JP4301964B2 - 循環式浴槽の殺菌システム - Google Patents

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本発明は循環式浴槽の循環系路で繁殖するレジオネラ菌を殺菌するための循環式浴槽の殺菌システムに係り、特に、循環運転中は常時殺菌した湯を浴槽に供給できるようにした循環式浴槽の殺菌システムに関するものである。
最近、リゾート地の温泉施設で、循環式浴槽を利用した利用者がレジオネラ菌に感染する事故が増加している。
レジオネラ属菌は、0.3〜0.9×2〜20μmの非抗酸性細菌で、通常は1本の鞭毛があり運動性があり、他の細菌や藻類の代謝産物を利用したり、アメーバ等の細菌捕食性原生動物に寄生して増殖すると言われている。これら生物が生息する生物膜(バイオフィルム)の内部にいるレジオネラ属菌は、外界から保護されていると考えられている。
レジオネラ症は、臨床症状からレジオネラ肺炎と、インフルエンザ様のポアンティック熱という2つの病型に大別される。レジオネラ肺炎は、7〜10日の潜伏期の後に、発熱、全身倦怠、頭痛などで始まり、劇症型の場合は発病後1週間以内に死亡することもある。ポアンティック熱はインフルエンザに似た熱性疾患で、予後はよく、自然治癒するといわれている。
従来、一般的な循環式浴槽は、浴槽内の水や温泉をポンプで、ヘアキャチャー(集毛器)を介して吸い込み、ポンプの手前で、髪の毛などを除去した後、これを濾過器(濾材は、天然砂、人工砂、繊維を使用したフィルタなど)に押し込み、濾過器を通過浸透させて汚れを取り除いた後、熱交換器を通して昇温して浴槽に湯を戻すようにしている。
この循環式浴槽の滅菌システムでは、濾過器内の濾材は、定期的(1回/日)に、濾過器内に水を逆方向に流して逆洗浄を行って、濾材に詰まった汚れを除去し、浴槽水の消毒は、濾過器から浴槽に至る水に、或いは濾過器に入る前の水に塩素剤を投入して、残留塩素濃度を管理基準濃度内(0.2〜0.4mg/L)を1日に2時間以上保つようにしている。
この循環式浴槽の水への塩素剤の投入は、浴槽の利用後で、1週間に2回程度行って消毒しているが、ある種の入浴剤を使用した場合、管理基準濃度内或いはそれ以上に保持できている条件下でも入浴剤がバイオフィルム(生物膜)となり、レジオネラ属菌が死滅しない現象がでてきている。このバイオフィルムは、配管や濾過器内に形成されるため、バイオフィルムが保護膜となって、塩素剤による殺菌で死滅させることが困難であり、また常時利用中にレジオネラ属菌が、配管や濾過器内に定着して繁殖することが避けられない問題がある。
そこで、特許文献1,2に示されるように、循環水を65℃以上に加熱し、この高温水を濾過器やその配管系に流してバイオフィルム内に生息しているレジオネラ属菌を加熱殺菌することがなされている。
特開平9−324953号公報 特開平9−299719号公報
しかしながら、高温水で濾過器を殺菌しても、その高温水は、最終的に加熱していない循環水と混合して、浴槽に入浴に適した温度にして戻す必要があるため、レジオネラ菌を完全に殺菌することは不可能である。
しかも、本発明者らの実験では、60℃に配管系を30分間保っても、バイオフィルム内に生息したレジオネラ属菌を完全に死滅させることはできないこと、このためには配管系内に高濃度の次亜塩素酸ナトリウム等の殺菌・洗浄剤を注入して濾過器を含む配管系の全体を洗浄した後、殺菌しなければレジオネラ属菌を完全に死滅させることができないことが分かった。
このことは、24時間風呂のように常時運転中の浴槽循環系路で、レジオネラ属菌を増殖させないためには、頻繁に浴槽循環系路を洗浄しなければ、レジオネラ属菌の増殖は避けられないこと、言い換えれば、完全な24時間風呂でのレジオネラ属菌の発生は避けられないことを意味する。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、浴槽の使用中に浴槽に給湯される湯を完全に殺菌して供給できる循環式浴槽の殺菌システムを提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、浴槽の湯を循環する循環ポンプが接続された循環系路と、その循環系路の回収側と供給側の循環水とを熱交換すべく接続されたプレート式熱交換器と、プレート式熱交換器の回収側と供給側間に接続され、回収側で予熱された循環水を加熱して80℃以上の高温水にする加熱器と、循環ポンプからプレート熱交換器の回収系に至る循環系路に接続された濾過器とを備え、さらに、上記循環系路に接続され、浴槽からの循環水を、濾過器をバイパスしてプレート式熱交換器に流し、加熱器で加熱された高温水を濾過器に流し、さらに濾過器をバイパスした循環水と熱交換すべくプレート式熱交換器に流した後、浴槽に給湯する濾過器殺菌回路を備えた循環式浴槽の殺菌システムである。
