JP3459337B2 - 傾き検知光センサ - Google Patents

傾き検知光センサ

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JP3459337B2 JP16388197A JP16388197A JP3459337B2 JP 3459337 B2 JP3459337 B2 JP 3459337B2 JP 16388197 A JP16388197 A JP 16388197A JP 16388197 A JP16388197 A JP 16388197A JP 3459337 B2 JP3459337 B2 JP 3459337B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラ等の各
種機器に搭載され、その機器の傾き状態を検出する傾き
検知光センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例のボール体を使った傾き検知光セ
ンサとしては、例えば、特開平8−226818号公
報、特開平9−101140号公報、特開平9−145
364号公報に記載のものがある。この傾き検知光セン
サは、図7に側面断面図に示すように、光を発生する発
光部101a、101bと発光部101a、101bか
らの光を受光する受光部102a、102bとの間に傾
斜面104が設けられた支持体106と、この支持体1
06の上部に装着された蓋体107との間に傾斜面10
4に沿って移動可能に収納されたボール体108を設
け、発光部101a、101bと受光部102a、10
2bは支持体106の傾斜面104に沿う端部近傍であ
ってこれを挟む両側にそれぞれ設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の傾き検知光セン
サの検出原理を図8に示す。図8は、図7の上部断面図
であり、支持体の発光部101a、101b、受光部1
02a、102b、ボール体108、傾斜面104、光
路110a、110b、110b′のそれぞれの位置関
係を表す。
【0004】この傾き検知光センサは、電子カメラ等の
各種機器に搭載され、その傾き方向を検出するものであ
るが、検出する傾斜状態には、非傾斜状態と、左右方向
いずれかの傾斜状態の3つの状態がある。この3つの状
態を検出するためには、少なくとも2つの光センサが必
要である。このため、2組の発光部101a、101b
と受光部102a、102bの各組を支持体106の両
端側にそれぞれ設けている。被検出体が、例えば、反時
計方向に一定以上傾斜するとボール体108は図中実線
で示す左方向へ移動して、発光部101aから発生され
た光の光路110aは、対向する受光部102aを遮光
し、受光部102aには電流が生じない。一方、発光部
101bから発生された光は、光路110bにより、対
向する受光部102bで受光され、受光部102bに電
流が生じる。
【0005】この時、受光部102a、102bに発生
する電流を電気信号として検出することで、被検出体が
設定された傾斜角度を越えていずれの方向へ傾斜したか
を検出することが可能である。
【0006】しかし、各組の光センサの光路110a、
110bとは別に、光路110b′が存在する。これ
は、他方の光センサの発光部101bからの光が受光部
102aに回り込んで入射するものであり、上記のよう
な検出原理から誤動作を生じる原因となっている。この
回り込みによる光は微量であるため、受光部102a、
102b側で微量な光に対しては出力しないような設定
にしておけば未然に防ぐこともできるが、費用などが高
くなる。このため、製造段階において、発光部101
a、101bと受光部102a、102bの位置関係を
調整することで、回り込みによる光路110b′を防ぐ
ことをするが、かなりの位置決め精度が要求される為、
全体として製造工程が複雑になる。そこで、本発明の目
的は、被検出体の左右の傾き方向が誤動作を起こさずに
精度良く検出でき、且つ、部品点数が少なく、小型で組
み立て工程が容易な傾き検知光センサを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の請求項1記載の傾き検知光センサは、単
の発光チップからなる発光部と、該発光部からの拡散光
