JP2002121939A - ピンシリンダー錠 - Google Patents

ピンシリンダー錠

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JP2002121939A
JP2002121939A JP2000351965A JP2000351965A JP2002121939A JP 2002121939 A JP2002121939 A JP 2002121939A JP 2000351965 A JP2000351965 A JP 2000351965A JP 2000351965 A JP2000351965 A JP 2000351965A JP 2002121939 A JP2002121939 A JP 2002121939A
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cylinder
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Toshihiro Fujiwara
俊裕 藤原
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Goal Co Ltd
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Goal Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B27/00Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in
    • E05B27/0003Details
    • E05B27/0017Tumblers or pins
    • E05B27/0021Tumblers or pins having movable parts

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンシリンダー錠に於て、生鍵(ブランクキ
ー)を差し込んで、内筒に回動力を作用させながら生鍵
を抉ることにより、下ピンと接触する合鍵の接触面に痕
跡を形成させることによって、合鍵を作製することを防
ぐ、防犯性に優れたピンシリンダー錠を提供すること。 【解決手段】 下ピン3を第一部材4と第二部材5とを
連結して一体的に形成し、両者の間に互に離反する方向
に付勢するバネを設けると共に、両者の間に間隙aを設
け、その間隙aの範囲内で下ピン3を伸縮自在に設けて
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合鍵以外の鍵を内
筒に差し込んで上ピンと下ピンとの境界(シェアライ
ン)が内筒と外筒との境界(シェアライン)に一致しな
い状態で内筒にその回動方向に力を作用させた時、下ピ
ンは外筒と内筒にとに挾まれた状態となり上下方向に作
動できない固定状態となった時でも、上記鍵の接触面に
下ピンとの圧接による痕跡が形成されないようにしたピ
ンシリンダー錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のピンシリンダーにあっては、合鍵
以外の鍵を差し込んで、上ピンと下ピンとの境界が内筒
と外筒との境界に一致しない状態で、内筒にその回動方
向に力を作用させると、下ピンが内筒と外筒とに挾まれ
た状態となり、上下方向に移動できない固定状態となっ
た。この状態で鍵を強く掴んだまま梃子の作用で上下方
向に何度も抉ると、固定された下ピンと接触する鍵の接
触面に、下ピンとの圧接による痕跡が形成されるように
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のピン
シリンダー錠にあっては、例えば鍵山が全く形成されて
いない生鍵(ブランクキー)を差し込んで、上記の方法
で下ピンとの接触面に痕跡を形成させ、その痕跡をヤス
リ等で少しずつ削り、それを繰り返していくうちに生鍵
を削って形成した鍵山の高さが正規の合鍵の鍵山の高さ
と一致する状態に到達する。すると、この状態では、上
ピンと下ピンとの境界が内筒と外筒との境界に一致する
から、内筒は下ピンと共に回動可能状態となり、この状
態にある下ピンは固定状態とならない。下ピンが固定さ
れない状態では前記方法によって生鍵を抉ても下ピンと
の接触面に痕跡は形成されなくなる。このようにして、
