JP5191269B2 - シリンダー錠 - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダー錠に関し、特に取り付けられる製品側の寸法規制によって外形寸法外形形状の制限を受けて、内部構造を拡張することなどの制限を受けるシリンダー錠に関する。
従来からピッキングやバンピング等による不正解錠を防止するための工夫を施した多数のシリンダー錠が考案、使用されて来ている。
特許文献1には、鍵穴に挿入したキーの先端位置に、規定長さのキーの先端が当接した場合を除いて内筒の回動を規制する内筒回動規制片を軸線方向に移動可能に配設したシリンダー錠が記載されている。
特開2007−303275号公報
シリンダー錠によっては取り付けられる製品側の寸法規制によって外形寸法、外形形状の制限を受けて、内部構造を拡張して解錠のための変位部位を増加するような工夫が制限を受ける。また、解錠のための変位部位の増加に際しても部品点数を増加することはコスト高の要因になって望ましいことではない。
発明は、かかる点に鑑みて外形寸法、外形形状の変更を要さず、解錠のための変位部位の増加を部品点数を増加することなく実現することの出来るシリンダー錠を提供することを目的とする。
本発明は、挿入側に挿入突き当て面を有した操作部、およびこれに一体とされ、複数の凹形状部が形成された挿入部を備えた鍵と、
外筒と、
該外筒の内部に配設され、前記挿入突き当て面に対向して鍵突き当て面を有し、前記鍵の各変位形成部に係合する面および反対側に整列面を有して、各変位形成部に応じてそれぞれ変位する複数のコード部材を収納し、前記外筒の内部に配設されて回転する内部回転部材と、を備えて、
前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面が当接すると複数のコード部材が前記変位形成部に応じて変位が許容されて、前記内部回転体と前記外筒の間に設定されたシェアラインに前記コード部材の整列面が一致するようにされ、前記内部回転体の回転が許容されるようにしたシリンダー錠において、
前記鍵の操作部に挿入方向に一方の凹部または凸部が形成されて、該一方の凹部または凸部に前記挿入突き当て面が形成され、
前記内部回転体に前記一方の凹部または凸部に嵌合する他方の凸部または凹部が形成されて、前記鍵突き当て面が形成され、前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面に当接した時に前記コード部材の整列面がシェアラインに一致して前記内部回転部材の回転を許容する状態を形成可能とすること
を特徴とするシリンダー錠を提供する。
本発明は、また、前記操作部に形成される前記一方の凹部または凸部の内、凹部であり、前記内部回転体に形成される前記他方の凸部または凹部の内、凸部であることを特徴とするシリンダー錠を提供する。
本発明は、挿入側に挿入突き当て面を有した操作部、およびこれに一体とされ、複数の凹形状部が形成された挿入部を備えた鍵と、
外筒と、
該外筒の内部に配設され、前記挿入突き当て面に対向して鍵突き当て面を有し、前記鍵の各部に係合する面および反対側に整列面を有して、各部に応じてそれぞれ変位する複数のコード部材を収納し、前記外筒の内部に配設されて回転する内部回転部材と、を備えて、
前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面が当接すると複数のコード部材が前記各部に応じて変位が許容されて、前記内部回転体と前記外筒の間に設定されたシェアラインに前記コード部材の整列面が一致するようにされ、前記内部回転体の回転が許容されるようにしたシリンダー錠において、
前記鍵の前記操作部に挿入方向に一方の凹部または凸部が形成されて、該一方の凹部または凸部に前記挿入突き当て面が形成され、
前記内部回転体に前記一方の凹部または凸部に嵌合する他方の凸部または凹部が形成されて、前記鍵突き当て面が形成され、
