JPH0519486Y2 - - Google Patents

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JPH0519486Y2
JPH0519486Y2 JP19757086U JP19757086U JPH0519486Y2 JP H0519486 Y2 JPH0519486 Y2 JP H0519486Y2 JP 19757086 U JP19757086 U JP 19757086U JP 19757086 U JP19757086 U JP 19757086U JP H0519486 Y2 JPH0519486 Y2 JP H0519486Y2
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JP
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screw rod
pivot
lever
screw
rod
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JP19757086U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、枠体の上下両枠より突設したピボ
ツトで障子を支持する回転窓において、特に枠体
の上枠に取付けるピボツトヒンジに関する。
(従来の技術) 回転窓の障子を枠体内に組込む場合には、障子
を斜めにして枠体内に嵌め込むと共に、障子下框
に有する軸受けに、下枠より突出するピボツトを
係合し、その障子を起立するが、その際、枠体の
上枠より突出したピボツトに引つ掛り、上ピボツ
トを障子上框の軸受けに係合することが出来な
い。そこで、上ピボツトを一担上枠内に退避さ
せ、障子を起立した後に再び上ピボツトを突出す
るものである。上記の如くピボツトを枠体内より
出没する技術は、例えば実開昭56−127268号公報
のものが知られている。当該公報による技術は、
基板に上下動自在に設けたピボツトに上下に揺動
するレバーを連結し、該レバーの後端部にねじ杆
の頭部を係合すると共に、レバー杆は基板に貫通
した状態で螺合したものであつて、このねじ杆の
基板より突出する下面よりねじ杆を回転すること
により、レバーの先端部を上昇または下降し、こ
れに伴ないピボツトを上昇または下降するように
なつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、ピボツトは上枠より回転窓の大きさ
にもよるが15mm〜20mm程度も突出されるものであ
つて、上述の構造によるものであると、ピボツト
を出没するためにはレバーを介在していても、ね
じ杆を多く回転する必要があり、組立ての能率に
今一つの問題があつた。
この考案は以上の問題を解決し、組立ての能率
が向上されることを目的とする回転窓のピボツト
ヒンジを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この考案による解決手段は、ピボツトを上下す
るレバーの後端部に第1ねじ杆の頭部を係合する
と共に、第1ねじ杆を基板に貫通して螺合した第
2ねじ杆にその軸芯に沿って螺合し、しかも第1
ねじ杆と第2ねじ杆とを互いに逆ねじに形成した
ものである。
(作用) 第2ねじ杆に回転力を与えるもので、第2ねじ
杆の回転に伴ない上昇または下降するストローク
に加え、逆ねじになつていることから、第1ねじ
杆が第2ねじ杆の上昇に応じて回転することなく
更に上昇するものであり、下降時にも同様にスト
ロークが倍加されるものである。
(実施例) この考案は下記する実施例によつて具体化され
る。第5図に示す回転窓に本考案のピボツトヒン
ジを設けたもので、図中1は枠体、2は障子、3
は上枠、4は上框であつて、第1図に示す如く、
上枠3にピボツトヒンジの基板5を固着し、上框
4にピボツトヒンジの軸受け6を取付けるもので
ある。
上記基板5の上面にピボツトガイド7と該ガイ
ド7に連続してレバーガイド8とを突設し、基板
5にピボツトガイド7と対応して抜孔9を穿設す
ると共に、レバーガイド8より端部側にねじ孔1
0が穿設してあり、ピボツトガイド7にピボツト
11を遊嵌し、レバーガイド8にレバー12をそ
の後端部寄りで上下に揺動するように枢支し、該
レバー12の先端部をピボツト11の外周面にあ
けた連結孔13に係合してある。更に、前記ねじ
孔10は左雌ねじが刻設してあり、これに左雄ね
じを有する第2ねじ杆14が螺合してあつて、第
2ねじ杆14にその軸芯に沿って右雌ねじを刻設
した小ねじ孔15が穿設してあり、また下面にド
ライバーなどが嵌まる−型あるいは+型の溝16
を設けたもので、その小ねじ孔15にビスの如く
頭部17を備え右雄ねじを刻設した第1ねじ杆1
8を螺合し、頭部17を前記レバー12の後端部
に形成した二叉挟持部19内に第1ねじ杆18の
