とは、長さが異な
り、第1傾斜面27の方が、第1平行面24よりも長
い。すなわち、第1〜第4傾斜面27,28,30,3
1と、第1および第2平行面24,29または第1およ
び第2垂直面25,26とを比較すると、第1〜第4傾
斜面27,28,30,31の方が長い。
【0036】光傾斜センサ1が傾斜状態にあるとき、ケ
ーシング4の内周面の短辺である第1および第2平行面
24,29と第1および第2垂直面25,26とにおい
て、被検出体5が安定に保持され、保持された位置が検
出手段6によって検出されるので、被検出体5が安定す
る位置における4つの傾斜状態を検出することができ
る。ここで、第1〜第4傾斜面27,28,30,31
と第1および第2平行面24,29とのなす角度、また
第1〜第4傾斜面27,28,30,31と第1および
第2垂直面25,26とのなす角度、すなわち具体的に
1例を示すと図2において、第1平行面24と第2傾斜
面28とのなす角度αは、ほぼ45度に設定されている
ので、収納空間2を形成する支持体20と蓋体21との
内周面の全周である360度を4等分した、正立、右傾
斜、左傾斜および倒立の4つの状態を検出することがで
きる。
【0037】前記8角形の短辺を形成する第1および第
2平行面24,29と、第1および第2垂直面25,2
6とは、光傾斜センサ1が、正立、右傾斜、左傾斜およ
び倒立の各状態にあるとき、被検出体5を安定に保持す
る保持面として機能する。図4は、光傾斜センサ1が正
立状態にあるとき、被検出体5がケーシング4の内周面
において保持されている状態を示す図である。図4
(a)は被検出体5が保持面である第1平行面24と第
2傾斜面28とに接して保持されている状態を示し、図
4(b)は被検出体50が第1傾斜面27と第2傾斜面
28とに接して保持されている状態を示す。
【0038】本実施の形態では、被検出体5の大きさは
以下の要件を満足するように設定される。光傾斜センサ
1が正立状態にある場合を例示し、他の傾斜状態は正立
状態と同一であるので説明を省略する。被検出体5は、
第2傾斜面28に接する第1接点51と、保持面である
第1平行面24と接する第2接点52との2つの接点に
おいてケーシング4の内周面と接し、被検出体5と第1
傾斜面27との間には、間隙53が形成される。また、
第1接点51と被検出体5中心とを結ぶ第1軸線54
と、第2接点52と被検出体5中心とを結ぶ第2軸線5
5とのなす角度θ1は、たとえば鋭角であるほぼ45度
である。
【0039】一方図4(b)は、設定されることがない
被検出体50の大きさを説明するものである。被検出体
50は、図4(b)に示すような大きさに設定されるこ
とがない。すなわち、被検出体50は、第1および第2
傾斜面27,28と、第3および第4接点56,57に
おいてそれぞれ接し、第3および第4接点56,57と
被検出体50中心とをそれぞれ結ぶ第3および第4軸線
58,59がなす角度θ2は、たとえば90度となる。
すなわち、図4(b)に示す被検出体50の直径は、前
記被検出体5の直径よりも大きく、ケーシング4の内周
面と接して形成される角度θ2は広角度であり、被検出
体50は安定して保持されるので、光傾斜センサが傾斜
したときに始動しにくいという問題がある。
【0040】被検出体5の大きさが、前述のように図4
(b)ではなく、図4(a)に示す大きさに設定される
ことによって、光傾斜センサ1が傾斜するとき、前記角
度θ1が鋭角であり、また間隙53が存在するので、被
検出体5は円滑に始動することができ、被検出体5が始
動する光傾斜センサ1の傾斜角度のばらつきを小さくす
ることができる。
【0041】次に本実施の形態の光傾斜センサ1による
傾斜状態の検出について説明する。図5は、光傾斜セン
サ1の正立、左傾斜、倒立および右傾斜の4つの状態に
おける、発光素子8から第1および第2受光面12,1
3へ向う光経路の遮断/開放の状態を示す図である。傾
斜角度が零度である正立状態から、前述の図2の紙面に
向って左側の方向に90度傾斜した左傾斜状態、180
度傾斜した倒立状態および270度傾斜した右傾斜状態
の順に、光傾斜センサ1の傾斜状態が変化したとき、光
傾斜センサ1の傾斜状態の変化にともなってケーシング
4の内周面を移動し保持される位置が変化する被検出体
5によって、発光素子8から第1および第2受光面1
2,13に向う光経路は、遮断と開放とに状態が変化す
る。
【0042】光傾斜センサ1が正立、左傾斜、倒立およ
び右傾斜の各状態にあるときの第1および第2受光面1
2,13の受光状態について、発光素子8からの光経路
が開放されて受光面が受光状態にあるときをONで表
し、光経路が遮断されて受光面が受光状態にないときを
OFFで表す。結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】光傾斜センサ1が正立状態では、被検出体