前記鍵の挿入部が前記鍵穴に第一段挿入されて、一方の凹部または凸部が前記他方の凸部または凹部に嵌合しない場合に第二段挿入を阻止し、嵌合する場合に第二段挿入を許容し、前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面への当接されるようにして、前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面に当接した時に前記コード部材の整列面がシェアラインに一致して前記内部回転部材の回転を許容する状態を形成可能とすること
を特徴とするシリンダー錠を提供する。
本発明は、また、前記シリンダー錠がピンタンブラー錠であって、前記操作部は平坦形状面と直角方向に厚み形状面を有する段差部を挿入側に備えて、該厚み形状面の挿入突き当て面に前記一方の凹部が形成され、前記鍵突き当て面に凸部が形成され、前記外筒の内部に各コード部材に対応して、スプリングで押圧されたドライブ部材を有して、前記シェアラインが該ドライブ部材と、前記内部回転部材との間に設定され、前記内部回転体が第二段挿入を許容して、前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面に当接されると、当該シェアラインに前記コード部材の整列面が一致することが許容されるようにしたことを特徴とするシリンダー錠を提供する。
本発明は、また、前記シリンダー錠が八万ロックシリンダー錠であって、前記操作部の挿入突き当て面に凹部が形成され、前記鍵突き当て面に凸部が形成され、前記内部回転体が第二段挿入を許容して、前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面に当接されると、当該シェアラインに前記コード部材の整列面が一致することが許容されるようにしたことを特徴とするシリンダー錠を提供する。
本発明は、また、前記シリンダー錠がディスクシリンダー錠であって、前記操作部は平坦形状部を直角方向に厚み形状面を有する段差部を挿入側に備えて、該厚み形状面の挿入突き当て面に前記一方の凹部が形成され、前記鍵突き当て面に凸部が形成され、前記回転体が第二段挿入を許容して、前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面に当接されると、当該シェアラインに前記コード部材の整列面が一致することが許容されるようにしたことを特徴とするシリンダー錠を提供する。
本発明は、上述した構造を有していることによって、外形寸法、外形形状の変更を要さず、解錠のための変位部位の増加は、挿入突き当て面に設ける凹部または凸部の錠突き当て面に設ける凸部または凹部によってのみで構成することができ、部品点数を増加させることがないのでコストの上昇を抑えることができる。
以下、本発明の1実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例のあるシリンダー錠としてのピンタンブラー錠の構成を示す斜視図であり、図2はその正面図であり、図3は図2を90°回転させた断面図である。図1において、鍵(キー)の挿入前の状態(図1(a))、途中の状態(図1(b))および挿入完了状態(図1(c))を示す。
これらの図面において、ピンタンブラー錠100は、鍵本体1と鍵(キー)2とから構成され、鍵本体1は外筒3と、外筒3内に構成される内部回転部材としての内筒4とを備える。内筒4は筒状に形成され、表面から内部に到達する鍵穴5が形成される。鍵穴5に連通するようにして内筒4には、鍵穴5の直角方向に複数の、図では4つのコードピン孔6が形成してあり、これらのコードピン孔6にコード部材としてのコードピン7が収納される。コードピンの上端部には鍵がつけられている。一方、外筒3にはコードピン孔6に対応し、対向する位置関係でドライバーピン孔8が設けられ、これらのドライバーピン孔8にドライブ部材としてのドライバーピン9が収納される。なお、判り易くするために図3ではコードピン孔6およびドライバーピン孔8がコードピン7およびドライバーピン9とは別々の個所に表示してある。
各ドライバーピン孔8には上部に外筒3の内壁に接するようにしてスプリング10が収納され、ドライバーピン9は外筒3とコードピン7に接した配置とされ、スプリング10によってコードピン7の方向に押圧される。
このように構成された内筒4は外筒3内を摺動面を境として回転可能であり、前面に前表面が形成され、そして後部に角度調整ナット13が設けられる。