請求項2の発明は、上記加熱器からプレート式熱交換器の供給側間の循環系路に、加熱器で80℃以上にされた高温水の滞留時間を2分以上に保つ貯留タンクが接続される請求項1記載の循環式浴槽の殺菌システムである。
本発明は、プレート式熱交換器を用いて回収側と供給側の循環水を熱交換して循環させることで、循環水の全量を80℃に加熱すると共にこの高温水を2分以上に保つことで、レジオネラ属菌を給湯系配管から完全に死滅させることが可能となり、また殺菌後の高温水は、プレート式熱交換器で熱回収して入浴に適した温度に調整して給湯することができる。また、定期的に高温水を濾過器に供給し、濾過器内も高温殺菌した後、これを入浴に適した温度に調整して給湯することができ、循環系路の配管や濾過器内のレジオネラ属菌、及びその他の雑菌を含めてほぼ完全に殺菌することができる。
以下本発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の循環式浴槽の殺菌システムの全体構成を示す図で、図において、10は、リゾート地、各種浴場設備などの大容量の浴槽で、底面に排水口11、下部(或いは上方)に給湯口12を備えている。浴槽10からオーバーフローした湯Yは、浴槽10の周縁の湯受け溝13から、給水タンク14或いはそのまま排水ライン15で排水される。
この浴槽10の排水口11と給湯口12とを結んで、浴槽10内の湯Yを循環する循環系路16が接続される。
循環系路16の回収側系路16aには、循環水中に含まれる髪の毛などを除去するヘアキャッチャ17、循環ポンプ18、濾過器19、プレート式熱交換器20の回収側熱交換部20a、加熱器21が接続され、加熱器21より下流側の供給側系路16bには、滞留時間を調整する貯留タンク22、プレート式熱交換器20の供給側熱交換部20bが接続される。これにより浴槽10内の湯Yは、これら機器を通して循環されるようになっている。
また循環系路16のヘアキャッチャ17の上流側には、給水タンク14からの給水ライン23が接続される。給水ライン23には、給水開閉弁24,逆止弁25が接続される。
循環ポンプ18は、浴槽10の湯Yを1時間当たり2回半程度循環できる容量にされ、かつインバータ装置26で、その循環水量が可変に制御される。循環ポンプ18の循環量の制御は、後述するが、回収側系路16aに接続した温度検出器27の検出温度に基づいて温度調節計28が、設定の給湯温度(例えば43℃)となるようにインバータ装置26を介して循環ポンプ18の循環量を制御するようになっている。
また、排水口11からヘアキャッチャ17に至る回収側系路16aには、残留塩素濃度自動計測器30が接続され、その残留塩素濃度に基づいて消毒剤注入装置31、注入ポンプ32を介して給湯中の塩素濃度が管理基準濃度内(0.2〜0.4mg/L)になるように、給湯口12に至る供給側系路16bに塩素等の消毒剤を注入するようになっている。
循環ポンプ18からの循環水は、第1切替弁33から、濾過側開閉弁34を通して、濾過器19の上部に供給され、濾過器19内で、循環水中の浮遊物や固形物が除去された後、濾過器19の下部から回収側系路16aの主回収側ライン36に流れてプレート式熱交換器20の回収側熱交換部20aに流れるようにされる。
なお、濾過器19内を逆洗浄する際には、逆洗用開閉弁37から濾過器19の下部に導入され、排出用開閉弁38より逆洗ライン39にて排水されて、濾過器19内に、濾過にて残った固形物等を排水できるようになっている。
濾過器19の下部から回収側系路16aの主回収側ライン36aに流れた循環水は、第2切替弁40と、第3切替弁41を通してプレート式熱交換器20側に流れ、入口側開閉弁42iから回収側熱交換部20aに流れ、出口側開閉弁42oより加熱器21に流れる。また、主回収側ライン36aには、循環水を回収側熱交換部20aに流すため、或いは回収側熱交換部20aに流さずに直接加熱器21に流すためのバイパス開閉弁42cが接続される。
加熱器21は、例えば熱交換式のもので、加熱器21内の伝熱部21aを通る循環水を、伝熱部21b熱媒が通ると熱交換して、循環水を80℃以上の温度に加熱するようになっている。
この加熱器21と貯留タンク22に至る供給側系路16bには、温度検出器45が設けられ、その温度検出器45で検出される温度が80℃以上となるように、温度調節計46が熱媒量を調整する調整弁47を制御して加熱量を制御するようになっている。
