JP2002128688A - 活性酸素消去組成物 - Google Patents

活性酸素消去組成物

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JP2002128688A
JP2002128688A JP2000358488A JP2000358488A JP2002128688A JP 2002128688 A JP2002128688 A JP 2002128688A JP 2000358488 A JP2000358488 A JP 2000358488A JP 2000358488 A JP2000358488 A JP 2000358488A JP 2002128688 A JP2002128688 A JP 2002128688A
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俊成 寳城
Kayoko Shimizu
佳代子 清水
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忠 穂積
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い活性酸素消去能を有し、しかも安全
な飲食品または医薬用の材料を提供する。 【解決手段】 白鶴霊芝および緑茶葉の水および/また
は有機溶媒抽出物を有効成分とすることを特徴とする活
性酸素消去組成物。 【効果】 本発明活性酸素消去組成物は、白鶴霊芝
および緑茶単独の場合に比して非常に高い活性酸素消去
能を示しており、高い有用性を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は植物成分由来の活性酸素
消去組成物に関する。さらに詳しくは、白鶴霊芝と緑茶
葉それぞれの抽出成分由来の活性酸素消去組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、活性酸素は生体組織に有害な毒性
を有するとされ、皮膚の老化や癌、脳卒中、リュウマ
チ、その他の様々な疾病を引き起こす重要な原因の一つ
に挙げられているが、白鶴霊芝の溶媒抽出物が活性酸素
消去能を有することは既に本出願人の先の特許出願で明
らかにしている(特開平9−143091号公報、活性
酸素消去剤)。
【0003】白鶴霊芝(Rhinacanthus n
asuta(L.)Kurz)はインド南部デカン高原
の原産とされるキツネノマゴ科リナカンサス属に属する
常緑小低木であり、その全草(リナカンツス草)は駆
虫、消炎、皮膚真菌に対する抗菌作用のあることが知ら
れ(『原色牧野和漢薬草大図鑑』492頁、北隆館、1
988年)、主に中国、台湾において漢方薬として用い
られている。さらに、前述したようにこの白鶴霊芝に活
性酸素消去能があることの他に本出願人による以前の出
願で、排泄促進作用があること(特許第3077019
号,排泄促進剤)および過酸化脂質抑制作用があること
(特開2000−16945号,過酸化脂質抑制剤)を
開示している。
【0004】一方、緑茶には10〜15%のカテキン類
が存在していることが知られ、この茶カテキン類には活
性酸素(スーパーオキシド、ヒドロキシラジカル)消去
能があることも知られている(「活性酸素と医食同源」
315、320頁、共立出版、1996年)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように白鶴霊芝と
緑茶には活性酸素消去能を有することが明らかである
が、商業的に飲食品または医薬として使用する場合に
は、より一層効果の高いことが望まれる。即ち、活性酸
素消去能を有する飲食品または医薬は高い効果と安全性
を有することが要求されるが、安全性の高さでは白鶴霊
芝と緑茶が非常に優れていることはいうまでもない。本