を受光する2つの受光面を有する単一の受光チップから
なる受光部と、曲線で傾斜する傾斜曲面を両側に有する
支持体と、該支持体は前記発光部と該発光部からの拡散
光を受光する前記受光部とを収納保持し、前記支持体の
両側の傾斜曲面を移動可能に移動するボール体と、前記
支持体に装着される蓋体とを備え、前記支持体が非傾斜
状態にあるとき、前記発光チップからの拡散光を前記受
光チップの2つの受光面により受光し、前記支持体が傾
斜されたとき、前記ボール体は傾斜角度に応じて連続的
に移動することにより、前記受光チップの受光面の一部
を順次遮光し、所定の角度まで前記支持体が傾斜された
とき、前記ボール体は傾斜方向の前記傾斜曲面の端部に
移動して、前記受光チップの2つの受光面の一方が全面
遮光され、他方が受光されるように構成し、前記受光面
が前記傾斜曲面を移動する前記ボール体の移動軌跡に沿
って配置され、前記受光面における受光面積を前記ボー
ル体の移動軌跡に沿って変化させることを特徴とするも
のである。
【0008】また、本発明の請求項記載の傾き検知光
センサは、前記支持体に装着される前記蓋体の内側に傾
斜方向の前記傾斜曲面を端部に移動するボール体を安定
に保持するためのボール安定保持部を設け、該ボール安
定保持部の高さを、前記発光チップから前記受光面まで
の光路を遮らない程度の高さとしたことを特徴とするも
のである。
【0009】さらに、本発明の請求項記載の傾き検知
光センサは、前記支持体に保持部を設け、前記蓋体に該
支持体の保持部に係止される係止片を設けたことを特徴
とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態より
なる傾き検知光センサを図示し詳細に説明する。
【0011】まず、本発明を説明する前に、参考例につ
いて説明する。
【0012】(第1の参考例) 図1は、本発明の第1の参考例の傾き検知光センサの構
成の3面図であり、(a)は、平面図、(b)は、
(a)のA−A′断面図、(c)は、(a)のB−B′
断面図である。図2は、本発明の第1の参考例の傾き検
知光センサに収納保持される1次モールド体の構成を示
す図であり、(a)は発光側1次モールド体の構成を示
す図であり、(b)は受光側1次モールド体の構成を示
す図である。図3は、本発明の第1の参考例の傾き検知
光センサの上部断面図である。
【0013】図1を用いて、第1の参考例の傾き検知光
センサの構成を説明する。第1の参考例の傾き検知光セ
ンサは、支持体6と、蓋体7と、ボール体8とを有して
いる。支持体6は遮光性樹脂からなる断面コの字形状か
らなり、コの字部分の底面に傾斜面4が設けられてい
る。この傾斜面4には中央部から左右方向に任意の角度
θの傾きを以て傾斜している。その傾斜面4上に、例え
ば、ステンレス製のボール体8を搭載し、このボール体
8が傾きにより飛び出さないように、コの字部分の開口
部を覆い被せるように、遮光性樹脂からなる蓋体7を装
着する。この蓋体7には係止片17が設けてあり、装着
時に弾性変形により広がり、作業上容易かつ確実に支持
体6の保持部16に係止されるようになっている。この
ため、人の手などで外さない限り衝撃等で容易に外れる
ことはない。また、支持体6には傾斜面4を挟んで両側
に光の通路となる窓部18が設けられており、そこに発
光側1次モールド体13と、受光側1次モールド体14
が搭載されている。
【0014】図2を用いて、発光側1次モールド体13
および受光側1次モールド体14の構成についてもう少
し詳しく説明する。発光側1次モールド体13は、リー
ドフレーム9に1個の発光チップ11が搭載されてお
り、金線により内部結線を行った後、透光性樹脂(例え
ば、エポキシ樹脂等)により封止して発光部1が形成さ
れている。
【0015】また、受光側1次モールド体14は、リー
ドフレーム9に1個の受光チップ12が搭載されてお
り、その受光チップ上には受光面3a、3bが形成され
ており、それぞれを金線により内部結線を行った後、透
光性樹脂により封止して受光部2が形成されている。
【0016】これらの発光側1次モールド体13と受光
側1次モールド体14とは対向させて金型内へインサー
トし、遮光性樹脂(例えば、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリカーボネート等)で一体成形して支持体6内に
