JP2002124040A - 光ディスク、光ディスク判別方法及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク、光ディスク判別方法及び光ディスク装置

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JP2002124040A
JP2002124040A JP2000315459A JP2000315459A JP2002124040A JP 2002124040 A JP2002124040 A JP 2002124040A JP 2000315459 A JP2000315459 A JP 2000315459A JP 2000315459 A JP2000315459 A JP 2000315459A JP 2002124040 A JP2002124040 A JP 2002124040A
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optical disk
signal
density
optical disc
processing unit
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JP2000315459A
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Hiroyuki Hasegawa
裕之 長谷川
Michihiko Iida
道彦 飯田
Tetsuji Kawashima
哲司 川嶌
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録容量の大容量化が図られた光ディスクであ
るか否かの判別を容易に行う。 【解決手段】光ディスク10を所望の速度および位置で
回転させて、光ディスクに記録されている信号の読み取
りを行う。リードインエリアか、データを記録できるプ
ログラムエリアに記録されたCRCを再生するとき、イ
ンタリーブ処理時の単位遅延量の違いに基づいたCRC
誤り検出多項式を用いて再生する。その再生出力によっ
て記録密度の違いを判別する。そして標準密度用の光デ
ィスクのときには、短い単位遅延量に選ばれたデインタ
リーブ処理系を選択し、高密度の光ディスクのときに
は、長い単位遅延量に選ばれたデインタリーブ処理系を
選択する。こうすることで、記録密度の違いに応じた適
切なデータ処理を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク、光
ディスク判別方法及び光ディスク装置に関する。詳しく
は、光ディスクを所望の速度および位置で回転させて信
号の読み取りを行ったとき、サブコード信号中のQチャ
ネルに挿入された巡回符号か、若しくはリードインエリ
アに挿入された巡回符号の誤り検出用の多項式を用い
て、標準密度用の光ディスクか、高密度用の光ディスク
かを判別できるようにしたものである。そして、その判
別出力に基づいて適切なデータ処理を達成したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、記録メディアの大容量化の要求が
高まってきており、光ディスクにおいても記録密度を高
めるために、トラックピッチを狭めたり記録ピットの最
短長を短くする等の方法が提案されている。
【0003】ここで、コンパクトディスクの規格を満た
す光ディスク、例えばISO/IEC13490−1で
規格化されている追記型の光ディスク(CD−R)、あ
るいは書換可能型の光ディスク(CD−RW)(以下こ
れらを総称して書き込み型光ディスクという)等につい
ても、より多くのデータを記録することができるように
記録容量の大容量化が望まれている。読み出し専用の光
ディスクでも、標準密度で記録されたものの他に、高密
度で記録された光ディスクが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
追記型や書換可能型などの書き込み型光ディスクで記録
容量の大容量化が図られた場合、信号の記録再生を行う
光ディスク装置では、記録容量の大容量化が図られた光
ディスク(高密度の光ディスク)であるか、従来の記録
容量である光ディスク(標準密度の光ディスク)である
かを速やかに簡単に判別できなければ、それぞれのディ
スクに応じた記録再生動作を行うことができない。例え
ば、ディスクに記録されているデータを復調する前に、
高密度の光ディスクであるか否かを判別することができ
ないと、高密度の光ディスクに特有な処理や、専用のハ
ードウェアの選択を行うことができない。
【0005】そこで、この発明では記録容量の大容量化
が図られた光ディスクであるか否かの判別を簡単に実現
できる光ディスクの判別方法及び光ディスク装置を提供
するものである。また、このような判別のための情報を
記録した光ディスクを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載したこの
発明に係る光ディスク判別方法では、サブコード信号中
