JP2002128248A - 配送支援方法および装置 - Google Patents

配送支援方法および装置

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JP2002128248A
JP2002128248A JP2000327679A JP2000327679A JP2002128248A JP 2002128248 A JP2002128248 A JP 2002128248A JP 2000327679 A JP2000327679 A JP 2000327679A JP 2000327679 A JP2000327679 A JP 2000327679A JP 2002128248 A JP2002128248 A JP 2002128248A
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JP2000327679A
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Takayuki Usami
貴之 宇佐美
Hiroichi Tsuchiya
博一 土屋
Mitsuhiro Nishibe
光洋 西部
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Sony Network Communications Inc
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Sony Communications Network Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインショッピングで商品を購入して
も、ユーザは配送に不安を感じることがあった。ショッ
ピングサイトも配送の手間は減らしたい。 【解決手段】 ショップ18が配送支援装置22に配送
依頼を出す()。配送支援装置22はユーザ12に配
送先を問い合わせ()、ユーザ12はそれを指定する
()。配送支援装置22は配送キーK1を生成し、配
送業者20へ配送を依頼する()。配送業者20は商
品を引き取り()、配信キーK1で保管ボックス24
へ商品を収納する()。配送完了が検出され()、
ユーザキーK2がユーザ12へ渡される()。ユーザ
12はそのキーで保管ボックス24から商品を引き取る
()。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は配送支援技術に関
し、とくにネットワークを利用して商品等の物品を配送
するための支援をする方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンビニエンスストアが登場して相当の
年数が経つ。当初は一般の大型ストアよりも割引率が低
いかったこともあり店舗数の拡大に時間を要したが、こ
こ数年、いくぶん「たなぼた」的に商品が価格破壊を起
こし、また24時間の営業体制が若年層の生活習慣にと
け込んだこともあって、店舗数、売上とも、全般に好調
な伸びを示している。
【0003】その一方、ここ1、2年、インターネット
を利用するEC(電子商取引)が急速に伸びている。オ
ンラインショッピング系のサイトはコンビニエンススト
アと違い、いわゆる店舗レス、在庫レスに近い経営が可
能なため、固定費の低減において有利である。また、全
世界のサイトから欲しいものを見つけ、価格の比較を
し、希望にかなう商品を居ながらにして注文できる仕組
みの利便性は、従来の店舗型販売では実現できない。2
1世紀の最大の商取引形態はオンラインショッピングで
あるともいわれ、取引の主役の座を確保しつつあるコン
ビニエンスストアにとって、この「見えない敵」は脅威
の存在である。
【0004】しかしながら、コンビニエンスストアに
は、オンラインショッピングに対し、対面販売ゆえの大
きな強みがある。すなわち、コンビニエンスストアは顧
客(以下単にユーザという)が商品をもち帰るため、配
送という手間がない。実は、オンラインショッピングの
悩みは決済と配送に集中しており、前者の問題は、最近
CtoCの場、とくにオークションサイトにおいて「送
金したが商品が届かない」「商品を発送したが入金して
くれない」といった形で顕在化している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】決済の問題は、「エス
クロー」とよばれる第三者介入型決済で解消に向かうこ
とが期待されており、これを目的とするサービスが大手
都市銀行でも始まっている。一方、配送については、せ
いぜい誤配送、配送時の商品の破損など、オンラインシ
ョッピングというよりも、配送一般に関わる問題が指摘
されているに過ぎない。
【0006】本発明者は、こうした現状に鑑み、以下の
課題を認識するに至った。すなわち、オンラインショッ
ピングでは、商品が確実に配送されるかどうかわからな
いという不安がユーザの側にあり、商品、とくに高価な
ものを購入することに抵抗がある。今後ショッピングサ
イトが増え、それぞれの信用が把握しづらくなっていく
ことに鑑みれば、この不安はさらに強まると考えられ
る。また、たとえそのサイトが信頼できるものであって
も、それが外国であったりすると、果たして自分のとこ
ろへ確実に送り届けられるか、大きな不安を覚えざるを
えない。仮に届かなかったとき、国内のサイトなら苦情
が通じるだろうが、海外のサイトだと、ほぼ泣き寝入り
を覚悟しないといけない。こうした、配送に関する心理