鍵2は、指で把持される操作部15と、これに一体とされた挿入部16とから構成される。これらの操作部15、挿入部16は一定の厚さを有する平坦状に形成される。また、挿入部16の平坦形状面17あるいは厚み形状面18のいずれかには嵌合部(係合部でもある。)としての複数の(図では4つ)の凹部からなるキー溝からなる凹形状部19が形成される。この凹形状部19がコードピン7に対する変位を与えるものであり、変位形成部と1種となる。図3では、厚み形状面18に凹形状部19が形成されている。凹形状部19の各キー溝に前述のコードピン孔6に対応、対向しており、すなわちキー溝に対して内筒4のコードピン孔6の位置は同心円状に形成してあり、コードピン孔6内収容のコードピン7は、各キー溝に嵌合(すなわち係合)し得るようにされ、嵌合すると押圧されたドライバーピン9の作用によって操作部17方向に変位する。適正な鍵2が鍵穴5に挿入された場合、コード嵌合面に反対側の整列面が長手方向に一列に並んで、ドライバーピン9との間にシェアライン21を形成する。この一致したシェアライン21が形成されると、内筒4は外筒3に対して回転することができ、回転することによって解錠状態を形成する。反対側に回転され、鍵2が鍵穴5から指し抜かれると施錠状態を形成することになる。
以上の説明は、一般のピンタンブラー錠に共通するものである。
本実施例にあっては、鍵2の操作部15に挿入方向に、挿入突き当て面および一方の凹部または凸部が形成され、内筒4の前表面に鍵突き当て面および他方の凸部または凹部が形成される。
に示すように、操作部15の挿入突き当て面12に凹部22が形成してあり、内筒4の前面部に溝34が形成され、その内部中央部に鍵挿入方向に突起する凸部23が形成してある。これらの凹部22および凸部23は適正な場合には嵌合可能とされ、嵌合関係が形成され、これによって、凹部の先端の挿入突き当て面12が溝34の底面に突き当たるまで挿入可能となる。従って、溝34の底面が鍵突き当て面11となる。このように溝34内に凸部23が形成してあり、両者は嵌合可能(すなわち係合可能)とされている。すなわち、長手方向(軸線方向)に移動が許容されている。
更に詳述すると、鍵2の操作部15の挿入側には通常の鍵に形成される段差部24が形成してあり、この段差部24は、操作部15と同一にして平坦形状面25とこれに直角方向に厚み形状面26を有しており、段差部24の先端面であって厚み形状面26から平坦形状面25の中央部に向けて凹部22が形成してある。すなわち、段差部24の先端の表面が挿入突き当て面12とされ、この挿入突き当て面12から挿入方向に向けて溝34が形成され、溝34の中央部に凸部23が形成される。
内筒4は筒状部31とそれに一体になった表面部32と後端部33とからなり、表面部32は内筒部31に比べて大きな表面積を有して円盤状に構成され、その表面部32にはその表面から長手方向の内方に向けて溝34が設けてあって、この溝34内に前述の凸部23、すなわち突起形状部が嵌合可能とされる。この凸部23の高さは溝34の深さよりも低くすることが望ましいが、同一のものとして前述の凹部22の溝の深さを深くするようにしてもよい。いずれにしても凹部22の溝深さは、凸部の突起高さよりも大きいものとしている。このように構成することによって、凹状の溝34の底面35が前述の段差部24の挿入付き当て面12が当接する鍵突き当て面11となる。
従来の鍵にあっては、挿入突き当て面12と鍵突き当て面11との当接面が表面部32の平坦表面に形成されていたが、この実施例によれば、適正な鍵2が挿入された場合にのみ、挿入巻き当て面12は、凹状の溝34の底面35、すなわち平坦表面よりも溝34の深さだけ深い部分に形成された鍵突き当て面11に当接する。操作部15の先端部に凸部を形成し、表面部32の平坦面にこの凸部に嵌合する凹部を形状するようにしても同一の機能を得ることができるが、凸部よりは凹部を形成することが、機械による模造鍵の製作を防止する上で望ましい。以下に述べる他の例にあっても同じである。