に含まれるQチャネルの巡回符号の誤り検出用多項式を
用いて、標準密度用の光ディスクか、高密度用の光ディ
スクかを判別することを特徴とする。
【0007】また請求項4に記載したこの発明に係る光
ディスクでは、標準密度用の光ディスクと高密度用の光
ディスクとで、上記サブコード信号のQチャネルに挿入
されるべき巡回符号の誤り検出用多項式が異なることを
特徴とする。
【0008】また、請求項7に記載したこの発明に係る
光ディスク装置では、光ピックアップより出力された再
生信号が供給されるクロック生成/サーボ制御部と、こ
のクロック生成/サーボ制御部より出力されたクロック
が供給される制御部と、上記クロック生成/サーボ制御
部より出力されたクロックとデータ信号に基づいて再生
データ信号を再生するデータ処理部とが設けられ、この
データ処理部には記録密度に応じた処理を行うCIRC
処理部と、サブコード信号をデコードするデコーダが設
けられ、このデコーダで、上記サブコード信号中に含ま
れるQチャネルの巡回符号の誤り検出用多項式を用いた
判別信号が生成され、この判別信号が上記制御部に供給
されて標準密度用の光ディスクを再生したときには標準
密度用のCIRC処理部が選択され、上記高密度用の光
ディスクを再生したときには高密度用のCIRC処理部
が選択されるようになされたことを特徴とする。
【0009】この発明に係る光ディスクには、標準密度
用の光ディスクと高密度用の光ディスクとで区別できる
情報が記録されている。具体的にはサブコード信号のう
ちQチャネルに挿入された巡回符号CRC(Cyclic Red
undancy Check)の誤り検出用の多項式を変える。
【0010】したがって光ディスクを判別する場合に
は、巡回符号をこの多項式に通したときの出力によっ
て、装置に装填された光ディスクが標準密度用である
か、高密度用であるかを判別できる。光ディスク装置で
は、判別出力を利用して再生信号のデータ処理部に設け
られた2つのデインタリーブ処理部のうち、その光ディ
スクに整合した何れかのデインタリーブ処理部が選択さ
れる。こうすることで装置に装填された光ディスクに応
じたデータ処理を実現できる。巡回符号CRCはリード
インエリアのTOC情報としてこの巡回符号CRCを挿
入してある場合には、挿入されたこの巡回符号CRCを
利用して光ディスクを判別することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、この発明について図1以
下を参照して詳細に説明する。コンパクトディスクの規
格では、光ディスクに記録するデータに対してCIRC
(Cross Interleave Reed-Solomon Code)のエンコード処
理(誤り訂正符号処理)を行い、このCIRCエンコー
ド処理が行われた信号をEFM(Eight to Fourteen Mod
ulation)変調して光ディスクに記録することが行われて
いる。
【0012】CIRCエンコード処理では8ビットを1
シンボルとして処理すると共に、EFM変調ではCIR
Cエンコード処理して得られた1シンボルあたり8ビッ
トのデータやパリティの信号を1シンボルあたり14ビ
ットの信号に変換する。このEFM変調処理された32
シンボル(32×14ビット)のデータやパリティの信
号に、図1に示すように、24ビットのフレーム同期信
号や1シンボル(14ビット)のサブコード信号を付加
すると共に、各シンボル間の結合及びシンボルとフレー
ム同期信号の結合のための3ビットの信号を付加して、
1フレーム(588チャネルビット)の信号が構成され
ている。
【0013】ここで、フレーム同期信号のパターンは最
大チャネルピットが2つ連続するパターン、すなわち、
「1」が反転を示すものとすると図2Aに示すように
「10000000000100000000001
0」で示される24ビットの切替パターンが選ばれて、
フレーム同期信号の前の信号レベルがローレベル「L」
であるときには図2Bに示すように11Tがハイレベル
「H」、次の11Tがローレベル「L」となる信号波
形、またフレーム同期信号の前の信号レベルがハイレベ
ル「H」のときには図2Cに示す信号波形とされてい
る。なお「T」は最小チャネルビット間隔である。
【0014】サブコード信号はP、Q、R、S、T、
U、V、Wの8ビットデータであるが、そのうちQチャ
ネルのフレーム構造は図3のようになっている。このQ
チャネルは、4ビットのコントロールコードQ1〜Q4
の他に、4ビットのアドレスコードQ5〜Q8と72ビ
ットのデータQ9〜Q80が設けられ、そして最後に1
6ビットの巡回符号CRCQ81〜Q96が挿入されて
1フレームが構成される。
【0015】16ビットで構成されるこの巡回符号CR
Cにあっては、光ディスクの記録密度に応じた誤り検出
多項式を持つ。例えば、CIRC処理でのインタリーブ
処理用の単位遅延量Dは、D=4であって、このときの
サブコード信号のQチャネルに挿入された巡回符号CR
Cに対する誤り検出のための多項式、つまり標準密度の
光ディスクにおける誤り検出多項式P(x)として、 P(x)=x16+x12+x5+1 ・・・・(1) を持つ。
