JP2002122485A - 温度センサの配置構造 - Google Patents
温度センサの配置構造Info
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Abstract
の配線や配線処理を必要とせず、機器内の空間利用率を
向上し、作業工程をかけない温度センサの配置構造を提
供する。 【解決手段】 3はセンサーリング、1aは光学メカ筐
体内側璧に設けられた、円形軌道であり、センサーリン
グ3はこの円形軌道1a内を、摺動自在に回転する構造
となっている。3aは温度センサ、3bは錘で、互いに
対向する位置に設置されている。センサーリング3は円
形軌道1a内を回転し、錘3bが下方になる状態で平衡
され、温度センサ3aは上方に位置し、光学ユニット2
上方の温度を監視することになる。
Description
能な電子機器の温度制御にかかわる温度センサの配置構
造に関するものである。
設置してスクリーンに映像を投写したり、反転して天井
に設置しスクリーンに映像を投写したりするような、天
地反転で使用可能な電子機器がある。この電子機器にお
いて、機器内の部品やユニット(以下側温対象)上部や
放熱口付近の雰囲気温度を検出し、冷却手段ヘフィード
バックする構成を有するものがある。この電子機器に
は、温度検出用に各種温度センサが一般的に使われる。
更に、自然対流や一部強制対流との組合せの場合でも、
雰囲気温度の測定は測温対象の上方へ温度センサを配置
することが一般的である。
図5、6、7、8を参照しながら説明する。図5はプロ
ジェクタを床上に設置した時の図である。図5におい
て、5はプロジェクタ、5aは投射レンズ、5bはプロ
ジェクタの調整部、5cは三脚取付部、6は三脚、7は
床面である。図6、図7は、プロジェクタを天井面に設
置した場合の図である。図6において、8はU字状の天
井取付具、9は天井面である。図7において、10はI
字状の天井取付具であり、この場合はプロジェクタ5を
上下反転させ、三脚取付部5cにて吊り下げるかたちと
なる。
を表す図である。図8において、1は光学メカ筐体、1
bは送風口、1cは排気口、2は光学ユニット、3aは
温度センサ、4は送風ファン、4aはファン駆動制御由
である。
らの光をR、G、B光に分離し、光学ユニット2内にて
こそれぞれの光に対応した液晶パネルを通過すること
で、各色光ごとに映像信号により変調され、各色光が合
成され、投射レンズ5aにてスクリーンに投射すること
で、映像を映し出す装置である。投映画象の品位確保の
ためには、温度特性に敏感な液晶パネルの温度管理が重
要であり、液晶パネル周辺の雰囲気温度を温度センサ3
aにて検出し、ファン駆動制御部4aにて送風ファン4
の送風量を制御する事で、温度管理がおこなわれる。送
風ファン4からの冷却風は光学メカ筐体1の送風口1b
から光学ユニット2へ送風され、光学メカ筐体1内を循
環し、排気口1cから排出される。
のような使用方法も行われるため、図8のように光学ユ
ニット2上方と下方に2個の温度センサ3aを配置し、
設置方法により、光学ユニット2上方に位置する温度セ
ンサ3aに切り替えて、温度制御ループを構成すること
が、一般的に行われる。
地反転で使用可能な電子機器の温度制御のためには、設
置方法により、光学ユニット2上方に位置する温度セン
サ3aに切り替えるので、2個の温度センサとその配線
や配線処理が必要であり、機器内の空間利用率の低下
や、作業工数がかかるという課題を有している。
子機器の温度センサの配線や配線処理を必要とせず、機
器内の空間利用率を向上し、作業工程をかけない温度セ
ンサの配置構造を提供するものである。
用可能な電子機器における温度センサの配置構造であ
る。まず、第1の発明は、錘と温度センサを有するリン
グと、電子機器内に該リングが前記錘に働く重力に従っ
て摺動自在に上下方向に回転する軌道を形成したことを
特徴とする。
が固定され、前記リングの錘位置と対向する位置に前記
温度センサが固定されていることを特徴とする。
が固定され、前記温度センサは前記リングの上および又
は内部で、前記リング上を摺動自在に嵌着されているこ
とを特徴とする。
リングと前記リング軌道を設けたことを特徴とする。
電子機器において、この電子機器を天地反転させても、
錘に働く重力によってリングが軌道に沿って回転し、容
易にリングに配置された温度センサを所定の位置に移動
できる。特に、錘と温度センサを対向位置に配すれば、
自動的に温度センサが上方に配置され、高温となる上部
の温度を測定できる。
面を参照しながら説明する。ここで、従来技術と同一の
部分には同一符号を付し、説明は省略する。
カ部を表す側方断面図である。図1において、3はセン
サーリング、1aは光学メカ筐体内側璧に設けられた、
円形軌道であり、センサーリング3はこの円形軌道1a
内を、摺動自在に回転する構造となっている。尚、光学
ユニット2の上下関係を分かりやすく表現するため、図
1において光学ユニット2の上部に凸部を表示してい
る。図2はセンサーリング3の断面図である。
錘で、互いに対向する位置に設置されている。又、セン
サーリング3が円形軌道1a内を自在に回転できるよう
に、温度センサ3aと錘3bはセンサーリング3内部に
埋め込まれており、温度センサ3aの部分は温度検出の
