JP2002117613A - 光ディスク、光ディスク判別方法及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク、光ディスク判別方法及び光ディスク装置

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JP2002117613A
JP2002117613A JP2000309610A JP2000309610A JP2002117613A JP 2002117613 A JP2002117613 A JP 2002117613A JP 2000309610 A JP2000309610 A JP 2000309610A JP 2000309610 A JP2000309610 A JP 2000309610A JP 2002117613 A JP2002117613 A JP 2002117613A
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optical disk
disk
optical
speed
disc
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JP2000309610A
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English (en)
Inventor
Michihiko Iida
道彦 飯田
Yukio Shishido
由紀夫 宍戸
Takanori Onishi
孝典 大西
Kunihiko Miyake
邦彦 三宅
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスクサイズを適正に判別できるようにす
る。 【解決手段】ディスク物理情報が光ディスクのディスク
面に記録された光ディスクに対し、光ディスクを標準の
回転速度で回転させながらディスク物理情報を読み出
し、そのディスク物理情報に基づいて光ディスクを判別
する。そして判別された光ディスクに応じて高速回転さ
せるときの速度制限を行う。ディスクに記録されたディ
スク物理情報を利用するか、ディスクのイナーシャーや
ディスクの光反射率を計測したものでディスクの大きさ
などを判別し、その判別出力に基づいてディスクの回転
速度を適正な値以下に制御できる。CD−ROMやCD
−Rなどの倍密光ディスクやDVDのように、標準径
(12cm)を持った光ディスクの他に、これよりも径
小(8cm)を持った光ディスクあるいは、矩形状をな
す光ディスクなど、様々な光ディスクが装置に装着され
たとき、装着された光ディスク径やディスク形状を正確
に判別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光ディスク、光デ
ィスク判別方法及び光ディスク装置に関する。詳しく
は、光ディスクのディスクサイズ、ディスク形状、ディ
スクの慣性モーメントなどのディスク物理情報に基づく
か、または光ディスクのイナーシャーやディスクの反射
率などの計測情報に基づいて、装置に装填された光ディ
スクの大きさや、アダプターに装着されたディスクであ
るかなどを判別することによって、その光ディスクに対
する回転速度制限情報を得ることができるようにしたも
のである。また、このようなディスク物理情報を記録し
た光ディスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、記録メディアの大容量化の要求が
高まってきており、光ディスクにおいても記録密度を高
めるために、トラックピッチを狭めたり記録ピットの最
短長を短くする等の方法が提案されている。
【0003】コンパクトディスクCDの規格を満たす光
ディスク、例えばISO/IEC13490−1で規格
化されている追記型の光ディスク(CD−R)、あるい
は書換可能型の光ディスク(CD−RW)等について
も、より多くのデータを記録することができるように記
録容量の大容量化が望まれている。以下これらを総称し
て倍密の光ディスクという。
【0004】この倍密の光ディスクの径は12cmが標
準であるが、このディスク径よりも径小なディスク(8
cmディスク)も存在する。
【0005】さらに、映像を始めとして各種データを記
録再生できるデジタル多用途ディスクDVD(Digital
Verstile Disc)にあっても標準サイズ(12cm)の
他に、それよりも小さなディスク(8cmディスク)が
出現している。
【0006】このような円盤状ディスクの他に、例えば
図15に示すようなカード式の光ディスク1も存在す
る。この変形光ディスク1はほぼ矩形状をなし、その外
周面のうち左右側面は8cmの光ディスクの外周面と同
じになるように円弧状に形成されている。あるいはま
た、図16に示すように左右側面のうちそれぞれのコー
ナー部3が、8cm光ディスクの外周面と一致するよう
な円弧となされた変形光ディスク1が知られている。
【0007】これらの変形光ディスク1は単体で使用し
たり、図示するようなアダプター2を使用して装置に装
着して使用する場合がある。アダプター2には変形光デ
ィスク1と同じような内径部2aを有する。
【0008】また、これらの光ディスクにあって、径の
大きな光ディスクではその回転速度は標準速度から10
倍以上の高速回転でデータの記録再生を行えるように光
ディスク装置側で対応している。
【0009】またこのような光ディスク装置では、標準
サイズの光ディスクに対して標準サイズ径のアダプター
を用意し、これに径小な光ディスクを装着することで径
小な光ディスクでもデータの記録再生などを行えるよう
にしている。あるいは、径小な光ディスクそのものを装
置に装填して使用できるようにディスク装着部が工夫さ
れている光ディスク装置も存在する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
径小な光ディスクにも対応できるように構成された光デ
ィスク装置にあっては、装着される光ディスクの態様と
しては、12cmサイズの光ディスクそのもの、8cm
の径小な光ディスク、アダプター付きの径小光ディスク
などの他に、ディスク形状の異なる光ディスクなどが考
えられる。
【0011】ここで、上述したようにこの種光ディスク
装置では、ディスクを高速回転させてデータの記録再生
などを行えるが、通常よりも10数倍の速さでもデータ
の記録再生を行えるようになっている。高速回転しても
差し支えない光ディスクとしては標準の光ディスクつま
り12cm径の光ディスクである。8cm径の光ディス
クでは、12cmディスクに比べて元々データ量が少な
いため、このように高速回転させてデータを記録再生す
る必然性が乏しいからである。
【0012】12cm径の光ディスクであれば、全て高
速回転が可能であるとは限らない。例えば上述したよう
に8cm径の光ディスクをアダプターに装着して12c
mディスクとして使用する場合に、このような高速回転
でディスクを回転駆動すると、アダプターから8cmデ
ィスクが外れるおそれがある。それは、アダプターを使
用する場合には通常よりも10数倍の速さで高速回転さ
