JP2002130813A - 風呂水の保温殺菌装置 - Google Patents

風呂水の保温殺菌装置

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JP2002130813A
JP2002130813A JP2000328169A JP2000328169A JP2002130813A JP 2002130813 A JP2002130813 A JP 2002130813A JP 2000328169 A JP2000328169 A JP 2000328169A JP 2000328169 A JP2000328169 A JP 2000328169A JP 2002130813 A JP2002130813 A JP 2002130813A
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JP
Japan
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bath water
water
lamp
heater
bath
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JP2000328169A
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English (en)
Inventor
Hiroko Iwazawa
博子 岩澤
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MARUI SETSUBI KK
Original Assignee
MARUI SETSUBI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 24時間風呂の循環水の保温と殺菌を同時に
行う。 【解決手段】 装置本体2には殺菌手段としてのUV灯
3と、風呂水の加熱保温手段としてのヒータ4が配置さ
れている。被処理水W1である風呂水の流入口5はこれ
らUV灯3、ヒータ4に対してその中心軸が直交するよ
うにして設けられ、処理水W2である風呂水の流出口6
はその中心軸がUV灯3、ヒータ4と平行するようにし
て設けられている。これにより装置本体2内に流入した
風呂水は流出までに、装置本体2内で複雑に流動し、こ
の結果ヒータ4による加熱・保温およびUV灯3による
殺菌を十分に受けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴槽水を循環濾過さ
せ、かつ加熱手段により循環水を常時入浴可能な温度に
保持する風呂に好適な保温殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような常時保温循環型の風呂(以
下「24時間風呂」とする)は常時入浴可能である反
面、循環水が長時間入浴適温に保持されているため、放
置しておくと微生物や菌類の繁殖も多くなる。特に最近
ではレジオネラ族の菌の繁殖が問題となった。このよう
な点から、現在使用されている24時間風呂の殆どのも
のには細菌類の繁殖に対する何らかの対抗手段が設けら
れている。
【0003】細菌類の繁殖に対する手段としては、熱湯
等を用いた加熱により殺菌する方法が多く採用されてい
る。より具体的には、(a)循環水の流路中に設けられ
た浄化フィルタを、熱湯等で定期的に殺菌する方法、
(b)風呂水を定期的に殺菌可能な温度まで上昇させる
方法、(c)特別な加熱槽において風呂水を殺菌温度ま
で上昇させる方法等が提案され、かつ実用化されてい
る。
【0004】上記の加熱殺菌方法は、例えば(a)の方
法では浄化フィルタ部分の殺菌の殺菌のみを行うため、
風呂全体としては殺菌処理が不十分となり、(b)の方
法は殺菌時に大きな熱エネルギーを必要とし、かつ殺菌
時に誤って入浴すると火傷を負う等の危険性もある。ま
た(c)の方法では加熱槽を特別に設置するための空間
が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の観点から、加熱
殺菌に代わる殺菌手段として紫外線を用いる方法が提案
されている。この方法は基本的には、風呂水の循環経路
に紫外線を発光する紫外線灯(以下「UV灯」とする)
を配置し、この紫外線により循環水の殺菌を行うように
構成されている。
【0006】上記方法は、風呂水の循環経路に対して、
紫外線を発光するUV灯を収納し、かつUV灯周囲を風
呂水が流動する空間部を形成する必要があり、従来の2
4時間風呂の風呂水循環経路に対してUV灯を収納した
特別な紫外線殺菌装置を設置せねばならず前記加熱槽を
設けた場合と同様の問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点に
鑑み構成したものであって、24時間風呂の風呂水を保
温殺菌する装置であり、加熱手段とUV灯とを、保温殺
菌装置として一つ装置として構成することにより、風呂
水の循環経路に特別な配管設備をすることなく従来型の
24時間風呂の配管をそのまま利用可能にした風呂水の
加熱殺菌装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】保温殺菌装置は風呂水の循環経路
