JP4889853B2 - 記録装置及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置及び記録媒体に関し、例えば同一箇所に一度だけ情報を書き込めるCD−R(Compact Disc-Recordable)等のライトワンス(WO:Write Once)型の光ディスクや、同一箇所に何度でも情報を書き直せるCD−RW等のリライタブル(RW:ReWritable)型の光ディスクにデータを読み書きする光ディスク装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の光ディスク装置においては、光ディスクに記録データに応じて変調した光ビームを照射するようにして記録データを記録するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上述のように光ディスクに光ビームを照射するようにして記録データを記録する場合、光ビームの強度が記録速度や光ディスクの材質に応じた所定の基準範囲を越えると、この光ディスクに形成される記録マークの長さが長短する(以下、この現象をアシンメトリと呼ぶ)ため、この記録マークに基づいて再生された記録データに雑音が発生するおそれがある。
【0004】
そこでこの従来の光ディスク装置においては、記録データを光ディスクに記録する前に、記録されるマークのアシンメトリの発生を抑えることを目的として、光ディスクの最内周に設けられたパワーキャリブレーションエリア(PCA ;Power Calibration Area)内に試書きすることによって、その光ディスクに用いられている記録速度及び光ディスクの材質に最適な光ビームパワーを検出し、この検出した光ビームパワーで記録データを記録するようになされている。(以下、試書きから最適なパワーの検出に至る作業をパワーキャリブレーションと呼ぶ)。
【0005】
ところがCD−R 等のライトワンス型の光ディスク装置では、パワーキャリブレーションをできる試書きの回数が最大で100 回と限られている。
【0006】
このためかかる光ディスク装置では、ライトワンス型の光ディスクにおけるパワーキャリブレーションエリアを使い切った場合には、次回からはパワーキャリブレーションをすることなしに記録速度に応じたデフォルトパワーの光ビームで記録データを光ディスクに記録し、又は記録データの記録をしないようになされていた。
【0007】
しかしながらデフォルトパワーの光ビームでデータを光ディスクに記録する場合には、このデフォルトパワーが記録速度に応じた最適な記録パワーから大きくずれていると、再生された記録データに雑音が発生するといった問題が生じ、他方記録データの記録をしない場合には、光ディスクに記録された記録データの追加又は更新が二度とできなくなるといった問題が生じる。
【0008】
従ってかかる光ディスク装置において、パワーキャリブレーションエリアを使い切った後でも、光ビームの最適なパワーを検出し、当該検出したパワーの光ビームによる記録をすることができるようにすれば、データ記録の信頼性を向上させ得ると考えられる。
【0009】
本発明は以上の点を考慮しなされたもので、データ記録の信頼性を向上し得る記録装置及び記録媒体を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、記録データを記録するデータ記録領域より内周側に試書き領域を有すると共に、外周側に他の試書き領域を有する記録媒体を基本構成として、当該他の試書き領域は光ビームの最適なパワーを検出するための複数の領域を含み、当該他の試書き領域のアドレスは、記録データ記録領域より内周側の領域に記録することにより記録媒体を再生して得られる、インデックス情報に基づいて特定されるようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0013】
(1)実施の形態による光ディスク装置の構成
図1において、10は全体として本実施の形態による光ディスク装置を示し、このホストコンピュータ11から与えられるデータD1を光ディスク(CD−R 、CD−RW等)12に記録したり、これを光ディスク12から再生したりすることができるようになされている。
【0014】
実際上光ディスク装置10においては、記録モード時、ホストコンピュータ11から順次与えられるデータD1をインターフェイス部(SCSI等)20を介して内部に取り込み、これをエンコーダ部21を介してバッファメモリ22に順次格納する。
【0015】