せても8cmディスクが外れないような構造とななって
おらず、そのような保証もないからである。保証できる
回転速度としては、通常の回転速度に対して数倍(3〜
4倍)程度であると考えられる。
【0013】8cmディスクがアダプターから外れる
と、ディスク装着部のみならず、光ピックアップ系を損
傷するおそれがある。最近では光ディスク装置を縦型に
して据え置くことが多いので、このような使用態様では
8cmディスクがアダプターから外れるおそれが高い。
【0014】そこで、この発明ではこのような従来の課
題を解決したものであって、ディスクサイズなどのディ
スク物理情報を読み出すか、ディスクのイナーシャーな
どを計測して、装填された光ディスクのサイズを判別
し、その光ディスクが高速回転させることができないも
のであるときには、高速回転を制限できるようにした光
ディスク及び光ディスク装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載したこの
発明に係る光ディスク判別方法では、ディスク物理情報
が光ディスクのディスク面に記録された光ディスクに対
し、上記光ディスクを標準の回転速度で回転させなが
ら、上記ディスク物理情報を読み出し、そのディスク物
理情報に基づいて上記光ディスクを判別すると共に、判
別された光ディスクに応じて高速回転させるときの速度
制限を行うようにしたことを特徴とする。
【0016】請求項9に記載したこの発明に係る光ディ
スク判別方法では、ディスクサイズやディスク形状が異
なる光ディスクに対し、この光ディスクを標準速度で回
転させながら、上記光ディスクのイナーシャーを計測す
ると共に、光ディスク面の反射率を計測し、このイナー
シャーまたは反射率の違いに基づいて上記光ディスクを
判別すると共に、判別された光ディスクに応じて高速回
転させるときの速度制限を行うようにしたことを特徴と
する。
【0017】また、請求項14に係る光ディスクでは、
ディスクサイズ、ディスク形状、ディスクの慣性モーメ
ントの何れかを含むディスク物理情報が記録されたこと
を特徴とする。
【0018】請求項16に記載したこの発明に係る光デ
ィスク装置では、光ディスクを駆動するスピンドルモー
タと、その駆動部と、光ピックアップより出力された再
生信号が供給されるクロック生成/サーボ制御部と、こ
のクロック生成/サーボ制御部より出力されたクロック
が供給される制御部と、上記再生信号のうちウオーブル
信号が供給され、そのデコード出力が上記制御部に供給
されるデコーダとを有し、上記制御部では、上記デコー
ド出力のうち上記ウオーブル信号から上記光ディスクの
ディスク物理情報が読み出され、このディスク物理情報
に基づいて上記光ディスクのサイズを判別するようにし
たことを特徴とする。
【0019】また、請求項25に記載したこの発明に係
る光ディスク装置では、光ディスクを駆動するスピンド
ルモータと、その駆動部と、上記光ディスクのディスク
径を判別する判別信号を得るディスク径判別手段と、光
ピックアップより出力された再生信号が供給されるクロ
ック生成/サーボ制御部と、このクロック生成/サーボ
制御部より出力されたクロックおよび上記判別信号が供
給される制御部とを有し、上記制御部では、上記光ディ
スクの規定回転数に至るまでの所要時間が算出され、こ
の所要時間の違いから上記光ディスクのディスク径を判
別するようにしたことを特徴とする。
【0020】この発明に係る光ディスク判別方法による
と、CD−ROMやCD−Rなどの倍密光ディスクやD
VDのように、標準径(12cm)を持った光ディスク
の他に、これよりも径小(8cm)を持った光ディスク
あるいは、最近市場にお目見えした名刺型のような矩形
状をなす光ディスクなど、様々な光ディスクが装置に装
着されたとき、装着された光ディスク径やディスク形状
を正確に判別することができる。
【0021】また、光ディスク装置では、標準速度(1
倍速)から高速回転速度(10倍速以上)でデータの記
録再生ができるようになされており、しかも標準径の光
ディスクに対して、径小の光ディスクでも装着できるよ
うになされた光ディスク装置が開発されており、また径
小の光ディスクをアダプターに装着することでデータを
記録再生できる光ディスク装置が開発されている。
【0022】このサイズの異なる光ディスクを装着で
き、しかも高速回転可能な光ディスク装置に、アダプタ
ーや高速回転に不向きな光ディスクが装着されたときの
防御を確実に行おうとするものがこの発明の目的であ
る。
【0023】まず、倍密の光ディスク(CD)である
が、この光ディスクにはディスクサイズやディスクの慣
性モーメントなどのディスク物理情報は、現在のところ
記録されていない。
【0024】この発明ではディスク物理情報が記録され
ていない場合でも、ディスク物理情報を記録する場合で
も、共に光ディスクのサイズを判別できるようにする。
【0025】ディスク物理情報を記録する場合には、プ
リグルーブ溝に記録することが考えられる。ディスク物
理情報はFM変調された上でウオーブリングされる。こ
のウオーブル信号を再生して、その光ディスクのサイズ
や形状を判別する。判別の結果、径小ディスクと判断さ
れたときには、径小ディスクとして速度制御を行う。つ
まり、この場合には標準速度から第1の高速回転速度
(〜4倍速位)までの範囲内で許容する。
【0026】径小ディスクと判断される場合には、径小
ディスク単体で装置に装着される場合と、これにアダプ
ターが装着されている場合が考えられるが、アダプター
の装着の有無に拘わらず第1の高速回転速度以下で速度
指定を許容する。あるいは、標準速度に固定することも
可能である。矩形状のように変形ディスクの場合も径小
ディスクと同様な速度規制を行う。
【0027】これに対して、再生情報からその光ディス
クが12cmのように径大の光ディスクであると判断さ
れたときには、その装置で許容し得る最大の高速回転速
度まで指定できるようにする。この場合には、アダプタ
ーのような付属物を使用していないため、高速回転を行
っても特に問題はないからである。
【0028】このように所定のエリアにディスク物理情
報を記録した光ディスクを用いると、ディスクサイズを
正確に判別できるため、アダプターなどが装着されてい
る場合でもアダプター装着状態を確実に判別できる。
【0029】次に、同じ倍密の光ディスクであっても、
ディスク物理情報が記録されていない場合には、装着デ
ィスクのイナーシャーを計測すると共に、場合によって
はディスク径を判別する判別信号を利用してディスク判
別を行う。
【0030】イナーシャーの計測としての第1の例は、
ディスク回転を開始してから規定時間に至ったときのデ
ィスク回転数を計測する。ディスクのイナーシャーによ
ってディスク回転数が変化するからである。そのため、
規定時間toでの回転数Nl、Ns(Ns>Nl)を計
測する。回転数がNlであると径大の光ディスクと判断
し、その回転数がNsであるときには径小の光ディスク
であると判断する。
【0031】ここで、径大の光ディスクであると判断さ
れても、それが果たして12cmの光ディスクそのもの
が装着されているのか、アダプターに装着された8cm
のディスクが装置に装着されているのかが判別できな