挿入付き当て面12が鍵突き当て面11に当接すると複数のコードピン7が凹形状部19に応じて変位することが許容されて、内筒4と外筒3との間に設定されたシェアライン21にコードピンの整列面が一致するようにされ、内筒4が回転することが許容されることになる。すなわち、鍵2の挿入部16が鍵穴5に第一段挿入されて、凹部22が凸部23に嵌合しない場合には第二段挿入が阻止され、嵌合する場合には第二段挿入が許容される。このように、挿入突き当て面12が鍵突き当て面11に当接した場合を除いて内筒4の回動が凹部と凸部の嵌合形成手段による嵌合形成がなされず規制される。
挿入突き当て面12を凸23の先端に、そして鍵突き当て面を凹部の裏面に形成するようにしてもよい。
図2、図3に示す例にあっては、凹部22と凸部23との嵌合状態が形成され、挿入突き当て面12と鍵突き当て面11とが当接している。この当接面の位置30から凹形状部19までの距離は、凹形状部19のキー溝と内筒4の孔(コードピン孔6)位置が同心円上に持ち来たされて整列面がシェアラインに一致し、解錠を形成し得る状態を形成するに適正な距離である。
図4および図5に示す例にあっては、凹部22と凸部23との嵌合状態が形成されないことを示す。従って、この場合には当接面が形成されず、挿入突き当て面12から凹形状部19までの距離が適正に設定され得ない。
そして、図4および図5に示す例にあっては、凹部22と凸部23との嵌合状態が形成されていても、当接面から凹形状部19のキー溝と内筒4の孔(コードピン孔6)の位置でズレているために整列面がシェアライン21に一致せず、解錠状態を形成することができない。
このように、鍵1の操作部15に挿入方向に一方の凹部または凸部が形成されて、この一方の凹部または凸部に挿入突き当て面12が形成され、内部回転体に一方の凹部または凸部に嵌合する他方の凸部または凹部が形成されて、鍵突き当て面11が形成され、挿入突き当て面12が鍵突き当て面11に当接した時にコード部材(コードピン7)の整列面がシェアライン21に一致して内部回転部材の回転を許容する状態を形成可能とすることができる。
また、鍵1の挿入部16が鍵穴5に第一段挿入されて、一方の凹部または凸部が他方の凸部または凹部に嵌合しない場合に第二段挿入を阻止し、嵌合する場合に第二段挿入を許容し、挿入突き当て面12が鍵突き当て面11への当接されるようにして、挿入突き当て面12が付き当て面11に当接した時にコード部材(コードピン7)の整列面がシェアライン21に一致して内部回転部材の回転を許容する状態を形成可能とすることができる。
図8は、本発明の実施例であるシリンダー錠の八万ロックシリンダー錠の構成を示す斜視図である。図9は、実施例の正面断面を示す図である。本実施例についても機能および作用は先の実施例と同じである。実施例1と同一機能の部材には同一の数字を付し、実施例1の説明を援用するものとする。
これらの図において、八万ロックシリンダー錠200は鍵本体1と鍵(キー)2とから構成され、鍵本体1は外筒3と、外筒3内に構成される内部回転部材としての内部回転体4´とを備える。内部回転体4´には、拡張円盤部4Aと先端部4Bに切欠いた溝部4Cが形成される。
外筒3は、内部にピン41で一体化されるスリーブ51を備え、前面側に鍵穴5´が形成される。
内部回転体4´の係止部4Bにはコードピン孔6が円周上に複数個形成され、コードピン7が収納される。スリーブ51にはアンダーピン孔8´(実施例1のドライバーピン孔8に相当)がコードピン孔6に対応、対向して形成され、アンダーピン9´スプリング10が収納される。この例ではコードピンがコードピン部材となる。このようにして構成された内部回転体4´は外筒3内を所定角度、摺動面を境として回転可能である。
鍵2は、指で把持される操作部15と、これに一体化された挿入部16とから構成される。挿入部16は、平坦状に構成される第一の挿入部16Aと中央部でかしめによって支持された円形状の第二の挿入部16Bとから形成される。第一の挿入部16Aの先端部には突起42が形成され、内部回転体4´の溝部4Cに嵌合する。第二の挿入部16Bと内部回転体4´との間には空間部44が設けられる。第二の挿入部16Bの先端部には深さの異なる溝部52が形成され、溝部52と外筒3の内筒に形成した溝53とによって孔とされ、整列側部がコードピン孔6に収納されたコードピン7の一部、すなわちコード面側の一部が収納される。この溝部42がコードピン7に対する変位を与えるものであり、変位形成部となる。第二の挿入部16Bに当接可能とされている。
