JP2989255B2 - スリップオン式ケーブル接続箱 - Google Patents

スリップオン式ケーブル接続箱

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JP2989255B2
JP2989255B2 JP2320323A JP32032390A JP2989255B2 JP 2989255 B2 JP2989255 B2 JP 2989255B2 JP 2320323 A JP2320323 A JP 2320323A JP 32032390 A JP32032390 A JP 32032390A JP 2989255 B2 JP2989255 B2 JP 2989255B2
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信幸 瀬間
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/444Systems or boxes with surplus lengths
    • G02B6/4441Boxes
    • G02B6/4448Electro-optic

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高電圧ケーブルと機器との間の電気接続を
簡便にするスリップオン式ケーブル接続箱に関する。
(従来の技術) 高電圧ケーブルにより、課電を行う、機器とケーブル
との接続部には、その接続作業を簡略化するため、スリ
ップオン式ケーブル接続箱が使用される。
第4図に、この種の、従来一般の、スリップオン式ケ
ーブル接続箱要部縦断面図を示す。
図において、ケーブル1は、シース2の一端が剥離さ
れ、遮蔽体3、半導電層4、及び絶縁体5が順に露出さ
れている。又、この絶縁体5の一端から露出された導体
6の先端には、端子7が圧縮接続されている。この端子
7は、機器内の回路に電気接続された接触子8に対し
て、チューリップコンタクト9を介して、着脱可能に電
気接続されている。尚、このようなケーブル終端部は、
エポキシ樹脂をモールドしたケーブルヘッド10内に収容
される。
このケーブルヘッド10の基部には、本体固定フランジ
11が取付けられ、機器の側壁22に対し、ボルト12を用い
て固定される。
一方、機器の側壁22のケーブル1側においては、金属
筒13、絶縁筒14、及び保護金具15を用いて、ケーブル1
を保護し、保護金具15とケーブル1のシース2の間は、
テーピング部16により、気密に封止されている。又、ケ
ーブル1の絶縁体上には、ゴムモールドストレスコーン
17がはめこまれており、このゴムモールドストレスコー
ン17は、押し金具18によって、ケーブルヘッド10の内壁
面に押し付けられるように構成されている。尚、押し金
具18の下端には、ピン19が植設され、これにスプリング
20がはめこまれ、フランジ21によってスプリング20を圧
縮することにより、押し金具18に、図の上方に向かう圧
力を加えている。又、ゴムモールドストレスコーン17の
位置決めを行うために、ケーブルヘッド10の内面には、
内部遮蔽金具23の下端にストッパー24が配置されてい
る。
以上の構成のスリップオン式ケーブル接続箱は、端末
処理されたケーブル1をケーブルヘッド10内に挿入し、
端子7を、チューリップコンタクト9にはめこむことに
よって電気接続が完了する。その後、金属筒13、絶縁筒
14、及び保護金具15を装着し、テーピング部16を形成す
ることにより、施工が完成する。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のようなスリップオン式ケーブル接続
箱を施工した際、ケーブル1をケーブルヘッド10内に挿
入する場合に、ゴムモールドストレスコーン17が、曲が
って挿入されたような場合、ストッパー24と内部遮蔽金
具23との位置関係がずれてゴムモールドストレスコーン
17とケーブルヘッド10の内面、或はストッパー24との間
に隙間が生じることがある。このような隙間は、電気的
なウィークポイントとなり、ブレイクダウンの要因とな
る。そこで従来、上記のようなストッパー24を無くすよ
うな構成としたり、ストッパー24にゴム等を取付け、ゴ
ムモールドストレスコーン17とのずれをなくすようにす
る等の対策が取られてきた。