貯留タンク22は、加熱器21で80℃以上に加熱された高温水を2分以上滞留させる容量に形成され、また確実に2分以上の滞留時間となるように入口側と出口側との高温水が混ざらないように内部を邪魔板などで、入口側高温水が出口に流れないようにされる。
この貯留タンク22からの高温水は、主供給側ライン36bより、プレート式熱交換器20側に流れ、入口側開閉弁52iから供給側熱交換部20bに流れ、出口側開閉弁52oより供給側系路16bの主供給側ライン36bに流れ、給湯口12を通して浴槽10に給湯されるようになっている。また、主供給側ライン36bには、高温水を供給側熱交換部20bに流すためのバイパス開閉弁52cが接続される。
プレート式熱交換器20では、上述のように供給側熱交換部20aに濾過器19からの循環水(40℃以下)が流れ、供給側熱交換部20bに高温水(80℃以上)が流れることで、循環水は、その出口側で77℃程度まで昇温し、逆に高温水は、その出口側で43℃程度に降温する。このようにプレート式熱交換器20にて循環水と高温水とを熱交換することで、両者の温度を全く逆の温度に高効率で変換することができる。従って、循環水の全量を80℃以上に加熱して2分以上に保つことで、循環水中に混ざったレジオネラ属菌やその他の雑菌は、ほぼ完全に加熱殺菌することができると共に、供給側循環路16b内に形成されたバイオフィルム中に生息しているレジオネラ属菌も加熱殺菌することが可能となる。
従来においては、60℃以上に配管系を保つことで、レジオネラ属菌を殺菌できるとされていたが、実際には、バイオフィルムは配管系の内面に形成され、外部は大気に晒されているため、バイオフィルム内に生息しているレジオネラ属菌は、30分間以上その温度にしても死滅しない。本発明においては、80℃以上にすることで、バイオフィルム内にレジオネラ属菌が生息していても、80℃以上の高温水に晒すことで、レジオネラ属菌を確実に死滅させることが可能となる。
上述した形態は、通常の循環運転におけるレジオネラ属菌の殺菌システムであるが、この循環運転中に、濾過器19内に入浴剤や垢などにてバイオフィルムは形成され、そのバイオフィルム内にレジオネラ属菌が生息し、これが塩素殺菌によっても死滅しないため、本発明においては、この濾過器19内も加熱殺菌できるように、循環系路16に濾過器殺菌回路60を接続し、加熱器21で加熱した高温水を濾過器19に流し、その濾過器19を通った高温水を加熱器21に至る循環水とプレート式熱交換器20で熱交換させて、高温水を入浴に適した温度に調整して浴槽10に給湯できるようにしたものである。
この濾過器内殺菌システムを、再度、図1を用いて説明する。
先ず、循環ポンプ18の吐出側には、第1切替弁33の入口側から分岐して、第4切替弁61が接続された循環水バイパスライン62aが接続され、このバイパスライン62aが、主回収側ライン36aの第3切替弁41の下流でかつプレート式熱交換器20の回収側熱交換部20aの入口側開閉弁42iの近傍に接続される。
また、貯留タンク22から高温水がプレート式熱交換器20の供給側熱交換部20bに流れる主供給側ライン36bより分岐して、高温水バイパスライン62bが接続されると共に、その高温水バイパスライン62bに第5切替弁63が接続される。この高温水バイパスライン62bは、第1切替弁33と入口側開閉弁34間に接続され、高温水が濾過側開閉弁34を通して濾過器19に供給できるようにされる。
さらに、濾過器19を通り、第2切替弁40を通った殺菌後の高温水を、第3切替弁41の上流側の主回収側ライン36aより分岐して高温水供給側バイパスライン65が接続されると共に、その殺菌済み高温水バイパスライン65に第6切替弁66が接続される。この高温水供給側バイパスライン65の下流側は、プレート式熱交換器20の供給側熱交換部20bに流すべく、入口側開閉弁52iの下流側に接続されるようにされる。
このように、循環水バイパスライン62a、高温水バイパスライン62b、高温水供給側バイパスライン65にて濾過器殺菌回路60が構成され、加熱器21から、図では貯留タンク22を介した80℃以上の高温水が、濾過器19に供給され、濾過器19内のバイオフィルム内に生息しているレジオネラ属菌を加熱殺菌することが可能となる。
すなわち、先ず、第1切替弁33を閉、第2切替弁40を開、第3切替弁41を閉、第4切替弁61を開とし、循環ポンプ18からの循環水を、第4切替弁61を通し、循環水バイパスライン62aからプレート式熱交換器20の回収側熱交換器20aに供給して加熱器21に流し、加熱器21で80℃以上に加熱され、貯留タンク22を通った高温水が、第5切替弁63を介し高温水バイパスライン62bを通し、濾過側開閉弁34を通して濾過器19内に供給され、その濾過器19内を通る間に濾過器19内を80℃以上に加熱するため、バイオフィルム内に生息しているレジオネラ属菌が加熱殺菌される。この後高温水は、主回収側ラインの第2切替弁40を通り、第6切替弁66を介して高温水供給側バイパスライン65に流れ、さらにプレート式熱交換器20の供給側熱交換部20bに流れ、回収側熱交換部20aを流れる循環水(40℃)と熱交換して、入浴に適した温度(43℃程度)にされて、供給側系路16bより給湯口12から浴槽10内に供給される。
