JP2002126452A - 脱臭装置及びそれを備えた生ごみ処理機 - Google Patents

脱臭装置及びそれを備えた生ごみ処理機

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JP2002126452A
JP2002126452A JP2001003330A JP2001003330A JP2002126452A JP 2002126452 A JP2002126452 A JP 2002126452A JP 2001003330 A JP2001003330 A JP 2001003330A JP 2001003330 A JP2001003330 A JP 2001003330A JP 2002126452 A JP2002126452 A JP 2002126452A
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fin
fins
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deodorizing apparatus
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Motomichi Mishima
基道 三島
Mitsuyasu Ogawa
光康 小川
Yoshiyuki Higashiyama
義幸 東山
Shigehiko Shimomura
繁彦 下村
Tadashi Matsushiro
忠 松代
Seiichi Ueno
聖一 上野
Hiromi Maeda
裕巳 前田
Masahiro Kimura
昌弘 木村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
    • B01D53/86Catalytic processes
    • B01D53/88Handling or mounting catalysts
    • B01D53/885Devices in general for catalytic purification of waste gases

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力損失を大きくすることなく、排ガスがフ
ィンと通過時に接触する面積を大きくすることで、浄化
能力を高めた脱臭装置を提供する。 【解決手段】 触媒ヒータ24を内設した金属パイプ1
に、少なくとも1つ以上の孔22を設けた金属薄板を複
数固定して形成し触媒を担持したフィン2を備え、前記
対向するフィン2は仕切り板23で仕切られて少なくと
も一条以上の通路を形成し、前記金属パイプ1とフィン
2を筒状のケース21に収容してなるもので、圧力損失
を大きくすることなく、排ガスがフィンと通過時に接触
する面積を大きくすることで、浄化能力を高めた脱臭装
置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生ごみ処理機等から
発生する臭気成分や油煙などを浄化する脱臭装置および
それを備えた生ごみ処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生ごみ処理機では、生ごみを加熱
することから発生する臭いや油煙を浄化するために、触
媒を用いるものがある。従来の生ごみ処理機の一例を図
11、図12に示す。図11において、121は生ごみ
処理機本体、122は生ごみを収納する収納部で、ほぼ
中央部に回転軸123、生ごみを撹拌する撹拌羽根12
4を備えている。収納部122の上部に生ごみを加熱す
る加熱手段125が配してある。加熱手段125は乾燥
用ヒータ126及び、乾燥ファン127から構成され、
熱風を生ごみに当てて生ごみの表面を加熱する。尚、乾
燥ファン127は乾燥モータ128により回転駆動され
る。収納部122に吸気通路103および排気通路13
6が形成され、前記両通路間に金属パイプ101に帯状
の金属薄板を螺旋状に巻回して形成したフィン102に
触媒を担持し、このフィン102を配置して金属パイプ
101内に装着した触媒ヒータ108で触媒を加熱して
臭気成分を酸化分解する脱臭装置137が設置されてい
る。(図12参照)収納部122の天面には吸気口13
3、排気通路136の後方には排気ファン134が設置
されている。135は回転軸123を駆動する駆動モー
タである。
【0003】上記従来の生ごみ処理機において、生ごみ
処理機本体121の運転(生ごみの加熱)と同時に脱臭
装置137の触媒ヒータ108により触媒が加熱され、
排気ファン134も作動すると、吸気口133から外気
が吸引され、収納部122内の臭気を含む空気を脱臭装
置137で脱臭し、外部に排気する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、脱臭装置137の浄化能力を高めようとす
