JP2002126835A - カシメ構造及びそのカシメ方法 - Google Patents

カシメ構造及びそのカシメ方法

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JP2002126835A
JP2002126835A JP2000320756A JP2000320756A JP2002126835A JP 2002126835 A JP2002126835 A JP 2002126835A JP 2000320756 A JP2000320756 A JP 2000320756A JP 2000320756 A JP2000320756 A JP 2000320756A JP 2002126835 A JP2002126835 A JP 2002126835A
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clamping
clamped
projection
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Takanori Matsukura
孝典 松倉
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、被挟持部をもつ挟持対象部材と前記
被挟持部を挟持するカシメ部材とがカシメ後にズレるこ
となく、強固に連結することができ、従来の場合よりも
用途を拡大できるカシメ構造及びそのカシメ方法を提供
することを課題とする。 【解決手段】本発明のカシメ連結構造1Aは、金属製で
被挟持部10aをもつ挟持対象部材1aと、金属製で略
U状に折り曲げられて互いに対向し挟持対象部材1aの
被挟持部10aを配置する収容空間部20aを形成する
第1押圧部21aと第2押圧部22aを備えるカシメ部
材2aとからなり、カシメ部材2aの収容空間部20a
に配置された挟持対象部材1aの被挟持部10aを第1
押圧部21aと第2押圧部22aとで挟持しカシメるカ
シメ構造であって、挟持対象部材1aあるいはカシメ部
材2aの少なくとも一方は、カシメ時に他方に食い込む
ストッパー部11a、23aをもつことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カシメ構造及びそ
のカシメ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2つの金属製部材を結合する場
合、一方の金属製部材を折り曲げて他方の金属製部材を
挟持しカシメるカシメ方法を施すことによりカシメ構造
を得ている。ここで例えば、 (1)図12に示すように、被挟持部10jをもつ金属
板製の挟持対象部材1jと、略U状に折り曲げられて互
いに対向し挟持対象部材1jの被挟持部10jを配置す
る収容空間部20jを形成する第1押圧部21jと第2
押圧部22jを備える金属板製のカシメ部材2jとから
なり、カシメ部材2jの収容空間部20jに配置された
挟持対象部材1jの被挟持部10jをカシメ部材2jの
第1押圧部21jと第2押圧部22jとで挟持しカシメ
るカシメ方法を施すことによりカシメ構造1Jを得るこ
とが知られている〔塑性と加工(日本塑性加工学会誌)
第38巻第441号(1997ー10)885頁、図3
参照〕。 (2)また、図13に示すように、略U状に折り曲げる
とともに、第1押圧部21kを兼ねる基部及び被挟持部
を兼ねる第2押圧部22kを形成した2つの金属板1
k、1kを、それぞれ第1押圧部21kと21kとの間
に第2押圧部22k、22kを交互に組み合わせた状態
で挟持してカシメるカシメ方法を施すことによりカシメ
構造1Kを得ることが知られている〔塑性と加工(日本
塑性加工学会誌)第38巻第441号(1997ー1
0)885頁、図3参照〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)前記図12及び
図13に示すカシメ構造1J及び1Kの場合には、金属
板を塑性加工するのみで結合できること、溶接により一
体的に接合する場合のように局部加熱による変形を発生
させることがないこと、外観の見栄えに優れること、な
どの利点が得られる。
【0004】しかし、前記溶接により一体的に接合する
場合と比べて結合強度が劣るため、用途が限定される。
従って、用途を拡大するためには改善の余地がある。 (2)そこで、例えば、2つの金属製部材をカシメ方法
により連結(接合)してカシメ構造を得る場合、カシメ
部分の気密性を向上するための手段として以下に示すよ
うに提案されている。