い。
【0032】そこで、このときにはディスク径の判別信
号を併用して判断する。12cmの光ディスクを装着し
たとき、その最外周径部分からの光反射率は高い。これ
に対し、アダプターを使用したときのその最外周径部分
からの光反射率は光ディスクの場合よりも相対的に低
い。この光反射率の差を利用する。つまり、光反射率が
高いときには12cmの光ディスクと判断し、上述した
ような範囲(第2の高速回転速度)で速度制御を許容す
る。
【0033】8cm以外の光ディスク、例えば変形光デ
ィスクの場合にも、その回転数はNlとなる可能性が高
いが、アダプターを使用している場合にはその光反射率
は低いので、アダプター付き8cm光ディスクと同じよ
うな判別結果となって、第2の高速回転速度以下に制限
される。
【0034】イナーシャー計測の第2の例としては、デ
ィスク回転を開始してから規定の回転数に至るまでの所
要時間tl、ts(ts>tl)を利用する。
【0035】12cm光ディスクの方が回転の立ち上が
りが遅いので、所要時間がtsであるときは径大の光デ
ィスクつまり12cmの光ディスクと判断し、所要時間
がtlであるときは径小つまり8cmの光ディスクと判
断する。そして、12cmの光ディスクと判断したとき
で、光反射率が高いときには本物の12cm光ディスク
と判断する。そうでないときには、アダプターが使用さ
れている可能性が高いので、この場合には8cm光ディ
スクと判断する。変形ディスクの場合でも同じである。
【0036】次に、DVDのような光ディスクの場合に
は、そのリードインエリアに記録されたECCブロック
内にディスク物理情報が挿入されて記録されているか
ら、このディスク物理情報を再生して判断する。アダプ
ターを使用した径小つまり8cmの光ディスクであると
きでも、ディスク物理情報には8cmディスクとして記
録されているから、アダプターの有無に拘わらず、8c
mディスクと判断して上述したような上限速度の設定を
行えばよい。したがってDVDの光ディスクを使用する
場合には上述したイナーシャーの計測やディスク径の計
測は不要である。
【0037】
【発明の実施の形態】続いて、この発明について図1以
下を参照して詳細に説明する。コンパクトディスクの規
格では、光ディスクに記録するデータに対してCIRC
(Cross Interleave Reed-Solomon Code)のエンコード処
理(誤り訂正符号処理)を行い、このCIRCエンコー
ド処理が行われた信号をEFM(Eight to Fourteen Mod
ulation)変調して光ディスクに記録することが行われて
いる。
【0038】CIRCエンコード処理では8ビットを1
シンボルとして処理すると共に、EFM変調ではCIR
Cエンコード処理して得られた1シンボルあたり8ビッ
トのデータやパリティの信号を1シンボルあたり14ビ
ットの信号に変換する。このEFM変調処理された32
シンボル(32×14ビット)のデータやパリティの信
号に、図1に示すように、24ビットのフレーム同期信
号や1シンボル(14ビット)のサブコード信号を付加
すると共に、各シンボル間の結合及びシンボルとフレー
ム同期信号の結合のための3ビットの信号を付加して、
1フレーム(588チャネルビット)の信号が構成され
ている。
【0039】ここで、フレーム同期信号のパターンは最
大チャネルピットが2つ連続するパターン、すなわち、
「1」が反転を示すものとすると図2Aに示すように
「10000000000100000000001
0」で示される24ビットの切替パターンが選ばれて、
フレーム同期信号の前の信号レベルがローレベル「L」
であるときには図2Bに示すように11Tがハイレベル
「H」、次の11Tがローレベル「L」となる信号波
形、またフレーム同期信号の前の信号レベルがハイレベ
ル「H」のときには図2Cに示す信号波形とされてい
る。なお「T」は最小チャネルビット間隔である。
【0040】また、コンパクトディスクの規格のうち追
記型あるいは書換可能型のような書き込み型の光ディス
クでは、レーザ光の照射面側には、図3Aに示すように
レーザ光ガイド用の案内溝であるプリグルーブPGが形
成されている。2つのプリグルーブPG間はランドLA
である。プリグルーブPGの両側面は、図3Bに示すよ
うに僅かに正弦波状にウォーブル(蛇行)されている。
このウォーブル成分を取り出したウォーブル信号SWB
は、FM変調がかかっており、ディスク上の絶対位置を
示す時間軸情報やレーザ光の最適記録パワーの推奨値等
がエンコードされている。
【0041】この発明に係る光ディスクでは、このウオ
ーブル成分の1つとしてディスクの物理情報を挿入す
る。ディスクの物理情報とは、そのディスク固有の情報
であって、ディスクサイズ(8cM/12cm/その
他)、ディスク形状(円盤/矩形/その他)、ディスク
の慣性モーメント(8cm用/12cm用/その他)な
どの何れかを含む情報である。最も考えられる情報とし
ては、ディスクサイズとディスクの慣性モーメントであ
るが、この他に上述したディスク形状も物理情報として
含めることが考えられる。
【0042】慣性モーメントにあっては、8cmタイプ
では0.004〜0.01g・m2程度であり、12c
mタイプでは0.022〜0.037g・m2程度であ
る。ウオーブル成分としてはこれらの物理情報の何れか
を含むものとする。
【0043】ウォーブル信号SWBは、ディスクが標準速
度(線速1.2m/s〜1.4m/s)で回転されたと
きに、中心周波数が例えば22.05kHzとなるよう
に形成されている。ここで、時間軸情報としてのATI
P(Absolute Time In Pregroove)信号の1セクタは、信
号記録後の1データセクタ(2352バイト)と一致し
ており、ATIPのセクタに対してデータセクタの同期
を取りながらデータの書き込みが行われる。
【0044】図4はATIP情報のフレーム構造を示し
ている。最初の4ビットはATIP情報の同期信号SY
NCであり、ディスク上の絶対時間を示す「分」,
「秒」,「フレーム」がそれぞれ「2 Digit BCD」(8ヒ゛
ット)で示される。さらに14ビットの巡回符号CRC(Cy
clic Redundancy Code)が付加されて42ビットで1フ
レームが構成される。なお、レーザ光の最適記録パワー
推奨値等の情報は、時間軸情報にある割合で含まれるよ
うに多重される。
【0045】上述したディスク物理情報などはこのAT
IP信号の一部として挿入されることになる。ディスク
のリードインエリアに記録されるTOC(Table Of Con
tents)の一部にこのディスク物理情報を挿入してもよ
いし、TOCとウオーブル信号の双方に挿入してもよ
い。
【0046】図5は、ATIP情報の同期信号SYNC
の同期パターンを示しており、図5Aに示すATIP情
報がバイフェーズマーク変調されて図5Bあるいは図5
Dに示すチャネルビットパターンとなる。ここでATI
P情報の同期信号SYNCは、前のチャネルビットが
「0」であるときには図5Bに示すように「11101
000」のチャンネルビットパターンとされて、バイフ
ェーズマーク変調後のバイフェーズ信号DBPは図5Cに
