JP2002124144A - ワイヤーハーネス装着部品の検査方法 - Google Patents

ワイヤーハーネス装着部品の検査方法

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JP2002124144A
JP2002124144A JP2000318453A JP2000318453A JP2002124144A JP 2002124144 A JP2002124144 A JP 2002124144A JP 2000318453 A JP2000318453 A JP 2000318453A JP 2000318453 A JP2000318453 A JP 2000318453A JP 2002124144 A JP2002124144 A JP 2002124144A
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JP
Japan
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harness
mounting
electrodes
wire harness
component
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JP2000318453A
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English (en)
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Ichiro Kamata
一郎 鎌田
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査作業や検査装置の複雑化を招くことな
く、検査漏れも少ないワイヤーハーネス装着部品の検査
方法を提供する。 【解決手段】 ワイヤーハーネス1にテープ2の巻き付
けにより固定されたハーネスクリップ21は、全体が導
電性樹脂で形成されたもので、板状の巻きしろ部22
と、この巻きしろ部22の中央から外側に突出するアン
カー部23とを有する。検査治具31は、ハーネスクリ
ップ21の外形に沿った装着部32を有する穴33が形
成された絶縁体からなる治具本体34と、この治具本体
34の穴33の装着部32の複数箇所に設けられた電極
35と、穴33の中央のアンカー部23の先端と対向す
る位置に設けられた電極36とを有する。これら電極3
5,36は、回路チェッカー41に接続されている。回
路チェッカー41は、電極35,36とハーネスクリッ
プ21との間の接触、電極間抵抗値、電極間静電容量等
を測定し、これらに基づいて正規の位置に正規のハーネ
スクリップ21が装着されていることを検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、各種電子
機器等に使用される、電線を束ねた配線システムである
ワイヤーハーネスに装着される樹脂製部品の取付の有無
の検査、正規のものが、正規の位置に取り付けられてい
るかの外観検査等を行うのに好適のワイヤーハーネス装
着部品の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネスに装着される樹脂部品
としては、ワイヤーハーネスを束ねて固定部に固定する
ためのハーネスクリップやワイヤーハーネスに外装され
るプロテクタ等がある。これらの樹脂部品がワイヤーハ
ーネスに正しく装着されているかどうかは、従来、人間
の目視検査により行っている。また、検査の自動化を図
るため、樹脂部品に突起、穴、キー等を設けて、その部
分を検査治具や検出装置等で検出するという検査も行わ
れている。
【0003】図3は、そのような検査方法の一例を説明
すするための図である。ワイヤーハーネス1にテープ2
の巻き付けにより固定されたハーネスクリップ3は、全
体が樹脂で形成されたもので、板状の巻きしろ部4と、
この巻きしろ部4の中央から外側に突出するアンカー部
5とを有する。検査治具11は、ハーネスクリップ3が
丁度嵌合可能な穴12が形成された治具本体13と、こ
の治具本体13の穴12の中に装着されたリミットスイ
ッチ14を有する。そして、検査時には、ハーネスクリ
ップ3を検査治具11にセットすると、アンカー部5の
先端がリミットスイッチ14を押し込んで、リミットス
イッチ14がオンになるので、これをもってハーネスク
リップ3がワイヤーハーネス1に正しく装着されている
と判断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のワイヤーハーネス装着部品の取付検査や部品検査で
は、複雑で似通った形状の多くの部品を検出する場合、
それらの形状を正しく識別することができず、正規の部
品とは異なる部品を正規の部品であると誤認識してしま
うことがある。このため、目視検査に頼らざるを得ず、
検査漏れも発生する。また、設計段階で、形状が区別で
きるように穴を空けたり、キー溝を付けたりして、他と
区別化しなければならないため、設計の手間もかかる。
更に、検査員もその区別化を理解して検査治具及び検出
装置を使用しなければいけないので、検査作業も複雑で
あった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、検査作業や検査装置の複雑化を招
くことなく、検査漏れも少ないワイヤーハーネス装着部
品の検査方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワイヤーハ
ーネス装着部品の検査方法は、ワイヤーハーネスに装着
される装着部品を導電性樹脂により形成し、前記装着部
品がセットされる検査治具に前記装着部品の形状と適合
する装着部を形成すると共に、この装着部に複数の電極
を配置し、前記装着部品を前記装着部にセットした状態
で前記複数の電極間の電気的特性(導通の有無、抵抗
値、静電容量等)を測定することにより前記装着部品の
検査を行うようにしたことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、ワイヤーハーネス装着部
品を導電性樹脂により形成し、装着部品がセットされる
検査治具に装着部品の形状と適合する装着部を設けて、
この装着部に複数の電極を配置しているので、装着部と
形状が適合し、電極と正しく接触する装着部品だけが、
電極間の電気的特性により検出され、誤検出を防止する
ことができる。しかも、この発明によれば、装着部品に
特別な突起、穴、キー等を設ける必要がなく、また、検
査治具も単に部品形状に適合する装着部を形成し、この
装着部に電極を配置するだけで良いので、簡単に製造す
ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施例を参照