生鍵に下ピンの痕跡が形成されなくなるまで、この痕跡
を少しずつ削っていくことによって、正規の合鍵の鍵山
と同じ高さの鍵山を形成することができる。例えば、上
ピンと下ピンとが6ヶ所設けてある、所謂6本ピンシリ
ンダーでは、上記の方法を繰り返し、6ヶ所に正規の合
鍵と同じ高さの鍵山を形成することができる。即ち、合
鍵が無くても合鍵を作成することが可能であった。この
合鍵作成方法が、正しい目的の為に用いられればよい
が、悪用される危険もあるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消しよう
とするものであって、下ピンを独立した2個の部材によ
って一体的に連結して形成し、2個の部材同志は互いに
相離れる方向にバネにより付勢され、且つ、2個の部材
間には間隙を設け、この間隙の範囲内で、下ピンが伸縮
自在となるようにすることによって、合鍵以外の鍵(例
えば生鍵)を差し込んで内筒にその回動方向に力を作用
しながら、その鍵を上下、あるいは左右方向に抉ても、
下ピンを形成する一方の部材は固定された状態となる
が、鍵と接触するもう一方の部材は長手方向に移動する
ので、鍵には下ピン(第一部材)との圧接による痕跡は
形成されない。従って、形成させた痕跡を削るという方
法で合鍵を作製されて悪用される危険のない、防犯性に
優れたピンシリンダー錠を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1のピンシリンダー錠は、外筒に内
筒を回動自在に嵌装し、合鍵の鍵山によって上ピンと下
ピンとの境界(シェアライン)を内筒と外筒との境界
(シェアライン)に一致させることによって内筒の回動
が可能となるようにしたピンシリンダー錠に於て、下ピ
ンを第一部材と第二部材とを連結させて一体的に形成
し、該第一部材と第二部材との間に両者が離反する方向
に付勢するバネ等の付勢手段を設けると共に、第一部材
と第二部材との間にその長手方向に間隙を設け、該間隙
の範囲内で下ピンを伸縮自在に設けたことを特徴とす
る。
【0006】請求項2のピンシリンダー錠は、下ピンを
形成する第一部材と第二部材の一方の端部には連結用凹
部を形成すると共に、該凹部の開口部周縁には係合用段
部を形成し、他方の端部には前記係合用段部に係合する
係合部を設けた連結用の凸部を形成し、該凸部を前記連
結用凹部に嵌入してそれぞれの係合用段部を係合させる
ことによって、第一部材と第二部材とを離脱しないよう
に、且つ、互に移動可能な状態に連結してなるものであ
る。
【0007】請求項3のピンシリンダー錠は、下ピンを
形成する第一部材と第二部材の端部には係合用凸部と係
合用凹部とを設け、それぞれの係合用凹部に係合用凸部
を係合することによって、第一部材と第二部材とを離脱
しないように、且つ互に長手方向に伸縮可能な状態に連
結してなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態1】本発明の実施の形態の第1例を
図1〜図4に基づいて以下に説明する。図1は本発明の
ピンシリンダー錠1に合鍵13を差し込んだ状態の縦断
側面図、図2は図1のA−A’断面図で、下ピンの構成
以外は従来公知のピンシリンダー錠と同じ構成を有して
いる。即ち、外筒12に内筒11を回動自在に嵌装し、
その回動軸方向と垂直方向に上ピン2と下ピン3および
バネ10とを複数個所(本実施例では6個所)に嵌装し
てある。そして、合鍵13の鍵山によって上ピン2と下
ピン3との境界(シェアライン)が外筒12と内筒11
との境界(シェアライン)に一致し、内筒11が回動自
在となる。その他図中15は内筒11の後端部に連結さ
れた作動杆で、座金16によって保持されており、合鍵
13による内筒11の回動によって一体的に回動し、錠
ケースに設けた作動部材(図示せず)を作動して施錠、
解錠する。図3は、本発明のピンシリンダー錠1に、鍵
山を形成していない生鍵(ブランクキー)14を差し込
んだ状態の縦断側面図、図4は図3のB−B’断面図
で、上ピン2と下ピン3との境界は、全て外筒12と内
筒11との境界よりも上方に移動して一致しないので、
内筒11は回動できない状態となる。
【0009】ところで、本発明のピンシリンダー錠1の
特徴は、下ピンの構成にあるもので、例えば図4の如
く、下ピン3を第一部材4と第二部材5とを連結させて
一体的に形成し、該第一部材4第二部材5との間に両者