的圧迫要因を取り除かない限り、オンラインショッピン
グの健全な発展には支障が生ずる。
【0007】そのため本発明者は「配送におけるエスク
ロー」ともよぶべき配送支援技術を提案する。これによ
りユーザの不安解消を図るが、本発明の効果はそれにと
どまらず、後述のごとく、ユーザ、オンラインショッピ
ングサイトその他ショップ側、配送業者の三者のいずれ
にもメリットのある技術が実現する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、配
送支援方法に関する。この方法の代表例は以下の3つで
ある。 ケース1 この方法は、ユーザから物品の配送先に関する情報を含
む配送依頼を電子的に受け付ける過程と、前記配送依頼
に応じ、配送業者に対し、前記物品の配送指示を送信す
る過程と、前記配送先に設置された所定の保管ボックス
に前記物品を格納するために利用すべき第1の電子キー
を前記配送業者へ送信する過程と、前記ユーザが前記保
管ボックスに格納された前記物品を取り出すために利用
すべき第2の電子キーを前記ユーザに送信する過程とを
含む。
【0009】ケース2 この方法は、ユーザとショップの間で売買が成立した
後、その売買に係る物品の配送先に関する情報を含む配
送依頼を前記ユーザまたはショップから電子的に受け付
ける過程と、前記配送依頼に応じ、配送業者に対し、前
記物品の配送指示を送信する過程と、前記配送先に設置
された所定の保管ボックスに前記物品を格納するために
利用すべき第1の電子キーを前記配送業者へ送信する過
程と、前記ユーザが前記保管ボックスに格納された前記
物品を取り出すために利用すべき第2の電子キーを前記
ユーザに送信する過程とを含む。
【0010】ケース3 この方法は、ユーザとショップの間で売買が成立した
後、その売買に係る物品の配送に関する仲介依頼を前記
ユーザまたはショップから電子的に受け付ける過程と、
前記仲介依頼に応じ、前記配送先に設置された所定の保
管ボックスに前記物品を格納するために配送業者が利用
すべき第1の電子キーを当該配送業者へ送信する過程
と、前記ユーザが前記保管ボックスに格納された前記物
品を取り出すために利用すべき第2の電子キーを前記ユ
ーザに送信する過程とを含む。
【0011】ケース1ではショップの存否は問わず、ユ
ーザが自分で配送を依頼し、自分で受け取る場合が含ま
れる。したがって、配送の対象物は商品に限らず、広く
物品である。ケース2はショップとユーザで売買が成立
したとき、その物品、すなわち通常は商品の配送を依頼
する場合に当たる。ケース3も同様であるが、ケース2
はショップが配送指示を出さず、本発明の実施主体がそ
れを出す。一方、ケース3ではショップが配送指示を出
し、本発明の実施主体は電子キーに関するサービスに特
化される。そのため、ケース3では、実施主体は配送依
頼を受けるのではなく、配送の仲介依頼を受けると表現
している。
【0012】「保管ボックス」は電子キーによる開閉が
可能な任意のロッカーその他の物品収容単位をいう。
「電子キー」は例えば暗唱番号のようにネットワークで
配信可能なタイプのものをいう。電子キーは電子的な操
作で容易に無効化でき、同じ保管ボックスをいろいろな
人が繰り返し利用できる。保管ボックスは新規設置して
もよいが、駅などの既存のコインロッカーを利用しても
よい。その具体的方法は後述する。
【0013】「保管ボックス」の利用により、配送業者
はユーザ本人が不在でも配送を完了することができる。
このことによる配送効率改善効果は非常に大きい。ユー
ザは自宅以外でも帰宅途上のロッカーなどへの配送を依
頼することで、いつでも物品の受取が可能になる。ショ
ップまたはショッピングサイト(以下単にショップとい
うとき、これら両者を含むとする)にしても、配送に関
する手続きを本方法の実施主体に委託できるため、その
運用メリットは非常に大きい。ユーザはさらに、オンラ
インショッピングの配送を本方法の実施主体に委託する
ことにより、たとえば海外のサイトからの商品の受取を
より確実なものにできる。
【0014】本発明は、前記保管ボックスの状態を遠隔
から電子的に、例えばネットワーク経由で監視すること
により、前記物品が前記保管ボックスへ格納されたこと
が確認されたとき、その旨を前記ユーザへ通知する過程
をさらに含んでもよい。この通知により、ユーザは物品
を引き取るべきタイミングがわかる。また、本発明は前
記保管ボックスの状態を遠隔から電子的に制御すること
により、前記第1の電子キーが利用された後に前記第2
の電子キーを有効化する過程をさらに含んでもよい。こ
の場合、自分宛の物品が保管ボックスに入る前はそれを
開けることができず、したがって、その時点でまだ保管
されている他人の物品が取り出されるおそれがなくな
る。これと逆に、本発明はさらに前記第2の電子キーが
利用された後、即時または再度前記第1の電子キーが利
用されたとき、前記第2の電子キーを無効化する過程を
含んでもよい。自分が物品を取り出したら、それ以降、
その保管ボックスを使えなくなるため、後続のユーザに
よる同一の保管ボックスの利用が可能になる。
【0015】本発明はさらに、配送支援に関するサービ
ス手数料を、前記配送業者、前記ショップ、前記ショッ
プを紹介したショッピングサイト運用者、前記ユーザの
いずれかに対する課金情報として記録する過程を含んで
もよい。また、前記ユーザが前記保管ボックスに前記物
品を保管する期間をもとに保管料を算出して請求する過
程をさらに含んでもよい。一定期間を超えれば、物品引
取のための一時保管の域を超え、ロッカーを保管そのも
