JP2002130715A - 2室用暖房換気乾燥機の制御システム - Google Patents

2室用暖房換気乾燥機の制御システム

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JP2002130715A
JP2002130715A JP2000327739A JP2000327739A JP2002130715A JP 2002130715 A JP2002130715 A JP 2002130715A JP 2000327739 A JP2000327739 A JP 2000327739A JP 2000327739 A JP2000327739 A JP 2000327739A JP 2002130715 A JP2002130715 A JP 2002130715A
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room
bathroom
heating
water heater
unit
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JP2000327739A
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English (en)
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Giichi Hata
義一 秦
Akihiko Hiroishi
昭彦 広石
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の給湯機で浴槽の湯はり開始と同時に、
2室(浴室、脱衣室)の暖房を連動してスタートさせる
ことができ、操作性の向上及び節電を図る。 【解決手段】 給湯機4と浴室用ユニット6と脱衣室用
ユニット9とを備えた2室用暖房換気乾燥機の制御シス
テムである。浴槽の湯はりを開始する暖房連動スイッチ
が押されたときに給湯機4の運転に連動して浴室用ユニ
ット6と脱衣室用ユニット9の運転を開始すると共に、
湯はり開始時から一定時間経過後に浴室用ユニット6と
脱衣室用ユニット9の運転を共に自動停止させるための
2室暖房運転モードを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2室用暖房換気乾
燥機の制御システムに関し、詳しくは1台の給湯機で浴
槽の湯はり開始と同時に2室(浴室、脱衣室)の暖房を
スタートさせる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一台の給湯機により風呂注湯、又
は、追い炊きを行い、更に浴室暖房、又は脱衣室暖房を
行うことができる暖房換気乾燥システムが知られている
が、従来の暖房換気乾燥システムでは、浴室用暖房機と
脱衣室用暖房機とが別体で構成されており、2室を暖房
する場合には、2室専用リモコンを用いて各室の暖房操
作を別々に行う必要があった。また一般に、各暖房機を
操作する2室専用リモコンは脱衣室にあり、給湯機を制
御する給湯機リモコンは浴室と台所にあるため、入浴時
に暖房する場合、給湯機リモコンと2室専用リモコンの
両方を操作する必要があり、煩わしいものであった。ま
た、2室専用リモコンの操作をし忘れることもあり、さ
らに、入浴後に暖房の切り忘れが生じやすく、消費電力
の無駄を招くという問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
例の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的と
するところは、1台の給湯機で浴槽の湯はり開始と同時
に、2室(浴室、脱衣室)の暖房を連動してスタートさ
せることができ、操作性の向上及び節電を図ることがで
きる2室用暖房換気乾燥機の制御システムを提供するに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、風呂注湯又は追い炊きを行う給湯
機4と、給湯機4からの温水と浴室3内の空気との熱交
換によって浴室3内に温風を循環供給する浴室用ユニッ
ト6と、給湯機4からの温水と脱衣室7内の空気との熱
交換によって脱衣室7内に温風を循環供給する脱衣室用
ユニット9とを備えた2室用暖房換気乾燥機の制御シス
