JP3687819B2 - 浴槽水保温浄化システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆる24時間風呂等の浴槽水を保温・浄化する浴槽水保温浄化システムに関する。特には、このシステム内で繁殖するとして問題になりつつあるレジオネラ属菌を効率的に殺菌しうる浴槽水保温浄化システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
浴槽内の水を捨てないで浄化しながら何日にもわたって使用することが、最近行われるようになってきている。例えば、24時間風呂と呼ばれるものがあり、いつでも入浴できるという快適さ・利便性の他に、節水・省エネにも貢献するという利点がある。なお、本明細書でいう24時間風呂は、家庭用に限らず、公衆浴場や温泉、寮や老人ホームの浴場等の同種の風呂も含む。このような風呂には、浴槽水を循環浄化する浴槽水循環システムが設置されている。浴槽水循環システムは、浴槽水中のゴミ・汚れを除去するとともに細菌を殺菌して、浴槽水を清潔に保つ役割を果たす。
【0003】
浴槽水循環系には、人体から、もしくは外界から各種雑菌が混入する。そのような菌の1つとして、致死性の高いレジオネラ症の原因となるレジオネラ属菌がある。レジオネラ症は、多臓器障害を伴うレジオネラ肺炎(従来の在郷軍人病)と、インフルエンザ様の熱性疾患であるポンティアック熱(非肺炎型)の2つの病型がある。レジオネラ属菌が生息する土壌の砂塵やこれに汚染された冷却塔をはじめとした人工水等が本症の感染源となり、これまでに報告された集団発生の多くは、冷却塔水からエアロゾル(空気に浮遊した液体の粒子)によるレジオネラ属菌の飛散が原因である。エアロゾルを発生するのは冷却塔だけでなく、加湿器、40℃程度の貯湯タンク使用のシャワー、温泉、渦流浴、装飾用噴水も感染源となることがわかっている。人から人への感染はないので、感染源となる水利用設備でのレジオネラ属菌数とエアロゾル発生を少なくすることが重要である。
【0004】
浴槽水循環系に繁殖する雑菌の低減対策の施された浴槽水保温浄化システムも提案あるいは開発されている。
図6は、本願と同一出願人に係る特開平9−47756号に開示されている24時間風呂の機器構成を示す系統図である。
図6の24時間風呂は、浴槽101と、浴槽水の給湯循環システム107、及び、浴槽水の循環浄化システム103より構成されている。
給湯循環システム107は、温水熱源機105(ガス湯沸かし器、ボイラー、電気加熱式貯湯器等)や、循環ポンプ151及び配管153等から構成されている。給湯循環システム107は、浴槽101に新たなお湯を補充するのに用いられるとともに、浴槽水の保温用のお湯を熱交換器164に供給する。なおこの図の給湯循環システム107は、いわゆる即湯システムであり、バルブ155を開ければすぐにお湯が出るようになっている。バルブ155内で、お湯と、給水ライン156から供給される水とを混合して温度調整を行う。
【0005】
循環浄化システム103は、フィルター139や殺菌槽163を備えており、浴槽水を浄化・殺菌する。すなわち、浴槽101のお湯(浴槽水)は、配管111から循環ポンプ113によって吸いこまれ、配管115を通ってヘアキャッチャー129に入る。ヘアキャッチャー129では、毛髪等の大きなゴミが除去される。浴槽水は、次に配管133を通ってろ過槽139に送られ、ヘアキャッチャー129で除去されなかった小さなゴミ、垢、油分等が除去される。浴槽水は、次に配管141を通って殺菌槽163に送られ、一般細菌・大腸菌等が殺菌される。そして、浄化・殺菌された浴槽水は、温水−温水熱交換器164で加熱された後、配管165を通って浴槽101に戻される。なお、熱交換器164をバイパスする配管167の自動流調弁166の開度によって、浴槽に戻す湯温の自動調整を行う。家庭用の24時間風呂では、熱交換器164の代わりに電気式のヒーターが用いられるのが一般的である。
【0006】
浄化・殺菌方法は、各メーカにより異なるが、代表的なものとしては以下が知られている。
ろ過方式:生物膜ろ過(バクテリア方式)、物理的ろ過
殺菌方法:オゾン、塩素、紫外線、金属イオン等
また、ヘアキャッチャーならびにろ過槽は、基本的に手で洗浄することになるが、最近では自動で逆洗する機能が付加されたものがある。
【0007】
