JP2002129860A - 門扉取付用ヒンジの取付装置 - Google Patents

門扉取付用ヒンジの取付装置

Info

Publication number
JP2002129860A
JP2002129860A JP2000321384A JP2000321384A JP2002129860A JP 2002129860 A JP2002129860 A JP 2002129860A JP 2000321384 A JP2000321384 A JP 2000321384A JP 2000321384 A JP2000321384 A JP 2000321384A JP 2002129860 A JP2002129860 A JP 2002129860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
support member
screw
fixing member
diameter portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000321384A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunei Igarashi
俊英 五十嵐
Tsuguo Inoue
嗣男 井上
Takuya Miyagawa
卓也 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Nikkei Co Ltd filed Critical Shin Nikkei Co Ltd
Priority to JP2000321384A priority Critical patent/JP2002129860A/ja
Publication of JP2002129860A publication Critical patent/JP2002129860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)
  • Gates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 門扉の前後傾きの調整作業が省力化され、安
定確実に調整作業ができ、門扉開放時の反復衝撃力に強
い門扉取付け用ヒンジの取付装置を提供する。 【解決手段】 前後方向調整ねじb2を、固定部材Aの
正面壁5の内面から門柱の固定部材取付面までの距離と
等しい長さを有し、かつ、正面壁5の横長孔11の短軸
よりも大きな径を有して、支持部材Bの第2ねじ孔16
にねじ込まれた大径部21aと、大径部の軸心延長上に
形成され、横長孔にその長手方向に移動自在に挿通され
た小径部21bと、前記横長孔から外側に突出された小
径部の先端に固着され、径が横長孔の短軸よりも大きい
キャップ部とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、門扉取付用ヒンジ
を門柱に取付ける取付装置、とくに、門扉の前後左右の
傾きを調整できるものに関する。本明細書において、
「前後」及び「左右」とは、それぞれ閉鎖位置に存在す
る門扉に対向した場合の前後及び左右を意味する。
【0002】
【従来の技術】一般に門扉を門柱に取付けるには、門柱
に上、下一対の門扉取付用ヒンジを取付け、そのヒンジ
で門扉を開閉自在に支持させている。そして、門扉取付
用ヒンジは一般に、一端部に上方に突出するピンを有す
る支持部材と、そのピンに回転自在に嵌合して支持され
る被支持部材とからなっていて、支持部材は門柱に固定
され、被支持部材は門扉に固定されるが、門柱の立設誤
差や門扉取付用ヒンジ、とくに支持部材の門柱に対する
取付け誤差などの集積により、取付けた門扉に前後及び
/又は左右に傾きが生じる場合があるので、このような
門扉の前後及び左右の傾きを調整できるようにした門扉
取付用ヒンジの取付装置が、これまで種々開示されてい
る。
【0003】そのような取付装置の中で、門柱に固定さ
れる固定部材と、一端部に上方に突出するピンを有し、
他端部側が前記固定部材に左右方向及び前後方向に移動
自在に挿入される支持部材と、前記固定部材の前記支持
部材の一端部と反対側の側壁に左右方向には移動不能
に、かつ、回転自在に支持され、軸部が前記支持部材の
他端部側にその支持部材の長手方向に設けられた第1ね
じ孔にねじ込まれる左右方向調整ボルトと、前記固定部
材の正面壁に設けられた長孔に貫通され、前記支持部材