テムであって、浴槽の湯はりを開始する暖房連動スイッ
チ61が押されたときに給湯機4の運転に連動して浴室
用ユニット6と脱衣室用ユニット9の運転を開始すると
共に、湯はり開始時から一定時間経過後に浴室用ユニッ
ト6と脱衣室用ユニット9の運転を共に自動停止させる
ための2室暖房運転モードを備えていることを特徴とし
ており、このように構成することで、暖房連動スイッチ
61の操作だけで、2室暖房モードに入り、2室(浴室
3、脱衣室7)同時に暖房をスタートさせることがで
き、入浴時には既に暖かい浴室3、脱衣室7とすること
ができ、これにより、従来のように複数のスイッチ操作
を行う必要がなくなり、また所定時間経過後に自動的に
切れるので、暖房の切り忘れを防止できる。
【0005】また上記給湯機4を操作する給湯機リモコ
ン81を浴室3と台所62とに設け、各給湯機リモコン
81に浴槽の湯はりのみを開始する自動湯はりスイッチ
63をそれぞれ設けると共に、給湯機リモコン81の少
なくとも一方に暖房連動スイッチ61を設けるのが好ま
しく、この場合、浴室暖房、脱衣室暖房を行うかどうか
の選択を、台所62又は浴室3に設けた給湯機リモコン
81で行うことができる。
【0006】また上記給湯機4と連動した浴室暖房及び
脱衣室暖房中に、浴室3又は脱衣室7に設けた2室専用
リモコン82により浴室用ユニット6又は脱衣室用ユニ
ット9を個別に停止可能とするのが好ましく、この場
合、浴室3又は脱衣室7で、しかも2室専用リモコン8
2の1回の操作だけで、浴室暖房と脱衣室暖房とを各々
独立してOFF操作を行うことができる。
【0007】また上記2室暖房モードは、温水入り口温
度が一定温度以下のときには脱衣室用の循環ファン2を
止める待機モードを備えているのが好ましく、この場
合、冷風が脱衣室7に循環するのを防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0009】本実施形態の2室用暖房換気乾燥機は、図
1に示すように、浴室3の天井裏13に設置され、その
近傍に天井部11の浴室点検口12が設けられている。
2室用暖房換気乾燥機は、浴室用ユニット6と脱衣室用
ユニット9とを備える。浴室用ユニット6は、浴槽26
の長手方向と略平行に配置された平面視長方形のケーシ
ング27を備え、このケーシング27内部には、浴室3
内の空気を循環させるためのシロッコファン等からなる
循環ファン1と、この循環ファン1により循環される空
気を給湯機4からの温水との熱交換によって加熱する浴
室用熱交換器5とが収納されている。なお図1中の4は
給湯機である。
【0010】脱衣室用ユニット9は、上記浴室用ユニッ
ト6のケーシング27よりも小形のケーシング28を備
え、このケーシング28内部に脱衣室7内の空気を循環
させるためのシロッコファン等からなる循環ファン2
と、この循環ファン2により循環される空気を給湯機4
からの温水との熱交換によって加熱する脱衣室用熱交換
器8とが収納されている。この脱衣室用ユニット9は、
浴室用ユニット6の浴室点検口12側の面に取り外し可
能に固定されているのが望ましい。
【0011】浴室用ユニット6の浴室点検口12側の面
には、図1に示すように、屋外への排気用ダクト14が
接続される排気用ファン93のダクト接続口15と、給
湯機4の温水循環往路用パイプ16aと温水循環復路用
パイプ16bとが差し込まれるパイプ差込穴23とが設
けられている。また、脱衣室用ユニット9の浴室点検口
12側の面及びこの面と垂直な面には、脱衣室7の空気
吸込口90と空気吹出口91とに連通する一対の循環用
ダクト18,18が個別に接続される一対のダクト接続
口19a,19bが設けられている。
【0012】図3は、2室用暖房換気乾燥機の制御シス
テムの一例を示している。熱交換部50と循環用ポンプ
51とを備えた給湯機4からの温水は、温水循環往路用
パイプ16aを通って、浴室用ユニット6内の熱動弁3
0を介して循環経路52内に供給される。この循環経路
52には、脱衣室用ユニット9内に挿入される第1の熱
交換器用配管53と、第1の熱交換器用配管53よりも
下流に配置されて、熱交換器浴室用ユニット6内の空気
吸込口55と循環ファン2との間に配置される第2の熱
交換器用配管54とが設けられている。第2の熱交換器
用配管54の下流は、温水循環復路用パイプ16bを通