図6の浴槽水循環システムには、温水熱源機105と循環浄化システム103との間を結ぶ配管144と、6個の三方弁117等、及び配管119等が付設されており、高温殺菌機能が付加されている。具体的には、温水熱源機105で加熱された高温水(63℃以上)は、配管159、三方弁145、配管144を通って循環浄化システム103に供給される。次に、高温水は、三方弁143、配管141、三方弁137を通ってろ過槽139に送られるとともに、三方弁137から配管135、三方弁131を通ってヘアキャッチャー129に送られる。なお、図6の各三方弁において、黒く塗りつぶされているポートは閉、白抜きのポートは開を表す。
【0008】
ろ過槽139に入った高温水は、ろ過槽139を通過して、三方弁125を通り、排水管127から排出される。ヘアキャッチャー129に入った高温水は、ヘアキャッチャー129を通過して三方弁117、配管119、三方弁121、配管123、三方弁125を通り、排水管127から排出される。
【0009】
これらのヘアキャッチャー129やろ過槽139における高温水の流れは、通常の浴槽水循環の流れとは方向が逆になっており、ヘアキャッチャー129とろ過槽139を逆洗する操作となる。したがって、元々逆洗機能を有する循環浄化システムであれば、その逆洗回路に高温水を供給できるように改造することにより、図6の浴槽水循環システムが得られる。この際、ろ過槽は、高温殺菌による影響を避けるため、バクテリアによる方式ではなく、ガラスビース等を使用する物理的ろ過方式を採用する。
このように、このシステムでは、レジオネラ菌の主たる温床であるろ過槽に、高温水を通過させることにより、レジオネラ菌を殺菌し、浴槽内での増殖を防止するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の特開平9−47756号のようにフィルターの逆洗時に高温水を通して殺菌する方式では、保温浄化ユニット内を十分に加熱(一例60℃以上で5分間以上)を行うためには、大量(例えば10〜100リットル)の温水通水が必要となり、水及びエネルギの大量のロスが生じる。これでは24時間風呂の特徴である水の節約というメリットが薄れてしまう。
【0011】
一方、浴槽水の追い焚き時に高温水を通水する殺菌方式では、浴槽水加熱部から下流側(往き配管側)だけしか加熱することができない。また、追い焚きした後の加熱水をそのまま浴槽に戻す方式をとった場合、殺菌のために十分な加熱を行うと、浴槽水が高温になってしまう。この時に入浴するとやけどの心配がある。また、浴槽水を冷ますためには大量の水が必要になり、節水の効果は薄れてしまう。
【0012】
さらに、戻り配管、往き配管両方を加熱する方法として、本願と同一出願人に係る特願平8−162502号には、保温浄化ユニットから浴槽への往き配管と浴槽から保温浄化ユニットへの戻り配管との間にバイパス管路を設けて浄化システムの配管系に追い焚き加熱水を循環させるとの提案がなされている。しかしこの方式では、専用の循環短絡経路やシステムとの配線が必要で、施工が面倒であり、制御が複雑になるという欠点があった。
【0013】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、水やエネルギのロスが少なく、システムのほとんど全体をも効果的に殺菌できる浴槽水保温浄化システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の浴槽水保温浄化システムは、 浴槽水を循環する管路を有し、該管路中で浴槽水の加熱及び浄化を行う浴槽水保温浄化システムであって; ガス又は石油焚き、もしくは電気ヒーター式の浴槽水加熱保温部と、 浴槽水を濾過する濾過槽と、 浴槽水循環ポンプと、 循環管路の浴槽手前に設けられた、往きの浴槽水と戻りの浴槽水とを熱交換する水−水熱交換器と、 を具備することを特徴とする。
水−水熱交換器で高温の往きの浴槽水と戻りの浴槽水とを熱交換することにより、浴槽水戻り水を加熱することができる。そして、戻り配管の温度を上げて戻り配管内を殺菌又は制菌することができる。また、浴槽水への供給水の温度は、水−水熱交換器で浴槽水戻り水に熱を与えた結果下がるので、必要以上に浴槽水温度が上がることも抑制できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の1実施例に係る浴槽水保温浄化システムの構成を示す系統図である。図1の浴槽水保温浄化システムにおいて、浴槽水は、浴槽7→送受水口11→戻り配管13→浄化ユニット5内の配管33→循環ポンプ35→配管37→紫外線ランプ41→三方弁43→配管45→濾過槽49→配管51→三方弁53→配管55→配管57→浴槽水加熱保温部61→配管63→往き配管65→送受水口11→浴槽7と循環している。なお、送受水口11には粗フィルターが付いており、髪の毛のような大形のゴミはここでキャッチされる。