の他端部側にその支持部材の長手方向に対して直角方向
に設けられた第2ねじ孔にねじ込まれる前後方向調整ね
じとからなる門扉取付用ヒンジの取付装置が、実開平2
−21269号公報に記載されているが、前後方向調整
ねじは、支持部材の前後方向の固定をも兼ねているの
で、固定強度が不十分なために門扉開閉時の衝撃が反復
して加わると、取付位置に狂いが生じ、度々位置調整を
しなければならないという不都合があった。その後、そ
の改善が試みられた(例えば、実開平7−1291号,
実開平7−1293号)が、構成が複雑になり、製造コ
ストの増大及び調整作業の繁雑化を招いた。
【0004】このように事情の下に、構成を最大限に簡
潔化するとともに、前後方向調整ねじによる前後方向調
整後の固定強度・安定度を高めて、門扉開閉時の衝撃に
強くするようにした門扉取付用ヒンジの取付装置が実開
平7−6499号公報に開示された。これは、図5に示
すように、門柱に固定される固定部材51と、一端部に
上方に突出するピン52を有し、他端部側が前記固定部
材に左右方向及び前後方向に移動自在に挿入される支持
部材53と、前記固定部材の前記支持部材の一端部と反
対側の側壁に左右方向には移動不能に、かつ、回転自在
に支持され、軸部が前記支持部材の他端部側にその支持
部材の長手方向に設けられた第1のねじ孔54にねじ込
まれる左右方向調整ボルト55と、軸部が固定部材51
の正面壁に形成された長孔56に貫通され、かつ、前記
支持部材の他端部側にその支持部材の長手方向に対して
直角方向に設けられた第2のねじ孔57にねじ込まれ、
頭部が前記長孔に係止される前後方向調整ねじ58と、
及び固定部材51の正面壁に形成された第3のねじ孔5
9にねじ込まれ、支持部材の他端部側に押し当てられ固
定ねじ510とからなるものであり、左右方向調整ボル
ト55による左右方向D1位置調整及び前後方向調整ね
じ58による前後方向D2調整の終了後に、固定ねじ5
10をねじ込み、支持部材53の他端部側に押付けるこ
とにより、固定強度及び安定度を高めるようにしたもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平7−6499号の先行技術は、前後方向調整ねじ5
8と固定ねじ510の2本のねじを用い、前者は支持部
材の第2のねじ孔57に、後者は固定部材51の第3の
ねじ孔59にねじ込まれる構成である。そのため、門扉
の前後の傾き調整を行う時は、固定ねじ510を予め緩
めておき、前後方向調整ねじ58を所要方向に回して、
傾きが矯正された後に固定ねじ510を締付ける必要が
あり、固定ねじの締付けが完了するまでは、支持部材が
不安定であるため、調整作業が煩雑であって時間がかか
る。また、最後に固定ねじを締付ける際に、支持部材5
3に位置ずれが生じる恐れがある。また、この先行技術
のものは、支持部材が前後方向中間位置に固定された状
態では、門扉開放時に支持部材に加わる前方向のモーメ
ントは前後方向調整ねじ58の頭部を介して固定部材5
1の長孔56の上下辺の一部に集中応力を加え(門扉が
外開き形式に取付けられた場合)、又は、門扉開放時に
支持部材に加わる後方向のモーメントは固定ねじ510
の軸部から第3のねじ孔59に集中応力を加える(門扉
が内開き形式に取り付けられた場合)。すなわち、支持
部材に加わる大きな衝撃力が前後方向調整ねじ58又は
固定ねじ510のいずれか1本だけに集中するので、長
孔56の周辺が破損されたり、ねじ孔57又は固定ねじ
510のねじ山が破損されたりする恐れがあるという問
題がある。
【0006】本発明は、上記の難点を解消するためにな
されたものであり、その課題は、門扉のとくに前後の傾
き調整作業が省力化され、安定確実に支持部材の位置調
整が可能であり、門扉開放時の衝撃力に強い門扉取付け
用ヒンジの取付装置を提供することにある。
【0007】上記課題を解決する本発明は、門柱に固定
された固定部材に、一端部に上方に突出するピンを有す
る支持部材の他端部側を左右方向及び前後方向に移動自
在に挿入し、前記固定部材の前記支持部材の一端部と反
対側の側壁に左右方向には移動不能に、かつ、回転自在
に支持された左右方向調整ボルトを前記支持部材の他端
部側にその支持部材の長手方向に形成された第1ねじ孔
にねじ込み、前記固定部材の正面壁に形成された横長孔
に挿通した前後方向調整ねじを前記支持部材の他端部側
にその支持部材の長手方向に対して直角方向に形成され
た第2ねじ孔にねじ込み、前記左右方向調整ボルト及び
前記前後方向調整ねじを回して、前記支持部材のピンに