すべてのコードピン7に第二の挿入部16Bが当接してコードピン7を変位させ、変位変成部によるコードピン7の変位が適正である場合に、各コードピン7の整列面はシェアライン21に一致する。この一致するシェアライン21が形成されると、内部回転体4´は外筒3に対して回転することができ、回転することによって解錠状態を形成する。
以上の説明は、一般の八万ロックシリンダー錠に共通するものであるのでこれ以上の詳細な説明は要しないであろう。
本実施例にあっては、第一の挿入部16Aの先端面から凸状に突出する形で二段形成のプラグ45が設けてあり、プラグ45は根元部からそれぞれ一段形成部46、二段形成部47となる。また、拡張円盤部4Aの前面には前記二段形成部と嵌合する(係合する)溝48が形成される。このプラグ45が凸部となり、溝48が凹部となる。凸部と凹部の形成は実施例1と同様にこの実施例と反対に凹部と凸部としてもよい。
このように構成することによって実施例と同様に一方の凸部の一段形成部46の先端面に挿入突き当て面12を形成し、他方の凹部の入口面に鍵突き当て面11を形成することができる。両者の面11,12によって当接面30が形成されることになる。
挿入突き当て面12と鍵突き当て面11の構造は以上説明した通りであり、当接したことによる機能、作用は実施例1と同様である。
図9は適正鍵(キー)が挿入された時の作用を示す図である。
図10に示すように不適正鍵が挿入された場合には一致するシェアライン21は形成されず、解錠の状態は形成されない。
図11は、図10に示す八万ロックシリンダー錠200の一部を変形させた他の実施例である構成を示す。同一構成については同一の数字を付して説明は図10によるものとして繰り返さないで、変形した構成について説明する。
この例では、操作部16は一枚の平坦板で形成されており、この平坦板が第一の挿入部16Aおよび第二の挿入部16Bを形成することになる。プラグ45は、操作部16の先端面に内部回転体4´に向けて形成してあり、プラグ45に対応し、対向して内部回転体4´の先端面には溝46が形成してある。プラグ45は凸部として凹部としての溝46に嵌合する。適正な鍵を使用して、適正に嵌合すると挿入部16の先端面が挿入突き当て面12となり、内部回転体16Bの先端面が鍵突き当て面11となって当接し、当接面を形成することになる。
このようにすることによっても、凸部と凹部とによる嵌合状態を形成することができ、図10と同様の機能、作用を得ることができる。
前述の凸部に代えて、凹部にし、凹部に代えて凸部にすることによっても同様の機能、作用を得ることができる。操作部16に凹部を形成し、内部回転体4´に凸部を形成するのが機械装置による模造品製作防止のために有効であることは実施例と同様である。
図12は、図11に示すプラグ45が適正に製作されなかったために溝46に嵌合せず、一致したシェアライン21を形成することの出来ない不正鍵挿入の状態を示す。従って、この実施例の場合にあっても、凸部および凹部によって嵌合状態が形成されたことが前提として当接面とシェアライン21との距離が適正にされた鍵2が使用されなければ解錠状態を形成するには至らない。
図13は本発明の他の実施例であるシリンダー錠としてのディスクタンブラー錠300の構成を示す図であり、図14はその正面断面を示す図である。
図1、図2に示す実施例1と同一の構成については同一の数字を付して実施例1の説明を援用し、説明を繰り返さないようにする。
実施例1に示すピンタンブラー錠100に比べて、ディスクタンブラー錠300にあっては、コードピン、ドライバーピンおよびスプリングに代えてディスクタンブラー孔6Aに収納したディスクタンブラー7Aが使用され、シェアライン21がディスクタンブラー7Aと外筒3の内部壁50との間に形成される。以上のようにして形成されるディスクタンブラー錠の構造は通常のディスクタンブラー錠に共通するものである。
鍵2が合う合わないは、鍵2の長さ、厚さ、幅はもちろん、ストッパーやキー溝、鍵山がポイントになることは実施例1と同様であり、従ってディスクタンブラー7Aがコード機能を有しており、従ってこの例の場合、ディスクタンブラー7Aがコード部材ということになる。