のに利用していると考えられるためである。
【0016】本発明はさらに、前記保管ボックスとその
所有者の対応関係を保持することにより、保管ボックス
が利用されたときその所有者に対して所定の謝金を提供
する過程を含んでもよい。保管ボックスを新設する場
合、前記謝金と引き替えに、その設置場所の提供者を募
る趣旨である。
【0017】本発明はさらに、前記保管ボックスの所有
者が団体としてメンバーを有するとき、そのメンバーが
その所有者の所有に係る保管ボックスを利用したとき、
前記所有者または前記メンバーの少なくとも一方に対し
て所定の還金措置をとる過程、例えば電子的なクーポン
を配布する過程を含んでもよい。
【0018】たとえば、ある会社が保管ボックスを新設
して所有者となったとき、その会社が「団体」に当た
り、従業員その他会社関係者が「メンバー」となる。主
な狙いはマスメリットの追求にあり、例えばある会社が
自社敷地内に多数の保管ボックスを設置してくれたら、
その従業員による利用を推奨することにより、たとえば
まず、会社に前記の謝金が入る。また、メンバーに還金
措置があれば、メンバーはより一層自社内の保管ボック
スを利用する。これがメンバーと会社の相互メリットを
生む。メンバーは会社に出勤するため、物品の引取場所
としても無理がない。
【0019】本発明の別の態様は配送支援装置に関す
る。この装置も例えば以下の3つの形態をとる。 ケース1 ユーザから物品の配送先に関する情報を含む配送依頼を
電子的に受け付ける配送依頼受付部と、前記配送依頼に
応じ、配送業者に対し、前記物品の配送指示およびその
配送業者が前記配送先に設置された所定の保管ボックス
に前記物品を格納するために利用すべき第1の電子キー
を送信する配送指示部と、前記物品が前記保管ボックス
に格納されたときその旨を前記ユーザへ通知する配送完
了通知部と、前記ユーザが前記保管ボックスに格納され
た前記物品を取り出すために利用すべき第2の電子キー
をそのユーザに送信するユーザキー配信部と、前記第1
の電子キーおよび第2の電子キーを生成するキー生成部
とを含む。
【0020】ケース2 ユーザとショップの間で売買が成立した後、その売買に
係る物品の配送先に関する情報を含む配送依頼を電子的
に受け付ける配送依頼受付部と、前記配送依頼に応じ、
配送業者に対し、前記物品の配送指示およびその配送業
者が前記配送先に設置された所定の保管ボックスに前記
物品を格納するために利用すべき第1の電子キーを送信
する配送指示部と、前記物品が前記保管ボックスに格納
されたときその旨を前記ユーザへ通知する配送完了通知
部と、前記ユーザが前記保管ボックスに格納された前記
物品を取り出すために利用すべき第2の電子キーをその
ユーザに送信するユーザキー配信部と、前記第1の電子
キーおよび第2の電子キーを生成するキー生成部とを含
む。
【0021】ケース3 ユーザとショップの間で売買が成立した後、その売買に
係る物品の配送に関する仲介依頼を電子的に受け付ける
配送依頼受付部と、前記仲介依頼に応じ、前記配送先に
設置された所定の保管ボックスに前記物品を格納するた
めに配送業者が利用すべき第1の電子キーを当該配送業
者へ送信する配送指示部と、前記物品が前記保管ボック
スに格納されたときその旨を前記ユーザへ通知する配送
完了通知部と、前記ユーザが前記保管ボックスに格納さ
れた前記物品を取り出すために利用すべき第2の電子キ
ーをそのユーザに送信するユーザキー配信部と、前記第
1の電子キーおよび第2の電子キーを生成するキー生成
部とを含む。
【0022】これらはそれぞれ、前述の配送支援方法の
ケース1〜3に概略対応する。なお、以上の構成要素の
任意の組合せ、本発明を方法、装置、システム、記録媒
体の間で組み替えて表現したものもまた、本発明の態様
として有効である。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は実施の形態に係る配送支援
装置22を含むネットワークシステム10の全体構成を
示す。ネットワークシステム10は、ショップ18、ユ
ーザ12、配送業者20、配送支援サイト14を含み、
これらがインターネット16を介して接続されている。
配送支援装置22は配送支援サイト14に内蔵される。
配送支援装置22は商品をはじめとする物品(以下、物
品を商品で代表させる)の配送の際に利用する保管ボッ
クス24をリモートで監視している。保管ボックス24
はひとつのみ示しているが、実際にはいろいろな場所に
多数設置されている。保管ボックス24は配送支援装置
22によるサービスのために新設してもよいが、既存の
コインロッカーのキーを暗証番号タイプのものに変更
し、かつ配送支援装置22からの遠隔監視および操作を
可能にすれば用をなす。遠隔監視は、同図では専用回線
経由を考えるが、無線やインターネット16を利用して
もよい。なお、以下単に「ユーザ12」というときは、
ユーザ自身の他、その端末を指す場合もあり、これらを
とくに区別しない。これはショップ18、配送業者20
についても同様である。
【0024】実施の形態1 配送支援装置22は、ユーザ12とショップ18で売買
契約が成立した後、商品の配送段階における支援を目的
とする。ユーザ12とショップ18の決済は配送支援装
置22とは関係なく完了しているとする。配送支援装置
22はいろいろな形で支援することができるが、ここで
はまず、説明の流れ上、前述のケース2に当たる技術を
述べる。
【0025】図2は、実施の形態1に係る配送支援装置
22の構成を示す。この構成は、ハードウエアとして
は、コンピュータのCPUをはじめとする素子で実現で