収納されている。
【0017】図1(b)を用いて、上述の傾き検知光セ
ンサの検出状態を説明する。この傾き検知光センサは、
電子カメラ等の各種機器、装置に搭載され、その傾斜方
向を検出するものであるが、受光チップ12の2つの受
光面3a、3bは傾斜時にボール体8が左右の傾斜面4
の端部にそれぞれ位置し、発光チップ11は2つの受光
面3a、3bの間にあり、かつ、非傾斜状態時に中央部
にあるボール体8が受光面3a、3bを遮光しない位置
にある。このため、非傾斜状態ではボール体8は傾斜面
4の中央部に位置し、発光チップ11からの光は遮られ
ることなく受光チップ12の2つの受光面3a、3bに
入射される。この時、2つの受光面3a、3bからの出
力信号を受けて被検出体が非傾斜状態であることを判断
する。
【0018】一方、被検出体が傾斜面4の角度θを越え
て左側へ傾斜した傾斜状態ではボール体8は点線で示す
傾斜面の端部に移動して位置し、発光チップ11からの
光は傾斜方向に配置された受光面3aを遮り、残りの受
光面3bのみに入射される。この時、受光面3bからの
出力信号を受けて被検出体が左に傾斜状態であるかを判
断する。
【0019】図3を用いて、上述の傾き検知光センサの
検出原理を説明する。図3は、第1の参考例の傾き検知
光センサの上部断面図であり、支持体6には発光部1
と、受光部2とが収納保持されており、発光部1の発光
チップ11から受光部2の2つの受光面3a、3bに対
して傾斜面4を挟んで2つの光路10a、10bが形成
されている。
【0020】この傾斜面4上にはボール体8が搭載され
ており、非傾斜状態においては傾斜面4中央部に位置
し、2つの光路10a、10bはボール体8に遮光され
る事なく2つの受光面3a、3bで受光される。
【0021】一方、図のように左方向に傾斜した時、ボ
ール体8は傾斜面4の左端部に移動して、2つの光路1
0a、10bのうち傾斜方向の光路10aが遮光され
る。もう一つの光路10bについては、遮光されること
なく受光面3bで受光される。
【0022】傾斜状態の検出については、上記でも述べ
たように、受光面3a、3bでの出力を検出することで
判断するため、傾斜方向に配置された受光面3aはボー
ル体8により完全に遮光されなければいけない。
【0023】従来例のように、発光部が2つあるような
場合においては、他方の光源からの入射光路を考慮する
ために、製造段階において、発光部および受光部の位置
関係の設定が重要な要素となっていた。しかし、位置決
め精度には限界があるため、受光部側で他光源からの微
量な光に対して反応しないように設定する必要があっ
た。ところが、本構成の場合は発光部1は1つであるた
め、1つの光源からの2つの光路10a、10bに対し
てだけ考慮すれば誤動作を起こすことはない。つまり、
製造における発光部1および受光部2の位置決め精度
や、受光部2側での出力設定についても不要となる。
【0024】以上のような傾き検知光センサの検出原理
から被検出体を乱暴に動かした時に、ボール体8の動き
ががたついて誤検出を起こさないために、ボール体8を
傾斜面4の端部に安定して保持するために蓋体7の内側
中央部付近にボール安定保持部15が設けてある。ボー
ル安定保持部15の形状については特に限定はしない
が、傾斜面4と平行なV形状が望ましい。高さについて
は発光部1から受光部2までの光路10a、10bを遮
らない程度の高さにする。
【0025】上記の傾き検知光センサは、1個のボール
体8を用いて、傾斜の3つの状態を検出するため、少な
くとも2つの光センサがあれば可能である。そこで、受
光チップ12に2つの受光面3a、3bを形成する配置
場所については特に限定しない。したがって、受光面3
a、3bの1つを非傾斜状態にボール体8が位置する傾
斜面4の中央部に配置することも可能である。
【0026】(第2の参考例) 図4は、図1の(b)に相当する本発明の第2の参考例
の傾き検知光センサの側面断面図である。図4を用い
て、第2の参考例の傾き検知光センサの構成を説明す
る。第2の参考例の傾き検知光センサは、第1の参考例
の傾き検知光センサと同じく、支持体6と、蓋体7と、
ボール体8とを有している。支持体6は遮光性樹脂から
なる断面コの字形状からなり、コの字部分の底面に傾斜
面4′、4″が設けられている。この傾斜面4′、4″