【0016】
浴槽水浄化ユニット5内の紫外線ランプ41は、浴槽水に紫外線を照射して殺菌するものである。濾過槽49は、濾過材(メッシュやビーズ等)を内蔵しており、浴槽水中の小さなゴミ、垢、油分等を除去する。
濾過槽49前後には三方弁43及び53が設けられている。これらの三方弁を切り替えることにより、濾過槽49の逆洗(水の流れは配管39→三方弁53→配管51→濾過槽49→配管45→三方弁43→配管47)を行えるようになっている。なお、三方弁で黒く塗りつぶされたポートは閉、白抜きのポートは開を表す。
【0017】
この浴槽水保温浄化システム5には、マイコンからなる制御部23及びリモコン式の設定部21が設けられている。同制御部23は、各温度センサ12、31からの温度信号を受けるとともに、浴槽水加熱部61や循環ポンプ35、三方弁43、53等を制御する。設定部21では、使用者が浴槽の温度を設定する。
【0018】
水−水熱交換器71は、浴槽水加熱部61で加熱された往き配管のお湯によって、戻り配管内の浴槽水を加熱するためのものである。
図3は、図1の水−水熱交換器の具体構造の一例を示す模式的断面図である。水−水熱交換器71は寄り添うように並行して延びる往き配管75と戻り配管77と、両者の間をつなぐ多数の伝熱フィン73とからなる。往き配管75の温水の熱が戻り配管77に伝わり、戻り配管77内の浴槽水の温度を昇温する。この水−水熱交換器71は、送受水口11と一体物とすることもできる。あるいは、保温浄化ユニット5内に収めることもできる。
【0019】
図4は、図1の水−水熱交換器の具体構造の他の一例を示す模式的断面図である。この水−水熱交換器71′は、内管83としての往き配管と、内管83の外周に二重管状に被さって延びる外管81としての戻り配管とからなる。内管83の温水の熱が外管81内に伝わり、外管81内の浴槽水の温度を昇温する。
【0020】
図2は、本発明の他の1実施例に係る浴槽水保温浄化システムの構成を示す系統図である。
この実施例の浴槽水保温浄化システム1′においては、浴槽水加熱部61が循環ポンプ35や濾過槽49の上流側(戻り配管側)に設置されている。したがって、細菌類が最も繁殖しやすく、熱容量の大きい濾過槽49をより高温にでき有効に殺菌しやすいとの利点がある。ただし、浴槽水加熱部61を通過する浴槽水が比較的汚れているため同部61の水管に汚れが付きやすいことは欠点である。なお、送受水口11には簡単な構造のフィルターが装着されており、大きなゴミはここで取り除かれる。
【0021】
図1の浴槽水保温浄化システムの温度制御について説明する。
上述のように、送受水口11と水−水熱交換器71の間の戻り配管には浴槽水温度センサ(サーミスタ)12が設置されている。また、水−水熱交換器71の出側の戻り配管13内には戻り配管温度センサ(サーミスタ)31が設置されている。
【0022】
上記サーミスタ12の温度が使用者が設定した温度になるように、また、水−水熱交換器71の出側のサーミスタ33の温度がレジオネラ菌制菌温度以上となるように、制御部23は、浴槽水加熱部61及び循環ポンプ35を制御する。具体的には、浴槽水加熱部61がガス焚きの場合は、ガス流量を制御する。また、ポンプ35の回転数を可変としておき、ポンプ35の回転数を制御する。
【0023】
温度例は以下である。なお、以下は追い焚き時の温度例である。
温度例1
往き配管:水−水熱交換器入側80℃、水−水熱交換器出側55℃
戻り配管:水−水熱交換器入側40℃、水−水熱交換器出側65℃
温度例2
往き配管:水−水熱交換器入側70℃、水−水熱交換器出側50℃
戻り配管:水−水熱交換器入側40℃、水−水熱交換器出側60℃
【0024】
浴槽水保温浄化システムの戻り配管13の温度を1日1時間以上55℃以上とすることで、浴槽水保温浄化システム内のレジオネラ菌を殺菌することができる。さらに、1日5分間以上65℃以上とすることが好ましい。この場合、レジオネラ菌を短時間で有効に殺菌することができる。このような高温通水の時間は、浴槽水の追い焚き時に確保できる。
【0025】
図5は、本発明の浴槽水保温浄化システムの変形例における水−水熱交換器と浴槽の接続部周辺を示す系統図である。