5は保持面である第1平行面24に保持される位置にあ
り、被検出体5が発光素子8から第1および第2受光面
12,13に向う光経路をともに遮断するので、光傾斜
センサ1の傾斜角度が零度を中心としてプラス45度お
よびマイナス45度の範囲では、第1および第2受光面
12,13はともにOFFである。
【0045】光傾斜センサ1が左傾斜状態では、被検出
体5は保持面である第1垂直面25に保持される位置に
あり、被検出体5が発光素子8から第1受光面12に向
う光経路を遮断し、第2受光面13に向う光経路は開放
されているので、光傾斜センサ1の傾斜角度が90度を
中心としてプラス45度およびマイナス45度の範囲で
は、第1受光面12はOFFであり、第2受光面13は
ONである。
【0046】光傾斜センサ1が倒立状態では、被検出体
5は保持面である第2平行面29に保持される位置にあ
り、被検出体5が発光素子8から第1および第2受光面
12,13に向う光経路をともに開放するので、光傾斜
センサ1の傾斜角度が180度を中心としてプラス45
度およびマイナス45度の範囲では、第1および第2受
光面12,13はともにONである。
【0047】光傾斜センサ1が右傾斜状態では、被検出
体5は保持面である第2垂直面26に保持される位置に
あり、被検出体5が発光素子8から第1受光面12に向
う光経路を開放し、第2受光面13に向う光経路を遮断
するので、光傾斜センサ1の傾斜角度が270度を中心
としてプラス45度およびマイナス45度の範囲では、
第1受光面12はONであり、第2受光面13はOFF
である。
【0048】上述のように、光傾斜センサ1の正立、左
傾斜、倒立および右傾斜の各状態の変化に応じて、第1
および第2受光面12,13のONとOFFとの組合せ
が変化し異なるので、第1および第2受光面12,13
のONとOFFとの組合わせによって、4つの傾斜状態
を区別して検出することができる。
【0049】本実施の形態では、光傾斜センサ1が正立
状態にあるとき、第1および第2受光面12,13がと
もにOFFとなるように光経路および被検出体5の移動
経路が形成されるので、光傾斜センサ1が正立状態で長
時間保持して使用される機器に用いられた場合、受光素
子に電流の流れない時間が長くなり、消費電力を低減す
ることができる。
【0050】本実施の形態である光傾斜センサ1が搭載
される機器の例として撮像装置であるたとえば電子カメ
ラがある。光傾斜センサ1の搭載された電子カメラは、
以下のように動作する。光傾斜センサ1は、電子カメラ
が、正立、右傾斜、左傾斜および倒立のいずれかの傾斜
状態にあることを検出し、検出出力をたとえば同じく電
子カメラに搭載されたCentral Processing Unit(CP
U)に入力する。CPUにはメモリが接続され、メモリ
には映像の傾斜状態に関する情報が予めストアされてい
る。CPUでは、光傾斜センサ1から入力された情報
と、メモリから読み出した映像の傾斜情報とから、撮影
している映像の傾斜状態が判断される。判断結果に基づ
き、CPUは制御信号を出力し、CPUからの出力に応
答して映像表示部が制御され、撮影された映像が正立状
態以外であるとき、映像は90度または180度の傾斜
を修正されて、常に上下方向が正しく映像表示部に表示
される。
【0051】図6は、本発明の第2の実施の形態である
光傾斜センサ61の構成を簡略化して示す断面図であ
る。本実施の形態の光傾斜センサ61は、実施の第1形
態の光傾斜センサ1と類似し、対応する部分には同一の
参照符号を付して説明を省略する。本実施の形態の光傾
斜センサ61において、注目するべきは第1および第2
受光面12,13が、第2仮想平面11から上方にずれ
て配置されることである。このことによって、光傾斜セ
ンサ61が倒立状態にあるとき、発光素子8から第1お
よび第2受光面12,13に向う光経路がともに遮断さ
れ、正立状態にあるときは第1および第2受光面12,
13はともに光経路が開放され、右または左傾斜状態に
あるときは、第1および第2受光面12,13のいずれ
か一方の光経路が遮断される。したがって、光傾斜セン
サ61は、倒立状態で長時間保持して使用される機器に
用いられた場合、受光素子に電流の流れない時間が長く
なり、消費電力を低減することができる。
【0052】以上に述べたように、本発明の第1および
第2の実施の形態では、ケーシング4の内周面は、軸線
3に垂直な仮想平面内で8角形であって、支持体20の
正立状態において、水平面に対して平行な面と傾斜面と
のなす角度、および水平面に対して垂直な面と傾斜面と
のなす角度はほぼ45度であり、光傾斜センサ1の正
立、右傾斜、左傾斜および倒立の4状態を検出する構成
であるけれども、これに限定されることなく、ケーシン