【0016】再生したこのQチャネルデータを(1)式
に示す多項式で演算する。演算結果が正しければ、つま
り誤りがなければ、P(x)=0となる。
【0017】これに対して、高密度で記録できる、ある
いは高密度で記録された光ディスクの場合、CIRC処
理でのインタリーブ処理用単位遅延量Dは、誤り訂正能
力を高める関係から、上述の場合よりも大きな値、例え
ばD=7に設定される。
【0018】このときのサブコード信号中のQチャネル
に挿入すべき巡回符号CRCに対する誤り検出に使用す
る多項式としては、標準密度におけるものとは異なるも
のとされる。高密度の光ディスクにおける誤り検出多項
式P(x)'として、この実施の形態では、 P(x)'=x14+x12+x10+x7+x5+x4+x2+1 ・・・・(2) を使用する。
【0019】この場合においても、再生されたQチャネ
ルデータを(2)式に示す多項式で演算し、その結果が
正しければ誤りがないものと判断する。
【0020】巡回符号CRC用の誤り検出多項式P
(x)、P(x)'は光ディスクの最内周に設けられた
リードインエリア内にTOC情報の一部としても記録さ
れる。この場合も図3に示したQチャネルを構成する7
2ビットのデータに続けて巡回符号CRCコードが挿入
される。72ビットのデータ構造は図4のように構成す
ることができる。
【0021】最初のコードS0,S1はQチャネルをフ
レーム構造としたときの同期パターン(8ビット構成)
であり、モードに関連したコントロールコードは4ビッ
ト構成である。次のアドレスADRコードも4ビットで
あり、この例ではロジカルモードのとき「0」となされ
る。次のトラック番号(TNO)は、リードインエリア
であるため、「00」若しくは[FF」の固定値であ
る。ポインタ(POINT)情報は8ビットで構成さ
れ、光ディスクの絶対時間は分(MIN)、秒(SE
C)、フレーム(FRAME)および時間(HOUR)
で表され、時間のみ4ビット構成で、それ以外は8ビッ
トで構成される。このビット構造は後述するATIP(A
bsolute Time In Pregroove)信号内のビット構造と同じ
である。
【0022】次の時間表示(PHOUR,PMIN,P
SEC,PFRAME)もトータル28ビット構成であ
って、これは光ディスクがマルチセッションで構成され
ているときの次のセッションに対する頭出しのために使
用され、ロジカルイレースモードのときは「0,00,
00,00」となされる。
【0023】これらに続いて、巡回符号CRC16ビッ
トが挿入される。この巡回符号CRCの誤り検出多項式
として、標準密度の光ディスクの場合にはその誤り検出
多項式P(x)として上述した(1)式を持たせ、そし
て高密度の光ディスクの場合にはその誤り検出多項式P
(x)'として(2)式を持たせる。
【0024】したがって、この誤り検出多項式P(x)
およびP(x)'を使用して、再生データを演算し、誤
りが少ない方を選択すべき光ディスクと判別する。例え
ばP(x)'を使用したときの方が誤りが少ないときに
は、その光ディスクは高密度用の光ディスクと判断し、
高密度用の光ディスクに即したイコライザ処理、データ
再生用のクロック、デインタリーブ処理系などが選択さ
れる。
【0025】コンパクトディスクの規格のうち追記型あ
るいは書換可能型のような書き込み型の光ディスクで
は、レーザ光の照射面側には、図5Aに示すようにレー
ザ光ガイド用の案内溝であるプリグルーブPGが形成さ
れている。2つのプリグルーブPG間はランドLAであ
る。プリグルーブPGの両側面は、図5Bに示すように
僅かに正弦波状にウォーブル(蛇行)されている。この
ウォーブル成分を取り出したウォーブル信号SWBは、F
M変調がかかっており、ディスク上の絶対位置を示す時
間軸情報やレーザ光の最適記録パワーの推奨値等がエン
コードされている。
【0026】ウォーブル信号SWBは、ディスクが標準速
度(線速1.2m/s〜1.4m/s)で回転されたと
きに、中心周波数が例えば22.05kHzとなるよう
に形成されている。ここで、時間軸情報としてのATI
P信号の1セクタは、信号記録後の1データセクタ(2
352バイト)と一致しており、ATIPのセクタに対
してデータセクタの同期を取りながらデータの書き込み
が行われる。
【0027】図6はATIP情報のフレーム構造を示し
ている。最初の4ビットはATIP情報の同期信号SY
NCであり、ディスク上の絶対時間を示す「分」,
「秒」,「フレーム」がそれぞれ「2 Digit BCD」(8ヒ゛
ット)で示される。さらに14ビットの巡回符号CRCが
付加されて42ビットで1フレームが構成される。な
お、レーザ光の最適記録パワー推奨値等の情報は、時間
軸情報にある割合で含まれるように多重される。
【0028】図7は、ATIP情報の同期信号SYNC
の同期パターンを示しており、図7Aに示すATIP情
報がバイフェーズマーク変調されて図7Bあるいは図7
Dに示すチャネルビットパターンとなる。ここでATI
P情報の同期信号SYNCは、前のチャネルビットが
「0」であるときには図7Bに示すように「11101