しかしながら、いずれの方法においても、現実にケー
ブル1がケーブルヘッド10内に装着された場合、その装
着状態を確認できる構成とはされていない。
従って、万一、ケーブル1がずれてケーブルヘッド10
内に挿入されたとしても、それを確認することができ
ず、稀に、ブレークダウンが発生する等の問題もあっ
た。装着時のずれについては、例えば、ケーブル挿入寸
法を正確に測定することによって、ある程度予測するこ
とが可能である。しかしながら、これではデータのばら
つきが大き過ぎて、確実な方法とはいえない。又、重要
線路等においては、X線を用いたレントゲン撮影によ
り、装着状態の確認も行っているが、設備が大掛かりに
なり、撮影にも時間が掛かる。又、フィルムの現像は、
その場でできないため、組立現場での装着状態の確認は
不可能である。又、レントゲン技術者が必要になり、誰
でも容易に装着状態の確認を行うことができないという
解決すべき課題があった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、装着状
態の確認を容易にし、装着不良によるブレイクダウン等
を防止したスリップオン式ケーブル接続箱を提供するこ
とを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明のスリップオン式ケーブル接続箱は、ケーブル
のスリップオン式終端を受け入れる受容部と、機器に挿
入されて電気接続される雄部と、前記ケーブルの導体端
部に設けられた端子と電気接続される接触子を収容した
中空部と、この中空部に一端を開口して絶縁盲栓を装着
可能とした、スリップオン終端部接続状態検査用のファ
イバスコープ挿入部とを備えたことを特徴とするもので
ある。
(作用) この接続箱は、ケーブル端子の接続を従来のケーブル
ヘッドに相当するモールドユニットの中空部において行
う。そして、この中空部には、そのモールドユニットに
設けられたファイバスコープ挿入部を通じて、ファイバ
スコープが挿入される。従って、ケーブルをモールドユ
ニットに装着後、その装着状態を外部からファイバスコ
ープを用いて直接観察することができる。
(実施例) 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明のスリップオン式ケーブル接続箱実施
例を示す縦断面図である。
この接続箱は、ケーブル1を断面略L字状のモールド
ユニット30の受容部30aに装着する構成とされている。
ケーブル1は、そのシース2を剥離し、遮蔽体3、半導
電層4及び絶縁体5を順に剥離し、導体6を所定長露出
させている。この導体6には、端子7が圧縮接続されて
おり、チューリップコンタクト9を介して、中空部30c
に収容された接触子36に電気接続されている。ケーブル
1のシース剥離端部近傍は、絶縁筒33と保護金具15によ
り包囲されている。
又、ケーブル1の絶縁体5には、ゴムモールドストレ
スコーン17が装着されており、これは、押し金具18によ
ってモールドユニット30の内壁に押し付けられるよう構
成されている。押し金具18の下端には、ピン19が植設さ
れ、これにはめこまれたスプリング20がフランジ21によ
って圧縮され、押し金具18に上方に向かう圧力を加えて
いる。フランジ21は、ボルト31によって絶縁筒33の下面
に固定されたフランジ32に支持固定されている。又、モ
ールドユニット30は、ケーブル固定フランジ34によって
絶縁筒33に一体に固定されている。
ここで、このモールドユニット30は、ケーブル1を装
着した受容部30aと、機器に挿入されて電気接続される
雄部30bと、絶縁盲栓50を装着可能としたファイバスコ
ープ挿入部30dとを有している。又、ケーブル1の端子
7やチューリップコンタクト9等は、中空部30cに収容
されている。さらに中空部の電界を整えるために、内部
遮蔽金具35が設けられている。
又、モールドストレスコーン17は、内部遮蔽金具35の
下端に配置されたストッパー38により位置決めされてい
る。内部遮蔽金具35には、引き出し棒37が一体化されて
おり、この引き出し棒37が機器の内部回路に電気接続さ
れている。又、雄部30は、機器の壁面22に設けられた貫
通孔に挿入されて固定されている。盲栓50には、ケーブ
ル1に装着したと同様のゴムモールドストレスコーン51
が設けられ、これを押し金具52とスプリングユニット53
により押圧する構成とされている。そして、この盲栓50