は中央部から左右方向に始め任意の角度θ′の傾きを以
て傾斜しており、続いて角度θ″の傾きをもった2段階
の傾斜面4′、4″を備えている。そのため、非傾斜状
態と、左右方向のそれぞれ2点ずつの傾斜状態の検出と
いった5つの状態を検出することができる。
【0027】その傾斜面4′、4″上に例えば、ステン
レス製のボール体8を搭載し、このボール体8が傾きに
より飛び出さないように、コの字部分の開口部を覆いか
ぶせるように、遮光性樹脂からなる蓋体7を装着する。
この蓋体7には係止片17が設けてあり、装着時に弾性
変形により広がり、作業上容易かつ確実に支持体6の保
持部16に係止されるようになっている。
【0028】また、支持体6に傾斜面4′、4″を挟ん
で両側に光の通路となる窓部18が設けられており、そ
こに発光部1と、受光部2とが搭載されている。この場
合、1個のボール体8を用いて、傾斜の5つの状態を検
出するために、少なくとも4つの光センサーが必要にな
る。そこで、受光チップ12に4つの受光面3a′、3
a"、3b'、3b″を形成する。
【0029】この時、受光チップ12の4つの受光面3
a′、3a″、3b′、3b″は傾斜時にボール体8が
ある左右の傾斜面4′、4″の端部にそれぞれ位置し、
発光チップ11は4つの受光面3a′、3a″、3
b′、3b″の間にあり、かつ、非傾斜状態時に傾斜面
4′、4″の中央部にあるボール体8が受光面3a′、
3a″、3b′、3b″を遮光しない位置にある。ま
た、2段階の傾斜面4′、4″に拘わらず多段階の傾斜
面4においても検出可能であることは言うまでもない。
また、蓋体7の内側にあるボール安定保持部15の形状
については発光チップ11から受光面3への光路10を
妨げない形状にすることは言うまでもない。
【0030】(実施の形態) 図5は、図1の(b)に相当する本発明の実施形態の傾
き検知光センサの側面断面図である。図6は、傾斜角度
と、受光出力の関係を示す関係図である。
【0031】図5を用いて、実施形態の傾き検知光セン
サの構成を説明する。この傾き検知光センサは、第1
参考例の傾き検知光センサと同じく、支持体6と、蓋体
7と、ボール体8とを有している。支持体6は遮光性樹
脂からなる断面コの字形状からなり、コの字部分の底面
には傾斜曲面5が設けられている。この傾斜曲面5は中
央部から左右方向に曲線で傾斜しており、傾斜の方向お
よび角度に対してボール体8が連続的に移動する。そこ
で、この傾斜状態を検出するために第1の参考例の光セ
ンサが用いられる。1つの受光チップの2つの受光面3
a、3bを傾斜曲面5を移動するボール体8の移動軌跡
に沿って連続的に形成し、且つ、受光面積を移動軌跡に
沿って変化させることで、図6に示す傾斜角度と受光出
力の関係を示すグラフから、ボール体8により遮光され
る受光面3a、3bの受光量の出力変化を検出すること
で傾斜角度が検出できる他に、単位軌跡当たりの受光面
積が異なるため、傾斜角度に応じた検出感度を設定する
ことができる。
【0032】上記の第1の参考例、第2の参考例び実
施の形態において、発光部として、「単一の発光チップ
からなる発光部」として説明したが、「単一の発光部」
が本発明の重要な構成要素であり、同じ箇所に、2個以
上の発光チップを並べて、ほぼ一つの発光点として構成
してもよいことは当然である。
【0033】
【発明の効果】以上から明らかなように、請求項1に記
載の傾き検知光センサは、傾斜面が曲線で形成されてい
るため、ボール体は傾斜角度に応じて傾斜曲面上を連続
的に移動する。このため、傾斜方向および傾斜角度を連
続的に検出することが可能である。したがって、高感度
な傾き検知光センサが実現できる。
【0034】また、前記受光面が傾斜曲面に沿って形成
されているため、傾斜角度に応じて移動したボール体が
受光面の一部を遮光する。この時の受光量を読み取るこ
とで傾斜角度を細かく検出できる。したがって、高感度
な傾き検知光センサが実現できる。
【0035】また、前記受光面積をボール体の移動軌跡
に沿って変化させることで、傾斜角度に応じた検出感度
を設定できる。
【0036】請求項に記載の傾き検知光センサは、前
記蓋体の内側にボール安定保持部が設けられているた
め、ボール体が傾斜面および傾斜曲面上に位置すると
き、支持体が振動しても安定して保持される。したがっ
て、信頼性の高い傾き検知光センサが実現できる。