【0005】すなわち、特開平3ー250561号公報
には、皿状端子板の周縁に形成された段付部分あるいは
バリ状部分を、上方に折曲された蓋板の外周を内側に折
り曲げて挟着する状態でカシメ工程を施し、かつカシメ
時に段付部分あるいはバリ状部分を押し潰すとともに、
押し潰すことに伴い発生するスプリングバック(反力)
によって元の形状に復元しようとする押圧力を有効利用
し得るカシメ構造及びカシメ方法が開示されている。
【0006】この場合には、皿状端子板と蓋板とによる
カシメ構造の気密性が改善され、皿状端子板と蓋板とを
液漏れなく密着することができ、かつ電池の安全弁装置
に適用でき用途を拡大できる。
【0007】しかしながら、カシメ時に前記段付部分あ
るいは前記バリ状部分を押し潰すことによるスプリング
バックを利用する技術内容のものであるため、カシメ構
造の気密性を改善できるものの、外力が付与された場合
に、前記皿状端子板と前記蓋板とがズレる可能性があ
り、両者の結合性の観点からなお改良の余地がある。
【0008】本発明は、前記事情に鑑みなされたもの
で、被挟持部をもつ挟持対象部材と前記被挟持部を挟持
するカシメ部材とがカシメ後にズレることなく、強固に
結合することができ、従来の場合よりも用途を拡大でき
るカシメ構造及びカシメ方法を提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)本発明のカシメ構
造は、金属製で被挟持部をもつ挟持対象部材と、金属製
で略U状に折り曲げられて互いに対向し該挟持対象部材
の該被挟持部を配置する収容空間部を形成する第1押圧
部と第2押圧部を備えるカシメ部材とからなり、該カシ
メ部材の該収容空間部に配置された該挟持対象部材の該
被挟持部を該カシメ部材の該第1押圧部と該第2押圧部
とで挟持しカシメるカシメ構造であって、該挟持対象部
材あるいは該カシメ部材の少なくとも一方は、カシメ時
に他方に食い込むストッパー部をもつことを特徴とす
る。 (2)本発明のカシメ方法は、金属製で被挟持部をもつ
挟持対象部材と、金属製で略U状に折り曲げられて互い
に対向し該挟持対象部材の該被挟持部を配置する収容空
間部を形成する第1押圧部と第2押圧部を備えるカシメ
部材とを用い、該カシメ部材の該収容空間部に配置され
た該挟持対象部材の該被挟持部を該カシメ部材の該第1
押圧部と該第2押圧部とで挟持しカシメるカシメ方法で
あって、該挟持対象部材あるいは該カシメ部材の少なく
とも一方は、カシメ時に他方に食い込むストッパー部を
もち、該カシメ時に該ストッパー部を他方に打ち込み、
食い込ませて係止するとともに、該挟持対象部材の該被
挟持部を該カシメ部材の該第1押圧部と該第2押圧部と
で挟持することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施態様】(1)本発明のカシメ構造による
と、挟持対象部材あるいはカシメ部材の少なくとも一方
は、カシメ時に他方に打ち込まれるストッパー部をもつ
ことを特徴とする。
【0011】このため、挟持対象部材の被挟持部をカシ
メ部材の第1押圧部と第2押圧部とで挟持しカシメた後
には、カシメによる結合作用の他、打ち込まれたストッ
パー部による食い込み作用によって、被挟持部をもつ挟
持対象部材と前記被挟持部を挟持するカシメ部材とがカ
シメ後にズレることなく、結合強度を高めることができ
る。
【0012】従って、本発明のカシメ構造を用いた場合
には、単にカシメるのみの場合よりも、結合強度を高め
た分、その用途を広めることができる。 (2)本発明のカシメ方法によると、挟持対象部材ある
いはカシメ部材の少なくとも一方は、カシメ時に他方に
食い込むストッパー部をもち、カシメ時にストッパー部
を他方に打ち込み、食い込ませて係止するとともに、挟
持対象部材の被挟持部をカシメ部材の第1押圧部と第2
押圧部とで挟持することを特徴とする。
【0013】このため、カシメた後には、カシメによる
結合作用の他、打ち込まれたストッパー部による食い込
み作用によって、被挟持部をもつ挟持対象部材と前記被
挟持部を挟持するカシメ部材とがカシメ後にズレること
なく、結合強度を高めたカシメ構造が得られる。
【0014】従って、本発明のカシメ方法を用いた場合
には、単にカシメるのみの場合よりも、結合強度を高め
た分、その用途を広めることができる。
【0015】本発明のカシメ構造及びそのカシメ方法
は、種々の折り曲げにより継ぎ目を形成する連結構造に
適用できる。
【0016】前記挟持対象部材及び前記カシメ部材とし
ては、カシメにより結合することができる厚さの金属部
材であればよく、例えば一端部同士を結合対象とする2