は、保護金具54により保護され、モールドユニット30に
固定されている。
以上の構成の本発明のスリップオン式ケーブル接続箱
は、次のようにして、組み立てられる。
まず、ケーブル1に予めゴムモールドストレスコーン
17が装着され、モールドユニット30の下方からケーブル
1が挿入されると、その端子7がチューリップコンタク
ト9に挿入されて、電気接続が完了する。
その一方で、フランジ21の位置をボルト等を調整して
選定し、スプリング20を用いた押し金具18の押し圧力を
調整する。これによって、モールドストレスコーン17は
適切な圧力でモールドユニット30に押し付けられ、スト
ッパー38により、所定位置に位置決めされる。
ここで、モールドストレスコーン17の位置決め状態が
正常であるか否かが問題となる。この時、予め、盲栓50
を取り外しておき、ここに、ファイバスコープ40を挿入
する。そして、このファイバスコープ40の一端を中空部
30cの内部に挿入し内部遮蔽金具35とストッパー38とゴ
ムモールドストレスコーン17との位置関係を外部から肉
眼で監視し、検査する。これによって、装着状態が不良
な場合には、その状態を調整し、正常な装着状態を確認
する。その後ファイバスコープ40を取り外し、盲栓50を
装着して、接続部の施工が完了する。
尚、スリップオン式ケーブル接続は、上記のような構
成にすることによって、次のような副次的な効果も生じ
る。
第2図に従来の接続箱と本発明の接続箱との機器に対
する接続状態を図示した。図(a)に示すように,機器
60に従来の接続箱10を取付ける場合には、いわゆる左側
に張出したエレファント部を必要とする。
ところが、本発明においては、同図(b)に示すよう
に、機器60の壁面に接続箱30の雄部30bを挿入すること
によって、取付が可能となり、機器自体の構成を簡略化
できる。これによって、機器の配置コストや機器自体の
製造コストが下がり、専有面積が少なくなるため、全体
として低価格な接続が可能となる。
又、第3図に示すように、例えば、2つのGIS等から
成る機器60の間をケーブル1を用いて接続し、一方のモ
ールドユニット30の盲栓を外して、リードケーブル1′
を取付ける。こうして、他のケーブルヘッド61より高電
圧を印加することも可能となる。これによって、機器の
電気試験等も容易になる。
(発明の効果) 以上説明した本発明のスリップオン式ケーブル接続箱
は、ケーブルの導体端部をモールドユニットの内部に設
けた中空部において電気接続し、絶縁盲栓を除去した場
合に生じる開口に、ファイバスコープを挿入して、装着
状態を検査するようにしたので、ゴムモールドストレス
コーンがストッパーを介して内部遮蔽金具に正確に当接
していないために生じるブレイクダウン等を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスリップオン式ケーブル接続箱実施例
を示す縦断面図、第2図はその使用状態を比較するため
の機器と接続箱の概略側面図、第3図は本発明の接続箱
の他の使用例を示す概略側面図、第4図は従来のスリッ
プオン式ケーブル接続箱の一例を示す要部縦断面図であ
る。 1……ケーブル、 2……シース、 6……導体、 7……端子、 15……保護金具、 17……ゴムモールドストレスコーン、 18……押し金具、 22……機器の側壁 30……モールドユニット、 30a……受容部、 30b……雄部、 30c……中空部、 30d……ファイバスコープ挿入部、 40……ファイバスコープ、 50……絶縁盲栓。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルのスリップオン式終端を受け入れ
    る受容部と、機器に挿入されて電気接続される雄部と、
    前記ケーブルの導体端部に設けられた端子と電気接続さ
    れる接触子を収容した中空部と、この中空部に一端を開
    口して絶縁盲栓を装着可能とした、スリップオン終端部
    接続状態検査用のファイバスコープ挿入部とを備えたこ
    とを特徴とするスリップオン式ケーブル接続箱。
JP2320323A 1990-11-22 1990-11-22 スリップオン式ケーブル接続箱 Expired - Lifetime JP2989255B2 (ja)

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