本実施例にあっても、鍵2の操作部15に挿入方向に、挿入突き当て面および一方の凹部または凸部が形成され、内筒4の前表面に鍵突き当て面および他方の凸部または凹部が形成される。
図14に示すように、操作部15の挿入突き当て面12に凹部22が形成してあり、内筒4の前面部に溝34が形成され、その内部中央部に鍵挿入方向に突起する凸部23が形成してある。これらの凹部22および凸部25は適正な場合には嵌合可能とされ、嵌合関係が形成され、凹部の先端の挿入突き当て面12が溝34の底面に突き当たるまで挿入可能となる。従って、溝34の底面が鍵突き当て面11となる。このように溝34内に凸部23が形成してあり、両者は嵌合可能(すなわち係合可能)とされている。すなわち、長手方向(軸線方向)に移動が許容されている。
更に詳述すると、鍵2の操作部16の挿入側には通常の鍵に形成される段差部24が形成してあり、この段差部24は、操作部15と同一にして平坦形状面25とこれに直角方向に厚み形状面26を有しており、段差部24の先端面であって厚み形状面26から平坦形状面25の中央部に向けて凹部22が形成してある。すなわち、段差部24の先端の表面が挿入突き当て面12とされ、この挿入突き当て面12から挿入方向に向けて溝34が形成され、溝34の中央部に凸部23が形成される。
内筒4は筒状部31とそれに一体になった表面部32と後端部33とからなり、表面部32は内筒部31に比べて大きな表面積を有して円盤状に構成され、その表面部32にはその表面から長手方向の内方に向けて溝34が設けてあって、この溝34内に前述の凸部23、すなわち突起形状部が嵌合可能とされる。この凸部23の高さは溝34の深さよりも低くすることが望ましいが、同一のものとして前述の凹部22の溝の深さを深くするようにしてもよい。いずれにしても凹部22の溝深さは、凸部の突起高さよりも大きいものとしている。このように構成することによって、凹状の溝34の底面35が前述の段差部24の挿入付き当て面12が当接する鍵突き当て面11となる。
従来の鍵にあっては、挿入突き当て面12と鍵突き当て面11との当接面が表面部32の平坦表面に形成されていたが、この実施例によれば、凹状の溝34の底面35、すなわち平坦表面よりも溝34の深さだけ深い部分に形成された鍵突き当て面11に当接する。操作部15の先端部に凸部を形成し、表面部32の平坦面にこの凸部に嵌合する凹部を形状するようにしても同一の機能を得ることができるが、凸部よりは凹部を形成することが、機械による模造鍵の製作を防止する上で望ましい。
挿入付き当て面12が鍵突き当て面11に当接すると複数のコードピン7が凹形状部19に応じて変位することが許容されて、内筒4と外筒3との間に設定されたシェアライン21にコードピンの整列面が一致するようにされ、内筒4が回転することが許容されることになる。すなわち、鍵2の挿入部16が鍵穴5に第一段挿入されて、凹部22が凸部23に嵌合しない場合には第二段挿入が阻止され、嵌合する場合には第二段挿入が許容される。このように、挿入突き当て面12が鍵突き当て面11に当接した場合を除いて内筒4の回動が凹部と凸部の嵌合形成手段による嵌合形成がなされず規制される。
図14に示す例にあっては、凹部22と凸部23との嵌合状態が形成され、挿入突き当て面12と鍵突き当て面12とが当接している。この当接面の位置30から凹形状部19までの距離は、凹形状部19のキー溝と内筒4の孔(ディスクタンブラー孔6)位置が同心円上に持ち来たされて整列面がシェアライン21に一致し、解錠を形成し得る状態を形成するに適正な距離である。
図15に示す例にあっては、凹部22と凸部23との嵌合状態が形成されないことを示す。従って、この場合には当接面が形成されず、挿入突き当て面12から凹形状部19までの距離が適正に設定され得ない。
そして、図14に示す例にあっては、凹部22と凸部23との嵌合状態が形成されていても、当接面から凹形状部19のキー溝と内筒4の孔(ディスクタンブラー孔6)の位置でズレているために整列面がシェアライン21に一致せず、解錠状態を形成することができない。