枚の金属板の組み合わせや、孔を形成し孔内周縁部を結
合対象とする金属板と前記孔に挿通させた筒壁部を結合
対象とする金属筒との組み合わせ、などを用いることが
できる。
【0017】また例えば、一端部同士を結合対象とする
2枚の金属板を組み合わせてカシメにより結合する場合
には、一方の金属板の一端部を平坦な形状の被挟持部と
し、他方の金属板の一端部を略U状に折り曲げて互いに
対向し一方の金属板の前記被挟持部を配置する収容空間
部を形成する第1押圧部(折り曲げ基準となるとともに
折り曲げられていない基部領域)と第2押圧部(基部よ
りヘアピンカーブ状に180度折り曲げられた先端部領
域)を備えるカシメ部材として用いることや、2枚の金
属板のそれぞれの一端部を略U状に折り曲げて互いに対
向し前記収容空間部を形成する第1押圧部と第2押圧部
を備えるカシメ部材を兼ねる挟持対象部材として形成
し、かつ2枚の金属板のそれぞれの第2押圧部を被挟持
部とし用い、互いに他方の金属板の第1押圧部と第2押
圧部とで挟持しカシメるようにすることもできる。
【0018】前記ストッパー部は、挟持対象部材あるい
はカシメ部材の一方あるいは両方に形成することができ
る。このストッパー部は、カシメ時に相手部材の表面に
食い込むことができ、この食い込みによって、カシメ後
に挟持対象部材とカシメ部材とを挟持による結合作用に
加えて、挟持対象部材とカシメ部材とのズレを防止する
機能を備え、かつ強固な結合構造を得ることができる。
【0019】前記ストッパー部は、挟持対象部材あるい
はカシメ部材の厚さの0.2倍〜0.7倍の高さの突起
を用いることができる。すなわち、突起の高さとして
は、実用上、突起が形成される側の金属材(挟持対象部
材あるいはカシメ部材)の厚さの0.2倍〜0.7倍で
ある。ここで突起の高さが前記0.2倍に満たない場合
には、カシメ時に相手部材の表面に突起が食い込む効果
が低く必要とする結合強度が得られない。また、突起の
高さが前記0.7倍を超過する場合には、カシメ時に相
手部材の表面に突起を食い込ませるのに、極めて大きな
打ち込み力を必要とし、かつ大きな押圧(カシメ)装置
が必要となり、製造コスト面で不利となる。
【0020】挟持対象部材あるいはカシメ部材に突起を
形成するには、例えば、挟持対象部材あるいはカシメ部
材を所定の寸法あるいは所定の形状に加工する時、剪断
加工に用いる上型と下型のクリアランスや、打ち抜き加
工などに用いる雄型と雌型のクリアランスなどを通常
(一般的)な値より、広く設定した状態で金属材の剪断
加工あるいは打ち抜き加工することによって、金属材の
剪断加工開始側の面あるいは打ち抜き加工の開始側の面
に対し、金属材の厚み分を隔てた逆位置の加工終了側の
面に突起を連設できる。
【0021】従って、突起の金属材の一面からの高さ
(以下、突起の高さと称す)は、上型と下型のクリアラ
ンスや、打ち抜き加工などに用いる雄型と雌型のクリア
ランスの値にほぼ比例し、かつ目的に応じて種々設定す
ることができる。
【0022】前記突起の硬度>該突起が打ち込まれる前
記挟持対象部材あるいは前記カシメ部材の硬度との関係
にある構成を用いることができる。
【0023】この場合には、突起の打ち込領域への食い
込み作用を一層高めることができ、被挟持部をもつ挟持
対象部材と前記被挟持部を挟持するカシメ部材とのカシ
メ後の結合強度をさらに高めることができる。
【0024】前記硬度差を得るためには、突起と打ち込
領域とを同じ材質(鉄材)で形成し突起のみに焼き入れ
処理を施すことや、剪断加工あるいは打ち抜き加工によ
り突起を形成する場合に伴う加工硬化によって突起のみ
を部分的に硬くすることや、突起をもつ金属部材を硬い
材質とするとともに、打ち込まれる領域を形成する金属
部材を軟らかい材質とすることなど、種々の手段を用い
ることができる。なお、前記加工硬化及び前記材質の違
いにより、硬度差を得る場合には、前記焼き入れ処理は
不要となる。
【0025】また、突起をもつ金属部材を硬い材質とす
るとともに、打ち込まれる領域を形成する金属部材を軟
らかい材質とする場合には、例えば、前記硬い材質の金
属部材としては鉄材を用い、前記軟らかい材質としては
アルミ材や、銅材などの組み合わせや、硬い材質の鉄材
と軟らかい材質の鉄材とを組み合わせや、成分の種類や
含有量によって硬さの異なる合金を用いた組み合わせと
することができる。
【0026】
【実施例】(実施例1)本発明のカシメ構造及びそのカ
シメ方法の実施例1として、金属板のはぜ折り加工(援
用して示す図12参照)を施す場合に適用し、図1、図
2に基づいて説明する。