エンコーダ部21は、レイヤードECC(Error Correcting Code )付加処理部23、CIRC(Cross Interleave Reed-Solomon Code)エンコード処理部24及びEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調処理部25から構成され、バッファメモリ22に格納したデータD1をセクタ単位(2[Kbytes]単位)で順次読み出し、データD1に、レイヤードECC付加部23において誤り訂正符号を付加し、次にCIRCエンコード処理部24においてCIRCエンコード処理及び同期データの挿入処理を施し、更にEFM変調処理部25においてEFM変調を施した後、得られた書き込みデータD2をRFアンプ26を介して光ピックアップ27に送出する。
【0016】
光ピックアップ27は、レーザダイオード、コリメータレンズ、対物レンズ及び受光素子等の光学系デバイスと、レーザダイオードドライバ等の電気系デバイスとを有し、供給される書き込みデータD2に応じて変調した光ビームを、図2に示す光ディスク12のプログラムエリアに照射する。
【0017】
またこのとき光ピックアップ27は、光ディスク12からの反射光に基づいてトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号等のサーボエラー信号S1と、プッシュプル信号S2とを生成し、サーボエラー信号S1をRFアンプ26を介してサーボ制御部28に送出すると共に、プッシュプル信号S2をATIP(Absolute Time In Pre-groove )デコーダ部29に送出する。
【0018】
サーボ制御部28は、供給されたサーボエラー信号S1に基づいてスレッドドライバ32を介してスレッドモータ33を制御することにより、光ディスク12上に照射された光ビームのビームスポットを、当該記録面に形成されたデータトラック(プリグルーブ又はランド)に沿って光ディスク12の径方向に移動させる。またサーボ制御部28は、供給されたサーボエラー信号S1に基づいて2軸アクチュエータドライバ34に光ピックアップ27内の図示しない2軸アクチュエータを制御させることにより、トラッキング制御及びフォーカス制御をする。
【0019】
一方、ATIPデコーダ部29は、供給されたプッシュプル信号S2をデコード処理することにより、光ディスク12におけるそのときのビームスポットの絶対番地を検出し、これをCPU(Central Processing Unit )35に送出する。
【0020】
すなわちATIPデコーダ部29は、プッシュプル信号S2をその内部に設けられた中心周波数を22.05[kHz]とする±1[kHz]の範囲のバンドパスフィルター回路を通すことによりプッシュプル信号S2に含まれるウオブル成分を抽出した後、このウオブル成分にFM復調処理を施すことによりそのときにビームスポットが位置している光ディスク12上の絶対番地を検出し、これをアドレス情報信号S3としてCPU35に送出する。
【0021】
またATIPデコーダ部29は、上述のデコード処理により得られる光ディスク12上での絶対番地が変化する毎に(すなわち光ディスク12におけるビームスポットが操作するセクタが変わる毎に)、これを知らせるシンク割込信号S4をCPU35に送出する。
【0022】
CPU35は、供給されたアドレス情報信号S3及びシンク割込信号S4に基づいて光ディスク12におけるそのときの記録位置を順次認識するとともに、当該認識結果とホストコンピュータ11により設定された記録速度とに基づいてサーボ制御部28及びスピンドルドライバ30を順次介してスピンドルモータ31を制御させることにより、光ディスク12を回転駆動させる。これによりCPU35は、記録データD2を光ディスク12に正しく記録する。
【0023】
これに対して再生モード時、CPU35は、サーボ制御部28を制御することにより、上述の記録モード時と同様にして、光ディスク12を回転駆動させると共に、ビームスポットを光ディスク12のデータトラックに沿って移動させ、かつトラッキング制御及びフォーカス制御をさせる。
【0024】
またCPU35は、光ピックアップ27内のレーザダイオードを駆動することにより光ビームを光ディスク12に向けて発射させる。この結果この光ビームが光ディスク12の記録面において反射し、その反射光に基づいて得られるRF信号で構成される読み出しデータD3が、光ピックアップ27からRFアンプ26を介してデコーダ部36に送出される。
【0025】
デコーダ部36は、PLL(Phase Locked Loop )回路37、同期データ検出部38、EFM復調部39、CIRCデコード部40及びレイヤードECC復調部41から構成されており、PLL回路37において供給された読み出しデータD3からクロックCLKを抽出し、このクロックCLK及び読み出しデータD3を同期データ検出部38に送出する。
【0026】