示す波形とされる。また前のチャネルビットが「1」で
あるときには図5Dに示すように「00010111」
のチャンネルビットパターンとされて、バイフェーズ信
号DBPは図5Eに示す波形とされる。
【0047】このようにしてバイフェーズ信号DBPが得
られると、図6に示すようにバイフェーズ信号DBPがF
M変調されてウォーブル信号SWBが生成される。例えば
図6Aに示すバイフェーズ信号DBPがハイレベル「H」
とされているときには図4Bに示すように23.05k
Hz、ローレベル「L」とされているときには21.0
5kHzとなるようFM変調されて、中心周波数が2
2.05kHzのウォーブル信号SWBが生成される。
【0048】光ディスク10には、ディスクが標準速度
で回転されたときに図6Bに示すようなウォーブル信号
SWBが得られるようにウォーブルが形成される。
【0049】図7は上述の光ディスク10を用いる光デ
ィスク装置20の構成を示している。光ディスク10は
スピンドルモータ部22によって、所定の速度で回転さ
れる。スピンドルモータ部22は、後述するスピンドル
モータ駆動部23からのスピンドル駆動信号SSDによっ
て、光ディスク10の回転速度が所定の速度となるよう
に駆動される。
【0050】スピンドルモータ駆動部23には後述する
制御部50から速度制御信号CTSが供給され、この速
度制御信号CTSによってそのときの最高速度(最高回
転数)が制限される。
【0051】上述したように12cmの光ディスク10
であるときには、標準速度から、この装置で許される最
大の回転速度(第2の回転速度であって、10倍速以上
で例えば14倍速)までの任意の回転速度に設定するこ
とができる。それ以外の光ディスクでは、標準速度から
第1の回転速度(例えば3〜4倍速)までに制限され
る。ここに、それ以外の光ディスクとは上述したように
8cmの光ディスクや変形光ディスクを指す。
【0052】光ディスク10には、光ディスク装置20
の光ピックアップ30から、その光量がコントロールさ
れたレーザ光が照射される。光ディスク10で反射され
たレーザ光は、光ピックアップ30の光検出部(図示せ
ず)に照射される。光検出部は、分割光検出器等を用い
て構成されており、光電変換及び電流電圧変換によって
反射光に応じた電圧信号を生成してRFアンプ部32に
供給する。
【0053】RFアンプ部32では、光ピックアップ3
0からの電圧信号に基づいて読出信号SRF、フォーカス
誤差信号SFE、トラッキング誤差信号STE、ウォーブル
信号SWBを生成する。このRFアンプ部32で生成され
た読出信号SRFやトラッキング誤差信号STE,フォーカ
ス誤差信号SFEは、クロック生成/サーボ制御部33に
供給される。また、ウォーブル信号SWBは、ATIPデ
コーダ34に供給される。
【0054】クロック生成/サーボ制御部33では、供
給されたフォーカス誤差信号SFEに基づき、レーザ光の
焦点位置が光ディスク10の記録層の位置となるように
光ピックアップ30の対物レンズ(図示せず)を制御す
るためのフォーカス制御信号SFCを生成してドライバ3
5に供給する。また、供給されたトラッキング誤差信号
STEに基づき、レーザ光の照射位置が所望のトラックの
中央位置となるように光ピックアップ30の対物レンズ
を制御するためのトラッキング制御信号STCを生成して
ドライバ35に供給する。
【0055】ドライバ35では、フォーカス制御信号S
FCに基づいてフォーカス駆動信号SFDを生成すると共
に、トラッキング制御信号STCに基づいてトラッキング
駆動信号STDを生成する。この生成されたフォーカス駆
動信号SFD及びトラッキング駆動信号STDを光ピックア
ップ30のアクチュエータ(図示せず)に供給すること
により対物レンズの位置が制御されて、レーザ光が所望
のトラックの中央位置で焦点を結ぶように制御される。
【0056】また、クロック生成/サーボ制御部33で
は、供給された読出信号SRFのアシンメトリ補正及び2
値化を行いディジタル信号に変換して、読出データ信号
DRFとしてフレーム同期検出部39とデータ処理部40
に供給する。また、クロック生成/サーボ制御部33で
は、読出データ信号DRFのクロック信号CKRFの生成も
行い、生成したクロック信号CKRFをデータ処理部40
と制御部50に供給する。
【0057】図8はクロック生成/サーボ制御部33の
一部及びフレーム同期検出部39の構成を示している。
RFアンプ部32から供給された読出信号SRFは、高域
フィルタ331で低域成分が除かれてから波形等化回路
332に供給される。波形等化回路332では、高域フ
ィルタ331からの信号に対して符号間干渉の除去を行
う。この符号間干渉が除去された信号SRFCは、リミッ
タ回路333及びドロップアウト検出回路334に供給
される。
【0058】リミッタ回路333では、後述するアンプ
336からのスライスレベル信号SLを用いて波形等化
回路332から供給された信号SRFCをスライスするこ
とにより2値化を行い、得られた2値化信号を上述した
ように読出データ信号DRFとして、エッジ検出回路33
7とフレーム同期検出部39とデータ処理部40に供給
する。また、読出データ信号DRFを積分器335に供給
することにより、アシンメトリによるオフセット量が検
出される。この検出されたオフセット量がアンプ336
で増幅されて、スライスレベル信号SLとしてリミッタ
回路333に供給されることにより、アシンメトリのオ
フセット量がなくなるように読出データ信号DRFが生成
される。
【0059】また、ドロップアウト検出回路334でド
ロップアウトが検出されたときの信号STによって積分
器335の動作を停止させることで、ドロップアウト時
にスライスレベル信号SLの信号レベルが変動されてし
まうことが防止される。
【0060】エッジ検出回路337では、読出データ信
号DRFの信号レベルの変化点を検出し、その検出信号K
Tをクロック回路338に供給する。クロック回路33
8では、検出信号KTを用いて読出データ信号DRFのク
ロック信号CKRFを生成してフレーム同期検出部39、
データ処理部40および制御部50に供給する。
【0061】フレーム同期検出部39では、供給された
クロック信号CKRFを用いてシフトレジスタ391を駆
動すると共に、シフトレジスタ391には読出データ信
号DRFを供給して順次転送する。このシフトレジスタ3
91で順次転送された読出データ信号DRFをパラレル信
号としてパターン検出回路392に供給すると共に、パ
ターン検出回路392では、供給されたパラレル信号が
フレーム同期信号の信号パターンと等しいか否かを判別
することで、フレーム同期信号を検出することができ
る。この同期検出回路393でのフレーム同期信号の検
出を示す同期パターン検出信号DTSは、制御部50に
供給される。
【0062】また、クロック生成/サーボ制御部33で
は、レーザ光の照射位置がトラッキング制御範囲を超え
ないように、光ピックアップ30を光ディスク10の径
方向に移動させるためのスレッド制御信号SSCを生成し
てスレッド部36に供給する。スレッド部36では、こ
のスレッド制御信号SSCに基づきスレッドモータ(図示
せず)を駆動して光ピックアップ30を光ディスク10