000」のチャンネルビットパターンとされて、バイフ
ェーズマーク変調後のバイフェーズ信号DBPは図7Cに
示す波形とされる。また前のチャネルビットが「1」で
あるときには図7Dに示すように「00010111」
のチャンネルビットパターンとされて、バイフェーズ信
号DBPは図7Eに示す波形とされる。
【0029】このようにしてバイフェーズ信号DBPが得
られると、図8に示すようにバイフェーズ信号DBPがF
M変調されてウォーブル信号SWBが生成される。例えば
図8Aに示すバイフェーズ信号DBPがハイレベル「H」
とされているときには図8Bに示すように23.05k
Hz、ローレベル「L」とされているときには21.0
5kHzとなるようFM変調されて、中心周波数が2
2.05kHzのウォーブル信号SWBが生成される。
【0030】光ディスク10には、ディスクが標準速度
で回転されたときに図8Bに示すようなウォーブル信号
SWBが得られるようにウォーブルが形成される。
【0031】図9は上述の光ディスク10を用いるこの
発明の実施の形態を示す光ディスク装置20の構成を示
す。
【0032】光ディスク10はスピンドルモータ部22
によって、所定の速度で回転される。なお、スピンドル
モータ部22は、後述するスピンドルモータ駆動部23
からのスピンドル駆動信号SSDによって、光ディスク1
0の回転速度が所定の速度となるように駆動される。
【0033】光ディスク10には、光ディスク装置20
の光ピックアップ30から、その光量がコントロールさ
れたレーザ光が照射される。光ディスク10で反射され
たレーザ光は、光ピックアップ30の光検出部(図示せ
ず)に照射される。光検出部は、分割光検出器等を用い
て構成されており、光電変換及び電流電圧変換によって
反射光に応じた電圧信号を生成してRFアンプ部32に
供給する。
【0034】RFアンプ部32では、光ピックアップ3
0からの電圧信号に基づいて読出信号SRF、フォーカス
誤差信号SFE、トラッキング誤差信号STE、ウォーブル
信号SWBを生成する。このRFアンプ部32で生成され
た読出信号SRFやトラッキング誤差信号STE,フォーカ
ス誤差信号SFEは、クロック生成/サーボ制御部33に
供給される。また、ウォーブル信号SWBは、ATIPデ
コーダ34に供給される。
【0035】クロック生成/サーボ制御部33では、供
給されたフォーカス誤差信号SFEに基づき、レーザ光の
焦点位置が光ディスク10の記録層の位置となるように
光ピックアップ30の対物レンズ(図示せず)を制御す
るためのフォーカス制御信号SFCを生成してドライバ3
5に供給する。また、供給されたトラッキング誤差信号
STEに基づき、レーザ光の照射位置が所望のトラックの
中央位置となるように光ピックアップ30の対物レンズ
を制御するためのトラッキング制御信号STCを生成して
ドライバ35に供給する。
【0036】ドライバ35では、フォーカス制御信号S
FCに基づいてフォーカス駆動信号SFDを生成すると共
に、トラッキング制御信号STCに基づいてトラッキング
駆動信号STDを生成する。この生成されたフォーカス駆
動信号SFD及びトラッキング駆動信号STDを光ピックア
ップ30のアクチュエータ(図示せず)に供給すること
により対物レンズの位置が制御されて、レーザ光が所望
のトラックの中央位置で焦点を結ぶように制御される。
【0037】また、クロック生成/サーボ制御部33で
は、供給された読出信号SRFのアシンメトリ補正及び2
値化を行いディジタル信号に変換して、読出データ信号
DRFとしてフレーム同期検出部39とデータ処理部40
に供給する。また、クロック生成/サーボ制御部33で
は、読出データ信号DRFのクロック信号CKRFの生成も
行い、生成したクロック信号CKRFをデータ処理部40
に供給する。
【0038】なお、図9に示すクロック生成/サーボ制
御部33では生成されたクロック信号CKRFをさらに制
御部50にも供給しているが、これは後述するように標
準のディスク回転速度でのクロック周波数を検出するた
めである図10はクロック生成/サーボ制御部33の一
部及びフレーム同期検出部39の構成を示している。R
Fアンプ部32から供給された読出信号SRFは、高域フ
ィルタ331で低域成分が除かれてから波形等化回路3
32に供給される。波形等化回路332では、高域フィ
ルタ331からの信号に対して符号間干渉の除去を行
う。この符号間干渉が除去された信号SRFCは、リミッ
タ回路333及びドロップアウト検出回路334に供給
される。
【0039】リミッタ回路333では、後述するアンプ
336からのスライスレベル信号SLを用いて波形等化
回路332から供給された信号SRFCをスライスするこ
とにより2値化を行い、得られた2値化信号を上述した
ように読出データ信号DRFとして、エッジ検出回路33
7とフレーム同期検出部39とデータ処理部40に供給
する。また、読出データ信号DRFを積分器335に供給
することにより、アシンメトリによるオフセット量が検
出される。この検出されたオフセット量がアンプ336
で増幅されて、スライスレベル信号SLとしてリミッタ
