JP2002125648A - 包皮食品製造装置における具充填装置 - Google Patents

包皮食品製造装置における具充填装置

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JP2002125648A
JP2002125648A JP2000324573A JP2000324573A JP2002125648A JP 2002125648 A JP2002125648 A JP 2002125648A JP 2000324573 A JP2000324573 A JP 2000324573A JP 2000324573 A JP2000324573 A JP 2000324573A JP 2002125648 A JP2002125648 A JP 2002125648A
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Hidefumi Watabe
英文 渡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 具を三角形、四角形種々の形状で、しかも
扁平な形状に成形できて、具充填位置にある麺皮上に的
確に充填できる具充填装置を提供する。 【解決手段】 内部にスライド板摺動室10を形成した
基台部1上に、動室10に開口する具供給用ホッパー2
と、ホッパー2の前部側にあって基台部1を貫通して上
下動する具落し込み用のプッシャー4とを設け、摺動室
10には、後退位置と前進位置との間で前後に摺動する
スライド板9を設け、スライド板9には、後退位置でホ
ッパー2と連通し且つ前進位置でプッシャー4の落し込
み位置と合致する具成形孔12を貫設し、スライド板9
の後退位置から具成形孔12内に供給した具6を、その
前進位置でプッシャー4により麺皮30上に落し込んで
充填するようにした具充填装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、麺皮で具を包むよ
うにして内部に具を包填した春巻等の包皮食品を製造す
る包皮食品製造装置における具充填装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の包皮食品製造装置に設置されて
いる従来の具充填装置として、例えば、特公昭57−2
8543号公報に記載されているものがある。この具充
填装置は、具供給用ホッパーの下部にこれに連通する具
移送用シリンダを水平方向に設けると共に、この具移送
用シリンダの開口端部に直交して、その直下の具充填位
置に向かって昇降する成形用シリンダと、具移送用シリ
ンダから成形用シリンダ内に移送された具を充填位置に
ある麺皮上に押し出し充填する具充填用ピストンとを設
けてなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような具充填装
置では、具を成形するのに成形用シリンダが使用される
ことから、具の形が棒状や短円柱状のものとなる。普通
の春巻は、その形が長方形であるため、棒状や短円柱状
の具でも問題ないが、春巻には、長方形以外に、三角形
のものもあり、このような三角春巻の具としては、三角
形の具を充填するのが好ましい。また、長方形の春巻で
も、具の形状としては、棒状や短円柱状よりも、扁平な
長方形状のものが好ましい。
【0004】本発明は、上記に鑑み、具を三角形、四角
形、円形等の種々の形状で、しかも扁平な形状に成形で
きて、具充填位置にある麺皮上に的確に充填できる具充
填装置を提供することを目的とする。本発明の他の目的
は、具の充填量を簡単容易に調整できるようにした具充
填装置を提供することにある。本発明の更に他の目的
は、後に説明する実施形態の説明から明らかにされよ
う。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の包
皮食品製造装置における具充填装置は、内部に水平に延
びるスライド板摺動室10を形成した基台部1上に、前
記摺動室10に開口する具供給用ホッパー2と、ホッパ
ー2の前部側にあって具充填位置Pの直上位置で基台部
1を貫通して上下駆動手段3により上下動する具落し込
み用のプッシャー4とを設け、前記摺動室10には、ホ
ッパー2側の後退位置とプッシャー4側の前進位置との
間で前後駆動手段11によって前後に摺動するスライド
板9を配設し、スライド板9には、後退位置でホッパー
2と連通し且つ前進位置でプッシャー4の落し込み位置
と合致する具成形孔12を貫設し、スライド板9の後退