って、給湯機4に戻されるようになっている。なお図3
中の58はルーバーである。
【0013】ここで、上記給湯機4を制御する給湯機リ
モコン81は、浴室3と台所62とに設けられている。
各給湯機リモコン81には、図9に示すように、浴槽2
6の湯はりのみを自動的に開始する自動湯はりスイッチ
63が設けられていると共に、湯はり開始に連動して浴
室用ユニット6と脱衣室用ユニット9の運転を開始する
ための暖房連動スイッチ61が設けられている。この暖
房連動スイッチ61は、浴室用の給湯機リモコン81又
は台所62用の給湯機リモコン81の少なくとも一方に
設けられていればよい。さらに給湯機リモコン81に
は、風呂予約スイッチ65、湯温調整スイッチ66、時
計設定用スイッチ67、その他各操作スイッチが設けら
れている。
【0014】浴室用ユニット6のケーシング27内に
は、図3に示すように、制御回路68が設けられてお
り、この制御回路68は給湯機4内部の制御回路69と
接続されている。給湯機4内部の制御回路69には給湯
機リモコン81が接続され、浴室用ユニット6の制御回
路68には2室専用リモコン82が接続されている。ま
た、制御回路68には、浴槽26の湯はりを開始する暖
房連動スイッチ61が押されたときには給湯機4の運転
に連動して浴室用ユニット6と脱衣室用ユニット9の運
転を開始すると共に、湯はり開始時から一定時間経過後
に浴室用ユニット6と脱衣室用ユニット9の運転を共に
自動停止させるための2室暖房運転モードが設定されて
いる。例えばタイマー回路により予め設定された時間で
2室暖房モードが終了し、浴室用ユニット6と脱衣室用
ユニット9の運転を自動停止できるようになっている。
【0015】さらに上記2室暖房モードは、温水入り口
温度が一定温度以下のときには脱衣室用の循環ファン2
を回転させない待機モードを備えている。ここでは、熱
動弁30近傍に設けた温水入り口温度センサー100に
よって検出される温度がある温度(例えば、50℃)以
上にならないと、浴室3の「入浴暖房運転」又は脱衣室
7の「暖房運転」は開始されない状態となり、この待機
モードによって冷風が循環するのを防止できるようにな
っている。また、脱衣室7の暖房時(浴室3の暖房時も
同様)には、2室専用リモコン82に設けたLED等が
点滅して、使用者に知らせるようにしている。
【0016】浴室用ユニット6の空気吸込口55には、
吸い込み温度センサー101が設けられている。この吸
い込み温度センサー101は、浴室3の暖房、乾燥の運
転コントロール及び浴室3内の過昇温防止用のセンサー
であり、吸い込み温度で、浴室3の暖房、乾燥運転制御
が行われ、さらに、浴室用ユニット6内の過昇温防止
(例えば、52℃ですべての運転モードの停止、熱動弁
30のOFF)が図られている。
【0017】さらに、脱衣室7と浴室3には、2室専用
リモコン82がそれぞれ設けられている。この2室専用
リモコン82は、脱衣室用操作部82aと浴室用操作部
82bとからなり、図7に示すような一体型、或いは図
8に示すような別体型のいずれかで構成されている。こ
の2室専用リモコン82の脱衣室用操作部82aには、
暖房運転スイッチ102と、暖房停止スイッチ104
と、後述する涼風運転モードにするための涼風運転スイ
ッチ102とが設けられ、浴室用操作部82bには、予
備暖房スイッチ105と、入浴暖房スイッチ106と、
暖房停止スイッチ107と、涼風運転スイッチ111と
が設けられている。上記脱衣室用操作部82aの暖房運
転スイッチ102の操作では予備暖房(入浴前の脱衣室
暖房)を開始でき、一方、浴室用操作部80bの予備暖
房スイッチ105で浴室3の予備暖房(入浴前の浴室内
暖房)、入浴暖房スイッチ106で入浴時の浴室暖房を
それぞれ開始できるようになっている。そして使用者は
2室専用リモコン82と、前記給湯機リモコン81の暖
房連動スイッチ61とのいずれかを選択できるようにな
っていると共に、停止スイッチ104又は107で強制
的に暖房を停止することができるようになっている。さ
らに2室専用リモコン82の浴室用操作部82bには、
浴室乾燥スイッチ108、衣類乾燥スイッチ109、換
気スイッチ110等が設けられている。
【0018】次に動作の一例を説明する。例えば、台所
62の給湯機リモコン81の自動湯はりスイッチ63が
押されると、暖房連動スイッチ61のLEDが点灯し