同期データ検出部38は、供給されたクロックCLKに基づいて読み出しデータD3から同期データDsyncを順次検出すると共に、この検出結果に基づいて、読み出しデータD3を所定単位で順次EFM復調部39に送出する。
【0027】
そしてこの読み出しデータD3は、この後EFM復調部39においてEFM復調処理され、CIRCデコード部40においてCIRC復号化処理され、さらにレイヤードECC復調部41において誤り訂正処理が施されることにより記録前のフォーマットのデータD4に変換され、この後インターフェイス回路20を介してホストコンピュータ11に送出される。
【0028】
このようにしてこの光ディスク装置10は、ホストコンピュータ11から供給されたデータD1を光ディスク12に記録したり、この光ディスク装置12に記録されているデータを再生してホストコンピュータ11に送出したりすることができるようになされている。
【0029】
(2)光ディスク12のフォーマット
(2−1)光ディスク12の物理的フォーマット
次に上述の光ディスク装置10によりデータD1が記録される光ディスク12の物理的フォーマットについて説明する。
【0030】
この光ディスク12の物理的フォーマットは、CDへのwrite 方式の規格書であるオレンジブックの規格に準拠している。
【0031】
すなわちかかる光ディスク12においては、図2に示すように、その中心から外周に向けて順に、記録データD1の記録前に光ディスク12の最適な光ビームパワーが測定されるパワーキャリブレーションエリア(最大試書き実施可能回数:100 回)と、追記途中の光ディスク12を取り出す時に記録情報やスキップ情報が一時的に記録されるプログラムメモリエリア(PMA ;Program Memory Area)と、光ディスク12内における曲の番号等の各種のインデックス情報が記録されるリードインエリア(Lead-in Area)と、記録データD1が記録されるプログラムエリア(Program Area)と、プログラムエリアへの光ビーム軌道修正をするための領域であるリードアウトエリア(Lead-out Area )とがそれぞれ設けられている。
【0032】
このようにこの光ディスク12では、オレンジブックの規格に準拠した従来構成の光ディスク装置を用いても、パワーキャリブレーション、記録及び再生をそれぞれすることができるようになされている。
【0033】
かかる構成に加えてこの光ディスク12の場合、リードアウトエリアの外周側に、パワーキャリブレーションエリアが使い切られた後に、このエリアに代わって光ディスク12の最適な光ビームパワーが測定されるためのアウターパワーキャリブレーションエリア(OPCA;Outer Power Calibration Area)が設けられている。
【0034】
このようにしてこの光ディスク装置10においては、パワーキャリブレーションの実施回数を増加できるようになされている。
【0035】
(2−2)光ディスク12のリードインエリアの論理的フォーマット
次に光ディスク12のリードインエリアの論理的フォーマットについて説明する。
【0036】
リードインエリアには、図3に示すように、24ビットのフレーム同期情報と、サブコードP、Q、R、S、T、U、V及びWからなる8ビットデータが1シンボルとしてEFM (Eight to Fourteen Modulation)変調された14ビットのサブコード情報と、8 ビットのインデックス情報がそれぞれEFM 変調された14ビットのオーディオシンボルを32個つなげたものと、サブコード情報及び各オーディオシンボルに対する3ビットの接続ビット(図3において図示せず)とを1つの単位とするフレームが、順次結合されて記録されている。
【0037】
そして図4に示すように、98フレームを1 つの単位として1ブロックが論理的に構成され、上述のサブコードP、Q、R、S、T、U、V及びWは、それぞれこの1ブロックに含まれる98ビットによって初めて意味のある情報をなす。
【0038】
これらサブコードのうちのサブコードQは、図5に示すように、光ディスク12の中心から外周に向かって、2 ビットのブロック同期情報(通常S0 及びS1と称される)と、記録時に高音域をもちあげるプリエンファシスであるか否かを示す4 ビットのコントロール情報と、通常は0001に設定される4 ビットのアドレス情報と、記録データD1に係るインデックス情報が記録される72ビットのQチャネルデータと、再生時にQチャネルデータの誤りの検出及び訂正をするための16ビットのCRC (Cyclic Redundancy Code)情報とを表す。
【0039】
そしてこのQ チャネルデータは、アドレス情報が0001である場合は、図6に示すように、光ディスク12の中心から外周に向かって、光ディスク12内における曲の番号を示すナンバ情報と、この曲の中での分割番号を示すインデックス情報と、その曲の頭からの先頭時間を示す3 バイトの曲内情報と、“00000000”が設定されるゼロ情報と、光ディスク12の先頭からの経過時間を示す累積情報とを表す。