き、ソフトウエアとしては配送支援機能のあるプログラ
ムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携に
よって実現される機能ブロックを描いている。したがっ
て、これらの機能ブロックはハードウエア、ソフトウエ
アの組合せによっていろいろな形で実現できる。
【0026】処理の概略は、まず配送支援装置22がシ
ョップ18から配送の依頼を受け、ユーザ12に商品の
配送先を確認し、配送業者20に配送を委託する。ユー
ザ12は配送先として配送支援装置22がリモートで状
態を管理している保管ボックス24を選択すると考え
る。配送支援装置22は保管ボックス24に商品を入れ
るときに利用する第1の電子キー(以下、配送キーとも
いう)を配送業者20に渡す。保管ボックス24はその
瞬間からその配送キー以外では開かない状態とし、外見
上は「使用中」などと表示される。配送業者20が保管
ボックス24に商品を納めると、その状態が配送支援装
置22で検出され、ユーザ12に配送完了が通知され
る。配送支援装置22はユーザ12に第2の電子キー
(以下、ユーザキーともいう)を配信する。保管ボック
ス24に商品が納められた瞬間から、この保管ボックス
24はユーザキーでしか開かないよう配送支援装置22
が遠隔操作する。したがって、その商品はこのユーザ1
2しか取り出すことができない。以上が主要な流れであ
る。
【0027】通信部50は、配送支援装置22の各機能
ブロックと、ショップ18、ユーザ12その他外部とイ
ンターネット16を介して通信する。配送依頼受付部5
2はショップ18から商品の配送依頼を受け、これを配
送先確認部54へ伝える。配送先確認部54はユーザ1
2に配送先を問い合わせ、回答を得てこれを配送指示部
56、キー生成部60、謝金・還金処理部70へ伝え
る。この実施の形態では、配送先確認部54は問合せの
際、現在利用可能な保管ボックス24を配送先の候補と
してユーザ12へ示し、ユーザ12の選択を受け付ける
とする。そのために、後述の保管ボックス監視部64か
ら利用可能な、すなわち現使用中ではない保管ボックス
24に関する情報を入手する。
【0028】配送指示部56は配送依頼受付部52によ
る最初の受付の内容と、配送先確認部54によって確認
された配送先をもとに、ショップ18に配送を依頼す
る。この際、保管ボックス24に対する商品の格納に利
用すべき第1の電子キーである配送キーK1もショップ
18へ配信する。この配信は、所定の暗号化プロセスを
利用することで安全性を確保して行われる。なお、配送
指示の内容は配送完了通知部62にも送られ、配送完了
の確認のために利用される。後述のごとく、配送完了通
知部62には保管ボックス監視部64から「配送完了」
の判断が伝えられ、配送完了通知部62はこれをユーザ
12へ通知するとともに、配送手数料に関する課金情報
を記録すべく課金部68へ通知する。
【0029】キー生成部60は配送キーK1と、ユーザ
12が商品を取り出すために利用する第2の電子キーで
あるユーザキーK2を暗証番号形式で生成し、配送キー
K1を配送指示部56と保管ボックス監視部64へ、ユ
ーザキーK2をユーザキー配信部58と保管ボックス監
視部64へ送付する。ユーザキー配信部58はユーザキ
ーK2を所定の暗号化プロセスを利用してユーザ12へ
配信する。
【0030】保管ボックス監視部64は保管ボックス2
4の状態の検出およびその開閉のための電子キーの遠隔
設定を行う。前者として保管ボックス24が現在使用中
か否か、および商品の収納や取り出しのための扉の開閉
を検出する。後者として、配送段階では配送業者20の
ために保管ボックス24が配送キーで開くよう設定し、
また取り出し段階ではユーザ12のためにユーザキーで
開くよう設定する。以下、あるキーで保管ボックス24
が開くよう設定することを、そのキーを「有効化する」
と表現し、その逆を「無効化する」と表現する。
【0031】保管ボックス監視部64は、配送キーK1
およびユーザキーK2と、配送先として利用される保管
ボックス24を対応づけるために、配送先確認部54か
ら配送先に関する情報を取得する。保管ボックス監視部
64は配送キーK1が送られてきたとき、その配送先の
保管ボックス24に対して配送キーK1を有効化する。
その後、保管ボックス24について配送キーK1が使用
されれば、これを検出し、「配送が完了した」と判断し
てこれを配送完了通知部62へ伝える。つづいて、ユー
ザキーK2を有効化する。
【0032】ユーザ12がこのユーザキーK2を用いて
保管ボックス24を開ければ、保管ボックス監視部64
はこれを検出し、このユーザキーK2を即座に無効化す
るか、または新たな配送キーK1が使用されたとき無効
化する。後者は、ユーザ12がいちど保管ボックス24
を開けて中を確認し、再び閉じてしばらく商品を保管す
る場合を想定している。ユーザ12が最終的に商品を取
り出し、この保管ボックス24が新たな配送に利用され
た場合、ユーザ12はもはやこの保管ボックス24を利
用できるべきではないため、新たな配信キーK1の使用
をもってユーザキーK2の使用終期とする。ただし、こ
れら以外にもいろいろな運用が可能であり、たとえば所
定の保管期間の終了をもって無効化してもよい。保管期
間が長くなれば、その旨が保管料請求部72へ通知され
る。
【0033】保管ボックステーブル66は保管ボックス
監視部64が監視および制御すべき多数の保管ボックス
24の情報を保持している。保管ボックス24が新設さ
れればその情報は保管ボックステーブル66に追加さ