【0027】図1に示す実施例1のカシメ構造1Aは、
厚さt1(図2参照)の金属板製で被挟持部10aをも
つ挟持対象部材1aと、厚さt2の金属板製で略U状に
折り曲げられて互いに対向し挟持対象部材1aの被挟持
部10aを配置する収容空間部20aを形成する第1押
圧部21aと第2押圧部22aを備えるカシメ部材2a
と、からなる。挟持対象部材1aとカシメ部材2aと
は、同じ材質(SIOC相当材)からなり、かつ同じ硬
度のものである。
【0028】挟持対象部材1aの被挟持部10aの先端
側及びカシメ部材2aの第2押圧部22aの先端側に
は、予め、カシメ後に結合力を高めるストッパー部が形
成される。すなわち、挟持対象部材1aの被挟持部10
aは、カシメ部材2aの第1押圧部21aの内側表面2
10に対向する先端側の内側表面100から突出するス
トッパー部としての突起11aを備える。カシメ部材2
aの第2押圧部22aは、第1押圧部21aの内側表面
210に対向する先端側の内側表面220から突出する
ストッパー部としての突起23aを備える。
【0029】突起11a及び突起23aは、挟持対象部
材1a及びカシメ部材2aを例えば、予め、剪断加工に
用いる上型と下型のクリアランスを前記厚さt1及びt
2に応じて調整し、鋭利に剪断加工する場合よりも若干
広めに設定し、かつ剪断加工後に剪断前方側に突出高さ
(被挟持部10aの内側表面100からの高さ)h1及
び((第2押圧部22aの内側表面220からの高さ)
h2を得ることができるように設定することによって得
られる。
【0030】突起11aの突出高さh1は、被挟持部1
0aの厚さt1の0.2倍〜0.7倍の範囲であり、突
起23aの突出高さh2は、第2押圧部22aの厚さt
2の0.2倍〜0.7倍の範囲である。
【0031】この理由としては、突起11aの突出高さ
h1及び、突起23aの突出高さh2が前記0.2倍に
満たない場合には、カシメ時に相手部材の表面に突起が
食い込む効果が低く必要とする結合強度が得られず、前
記0.7倍を超過する場合には、カシメ時に相手部材の
表面に突起が食い込ませるのに、極めて大きな打ち込み
力を必要とし、かつ大きな押圧(カシメ)装置が必要と
なり、製造コスト面で不利となることを回避するためで
ある。
【0032】実施例1の場合には、挟持対象部材1aの
被挟持部10a及びカシメ部材2aの第2押圧部22a
に、互いに相手側に打ち込まれる突起11a及び突起2
3aを備える。
【0033】そしてカシメ時においては、カシメ部材2
aの収容空間部20aに挟持対象部材1aの被挟持部1
0aを配置した状態(図2参照)で、図略のカシメ装置
を用い、カシメ部材2aの第1押圧部21aと第2押圧
部22aとで被挟持部10aを挟持するカシメ方法が施
され、カシメ部材2aの第1押圧部21aの内側表面2
10に被挟持部10aの突起11aを打ち込み、食い込
ませて係止し、これと同時に挟持対象部材1aの被挟持
部10aの外表面110に第2押圧部22aの突起23
aを打ち込み、食い込ませて係止し、かつカシメ部材2
aの第1押圧部21aと第2押圧部22aとで挟持対象
部材1aの被挟持部10aを挟持する。
【0034】すると、図1に示されるように、カシメ部
材2aの第1押圧部21aの打ち込まれ領域S1には、
挟持対象部材1aの被挟持部10aの突起11aの食い
込みにより、盛り上がり部211、212と窪み部21
3が形成され、かつ突起11aと窪み部213とを確実
に結合する。また、挟持対象部材1aの被挟持部10a
の打ち込まれ領域S2には、カシメ部材2aの第2押圧
部22aの突起23aの食い込みにより、盛り上がり部
111、112と窪み部113が形成され、かつ突起2
3aと窪み部113とを確実に結合する。このカシメ方
法によってカシメ構造1Aが得られる。
【0035】このカシメ構造1Aによると、カシメ部材
2aの第1押圧部21aと第2押圧部22aとで挟持対
象部材1aの被挟持部10aを挟持するカシメによる結
合作用の他、打ち込まれた突起11a、23aによる食
い込み作用により挟持対象部材1aとカシメ部材2aと
のズレを防止でき、結合強度を高めることができる。
【0036】従って、実施例1のカシメ方法を用い得ら
れたカシメ構造1Aの場合には、単にカシメるのみの場
合よりも、結合強度を高めた分、その用途を広めること
ができる。
【0037】ここで、本願発明者は、前記結合強度を高
めることができる突起の好ましい高さについて種々研
究、解析した。その結果を図3〜図6に基づいて以下に
説明する。
【0038】解析条件としては、図3に示されるよう
に、2枚の金属板材(SIOC相当材)を用いてそれぞ