【0040】
このようにサブコードQのQチャネルデータは、通常、光ディスク12に記録された曲に係るインデックス情報を表すが、例外的に、複数の特定箇所のサブコードQのQチャネルデータが、光ディスク12の物理的フォーマットに係る各種のインデックス情報を表すように、オレンジブックに規定されている。
【0041】
この物理的フォーマットに係る各種のインデックス情報として、スペシャルインフォメーション(Special Information )1、2、3と、アディショナルインフォメーション(Additional Information)1 、2、3とがある。
【0042】
スペシャルインフォメーション1は光ディスク12の種類(例えばCD−R かCD−RWか)等、スペシャルインフォメーション2はリードインエリアのスタートタイム、スペシャルインフォメーション3はリードアウトエリアのスタートタイム、アディショナルインフォメーション1 は光ディスク12の記録速度の範囲等、アディショナルインフォメーション2は低速度記録及び高速度記録に対してアシンメトリの発生を抑えるのに適当な光ビームパワー等をそれぞれ表す。
【0043】
かかる構成に加えてこの光ディスク12の場合、従来リザーブ用として未使用であったアディショナルインフォメーション3に対応するQチャネルデータの曲内情報には、アウターパワーキャリブレーションエリアのスタートアドレスであるアウターパワーキャリブレーションエリアアドレス(OPCAアドレス)が予め記録されている。
【0044】
このアウターパワーキャリブレーションエリアアドレスにより、アウターパワーキャリブレーションエリアにおける記録長が定められる。
【0045】
このようにしてこの光ディスク装置10においては、アウターパワーキャリブレーションエリアにおける記録長に応じて、アウターパワーキャリブレーションエリアにおけるパワーキャリブレーションの実施回数が定められるようになされている。
【0046】
(3)光ディスク装置10のパワーキャリブレーション
次にこの光ディスク装置10におけるパワーキャリブレーションについて説明する。
【0047】
この光ディスク装置10の場合、ホストコンピュータ11から与えられるデータD1を光ディスク12に記録するに際し、従来の光ディスク装置と同様に、パワーキャリブレーションエリア内において試書きをし、この試書き結果に基づいて記録時における光ビームのパワーを設定するが、この際パワーキャリブレーションエリアを使い切ると、次回からは光ディスク12の最外周に設けられた図2に示すアウターパワーキャリブレーションエリア内において試書きをするようになされている。
【0048】
この場合CPU35は、上述のように、ATIPデコーダ部29から供給されたアドレス情報信号S3及びシンク割込信号S4に基づいて光ディスク12におけるそのときの現在位置を順次認識する共に、この認識結果に基づいてスピンドルモータ30、スレッドモータ33及び2軸アクチュエータを制御することにより、光ディスク12における光ビームのビームスポットが図2に示すリードインエリア内に入るように光ピックアップ27を光ディスク12の径方向に移動させる。
【0049】
そしてCPU35は、RFアンプ26及び光ピックアップ27を順次介して光ビームを光ディスク12に照射すると共に、この光ディスク12からの反射光に基づく信号S8(アディショナルインフォメーション3)を光ピックアップ27及びRFアンプ26から供給される。
【0050】
このときCPU35は、供給された信号S8に基づいて、アウターパワーキャリブレーションエリアアドレスを特定し、この特定結果に基づいてアウターパワーキャリブレーションエリアにおけるパワーキャリブレーションの実施回数を認識する。
【0051】
ただしリードアウトエリアにおける記録長は、CD−DA(DA;Digital Audio )の規格書であるレッドブックに規定されているように、少なくとも1 分30秒(径方向で1mmに相当)分だけ確保されるものとする。
【0052】
そしてCPU35は、光ディスク12における光ビームのビームスポットがパワーキャリブレーションエリア内に入るように光ピックアップ27を光ディスク12の径方向に移動させる。
【0053】
このときCPU35は、パワーキャリブレーションエリアの外周側のカウントエリア内において、当該内周側のテストエリアをなす試書き用の1500サブコーディングフレームが全て使い切られたか否かを判別する。
【0054】