この例においては、往き配管65における水−水熱交換器71と浴槽7との間に、空冷部としての放熱管91が設けられている。放熱管91の外周には、多数の放熱フィン93が取り付けられている。この放熱管91の横にはブロワー95が設けられている。ブロワー95は制御部(図1の符号23)によってコントロールされる。ブロワー95が回転すると、放熱フィン93に風が当り、放熱管91が冷却され、同管91の中を通る温水の温度が下がる。
【0026】
この放熱管は、水−水熱交換器71の出側の往き水の温度が、上述の浴槽水加熱部や循環ポンプの制御を行った場合においても高すぎるような場合に、浴槽水7への供給湯温を下げる役割を果す。放熱管91の出側にはサーミスタ97が設置されており、同サーミスタの検知する温度が、例えば60℃以下となるよう、制御部はブロワー95の回転数を制御する。
【0027】
本発明の浴槽水保温浄化システムにおいては、制御部が、浴槽水を使用者の設定温度まで沸き上げた後、上記循環ポンプを数分間停止して、保温浄化ユニット5内の循環経路及び往き配管65、戻り配管13を高温に保持することができる。通常の24時間風呂では循環ポンプは回りっぱなしであるが、この場合は一時的にポンプを停止して循環管路中の水流を止め、管内の高温のお湯の残熱で殺菌してやるのである。これは、追い焚き時間(リモコン設定温度まで浴槽水を沸き上げる時間)内では、十分な殺菌が行えない場合、有効である。例えば65℃以上で5分間保持すれば、レジオネラ属菌を完全に死滅させることができる。
また、この経路内の温度をさらに高くなるように制御、保持することにより、この時間を短縮することも可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、エネルギ及び水のロスが少ないレジオネラ属菌制菌能力のある浴槽水保温浄化システムが得られる。また、往き配管、戻り配管の大部分を含め、システムのほとんど全体を制菌できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る浴槽水保温浄化システムの構成を示す系統図である。
【図2】本発明の他の1実施例に係る浴槽水保温浄化システムの構成を示す系統図である。
【図3】図1の水−水熱交換器の具体構造の一例を示す模式的断面図である。
【図4】図1の水−水熱交換器の具体構造の他の一例を示す模式的断面図である。
【図5】本発明の浴槽水保温浄化システムの変形例における水−水熱交換器と浴槽の接続部周辺を示す系統図である。
【図6】従来の一般的な24時間風呂の機器構成を示す系統図である。
【符号の説明】
1 浴槽水保温浄化システム 5 保温浄化ユニット
7 浴槽 11 送受水口
12 浴槽水サーミスタ 13 戻り配管
21 リモコン 23 制御部
31 戻り配管サーミスタ 33 配管
35 循環ポンプ 37 配管
39 配管 41 紫外線ランプ
43 三方弁 45、47 配管
49 濾過槽 50 濾過材
51 配管 53 三方弁
55 配管 61 浴槽水加熱部
63 配管 65 往き配管
71 水−水熱交換器 73 伝熱フィン
81 外管 83 内管
91 放熱管 93 放熱フィン
95 ブロワー 97 サーミスタ

Claims (23)

  1. 浴槽水を循環する管路を有し、該管路中で浴槽水の加熱及び浄化を行う浴槽水保温浄化システムであって;
    ガス又は石油焚き、もしくは電気ヒーター式の浴槽水加熱保温部と、
    浴槽水を濾過する濾過槽と、
    浴槽水循環ポンプと、
    循環管路の浴槽手前に設けられた、往きの浴槽水と戻りの浴槽水とを熱交換する水−水熱交換器と、
    を具備することを特徴とする浴槽水保温浄化システム。
  2. 上記戻り配管における上記水−水熱交換器と上記浴槽水加熱部との間に、戻り配管温度センサが設けられていることを特徴とする請求項1記載の浴槽水保温浄化システム。
  3. さらに、上記温度センサよりの温度信号を受けて上記浴槽水加熱部及び循環ポンプ等を制御する制御部を具備し、
    上記制御部が上記温度センサ検知温度を1日に一時間以上55℃以上とするよう各部を制御することを特徴とする請求項2記載の浴槽水保温浄化システム。
  4. さらに、上記温度センサよりの温度信号を受けて上記浴槽水加熱部及び循環ポンプ等を制御する制御部を具備し、
    上記制御部が上記温度センサ検知温度を1日に5分間以上65℃以上とするよう各部を制御することを特徴とする請求項2記載の浴槽水保温浄化システム。
  5. 上記戻り配管における上記浴槽と上記水−水熱交換器との間に浴槽水温度センサが設けられていることを特徴とする請求項3又は4記載の浴槽水保温浄化システム。