ると、フィン102の巻回数を多くする必要がある。但
し、前記のように、フィン102の巻回数を多くする
と、排ガスが流れる時の圧力損失が大きくなり、排ガス
が流れにくいという問題があった。また、浄化能力を高
める手段として他に、フィン102の表面積を大きくす
る方法がある。金属パイプ101に帯状の金属薄板を螺
旋状に巻回して形成する時には、螺旋状のフィン102
の内径部、即ち金属パイプ101に接触する部分に襞
(図示せず)を作らなければならないが、フィン102
の表面積を大きくするために、フィン102の外径を大
きくすると前記襞の深さが深くなってしまい製造不能で
あったり、また、フィン102の外径が大きくなると、
螺旋状のフィン102の外周部を均一な円にすることが
困難であり、螺旋状のフィン102の螺旋の外径を大き
くできないという問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、圧力
損失を大きくすることなく、触媒を担持したフィンの枚
数およびフィンの外径を大きくすることで、フィン全体
の表面積が大きくなり、それにより排ガスがフィンと通
過時に接触する面積が大きくなることで、浄化能力を高
めた脱臭装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、触媒ヒータを内設した金属パイプに、少な
くとも1つ以上の孔を設けた金属薄板を複数固定して形
成し触媒を担持したフィンを備え、前記対向するフィン
は仕切り板で仕切られて少なくとも一条以上の通路を形
成し、前記金属パイプとフィンを筒状のケースに収容し
てなるもので、圧力損失を大きくすることなく、触媒を
担持したフィンの枚数およびフィンの外径を大きくする
ことで、フィン全体の表面積が大きくなり、それにより
排ガスがフィンと通過時に接触する面積が大きくなるこ
とで、浄化能力を高めるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
触媒ヒータを内設した金属パイプに、少なくとも1つ以
上の孔を設けた金属薄板を複数固定して形成し触媒を担
持したフィンを備え、前記対向するフィンは仕切り板で
仕切られて少なくとも一条以上の通路を形成し、前記金
属パイプとフィンを筒状のケースに収容してなるもの
で、圧力損失を大きくすることなく、触媒を担持したフ
ィンの枚数およびフィンの外径を大きくすることで、フ
ィン全体の表面積が大きくなり、それにより排ガスがフ
ィンと通過時に接触する面積が大きくなることで、浄化
能力を高めるものである。
【0008】本発明の請求項2記載の発明は、上記請求
項1記載の発明において、仕切り板をフィンの一部を切
り起こして形成したもので、圧力損失を大きくすること
なく、触媒を担持したフィンの枚数およびフィンの外径
を大きくすることで、フィン全体の表面積が大きくな
り、それにより排ガスがフィンと通過時に接触する面積
が大きくなることで、浄化能力を高めるものである。
【0009】本発明の請求項3記載の発明は、上記請求
項1または2記載の発明において、金属薄板に複数個の
凹凸を形成したもので、浄化能力をより高めた脱臭装置
を提供できる。
【0010】本発明の請求項4記載の発明は、上記請求
項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、金属
パイプに円形の金属薄板を複数固定したもので、脱臭装
置の形成を容易にできる。
【0011】本発明の請求項5記載の発明は、上記請求
項1乃至4のいずれか1項に記載の発明において、フィ
ンの外周に金属の網を巻いたもので、フィンの外周に巻
く断熱シール材が排ガスの通過径路に飛び出して通路が
狭まらない脱臭装置を提供できる。
【0012】本発明の請求項6記載の発明は、上記請求
項5記載の発明において、フィンの外周に巻いた金属の
網に触媒を担持したもので、浄化能力をより高めた脱臭
装置を提供できる。
【0013】本発明の請求項7記載の発明は、上記請求
項1乃至6のいずれか1項に記載の発明において、触媒
ヒータに放熱フィンを設けたもので、触媒ヒータの異常
加熱を防止した脱臭装置を提供できる。
【0014】本発明の請求項8記載の発明は、上記請求
項7記載の発明において、触媒ヒータに設けた放熱フィ
ンに触媒を担持したもので、浄化能力をより高めた脱臭
装置を提供できる。
【0015】本発明の請求項9記載の発明は、上記請求
項1乃至8のいずれか1項に記載の発明において、フィ
ンの下流側になるに従って、触媒ヒータのワット密度を
変化させるもので、フィンの熱分布を一定にすることに
より、浄化能力をより高めた脱臭装置を提供できる。
【0016】本発明の請求項10記載の発明は、上記請
求項1乃至9のいずれか1項に記載の発明において、触
媒ヒータを内設した金属パイプを複数有するもので、浄
化能力をより高めた脱臭装置を提供できる。