れ形成され、かつ下面N10側に突起N11を形成した
ものを打込み側部材N1とし、上面N20側に打込み側
部材N1の突起N11が打込まれる側を相手側部材N2
として用いた。
【0039】また、打込み側部材N1及び相手側部材N
2を同じ厚みtとし、打込み側部材N1の突起N11の
突起高さhを0.2t(tの0.2倍)、0.5t(t
の0.5倍)、0.7t(tの0.7倍)の3種類に設
定した。
【0040】そして、前記3種類毎に、それぞれ相手側
部材N2の先端面N21及び底面N22を拘束し、打込
み側部材N1を平行に保持した状態で相手側部材N2に
接近する方向(図3の矢印Y参照)に一定の速度で押圧
することによって、打込み側部材N1の突起N11を相
手側部材N2の上面N20に打込む工程を実施した。
【0041】その後、打込み側部材N1の突起N11が
相手側部材N2の上面N20に打込まれる深さを測定し
た。相手側部材N2の表面(上面N20)に打込み後の
深さを測定した結果は以下のとおりである。
【0042】打込み前の突起高さhが0.2tである場
合には、打込み深さL1(図4参照)が約0.09t
(tの約0.09倍)であった。
【0043】打込み前の突起高さhが0.5tである場
合には、打込み深さL2(図5参照)が約 0.25t
(tの約0.25倍)であった。
【0044】打込み前の突起高さhが0.7tである場
合には、打込み深さL3(図6参照)が約0.37t
(tの約0.37倍)であった。
【0045】従って、打込み側部材N1の突起N11の
突起高さhを0.2t、0.5t、0.7tの3種類に
設定した場合には、いずれも相手側部材N2の上面N2
0に打込まれた突起N11によって窪みMが形成され、
かつ窪みMに突起N11が食い込み、ストッパー機能が
得られることが判明した。
【0046】(実施例1の変形例)実施例1の変形例と
して援用して示す図1のカシメ構造1B及びそのカシメ
方法は、前記実施例1のカシメ構造1Aに加えて、挟持
対象部材1bにおける挟持部10bの突起11bの硬度
>突起11bが打ち込まれるカシメ部材2bにおける第
1押圧部21bの打ち込まれ領域S1の硬度との関係
と、カシメ部材2bにおける第2押圧部22bの突起2
3bの硬度>突起23bが打ち込まれる挟持対象部材1
bにおける被挟持部10bの打ち込まれ領域S2の硬度
との関係となる構成としたこと以外は、実施例1の場合
と同じである。従って、実施例1の場合と同じ構成部分
の説明は、同じ符号を付しその説明は省略する。
【0047】なお、前記硬度差は、挟持対象部材1bと
カシメ部材2bとして同じ材質(SIOC相当材)のも
のを用い、突起11b、23bを形成した後、突起11
b、23bに焼き入れ処理を施すことや、剪断加工によ
り突起11b、23bを形成する場合に伴う加工硬化な
どによって得られ、かつ突起11b、23bの硬度を打
ち込まれ領域S1、S2の硬度よりも大きくすることが
できる。
【0048】実施例1の変形例のカシメ構造1Bの場合
には、打ち込まれ領域S1、S2の硬度よりも突起11
b、23bの硬度が大きいため、打ち込まれ領域S1、
S2に対し、前記実施例1の突起11a、23aの場合
よりも突起11b、23bが深く食い込み、かつカシメ
による結合力をさらに高め得る。
【0049】(実施例2)実施例2のカシメ構造1C及
びそのカシメ方法を図7に基づき説明する。
【0050】実施例2の場合には、突起が形成されてい
ない被挟持部10cをもつ挟持対象部材1cを用いたこ
と以外は、実施例1の構成と同じである。従って、実施
例1の場合と同じ構成部分の説明は、同じ符号を付しそ
の説明は省略する。
【0051】実施例2のカシメ構造1C及びそのカシメ
方法の場合には、図7に示すようにカシメ部材2aにお
ける第2押圧部22aのみに突起23aを形成して用い
る。このためカシメ後の挟持対象部材1cとカシメ部材
2aとの結合力は、実施例1の場合よりもやや低くなる
が、ほぼ同じ効果が得られる。
【0052】(実施例2の変形例)実施例2の変形例と
して援用して示す図7のカシメ構造1D及びそのカシメ
方法は、前記実施例2のカシメ構造1Cに加えて、カシ
メ部材2bにおける第2押圧部22bの突起23bの硬
度>突起23bが打ち込まれる挟持対象部材1dの被挟
持部10dの打ち込まれ領域S2の硬度との関係となる
構成としたこと以外は、実施例2の場合と同じである。
従って、実施例2の場合と同じ構成部分の説明は、同じ
符号を付しその説明は省略する。
【0053】前記硬度差は、挟持対象部材1dとカシメ
部材2bとを同じ材質(SIOC相当材)のものを用い