ここでCPU35は、パワーキャリブレーションエリアのテストエリアをなす試書き用の1500サブコーディングフレームが全て使い切られていないと判別したときは、テストエリア内の未使用の3 フレームを選択し、さらに選択した各フレームを5つの小領域に分けて、RFアンプ26及び光ピックアップ27を順次介して光ビームのパワーを図8に示すように変調しながら試書きデータを順次試書きし、パワーキャリブレーションエリアのカウントエリア内に当該試書きの累積頻度(最大100 回)を記入する。
【0055】
このとき光ピックアップ27は、光ディスク12からの反射光に基づいてアシンメトリを算出し、この算出結果をRFアンプ26経由でアシンメトリ信号S7としてCPU35に送出する。
【0056】
そしてCPU35は、供給されたアシンメトリ信号S7に基づいて、パワーキャリブレーションエリア内に照射された各光ビームのうちどのパワーが最適であるか否かを判断し、上述のデータD1の記録時における最適パワーの設定をする。
【0057】
ここでCPU35は、最適とされるパワーが所定の基準範囲内の値であるときは、パワーキャリブレーションが成功したと判断し、当該最適パワーを記憶するのに対して、最適とされるパワーが所定の基準範囲外の値であるときは、パワーキャリブレーションが失敗したと判断し、再度パワーキャリブレーションをする。
【0058】
これに対してCPU35は、パワーキャリブレーションエリアのテストエリアをなす試書き用の1500サブコーディングフレームが全て使い切られていると判別したときは、光ディスク12における光ビームのビームスポットがアウターパワーキャリブレーションエリア内に入るように光ピックアップ27を光ディスク12の径方向に移動させる。
【0059】
このときCPU35は、パワーキャリブレーションエリアと同様にテストエリア及びカウントエリアで構成されたアウターパワーキャリブレーションエリアのうちの図9に示す当該カウントエリア内において、当該テストエリアをなす試書き用のフレームが全て使い切られたか否かを判別する。
【0060】
ここでCPU35は、アウターパワーキャリブレーションエリアのテストエリアのフレームが全て使い切られていないと判別したときは、アウターパワーキャリブレーションエリアにおいて、上述のようにパワーキャリブレーションエリアにおけるパワーキャリブレーションと同様の処理をする。
【0061】
これに対してCPU35は、アウターパワーキャリブレーションのテストエリアをなすフレームが全て使い切られていると判別したときは、パワーキャリブレーションを終了する。
【0062】
このようにしてこの光ディスク装置10においては、パワーキャリブレーションエリアを使い切っているときは、アウターパワーキャリブレーションエリアにおいてパワーキャリブレーションをするようになされている。
【0063】
(4)記録モード時におけるCPU35の処理
次にパワーキャリブレーション時におけるCPU35の一連の処理手順について説明する。この光ディスク装置10において、CPU35は、光ディスク12が図示しない光ディスクドライブに挿入されると、図10及び図11にそれぞれ示すパワーキャリブレーション処理手順RT1及びRT2に従ってパワーキャリブレーションをする。
【0064】
すなわちCPU35は、光ディスク12が光ディスクドライブに挿入されると、このパワーキャリブレーション処理手順をSP1において開始する。
【0065】
次いでCPU35は、ステップSP2に進んで、光ディスクの種類を判別する。
【0066】
すなわちCPU35は、サーボ制御部28及びスピンドルドライバ30を順次介してスピンドルモータ31を所定の一定のトルクで回転させ、回転する光ディスク12の慣性モーメントを図示しない測定手段を介して測定し、当該測定結果に基づいて光ディスク12の大きさ(半径8[cm] か12[cm]か)を判別する。
【0067】
続いてCPU35は、RFアンプ26及び光ピックアップ27を順次介して光ビームを光ディスク12に照射し、この光ピックアップ27に、光ディスク12からの当該反射光の反射率に基づいて、光ディスク12がCD−RWか又はその他の光ディスク(CD−R 及びCD−ROM (ROM ;Read Only Memory))かを判別させて、当該判別結果を第1媒体判別信号S8としてRFアンプを介して当該CPU35に送出させる。
【0068】
さらにCPU35は、光ピックアップ27に、上記の光ディスク12からの反射光に基づいて生成された信号S9をATIPデコーダ部29に送出させ、次いでATIPデコーダ部29に、供給された信号S9をデコード処理させ、光ディスク12におけるそのときのビームスポットの絶対番地を検出したか否か(すなわち、CD−R (検出)かCD−ROM (非検出)か)を判別させて、当該判別結果を第2媒体判別信号S10としてRFアンプを介して当該CPU35に送出させる。
【0069】