より回転自在に支持された被支持部材を介して門扉の左
右前後の傾きを調整できるようにした門扉取付用ヒンジ
の取付装置において、前記前後方向調整ねじは、前記固
定部材の正面壁の内面から前記門柱の固定部材取付面ま
での距離と等しい長さを有し、かつ、前記横長孔の短軸
寸法よりも大きな径を有して、前記支持部材の第2ねじ
孔にねじ込まれた大径部と、その大径部の軸心の延長上
に形成され、前記横長孔にその長軸方向に移動自在に挿
通された小径部と、前記横長孔から外側に突出された小
径部の先端に固着され、前記横長孔の短軸よりも大きな
径を有するキャップとから構成されていることを特徴と
している。
【0008】上記構成により、支持部材の位置いかんに
関わりなく、前後方向調整ねじの大径部はその両端が門
柱の固定部材取付け面と固定部材の正面壁の内面に当接
して常に定位置に保持され、小径部は固定部材の正面壁
の横長孔に貫通され、その先端に径が拡大されたキャッ
プが固着されている。前後の傾きを調整するため、キャ
ップを介して前後方向調整ねじを回す際は、大径部の両
端がそれぞれ門柱の固定部材取付け面及び固定部材の正
面壁の内面に当接したまま前後方向調整ねじが回転し、
その回転方向に応じて支持部材の他端側は前後いずれ化
の方向に移動される。傾きが矯正された時点でキャップ
に回転力を与えるのを止めると、支持部材はその位置に
固定される。門扉開放時に支持部材に加わる衝撃力は前
後方向調整ねじを介して門柱の固定部材取付け面及び固
定部材の正面壁に分散される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図示の実施例に基づいて説明する。図1は、本発明
に係る門扉取付け用ヒンジの取付装置の構成を示す分解
斜視図、図2は同取付装置を門柱に取付けた状態を示す
正面図、図3は同じく横断面図、図4は本発明に係る門
扉取付け用ヒンジの取付装置において用いられる前後方
向調整ねじの構造を示す分解断面図である。
【0010】図1〜図3において、Aは固定部材、Bは
支持部材、Cは門柱である。固定部材Aは、共通な垂直
面に沿って上方及び下方に延びる取付け壁1,2を有
し、その取付け壁1,2を門柱Cの固定部材取付け面3
0に当接し、その取付け壁1,2に形成してある孔1
a,2aに固定ねじ1b,2bをねじ込んで、門柱の所
定位置に固定される。固定部材Aは、取付け壁1の下端
部及び取付け壁2の上端部からそれぞれ手前方向に張り
出す上壁3及び下壁4を有し、さらにその上壁と下壁の
張り出し端部間を連続して閉塞する正面壁5を有し、取
付け壁1、上壁3、正面壁5、下壁4及び取付け壁2の
それぞれの一端部と接続され、かつ、固定部材Aの左右
いずれか一端部を閉塞する端部壁6を有して、固定部材
の背面と左右いずれか他端面とに開口された支持アーム
挿入空間7を有するほぼ箱状に形成されている。そし
て、端部壁6の高さ方向ほぼ中央に、支持アーム挿入空
間7に貫通するように形成された孔6aに左右方向調整
ボルトb1の軸部が挿通され、その軸部の孔6aよりも
内側の頭部に近い部分及び孔6aよりも外側の頭部の至
近位置において固定された球面ワッシャ8及び平ワッシ
ャ9により、左右方向調整ボルトb1は軸方向には移動
不能にかつ回転自在に保持されている。また、孔6aの
径を左右方向調整ボルトb1の軸の径よりも僅かに大き
くして、左右方向調整ボルトb1をその孔6aを中心に
小練り運動可能とされている。
【0011】固定部材Aの正面壁5の高さ方向ほぼ中央
部分に、左右方向に長い溝10が形成され、その溝の底
部中央にその溝の長手方向と平行に延び、かつ、正面壁
5を貫通する長孔11が形成されている。溝10の深さ
は、後述される前後方向調整ねじb2のキャップの高さ
にほぼ等しい。
【0012】他方、支持部材Bは、板部12と、その板
部の一端部に形成された筒部13とを一体に有し、筒部
13は高さ方向中央部に底13aを有し、その筒13の
上部の孔にピン14が圧入され、その一部が筒13から
上方に突出されている。支持部材Bの板部の他端部側
は、ほぼ横長の平板上に形成され、前記固定部材Aの支
持アーム挿入空間7に左右及び前後方向に移動自在に挿
入することができる。そして、支持部材Bの他端部側
は、端面から長手方向に延びる第1のねじ孔15が形成
され、支持部材の長手方向ほぼ中央部に、その長手方向
と直角な方向に貫通する第2のねじ孔16が形成されて
いる。
【0013】支持部材Bは、その他端部側が固定部材A