発明者等は、高い活性酸素消去能を有し、しかも安全な
飲食品または医薬用の材料を得んとして鋭意研究を重ね
た結果、白鶴霊芝および緑茶葉それぞれの水および/ま
たは有機溶媒抽出物の組合せがよいとの知見を得て本発
明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は白鶴霊芝および
緑茶葉それぞれの水および/または有機溶媒抽出物を有
効成分とすることを特徴とする活性酸素消去組成物であ
る。本発明で用いる白鶴霊芝および緑茶葉の水および/
または有機溶媒抽出物(以下、白鶴霊芝抽出物というこ
とがある)は、白鶴霊芝および緑茶葉をそれぞれにまた
は一緒に水および/または有機溶媒で抽出して抽出液を
得る方法、またはこのようにして得た抽出液より抽出溶
媒を除去する方法によって得ることができる。これら白
鶴霊芝抽出物および緑茶葉抽出物の混合比率は、抽出前
の原料換算で、重量当たり白鶴霊芝1に対して緑茶葉
0.1〜5の割合である。
【0007】本発明に使用する白鶴霊芝は市販されてい
る葉、全草、根、または茎あるいはこれらを混合したも
のを用いることができる。また、本発明で使用する緑茶
葉としては、煎茶、玉露、かぶせ茶、抹茶、番茶、ほう
じ茶、玉緑茶(グリ茶)等が挙げられ、市販されている
ものを使用すればよい。白鶴霊芝は、好ましくはこれら
のものを天日乾燥および/またはドラム乾燥し、粉砕機
にかけ12メッシュ以下、好ましくは20メッシュ以下
の粒径に粉砕して用いる。必要によりこの白鶴霊芝は、
天日乾燥および/またはドラム乾燥したものを焙煎器に
より焙煎したものを用いてもよい。
【0008】本発明において、抽出に使用する溶媒とし
ては水および有機溶媒が挙げられ、これらを単独でまた
は2種以上を混合して使用することが出来る。水には水
道水、脱イオン水、蒸留水等が包含される。
【0009】本発明において、抽出に使用する有機溶媒
としては、炭素数1ないし4個の低級アルコール類、炭
素数3ないし4個の脂肪族ケトン類等が挙げられるが、
低級アルコール類が好ましく、特にエタノール、メタノ
ール等が好ましい。
【0010】本発明において、白鶴霊芝および緑茶葉の
水および/または有機溶媒抽出は、磨砕した白鶴霊芝お
よび/または緑茶葉に重量当たり同量から50倍量の水
および/または有機溶媒を加えて、放置あるいは振とう
または撹拌しつつ行う。抽出温度は0℃から130℃の
温度で行うことが出来るが、室温から110℃の温度で
行うことが好ましい。抽出に要する時間は、温度および
磨砕状態にもよるが、白鶴霊芝で通常30分から6時間
程度、緑茶葉で通常3分〜2時間程度である。
【0011】抽出後、デカンテーション、遠心分離、減
圧濾過等慣用手段を用いて、無臭乃至僅かな芳香、独特
のコクのある味を帯びた液体として白鶴霊芝の抽出液お
よび濃緑で爽やかな風味の緑茶が得られる。これらをそ
のまま使用してよいが、好ましくは濾過、遠沈、その他
の方法で精製し、さらにこれを適度に濃縮して濃縮抽出
液とし、このものを加熱滅菌して用いることもできる。
加熱滅菌温度は60℃から100℃の温度で行うことが
出来るが、90℃から95℃の温度で行うことが好まし
い。
【0012】上記の加熱滅菌した濃縮抽出液をさらに減
圧濃縮乾固、スプレードライ、凍結乾燥等の手段で乾燥
すると無臭乃至僅かな芳香、独特のコクのある味を帯び
た微粉末として白鶴霊芝の抽出物および濃緑色ないし濃
緑褐色の爽やかな風味の微粉末として緑茶葉の抽出物が
得られ、これらのものを用いてもよい。
【0013】本発明の白鶴霊芝抽出物および緑茶葉抽出
物に加えて、必要に応じて、本発明の効果を損なわない
範囲で食品または医薬品に一般に用いられる各種成分、
すなわち水性成分、粉末成分、油分、界面活性剤、薬用
植物エッセンス、保湿剤、増粘剤、酸化防止剤、香料、
色素等を配合することにより、白鶴霊芝抽出物および緑