の径方向に移動させる。クロック生成/サーボ制御部3
3で生成されたクロック信号CKRFはさらに制御部50
にも供給される。
【0063】ウォーブル信号SWBが供給されるATIP
デコーダ34は図9に示す構成とされる。ウォーブル信
号SWBは帯域フィルタ341に供給されて帯域制限され
る。ウォーブル成分を取り出すように帯域制限されたウ
ォーブル信号SWBは波形整形部342に供給される。
【0064】波形整形部342では、ウォーブル信号S
WBのキャリア成分に同期したクロック信号CKWBを生成
すると共に、ウォーブル信号SWBの2値化を行う。この
生成されたクロック信号CKWBと2値化されたウォーブ
ル信号DWBは検波部343に供給される。
【0065】検波部343ではクロック信号CKWBを用
いてウォーブル信号DWBの復調処理を行い、バイフェー
ズ信号DBPを生成すると共にバイフェーズ信号DBPに同
期したクロック信号CKBPを生成する。この生成された
バイフェーズ信号DBP及びクロック信号CKBPはアドレ
スデコード部344に供給される。
【0066】アドレスデコード部344では、クロック
信号CKBPを用いてバイフェーズ信号DBPの復調処理を
行いATIP情報信号DADを生成する。このATIP情
報信号DADの中には上述したディスク物理情報が含まれ
る。得られたATIP情報信号DADの同期信号を検出し
てATIP同期検出信号FSYを生成する。ATIP情
報信号DADとATIP同期検出信号FSYは、制御部5
0に供給されると共に、ATIP同期検出信号FSYは
スピンドルモータ駆動部23に供給される。
【0067】データ処理部40では、読出データ信号D
RFをEFM復調すると共にRAM41を用いてデインタ
リーブ処理やCIRC(Cross Interleave Reed-Solomon
Code)による誤り訂正処理を行う。さらに、デスクラン
ブル処理やECC(Error Correcting Code)による誤り
訂正処理等も行う。ここで誤り訂正処理がなされたデー
タ信号は、バッファメモリとしてのRAM42に蓄えら
れたのち、再生データ信号RDとしてインタフェース4
3を介して外部のコンピュータ装置等に供給される。
【0068】また、データ処理部40では、EFM復調
後の信号からフレーム同期信号FSZを検出してスピン
ドルモータ駆動部23に供給する。
【0069】このスピンドルモータ駆動部23では、光
ディスク10への信号記録時にはATIPデコーダ34
からのATIP同期検出信号FSYを用いるものとし、
光ディスク10に記録されている信号の再生時にはデー
タ処理部40からのフレーム同期信号FSZあるいはA
TIPデコーダ34からのATIP同期検出信号FSY
を用いて、光ディスク10を所望の速度で回転させるた
めのスピンドル駆動信号SSDを生成する。このスピンド
ルモータ駆動部23で生成されたスピンドル駆動信号S
SDをスピンドルモータ部22に供給することにより、光
ディスク10が所望の速度で回転される。
【0070】さらに、データ処理部40では、外部のコ
ンピュータ装置からインタフェース43を介して記録デ
ータ信号WDが供給されたときには、この記録データ信
号WDをRAM42に一時蓄えると共に、この蓄えられ
た記録データ信号WDを読み出して所定のセクタフォー
マットにエンコードすると共に誤り訂正用のECCの付
加を行う。さらにCIRCエンコード処理やEFM変調
等も行い書込信号DWを生成して書込補償部37に供給
する。
【0071】書込補償部37では、供給された書込信号
DWに基づいてレーザ駆動信号DLAを生成して光ピッ
クアップ30のレーザダイオードに供給する。ここで、
書込補償部37では、後述する制御部50からのパワー
補償信号PCに基づき、光ディスク10の記録層の特性
やレーザ光のスポット形状、記録線速度等に応じてレー
ザ駆動信号DLAの信号レベルが補正されて、光ピック
アップ30のレーザダイオードから出力されるレーザ光
のパワーが最適化されて信号の記録動作が行われる。
【0072】制御部50にはROM51が接続されてお
り、ROM51に記憶されている動作制御用プログラム
に基づいて光ディスク装置20の動作を制御する。例え
ば、データ処理部40で生成されたサブコード等の信号
DSQやATIPデコーダ34からのATIP情報信号D
ADに基づいて光ディスク10上の再生位置や記録位置等
を判別して、クロック生成/サーボ制御部33に制御信
号CTAやデータ処理部40に制御信号CTB等を供給
してデータの記録再生動作を行う。また、ATIP情報
信号DADで示されている記録レーザパワーの設定情報に
基づいてパワー補償信号PCを生成して書込補償部37
に供給する。
【0073】なお、制御部50からRFアンプ部32に
制御信号CTCが供給されて、RFアンプ部32によっ
て、光ピックアップ30のレーザダイオードのオンオフ
制御、レーザノイズや読出信号への外乱を低減するため
にレーザ光に高周波を重畳させる処理等も行われる。
【0074】制御部50では、ATIPデコーダ34で
再生されたATIP情報信号DADに含まれるディスク物
理情報に基づきディスクの判別処理と、ディスクの回転
速度の制御処理が行われる。そのため、制御部50に関
連して設けられたROM51の制御プログラムに基づい
て図10に示すようなディスク判別処理などが行われ
る。まず光ディスク10を回転駆動し、光ピックアップ
30の位置を大まかにスレッド部36の送り機構で設定
してからFGサーボをかけて一定の回転数となるように
スピンドルモータ部22を駆動すると共に、フォーカス
サーチを行って、光ディスク10に対してジャストフォ
ーカスするように制御する(ステップ501,50
2)。そしてフォーカスサーチ後にトラッキングサーボ
を行い、レーザ光を光ディスク10に当てて再生信号を
得る(ステップ503)。
【0075】再生信号としてのディスク物理情報のうち
ディスクサイズ情報を利用する場合を次に説明する。デ
ィスクサイズ情報を判別することによって、その光ディ
スクが8cm、12cmおよびその他のサイズ(変形光
ディスクを含む)の何れのものであるかを知ることがで
きる(ステップ504)。
【0076】このとき、12cmの光ディスクであると
きには、標準速度から第1の回転速度(最大速度)まで
の範囲内で回転速度を設定できる(ステップ505)。
そのような速度制御信号CTSが制御部50からスピン
ドルモータ駆動部23に供給される(ステップ50
6)。
【0077】8cmの光ディスクであるときには、標準
速度から第2の回転速度までの範囲内で回転速度を設定
するための速度制御信号CTSがスピンドルモータ駆動
部23に供給される(ステップ507,508,50
9)。
【0078】また、変形光ディスクであるときにも、こ
の変形光ディスクにディスク物理情報が記録されている
ので、この場合には8cm光ディスクとほぼ同じ回転速
度に設定する(ステップ510)。その他のディスク径
であるときは、そのディスク径に即した最適な回転速度
に設定するための速度制御信号CTSが生成される(ス
テップ511)。
【0079】ここで、8cmの光ディスクをアダプター
に装着して装置に装填した場合、その光ディスクからリ