そしてCPU35は、供給された第1媒体判別信号S8に基づいて、光ディスク12がCD−RWかその他の光ディスク(CD−R かCD−ROM )を判別すると共に、供給された第2媒体判別信号S10に基づいて、光ディスク12がCD−R かCD−ROM かを判別する。
【0070】
続いてCPU35は、サーボ制御部28及びスピンドルドライバ30を順次介してスピンドルモータの回転制御をさせると共に、サーボ制御部28並びにスレッドドライバ30及び2軸アクチュエータドライバ34を順次介して光ピックアップ27内のレーザダイオードから照射される光ビームのビームスポットを図2に示すリードインエリアに移動させる。
【0071】
さらにCPU35は、リードインエリアからの反射光に基づく信号S8(アディショナルインフォメーション3)を光ピックアップ27及びRFアンプ26から順次供給されると、この信号S8に基づいて、アウターパワーキャリブレーションエリアアドレスを特定し、この特定結果に基づいてアウターパワーキャリブレーションエリアにおけるパワーキャリブレーションの実施回数を認識する。
【0072】
次いでCPU35は、ステップSP3に進んでホストコンピュータ11から何らかの命令が与えられるまで待機し、ホストコンピュータ11から命令が与えられた場合ステップSP4に進んで、この命令が記録命令か否かを判断する。
【0073】
ここでCPU35は、ステップSP4において否定結果を得た場合は、その命令を実行しステップSP3に戻り、再びホストコンピュータ11から何らかの命令が与えられるまで待機し、これに対してステップSP4において肯定結果を得た場合は、ステップS6に進んでパワーキャリブレーションが終了しているか否かを判断する。
【0074】
ここでCPU35は、ステップSP6において否定結果を得た場合は、ステップSP7に進んでパワーキャリブレーションを開始し、続くステップSP8において光ビームのビームスポットの位置がパワーキャリブレーションエリア内に入るように光ピックアップ27を移動させる。
【0075】
次いでCPU35は、ステップSP8に進んで、パワーキャリブレーションエリアが全て使い切られたか否かを判別する。
【0076】
ここでCPU35は、ステップSP8において否定結果を得た場合には、SP9に進んでパワーキャリブレーションエリアのテストエリア内の未使用の3 フレームを選択し、選択した各フレームを5 つの小領域に分けてRFアンプ26及び光ピックアップ27を順次介して光ビームのパワーを変調しながら合計15の小領域に試書きデータを順次試書きすると共に、パワーキャリブレーションエリアのカウントエリア内にパワーキャリブレーションの累積頻度を記入する。
【0077】
そしてCPU35は、上述のように光ピックアップ27から供給されたアシンメトリ信号S7に基づいて、パワーキャリブレーションエリア内に照射された各光ビームのうちどのパワーが最適であるか否かを判断し、上述のデータD1の記録時における最適パワーを検出する。
【0078】
ここでCPU35は、最適とされるパワーが所定の基準範囲内の値であるときは、パワーキャリブレーションが成功したと判断し、ステップSP14に進んでパワーキャリブレーションを終了するのに対して、最適とされるパワーが所定の基準範囲外の値であるときは、パワーキャリブレーションが失敗したと判断し、ステップSP8に戻る。
【0079】
これに対してCPU35は、ステップSP8において肯定結果を得た場合には、ステップSP10に進んで、メモリ42にアディショナルインフォメーション3が格納されているか否かを判別する。
【0080】
ここでCPU35は、ステップSP10において否定結果を得た場合には、光ディスク12が例えば80分記録用光ディスクのように外周いっぱいに記録されるためにアウターパワーキャリブレーションを設けることができないものであると認識し、ステップSP14に進んでパワーキャリブレーションを終了する。
【0081】
これに対してCPU35は、ステップSP10において肯定結果を得た場合には、光ディスク12が例えば74分記録用光ディスクのようなアウターパワーキャリブレーションを設ける余裕を有するものであると認識する。
【0082】
次いでCPU35は、ステップSP11に進んで、ホストコンピュータ11により予め設定される記録モードが、上述のDAO モードか、光ディスク12に記録データD1を何度でも記録し直せるリライタブルモードかを判別する。
【0083】
ここでCPU35は、ステップSP11において記録モードとしてDAOモードを得た場合には、当該DAO モードで記録された光ディスク12を、アウターパワーキャリブレーションエリアを形成することを規定していない上述のレッドブック及びイエローブック(CD−ROM (ROM ;Read Only Memory)の規格書)に準拠させる必要があるため、若しくはDAO モードによる記録時においてアウターパワーキャリブレーションエリアに相当する領域を他の目的として使用することがあるため、リードアウトエリアの外周側にアウターパワーキャリブレーションエリアを形成することなく、ステップSP14に進んでパワーキャリブレーションを終了する。