茶葉抽出物を主成分とする食品または医薬品を製造する
ことができる。
【0014】次に実施例および試験例により本発明をさ
らに具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定
されるものではない。
【実施例】実施例1 天日乾燥し、次いでドラム乾燥した白鶴霊芝の葉(大協
物産有限会社販売、以下白鶴霊芝の購入先は同じ)を粉
砕機にて粉砕し、粉砕した白鶴霊芝焙煎葉2kgを90
℃の熱水10kgで2時間、2回抽出し、得たる抽出液
を合し、55〜60℃で減圧下に約10分の1量に濃縮
後、加圧濾過する。濾液を90〜95℃で加熱滅菌後、
減圧下に濃縮乾固し、白鶴霊芝葉熱水抽出物約50gを
得た。一方、粉砕した白鶴霊芝の根2kgを90%エタ
ノール10kgで3時間還流下に2回抽出し、得たる抽
出液を合し、55〜60℃で減圧下に約10分の1量に
濃縮後、加圧濾過する。濾液を90〜95℃で加熱滅菌
後、減圧下に濃縮乾固し白鶴霊芝根90%エタノール抽
出物約50gを得た。また、市販の煎茶葉4kgを10
0℃の熱水20kgに1時間半浸漬し、得られた抽出液
を、55〜60℃で減圧下に約10分の1量に濃縮後、
加圧濾過する。濾液を90〜95℃で加熱滅菌後、減圧
下に濃縮乾固し煎茶葉抽出物約115gを得た。このよ
うにして得られた白鶴霊芝葉熱水抽出物の50g、白鶴
霊芝根90%エタノール抽出物50gおよび煎茶葉抽出
物115gの混合物に水を混合して本発明製品10kg
を得た。
【0015】実施例2 実施例1と同様に粉砕した白鶴霊芝焙煎葉8kgを用い
て白鶴霊芝焙煎葉熱水抽出物200gを得た。一方、市
販のほうじ茶葉8kgを100℃の熱水40kgに1時
間半浸漬した後濾過し、得られた抽出液を55〜60℃
で減圧下に約10分の1量に濃縮後、加圧濾過した。濾
液を90〜95℃で加熱滅菌した後、減圧下に濃縮して
ほうじ茶抽出液2kgを得た。このようにして得られた
白鶴霊芝焙煎葉熱水抽出物200gとほうじ茶抽出液2
kgを混合して本発明製品2.2kgを得た。
【0016】実施例3 天日乾燥し、次いでドラム乾燥した白鶴霊芝の葉10k
gを粉砕機にて粉砕し、焙煎器にて焙煎後、さらに粉砕
し、得られた粉砕物を篩にかけて12メッシュで分級し
て白鶴霊芝葉粉砕物約8kgを得た。この白鶴霊芝葉粉
砕物100gを熱水2kgに浸漬、濾過してジャスミン
様の僅かな芳香、独特のコクのある味を帯びた緑褐色の
透明な液状の抽出物2kgを得た。一方、市販のほうじ
茶葉10gを500gの水に溶解し、濾過したものを9
0〜95℃で加熱滅菌した後、減圧下に濃縮してほうじ
茶抽出液500gを得た。このようにして得られた白鶴
霊芝葉熱水抽出物の2kgとほうじ茶抽出液500gを
混合して本発明製品2.5kgを得た。
【0017】実施例4 白鶴霊芝の全草粉砕物2gを水100gに浸漬、濾過し
て僅かな芳香、独特のコクのある味を帯びた深い緑色の
透明な液状の抽出物100gを得た。一方、市販の玉露
葉10gを100℃の熱水2kgに1時間半浸漬した後
濾過し、得られた抽出液を55〜60℃で減圧下に約1
0分の1量に濃縮後、加圧濾過した。濾液を90〜95
℃で加熱滅菌した後、減圧下に濃縮して玉露抽出液20
0gを得た。このようにして得られた白鶴霊芝全草水抽
出物の100gに玉露抽出液200gを混合して本発明
製品300gを得た。
【0018】実施例5 白鶴霊芝の全草粉砕物5gと市販の煎茶葉5gの混合物
をエタノール200gに浸漬、濾過して僅かな芳香、独
特のコクのある味を帯びた深い緑色の透明な液状の抽出
物200gを得た。この抽出物からエタノールを除去
し、次いで水200gを混合して本発明製品約200g
を得た。
【0019】実施例6 白鶴霊芝の葉、茎および根の粉砕物5gを1,3−ブチ
レングリコール100gに浸漬、濾過して僅かな芳香、