の支持部材挿入空間7に挿入され、第1のねじ孔15に
左右方向調整ボルトb1の軸先端がねじ込まれている。
また、支持部材Bの第2のねじ孔16には、先端が横長
孔11から突出されている前後方向調整ねじb2がねじ
込まれて貫通されている。本発明は、前後方向調整ねじ
b2の特殊な構造に特徴がある。すなわち、前後方向調
整ねじb2は、図4(a)に示すように、外周にねじ山
が形成された軸部21と、その軸部の一端部に固着され
るキャップ部22とからなり、軸部21は第2のねじ孔
16にねじ込まれる大径部2a1と、その大径部の他端
部から軸心方向に延長し、横長孔11にその長手方向に
移動自在に貫通される小径部21bとを一体に有し、大
径部21aの長さは、固定部材Aが門柱Cの固定部材取
付面に取付けられた場合におけるその取付面から固定部
材の正面壁5の内面(横長孔の内面)までの距離と等し
い。小径部21bの長さは、固定部材の正面壁5の肉厚
よりも大きい。そして、キャップ部22は、横長孔11
の短軸よりも大きな外径を有しており、小径部21bの
横長孔から正面壁外側に突出された先端を固着されてい
る。キャップ部22と小径部21bとの固着方法は、任
意であるが、図示の例の場合は、キャップ部の凹部内面
にめねじ22aが切られ、その凹部に接着剤を塗った後
に、めねじに小径部21bをねじ込んで固着している。
キャップ部22の頂面には、ドライバを嵌合できるプラ
ス溝又はマイナス溝22bが切られている。横長孔11
の短軸よりも大きな外径を有するキャップ部22を有す
るので、そのキャップ部のドライバ先端が嵌合する溝を
大きく形成することができ、普及型のドライバを用いて
容易に充分大きな回転力を与えることができるので、傾
き調整作業が容易である。
【0014】前後方向調整ねじb2のキャップ部は、図
4(a)に示すなべ形に代えて、同図(b)に示すよう
に、トラス形のものを用いても良い。。
【0015】左右方向調整ボルトb1を回して前後方向
調整ねじb2が横長孔11の長門方向中間位置に存在
し、かつ、前後方向調整ねじb2を回して支持部材Bの
他端部側が固定部材Aの取付け壁1,2と平行な状態と
なる標準位置に支持部材を保持し、その固定部材を門柱
の上下所定位置に取付けた後、各支持部材Bのピン14
に門扉に予め固定されている被支持部材の筒にその下方
から挿入して、門扉が吊り込まれる。そのときの左右の
門扉の上端部が共通の水平線上に整列し、左右の門扉の
突き合わせ面の間に垂直な一定間隔の隙間が形成される
ように、各ヒンジの左右方向調整ボルトb1及び/又は
前後方向調整ねじb2を所定方向に回して、門扉の左右
及び/又は前後の傾きの調整が行われる。すなわち、左
右方向調整ボルトb1を所要方向に所要量だけ回転し、
これとともに、又はこれをせずに、キャップ部22のプ
ラス溝を介して前後方向調整ねじb2を所要方向に所要
量回転することにより、調整作業が終了する。
【0016】支持部材Bの存在位置に関わりなく、前後
方向調整ねじb2の大径部21aの両端部は、常に門柱
の固定部材取付面30と固定部材Aの正面壁5の内面と
にしっかり当接している。従って、前後方向調整ねじb
2を介して門扉の前後傾きの調整作業をする間も支持部
材Bのが前後にぐらつくことがなく、安定して確実な調
整作業を行うことができる。また、調整後は、門柱の固
定部材取付面30と固定部材の正面壁の内面とによって
堅固に固定される。従って、従来品と異なり、前後傾き
の調整後に別の固定ねじをねじ込む必要がない。さら
に、調整作業中に位置ずれを生じることもない。門扉開
閉時に支持部材Bに強い衝撃力が加わることがあって
も、その衝撃力は大径部21aから門柱の固定部材取付
面と固定部材の正面壁に分散されるので、第2のねじ孔
16のねじ山や横長孔11の口辺が破損される恐れがな
い。
【0017】上記の実施例においては、固定部材Aは、
背面が開放されているので、前後方向調整ねじb2は、
その軸先端が門柱Cに当接するものとしたが、他の実施
例として、固定部材Aには背面に支持部材挿入空間7を
閉塞する背面壁を設け、前後方向調整ねじb2の大径部
の一端部がその背面壁に当接するようにしても良い。よ
って、特許請求の範囲の固定部材は、このようなものを
も含むものとする。
【0018】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、支持部
材の他端側にねじ込まれる前後方向調整ねじの大径部が
門柱の固定部材取付面から固定部材の正面壁の内面まで
の距離と等しいので、固定部材を門柱に取付けた状態で