このように、鍵1の操作部15に挿入方向に一方の凹部または凸部が形成されて、この一方の凹部または凸部に挿入突き当て面12が形成され、内部回転体に一方の凹部または凸部に嵌合する他方の凸部または凹部が形成されて、鍵突き当て面11が形成され、挿入突き当て面12が鍵突き当て面11に当接した時にコード部材(ディスクタンブラー7´)の整列面がシェアライン21に一致して内部回転部材の回転を許容する状態を形成可能とすることができる。
また、鍵1の挿入部16が鍵穴5に第一段挿入されて、一方の凹部または凸部が他方の凸部または凹部に嵌合しない場合に第二段挿入を阻止し、嵌合する場合に第二段挿入を許容し、挿入突き当て面12が鍵突き当て面11への当接されるようにして、挿入突き当て面12が鍵付き当て面11に当接した時にコード部材(ディスクタンブラー7´)の整列面がシェアライン21に一致して内部回転部材の回転を許容する状態を形成可能とすることができる。
以上のように、本実施例では、実施例1でピンタンブラー錠100について、実施例2、3で八万ロックシリンダー錠200について、そして実施例3でディスクタンブラー錠の例について示したが、各種シリンダー錠あるいはタンブラー錠についても適用することができる。
本発明の実施例のピンタンブラー錠の構成を示す斜視図。 本実施例の正面図。 図2の正面断面図。 不正鍵(キー)挿入時の状態(1)を示す本実施例の正面図。 図4の正面断面図。 不正鍵(キー)挿入時の状態(2)を示す本実施例の正面図。 図6の正面断面図。 本発明の他の実施例の八万タンブラー錠の構成を示す斜視図。 他の実施例の正面断面図。 不正鍵(キー)挿入時の状態を示す他の実施例の正面断面図。 他の実施例の正面断面図。 不正鍵(キー)挿入時の状態を示す他の実施例の正面断面図。 本実施例の他の実施例のディスクタンブラー一定の構成を示す斜視図。 他の実施例のディスクタンブラー一定の構成を示す斜視図。 不正鍵(キー)挿入時の状態を示す他の実施例の正面断面図。
符号の説明
1…鍵本体、2…鍵(キー)、3…外筒、4…内筒(内部回転体)、4´…内部回転体、5…鍵穴、6…コードピン孔、6A…ディスクタンブラー孔、7…コードピン、8…ドライバーピン孔、8´…アンダーピン孔、9…ドライバーピン、9´…アンダーピン、10…スプリング、11…鍵突き当て面、12…挿入突き当て面、15…操作部、16…挿入部、16A…第一の挿入部、16B…第二の挿入部、19…凹形状部、21…シェアライン、22…凹部、23…凸部(突起部)、24…段差部、25…平坦形状面、26…厚み形状面、34…溝、35…溝の底面、45…プラグ(凸部)、48…溝(凹部)、100…ピンタンブラー錠、200…八万ロックシリンダー錠、300…ディスクタンブラー錠。

Claims (6)

  1. 挿入側に挿入突き当て面を有した操作部、およびこれに一体とされ、複数の凹形状部が形成された挿入部を備えた鍵と、
    外筒と、
    該外筒の内部に配設され、前記挿入突き当て面に対向して鍵突き当て面を有し、前記鍵の各変位形成部に係合する面および反対側に整列面を有して、各変位形成部に応じてそれぞれ変位する複数のコード部材を収納し、前記外筒の内部に配設されて回転する内部回転部材と、を備えて、
    前記挿入突き当て面前記鍵突き当て面が当接すると複数のコード部材が前記変位形成部に応じて変位が許容されて、前記内部回転体と前記外筒の間に設定されたシェアラインに前記コード部材の整列面が一致するようにされ、前記内部回転体の回転が許容されるようにしたシリンダー錠において、
    前記鍵の操作部に挿入方向に一方の凹部または凸部が形成されて、該一方の凹部または凸部に前記挿入突き当て面が形成され、
    前記回転部材が、前記鍵の操作部が挿入される溝部を備え、該溝部内の溝底面に、前記一方の凹部または凸部に嵌合する他方の凸部または凹部が形成され、また該他方の凸部または凹部に鍵突き当て面が形成され、前記一方の凹部または凸部と他方の凸部または凹部とが、前記鍵の操作部が前記溝部に挿入されたときに、嵌合状態を形成し、かつ前記一方の凹部または凸部に形成された前記挿入突き当て面が前記他方の凸部または凹部に形成された鍵突き当て面に当接する当接状態を形成し、当該当接状態を形成したときに、前記コード部材の整列面がシェアラインに一致して前記内部回転部材の回転を許容する状態を形成可能とすること