て、給湯機4が運転されて浴槽26への湯はり開始、保
温、足し湯が順次行われる。一方、上記給湯機リモコン
81の暖房連動スイッチ61が押されると、2室暖房モ
ードに入り、上記と同様にして湯はり→保温→足し湯が
実行される一方で、湯はり開始に連動して、浴室用ユニ
ット6及び脱衣室用ユニット9の運転が開始する。この
とき、熱動弁30が開となり温水が脱衣室用熱交換器8
から浴室用熱交換器5に循環されると共に、浴室用及び
脱衣室用の循環ファン1,2がそれぞれ回転する。そし
て2室専用リモコン82(脱衣室7、浴室3)の停止ボ
タンを押さない限り、一定時間(例えば、30分間)経
過するまで、2室暖房モードが継続して行われる。一定
時間経過後は浴室用ユニット6及び脱衣室用ユニット9
がそれぞれ停止する。このときのタイムチャートを図5
に示す。図5中のt1は暖房連動スイッチ61を押して
湯はりが開始された時、t2はタイマーアップ(例え
ば、30分)又は2室専用リモコン82で暖房運転が停
止された時、t3は温水入り口温度が一定(例えば、5
0℃)以上になった時であり、t1からt3までの間
は、脱衣室用の循環ファン2が回転しない待機モードと
され、冷風が脱衣室7に循環しないようになっている。
t4とt5の間は、浴室用ユニット6の吸い込み温度が
一定以上の場合であり、この場合は予備暖房運転が停止
されてLEDが点滅に変わる。また、浴室用ユニット6
の吸い込み温度が一定以下となるt5以降は、予備暖房
運転が開始される。なお、図5中の浴室用ユニット6の
吸い込み温度Th、T1は例えば、35℃、30℃、或
いは30℃、25℃とされる。
【0019】また上記脱衣室7の暖房時には、給湯機4
からの温水が、最初に、脱衣室用熱交換器8に通り、次
に浴室用熱交換器5に通るようになっているので、1つ
の給湯機4を用いて脱衣室7と浴室3の両方を暖房でき
ると共に、脱衣室用熱交換器8に最初に高温の温水が給
湯されることで、浴室3内よりも脱衣室7内の昇温性を
優先させることができる。ちなみに脱衣室7の使用特徴
として、一般的に短時間(例えば、10分以内)、不定
期であることから、上記のように脱衣室7の昇温性を浴
室3よりも優先させることによって、脱衣室7の昇温性
を確保できるようになっている。
【0020】一方、脱衣室7のみを単独で暖房するとき
は、2室専用リモコン82(浴室3、脱衣室7)の脱衣
室7側の暖房スイッチ102のみをONにし、浴室3側
の停止ボタン17を押す。これにより、浴室3側の循環
ファン1は停止し、図3に示す熱動弁30が開となり、
脱衣室用熱交換器8に温水が循環され、脱衣室7側の循
環ファン2が回転して、脱衣室7内に温風が供給され
る。このときのタイムチャートを図4に示す。一方、2
室専用リモコン82の浴室3側の暖房スイッチ105又
は106のみをONにしたときは、脱衣室7側の循環フ
ァン2は停止し、浴室3側の循環ファン1のみが回転し
て、浴室3で熱源が必要なモードのみ(予備暖房、入浴
暖房、衣類乾燥、浴室乾燥)が運転可能となる。なお、
脱衣室用熱交換器8と浴室用熱交換器5とがつながって
いるので、1室が温水循環する運転モードの場合(例え
ば、浴室3が暖房、乾燥運転)は、2室とも温水循環す
る運転モード(例えば、脱衣室7の暖房)となる。
【0021】上記のように給湯機リモコン81で浴槽2
6の湯はり開始(浴槽26の自動運転開始)の操作だけ
で、2室暖房モードに入り、2室(浴室3、脱衣室7)
同時に暖房をスタートさせることができ、入浴時には既
に暖かい浴室3、脱衣室7とすることができる。これに
より、従来のように複数のスイッチ操作を行う必要がな
くなり、操作性が向上する。そのうえ、所定時間経過後
に浴室暖房と脱衣室暖房とが自動的に切れるので、暖房
の切り忘れを防止でき、節電を図ることができる。
【0022】また、給湯機リモコン81には、浴槽26
の湯はりのみを自動開始する自動湯はりスイッチ63に
加えて、湯はり開始に連動して浴室用ユニット6と脱衣
室用ユニット9の運転を開始するための暖房連動スイッ
チ61を設けたので、浴室暖房、脱衣室暖房を行うかど
うかの選択は、台所62又は浴室3に設けた給湯機リモ
コン81で行うことができ、しかも1回の操作で済むの
で、操作性が一層向上する。
【0023】また、給湯機4と連動した浴室用ユニット
6及び脱衣室用ユニット9の運転継続中に、浴室用ユニ
ット6又は脱衣室用ユニット9を個別に停止させるため