回路333に供給されることにより、アシンメトリのオ
フセット量がなくなるように読出データ信号DRFが生成
される。
【0040】また、ドロップアウト検出回路334でド
ロップアウトが検出されたときの信号STによって積分
器335の動作を停止させることで、ドロップアウト時
にスライスレベル信号SLの信号レベルが変動されてし
まうことが防止される。
【0041】エッジ検出回路337では、読出データ信
号DRFの信号レベルの変化点を検出し、その検出信号K
Tをクロック生成回路338に供給する。クロック生成
回路338では、検出信号KTを用いて読出データ信号
DRFのクロック信号CKRFを生成してフレーム同期検出
部39、データ処理部40および制御部50に供給す
る。
【0042】フレーム同期検出部39では、供給された
クロック信号CKRFを用いてシフトレジスタ391を駆
動すると共に、シフトレジスタ391には読出データ信
号DRFを供給して順次転送する。このシフトレジスタ3
91で順次転送された読出データ信号DRFをパラレル信
号としてパターン検出回路392に供給すると共に、パ
ターン検出回路392では、供給されたパラレル信号が
フレーム同期信号の信号パターンと等しいか否かを判別
することで、フレーム同期信号を検出することができ
る。この同期検出回路393でのフレーム同期信号の検
出を示す同期パターン検出信号DTSは、制御部50に
供給される。
【0043】また、図9において、クロック生成/サー
ボ制御部33では、レーザ光の照射位置がトラッキング
制御範囲を超えないように、光ピックアップ30を光デ
ィスク10の径方向に移動させるためのスレッド制御信
号SSCを生成してスレッド部36に供給する。スレッド
部36では、このスレッド制御信号SSCに基づきスレッ
ドモータ(図示せず)を駆動して光ピックアップ30を
光ディスク10の径方向に移動させる。
【0044】クロック生成/サーボ制御部33で生成さ
れたクロック信号CKRFは上述したように制御部50に
も供給される。高密度の光ディスクが、標準密度の光デ
ィスクの倍の記録密度に選ばれているときには、標準密
度の光ディスクの1.4倍のクロック周波数を使用して
データ処理が行われる。この制御部50にはさらにCR
Cの判別結果が入力されて光ディスクの判別が行われ、
その結果をデータ処理部40に供給することによって、
標準密度の光ディスクに対するデータ処理系と高密度の
光ディスクに対するデータ処理系とを切り替えている。
【0045】図11はデータ処理部40の実施の形態を
示す。この例では、データ処理部40は再生信号DRFの
デコーダ40Aと、記録データWDのエンコーダ40B
とで構成される。
【0046】そして、この実施の形態では記録密度の違
いによってインタリーブ処理時に使用する単位遅延量D
が相違することを考慮して、再生用デコーダ40Aにあ
っては単位遅延量Dの異なる一対のデインタリーブ処理
部を用意し、記録用エンコーダ40Bにあっても、単位
遅延量Dの異なる一対のインタリーブ処理部を用意す
る。
【0047】続いてその具体例を、記録系から説明する
と、インタフェース43を経由して入力した記録すべき
データ信号WDはフォーマット用のエンコーダ81で所
定のセクタフォーマットにエンコードされてからスクラ
ンブルおよびECC処理部82でスクランブル処理と誤
り訂正用のECCの付加処理が行われる。その後、C2
エンコーダ872でリード・ソロモン符号のパリティが
付加される。
【0048】C2エンコード出力はインタリーブ処理部
873で、D=4あるいはD=7を単位遅延量とするイ
ンタリーブ処理が行われる。そのため、このインタリー
ブ処理部873ではD=4となされた第1のインタリー
ブ処理部873Aと、D=7となされた第2のインタリ
ーブ処理部873Bとで構成される。そして制御部50
からの切り替え信号が端子874を介してこのインタリ
ーブ処理部873に供給されて、装填された光ディスク
の記録密度の違いに応じたインタリーブ処理が行われ
る。
【0049】インタリーブされたC2エンコード出力は
さらにC1エンコーダ875に供給されて、リード・ソ
ロモン符号がC1エンコードされて所定のパリティが付
加される。パリティが付加されたC1エンコード出力お
よびインタリーブ出力は奇数遅延部876で奇数シンボ
ルだけが1フレーム分遅延されたのち、パリティのシン
ボルだけが次の符号反転部878でその符号が反転され
る。この処理を行った後EFM処理部86で8−14変
換処理が行われて最終的な書込信号DWを生成する。
【0050】この書込信号DWは書込補償部37(図9
参照)に供給される。書込補償部37では、供給された
書込信号DWに基づいてレーザ駆動信号DLAを生成し
て光ピックアップ30のレーザダイオードに供給する。
ここで、書込補償部37では、後述する制御部50から
のパワー補償信号PCに基づき、光ディスク10の記録
層の特性やレーザ光のスポット形状、記録線速度等に応
じてレーザ駆動信号DLAの信号レベルが補正されて、
光ピックアップ30のレーザダイオードから出力される
レーザ光のパワーが最適化されて信号の記録動作が行わ
れる。