は、前記大径部の両端が門柱の固定部材取付面と固定部
材の正面壁の内面とに当接して、支持部材の位置いかん
に関わらず常に定位置に保持されているため、傾き調整
作業を安定して確実に行うことができ、前後傾きの調整
には、1本の前後方向調整ねじを操作するだけで良いの
で、調整作業が省力化され、しかも、調整作業中又は調
整作業後に位置ずれを生じることもない。また、門扉開
閉時に支持部材に強い衝撃力が反復して加わることがあ
っても、第2のねじ孔のねじ山や横長孔の口辺が破損さ
れる恐れがない。さらに、前後方向調整ねじの先端に横
長孔の短軸よりも大きな外径を有するキャップが固着さ
れているので、普及型のドライバを用いて容易に充分大
きな回転力を与えることができるため、傾き調整作業が
容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る門扉取付け用ヒンジの取付装置の
構成を示す分解斜視図。
【図2】同取付装置を門柱に取付けた状態を示す正面
図。
【図3】同じく横断面図。
【図4】本発明に係る門扉取付け用ヒンジの取付装置に
おいて用いられる前後方向調整ねじの構造を示す分解断
面図。
【図5】従来技術を示す断面図。
【符号の説明】
A 固定部材 5 正面壁 6 端部壁 7 支持部材挿入空間 11 横長孔 B 支持部材 14 ピン 15 第1のねじ孔 16 第2のねじ孔 b1 左右方向調整ねじ b2 前後方向調整ねじ C 門柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 卓也 東京都品川区大崎1丁目11番1号 新日軽 株式会社内 Fターム(参考) 2E030 GA02 GB02 GC06 2E038 BA01 CA25 DF03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門柱に固定された固定部材に、一端部に
    上方に突出するピンを有する支持部材の他端部側を左右
    方向及び前後方向に移動自在に挿入し、前記固定部材の
    前記支持部材の一端部と反対側の側壁に左右方向には移
    動不能に、かつ、回転自在に支持された左右方向調整ボ
    ルトを前記支持部材の他端部側にその支持部材の長手方
    向に形成された第1ねじ孔にねじ込み、前記固定部材の
    正面壁に形成された横長孔に挿通した前後方向調整ねじ
    を前記支持部材の他端部側にその支持部材の長手方向に
    対して直角方向に形成された第2ねじ孔にねじ込み、前
    記左右方向調整ボルト及び前記前後方向調整ねじを回し
    て、前記支持部材のピンにより回転自在に支持された被
    支持部材を介して門扉の左右前後の傾きを調整できるよ
    うにした門扉取付用ヒンジの取付装置において、 前記前後方向調整ねじは、前記固定部材の正面壁の内面
    から前記門柱の固定部材取付面までの距離と等しい長さ
    を有し、かつ、前記横長孔の短軸寸法よりも大きな径を
    有して、前記支持部材の第2のねじ孔にねじ込まれた大
    径部と、その大径部の軸心の延長上に形成され、前記横
    長孔にその長軸方向に移動自在に挿通された小径部と、
    前記横長孔から外側に突出された前記小径部の先端に固
    着され、前記横長孔の短軸よりも大きな径を有するキャ
    ップとからなることを特徴とする門扉取付用ヒンジの取
    付装置。
JP2000321384A 2000-10-20 2000-10-20 門扉取付用ヒンジの取付装置 Pending JP2002129860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000321384A JP2002129860A (ja) 2000-10-20 2000-10-20 門扉取付用ヒンジの取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000321384A JP2002129860A (ja) 2000-10-20 2000-10-20 門扉取付用ヒンジの取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002129860A true JP2002129860A (ja) 2002-05-09

Family