この濾過器19の加熱殺菌運転は、例えば数時間の通常運転の後、5分程度行うようにすることで、濾過器19内のレジオネラ属菌の繁殖をなくすことが可能となる。このように、濾過器19内を高温水を供給して殺菌している間でもその殺菌処理後の高温水の全量をプレート式熱交換器20の供給側熱交換部20bに供給して回収側熱交換器20aを通る循環水と熱交換して浴槽10に供給できるため、24時間浴槽10の温度を適正に保ちながら、循環水系路を加熱殺菌することが可能となる。
次に、本発明に用いるプレート式熱交換器20の詳細を図2、図3を用いて説明する。
図2、図3に示すように、プレート式熱交換器20は、長方形状のフィンプレート70からなり、その四隅に、高温水と循環水の給水と排水のためのヘッダ通路72が形成され、そのフィンプレート70に循環水が流れるように循環水の給排ヘッダ通路72aとつながるように給排路73aを形成した回収側フィンプレート70aと、高温水が流れるように高温水の給排ヘッダ通路72bとつながるように給排路73bを形成した供給側フィンプレート70bとを交互に積層した積層体で構成される。
図2は、説明の便宜上10枚のフィンプレート70を積層したプレート式熱交換器20の循環水の流れと高温水の流れを示したもので、実線が循環水の流れを、点線が高温水の流れを示している。この図2に示すように、フィンプレート70の積層方向で循環水と高温水とを対向流とすることで、高温水入口側と循環水出口側は、高温水の温度と同じ高温状態に、高温水出口側と循環水入口側は、循環水の温度と同じようにすることができ、伝熱効率の良いものとすることができる。また図では、高温水と循環水との給排口が上方になるように流路を変更しているが、給排口を上下になるようにしてもよい。
またこのプレート式熱交換器20は、図3に示すように、各フィンプレート70は、その周囲にパッキンが設けられ、これを上下の鋼製のガイドを74,75にスライド自在に係合されて積層され、この積層体をボルトナットで挟持して保持される構造のため、各フィンプレート70は、図3に示すように分解取り外しが可能であり、フィンプレート70にスケール等が溜まったり、バイオフィルムが強固に付着しても分解清掃が可能であり、メンテナンスにとっても優位である。
以上、本発明の最良の形態について説明したが、本発明は上述した形態の外に種々の変更が可能である。すなわち、濾過器19を高温洗浄する際には、循環水を、供給側循環路16bを加熱する通常運転と同様にプレート式熱交換器20の回収側熱交換部20aに流し、高温水を回収側熱交換部20bに流したが、この逆に流すようにしても良い。
本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明のシステムに用いるプレート式熱交換器の詳細を示す概略図である。 本発明のシステムに用いるプレート式熱交換器の分解組立状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 浴槽
19 濾過器
20 プレート式熱交換器
21 加熱器
22 貯留タンク

Claims (2)

  1. 浴槽の湯を循環する循環ポンプが接続された循環系路と、その循環系路の回収側と供給側の循環水とを熱交換すべく接続されたプレート式熱交換器と、プレート式熱交換器の回収側と供給側間に接続され、回収側で予熱された循環水を加熱して80℃以上の高温水にする加熱器と、循環ポンプからプレート熱交換器の回収系に至る循環系路に接続された濾過器とを備え、
    さらに、上記循環系路に接続され、浴槽からの循環水を、濾過器をバイパスしてプレート式熱交換器に流し、加熱器で加熱された高温水を濾過器に流し、さらに濾過器をバイパスした循環水と熱交換すべくプレート式熱交換器に流した後、浴槽に給湯する濾過器殺菌回路を備えたことを特徴とする循環式浴槽の殺菌システム。
  2. 上記加熱器からプレート式熱交換器の供給側間の循環系路に、加熱器で80℃以上にされた高温水の滞留時間を2分以上に保つ貯留タンクが接続される請求項1記載の循環式浴槽の殺菌システム。
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