るとともにカシメ部材2bの第2押圧部22bに突起2
3bを形成した後、突起23bに焼き入れ処理を施すこ
とや、剪断加工により突起23bを形成する場合に伴う
加工硬化を利用することや、あるいはカシメ部材2bと
して硬い材質を用いるとともに挟持対象部材1dとして
軟らかい材質を用いること、などによって得られ、かつ
突起23bの硬度を打ち込まれ領域S2の硬度よりも大
きくすることができる。
【0054】実施例2の変形例のカシメ構造1Dの場合
には、打ち込まれ領域S2の硬度よりも突起23bの硬
度が大きいため、打ち込まれ領域S2に対し前記実施例
2の突起23aの場合よりも突起23bが深く食い込
み、かつカシメによる結合力をさらに高め得る。
【0055】(実施例3)実施例3のカシメ構造1E及
びそのカシメ方法を図8に基づき説明する。
【0056】実施例3の場合には、突起が形成されてい
ない第2押圧部22eをもつカシメ部材2eを用いたこ
と以外は、実施例1の構成と同じである。従って、実施
例1の場合と同じ構成部分の説明は、同じ符号を付しそ
の説明は省略する。
【0057】実施例3のカシメ構造1E及びカシメ方法
の場合には、図8に示すように挟持対象部材1aの挟持
部10aのみに突起11aを形成して用いる。このため
カシメ後の挟持対象部材1aとカシメ部材2eとの結合
力は、実施例1の場合よりもやや低くなるが、ほぼ同じ
効果が得られる。
【0058】(実施例3の変形例)実施例3の変形例と
して援用して示す図8のカシメ構造1F(図8参照)及
びそのカシメ方法は、前記実施例3のカシメ構造1Eに
加えて、挟持対象部材1bにおける挟持部10bの突起
11bの硬度>突起11bが打ち込まれるカシメ部材2
fの打ち込まれ領域S1の硬度との関係となる構成とし
たこと以外は、実施例3の場合と同じである。従って、
実施例3の場合と同じ構成部分の説明は、同じ符号を付
しその説明は省略する。
【0059】前記硬度差は、挟持対象部材1bとカシメ
部材2fとして同じ材質(SIOC相当材)のものを用
い、挟持対象部材1bに突起11bを形成した後、突起
11bに焼き入れ処理を施すことや、剪断加工により突
起11bを形成する場合に伴う加工硬化を利用すること
や、あるいはカシメ部材2fとして軟らかい材質を用い
るとともに挟持対象部材1bとして硬い材質を用いるこ
と、などによって得られ、かつ突起11bの硬度を打ち
込まれ領域S1の硬度よりも大きくすることができる。
【0060】実施例3の変形例のカシメ構造1Fの場合
には、打ち込まれ領域S1の硬度よりも突起11bの硬
度が大きいため、打ち込まれ領域S1に対し前記実施例
3の突起11aの場合よりも突起11bが深く食い込
み、かつカシメによる結合力をさらに高め得る。
【0061】(実施例4)本発明のカシメ構造及びその
カシメ方法の実施例4として、孔をもつ金属板と、金属
板の孔に挿通した金属筒とを接合する場合に適用し、図
9、図10、図11に基づいて説明する。
【0062】図9に示す実施例4のカシメ構造1Gは、
金属板製で孔101(図10、図11参照)及び被挟持
部10gをもつ挟持対象部材1gと、金属筒製で前記挟
持対象部材1gの孔101に挿通される筒部g1と筒部
g1より半径外方向に膨出する膨出部g2(図10、図
11参照)とを、断面略U状に折り曲げられて互いに対
向し挟持対象部材1gの被挟持部10gを配置する収容
空間部20g(図9参照)を形成する第1押圧部21g
と第2押圧部22gを備えるカシメ部材2gと、からな
る。
【0063】挟持対象部材1gは、厚さt3の金属板を
用い、打ち抜き加工を施すことによって形成された孔1
01と、孔101内周縁の所定巾(孔101より半径外
方向側のリング状巾)w領域(図10参照)の被挟持部
10gと、カシメ後に結合力を高めるストッパー部とし
て孔101内周縁近くに形成されたリング状の突起11
gとを備える。
【0064】突起11gの突起高さ(カシメ部材2aの
第2押圧部22gの内側表面220に対向する被挟持部
10gの一面110側よりの突起高さ)hは、被挟持部
10gの厚さt3の0.2倍〜0.7倍の範囲である。
この理由としては、前記実施例1の場合と同じである。
【0065】この突起11gは、挟持対象部材1gを例
えば、予め、孔101の打ち抜き加工に用いる雄型(ポ
ンチ)と雌型(ダイス)のクリアランスを前記厚さt3
に応じて調整し、孔101内周縁を鋭利に孔打ち抜き加
工する場合よりも、若干広めに設定し、かつ孔打ち抜き
加工後に、一面側に前記突起高さhを得ることができ
る。なお、打ち抜き加工などに用いる雄型と雌型のクリ
アランスなどを通常(一般的)な値より、広く設定した