【0017】本発明の請求項11記載の発明は、上記請
求項10記載の発明において、発熱面積の異なる複数の
触媒ヒータを装着したもので、フィンの熱分布を一定に
して、浄化能力をより高めた脱臭装置を提供できる。
【0018】本発明の請求項12記載の発明は、上記請
求項1乃至11のいずれか1項に記載の発明において、
金属パイプに金属薄板を複数固定して形成したフィンに
加え、更にハニカム触媒を固定したもので、小型で浄化
能力をより高めた脱臭装置を提供できる。
【0019】本発明の請求項13〜15記載の発明は、
上記請求項1乃至12のいずれか1項に記載の発明にお
いて、温度検出部を排ガス通過通路の上流側に設け脱臭
装置内の異常燃焼を検知し、触媒ヒータを停止または運
転を停止する生ごみ処理機を提供できる。
【0020】本発明の請求項16記載の発明は、上記請
求項1乃至15のいずれか1項に記載の発明において、
排気通路に触媒を担持したもので、浄化能力をより高め
た脱臭装置を提供できる。
【0021】本発明の請求項17記載の発明は、上記請
求項1乃至15のいずれか1項に記載の発明において、
吸気通路およびまたは排気通路に低温触媒を担持したも
ので、浄化能力をより高めた脱臭装置を提供できる。
【0022】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて添付図面をもとに説明する。図1、図2におい
て、ケース21内に金属パイプ1に放射状に2個の孔2
2を設けた円形の金属薄板を固定してフィン2を形成
し、フィン2の表面には触媒を担持し、対向するフィン
2は放射状の2枚の仕切り板23で仕切られて、図3に
示すように2条の通路を形成したフィンを収納し、金属
パイプ1内には触媒ヒータ24を装着してある。フィン
2の外周には金属の網25を巻き、更にその外周にはシ
ール用断熱材26を巻いている。27は排ガスの吸気通
路であるケース21の入り口パイプ、28は排ガスの排
気通路である出口パイプである。金属パイプ1内の入り
口パイプ27に近い部分には放熱フィン29を設置して
いて、前記放熱フィン29には、触媒を担持させてい
る。また、フィン2の外周に金属の網25を巻き、さら
に金属の網25に触媒を担持させている。さらに、フィ
ン2の下流側になるに従って触媒ヒータ24のワット密
度が小さくなるような構成となっている。
【0023】上記構成においては、図3のように、フィ
ン2は放射状に2枚の仕切り板23で仕切られて、排ガ
スが180°周回して上方へ流れていく、2条の通路を
形成しているので、圧力損失を大きくすることなく、触
媒を担持したフィン2の枚数およびフィン2の外径を大
きくすることで、フィン全体の表面積が大きくなり、そ
れにより排ガスがフィン2と通過時に接触する面積が大
きくなることで、浄化能力を高めるものである。また、
放熱フィン29は触媒ヒータ24の熱を放出して触媒ヒ
ータ24の異常加熱を防止することができる。また、フ
ィン2の外周に金属の網25を巻いた構成とすることに
より、フィン2の外周に巻く断熱シール材26がフィン
2の径路に飛び出して排ガスの通過通路が狭まらず、ま
た、フィン2の外周に巻いた金属の網25や放熱フィン
29に触媒を担持することにより、浄化能力をより高め
た脱臭装置を提供できる。さらに、フィン2の下流側に
なるに従って触媒ヒータ24のワット密度が小さくなる
ような構成となっている、いわゆる上流側においては、
ワット密度が大きくなっていることで、排ガスがフィン
2を通過する前に主に加熱され、加熱された前記排ガス
が前記フィン2を通過することで、前記フィン2の熱分
布の均一化を図り、浄化能力をより高めることができ
る。
【0024】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について図4、図5をもとに説明する。なお、上記実施
例と同一構成部品については同一符号を付して、その説
明を省略する。図4、図5において、ケース21内に金
属パイプ1に放射状に複数のフィン2の切り起こし部3
0を設けた円形の金属薄板を固定してフィン2を形成
し、フィン2の表面には触媒を担持したフィン2を収納
し、金属パイプ1内には触媒ヒータ24を装着してあ
る。
【0025】上記構成において、フィン2は放射状に複
数のフィン2の切り起こし部30を設け、多条の通路を
形成しているので、圧力損失を大きくすることなく、触
媒を担持したフィン2の枚数およびフィン2の外径を大
きくすることで、フィン全体の表面積が大きくなり、そ
れにより排ガスがフィン2と通過時に接触する面積が大
きくなることで、浄化能力を高めるものである。
【0026】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
について図6、図7をもとに説明する。なお、上記実施
例と同一構成部品については同一符号を付して、その説
明を省略する。図6、図7において、ケース21(図示