ードされるディスク物理情報は、あくまでも8cmの光
ディスク用のディスクサイズ情報である。そのため、ア
ダプター使用の有無に拘わらず8cm用の回転速度に制
限されることになる。したがってアダプターを使用した
光ディスクを誤って高速回転させ、光ディスクがアダプ
ターから外れてしまうようなおそれはない。
【0080】8cmの光ディスクであると判断されたと
きには、第2の回転速度ではなく、標準速度のみで回転
駆動するように構成することもできる。これは、元々デ
ータ情報量が少ない光ディスクであるので、これを高速
回転させる必然性に乏しいからである。
【0081】このような判別処理および速度制御処理
は、光ディスクとしてDVDを使用した場合でも同じで
ある。DVDには、周知のようにそのディスクのリード
インエリアに設けらているプリコードの中のQチャネル
エリア(ECCブロック)を構成している4ビットのコ
ントロールデータとしてディスクサイズ情報が挿入され
ているからである。
【0082】したがってこのコントロールデータをAT
IPデコーダ34でデコードしたものを制御部50に供
給すれば、コンパクトディスクと同じようなディスク判
別処理を実現でき、そしてディスクの回転速度を適正な
値に規制できる。したがって、アダプター付きの光ディ
スクを誤って高速回転させて、光ピックアップやディス
ク駆動系などに損傷を与えるようなおそれは全くない。
【0083】このように所定のエリアにディスク物理情
報を記録した光ディスクを用いると、ディスクサイズを
正確に判別できるため、アダプターなどが装着されてい
る場合でもアダプター装着状態を確実に判別できる。
【0084】次に光ディスクに上述したディスク物理情
報が記録されていない場合について図11以下を参照し
て説明する。この場合には、装着ディスクのイナーシャ
ーを計測すると共に、場合によってはディスク径を判別
する判別信号を利用してディスク判別を行う。
【0085】そのため、光ディスク装置としては図11
のように構成される。この実施の形態では上光ディスク
10のディスク径をその光反射率の高低によって判別す
る判別手段5が設けられる。
【0086】この判別手段5は、光ディスクのうち最も
大きな光ディスクが装填されたときのディスク最外周面
と対向するように配置され、そのディスク面での光反射
率が計測される。
【0087】判別手段5は光検出器として構成され、こ
の実施の形態では反射型であってその内部には発光ダイ
オードとホトダイオード(何れも図示はしない)が設け
られている。ディスク板面で反射した赤外線などの反射
光のレベルが光反射率に換算されて判別信号となされ
る。この判別信号は制御部50に供給される。
【0088】したがって図12Aに示すように、8cm
の光ディスクが装着されたときには判別手段5は光ディ
スクのディスク面とは対向しない。12cmの光ディス
ク10のときには図12Bのようにディスク最外周面と
対向するようになり、このとき始めて反射光が判別手段
5に戻ってくる。
【0089】また、8cmの光ディスクにアダプター2
を装着したときには図12Cのようになる。この場合に
も判別手段5は物体と対向するが、対向面は図のように
アダプター2の底面部である。
【0090】その結果、図12Aの場合には、光反射率
がゼロであり、図12Bの場合と図12Cの場合には何
れも光反射率が高くなるが、アダプター2の場合よりは
光ディスク10そのものの反射率の方が高いので、図1
2Bの入力レベルが最も高くなる。つまり、図12Bが
その中間の光反射率となって得られる。
【0091】したがって同じく12cmの光ディスクと
判別された場合でも、光反射率を考慮すれば、アダプタ
ー付きの8cmディスクであるか、12cmディスクそ
のものであるかを確実に弁別できる。
【0092】さて、この実施の形態ではディスクのイナ
ーシャーを計測してディスク判別を行うものであるが、
イナーシャーの計測としての第1の例は、ディスク回転
を開始してから規定時間に至ったときのディスク回転数
を計測することである。図13に示すようにディスクの
イナーシャーによってディスク回転数が変化するからで
ある。図13において曲線Laは8cmCDの回転数特
性であり、曲線Lbは12cmCDの回転数特性であ
る。
【0093】図13から明らかなように、ディスクの回
転を開始してから規定時間toに達したときの、回転数
Nl、Ns(Ns>Nl)を計測する。回転数がNlで
あるときには径大の光ディスクと判断し、その回転数が
Nsであるときには径小の光ディスクであると判断す
る。
【0094】ここで、径大の光ディスクであると判断さ
れても、それが果たして12cmの光ディスクそのもの
が装着されているのか、アダプターを使用した8cmの
ディスクが装置に装着されているのかが判別できないの
で、上述したようにこの場合にはディスク径の判別信号
を併用して判断する。
【0095】12cmの光ディスクを装着したとき、そ
の最外周径部分からの光反射率は高い。これに対し、ア
ダプターを使用したときのその最外周径部分からの光反
射率は光ディスクの場合よりも相対的に低い。この光反
射率の差を利用する。つまり、光反射率が高いときには
12cmの光ディスクと判断し、上述したような範囲
(第2の高速回転速度)で速度制御を許容する。
【0096】8cm以外の光ディスク、例えば変形光デ
ィスクの場合にも、その回転数はNlとなる可能性が高
いが、アダプターを使用している場合にはその光反射率
は低いので、アダプター付き8cm光ディスクと同じよ
うな判別結果となって、第2の高速回転速度以下に制限
される。
【0097】イナーシャー計測の第2の例としては、図
14に示すようにディスク回転を開始してから規定の回
転数に至るまでの所要時間tl、ts(ts>tl)を
利用する。図14に示す曲線La、Lbは図13のそれ
と同じである。
【0098】12cm光ディスクの方が回転の立ち上が
りが遅いので、規定回転数に至ったときの所要時間がt
sであるときは径大の光ディスクつまり12cmの光デ
ィスクと判断し、所要時間がtlであるときは径小つま
り8cmの光ディスクと判断する。
【0099】そして、12cmの光ディスクと判断した
ときで、光反射率が高いときには本物の12cm光ディ
スクと判断する。そうでないときには、アダプターが使
用されている可能性が高いので、この場合には8cm光
ディスクと判断する。変形ディスクの場合でも同じであ
る。
【0100】なお、上述した実施の形態ではディスク物
理情報として、ディスクサイズ情報のみを利用したとき
を説明したが、この他にディスク形状や慣性モーメント
を利用してディスクの判別処理およびディスク回転速度
の規制処理を行うことができることは容易に理解でき
る。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、この発明ではディ
スクに記録されたディスク物理情報を利用するか、若し
くはディスクのイナーシャーやディスクの光反射率を計
測したものでディスクの大きさなどを判別し、その判別
出力に基づいてディスクの回転速度を適正な値以下に制
御するようにしたものである。
【0102】この発明に係る光ディスク判別方法による