状態で金属材の打ち抜き加工することによって形成し得
る。
【0066】前記挟持対象部材1gと前記カシメ部材2
gとは、同じ材質(SIOC相当材)からなり、かつ同
じ硬度のものを用いた。
【0067】そしてカシメ準備として時においては、図
11に示すように、挟持対象部材1gの孔101の中心
線P1とカシメ部材2gの中心線P2とを一致させ、挟
持対象部材1gの孔101にカシメ部材2gの筒部g1
を図10のように挿通し、かつカシメ部材2gの膨出部
g2を挟持対象部材1gの突起11gと対向させる。
【0068】この後、図略のカシメ装置を用い、カシメ
部材2gの筒部g1と膨出部g2とで挟持対象部材1g
の被挟持部10gを挟持するように塑性変形させるカシ
メ方法が施され、かつ前記塑性変形に伴い第1押圧部2
1g及び第2押圧部22gと、その間に収容空間部20
gが形成される。
【0069】そしてカシメ時に、挟持対象部材1gの被
挟持部10gは、前記収容空間部20gに配置された状
態で第2押圧部22gの内側表面220に突起11gを
打ち込み、食い込ませて係止し、かつカシメ部材2gの
第1押圧部21gと第2押圧部22gとで挟持される。
【0070】カシメ部材2gの第2押圧部22gの打ち
込まれ領域Sには、挟持対象部材1gの被挟持部10g
の突起11gの食い込みにより、盛り上がり部211、
212と窪み部213が形成され、かつ突起11gと窪
み部213とを確実に結合する。このカシメ方法によっ
て図9に示すカシメ構造1Gが得られる。
【0071】カシメ構造1Gによると、カシメ部材2g
の第1押圧部21gと第2押圧部22gとで挟持対象部
材1gの被挟持部10gを挟持するカシメによる結合作
用の他、打ち込まれた突起11gによる食い込み作用に
より挟持対象部材1gとカシメ部材2gとのズレを防止
でき、結合強度を高めることができる。
【0072】従って、実施例4のカシメ方法を用い得ら
れたカシメ構造1Gの場合には、単にカシメるのみの場
合よりも、結合強度を高めた分、その用途を広めること
ができる。
【0073】(実施例4の変形例)実施例4の変形例と
して援用して示す図9、図10、図11のカシメ構造1
H及びカシメ方法は、前記実施例4のカシメ構造1Gに
加えて、挟持対象部材1hにおける被挟持部10hの突
起11hの硬度>突起11hが打ち込まれるカシメ部材
2hにおける第2押圧部22hの打ち込まれ領域Sの硬
度との関係となる構成としたこと以外は、実施例4の場
合と同じである。従って、実施例4の場合と同じ構成部
分の説明は、同じ符号を付してその説明は省略する。
【0074】実施例4の変形例のカシメ構造1Gの場合
には、打ち込まれ領域Sの硬度よりも突起11hの硬度
が大きいため、打ち込まれ領域Sに対し前記実施例4の
突起11gの場合よりも突起11hが深く食い込み、か
つカシメによる結合力をさらに高め得る。
【0075】
【発明の効果】(1)本発明のカシメ構造によれば、挟
持対象部材あるいはカシメ部材の少なくとも一方は、カ
シメ時に他方に打ち込まれるストッパー部をもつことを
特徴とするため、カシメ本来の利点を得られることの
他、他方に打ち込まれたストッパー部によって、被挟持
部をもつ挟持対象部材と被挟持部を挟持するカシメ部材
とがカシメ後にズレることなく、従来のカシメの場合よ
りも結合強度を高めることができるとともに用途を広め
ることができる。 (2)本発明のカシメ方法によれば、挟持対象部材ある
いはカシメ部材の少なくとも一方は、カシメ時に他方に
食い込むストッパー部をもち、カシメ時にストッパー部
を他方に打ち込み、食い込ませて係止するとともに、挟
持対象部材の被挟持部をカシメ部材の第1押圧部と第2
押圧部とで挟持することを特徴とするため、他方に打ち
込まれたストッパー部によって、被挟持部をもつ挟持対
象部材と被挟持部を挟持するカシメ部材とがカシメ後に
ズレることなく、従来のカシメの場合よりも結合強度を
高めたカシメ構造が得られるとともに用途を広めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1及び実施例2のカシメ方法によりカシ
メされた後の挟持対象部材とカシメ部材とのカシメ構造
を示す断面図。
【図2】図1における実施例1及び実施例2のカシメ構
造を得る途中工程を示す断面図。
【図3】実施例1及び実施例2における実験例の解析条
件として突起をもつ打込み側部材と、打込み側部材の突
起が打込まれる相手側部材との関係を示す断面図。
【図4】図3において突起の突起高さhを0.2tとし
た場合の相手側部材に対する突起の食い込み状態を示す
断面図。