位置でホッパー2から具成形孔12に供給した具6を、
その前進位置でプッシャー4により具充填位置Pにある
麺皮30上に落し込んで充填するようにしたことを特徴
とする。
【0006】請求項2は、請求項1に記載の包皮食品製
造装置における具充填装置において、スライド板9の下
面側には、具成形孔12の容積を変更調整するための可
変容積部材13を、具成形孔12内の底部側に所要長さ
進退移動調整可能に突入するようにバネ14で付勢して
取り付けると共に、スライド板9が前進位置に来た時に
は可変容積部材13と一体を成す当接部片15が当接し
て前記バネ14に抗し可変容積部材13を具成形孔12
内から退出させるためのストッパー16を設けてなるこ
とを特徴とする。
【0007】請求項3は、請求項1又は2に記載の包皮
食品製造装置における具充填装置において、具落し込み
用のプッシャー4は、その下端周縁部に沿って設けた環
状ノズル27から下方へ圧力エアを噴射させるエア噴射
手段28を備えてなることを特徴とする。
【0008】請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載
の包皮食品製造装置における具充填装置において、ホッ
パー2には、スライド板9の後退位置で具材6oを具成
形孔12に供給する時にその具材6oを加圧するための
加圧用プランジャー39を進退駆動可能に設けてなるこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は包皮食品製造装置における
具充填装置の縦断面図、図2は図1のA−A線断面図、
図3は図1のB−B線断面図である。これらの図から分
かるように、本発明に係る具充填装置においては、架台
Kの上端部に設置される基台部1上に、具供給用のホッ
パー2と、このホッパー2の前部側にあって具充填位置
Pの直上位置で上下駆動手段3により上下動する具落し
込み用のプッシャー4とが設けられる。
【0010】基台部1は、底板5と、この底板5の左右
両側縁部及び前端縁部に夫々突設された左右両側堰壁部
6,6と前端堰壁部7と、これら堰壁部6,6,7上に
固着される上板8とから構成されたもので、この基台部
1の内部に、水平に延びるスライド板摺動室10が形成
される。このスライド板摺動室10には、ホッパー2側
の後退位置とプッシャー4側の前進位置との間で前後駆
動手段11によって前後に摺動する所要厚みのスライド
板9が配設され、このスライド板9には、後退位置でホ
ッパー2に連通し且つ前進位置でプッシャー4の落し込
み位置と合致する位置に具成形孔12が貫設されてい
る。ここでは、具成形孔12は三角形に形成されてい
る。
【0011】図1、図3及び図4に示すように、スライ
ド板9の下面側には、具成形孔12の容積を必要に応じ
て変更調整できるようにするための可変容積部材13
が、具成形孔12内の底部側に所要長さλ進退移動調整
可能に突入するようにコイルバネ14で付勢した状態で
取り付けられると共に、スライド板9が前進位置に来た
時に可変容積部材13と一体の当接部片15が当接して
コイルバネ14の付勢力に抗し可変容積部材13を具成
形孔12内から退出させるためのストッパー16が設け
られている。
【0012】図4は、スライド板摺動室10内に配設さ
れるスライド板9をその下面側から見た図であって、こ
の図から分かるように、可変容積部材13は、帯板から
なるもので、スライド板9の下面にその長さ方向に条設
された蟻溝17に摺動自在に嵌合されて、その先端部1
3aが具成形孔12内に突入するようになっている。ス
ライド板9の後端側に開口部18が設けられ、この開口
部18内には、図3から分かるように、両側一対のロッ
ド19,19がスライド板9と平行に配設され、両ロッ
ド19,19にはブラケット20が前後移動可能に挿通
支持されると共に、各ロッド19にはブラケット20を
前方側へ付勢するコイルバネ14が嵌装され、そしてこ
のブラケット20が可変容積部材13の後端部13bに
固着され、これによって可変容積部材13は、その先端
部13aが具成形孔12内に突入するようにコイルバネ
14で付勢されている。ストッパー16は、ボルトから
なるもので、図1に示すように、上記ブラケット20の
下端突出部に、前方へ突出するように取り付けられてい
る。
【0013】図1、図3及び図4において21は、具成
形孔12内に突入する可変容積部材先端部13aの突入
長さλを変更調整したり、その先端部13aを具成形孔
12に対し進退するための操作用ねじ杆で、このねじ杆
21は、スライド板9の後端部の挿通孔22を通って開