の停止ボタン104、107を2室専用リモコン82に
設けたので、浴室暖房と脱衣室暖房とが連動運転されて
いても、2室専用リモコン82によって浴室暖房と脱衣
室暖房とを各々独立してOFFにすることができる。
【0024】さらに本例では、上記暖房モード以外に涼
風運転モードを備えている。この涼風運転モードは、2
室専用リモコン82の涼風運転スイッチ102又は11
1を押すことで開始され、図3の熱動弁30が閉の状態
(温水循環なし)で、脱衣室用の循環ファン2と排気用
ファン93とが回転する。これにより図2の破線矢印
イ、ロ、ハ、ニで示すように、廊下95の空気が脱衣室
7→浴室3→浴室用ユニット6内部→排気用ファン93
→排気用ダクト14→屋外へと流れ、脱衣室7の涼風運
転と浴室3の換気とが可能となる。つまり、脱衣室7の
換気は、浴室3の換気と兼用されるシステムとなってい
る。また上記涼風運転モードでは、脱衣室用の循環ファ
ン2も回転することで、脱衣室7の空気循環が同時に行
われるようになり、涼風効果を一層高めることができる
ものである。なお、脱衣室7は浴室3の隣りにあり、浴
室3に窓があっても、窓が閉じられているときは脱衣室
7内が負圧になり、脱衣室7の空気は浴室3を通り、排
気されることになる。なお涼風運転モードでは、脱衣室
7内で送風循環を行うと同時に、循環空気の一部(例え
ば、30%〜50%程度)を排気するのが望ましい。図
6に涼風運転モードのタイムチャートを示す。図6中の
t1は涼風運転スイッチを押した時、t2はタイマーア
ップ(例えば、30分)又は2室専用リモコン82で暖
房運転が停止された時を示し、t1とt2間で循環ファ
ンは弱モードとされる。つまり排気用ファンには強、弱
モードがあり、涼風運転モードでは弱モードに設定され
る。
【0025】なお前記実施形態では、給湯機リモコン8
1に暖房連動スイッチ61を設けたが、2室専用リモコ
ン82に暖房連動スイッチ61を設けてもよいものであ
る。
【0026】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明にあっ
ては、風呂注湯又は追い炊きを行う給湯機と、給湯機か
らの温水と浴室内の空気との熱交換によって浴室内に温
風を循環供給する浴室用ユニットと、給湯機からの温水
と脱衣室内の空気との熱交換によって脱衣室内に温風を
循環供給する脱衣室用ユニットとを備えた2室用暖房換
気乾燥機の制御システムであって、浴槽の湯はりを開始
する暖房連動スイッチが押されたときに給湯機の運転に
連動して浴室用ユニットと脱衣室用ユニットの運転を開
始すると共に、湯はり開始時から一定時間経過後に浴室
用ユニットと脱衣室用ユニットの運転を共に自動停止さ
せるための2室暖房運転モードを備えているので、暖房
連動スイッチの操作だけで、2室暖房モードに入り、2
室(浴室、脱衣室)同時に暖房をスタートさせることが
でき、入浴時には既に暖かい浴室、脱衣室とすることが
できる。つまり、湯はりの操作を行うだけで、暖かい脱
衣室内で脱衣ができ、さらに暖かい浴室内で入浴するこ
とができ、脱衣から入浴までの一連の動作で寒さを感じ
させないようにすることができる。また従来のように複
数のスイッチ操作を行う必要がないので、操作性が向上
するうえに、所定時間経過後に浴室暖房と脱衣室暖房と
が自動的に切れるので、暖房の切り忘れを防止でき、節
電を図ることができる。
【0027】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、給湯機を操作する給湯機リモコンを浴
室と台所とに設け、各給湯機リモコンに浴槽の湯はりの
みを開始する自動湯はりスイッチをそれぞれ設けると共
に、給湯機リモコンの少なくとも一方に暖房連動スイッ
チを設けたので、浴室暖房、脱衣室暖房を行うかどうか
の選択を、台所又は浴室に設けた給湯機リモコンで行う
ことができ、しかも自動湯はりスイッチ又は暖房連動ス
イッチの1回の操作で済むので、操作性が向上する。
【0028】また請求項3記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、給湯機と連動した浴室暖房及び脱衣室
暖房中に、浴室又は脱衣室に設けた2室専用リモコンに
より浴室用ユニット又は脱衣室用ユニットを個別に停止
可能としたので、浴室又は脱衣室で、しかも2室専用リ
モコンの1回の操作だけで、浴室暖房と脱衣室暖房とを