    を特徴とするシリンダー錠。
  2. 請求項1において、前記操作部に形成される前記一方の凹部または凸部の内、凹部であり、前記内部回転体に形成される前記他方の凸部または凹部の内、凸部であることを特徴とするシリンダー錠。
  3. 挿入側に挿入突き当て面を有した操作部、およびこれに一体とされ、複数の凹形状部が形成された挿入部を備えた鍵と、
    外筒と、
    該外筒の内部に配設され、前記挿入突き当て面に対向して鍵突き当て面を有し、前記鍵の各部に係合する面および反対側に整列面を有して、各部に応じてそれぞれ変位する複数のコード部材を収納し、前記外筒の内部に配設されて回転する内部回転部材と、を備えて、
    前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面が当接すると複数のコード部材が前記各部に応じて変位が許容されて、前記内部回転体と前記外筒の間に設定されたシェアラインに前記コード部材の整列面が一致するようにされ、前記内部回転体の回転が許容されるようにしたシリンダー錠において、
    前記鍵の前記操作部に挿入方向に一方の凹部または凸部が形成されて、該一方の凹部または凸部に前記挿入突き当て面が形成され、
    前記内部回転体に前記一方の凹部または凸部に嵌合する他方の凸部または凹部が形成されて、前記鍵突き当て面が形成され、
    前記鍵の挿入部が前記鍵穴に第一段挿入されて、一方の凹部または凸部が前記他方の凸部または凹部に嵌合しない場合に第二段挿入を阻止し、嵌合する場合に第二段挿入を許容されたとき、前記一方の凹部または凸部と他方の凸部または凹部とが、嵌合状態を形成し、かつ前記一方の凹部または凸部に形成された前記挿入突き当て面が前記他方の凸部または凹部に形成された鍵突き当て面に当接する当接状態を形成し、当該当接状態を形成したときに、前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面への当接されるようにして、前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面に当接した時に前記コード部材の整列面がシェアラインに一致して前記内部回転部材の回転を許容する状態を形成可能とすること
    を特徴とするシリンダー錠。
  4. 請求項3において、前記シリンダー錠がピンタンブラー錠であって、前記操作部は平坦形状面と直角方向に厚み形状面を有する段差部を挿入側に備えて、該厚み形状面の挿入突き当て面に前記一方の凹部が形成され、前記鍵突き当て面に凸部が形成され、前記外筒の内部に各コード部材に対応して、スプリングで押圧されたドライブ部材を有して、前記シェアラインが該ドライブ部材と、前記内部回転部材との間に設定され、前記内部回転体が第二段挿入を許容して、前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面に当接されると、当該シェアラインに前記コード部材の整列面が一致することが許容されるようにしたことを特徴とするシリンダー錠。
  5. 請求項3において、前記シリンダー錠が八万ロックシリンダー錠であって、前記操作部の挿入突き当て面に凹部が形成され、前記鍵突き当て面に凸部が形成され、前記内部回転体が第二段挿入を許容して、前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面に当接されると、当該シェアラインに前記コード部材の整列面が一致することが許容されるようにしたことを特徴とするシリンダー錠。
  6. 請求項3において、前記シリンダー錠がディスクシリンダー錠であって、前記操作部は平坦形状部を直角方向に厚み形状面を有する段差部を挿入側に備えて、該厚み形状面の挿入突き当て面に前記一方の凹部が形成され、前記鍵突き当て面に凸部が形成され、前記回転体が第二段挿入を許容して、前記挿入突き当て面が前記鍵突き当て面に当接されると、当該シェアラインに前記コード部材の整列面が一致することが許容されるようにしたことを特徴とするシリンダー錠。
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