独特のコクのある味を帯びた深い緑色の透明な抽出物約
100gを得た。同様にほうじ茶葉1gを前記と同じく
1,3−ブチレングリコール100gで処理してほうじ
茶抽出液約100gを得た。このようにして得られた白
鶴霊芝抽出物100gとほうじ茶抽出物100gを混合
したものに水200gを混合して本発明製品400gを
得た。
【0020】実施例7 天日乾燥し、次いでドラム乾燥した白鶴霊芝の葉および
根の粉砕物3gを1:1エタノール水100gに浸漬、
濾過して僅かな芳香、独特のコクのある味を帯びた深い
緑色の透明な液状の抽出液約100gを得た。同様に市
販の抹茶3gを前記と同じく1:1エタノール水100
g処理して抹茶抽出液約100gを得た。このようにし
て得られた白鶴霊芝葉・根エタノール水抽出液100g
と抹茶エタノール水抽出液100gを混合して本発明製
品200gを得た。
【0021】実施例8 白鶴霊芝葉粉砕物2.5gとほうじ茶葉2,5gの混合
物を熱水100gに浸漬、濾過して僅かな芳香、独特の
コクのある味を帯びた緑褐色の透明な液状の本発明抽出
液約100gを得た。
【0022】実施例9 エタノールの代わりにアセトンを使用する他は実施例5
と同様に処理した後、減圧下にて溶媒を除去して、僅か
な芳香を有し、独特のコクのある味を帯びた深い緑色の
透明な液状の本発明製品300gを得た。
【0023】実施例10 エタノールの代わりにエーテルを使用する他は実施例5
と同様に処理した後、減圧下にて溶媒を除去して、僅か
な芳香を有し、独特のコクのある味を帯びた深い緑色の
透明な液状の本発明製品300gを得た。
【0024】実施例11 エタノールの代わりにベンゼンを使用する他は実施例5
と同様に処理した後、減圧下にて溶媒を除去して、僅か
な芳香を有し、独特のコクのある味を帯びた深い緑色の
透明な液状の本発明製品300gを得た。
【0025】実施例12 天日乾燥し、次いでドラム乾燥した白鶴霊芝全草および
根1kgを粉砕機にて粉砕し、焙煎器にて焙煎後、さら
に粉砕し、得られた粉砕物を篩にかけて12メッシュ分
級して白鶴霊芝全草および根の粉砕物約0.8kgを得
る他は、実施例3と同様に処理して僅かな芳香、独特の
コクのある味を帯びた緑褐色の透明な液状の本発明製品
2.5kgを得た。
【0026】実施例13 実施例3と同様に処理して得られた白鶴霊芝抽出物2k
gを凍結乾燥して、僅かな芳香、独特のコクのある味を
帯びた緑褐色の微粉末約20gを得た。一方、市販のほ
うじ茶葉100gを2kgの水に溶解し、濾過したもの
を90〜95℃で加熱滅菌した後、減圧下に濃縮して得
たほうじ茶抽出液約2kgを凍結乾燥して微粉末約1g
を得た。このようにして得られた白鶴霊芝葉熱水抽出物
の20gとほうじ茶抽出物20gを混合して本発明製品
31gを得た。
【0027】実施例14 白鶴霊芝の全草粉砕物2kgを水10kgに浸漬、濾過
して得られた白鶴霊芝抽出物約12kgを凍結乾燥し
て、僅かな芳香、独特のコクのある味を帯びた緑褐色の
微粉末約20gを得た。一方、市販の玉露葉2kgを1
00℃の熱水10kgに溶解し、濾過したものを90〜
95℃で加熱滅菌した後、減圧下に濃縮して得た玉露抽
出液約2kgを凍結乾燥して微粉末約20gを得た。こ
のようにして得られた白鶴霊芝全草抽出物20gに玉露
抽出物20gを混合して本発明製品40gを得た。
【0028】実施例15 実施例14と同様に処理して得られた白鶴霊芝抽出液を
凍結乾燥して、僅かな芳香、独特のコクのある味を帯び
た深い緑色の微粉末約20gを得た。一方、市販のほう
じ茶葉10kgを100℃の熱水50kgに溶解し、濾
過したものを90〜95℃で加熱滅菌した後、減圧下に
濃縮して得た玉露抽出液約10kgを凍結乾燥して微粉
末約100gを得た。このようにして得られた白鶴霊芝
全草抽出物20gにほうじ茶抽出物100gを混合して