が離反する方向に付勢するバネ6を設けると共に、第一
部材4と第二部材5との間にその長手方向に間隙aを設
け、該間隙aの範囲内で下ピンが伸縮自在に設けられて
いる。従って、図4の如く鍵山が形成されていない生鍵
(ブランクキー)14を内筒11に差し込んだ時、下ピ
ン3の第二部材5は内筒11と外筒12との境界を跨っ
た状態に位置するので、内筒11は回動できない。
【0010】生鍵14で、内筒11の回動方向に力を作
用すると、下ピンの第二部材5は内筒11と外筒12と
に挾まれた状態となり固定状態となる。この状態で、生
鍵14を掴んで上下および左右方向に抉ると、生鍵14
は内筒11に設けた鍵孔17との誤差の分、上下および
左右に移動する。ところで、下ピン3の生鍵14と接触
する第一部材4は、上記の如く固定された第二部材5に
対して移動可能であるので、生鍵14が上方に移動した
時は、第一部材4はバネ6の付勢力に抗して移動する
し、生鍵14が左右方向に移動した時も、第一部材4は
生鍵14に対してバネ6の付勢力によって接しているだ
けであるから、下ピン3の第一部材4と生鍵14とは圧
接されず、生鍵14に下ピンの第一部材4の痕跡が形成
されることがない。
【0011】
【発明の実施の形態2】本発明の実施形態の第2例を図
5および図6に基づいて説明する。図5は下ピン3の縦
断側面図で、図6は下ピン3を形成する第一部材4と第
二部材5の斜視図である。第二部材5の下端部には係合
用凹部51を形成し、その開口部周縁には係合用段部5
2および斜面部53を形成してある。一方の第一部材4
の上端部には、上記第二部材5の係合用凹部51の内径
より小さく、且つ、第二部材5の係合用段部52の内径
より大きい外径寸法の係合用突起41が形成してある。
43は、その係合用突起41の先端部に設けた斜面部
で、42は前記第二部材5の係合用段部52の内径より
小さい外径寸法の係合用凹部である。
【0012】上記構成の第一部材4と第二部材5との連
結方法は、第一部材4の係合用凸部41を第二部材5の
係合用凹部52に係入して連結するのであるが、係合用
凸部41の外径は係合用凹部52の端部周縁に設けた係
合用段部52の内径より大きく設けてあるので、圧入す
ることによってそれぞれの端部周縁に設けた斜面部4
3、53の作用により係合用凸部42は収縮する方向に
力を受け、一方係合用段部52は拡開する方向に力を受
けて両部材の弾性力によって係合用凹部51に係入され
る。係入されると第一部材の係合用凸部41および第二
部材の係合用段部52は元の状態(寸法)に復元される
ので、第一部材4と第二部材5とは離脱しない、所謂嵌
め殺しの状態で連結される。尚、第一部材4と第二部材
5とを連結する時、両者の間には互に離反する方向に付
勢するバネ6を嵌装して連結する。
【0013】第一部材4と第二部材5との連結状態を図
5で示す。この連結状態に於ては、第一部材4および第
二部材5は互に離反する方向にバネ6で付勢されるが、
第一部材4の係合用凸部41の段部は第二部材5の係合
用段部52に当接して止まっている。この状態で、第一
部材4と第二部材5との間には間隙aが形成されるよう
に設けてある。また、係合用凸部41の外径寸法より係
合用凹部51の内径寸法は大きくしてあるので、第一部
材4と第二部材5とは上記の間隙a寸法以内で互に伸縮
自在である。このように、間隙a寸法内で伸縮自在に連
結された第一部材4と第二部材5とによって下ピン3が
形成される。尚、実験の結果a寸法は0.3mm以上あ
ればよい。
【0014】
【発明の実施の形態3】本発明の実施形態の第3例を、
図7および図8に基づいて以下に説明する。この実施例
では、下ピン3を第一部材7と第二部材8とを係合して
連結させてなるもので、第一部材7の端部には係合用凸
部71と係合用凹部72とを設け、第二部材8の端部に
上記第一部材7の係合用凹部72係合する係合用凸部8
1および上記第一部材7の係合用凸部71が係合する係
合用凹部82を設け、両者を係合させてなるものであ
る。6はバネで、第一部材7の凹部73および第二部材
8の凹部83とに嵌装され、第一部材7と第二部材8と
を離反する方向に付勢しており、第一部材7の係合用凸
部71の下端部と第二部材8の係合用凸部81の上端と
が当接して両者のそれ以上の移動を阻止している。この
状態で、第一部材7と第二部材8との間には間隙aが形
成されるようにしてある。従って、第一部材7と第二部