口部18内にあるブラケット20のねじ孔23に螺入さ
れていて、スライド板9の後端面から突出する操作ツマ
ミ21aを摘んで、正逆回転させることにより、ブラケ
ット20をロッド19,19に沿って前後動させ、この
ブラケット20と一体の可変容積部材13を蟻溝17に
沿って前後に移動させるようになっている。
【0014】具落し込み用のプッシャー4は、図1、図
5及び図6に示すように、上端が閉塞板29によって閉
塞された三角筒状ケーシング24と、このケーシング2
4の内周面との間に軸方向に延びる空気流通用の隙間S
を形成するように同心状に配備された横断面三角形のプ
ランジャー25とによって構成され、このプッシャー4
には、閉塞板29に取り付けたエア供給口26よりケー
シング24内の上部に圧力エアを供給して、その圧力エ
アを、前記隙間Sの下端部に形成される三角形の環状ノ
ズル27(図6参照)から下方へ噴射させるエア噴射手
段28が設けられている。
【0015】また図5に示すように、三角形プランジャ
ー25の各側面には前記隙間Sと同じ突出高さの突条部
25aが条設されていて、各突条部25aに三角筒状ケ
ーシング24の内周面が当接した状態で、三角形プラン
ジャー25と、三角筒状ケーシング24とは一体的に結
合されている。エア噴出手段28のエア供給口26は、
コンプレッサー等の圧力エア供給源(図示せず)に接続
されている。また図6に示すように、三角形プランジャ
ー25の下面は、具6との接触面積を少なして出来るだ
け具6に付着しないようにするため、その周縁部25a
を残して浅い凹窪部25bを形成している。
【0016】前記具落し込み用プッシャー4は、図1に
実線で示す上昇位置と、同図の仮想線図で示す下降位置
との間で上下駆動手段3によって上下動するもので、常
時は上昇位置にあって、スライド板9が後退位置から前
進位置へ移動して来たとき、基台部1の上板8に開口さ
れた上部穴8aから底板5に開口された下部穴5aを通
って下降して、具成形孔12内の具6を、具充填位置P
にある麺皮30上に落とし込むようになっている。ま
た、このプッシャー4による具6の落とし込み時には、
前記エア噴射手段28によってプッシャー4下端の環状
ノズル27から具成形孔12の内周縁部に向けて圧力エ
アが噴射され、それにより具6が具成形孔12の内周面
に対し効果的に縁切りされて、具成形孔12内の具6が
形を崩すことなく確実に麺皮30上に落とし込まれるよ
うになっている。
【0017】図1及び図2において31は、基台部1の
上板8に載設固定されていて、上部穴8aと合致する位
置にプッシャー4を昇降案内するガイド穴32を形成し
た台板である。また図1において、33は包皮食品製造
装置のターンテーブルで、このターンテーブル33に設
けてある開口部34の真下に麺皮30を受けるトレー3
5がターンテーブル33と一体的に設けられている。
【0018】具落し込み用のプッシャー4を上下駆動す
る上下駆動手段3は、図1及び図2に概略示すように、
駆動軸36によって一定角度揺動する揺動アーム37
と、この揺動アーム37とプッシャー4とに枢支連結さ
れ、揺動アーム37の揺動運動によってプッシャー4を
上下動させるリンク38と、からなるものである。
【0019】具供給用ホッパー2には、図1及び図2に
示すように、スライド板9の後退位置で具材6oを具成
形孔12に供給する時にホッパー2内の下端部側で具材
6oを加圧するための加圧用プランジャー39が、駆動
手段40によって進退駆動可能に設けられ、このプラン
ジャー39は、ホッパー2に取り付けられた筒状ガイド
43に嵌挿支持されている。尚、図示は省略するが、ホ
ッパー2内の上部側には具材押し出し用の螺旋羽根が装
備してある。駆動手段40は、駆動軸41によって一定
角度揺動する揺動アーム42を有し、この揺動アーム4
2の遊端部を、アーム42側のピン42aとプランジャ
ー39側の長孔39aとを介してプランジャー39に枢
支連結し、この揺動アーム42の揺動運動によりこプラ
ンジャー39をホッパー2内部に水平に進退移動させる
ようにしたものである。
【0020】前記スライド板9を前後駆動する前後駆動
手段11は、図1〜図3に概略示すように、駆動軸44
によって一定角度揺動する揺動アーム45と、この揺動
アーム45とスライド板9とに枢支連結され、揺動アー
ム45の揺動運動によってスライド板9を前後に往復移
動させるリンク46とから構成される。
【0021】上述したような構成を有する具充填装置の
作用を図7及びその他の図を参照して説明する。
【0022】先ず、図7の(a) に示すように、基台部1