グ4の内周面は、軸線3に垂直な仮想平面内で8角形を
超える多数の頂点を有する多角形からなり、任意の傾斜
状態を検出することができる構成であってもよい。
【0053】また、被検出体5の形状は、球体であるけ
れども、これに限定されることなく、円板または円柱形
状であってもよい。また、被検出体5は、表面処理が施
されていないけれども、これに限定されることなく、表
面にたとえば粗面化処理などが施されてもよい。また、
検出手段6は、単一の発光素子8と2つの受光面12,
13を有する1つの受光素子45との組合せであるけれ
ども、これに限定されることなく、複数の発光素子と複
数の受光素子との組合せであってもよい。また、検出手
段6は、発光素子と受光素子からなる光の遮断/開放を
用いる構成であるけれども、これに限定されることな
く、他の構成であってもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、光傾斜センサは、正
立、右傾斜、左傾斜および倒立の4つの状態を検出する
ことができる。したがって、正立、右傾斜および左傾斜
の3つの状態しか検出できない従来の光傾斜センサで
は、4つの状態を検出するためには、相対的に90度回
転させて2個を機器に搭載しなければならなかったけれ
ども、4つの状態を検出することができる光傾斜センサ
では、1個を機器に搭載するだけでよい。このことによ
って、製造コストを低減できるとともに、機器の搭載空
間を小さくして機器の小型化に寄与することができる。
【0055】また本発明によれば、支持体の正立状態に
おいて、発光部から2つの受光面に向う光経路がともに
遮断されるので、光傾斜センサが正立状態で長時間保持
して使用される機器に用いられた場合、受光素子に電流
の流れない時間が長くなり、消費電力を低減することが
できる。
【0056】また本発明によれば、支持体の倒立状態に
おいて、発光部から2つの受光面に向う光経路がともに
遮断されるので、光傾斜センサが倒立状態で長時間保持
して使用される機器に用いられた場合、受光素子に電流
の流れない時間が長くなり、消費電力を低減することが
できる。
【0057】また本発明によれば、被検出体は、比重が
7以上であり、かつ直径が1.2〜3.0mmの球体で
あり、また被検出体の表面粗さは、予め定める値よりも
小さい粗さを有する。このことによって、被検出体は適
当な質量を与えられるので、被検出体が静電気によって
始動を阻止されることがなくなり、また被検出体が始動
する光傾斜センサの傾斜角度のばらつきを小さくするこ
とができる。さらに、被検出体の質量が適正範囲に定め
られることによって、予め定める値よりも小さい表面粗
さを有する被検出体であってもそのまま使用することが
可能となり、被検出体を始動しやすくするために、被検
出体の表面に粗面化処理を施す必要がなくなるので、製
造コストを低減することができる。
【0058】また本発明によれば、支持体および蓋体は
傾斜面を合わせて4面有し、支持体の正立状態におい
て、水平面に対して平行な面と傾斜面とのなす角度、お
よび水平面に対して垂直な面と傾斜面とのなす角度がほ
ぼ45度に設定されるので、収納空間を形成する支持体
と蓋体との内周面の全周である360度を90度ずつ4
等分した正立、右傾斜、左傾斜および倒立の4つの状態
を検出することができる。
【0059】また本発明によれば、被検出体は、2つの
接点において収納空間を形成する支持体および蓋体の内
周面と接し、好ましくは接点と被検出体中心とをそれぞ
れ結ぶ軸線のなす角度が、鋭角であるほぼ45度に設定
されるので、光傾斜センサが傾斜するとき、被検出体が
円滑に始動し、被検出体が始動する光傾斜センサの傾斜
角度のばらつきを小さくすることができる。
【0060】また本発明によれば、2つの受光面の間隔
が0.5〜1.5mmに設定されるので、発光素子から
2つの受光面に向う光経路を遮断する被検出体の大きさ
は、前記0.5〜1.5mmに対応した光経路遮断に適
した範囲に設定される。このことによって、被検出体が
大きくなり過ぎることがないので、被検出体を収納する
光傾斜センサを小型化することができる。また、被検出
体が小さくなり過ぎて質量が小さくなることがないの
で、被検出体が静電気によって始動しにくくなることが
なく、被検出体が始動する光傾斜センサの傾斜角度のば
らつきを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である光傾斜センサ1の
構成を簡略化して示す平面図である。
【図2】図1のII−II切断面線からみた断面図であ
る。
【図3】図1に示す光傾斜センサ1の構成を簡略化して
示す分解斜視図である。
【図4】光傾斜センサ1が正立状態にあるとき、被検出
体5がケーシング4の内周面において保持されている状
態を示す図である。