ID=18799521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000321384A Pending JP2002129860A (ja) 2000-10-20 2000-10-20 門扉取付用ヒンジの取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002129860A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2394506A (en) * 2002-09-13 2004-04-28 Sfs Intec Holding Ag Multi-dimensionally adjustable hinge
JP2010196259A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Shin Nikkei Co Ltd 扉用ヒンジ
JP2012122248A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Itoki Corp 扉ヒンジの姿勢調整装置
JP2014515442A (ja) * 2011-05-25 2014-06-30 プレメタ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト ヒンジ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2394506A (en) * 2002-09-13 2004-04-28 Sfs Intec Holding Ag Multi-dimensionally adjustable hinge
GB2394506B (en) * 2002-09-13 2004-09-15 Sfs Intec Holding Ag Multidimensionally adjustable hinge for door or window leaves
JP2010196259A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Shin Nikkei Co Ltd 扉用ヒンジ
JP2012122248A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Itoki Corp 扉ヒンジの姿勢調整装置
JP2014515442A (ja) * 2011-05-25 2014-06-30 プレメタ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト ヒンジ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6202255B1 (en) Hinge
US20020073509A1 (en) Mechanism and method for adjusting doors
JP2002129860A (ja) 門扉取付用ヒンジの取付装置
JPH11216697A (ja) バネバランサ構造
JP2791646B2 (ja) 扉支持装置
CN114482735A (zh) 一种可调节的门连接器
CN216043229U (zh) 一种铰链固定座的调节结构
JP2001248355A (ja) 扉体開閉装置
CN212635577U (zh) 螺丝刀
US4522240A (en) Splitting wedge for log splitter
JP3190265B2 (ja) 蝶 番
US5651287A (en) Shaft coupling mechanism for a sewing machine
JP4337025B2 (ja) 蝶番
JPH0648080Y2 (ja) 門扉取付用のヒンジ
JP2520326Y2 (ja) ヒンジ
JP2002194941A (ja) 扉用ヒンジ
KR102105871B1 (ko) 브라켓본체의 승강범위를 제한하는 도어 힌지장치
JP2018202988A (ja) 車両用ドア保持治具
KR20170081480A (ko) 힌지장치
JPH0519486Y2 (ja)
JP3227088B2 (ja) 調整型丁番
JP2002250170A (ja) 調整蝶番
JPH032633Y2 (ja)
JPH074843Y2 (ja) パチンコ機のダイアル装置
CN111618773A (zh) 螺丝刀

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041005