に配置されるよう構成され、かつ装置本体内部には殺菌
手段としてのUV灯と、風呂水の加熱手段としてのヒー
タ(例えば電気ヒータ)が配置されいる。
【0009】保温殺菌装置本体には風呂水流入部と、入
浴温度に保温されかつ殺菌された風呂水が流出する流出
部とが形成されている。UV灯とヒータとは長手方向の
軸が平行するようにして本体内に配置されており、例え
ば前記風呂水流入口はその軸心がこれらUV灯とヒータ
の軸心に対してほぼ直交するように開口されている。
【0010】上記の構成の保温殺菌装置は風呂水の循環
経路に配置され、ヒータにより循環水は常時入浴可能な
温度に保温されると共に、UV灯が発光する紫外線によ
り循環水の殺菌が行われる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参考に具体的に
説明する。図1において、矢印1は保温殺菌装置を示
す。符号2は当該保温殺菌装置の本体であり、当該本体
2の内部には殺菌手段としてのUV灯3、及び風呂水を
所定の温度の保温するための加熱手段としの電気ヒータ
(以下単に「ヒータ」とする)4が収納されている。
【0012】UV灯3及びヒータ4は長手方向の軸心が
平行するよう相互に平行に配置されるよう、装置本体2
も同図(A)に示すように横長に形成されている。な
お、容器本体2は、風呂水の循環水量に対応するヒータ
の大きさにもよるが、通常の家庭用24時間風呂の容量
であれば、容器本体1の全長は30センチメートル以
下、高さ10センチメートル以下、幅7センチメートル
程度の小型の装置として形成でき、従って24時間風呂
のユニット内に十分に収納可能である。
【0013】5は循環水としての風呂水が流入する流入
口であり、当該流入口5は図示の配置において、装置本
体2の上部端縁に対して形成されることにより当該流入
口の中心軸がUV灯3及びヒータ4の軸心に対してほぼ
直交するように構成されている。なお、本装置は必ずし
も図示のように水平に配置されるとは限らず,スペース
の関係でUV灯3及びヒータ4の軸心が鉛直方向に位置
するよう装置全体が垂直に配置されることもある。
【0014】符号6は装置本体内の風呂水が流出する流
出口である。この流出口は図のように装置本体2が水平
に配置された状態では、当該装置本体2の側縁に相当す
る壁面に配置されることにより、その中心軸が前記UV
灯3及びヒータ4の軸心と平行するよう開口している。
7はサーミスタ等の温度センサを収納するセンサ収納部
であって、温度センサHSにより検出された風呂水の温
度から、ヒータ4を制御して風呂水を所定の温度に保温
するようになっている。
【0015】図2は上述の保温殺菌装置を風呂水の循環
経路に配置した状態を示す。浴槽8内の風呂水はポンプ
9により被処理水W1として吸水部10から吸水され、
保温殺菌装置1の流入口5から装置本体2内に流入す
る。この場合、被処理水W1としての風呂水はUV灯3
及びヒータ4の軸心に直交するようにして流入し、かつ
中心軸がこれらUV灯3及びヒータ4の軸心に平行する
流出口6から流出する。このため風呂水は装置本体2内
で流れる方向を転換するよう強制され、図1に示すよう
に複雑な水流が生じる。この複雑な水流により風呂水は
UV灯3による紫外線を満遍なく受けることにより十分
な殺菌が行われ、かつ同様の理由によりヒータ4との接
触も満遍なく行われることにより均一な保温が可能とな
る。
【0016】このようにして所定の温度に保温され、か
つ殺菌された風呂水である処理水W2はフィルタ11に
より風呂水中に混入している不要なものを除去した後、
噴射部12から浴槽8内に噴射される。このようにして
風呂水は浴槽8と保温殺菌装置1との間を循環流動する
ことにより所定の温度に保温され、かつ継続的に殺菌が
行われる。なお、図示の構成ではフィルタ11が保温殺
菌装置1の下流側に配置されているが、これは、UV灯
3が万一破損した場合にはこのフィルタ11により破片
を濾過し、破片が浴槽8内に流入するのを阻止すること
ができるためであある。但し、後述する実施例のように
装置本体2内或いはこの装置本体2に隣接してUV灯破
損対策用のフィルタを設けてある場合には保温殺菌装置
の上流側に当該フィルタ11を配置することが可能とな
る。
【0017】次に符号13は24時間風呂システムの制
御手段であり、温度センサHSにより検出した風呂水温
度に対応して装置本体内のヒータ4の調整して風呂水の
温度を所定の温度に制御したり、ポンプ9を制御して風
呂水の循環水量を制御したりするための制御手段であ
る。
【0018】図3は本発明の他の実施例を示す。図中符
号14は装置本体2内に内蔵されている内蔵フィルタで
ある。この内蔵フィルタ14はUV灯3の破損に対応す
るためのフィルタである。このため、フィルタのメッシ
ュ数はあまり大きくする必要がない。つまり万一UV灯
3が破損した場合に、このUV灯3の破片を捕集するの
に十分な目開きとしておけばよく、従ってこの内蔵フィ
ルタ14を通過する風呂水の圧力損失はあまり大きなも
のとはならない。内蔵フィルタ14はビス等の固定手段
15によ装置本体2に対して取り付けられており、万一
UV灯3が破損した場合、固定手段15を外して、内蔵
フィルタ14により捕集された破片を取り出すことがで