【0084】
これに対してCPU35は、ステップSP11において記録モードとしてリライタブルモードを得た場合には、当該リライタブルモードで記録された光ディスク12を、アウターパワーキャリブレーションエリアを形成することを禁止していないことを規定する上述のオレンジブックに準拠させればよいと認識する。
【0085】
次いでCPU35は、ステップSP12に進んで、アウターパワーキャリブレーションエリアが全て使い切られたか否かを判別する。
【0086】
ここでCPU35は、ステップSP12において否定結果を得た場合には、ステップSP13に進んで、上述のステップSP9と同様に、アウターパワーキャリブレーションエリアにおいてパワーキャリブレーションをし、パワーキャリブレーションが成功したときはステップSP14に進んでパワーキャリブレーションを終了するのに対して、パワーキャリブレーションが失敗したときは上述のステップSP12に戻る。
【0087】
これに対してCPU35は、ステップSP12において肯定結果を得た場合には、ステップSP14に進んでパワーキャリブレーションを終了する。
【0088】
CPU35は、ステップSP14においてパワーキャリブレーションを終えると、ステップSP15に進んで、ホストコンピュータ11から与えられるデータD1の光ディスク12への記録処理をさせ、続くステップSP16においてホストコンピュータ11から与えられた全てのデータD1の記録処理が終了したか否かを判断する。
【0089】
ここでCPU35は、ステップSP16において肯定結果を得た場合は、ステップSP3に戻り、再びホストコンピュータ11から何らかの命令が与えられるまで待機し、これに対してステップSP16において否定結果を得た場合は、上述のようにホストコンピュータ11から与えられるデータD1の光ディスク12への記録動作を継続させる。
【0090】
(5)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この光ディスク装置10では、パワーキャリブレーションエリアを使い切っているときは、アウターパワーキャリブレーションエリアにおいてパワーキャリブレーションをするようになされている。従って、この光ディスク装置10では、パワーキャリブレーションエリアを使い切っても、光ビームの最適なパワーを検出し、検出した最適なパワーの光ビームによる記録を続けることができる。
【0091】
以上の構成によれば、パワーキャリブレーションエリアを使い切っているときは、アウターパワーキャリブレーションエリアにおいてパワーキャリブレーションをさせることで、光ビームの最適なパワーを検出し、検出した最適なパワーの光ビームによる記録を続けることができ、かくして光ディスク12に対する記録の信頼性を向上させ得る記録装置を実現できる。
【0092】
(6)他の実施の形態
なお上述の実施の形態では、本発明をCD−R に対応する光ディスク装置に適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばCD−R 以外のCD−RWやDVD −RAM (DVD :Digital Versatile Disc)等の書き込み可能な光ディスクその他種々のリライタブル型の記録装置に適用することができる。
【0093】
また上述の実施の形態によれば、パワーキャリブレーションエリアを使い切ったときにアウターパワーキャリブレーションエリアに切り替える場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばパワーキャリブレーションエリアにパワーキャリブレーションをすることができない程度の傷がある場合に、アウターパワーキャリブレーションエリアに切り替えてもよく、またはアウターパワーキャリブレーションエリアを使い切った場合に、パワーキャリブレーションエリアに切り替えてもよい。
【0094】
また上述の実施の形態によれば、線速度一定(CLV ;Constant Linear Velocity)モード又は角速度一定(CAV ;Constant Angular Velocity )モードの何れのモードでデータD1を記録するかは明記しなかったが、CAV モードでデータを記録する場合は、光ディスク12の外周における線速度は内周における線速度の約2.5倍もあるため、当該径方向に応じて光ビームのパワーを調整する必要がある。かかる場合は、パワーキャリブレーションエリア及びのアウターパワーキャリブレーションエリアのそれぞれにおいてパワーキャリブレーションをし、これらのエリアのパワー検出結果に基づいて、当該径方向に応じた光ビームの最適なパワーを設定してもよい。