内のスライド板摺動室10を摺動するスライド板9が後
退位置にある時、加圧用プランジャー39がホッパー2
内に進入して、具材6oをスライド板9の具成形孔12
内に加圧供給する。この後、同図(b) に示すように、加
圧用プランジャー39がホッパー2内から退出し、スラ
イド板9が後退位置からスライド板摺動室10を摺動し
て前進位置へ移動する間に、具成形孔12内に供給され
た具材6oが具成形孔12に対応する形状に成形されて
具6となる。
【0023】しかして、スライド板9が前進位置に来た
時、具落し込み用プッシャー4が同図の(b) に示す上昇
位置から同図の(c) に示す下降位置まで下動して、具成
形孔12内の具6を、具充填位置P上でトレー35に載
置されている麺皮30の上に落し込んで充填する。この
具6の落し込み時には、プッシャー4下端の環状ノズル
27(図1参照)から具成形孔12の内周縁部に向けて
圧力エアが噴射され、それにより具6が具成形孔12の
内周面に対し効果的に縁切りされて、具成形孔12内の
具6は、その形を崩すことなく確実に麺皮30上に落と
し込まれる。
【0024】また、スライド板9の具成形孔12に具材
6oを供給するにあたって、具成形孔12の容積を最大
限にして具材6oの供給を行う場合は、操作用ねじ杆2
1をブラケット20が後退する方向に回転させることに
よって(図1、図3、図4参照)、可変容積部材13の
先端部13aを具成形孔12から退出させておく。
【0025】また、具成形孔12への具材6oの供給
を、上記のような最大容積よりも少なくする場合には、
操作用ねじ杆21をブラケット20が前進する方向に回
転させることにより、可変容積部材13の先端部13a
を所要長さλだけ突入させるようにする。こうして可変
容積部材13の先端部13aを具成形孔12内に突入さ
せると、この可変容積部材13の先端部13aが突入し
た分だけ、具成形孔12の正味の容積が減少するから、
具成形孔12内への供給量が少なくなって、成形される
具6の体積が少なくなる。したがって、具成形孔12の
最大容積と、この具成形孔12内に突出する可変容積部
材先端部13aの単位突出長さ当たりの体積を予め計算
しておくことによって、具成形孔12の容積(具材6o
の供給量でもあるし、具6の充填量でもある)変更調整
を簡単容易に行うことができる。
【0026】図7の(a) は、可変容積部材13の先端部
13aが所要長さ突入した具成形孔12内に具材6oが
供給された状態を示す。この状態でスライド板9が後退
位置から前進位置へ移動する時には、具成形孔12がプ
ッシャー4直下の落し込み位置に到達する直前に、可変
容積部材13と一体を成す当接部片15が基台部1側の
ストッパー16に当接して、可変容積部材13の移動が
制限され、これにより図7の(b) に示すように前進位置
に来たスライド板9の具成形孔12から可変容積部材1
3の先端部13aが退出する。したがって、同図の(b)
に示すように、プッシャー4が下動して具成形孔12内
の具6を落し込む時に、プッシャー4が可変容積部材1
3の先端部13aに当たることがない。
【0027】尚、当接部片15が基台部1側のストッパ
ー16に当接すると、このストッパー16を取り付けて
いるブラケット20がコイルバネ14,14に抗してロ
ッド19,14に沿って後退すると共に、ブラケット2
0のねじ孔23に螺入されてこのブラケット20と一体
の操作用ねじ杆21がスライド板9側の挿通孔22に沿
って後退し、この操作用ねじ杆21は図7の(b) ,(c)
に示すようにスライド板9の後端から突出する。
【0028】また、前記可変容積部材13は、具成形孔
12内の底部側に突入するように設けてあることから、
スライド板9の後退位置でホッパー2内の具材6oを具
成形孔12内に供給した時に供給された具材6oの中に
空洞部ができたりせず、その供給を的確に行え、また具
成形孔12内の具6が、スライド板9の前進位置でのプ
ッシャー4による落し込み時に型崩れするようなことが
ない。
【0029】また、この具充填装置によれば、スライド
板9に具成形孔12を貫通形成していることから、三角
形、四角形、円形等の種々の形状を有する扁平な具6を
成形して充填することができる。具6の形を変更する場
合には、具6の厚みが変わらなければ、スライド板9と
プッシャー4を取り替えだけでよい。また、スライド板
9を板厚の厚い材料で形成すれば、種々の断面形状の棒
状や柱状の具6の成形・充填も可能である。
【0030】
【発明の効果】請求項1に係る発明の具充填装置によれ
ば、三角形、四角形、円形等の種々の形状を有する扁平