材8とはa寸法の範囲内で伸縮自在である。尚、実験の
結果a寸法は0.3mmあればよい。
【0015】上記の実施形態の第3例による本発明のピ
ンシリンダー錠では、前記の実施形態の第1例と同様の
作用効果を奏することは勿論、第二例のものでは、第一
部材と第二部材とを連結するのに専用の治具等を要下の
に比べて、下ピンを形成する第一部材と第二部材を手に
よって簡単に連結できるので、連結方法が極めて簡単で
ある。
【0016】
【その他の実施形態】図9、はその他の実施形態を示す
もので、上記の実施形態の第2例の通り、第一部材7と
第二部材8とを係合して連結させてなる下ピン3であっ
て、第一部材7の凹部73と第二部材8の凹部83にバ
ネ6の他に、連結部材9を設けたものである。この連結
部材9を設けることによって、第一部材7と第二部材8
の左右方向のズレによる離脱を防止したものである。
【0017】
【作用】上記の構成よりなる本発明のピンシリンダー錠
1の作用について説明する。図1および図2には、本発
明のピンシリンダー錠1に合鍵13を差し込んだ状態を
示し、(6個所に設けた)下ピン3と上ピンとの境界が
それぞれ、内筒11と外筒12との境界に一致している
ので内筒11は回動可能である。この時、第一部材4と
第二部材5とが連結されて構成されている下ピン3は、
その下ピンに嵌装されたバネ6の付勢力は、上ピンの上
方に嵌装されたバネ10の付勢力より大きな付勢力を有
しているので、該バネ10の付勢力に打ち勝って、第一
部材と第二部材とは間隙aを形成した状態を保ってい
る。
【0018】次に、鍵山を形成していない生鍵14を差
し込むと、図3および図4に示すように、下ピン3と上
ピン2との境界は内筒11と外筒12との境界を超えて
上方に位置するので、内筒11はその回動方向の力を下
ピン3によって阻止されるので内筒11は回動できな
い。尚、下ピン3を形成する第一部材4と第二部材5と
に嵌装されたバネ6の付勢力は、この状態でも上ピン2
の上に嵌装したバネ10の付勢力よりも大きくなるよう
にしてあるので、第一部材4と第二部材5との間隙a寸
法は保持されたままである。この状態では、下ピン3を
形成する第二部材5内筒11と外筒12との境界に跨っ
て位置するので内筒12は回動できない。
【0019】生鍵14によって内筒11に回動方向に大
きな力を作用させると、下ピンを形成する第二部材5は
内筒11と外筒12とに大きな力で挾まれた状態とな
り、上下方向に作動できない固定状態となる。この状態
で、生鍵14を掴んだまま強く上下および左右方向に抉
ると、生鍵14はその首部14aを支点にして、生鍵1
4と内筒11に形成した鍵挿入穴17との寸法誤差の分
だけ生鍵は上下および左右に移動する。この動作を何回
も繰り返すと、従来のピンシリンダー錠では下ピン3は
一体物であるから、下ピン全体が固定状態となっている
為、下ピン3と接触する生欠鍵14の接触面が圧接され
るので、接触面に下ピン3の痕跡が形成された。
【0020】しかしながら本発明のピンシリンダー錠1
では、図4の如く下ピン3を形成する第二部材5が固定
状態となっているが、生鍵14と接触する第一部材4は
第二部材5に対して、その間隙a寸法だけ上方に移動可
能であるので、上記のように生鍵14を上下および左右
に抉た時、下ピン3の第二部材4は生鍵14と一緒に移
動するので、下ピン3の第二部材4と接触する生鍵14
の接触面は圧接されないので痕跡が形成されない。即
ち、上ピン2と下ピン3との境界が内筒11と外筒12
との境界に一致していないにも拘わらず、生鍵を抉ても
生鍵に下ピン3の痕跡が形成されない。従って、従来の
ピンシリンダー錠のように生鍵に下ピンの痕跡を形成さ
せ、それを少しずつ削っていくことによって合鍵を不当
に作製されるという恐れがない。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、下ピンを第
一部材と第二部材とを連結して形成し、両者を離反する
方向に付勢するバネを設けると共に、第一部材と第二部
材との間にその長手方向に間隙を設けることによって、
第一部材と第二部材とをこの間隙の範囲内で伸縮自在に
設けたので、従来のピンシリンダー錠の如く、生鍵(ブ
ランクキー)を利用することによって、不当に合鍵を作
製される恐れのない、防犯性に優れたビンシリンダー錠
を提供できる。
【0022】本発明の請求項2によれば、上記請求項1
の効果に加え、第一部材と第二部材とを連結して形成さ