れ、保管ボックス監視部64がこれを読み取って新たな
監視および制御の対象とする。保管ボックステーブル6
6にはそのほかに、後述の謝金および還金のために保管
ボックス24の所有者情報が記述される。
【0034】謝金・還金処理部70は配送先確認部54
から取得した配送先情報と保管ボックステーブル66か
ら取得した所有者情報その他により、まず配送に利用さ
れた保管ボックス24の所有者に所定の謝金を計上す
る。つぎに、その所有者が例えば「A社」という団体で
あり、ユーザ12が「A社」の社員というメンバーであ
れば、A社にさらに謝金を支払い、またはユーザ12の
配送手数料を割り引くか、次回利用時に有効な電子クー
ポンを発行するなどの措置により、一定額を還金する。
【0035】課金部68は配送完了通知部62から配送
完了の通知を受け、配送代行サービスに対する手数料を
ショップ18、ユーザ12、配送業者20のいずれか、
またはそれらの任意の組合せに対して課金する。ショッ
プ18に課金する根拠は、配送代行による責任の軽減、
配送にかかる管理コストの低減、配送支援サイト14の
信用による取引の活性化などに求められる。ユーザ12
に課金する根拠は、無人でも商品をセキュアに受け取る
ことができ、かつ必要なだけ保管できる利便性に求めら
れる。配送業者20に課金する根拠は、ユーザ12の在
・不在に関係なく商品を届け置ける点と、多数の団体の
参加によって多数の商品を同一箇所に設置された保管ボ
ックス24へ一括配送できる点における高効率性に求め
られる。なお、課金に対する決済はオンライン、オフラ
インいずれの方法でもよく、既知の方法によればよい。
【0036】保管料請求部72は、商品の引き取りに所
定以上の期間を要したユーザ12に対して保管料を算出
し、請求する。保管料として追加料金が支払われるま
で、ユーザキーK2を一時的に無効化してもよい。
【0037】図3、図4は実施の形態1においてユーザ
12、ショップ18、配送業者20、保管ボックス24
の間で配送がなされる手順を示す。ショップ18とユー
ザ12の商品売買成立を受け、ショップ18がまず配送
支援装置22に対して配送依頼を出す()。配送支援
装置22はユーザ12に配送先の候補を示し、希望する
配送先を問い合わせ()、ユーザ12は配送先を指定
する()。配送支援装置22は配送先を明記し、およ
び配送キーを生成し、これらを配送業者20へ送信して
配送を依頼する()。配送業者20はショップ18を
訪問して商品を引き取り()、配信キーK1を利用し
て保管ボックス24へ商品を配送する()。配送支援
装置22は配送完了を検出し()、その旨とユーザキ
ーK2をユーザ12へ伝える()。ユーザ12は以降
任意のタイミングで商品を引き取りに保管ボックス24
を訪れる()。以上がケース2の処理であり、その実
例は図9以降で後述する。
【0038】実施の形態2 つづいて、ケース3に相当する実施の形態2を説明す
る。実施の形態2では、配送支援装置22は配送業者2
0に対して配送の依頼をせず、あくまでもショップ18
が配送業者20にコンタクトをとり、配送を実施する。
その意味で、実施の形態1よりも従来一般的な形態に近
く、配送支援装置22はキーの生成と配信を主な業務と
する。実施の形態1はショップ18が配信をなるべくア
ウトソーシングしたいときに有効であり、一方、実施の
形態2はショップ18が自社固有の、または提携の配送
システムを有しており、その部分にすでに運用上のメリ
ットを見いだしている場合などに有効である。
【0039】図1は実施の形態1と同じで、図2は以下
の点が異なる。すなわち、配送業者20に配送依頼を出
す配送指示部56がその任を解かれ、「配送キーの配
信、および配信先のショップ18への通知」のための機
能ブロックとなる。ショップ18は自ら配信依頼を出す
ため、配信先の確認を配送支援装置22へ委託する必要
はなさそうに思えるが、保管ボックス24を利用したけ
れば、保管ボックス監視部64を有する配送支援装置2
2において保管ボックス24を決めることが理に適う。
これら以外、図2に変更はない。
【0040】図5、図6は実施の形態2においてユーザ
12、ショップ18、配送業者20、保管ボックス24
の間で配送がなされる手順を示す。以下、図3、図4と
の違いのみ示せば、まず処理の開始がショップ18によ
る配送依頼ではなく、配送の「仲介依頼」となる
()。また、ユーザ12による配送先の指定()の
後、この情報がショップ18へ通知される()。配送
支援装置22から配送業者20には、配信キーK1のみ
が配信される()。このとき、実際にはいずれの商品
の配送に関するキーであるかを明確にするために、最初
の仲介依頼のときに定めた取引IDなどが利用される。
ショップ18は配送業者20に商品の配送を依頼し
()、以降の処理は実施の形態1の以降の処理と
同じである。
【0041】実施の形態3 つづいて、ケース1に相当する実施の形態3を説明す
る。実施の形態3では、ショップ18の存在は不問であ
り、ユーザ12自らが異なる場所へ商品の配信を依頼す
る。商品はショップ18から購入したものでもよいが、
それに限られない。ユーザ12は例えば海外で商品を買
った後、これを自宅またはその付近にある保管ボックス
24への配送に本サービスを利用できる。商品配送サー
ビスが整っていない店で商品を購入した場合など、とく
に有効なサービスとなる。
【0042】図1は実施の形態1と同じであるが、当然
ショップ18は存在しなくてもよい。図2は以下の点が
異なる。すなわち、配送依頼受付部52はショップ18
ではなく、ユーザ12から配送依頼を受ける。課金部6