  6. 上記制御部に、使用者が浴槽温度を設定する温度設定部が設けられており、上記制御部が上記浴槽水温度センサ検知温度を該設定温度となるように各部を制御することを特徴とする請求項5記載の浴槽水保温浄化システム。
  7. 上記水−水熱交換器が、浴槽に付設された送受水口と一体化されていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の浴槽水保温浄化システム。
  8. 上記浴槽水加熱部、濾過槽及び循環ポンプが保温浄化ユニット内に収められており、上記水−水熱交換器が該保温浄化ユニットに内蔵されていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の浴槽水保温浄化システム。
  9. 上記水−水熱交換器が二重管式であり、戻り配管及び往き配管の一部として代用されていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の浴槽水保温浄化システム。
  10. 浴槽水を循環する管路を有し、該管路中で浴槽水の加熱及び浄化を行う浴槽水保温浄化システムであって;
    ガス又は石油焚き、もしくは電気ヒーター式の浴槽水加熱保温部と、
    浴槽水を濾過する濾過槽と、
    浴槽水循環ポンプと、
    循環管路の浴槽手前に設けられた、往きの浴槽水と戻りの浴槽水とを熱交換する水−水熱交換器と、
    上記戻り配管における上記水−水熱交換器と上記浴槽水加熱部との間に設けられた戻り配管温度センサと、
    上記戻り配管における上記浴槽と上記水−水熱交換器との間に設けられた浴槽水温度センサと、
    上記両温度センサよりの温度信号を受けて上記浴槽水加熱部、循環ポンプ等を制御する制御部と、 を具備し;
    上記制御部に、使用者が浴槽温度を設定する温度設定部が設けられており、上記制御部が上記浴槽水温度センサ検知温度が該設定温度となるよう各部を制御するとともに、
    上記制御部が、上記戻り配管温度センサ検知温度を周期的に一定時間以上レジオネラ菌制菌温度とするよう各部を制御することを特徴とする浴槽水保温浄化システム。
  11. 上記制御部が、上記浴槽水加熱部の加熱量及び浄化循環水量の制御を行う請求項10記載の浴槽水保温浄化システム。
  12. 上記浴槽水加熱部がガス焚き方式であり、上記制御部が浴槽水加熱部の燃焼ガス量を制御する請求項11記載の浴槽水保温浄化システム。
  13. 上記制御部が上記循環ポンプの回転数を制御する請求項11記載の浴槽水保温浄化システム。
  14. 上記往き配管における水−水熱交換器と浴槽との間に空冷部を有する請求項9記載の浴槽水保温浄化システム。
  15. 上記空冷部に空冷用ブロワーが付設されている請求項14記載の浴槽水保温浄化システム。
  16. 上記空冷部に冷却フィンが付設されている請求項14又は15記載の浴槽水保温浄化システム。
  17. 上記空冷部出側部に温度センサが設けられていることを特徴とする請求項10〜16いずれか1項記載の浴槽水保温浄化システム。
  18. 上記制御部が、上記温度センサ検知温度が上記設定温度となるように上記ブロワーの回転数を制御することを特徴とする請求項17記載の浴槽水保温浄化システム。
  19. 上記制御部が、浴槽水追い焚き中に、上記戻り配管温度センサの検知温度が55℃以上となるように浴槽水加熱部の加熱量及び循環水流量を制御する請求項10記載の浴槽水保温浄化システム。
  20. 上記制御部が、浴槽水追い焚き中に、上記戻り配管温度センサの検知温度が65℃以上となるように浴槽水加熱部の加熱量及び循環水流量を制御する請求項10記載の浴槽水保温浄化システム。
  21. 上記制御部が、浴槽水を使用者の設定温度まで沸き上げた後、上記循環ポンプを停止して保温浄化ユニット側を一定時間高温に保持することを特徴とする請求項10記載の浴槽水保温浄化システム。
  22. 上記制御部が、浴槽水を使用者の設定温度まで沸き上げた後、上記循環ポンプを停止して保温浄化ユニット側を一時間以上50℃以上の高温に保持することを特徴とする請求項10記載の浴槽水保温浄化システム。
  23. 上記制御部が、浴槽水を使用者の設定温度まで沸き上げた後、上記循環ポンプを停止して保温浄化ユニット側を5分間以上65℃以上の高温に保持することを特徴とする請求項10記載の浴槽水保温浄化システム。
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