本発明製品120gを得た。
【0029】実施例16 白鶴霊芝の全草粉砕物5kgと市販の煎茶葉5kgの混
合物をエタノール50kgに浸漬、濾過して僅かな芳
香、独特のコクのある味を帯びた深い緑色の透明な液状
の抽出物10kgを得た。この抽出物からエタノールを
除去し、次いで風乾して本発明製品約80gを得た。
【0030】実施例17 白鶴霊芝の根10kgと市販のほうじ茶葉5kgの混合
物を100℃の熱水50kgに浸漬、濾過して僅かな芳
香、独特のコクのある味を帯びた深い緑色の透明な液状
の抽出物10kgを得た。この抽出物からエタノールを
除去し、次いで風乾して本発明製品83gを得た。
【0031】試験例1 実施例1と同様に処理して得た白鶴霊芝焙煎葉と市販の
ほうじ茶葉の混合物の熱水抽出物である本発明製品を用
いてヒドロキシラジカル消去能を試験した。 [試料] (1)白鶴霊芝焙煎葉 5g (2)ほうじ茶葉 5g (3)白鶴霊芝焙煎葉2.5g+ほうじ茶葉2.5g 上記(1)(2)(3)の葉をそれぞれ100℃の熱湯
150mlに浸漬し、実施例2の方法で処理して得た各
抽出液を冷却して使用した。 [試験方法] (ヒドロキシラジカル消去能の測定)フェントン反応系
により発生させた・OHをDMPOでアダクトし、ES
Rを用いてラジカル強度を測定した。超純水をコントロ
ールとし、ラジカル強度の割合の平均を求めた。 [結果]結果を図1に示す。白鶴霊芝焙煎葉抽出液とほ
うじ茶葉抽出液は、それぞれのヒドロキシラジカル強度
がコントロールに比べて39.7%および37.9%で
あったが、2種の葉を1:1で混合した抽出液(本発明
製品)では、その強度が24.3%で、白鶴霊芝焙煎葉
抽出液およびほうじ茶葉抽出液の単独の場合に比べて3
6〜39%ほど低く抑えられていた。このことから本発
明製品にはヒドロキシラジカルに対して相乗的な効果を
奏することが認められ、従来品に比べて活性酸素消去に
対する高い有用性があることが明らかとなった。
【発明の効果】本発明活性酸素消去組成物は、白鶴霊芝
および緑茶単独の場合に比して非常に高い活性酸素消去
能を示しており、高い有用性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明活性酸素消去組成物の試験結果を示す特
性線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 35/00 A61P 35/00 39/06 39/06 Fターム(参考) 4C088 AB12 AB45 AC01 AC05 AC11 BA09 BA10 CA03 MA17 MA52 NA14 ZA36 ZA66 ZB15 ZB26 ZC21

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白鶴霊芝および緑茶葉それぞれの水およ
    び/または有機溶媒抽出物を有効成分とすることを特徴
    とする活性酸素消去組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007238450A (ja) * 2006-03-03 2007-09-20 Iwate Univ Dna損傷チェックポイント活性化剤
JP2011057578A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Noevir Co Ltd 過酸化脂質抑制剤及び皮膚外用剤
WO2021217160A3 (en) * 2020-03-06 2021-12-16 Csp Technologies, Inc. Tea-based compositions for oxygen modified packaging

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