8はユーザに対して課金する。謝金・還金処理部70は
不要になるが、もちろん、本サービスをたびたび利用す
るリピーターに割引を提供するような機能ブロックへ変
更してもよい。その場合、謝金・還金処理部70は保管
ボックステーブル66ではなく、新設される「ユーザ利
用履歴テーブル」を参照する。なお、このテーブルとリ
ピーター割引の組合せは、他の実施の形態でも有効であ
る。
【0043】図7、図8は実施の形態3においてユーザ
12、ショップ18、配送業者20、保管ボックス24
の間で配送がなされる手順を示す。まずユーザ12から
配送支援装置22へ配送の依頼がなされる()、配送
支援装置22からユーザ12への配送先の問合せ
()、ユーザ12による配送先の指定()を経て、
配送支援装置22から配送業者20へ配送の依頼がなさ
れる()。配送業者20はユーザが商品をもっている
場所へ引き取りに行く()。以降の処理は実施の形
態1の場合と同じである。
【0044】サービスの実例 実施の形態1を例に、サービスの実際を画面表示を交え
て説明する。図9はショップ18が配送支援装置22に
対して配送依頼を出す()ために利用する画面であ
る。図9以降、画面はWebページまたはWebメール
の形で表現されているが、当然それに限るものではな
く、通信は通常の電子メールでなされてもよいし、それ
以外の方法であってもよい。
【0045】図9では、配送支援装置22によるショッ
プ18の支援の意味で、画面上部に「BtoB Sec
ure Transportation」とタイトルが
表示されている。依頼主情報領域100には、ショップ
18を特定する氏名・名称、電話番号などの入力欄があ
り、再訪のショップ18は「会員」としてリンク106
を辿ることにより、ワンクリックで情報が入力できる。
ここではショップ18として「XYZオンラインマー
ト」の名が入力されている。
【0046】クライアント領域102には、ユーザ12
に関する同様の情報が入力される。ここでは配送支援装
置22からユーザ12に連絡がとれる程度の情報が入力
されればよく、配送先はこの段階では聞かれない。ここ
ではユーザ12の名前「○○△△様」が記入されてい
る。
【0047】商品領域104には、今回配送すべき商品
を特定する情報が入力される。これは配送業者20がシ
ョップ18に商品を引き取りに行く際、ショップ18側
で利用されるべき情報であるから、品番その他書式はシ
ョップ18が任意に決めてよい。ショップ18はこれら
の欄の記入が終われば「決定」ボタン108を押し、内
容を配送支援装置22へ送信する。
【0048】図10はユーザ12に配送先の候補を示
し、希望する配送先を問い合わせる()ための画面で
ある。今回は画面上部に「BtoC Secure T
ransportation」とタイトルが表示され、
本サービスのユーザ12を支援する部分が強調されてい
る。本サービスは、その本質として「BtoBtoC」
とも呼ぶべき要素をもつためである。
【0049】タイトルの下には、ユーザ12の名前「○
○△△様」が記入され、配送先として自宅選択領域12
0と保管ボックス選択領域122がラジオボタンを伴っ
て択一的に表示されている。ユーザ12はここで保管ボ
ックス24による受取を希望して対応するラジオボタン
を押し、地域指定領域126で保管ボックス24の場所
として「東京都港区」を指定し、「GO」ボタン124
を押す。サーチの結果、その地区に設置された保管ボッ
クス24の一覧が候補欄128に「DDD駅東口ロッカ
ー(ST対応)」「GGG社正門横ロッカー」などと表
示されている。ST対応は、多数のロッカーのうち、本
サービス「Secure Transportatio
n」に対応した電子ロッカーを指す。ユーザ12は「G
GG社正門横ロッカー」を選択し、「決定」ボタン10
8を押す。以上で配送先が決定する()。
【0050】図11は図10に引き続き表示される画面
である。ここではユーザ12がGGG社の社員である場
合、割引クーポンが与えられる旨が表示されている。ユ
ーザ12が配送先にその会社の保管ボックス24を指定
したためである。ユーザ12は自分がその会社の社員で
ある場合、肯定回答欄140のラジオボタンを、一方、
社員ではない場合、否定回答欄142のラジオボタンを
それぞれ押すことができ、ここでは社員である旨の宣言
されている。配送支援装置22の謝金・還金処理部70
は必要に応じてこの宣言を確認し、電子的な割引クーポ
ンを発行する。
【0051】図12は配送支援装置22から配送業者2
0へ配送を依頼する()ための暗号化処理された画面
である。提携先の配送業者20である「HHH運輸様」
の表示のもと、依頼リスト150が表示され、その中に
今回の商品が、依頼主、配送先、配送キーとともに記述
されている。配送先は、「GGG社正門横ロッカー」だ
けでなく、そこにある複数の中から目的のものが見つか
るよう、「No.10」まで特定されている。これは保
管ボックス監視部64が空き保管ボックス24を調べて
決める。配送キーはここでは6桁の数字「68211
3」で、配送業者20はNo.10の保管ボックス24
にこの数字を入力することで保管ボックス24の扉を開
けることができる。この指示を受けた配送業者20は商
品を当該保管ボックス24へ配送する()。
【0052】図13は配送完了が検出されたとき
()、ユーザ12へ表示される暗号化処理された画面
である。通知欄160には指定の配送先に商品が届いた
旨と、ユーザキーK2が5桁の数字「38150」とし
て表示され()、地図欄164には保管ボックス24