して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施例に係るワイヤーハーネス装着部品としてハーネスク
リップの検査方法を説明するための図である。ワイヤー
ハーネス1にテープ2の巻き付けにより固定されたハー
ネスクリップ21は、全体が導電性樹脂で形成されたも
ので、板状の巻きしろ部22と、この巻きしろ部22の
中央から外側に突出するアンカー部23とを有する。対
する検査治具31は、ハーネスクリップ21の外形に沿
った装着部32を有する穴33が形成された絶縁体から
なる治具本体34と、この治具本体34の穴33の装着
部32の複数箇所に設けられた電極35と、穴33の中
央のアンカー部23の先端と対向する位置に設けられた
電極36とを有する。これら電極35,36は、回路チ
ェッカー41に接続されている。回路チェッカー41
は、電極35,36とハーネスクリップ21との間の接
触、電極間抵抗値、電極間静電容量等を測定し、これら
に基づいて正規の位置に正規のハーネスクリップ21が
装着されていることを検査する。検査治具31の装着部
32は、ハーネスクリップ21の外形形状に適合したも
のであるため、この装着部32に嵌合するかどうかで被
検査部品の外形検査が行われる。
【0009】この装置によれば、ハーネスクリップ21
が導電性樹脂で形成されており、且つ検査治具31には
ハーネスクリップ21に適合する装着部32を形成する
と共にこの装着部32の適当な複数箇所に電極35,3
6を配置するだけで良いので、検査治具31の製作や検
査そのものが容易であり、被検査部品も特別の形状とす
る必要はない。
【0010】図2は、ワイヤーハーネス装着部品である
プロテクタの検査方法の例を説明するための図である。
プロテクタ51は、ワイヤーハーネス6,7,8に外装
されて、これらハーネス6,7,8を保護するもので、
この場合にも先の実施例と同様、全体が導電性樹脂で形
成されている。プロテクタ51には、複数の蓋52が設
けられている。検査治具61は、プロテクタ51の外形
形状に沿った溝(装着部)62を形成した絶縁体からな
る治具本体63と、この治具本体63の溝62の各所に
設置された複数の電極64とからなる。電極64は、プ
ロテクタ51の蓋52に対応する位置に配置することが
望ましい。このように配置すれば、蓋52の閉め忘れも
チェックすることができる。各電極64は、先の実施例
と同様、回路チェッカー71に接続され、ここで電極6
4間の抵抗値や静電容量等の電気的特性が測定され、こ
の測定結果に基づいて、プロテクタ51が正規の状態で
装着されているかどうかを検査することができる。ま
た、プロテクタ51の外形が正規なものかどうかは、検
査治具61の溝62にはまるかどうかによって、判別す
ることができ、プロテクタ51が溝62にはまったかど
うかは、電極64に接触したかどうかで検出することが
できる。
【0011】なお、本発明は、自動車、列車、航空機、
各種電子機器等、広い範囲で適用され、ワイヤーハーネ
ス用の装着部品だけでなく、同種の絶縁外装体に装着さ
れる様々な部品を組み合わせたアセンブリに指定部品が
誤りなく使用されているかどうかを検査する場合にも適
用可能である。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ワイ
ヤーハーネス装着部品を導電性樹脂により形成し、装着
部品がセットされる検査治具に装着部品の形状と適合す
る装着部を設けて、この装着部に複数の電極を配置して
いるので、装着部と形状が適合し、電極と正しく接触す
る装着部品だけが、電極間の電気的特性により検出さ
れ、誤検出を防止することができる。しかも、この発明
によれば、装着部品に特別な突起、穴、キー等を設ける
必要がなく、また、検査治具も単に部品形状に適合する
装着部を形成し、この装着部に電極を配置するだけで良
いので、簡単に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るハーネスクリップの
検査方法を説明するための図である。
【図2】 本発明の他の実施例に係るプロテクタの検査
方法を説明するための図である。
【図3】 従来のハーネスクリップの検査方法を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1,6,7,8…ワイヤーハーネス、2…テープ、3,
21…ハーネスクリップ、4,22…巻きしろ部、5,
23…アンカー部、11,31,61検査治具、12,
33…穴、13,34,63…治具本体、14…リミッ
トスイッチ、32…装着部、35,36,64…電極、
41,71…回路チェッカー、62…溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01B 7/00 301 H02G 3/28 F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーハーネスに装着される装着部品
    を導電性樹脂により形成し、 前記装着部品がセットされる検査治具に前記装着部品の
    形状と適合する装着部を形成すると共に、この装着部に
    複数の電極を配置し、 前記装着部品を前記装着部にセットした状態で前記複数
    の電極間の電気的特性を測定することにより前記装着部
    品の検査を行うようにしたことを特徴とするワイヤーハ
    ーネス装着部品の検査方法。
  2. 【請求項2】 前記装着部品は前記ワイヤーハーネスを
    束ねて固定部に固定するハーネスクリップであることを
    特徴とする請求項1記載のワイヤーハーネス装着部品の
    検査方法。
  3. 【請求項3】 前記装着部品は前記ワイヤーハーネスに
    外装されるプロテクタであることを特徴とする請求項1
    記載のワイヤーハーネス装着部品の検査方法。
JP2000318453A 2000-10-18 2000-10-18 ワイヤーハーネス装着部品の検査方法 Pending JP2002124144A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102371565A (zh) * 2010-08-24 2012-03-14 上海李尔实业交通汽车部件有限公司 线束卡扣的安装及检测装置
CN102385008A (zh) * 2010-08-31 2012-03-21 上海李尔实业交通汽车部件有限公司 一种Clip检测系统及检测方法
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KR20210087595A (ko) * 2020-01-02 2021-07-13 주식회사 경신 밴드케이블용 누락 검출장치

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