きるよう構成されている。
【0019】破片捕集用の内蔵フィルタ14が設けられ
ることにより、前述のフィルタ11はUV灯3の破片捕
集の用途から開放されるので、当該フィルタ11を保温
殺菌装置1の上流側に設けることが可能となる。このよ
うに構成することによって、被処理水W1である風呂水
は保温殺菌装置1に流入する前にこのフィルタ11によ
り濾過処理されるため、被処理水W1の混入物が装置本
対2内に滞留付着したり、或いはUV灯3やヒータ4に
付着する等の事態の発生を予防することが可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上本発明を上記実施例により説明した
ように、本発明は循環水としての風呂水を加熱保温する
手段と、当該風呂水を殺菌する手段とを一つの装置とし
て構成したので、24時間風呂装置全体を小型に形成す
ることが可能となる。またUV灯用の特別な容器を必要
としないので、従来の風呂水の循環経路がそのまま利用
可能でああり、非常に経済的である。
【0021】またUV灯による殺菌は、風呂水を入浴温
度以上に加熱する必要のある加熱殺菌法に比較して少な
いエネルギーでしかも連続的に殺菌が可能であるが、さ
らに加熱殺菌装置内における循環水たる風呂水をUV灯
の軸心に対してほぼ直交する方向から流入させ、かつ当
該UV灯の軸心に平行に流出させることにより装置本体
内での風呂水は複雑な挙動を示し、風呂水の加熱保温及
びUV灯が発光する紫外線による殺菌効率を高めること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施例を示す保温殺菌
装置の一部破断側面図、(B)は図(A)に示すA−A
線による視図である。
【図2】図1に示す保温殺菌装置を用いた24時間風呂
の風呂水循環系統図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す保温殺菌装置の一
部破断側面図である。
【符号の説明】 1 保殺菌装置 2 装置本体 3 UV灯 4 ヒータ 5 流入口 6 流出口 8 浴槽 9 ポンプ 11 フィルタ 14 内蔵フィルタ W1 被処理水 W2 処理水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24H 9/00 B01D 35/02 J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽と加熱手段との間で風呂水を循環流
    動させることにより風呂水を常時所定の温度に保温する
    よう構成したものにおいて、風呂水を加熱保温するヒー
    タと、風呂水を殺菌する手段とが一つの容器に収納さ
    れ、当該一つの容器である装置本体には被処理水である
    風呂水が流入する流入口と、保温・殺菌を行った処理水
    が流出する流出口とが設けられていることを特徴とする
    風呂水の保温殺菌装置。
  2. 【請求項2】 前記殺菌手段は紫外線を発光するUV灯
    であり、当該UV灯とヒータはそれぞれの軸心が平行と
    なるように装置本体内に配置されていることを特徴とす
    る請求項1記載の風呂水の保温殺菌装置。
  3. 【請求項3】 風呂水の流入口は、その中心軸がUV灯
    及びヒータの軸心とほぼ直交するようにして装置本体に
    設けられていることを特徴とする請求項2記載の風呂水
    の保温殺菌装置。
  4. 【請求項4】 風呂水の流出口は、その中心軸がUV灯
    およびヒータの軸心とほぼ平行するようにして装置本体
    に設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記
    載の風呂水の保温殺菌装置。
  5. 【請求項5】 装置本体に対しては破損したUV灯の破
    片を捕集するための内蔵フィルタが設けられていること
    を特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の風呂水の
    保温殺菌装置。
  6. 【請求項6】 内蔵フィルタは、装置本体に対して着脱
    可能に設けられていることを特徴とする請求項5記載の
    風呂水の保温殺菌装置。
  7. 【請求項7】 循環水濾過用のフィルタは装置本体上流
    側に設けられていることを特徴とする請求項6記載の風
    呂水の保温殺菌装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140238913A1 (en) * 2013-02-22 2014-08-28 Caldesso, Llc Combined uv and heater for spa applications

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20140238913A1 (en) * 2013-02-22 2014-08-28 Caldesso, Llc Combined uv and heater for spa applications

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