な具を成形することができて、具充填位置にある麺皮上
に的確に充填することができる。もちろん、具を棒状や
柱状の具の成形して充填することも可能である。
【0031】請求項2に係る発明の具充填装置によれ
ば、具成形孔に具材を供給するにあたって、可変容積部
材を具成形孔に対して進退させることにより、具材の供
給量を容易に調整できて、必要とする所望量の具を成形
・充填することができる。また、可変容積部材は、具成
形孔内の底部側に突入するように設けてあることから、
スライド板の後退位置でホッパー内の具材を具成形孔内
に供給した時、具材の中に空洞部ができたりせず、その
供給を的確に行え、また具成形孔内の具が、スライド板
の前進位置でのプッシャーによる落し込み時に型崩れす
ることがない。
【0032】請求項3に係る発明の具充填装置によれ
ば、具の落し込み時に、プッシャー下端の環状ノズルか
ら具成形孔の内周縁部に向けて圧力エアを噴射させるこ
とにより、具を具成形孔の内周面に対し効果的に縁切り
して、具成形孔内の具を、その形を崩すことなく的確に
麺皮上に落とし込むことができる。
【0033】請求項4に係る発明の具充填装置によれ
ば、スライド板の後退位置で具材を具成形孔に供給する
時にホッパー内の具材を具成形孔内に確実且つ有効に供
給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 包皮食品製造装置における具充填装置の縦断
面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1のB−B線断面図である。
【図4】 スライド板をその下面側から見た斜視図であ
る。
【図5】 図1のC−C線断面図である。
【図6】 プッシャーを下面側から見た斜視図である。
【図7】 (a) 〜(c) は具充填装置の作用を説明する説
明断面図である。
【符号の説明】
1 基台部 2 具供給用のホッパー 3 上下駆動手段 4 具落し込み用のプッシャー 6o 具材 6 成形されて充填される具 10 スライド板摺動室 11 前後駆動手段 12 具成形孔 13 可変容積部材 14 バネ 15 当接部片 16 ストッパー 27 プッシャー下端の環状ノズル 28 エア噴射手段 39 加圧用プランジャー P 具充填位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に水平に延びるスライド板摺動室を
    形成した基台部上に、前記摺動室に開口する具供給用ホ
    ッパーと、ホッパーの前部側にあって具充填位置の直上
    位置で基台部を貫通して上下駆動手段により上下動する
    具落し込み用のプッシャーとを設け、前記摺動室には、
    ホッパー側の後退位置とプッシャー側の前進位置との間
    で前後駆動手段によって前後に摺動するスライド板を配
    設し、スライド板には、後退位置でホッパーと連通し且
    つ前進位置でプッシャーの落し込み位置と合致する具成
    形孔を貫設し、スライド板の後退位置でホッパーから具
    成形孔に供給した具を、その前進位置でプッシャーによ
    り具充填位置にある麺皮上に落し込んで充填するように
    した包皮食品製造装置における具充填装置。
  2. 【請求項2】 スライド板の下面側には、具成形孔の容
    積を変更調整するための可変容積部材を、具成形孔内の
    底部側に所要長さ進退移動調整可能に突入するようにバ
    ネで付勢して取り付けると共に、スライド板が前進位置
    に来た時には可変容積部材と一体を成す当接部片が当接
    して前記バネに抗し可変容積部材を具成形孔内から退出
    させるためのストッパーを設けてなる請求項1に記載の
    包皮食品製造装置における具充填装置。
  3. 【請求項3】 具落し込み用のプッシャーは、下端周縁
    部に沿って設けた環状ノズルから下方へ圧力エアを噴射
    させるエア噴射手段を備えてなる請求項1又は2に記載
    の包皮食品製造装置における具充填装置。
  4. 【請求項4】 ホッパーには、スライド板の後退位置で
    具材を具成形孔に供給する時にその具材を加圧するため
    の加圧用プランジャーを進退駆動可能に設けてなる請求
    項1〜3の何れかに記載の包皮食品製造装置における具
    充填装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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