【図5】図3において突起の突起高さhを0.5tとし
た場合の相手側部材に対する突起の食い込み状態を示す
断面図。
【図6】図3において突起の突起高さhを0.7tとし
た場合の相手側部材に対する突起の食い込み状態を示す
断面図。
【図7】実施例1及び実施例2の変形例1を示す断面
図。
【図8】実施例1及び実施例2の変形例2を示す断面
図。
【図9】実施例3及び実施例4のカシメ方法によりカシ
メされた後の挟持対象部材とカシメ部材とのカシメ構造
を示す断面図。
【図10】図9における実施例3及び実施例4のカシメ
構造を得る途中工程を示す断面図。
【図11】図9における実施例3及び実施例4のカシメ
構造を得る途中工程を示す斜視図。
【図12】従来例1のカシメ構造及びカシメ方法を示す
斜視図。
【図13】従来例2のカシメ構造及びカシメ方法を示す
斜視図。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H…カ
シメ構造 1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h…挟
持対象部材 10a、10b、10g、10h…被挟持部 11a、11b、10g、10h……突起 2a、2b、2e、2f、2g、2h…カシメ部材 20a、20g…収容空間部 21a、21b、21f、21g、21h…第1押圧部 22a、22b、22f、22g、22h…第2押圧部 23a、23b…突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製で被挟持部をもつ挟持対象部材と、
    金属製で略U状に折り曲げられて互いに対向し該挟持対
    象部材の該被挟持部を配置する収容空間部を形成する第
    1押圧部と第2押圧部を備えるカシメ部材とからなり、
    該カシメ部材の該収容空間部に配置された該挟持対象部
    材の該被挟持部を該カシメ部材の該第1押圧部と該第2
    押圧部とで挟持しカシメるカシメ構造であって、 該挟持対象部材あるいは該カシメ部材の少なくとも一方
    は、カシメ時に他方に食い込むストッパー部をもつこと
    を特徴とするカシメ構造。
  2. 【請求項2】前記ストッパー部は、前記挟持対象部材あ
    るいは前記カシメ部材の厚さの0.2倍〜0.7倍の高
    さの突起である前記請求項1記載のカシメ構造。
  3. 【請求項3】前記突起の硬度>該突起が打ち込まれる前
    記挟持対象部材あるいは前記カシメ部材の硬度との関係
    にある前記請求項2記載のカシメ構造。
  4. 【請求項4】金属製で被挟持部をもつ挟持対象部材と、
    金属製で略U状に折り曲げられて互いに対向し該挟持対
    象部材の該被挟持部を配置する収容空間部を形成する第
    1押圧部と第2押圧部を備えるカシメ部材とを用い、該
    カシメ部材の該収容空間部に配置された該挟持対象部材
    の該被挟持部を該カシメ部材の該第1押圧部と該第2押
    圧部とで挟持しカシメるカシメ方法であって、 該挟持対象部材あるいは該カシメ部材の少なくとも一方
    は、カシメ時に他方に食い込むストッパー部をもち、該
    カシメ時に該ストッパー部を他方に打ち込み、食い込ま
    せて係止するとともに、該挟持対象部材の該被挟持部を
    該カシメ部材の該第1押圧部と該第2押圧部とで挟持す
    ることを特徴とするカシメ方法。
  5. 【請求項5】前記ストッパー部は、前記挟持対象部材あ
    るいは前記カシメ部材の厚さの0.2倍〜0.7倍の高
    さの突起である前記請求項4記載のカシメ方法。
  6. 【請求項6】前記突起の硬度>該突起が打ち込まれる前
    記挟持対象部材あるいは前記カシメ部材の硬度との関係
    にある前記請求項5記載のカシメ方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037389A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Nippon Kayaku Co Ltd ガス発生器
CN103878258A (zh) * 2012-12-19 2014-06-25 钟春雷 一种扣接装置
JP2016200889A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 ヒルタ工業株式会社 ペダルアーム

Cited By (4)

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