【0095】
さらに上述の実施の形態によれば、光ディスク12の試書き領域に試書きデータを試書きする試書き手段を、光ピックアップ27、RFアンプ26及びこれらを制御するCPU35とから構成するようにしたが、本発明はこれに限らず、これら一体として設けるようにしてもよい。
【0096】
さらに上述の実施の形態によれば、試書き手段により試書きされた試書きデータを再生し、再生した試書きデータに基づいて光ビームの最適なパワーを検出する検出手段を、試書き手段と同様に光ピックアップ27、RFアンプ26及びこれらを制御するCPU35とから構成するようにしたが、本発明はこれに限らず、これら一体として設けるようにしてもよい。
【0097】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、記録データが記録される記録媒体において、光ビームの最適なパワーを検出するための試書きデータが試書きされる試書き領域と、試書きデータが試書きされる他の試書き領域とを有し、試書き領域は記録データ記録領域より内周側の所定の領域に設けられ、他の試書き領域は上記記録データ記録領域より外周側の領域に設けられ、他の試書き領域の開始アドレスは記録媒体を再生して得られるインデックス情報に基づいて特定されるようにしたことにより、拡張された他の試書き領域の開始位置を内周側の情報から直接に特定して試書きできるので、光ビームの最適なパワーを検出して最適なパワーの光ビームによる記録を行うことができ、かくして最適なパワーの光ビームによる記録が行ない得る記録媒体を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態により光ディスク装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】光ディスクのレイアウトを示す側面図である。
【図3】1フレームの構成図である。
【図4】1ブロックの構成図である。
【図5】Qチャネルの論理的なフォーマットを示す図である。
【図6】Qチャネルデータの内容を示す図である。
【図7】パワーキャリブレーションエリア内の試書きの説明に供する図である。
【図8】パワーの変調過程を示すグラフである。
【図9】アウターパワーキャリブレーションエリア内の試書きの説明に供する図である。
【図10】パワーキャリブレーションに関する処理手順を示すフローチャートである。
【図11】パワーキャリブレーションに関する処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10……光ディスク装置、11……ホストコンピュータ、12……光ディスク、21……エンコード部、22……バッファメモリ、27……光ピックアップ、35……CPU、36……デコーダ部。
Claims (5)
- 記録データが記録される記録媒体において、
光ビームの最適なパワーを検出するための試書きデータが試書きされる試書き領域と、上記試書きデータが試書きされる他の試書き領域とを有し、
上記試書き領域は記録データ記録領域より内周側に定められた所定の領域に設けられるとともに、上記他の試書き領域は上記記録データ記録領域の外周側の領域に設けられ、
上記他の試し書き領域は光ビームの最適なパワーを検出するための複数の領域を含み、
上記複数の領域を含む他の試書き領域のアドレスは、上記記録媒体を再生して得られる、上記記録データ記録領域より内周側の領域に記録されたインデックス情報に基づいて特定される
記録媒体。 - 上記記録媒体は、上記記録データ記録領域より内周側に設けられた管理領域に、
上記インデックス情報を記録している
請求項1に記載の記録媒体。 - 上記管理領域はリードインエリアである
請求項2に記載の記録媒体。 - 上記記録媒体は上記記録データ記録領域の外周側に他の管理領域を有し、
上記他の試書き領域を上記他の管理領域よりも外周側に設けた
請求項2に記載の記録媒体。 - 記録媒体の記録データ記録領域に記録データを記録する記録装置において、
上記記録媒体の上記記録データ記録領域より内周側の所定の領域に設けられた試書き領域に、光ビームの最適なパワーを検出するための試書きデータを試書きする第1の手段と、
上記記録データ記録領域より内周側の領域に記録されたインデックス情報を再生して当該インデックス情報に基づいて、上記記録データ記録領域の外周側の領域に設けられかつ光ビームの最適なパワーを検出するための複数の領域を含む他の試書き領域のアドレスを特定して試書きデータを試書きする第2の手段と
を具える記録装置。
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