せず)内に金属パイプ1に放射状に4個の孔22を設け
た円形の金属薄板を複数固定してフィン2を形成し、フ
ィン2の表面には触媒を担持し、対向するフィン2は放
射状の4枚の仕切り板23で仕切られて4条の通路を形
成したフィン2を収納し、金属パイプ1内には2本の触
媒ヒータ24を装着してある。また、触媒ヒータ24に
放熱フィン29を設けている。また、それぞれ触媒ヒー
タ24は、発熱面積の異なる触媒ヒータ24であり、本
実施例においては、一方の触媒ヒータ24aは全体が発
熱し、他方の触媒ヒータ24bは下方のU字部分のみが
発熱する構成を成している。
【0027】上記構成において、フィン2は放射状の4
枚の仕切り板23で仕切られて、排ガスが90°周回し
て上方へ流れていく、4条の通路を形成しているので、
圧力損失を大きくすることなく触媒を担持したフィン2
の枚数を多くして表面積を大きくし、また複数の触媒ヒ
ータ8を設置しているのでフィン2の外径を大きくして
表面積を更に広げ、排ガスがフィン2と通過時に接触す
る面積が大きくなることで、浄化能力を高めるものであ
る。また、触媒ヒータ24に放熱フィン29を設けてい
るので、触媒ヒータ24の熱を放出して触媒ヒータ24
の異常加熱を防止することができる。また、一方の触媒
ヒータ24aは全体が発熱し、他方の触媒ヒータ24b
は下方のU字部分のみが発熱する構成を成していて、触
媒を活性化するまでは全体が発熱する触媒ヒータ24a
を用いて短時間でフィン2を加熱し、触媒を活性化した
後には下方のU字部分のみが発熱する触媒ヒータ24b
を用いて、排ガスがフィン2を通過する前に主に加熱さ
れ、加熱された前記排ガスが前記フィン2を通過するこ
とで、前記フィン2の熱分布の均一化を図り、浄化能力
をより高めるものである。
【0028】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
について図8をもとに説明する。なお、上記実施例と同
一構成部品については同一符号を付して、その説明を省
略する。図8において、ケース21の排ガスの入り口に
近い部分に温度検出部31を設けている。温度検出部3
1は触媒ヒータ24の温度を検知し、ケース21内で異
常燃焼が起きた時、触媒ヒータ24の通電を停止、ある
いは、生ごみ処理機本体の通電を停止して触媒ヒータ2
4の断線や、脱臭装置の損傷を防止することができる。
また、32は出口パイプ28に連通した吸引ファンであ
る。排気通路である出口パイプ28内は高温であり、排
気通路内に触媒を担持することによって、浄化能力をよ
り高めた脱臭装置を提供できる。また、入り口パイプ2
7の外周に加熱ヒータ33を設け、排ガスの吸気通路で
ある入り口パイプ27及びまたは排ガスの排気通路であ
る出口パイプ28内に、フィン2に担持した触媒より低
い温度で機能する低温触媒を担持することによって、浄
化能力をより高めた脱臭装置を提供できる。
【0029】(実施例5)次に、本発明の第5の実施例
について図9をもとに説明する。なお、上記実施例と同
一構成部品については同一符号を付して、その説明を省
略する。図9において、金属パイプに円形の金属薄板を
複数固定して形成したフィン2を備え、更にハニカム触
媒34を固定してある。ハニカム触媒34は小型で表面
積を大きくすることができ、この構成にすることにより
小型で浄化能力をより高めた脱臭装置を提供できる。
【0030】(実施例6)次に、本発明の第6の実施例
について図10をもとに説明する。なお、上記実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。図10において、第2のフィン35は、円形
の金属薄板に複数個の凹凸36を形成し、表面に触媒を
担持したもので他の構成は、第3の実施例と同じであ
る。この場合、凹凸により表面積が増え、触媒の担持量
を増やすことができるとともに、第2のフィン上を空気
が流れる際に乱流が発生するため、空気に含まれる臭気
成分がフィン表面に万遍なく接触することになり、浄化
能力をより高めた脱臭装置を提供することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、圧力損失を大きくする
ことなく、触媒を担持したフィンの枚数およびフィンの
外径を大きくすることで、フィン全体の表面積が大きく
なり、それにより排ガスがフィンと通過時に接触する面
積が大きくなることで、浄化能力を高めた脱臭装置及び
それを備えた生ごみ処理機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の脱臭装置の斜視図
【図2】同脱臭装置の断面図
【図3】図1のA−A断面図
【図4】本発明の第2の実施例の脱臭装置の斜視図
【図5】同脱臭装置の部分断面図
【図6】本発明の第3の実施例の脱臭装置の斜視図
【図7】同フィンの斜視図
【図8】本発明の第4の実施例の脱臭装置の斜視図