れる下ピンは、第一部材と第二部材との連結方法は嵌め
殺し的に連結されるので、第一部材と第二部材が使用中
は勿論のこと組立作業中でも離脱する恐れがないので、
ピンシリンダー錠の組立作業性が向上する。
【0023】本発明の請求項3によれば、上記請求項1
の効果に加え、下ピンを形成する第一部材と第二部材と
の連結方法が、請求項2に比べ著しく簡略化される。即
ち、請求項2の下ピンは、第一部材と第二部材とを連結
するのには専用の治具を要するが、請求項3では第一部
材と第二部材を連結するのに、専用の治具等は一切不要
で、手作業で簡単に連結できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1および2に於いて、合鍵
を差し込んだ状態の縦断側面図である。
【図2】 図1のA−A’断面図である。
【図3】 実施形態1および2に於て、生鍵(ブランク
キー)を差し込んだ状態の縦断側面図である。
【図4】 図3のB−B’断面図である。
【図5】 実施形態1および2の下ピン3の拡大縦断側
面図である。
【図6】 実施形態1および2の下ピン3を形成する第
一部材と第二部材の斜視図である。
【図7】 実施形態3の下ピン3の拡大縦断側面図であ
る。
【図8】 実施形態3の下ピン3のを形成する第一部材
と第二部材の斜視図である。
【図9】 実施形態3の下ピン3に於いて、連結部材を
設けたものの拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ピンシリンダー錠 2 上ピン 3 下ピン 4,7 第一部材 5,8 第二部材 6 バネ 9 連結部材 11 内筒 12 外筒 13 合鍵 14 生鍵(ブランクキー)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒に内筒を回動自在に嵌装し、その回
    動軸方向と垂直方向に上ピンと下ピンおよびバネとを嵌
    装し、合鍵の鍵山によって上ピンと下ピンとの境界(シ
    ェアライン)を内筒と外筒との境界(シェアライン)に
    一致させることによって内筒の回動が可能となるように
    したピンシリンダー錠において、下ピンを第一部材と第
    二部材とを連結させて一体的に形成し、該第一部材と第
    二部材との間に両者が離反する方向に付勢するバネ等の
    付勢手段を設けると共に、第一部材と第二部材との間に
    その長手方向に間隙を設け、該間隙の範囲内で下ピンを
    伸縮自在に連結してなることを特徴とするピンシリンダ
    ー錠。
  2. 【請求項2】 下ピンを形成する第一部材と第二部材の
    一方の端部には連結用凹部を形成すると共に、該凹部の
    開口部周縁には係合用段部を形成し、他方の端部には前
    記係合用段部に係合する係合用凸部を形成し、該凸部を
    前記連結用凹部に嵌入して、第一部材と第二部材とを離
    脱しないように、且つ、互に長手方向に伸縮自在に連結
    してなる請求項1記載のピンシリンダー錠。
  3. 【請求項3】 下ピンを形成する第一部材と第二部材の
    端部には係合用凸部と係合用凹部とを設け、それぞれの
    係合用凹部に係合用凸部を係合することによって、第一
    部材と第二部材とを離脱しないように、且つ互に長手方
    向に伸縮自在に連結してなる請求項1記載のピンシリン
    ダー錠。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005068756A1 (en) * 2004-01-18 2005-07-28 Mul-T-Lock Technologies Ltd. Cylinder lock with extensible lock pin
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EP3093417A1 (en) * 2015-05-13 2016-11-16 Jasa Company A/S Key pin and cylinder lock
EP3103943A1 (en) * 2015-06-11 2016-12-14 Rav Bariach (08) Industries Ltd. Improved lock

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