【0051】制御部50にはROM51が接続されてお
り、ROM51に記憶されている動作制御用プログラム
に基づいて光ディスク装置20の動作を制御する。例え
ば、データ処理部40で生成されたサブコード等の信号
DSQやATIPデコーダ34からのATIP情報信号D
ADに基づいて光ディスク10上の再生位置や記録位置等
を判別して、クロック生成/サーボ制御部33に制御信
号CTAやデータ処理部40に制御信号CTB等を供給
してデータの記録再生動作を行う。また、ATIP情報
信号DADで示されている記録レーザパワーの設定情報に
基づいてパワー補償信号PCを生成して書込補償部37
に供給する。
【0052】なお、制御部50からRFアンプ部32に
制御信号CTCが供給されて、RFアンプ部32によっ
て、光ピックアップ30のレーザダイオードのオンオフ
制御、レーザノイズや読出信号への外乱を低減するため
にレーザ光に高周波を重畳させる処理等も行われる。
【0053】データ信号の再生系は次のようになる。光
ディスク10より再生された再生信号DRFはEFM処理
部71で14−8変換されて元の8サンプルデータに戻
された後、偶数遅延部772で記録時とは逆に偶数サン
プルのみ遅延されて全サンプルの時系列が揃えられる。
その後パリティー反転部773でCIRC符号に付けら
れたパリティー符号の反転処理が行われて記録時に戻さ
れる。そしてC1デコーダ774でCIRC符号の復号
処理が行われる。
【0054】復号されたCIRC符号およびその他の再
生シンボルはデインタリーブ処理部775に供給され
る。デインタリーブ処理部775は、D=4に設定され
た第1のデインタリーブ処理部775Aと、D=7に設
定された第2のデインタリーブ処理部775Bとを有
し、制御部50から供給される切り替え信号によって、
何れかのデインタリーブ処理部775A、775Bが選
択される。
【0055】デインタリーブ処理されたデコード出力は
C2デコーダ776に供給されてC2のデコード処理が
行われた後、デスクランブル部76でデスクランブル処
理されて元の記録データRDが再生される。
【0056】インタリーブ処理部873とデインタリー
ブ処理部775は制御部50からの切り替え信号によっ
て、その内部処理系が選択される。そのため、CRCの
デコーダ900が設けられ、再生信号DRFがEFM復調
されたのち、サブコード信号のデコード部901に供給
されて、リードインエリアに記録された図4に示す巡回
符号CRC、若しくはプログラムエリア(データ記録エ
リア)に記録された図3に示す巡回符号CRCが(1)
式を用いてデコードされると共に、(2)式を用いてデ
コードされる。
【0057】そのデコード出力はCRC判定部902に
供給されてデコード出力の小さい方、つまり誤りの少な
い方を、その光ディスクの記録密度と判断する。例えば
(1)式の誤り検出多項式を用いたときの方が、(2)
式の誤り検出多項式を用いたときよりもデコード出力が
小さいときには、その光ディスクは標準密度用の光ディ
スクと判断し、制御部50ではその判定出力結果に基づ
いて、動作モードが記録モードであるときにはインタリ
ーブ処理部873Aが選択され、動作モードが再生モー
ドであるときにはデインタリーブ処理部775Aが選択
される。同時にスピンドルモータ駆動部23のサーボ系
やRFアンプ部32のイコライザ回路の特性などが標準
密度用に切り替えられる。
【0058】これとは逆に、(2)式の誤り検出多項式
を用いたときの方が、(1)式の誤り検出多項式を用い
たときよりもデコード出力が小さいときには、その光デ
ィスクは高密度用の光ディスクと判断し、制御部50で
はその判定出力結果に基づいて、動作モードが記録モー
ドであるときにはインタリーブ処理部873Bが選択さ
れ、動作モードが再生モードであるときにはデインタリ
ーブ処理部775Bが選択される。そして、サーボ系や
イコライザ特性が高密度用に切り替えられる。
【0059】上述では制御部50からの切り替え信号を
利用してインタリーブ処理部873とデインタリーブ処
理部775を切り替えたが、CRC判定部902の出力
をこの切り替え制御信号として直接利用してもよい。
【0060】ウォーブル信号SWBが供給されるATIP
デコーダ34は図12に示す構成とされる。このATI
Pデコーダ34も標準密度用のデコード部34Aと、高
密度用のデコード部34Bとで構成される。
【0061】ウォーブル信号SWBは標準密度用デコード
部34Aを構成する帯域フィルタ341に供給される。
この帯域フィルタ341によって、ウォーブル成分を取
り出すように帯域制限されたウォーブル信号SWBは、波
形成形部342に供給される。
【0062】波形成形部342では、ウォーブル信号S
WBのキャリア成分(図13に示すように22.05MH
zである)に同期したクロック信号CKWBを生成すると
共に、ウォーブル信号SWBの2値化を行う。この生成さ
れたクロック信号CKWBと2値化されたウォーブル信号
DWBは検波部343に供給される。
【0063】検波部343ではクロック信号CKWBを用
いてウォーブル信号DWBの復調処理を行い、バイフェー