各々独立してOFFにする操作を行うことができる。
【0029】また請求項4記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、2室暖房モードは、温水入り口温度が
一定温度以下のときには脱衣室用の循環ファンを止める
待機モードを備えているので、給湯機からの温水入り口
温度が低いときに待機モードにすることによって、冷風
が脱衣室に循環するのを防止でき、寒さを感じさせない
ようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す概略斜視図であ
る。
【図2】同上の涼風運転時の説明図である。
【図3】同上の2室用暖房換気乾燥機の概略平面図であ
る。
【図4】同上の脱衣室暖房時のタイムチャートである。
【図5】同上の2室暖房運転モードを説明するタイムチ
ャートである。
【図6】同上の涼風運転時のタイムチャートである。
【図7】同上の2室専用リモコンの正面図である。
【図8】(a)(b)は別体型の2室専用リモコンの正
面図である。
【図9】同上の給湯機リモコンを示し、(a)は蓋を閉
じた正面図、(b)は蓋を開いた正面図である。
【符号の説明】
1,2 循環ファン 3 浴室 4 給湯機 6 浴室用ユニット 7 脱衣室 9 脱衣室用ユニット 61 暖房連動スイッチ 62 台所 63 自動湯はりスイッチ 81 給湯機リモコン 82 2室専用リモコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L024 CC06 EE03 EE05 GG03 3L056 BD02 BF01 3L071 AA01 AB03 AC06 AE01 AF06 AG06 3L072 AA06 AB06 AB07 AC05 AE01 3L113 AA01 AB01 AC15 BA06 CA04 CB24 DA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風呂注湯又は追い炊きを行う給湯機と、
    給湯機からの温水と浴室内の空気との熱交換によって浴
    室内に温風を循環供給する浴室用ユニットと、給湯機か
    らの温水と脱衣室内の空気との熱交換によって脱衣室内
    に温風を循環供給する脱衣室用ユニットとを備えた2室
    用暖房換気乾燥機の制御システムであって、浴槽の湯は
    りを開始する暖房連動スイッチが押されたときに給湯機
    の運転に連動して浴室用ユニットと脱衣室用ユニットの
    運転を開始すると共に、湯はり開始時から一定時間経過
    後に浴室用ユニットと脱衣室用ユニットの運転を共に自
    動停止させるための2室暖房モードを備えていることを
    特徴とする2室用暖房換気乾燥機の制御システム。
  2. 【請求項2】 給湯機を操作する給湯機リモコンを浴室
    と台所とに設け、各給湯機リモコンに浴槽の湯はりのみ
    を開始する自動湯はりスイッチをそれぞれ設けると共
    に、給湯機リモコンの少なくとも一方に暖房連動スイッ
    チを設けたことを特徴とする請求項1記載の2室用暖房
    換気乾燥機の制御システム。
  3. 【請求項3】 給湯機と連動した浴室暖房及び脱衣室暖
    房中に、浴室又は脱衣室に設けた2室専用リモコンによ
    り浴室用ユニット又は脱衣室用ユニットを個別に停止可
    能としたことを特徴とする請求項1記載の2室用暖房換
    気乾燥機の制御システム。
  4. 【請求項4】 2室暖房モードは、温水入り口温度が一
    定温度以下のときには脱衣室用の循環ファンを止める待
    機モードを備えていることを特徴とする請求項1記載の
    2室用暖房換気乾燥機の制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004198073A (ja) * 2002-12-20 2004-07-15 Hitachi Housetec Co Ltd 浴室暖房機能付きの給湯付風呂釜
JP2007032874A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Max Co Ltd 空調装置

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