【0037】また、前記ボール安定保持部の高さを、発
光チップから受光面までの光路を遮らない程度の高さと
しているので、発光チップから受光面までの十分な光路
を確実に得ることができる。
【0038】請求項に記載の傾き検知光センサは、支
持体の保持部と、蓋体の係止片により、両体がしっかり
と係止されているため、支持体が強い衝撃を受けても蓋
体が容易に外れて、中のボール体が飛び出して検出不能
になることはない。したがって、耐久性及び信頼性の高
い傾き検知光センサが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の参考例よりなる傾き検知光セ
ンサの3面図であり、(a)は平面図であり、(b)は
(a)のA−A′断面図であり、(c)は(a)のB−
B′断面図である。
【図2】 上記第1の参考例よりなる傾き検知光センサ
の1次モールド体の斜視図であり、(a)は発光側1次
モールド体の斜視図であり、(b)は受光側1次モール
ド体の斜視図である。
【図3】 上記第1の参考例よりなる傾き検知光センサ
の上面断面図である。
【図4】 本発明の第2の参考例よりなる傾き検知光セ
ンサの側面断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態よりなる傾き検知光セン
サの側面断面図である。
【図6】 上記実施の形態よりなる傾き検知光センサの
傾斜角と受光出力との関係を示すグラフである。
【図7】 従来例の傾き検知光センサの側面断面図であ
る。
【図8】 従来例の傾き検知光センサの上面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 発光部 2 受光部 3 受光面 4 傾斜面 5 傾斜曲面 6 支持体 7 蓋体 8 ボール体 9 リードフレーム 10 光路 11 発光チップ 12 受光チップ 13 発光側1次モールド体 14 受光側1次モールド体 15 ボール安定保持部 16 保持部 17 係止片 18 窓部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 9/00 - 9/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の発光チップからなる発光部と、 該発光部からの拡散光を受光する2つの受光面を有する
    単一の受光チップからなる受光部と、 前記発光部と該発光部からの拡散光を受光する前記受光
    部とを収納保持し、曲線で傾斜する傾斜曲面を両側に有
    する支持体と、 前記支持体の両側の傾斜曲面を移動可能に移動するボー
    ル体と、 前記支持体に装着される蓋体とを備え、 前記支持体が非傾斜状態にあるとき、前記発光チップか
    らの拡散光を前記受光チップの2つの受光面により受光
    し、前記支持体が傾斜されたとき、前記ボール体は傾斜
    角度に応じて連続的に移動することにより、前記受光チ
    ップの受光面の一部を順次遮光し、所定の角度まで前記
    支持体が傾斜されたとき、前記ボール体は傾斜方向の前
    記傾斜曲面の端部に移動して、前記受光チップの2つの
    受光面の一方が全面遮光され、他方が受光されるように
    構成し、 前記受光面が前記傾斜曲面を移動する前記ボール体の移
    動軌跡に沿って配置され、 前記受光面における受光面積を前記ボール体の移動軌跡
    に沿って変化させることを特徴とする傾き検知光セン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記支持体に装着される前記蓋体の内側
    に傾斜方向の前記傾斜曲面を端部に移動するボール体を
    安定に保持するためのボール安定保持部を設け、 該ボール安定保持部の高さを、前記発光チップから前記
    受光面までの光路を遮らない程度の高さとしたことを特
    徴とする請求項記載の傾き検知光センサ。
  3. 【請求項3】 前記支持体に保持部を設け、前記蓋体に
    該支持体の保持部に係止される係止片を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の傾き検知光センサ。
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