ズ信号DBPを生成すると共にバイフェーズ信号DBPに同
期したクロック信号CKBPを生成する。この生成された
バイフェーズ信号DBP及びクロック信号CKBPはアドレ
スデコード部344に供給される。
【0064】アドレスデコード部344では、クロック
信号CKBPを用いてバイフェーズ信号DBPの復調処理を
行いATIP情報信号DADを生成する。また、得られた
ATIP情報信号DADの同期信号を検出してATIP同
期検出信号FSYを生成する。
【0065】高密度用デコード部34Bも、標準密度用
デコード部34Aと同様に構成され、波形成形部352
では、ウォーブル信号SWBのキャリア成分(図13に示
すように22.05MHzの1.4倍である30.87
MHz)に同期したクロック信号CKWBを生成すると共
に、上述したと同様な処理を経てATIP情報信号DAD
と、ATIP同期検出信号FSYとが生成される。した
がって高密度用デコード部34Bは対応する符号を付す
ことに留める。
【0066】それぞれから得られた対の信号DAD、FS
Yは切り替え手段345によってその何れかが選択され
る。したがって切り替え手段345には制御部50から
標準密度か高密度の光ディスクに応じた切り替え制御信
号が供給される。選択されたATIP情報信号DADとA
TIP同期検出信号FSYは、制御部50に供給される
と共に、ATIP同期検出信号FSYはスピンドルモー
タ駆動部23に供給される。
【0067】このようにリードインエリアおよび又はQ
チャネルに挿入された巡回符号CRCの誤り検出多項式
を光ディスクに記録しておくことで、その再生信号を利
用して標準密度の光ディスクか、高密度の光ディスクか
を確実に判別することができる。そのため、ディスク判
別手順は次のようになる。 (1)光ピックアップ30の位置を大まかにスレッド部
36の送り機構で設定してからFGサーボをかけて一定
の回転数となるようにスピンドルモータ部22を駆動す
る。 (2)フォーカスサーチを行って、光ディスク10に対
してジャストフォーカスするように制御する。 (3)フォーカスサーチ後のトラッキングサーボはかけ
ても、かけなくてもよい。 (4)レーザ光を光ディスク10に当てて再生信号を得
る。 (5)再生信号をCRCデコーダ900にてデコードす
る。このとき、標準密度用のCRC誤り検出多項式
(1)式を用いてデコードすると共に、高密度用のCR
C誤り検出多項式(2)式を用いてデコードする。 (6)そのデコード出力をCRC判定部902で判定
し、判定結果から制御部50では切り替え制御信号を生
成する。 (7)この切り替え制御信号で、インタリーブ処理部8
73と、デインタリーブ処理部775を切り替える。
【0068】この発明に係る光ディスク、光ディスクの
判別方法および光ディスク装置では、書き込み型の光デ
ィスクに限らず、読み出し専用の光ディスクにおける標
準密度と高密度の判別にも利用できることは明らかであ
る。
【0069】上述した実施形態では、判別すべき光ディ
スクはCLV方式に限られるものではなく、CAV方式
のディスクやゾーンCLV方式の光ディスクであって
も、所定の回転速度で所定の位置で同様な測定を行うこ
とにより、光ディスクの判別をい行うことができること
は勿論である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る光
ディスクには、標準密度用の光ディスクと高密度用の光
ディスクとで区別できる情報を記録したものである。ま
たこの発明に係る光ディスクの判別方法では、この情報
を利用して光ディスクの記録密度の違いを判別するよう
にしたものである。さらにこの発明に係る光ディスク装
置では、光ディスク判別出力に基づいてデータ処理系を
適宜選択することで、光ディスクの記録密度の違いに応
じた処理を自動的に選択できるようにしたものである。
【0071】したがってこの発明によれば、判別情報で
ある巡回符号を誤り検出多項式に通したときの出力によ
って、装置に装填された光ディスクが標準密度用である
か、高密度用であるかを判別できるので、誤った記録や
再生を確実に防止できる特徴を有する。その構成も簡単
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスクに記録される信号のフレーム構造を
示す図である。
【図2】フレーム同期信号を示す図である。
【図3】Qチャネルのフレーム構成例を示す図である。
【図4】リードインエリアに記録するCRCを含めたデ
ータ構造例である。
【図5】光ディスクの構成を示す図である。
【図6】ATIP情報のフレーム構造を示す図である。
【図7】ATIP情報とバイフェーズ信号を示す図であ
る。
【図8】バイフェーズ信号とウォーブル信号の関係を示
す図である。
【図9】読み出し専用の光ディスクを使用したときの光
ディスク装置の構成を示す図である。
【図10】クロック生成/サーボ制御部とフレーム同期
検出部の構成の一部を示す図である。
【図11】データ処理部の概略構成を示す図である。
【図12】ATIPデコーダの構成を示す図である。
【図13】クロック周波数の違いを示す図である。
【符号の説明】