と、CD−ROMやCD−Rなどの倍密光ディスクやD
VDのように、標準径(12cm)を持った光ディスク
の他に、これよりも径小(8cm)を持った光ディスク
あるいは、最近市場にお目見えした名刺型のような矩形
状をなす光ディスクなど、様々な光ディスクが装置に装
着されたとき、装着された光ディスク径やディスク形状
を正確に判別することができる。
【0103】また、光ディスク装置では、標準速度(1
倍速)から高速回転速度(10倍速以上)でデータの記
録再生ができるようになされており、しかも標準径の光
ディスクに対して、径小の光ディスクでも装着できるよ
うになされた光ディスク装置が開発されており、また径
小の光ディスクをアダプターに装着することでデータを
記録再生できる光ディスク装置が開発されている。
【0104】高速回転可能な光ディスク装置に、サイズ
の異なる光ディスクを装着したときでも、アダプターや
高速回転に不向きな光ディスクが装着されたときの防御
を確実に行うことができるから、光ディスク、光ピック
アップ、ディスク装着部などの損傷を未然に防止できる
特徴を有する。
【0105】またこの発明のようにディスク物理情報を
リードインエリアにTOC情報として、あるいはデータ
エリアにウオーブル信号として記録した光ディスクを使
用する場合には、このディスク物理情報に基づいて、装
置に装着されたディスクサイズ(8cm/12cm/そ
の他の変形光ディスクサイズ)を正確に判別できるか
ら、アダプター付きの光ディスクであっても、あるいは
変形光ディスクであっても、そのディスクサイズを誤り
なく判別できる特徴を有する。
【0106】したがってこの発明は、高密度記録された
コンパクトディスクや、デジタル多用途ディスクなどを
判別する光ディスク装置などに適用して極めて好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスクに記録される信号のフレーム構造を
示す図である。
【図2】フレーム同期信号を示す図である。
【図3】光ディスクの構成を示す図である。
【図4】ATIP情報のフレーム構造を示す図である。
【図5】ATIP情報とバイフェーズ信号を示す図であ
る。
【図6】バイフェーズ信号とウォーブル信号の関係を示
す図である。
【図7】この発明に係る光ディスク装置の実施の形態を
示す構成図である。
【図8】クロック生成/サーボ制御部とフレーム同期検
出部の構成の一部を示す図である。
【図9】ATIPデコーダの構成図である。
【図10】ディスク判別処理の実施の形態を示すフロー
チャートである。
【図11】この発明に係る光ディスク装置の他の実施の
形態を示す構成図である。
【図12】光反射率検出用の判別手段と光ディスクとの
関係を示す図である。
【図13】回転数の特性曲線図である(その1)。
【図14】回転数の特性曲線図である(その2)。
【図15】変形光ディスクの説明図である(その1)。
【図16】変形光ディスクの説明図である(その2)。
【符号の説明】
10・・・光ディスク、20・・・光ディスク装置、2
2・・・スピンドルモータ部、23・・・スピンドルモ
ータ駆動部、30・・・光ピックアップ、32・・・R
Fアンプ部、33・・・クロック生成/サーボ制御部、
34・・・ATIPデコーダ、345・・・切り替え手
段、35・・・ドライバ、36・・・スレッド部、37
・・・書込補償部、39・・・フレーム同期検出部、4
1,42・・・RAM、43・・・インタフェース、5
0・・・制御部、1・・・変形光ディスク、2・・・・
アダプター、5・・・判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 孝典 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 三宅 邦彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC02 CC06 DE03 DE12 DE17 DE23 DE29 GK12 GK18 5D066 HA01 5D090 AA01 BB02 BB03 CC09 CC12 CC18 JJ11

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク物理情報が光ディスクのディス
    ク面に記録された光ディスクに対し、 上記光ディスクを標準の回転速度で回転させながら、上
    記ディスク物理情報を読み出し、 そのディスク物理情報に基づいて上記光ディスクを判別
    すると共に、判別された光ディスクに応じて高速回転さ
    せるときの速度制限を行うようにしたことを特徴とする
    光ディスク判別方法。
  2. 【請求項2】 上記光ディスクが径大の光ディスクであ
    ると判断されたときには、標準速度から最も速い第1の
    回転速度までの範囲内で許容し、 径小の光ディスクであると判断されたときには、上記標
    準速度から上記第1の回転速度よりも遅い第2の回転速
    度までの範囲内で許容するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の光ディスク判別方法。
  3. 【請求項3】上記光ディスクのディスク物理情報は、デ
    ィスクサイズ、ディスク形状、ディスクの慣性モーメン
    トであることを特徴とする請求項1記載の光ディスク判
    別方法。
  4. 【請求項4】 上記光ディスクのディスク物理情報は、
    プリグルーブ溝にFM変調されたウオーブル信号として
    記録されたことを特徴とする請求項1記載のディスク判
    別方法。
  5. 【請求項5】 上記光ディスクは、CD−ROM、CD
    −R、CD−RWであることを特徴とする請求項1記載
    のディスク判別方法。
  6. 【請求項6】 上記光ディスクは、DVDであることを
    特徴とする請求項1記載のディスク判別方法。
  7. 【請求項7】 上記光ディスクがDVDであるとき、上
    記ディスク物理情報はリードインエリアに記録されたE
    CCブロック内に挿入されたことを特徴とする請求項6
    記載のディスク判別方法。
  8. 【請求項8】 上記光ディスクがDVDであるとき、上
    記ディスク物理情報は、ディスクサイズ、ディスク形
    状、ディスクの慣性モーメントの何れかを含むことを特
    徴とする請求項6記載のディスク判別方法。
  9. 【請求項9】 ディスクサイズやディスク形状が異なる
    光ディスクに対し、この光ディスクを標準速度で回転さ
    せながら、上記光ディスクのイナーシャーを計測すると
    共に、光ディスク面の反射率を計測し、 このイナーシャーまたは反射率の違いに基づいて上記光
    ディスクを判別すると共に、判別された光ディスクに応
    じて高速回転させるときの速度制限を行うようにしたこ
    とを特徴とする光ディスク判別方法。
  10. 【請求項10】 上記イナーシャーの判別は、上記光デ
    ィスクが規定回転数に至るまでの所要時間の大小で判別
    することを特徴とする請求項9記載のディスク判別方
    法。