の位置を示す地図が表示されている。これにより、ユー
ザ12は確実に商品の引き取りができる。
【0053】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成
要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可
能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあるこ
とは当業者に理解されるところである。そうした例を挙
げる。
【0054】図10では自宅と保管ボックス24の二者
択一を考えたが、自宅の郵便受けや新設する収納スペー
スを保管ボックス24として利用してもよい。その場合
でもユーザ12は不在時に商品の受取ができ、配送業者
20にもメリットがある。本質的には、配送にトラブル
があった場合の責任の明確化ができればよく、配送支援
装置22を利用する限り、不在時の配送にユーザ12が
同意する旨を配送契約の一部に設ければよい。ユーザ1
2とショップ18の間で配送支援装置22を利用する点
についても、例えば売買契約の一部に設けておけばよ
く、本発明による売買と配送の分離は、契約の分離によ
る責任の明確化にも寄与する。
【0055】配送業者20が確かに正しい商品を正しい
保管ボックス24に収納したことを確認するために、保
管ボックス24にCCDカメラ等の装置を設け、配送支
援装置22から遠隔監視してもよい。
【0056】商品の最終配信対象者として一般のユーザ
を考えたが、本発明は当然BtoBの配送にも利用でき
る。すなわち、資材等の売買と配送を分離し、配送だけ
を支援するシステムの構築が可能である。
【0057】コンビニエンスストアは本発明とコンフリ
クトするものではなく、例えば保管ボックス24をコン
ビニエンスストア内またはその敷地に設けることができ
る。これにより、コンビニエンスストアの利用度の向上
も期待できる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、配送の効率が改善さ
れ、物品流通が促進されるとともに、場合に応じて商取
引が活性化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る配送支援装置を含むネット
ワークシステムの全体構成図である。
【図2】 実施の形態1に係る配送支援装置の構成図で
ある。
【図3】 実施の形態1による配送の手順を示す図であ
る。
【図4】 実施の形態1による配送の手順を示すフロー
チャートである。
【図5】 実施の形態2による配送の手順を示す図であ
る。
【図6】 実施の形態2による配送の手順を示すフロー
チャートである。
【図7】 実施の形態3による配送の手順を示す図であ
る。
【図8】 実施の形態3による配送の手順を示すフロー
チャートである。
【図9】 ショップが配送依頼を出すための画面を示す
図である。
【図10】 配送支援装置がユーザに配送先を確認する
ための画面を示す図である。
【図11】 配送支援装置がユーザに団体メンバーであ
るか否かを確認する画面を示す図である。
【図12】 配送支援装置が配送業者に配送先と配送キ
ーを通知する画面を示す図である。
【図13】 配送支援装置がユーザに配送完了およびユ
ーザキーを通知する画面を示す図である。
【符号の説明】
12 ユーザ、 14 配送支援サイト、 18 ショ
ップ、 20 配送業者、 22 配送支援装置、 2
4 保管ボックス、 52 配送依頼受付部、54 配
送先確認部、 56 配送指示部、 58 ユーザキー
配信部、 60 キー生成部、 62 配送完了通知
部、 64 保管ボックス監視部、 68 課金部、
70 謝金・還金処理部、 72 保管料請求部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 博一 東京都品川区北品川4丁目7番35号 ソニ ーコミュニケーションネットワーク株式会 社内 (72)発明者 西部 光洋 東京都品川区北品川4丁目7番35号 ソニ ーコミュニケーションネットワーク株式会 社内 Fターム(参考) 3F022 AA15 MM08 MM11 MM36 MM42 5B049 BB11 BB31 CC05 EE00 GG00 5B055 BB19 CC00 EE01 EE27 HA00 MM20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザから物品の配送先に関する情報を
    含む配送依頼を電子的に受け付ける過程と、 前記配送依頼に応じ、配送業者に対し、前記物品の配送
    指示を送信する過程と、 前記配送先に設置された所定の保管ボックスに前記物品
    を格納するために利用すべき第1の電子キーを前記配送
    業者へ送信する過程と、 前記ユーザが前記保管ボックスに格納された前記物品を
    取り出すために利用すべき第2の電子キーを前記ユーザ
    に送信する過程と、 を含むことを特徴とする配送支援方法。
  2. 【請求項2】 ユーザとショップの間で売買が成立した
    後、その売買に係る物品の配送先に関する情報を含む配
    送依頼を前記ユーザまたはショップから電子的に受け付
    ける過程と、 前記配送依頼に応じ、配送業者に対し、前記物品の配送
    指示を送信する過程と、 前記配送先に設置された所定の保管ボックスに前記物品
    を格納するために利用すべき第1の電子キーを前記配送
    業者へ送信する過程と、 前記ユーザが前記保管ボックスに格納された前記物品を