10・・・光ディスク、20・・・光ディスク装置、2
2・・・スピンドルモータ部、23・・・スピンドルモ
ータ駆動部、30・・・光ピックアップ、32・・・R
Fアンプ部、33・・・クロック生成/サーボ制御部、
34・・・ATIPデコーダ、34A・・・標準密度用
デコード部、34B・・・高密度用デコード部、345
・・・切り替え手段、35・・・ドライバ、36・・・
スレッド部、37・・・書込補償部、39・・・フレー
ム同期検出部、40・・・データ処理部、40A・・・
デコーダ、40B・・・エンコーダ、873・・・イン
タリーブ処理部、873A。873B・・・第1および
第2のインタリーブ処理部、775・・・デインタリー
ブ処理部、775A、775B・・・第1および第2の
デインタリーブ処理部、900・・・CRCデコーダ、
901・・・サブコードデコーダ、902・・・CRC
判定部、50・・・制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川嶌 哲司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC02 CC06 DE03 DE12 DE17 DE23 DE29 DE69 DE70 FG18 GK12 5D066 HA01 5D090 AA01 CC09 CC18 DD03 GG02 GG17 GG32 JJ11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブコード信号中に含まれるQチャネル
    の巡回符号の誤り検出用多項式を用いて、標準密度用の
    光ディスクか、高密度用の光ディスクかを判別すること
    を特徴とする光ディスク判別方法。
  2. 【請求項2】 上記高密度用光ディスクの誤り検出用多
    項式P(X)'は、 P(x)'=x14+x12+x10+x7+x5+x4+x2
    1 であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク判別
    方法。
  3. 【請求項3】 上記光ディスクは、読み出し専用の光デ
    ィスク、追記型の光ディスク、書換可能型の光ディスク
    であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク判別
    方法。
  4. 【請求項4】 標準密度用の光ディスクと高密度用の光
    ディスクとで、上記サブコード信号のQチャネルに挿入
    されるべき巡回符号の誤り検出用多項式が異なることを
    特徴とする光ディスク。
  5. 【請求項5】 上記高密度用光ディスクの誤り検出用多
    項式P(X)'は、 P(x)'=x14+x12+x10+x7+x5+x4+x2
    1 であることを特徴とする請求項4記載の光ディスク。
  6. 【請求項6】 上記光ディスクは、読み出し専用の光デ
    ィスク、追記型の光ディスク、書換可能型の光ディスク
    であることを特徴とする請求項4記載の光ディスク。
  7. 【請求項7】 光ピックアップより出力された再生信号
    が供給されるクロック生成/サーボ制御部と、 このクロック生成/サーボ制御部より出力されたクロッ
    クが供給される制御部と、 上記クロック生成/サーボ制御部より出力されたクロッ
    クとデータ信号に基づいて再生データ信号を再生するデ
    ータ処理部とが設けられ、 このデータ処理部には記録密度に応じた処理を行うCI
    RC処理部と、サブコード信号をデコードするデコーダ
    が設けられ、 このデコーダで、上記サブコード信号中に含まれるQチ
    ャネルの巡回符号の誤り検出用多項式を用いた判別信号
    が生成され、 この判別信号が上記制御部に供給されて標準密度用の光
    ディスクを再生したときには標準密度用のCIRC処理
    部が選択され、 上記高密度用の光ディスクを再生したときには高密度用
    のCIRC処理部が選択されるようになされたことを特
    徴とする光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 上記CIRC処理部には、インタリーブ
    処理を行うときの単位遅延量が相違する2つのデインタ
    リーブ処理部が設けられ、 上記制御部からのディスク判別信号に基づいて、上記何
    れかのデインタリーブ処理部が選択されるようになされ
    たことを特徴とする請求項7記載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100354939C (zh) * 2004-07-12 2007-12-12 蒂雅克股份有限公司 光盘装置

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CN100354939C (zh) * 2004-07-12 2007-12-12 蒂雅克股份有限公司 光盘装置

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