【図5】光傾斜センサ1の正立、左傾斜、右傾斜および
倒立の4つの状態における、発光素子8から第1および
第2受光面12,13へ向う光経路の遮断/開放の状態
を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態である光傾斜センサ
61の構成を簡略化して示す断面図である。
【図7】従来の光傾斜センサの構成を簡略化して示す平
面図である。
【図8】図7のVIII−VIII切断面線からみた断
面面図である。
【図9】図7のIX−IX切断面線からみた断面図であ
る。
【符号の説明】
1,61 光傾斜センサ 4 ケーシング 5 被検出体 6 検出手段 8 発光素子 12 第1受光面 13 第2受光面 20 支持体 21 蓋体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の水平面に対する傾斜状態を検出す
    る光傾斜センサであって、 発光素子からなる発光部と、 2つの受光面を有する受光素子からなる受光部と、 発光部から受光部に向う光経路を遮断/開放して、受光
    部の受光状態を調整する移動可能な被検出体と、 発光部、受光部および被検出体を収納し、正立状態にお
    いて水平面に対して平行な面、垂直な面および傾斜した
    面からなる内周面を有する支持体と、 支持体に装着され支持体の正立状態において水平面に対
    して平行な面および傾斜した面からなる内周面を有する
    蓋体とを含み、 支持体と蓋体とによって形成される収納空間内に被検出
    体を移動可能に収納し、収納空間内の被検出体の移動経
    路に沿う位置に応じて、 支持体の正立状態と、 支持体の右傾斜状態と、 支持体の左傾斜状態と、 支持体の倒立状態とを区別して検出できるように光経路
    および被検出体の移動経路を形成することを特徴とする
    光傾斜センサ。
  2. 【請求項2】 前記支持体の正立状態においては、発光
    部から2つの受光面に向う光経路がともに被検出体によ
    って遮断され、 前記支持体の右または左傾斜状態においては、発光部か
    ら2つの受光面に向う光経路のいずれか一方が被検出体
    によって遮断され、 前記支持体の倒立状態においては、発光部から2つの受
    光面に向う光経路がともに開放されるように光経路およ
    び被検出体の移動経路を形成することを特徴とする請求
    項1に記載の光傾斜センサ。
  3. 【請求項3】 前記支持体の正立状態においては、発光
    部から2つの受光面に向う光経路がともに開放され、 前記支持体の右または左傾斜状態においては、発光部か
    ら2つの受光面に向う光経路のいずれか一方が被検出体
    によって遮断され、 前記支持体の倒立状態においては、発光部から2つの受
    光面に向う光経路がともに被検出体によって遮断される
    ように光経路および被検出体の移動経路を形成すること
    を特徴とする請求項1に記載の光傾斜センサ。
  4. 【請求項4】 前記被検出体は、 比重が7以上であり、かつ直径が1.2〜3.0mmの
    球体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の光傾斜センサ。
  5. 【請求項5】 前記被検出体の表面粗さは、 予め定める値よりも小さい粗さを有することを特徴とす
    る請求項4に記載の光傾斜センサ。
  6. 【請求項6】 支持体および蓋体は、 前記傾斜面を合わせて4面有し、支持体の正立状態にお
    いて、水平面に対して平行な面と傾斜面とのなす角度、
    および水平面に対して垂直な面と傾斜面とのなす角度が
    ほぼ45度であることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載の光傾斜センサ。
  7. 【請求項7】 前記支持体および蓋体は、 互いに隣り合う傾斜面の間に、傾斜面に連なって形成さ
    れる保持面を有し、 被検出体は、傾斜面に接する第1接点と、前記保持面と
    接する第2接点との2つの接点において、収納空間を形
    成する支持体および蓋体の内周面と接することを特徴と
    する請求項4〜6のいずれかに記載の光傾斜センサ。
  8. 【請求項8】 前記第1接点と被検出体中心とを結ぶ第
    1軸線と、 前記第2接点と被検出体中心とを結ぶ第2軸線とのなす
    角度がほぼ45度であることを特徴とする請求項7に記
    載の光傾斜センサ。
  9. 【請求項9】 前記2つの受光面の間隔は、 0.5〜1.5mmに設定されることを特徴とする請求
    項1〜8のいずれかに記載の光傾斜センサ。
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