ため、開口部が設けられている。
光学メカ部の正面断面図である。図3において、センサ
ーリング3は錘3bが下方になるよう平衡が保たれ、こ
の時温度センサ3aは上方に位置し、光学ユニット2上
方の温度を監視することになる。尚、図3の状態は、図
5のように、床面7に三脚8にて設置する場合に相当
し、光学ユニット2の凸部は上方に位置している。
クタ5の上下を反転させて、三脚取付部5cとI字状の
天井取付具10を接続させて天井面9に設置した状態図
で、光学ユニット部2の凸部は下方に位置している。図
4の場合でも、センサーリング3は円形軌道1a内を回
転し、錘3bが下方になる状態で平衡され、温度センサ
3aは上方に位置し、光学ユニット2上方の温度を監視
することになる。
せてもセンサーリング3は、光学メカ筐体1内の円形軌
道1a内を錘3bの重力によって移動することで、温度
センサ3aは常に光学ユニット2上方に位置し、筐体内
で高温となる上部の温度を監視することができる。
しては、例えば、センサーリング3の特定位置に温度セ
ンサ3aと内部結線された2個の電極を露出させ、円形
軌道1a内の特定範囲の該センサーリング3電極との対
向位置に、モーターブラシなどを設けて、温度センサ3
aの出力を取り出すことも可能である。又、センサーリ
ング3の錘3bを固定し、温度センサ3aをセンサーリ
ング3の上および又は内部で、センサーリング3上を摺
動自在に嵌着する構造とすることで、温度センサ3aを
被測定物の位置に合わせ、より正確な測定を可能にする
と共に、汎用性のある温度制御装置を提供することがで
きる。更に、送風ファン4の前枠部にセンサーリング3
と円形軌道を設けることで、光学メカ筐体内部の複雑な
加工を不要とすると共に、汎用性のある温度制御装置を
提供することもできる。
で使用可能な電子機器における温度センサの配置構造に
おいて、錘と温度センサを有するリングと、電子機器内
に該リングが重力に従って摺動自在に回転する軌道を形
成することで、1個の温度センサで温度制御ループを構
成することを可能とし、機器内の空間利用率の向上や、
作業工数の削減を図ることができる。
固定され、温度センサはリングの上および又は内部で、
リング上を摺動自在に嵌着されていることで、温度セン
サを被測定物の位置に合わせ、より正確な測定を可能に
すると共に、汎用性のある温度制御装置を提供すること
ができる。
にリングとリング軌道を設けたことで、光学メカ筐体内
部の複雑な加工を不要とすると共に、汎用性のある温度
制御装置を提供することができる。
の、光学メカ部を表す側方断面図である。
面図である。
光学メカ部の正面断面図である。
光学メカ部の正面断面図である。
る。
る。
表す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 天地両用で使用可能な電子機器における
温度センサの配置構造において、 錘と温度センサを有するリングと、電子機器内に該リン
グが前記錘に働く重力に従って摺動自在に回転する軌道
を形成したことを特徴とする温度センサの配置構造。 - 【請求項2】 前記リングの一部に前記錘が固定され、
前記リングの錘位置と対向する位置に前記温度センサが
固定されていることを特徴とする請求項1の温度センサ
の配置構造。 - 【請求項3】 前記リングの一部に前記錘が固定され、
前記温度センサは前記リングの上および又は内部で、前
記リング上を摺動自在に嵌着されていることを特徴とす
る請求項1の温度センサの配置構造。 - 【請求項4】 送風ファンの前枠部に前記リングと前記
リング軌道を設けたことを特徴とする請求項1の温度セ
ンサの配置構造。
Priority Applications (1)
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JP3621036B2 JP3621036B2 (ja) | 2005-02-16 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008032796A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Toshiba Home Technology Corp | 表示装置 |
US7556385B2 (en) | 2005-01-31 | 2009-07-07 | Seiko Epson Corporation | Projector |
CN106918976A (zh) * | 2017-04-19 | 2017-07-04 | 苏州佳世达光电有限公司 | 电子设备壳体以及投影仪 |
CN114659677A (zh) * | 2022-05-25 | 2022-06-24 | 中国飞机强度研究所 | 空天飞机测试实验用圆箔式热流传感器及其设计方法 |
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2000
- 2000-10-13 JP JP2000313812A patent/JP3621036B2/ja not_active Expired - Fee Related
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