回転を阻止する状態に係合したものである。
尚、第1ねじ杆18と第2ねじ杆14の各ねじ
方向は、互いに逆ねじであれば良い。
上記構造であるから、第1図図示の如く下降し
ているピボツト11を上昇する時には、尚第2ね
じ杆14が左ねじであるとすれば、この第2ねじ
杆14を右に即ち緩み方向に廻す。右回転によつ
て第2ねじ杆14は基板5の下方へ抜け出る方向
に回転しつつ下降する。一方第1ねじ杆18はそ
の頭部17がレバー12に係合され回転が阻止さ
れており、第2ねじ杆14の小ねじ孔15が左回
転されることから、第2ねじ杆14が第1ねじ杆
18に対してナツトの作用をなし、第1ねじ杆1
8は締め付け方向に即ち下降するものである。従
つて第2ねじ杆14の下降に更に第1ねじ杆18
の下降が加わるもので、これを第4図に示してい
る如く、第2ねじ杆14がストロークL1下降す
ると、第1ねじ杆18が第2ねじ杆14と共にそ
のストロークL1下降すると同時に、第1ねじ杆
18が更にストロークL2下降するもので、第1
ねじ杆18は総体的にL1+L2のストロークで下
降するものである。以上の作動でピボツト11が
上枠3内に隠れるまで上昇でき、その状態を保持
するものである。
次に、第2図図示の如く上昇しているピボツト
11を下降する時には、第2ねじ杆14を左に即
ち締め付け方向に廻す。この回転によつて第2ね
じ杆14は回転しつつ上昇する一方、第2ねじ杆
14の小ねじ孔15が左回転するため、第1ねじ
杆18は回転することなく、緩み出す方向に即ち
上昇するものである。従つて第4図図示とは逆
に、第2ねじ杆14の上昇ストロークに加えて第
1ねじ杆18の上昇ストロークでピボツト11を
下降し、その下端部が障子2に設けた軸受け6内
に突入するものである。
(考案の効果) この考案による回転窓のピボツトヒンジによれ
ば、ピボツトを上下動するレバーの後端部に第1
ねじ杆の頭部を係合し、第1ねじ杆が基板に螺合
する第2ねじ杆の軸芯に沿って螺合していると共
に、第1と第2ねじ杆のねじを互いに逆ねじに形
成したもので、互いに逆ねじをもつた第1、第2
ねじ杆によつてピボツトを上昇及び下降するもの
であるから、窓の枠体よりピボツトが長く突出し
ていても、第2ねじを数回廻すのみで枠体内に隠
れるまで上昇され、能率よくピボツトを進退する
ことが出来るものである。更に、第2ねじ杆の直
径は第1ねじ杆より太く、しかも互いに逆ねじに
形成してあることから、障子の開閉に伴なう振動
に対するねじ緩みが阻止され、軸受けにピボツト
を突入した状態を長期に亘り確実に保持すること
が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による回転窓のピボツトヒン
ジを示す断面図、第2図は同じくピボツトを上昇
した時の状態で示す断面図、第3図は分解して示
す斜視図、第4図は第1、第2ねじ杆の下降時の
ストロークを示す正面図、第5図はこの考案によ
るピボツトヒンジを設けた回転窓を示す正面図で
ある。 1……枠体、4……上框、5……基板、6……
軸受け、11……ピボツト、12……レバー、1
4……第2ねじ杆、17……第1ねじ杆の頭部、
18……第1ねじ杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板5にレバー12を上下に揺動可能に枢着す
    ると共に、基板5のレバー後端部と対向する位置
    に雌ねじを刻設して貫通しているねじ孔10に第
    2ねじ杆14を螺合し、該第2ねじ杆14には軸
    芯に沿って前記ねじ孔10の雌ねじとは逆雌ねじ
    を刻設して貫通している小ねじ孔15が具えてあ
    り、該小ねじ孔15に、第2ねじ杆14の雄ねじ
    に対して逆雄ねじを有し、且つ頭部17を有する
    第1ねじ杆18を螺合し、前記レバー12の先端
    部に基板5を貫通するピポツト11を連結し、レ
    バー12の後端部に、前記第1ねじ杆18の頭部
    17を回転可能に係合していることを特徴とする
    回転窓のピポツトヒンジ。
JP19757086U 1986-12-23 1986-12-23 Expired - Lifetime JPH0519486Y2 (ja)

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JP19757086U JPH0519486Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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JPS63101671U JPS63101671U (ja) 1988-07-01
JPH0519486Y2 true JPH0519486Y2 (ja) 1993-05-21

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