  11. 【請求項11】 上記イナーシャーの判別は、規定時間
    に至るまでの上記光ディスクの回転数の大小で判別する
    ことを特徴とする請求項9記載のディスク判別方法。
  12. 【請求項12】 上記光ディスク面の反射率の計測は、
    光ディスク装置に装填される光ディスクのうち最も大き
    な光ディスクが装填されたときのディスク最外周面と対
    向するディスク面で行うようにしたことを特徴とする請
    求項9記載のディスク判別方法。
  13. 【請求項13】 上記反射率が大きいときには、装着さ
    れた光ディスクが径大の光ディスクであると判断し、 上記反射率が小さいときには、装着された光ディスクが
    径小の光ディスクであると判断するようにしたことを特
    徴とする請求項9記載の光ディスク判別方法。
  14. 【請求項14】 ディスクサイズ、ディスク形状、ディ
    スクの慣性モーメントの何れかを含むディスク物理情報
    が記録されたことを特徴とする光ディスク。
  15. 【請求項15】 上記ディスク物理情報は、プリグルー
    ブ溝にFM変調されたウオーブル信号として記録された
    ことを特徴とする請求項14記載の光ディスク。
  16. 【請求項16】 光ディスクを駆動するスピンドルモー
    タと、その駆動部と、 光ピックアップより出力された再生信号が供給されるク
    ロック生成/サーボ制御部と、 このクロック生成/サーボ制御部より出力されたクロッ
    クが供給される制御部と、 上記再生信号のうちウオーブル信号が供給され、そのデ
    コード出力が上記制御部に供給されるデコーダとを有
    し、 上記制御部では、上記デコード出力のうち上記ウオーブ
    ル信号から上記光ディスクのディスク物理情報が読み出
    され、 このディスク物理情報に基づいて上記光ディスクのサイ
    ズを判別するようにしたことを特徴とする光ディスク装
    置。
  17. 【請求項17】 上記判別の結果、上記光ディスクが規
    定径の光ディスクであるときには、上記光ディスクの回
    転速度を、標準速度から第1の高速回転速度までの範囲
    内に速度制御する速度制御信号が上記制御部で生成さ
    れ、 上記光ディスクが規定径以外の光ディスクであるときに
    は、上記光ディスクの回転速度を、標準速度から上記第
    1の回転速度よりも遅い第2の高速回転速度までの範囲
    内に速度制御する速度制御信号が上記制御部で生成さ
    れ、 上記速度制御信号が上記スピンドルモータ駆動部に供給
    されるようになされたことを特徴とする請求項16記載
    の光ディスク装置。
  18. 【請求項18】 上記規定径は12cmであることを特
    徴とする請求項16記載の光ディスク装置。
  19. 【請求項19】 上記規定径以外の光ディスクは、8c
    m光ディスク、アダプター付きの8cm光ディスク、変
    形光ディスクおよびアダプター付きの変形光ディスクの
    何れかであることを特徴とする請求項16記載の光ディ
    スク装置。
  20. 【請求項20】 上記光ディスクは、CD−ROM、C
    D−R、CD−RWなどの倍密光ディスクの何れかであ
    ることを特徴とする請求項16記載の光ディスク装置。
  21. 【請求項21】 上記光ディスクの物理情報は、ディス
    クサイズ、ディスク形状、ディスクの慣性モーメントの
    何れかを含むことを特徴とする請求項16記載の光ディ
    スク装置。
  22. 【請求項22】 上記デコーダから得られるリードイン
    エリアに記録されたディスク物理情報を判別すること
    で、上記光ディスクのディスク径を判別するようにした
    ことを特徴とする請求項16記載の光ディスク装置。
  23. 【請求項23】 上記ディスク物理情報は、ディスクサ
    イズ、ディスク形状、ディスク慣性モーメントであるこ
    とを特徴とする請求項22記載の光ディスク装置。
  24. 【請求項24】 上記光ディスクは、DVDであること
    を特徴とする請求項22記載の光ディスク装置。
  25. 【請求項25】 光ディスクを駆動するスピンドルモー
    タと、その駆動部と、 上記光ディスクのディスク径を判別する判別信号を得る
    ディスク径判別手段と、 光ピックアップより出力された再生信号が供給されるク
    ロック生成/サーボ制御部と、このクロック生成/サー
    ボ制御部より出力されたクロックおよび上記判別信号が
    供給される制御部とを有し、 上記制御部では、上記光ディスクの規定回転数に至るま
    での所要時間が算出され、 この所要時間の違いから上記光ディスクのディスク径を
    判別するようにしたことを特徴とする光ディスク装置。
  26. 【請求項26】 上記所要時間として、第1の時間とこ
    れよりも長い第2の時間を設定し、 上記所要時間が上記第1の時間に近いときには、上記光
    ディスクを径小の光ディスクと判断して、 上記制御部では、回転速度を標準速度から第1の高速回
    転速度の範囲内に制限する速度制御信号が生成され、 この速度制御信号が上記スピンドルモータ駆動部に供給
    されるようになされたことを特徴とする請求項23記載
    の光ディスク装置。
  27. 【請求項27】 上記所要時間が上記第2の時間に近い
    ものであるときには、上記光ディスクを径大の光ディス
    クと判断すると共に、上記判別信号を参照して上記光デ
    ィスクがアダプター付きか否かを決定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項23記載の光ディスク装置。
  28. 【請求項28】 上記光ディスクがアダプターなしの光
    ディスクであると判断されたときには、上記光ディスク
    の回転速度が、最大の回転速度である第1の高速回転速
    度まで許容する速度制御信号が上記制御部で生成される
    ようになされたことを特徴とする請求項27記載の光デ
    ィスク装置。
  29. 【請求項29】 上記光ディスクがアダプター付きであ
    ると判断されたときには、上記速度制御信号に基づいて
    上記光ディスクの回転速度が上記第1の高速回転速度よ
    りも遅い第2の高速回転速度以下に制限されるようにし
    たことを特徴とする請求項27記載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100518537B1 (ko) * 2002-10-18 2005-10-04 삼성전자주식회사 패션 디스크 판단 장치 및 방법
US7512046B2 (en) 2003-09-16 2009-03-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical disk apparatus and method for controlling the same

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