    取り出すために利用すべき第2の電子キーを前記ユーザ
    に送信する過程と、 を含むことを特徴とする配送支援方法。
  3. 【請求項3】 ユーザとショップの間で売買が成立した
    後、その売買に係る物品の配送に関する仲介依頼を前記
    ユーザまたはショップから電子的に受け付ける過程と、 前記仲介依頼に応じ、前記配送先に設置された所定の保
    管ボックスに前記物品を格納するために配送業者が利用
    すべき第1の電子キーを当該配送業者へ送信する過程
    と、 前記ユーザが前記保管ボックスに格納された前記物品を
    取り出すために利用すべき第2の電子キーを前記ユーザ
    に送信する過程と、 を含むことを特徴とする配送支援方法。
  4. 【請求項4】 前記保管ボックスの状態を遠隔から電子
    的に監視することにより、前記物品が前記保管ボックス
    へ格納されたことが確認されたとき、その旨を前記ユー
    ザへ通知する過程をさらに含む請求項1から3のいずれ
    かに記載の配送支援方法。
  5. 【請求項5】 前記保管ボックスの状態を遠隔から電子
    的に制御することにより、前記第1の電子キーが利用さ
    れた後に前記第2の電子キーを有効化する過程をさらに
    含む請求項1から4のいずれかに記載の配送支援方法。
  6. 【請求項6】 前記保管ボックスの状態を遠隔から電子
    的に制御することにより、前記第2の電子キーが利用さ
    れた後、即時または再度前記第1の電子キーが利用され
    たとき、前記第2の電子キーを無効化する過程をさらに
    含む請求項1から5のいずれかに記載の配送支援方法。
  7. 【請求項7】 配送支援に関するサービス手数料を、前
    記配送業者、前記ショップ、前記ショップを紹介したシ
    ョッピングサイト運用者、前記ユーザのいずれかに対す
    る課金情報として記録する過程をさらに含む請求項1か
    ら6のいずれかに記載の配送支援方法。
  8. 【請求項8】 前記ユーザが前記保管ボックスに前記物
    品を保管する期間をもとに保管料を算出して請求する過
    程をさらに含む請求項1から7のいずれかに記載の配送
    支援方法。
  9. 【請求項9】 前記保管ボックスとその所有者の対応関
    係を保持することにより、保管ボックスが利用されたと
    きその所有者に対して所定の謝金を提供する過程をさら
    に含む請求項1から8のいずれかに記載の配送支援方
    法。
  10. 【請求項10】 前記保管ボックスの所有者が団体とし
    てメンバーを有するとき、そのメンバーがその所有者の
    所有に係る保管ボックスを利用したとき、前記所有者ま
    たは前記メンバーの少なくとも一方に対して所定の還金
    措置をとる過程をさらに含む請求項1から9のいずれか
    に記載の配送支援方法。
  11. 【請求項11】 ユーザから物品の配送先に関する情報
    を含む配送依頼を電子的に受け付ける配送依頼受付部
    と、 前記配送依頼に応じ、配送業者に対し、前記物品の配送
    指示およびその配送業者が前記配送先に設置された所定
    の保管ボックスに前記物品を格納するために利用すべき
    第1の電子キーを送信する配送指示部と、 前記物品が前記保管ボックスに格納されたときその旨を
    前記ユーザへ通知する配送完了通知部と、 前記ユーザが前記保管ボックスに格納された前記物品を
    取り出すために利用すべき第2の電子キーをそのユーザ
    に送信するユーザキー配信部と、 前記第1の電子キーおよび第2の電子キーを生成するキ
    ー生成部と、 を含むことを特徴とする配送支援装置。
  12. 【請求項12】 ユーザとショップの間で売買が成立し
    た後、その売買に係る物品の配送先に関する情報を含む
    配送依頼を電子的に受け付ける配送依頼受付部と、 前記配送依頼に応じ、配送業者に対し、前記物品の配送
    指示およびその配送業者が前記配送先に設置された所定
    の保管ボックスに前記物品を格納するために利用すべき
    第1の電子キーを送信する配送指示部と、 前記物品が前記保管ボックスに格納されたときその旨を
    前記ユーザへ通知する配送完了通知部と、 前記ユーザが前記保管ボックスに格納された前記物品を
    取り出すために利用すべき第2の電子キーをそのユーザ
    に送信するユーザキー配信部と、 前記第1の電子キーおよび第2の電子キーを生成するキ
    ー生成部と、 を含むことを特徴とする配送支援装置。
  13. 【請求項13】 ユーザとショップの間で売買が成立し
    た後、その売買に係る物品の配送に関する仲介依頼を電
    子的に受け付ける配送依頼受付部と、 前記仲介依頼に応じ、前記配送先に設置された所定の保
    管ボックスに前記物品を格納するために配送業者が利用
    すべき第1の電子キーを当該配送業者へ送信する配送指
    示部と、 前記物品が前記保管ボックスに格納されたときその旨を
    前記ユーザへ通知する配送完了通知部と、 前記ユーザが前記保管ボックスに格納された前記物品を
    取り出すために利用すべき第2の電子キーをそのユーザ
    に送信するユーザキー配信部と、 前記第1の電子キーおよび第2の電子キーを生成するキ
    ー生成部と、 を含むことを特徴とする配送支援装置。
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