【図9】本発明の第5の実施例の脱臭装置の斜視図
【図10】本発明の第6の実施例のフィンの斜視図
【図11】従来の生ごみ処理機の断面図
【図12】同脱臭装置の断面図
【符号の説明】
1 金属パイプ 2 フィン 21 ケース 22 孔 23 仕切り板 24 触媒ヒータ 35 第2のフィン 36 凹凸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 3/00 303M (72)発明者 東山 義幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 下村 繁彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松代 忠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 上野 聖一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 前田 裕巳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 木村 昌弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L113 AA04 AC08 BA00 CB05 DA01 DA26 DA30 4D004 AA03 AC04 CA15 CA22 CA42 CA48 CB04 CB27 CB32 DA01 DA02 DA06 DA20 4D048 AA22 BB02 BB03 CA03 CC40 CC42

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒ヒータを内設した金属パイプに、少
    なくとも1つ以上の孔を設けた金属薄板を複数固定して
    形成し触媒を担持したフィンを備え、前記対向するフィ
    ンは仕切り板で仕切られて少なくとも一条以上の通路を
    形成し、前記金属パイプとフィンを筒状のケースに収容
    してなる脱臭装置。
  2. 【請求項2】 仕切り板をフィンの一部を切り起こして
    形成した請求項1記載の脱臭装置。
  3. 【請求項3】 金属薄板に複数個の凹凸を形成した請求
    項1または2記載の脱臭装置。
  4. 【請求項4】 金属パイプに円形の金属薄板を複数固定
    した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の脱臭装置。
  5. 【請求項5】 フィンの外周に金属の網を巻いた請求項
    1乃至4のいずれか1項に記載の脱臭装置。
  6. 【請求項6】 フィンの外周に巻いた金属の網に触媒を
    担持した請求項5記載の脱臭装置。
  7. 【請求項7】 触媒ヒータに放熱フィンを設けた請求項
    1乃至6のいずれか1項に記載の脱臭装置。
  8. 【請求項8】 触媒ヒータに設けた放熱フィンに触媒を
    担持した請求項7記載の脱臭装置。
  9. 【請求項9】 フィンの下流側になるに従って触媒ヒー
    タのワット密度を変化させる請求項1乃至8のいずれか
    1項に記載の脱臭装置。
  10. 【請求項10】 触媒ヒータを内設した金属パイプを複
    数有する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の脱臭装
    置。
  11. 【請求項11】 発熱面積の異なる複数の触媒ヒータを
    装着した請求項10記載の脱臭装置。
  12. 【請求項12】 金属パイプに金属薄板を複数固定して
    形成したフィンに加え、更にハニカム触媒を固定した請
    求項1乃至11のいずれか1項に記載の脱臭装置。
  13. 【請求項13】 温度検出部を排ガス通過通路の上流側
    に設けた請求項1乃至12のいずれか1項に記載の脱臭
    装置。
  14. 【請求項14】 脱臭装置内の異常燃焼を検知し触媒ヒ
    ータを停止する請求項13記載の脱臭装置を備えた生ご
    み処理機。
  15. 【請求項15】 脱臭装置内の異常燃焼を検知し運転を
    停止する請求項13または14記載の脱臭装置を備えた
    生ごみ処理機。
  16. 【請求項16】 排気通路に触媒を担持した請求項1乃
    至15のいずれか1項に記載の脱臭装置を備えた生ごみ
    処理機。
  17. 【請求項17】 吸気通路およびまたは排気通路に低温
    触媒を担持した請求項1乃至15のいずれか1項に記載
    の脱臭装置を備えた生ごみ処理機。
JP2001003330A 2000-08-18 2001-01-11 脱臭装置及びそれを備えた生ごみ処理機 Pending JP2002126452A (ja)

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