JP2002119204A - 小魚乾燥装置 - Google Patents

小魚乾燥装置

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JP2002119204A
JP2002119204A JP2000317764A JP2000317764A JP2002119204A JP 2002119204 A JP2002119204 A JP 2002119204A JP 2000317764 A JP2000317764 A JP 2000317764A JP 2000317764 A JP2000317764 A JP 2000317764A JP 2002119204 A JP2002119204 A JP 2002119204A
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Hironori Hanatachi
宏則 花立
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HANATATE DENKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥効率がよく、高品質の乾燥小魚が得られ
ること。 【解決手段】 乾燥室11と、乾燥室の入口20から出
口21に至る間に設けられた小魚を移送する乾燥用コン
ベア12と、乾燥室内に熱風を供給する熱風ユニット1
3と、乾燥室内の排気装置14とを有する小魚乾燥装置
において、コンベアの移送経路が、一次乾燥部28と、
二次乾燥部29とに、区分用空間27を隔てて区分さ
れ、熱風ユニットが、一次乾燥部に上側から熱風を供給
する一次乾燥部用31と、二次乾燥部に下側から熱風を
供給する二次乾燥部用32とに各別に設けられ、排気装
置が、主に区分用空間から排気するように設けられてい
る。乾燥室内の上部から一次乾燥部、区分用空間、二次
乾燥部が順に位置する。二次乾燥部用熱風が乾燥室外壁
面に沿って下降し下部で乾燥室内に開口するダクトから
供給される。ダクトの部分が乾燥室内部清掃用ドアと一
体に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ちりめん雑魚、煮
干等の製造工程で使用される小魚の乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の乾燥装置には、図2
(a)、(b)、(c)に示すようなものが知られてい
る。これらは何れも細長い乾燥室1の中に、乾燥室1の
長手方向に沿って設けられた複数段のネットコンベア2
で、順次上段から下段へ移動して蛇行するような移送経
路を構成し、煮た小魚を移送する間に、乾燥室内に供給
される熱風により乾燥するようになっている。図2
(a)のものは、熱風ユニット3を乾燥室1の上側に配
置し、天井側から熱風を供給し、乾燥室1の下部側面に
排気口4を設けて排気するようにしたものである。熱風
は矢印6で示すように上側から下降して排気口4から排
出される。
【0003】図2(b)に示すものは、乾燥室1の下部
側方位置に熱風ユニット3を配置して熱風を供給し、天
井側から排気を行うようにしたものである。熱風は矢印
6で示すように下側から上昇して上の排気口4から排出
される。図2(c)に示すものは、複数段のネットコン
ベア2の最下段付近と中断付近とに対応して乾燥室1の
片側に配置した別々の熱風ユニット3、3から別々に熱
風を供給するようになっている。熱風は矢印6で示すよ
うに下側から上昇して天井側の排気口4から排出され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図2(a)の装置
は、現在使用されているものであるが、ネットコンベア
2を5段通して排気するから、乾燥効率が悪い。特に、
最下段が最終乾燥工程であるのに湿った熱風が当たるか
ら、仕上がりが必ずしもよくない。例えば、乾燥機内で
魚が移動中、その魚の鱗や尾など又、その他のごみが乾
燥機下部排気構造の為すべて製品の魚体と附着した状態
で出て来る。その事により冷蔵庫に保管した場合又、そ
の後に附着したごみが酸化して変色を起こし製品価値が
下がる問題がある。また、排気口から建て家の外に通じ
る排気ダクトが床面に接近しているから、通常建て家の
外壁5に接近させて配置される乾燥室1と外壁5との間
に通路を設けにくい問題もある。
【0005】図2(b)の装置は、乾燥室1に下から熱
風を入れるから、最終工程で高温となり、乾燥効率はよ
い。しかし、小魚がちりめん雑魚の場合は小魚の色が白
いのがよいが、茶色っぽくなる点で高品質のものが得ら
れないから、最近では使用されていない。
【0006】図2(c)の装置は、最終工程の乾燥用の
熱風は供給時の温度を適切に制御できるが、中段付近か
らも熱風が供給されるので、乾燥室上部は双方の熱風が
入り混じり温度管理が難しい問題がある。また、熱風ユ
ニット3、3が嵩張り、この種の装置には清掃や点検用
の通路が必要であることから、外壁5との間に通路を設
けると、乾燥装置の設置面積が大きくなりすぎる問題も
ある。
【0007】ちりめん雑魚の製造においては、高温で乾
燥すると、特に最終段階で初期と同様な比較的高い温度
で乾燥すると、変色するから、変色しないようにするた
めに、前記のような乾燥装置を使用するときに機械で途
中まで乾燥し、次に人手により天日乾燥を行う方法が採
られている場合がある。しかし、ちりめん雑魚の場合、
茹であがったものの水分が100%であるとすると、好
ましい高品質の商品となった状態では水分が70%、重
量は30%になっており、かなりの水分が含まれている
ものであるから、ある程度長い期間保存するには冷蔵庫
に保存する。このようなものに人の手が触れると細菌が
増加する恐れがあり、衛生管理が困難であるから、でき
るだけ細菌の増加を抑えるためには1回の機械処理で乾
燥を終了することが望まれる。本発明は、前述したよう
な問題点を改善すると共に乾燥効率がよくて高品質の乾
燥小魚が得られる小魚乾燥装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、乾燥室
と、その乾燥室の入口から出口に至る間に設けられた小
魚を移送する乾燥用コンベアと、前記乾燥室内に熱風を
供給する熱風ユニットと、前記乾燥室内の排気装置と、
を有し、前記コンベアに支持した小魚を前記入口から出
口に至る間に乾燥する小魚乾燥装置において、前記コン
ベアの移送経路が、前記入口部から途中までの一次乾燥
部と、前記途中から出口部までの二次乾燥部とに、区分
用空間を隔てて区分され、前記熱風ユニットが、前記一
次乾燥部に上側から熱風を供給する一次乾燥部用熱風ユ
ニットと、前記二次乾燥部に下側から熱風を供給する二
次乾燥部用熱風ユニットとに各別に設けられ、前記排気
装置が、主に前記区分用空間から排気するように設けら
れていることを特徴とする(請求項1)。
【0009】この手段では、一次乾燥部と二次乾燥部と
が別々の熱風ユニットから熱風を供給されるから、夫々
のユニットからの熱風の温度や風量を別々に制御できる
ようになり、乾燥室に入ってきた直後の水分を多量に含
む小魚を一次乾燥部において比較的高い温度の熱風で乾
燥させ、乾燥がある程度進んだ小魚を二次乾燥部におい
て変色し難い程度の比較的低い温度の熱風で乾燥させて
仕上げることができる。この乾燥方法は、乾燥した小魚
の茶色になる変色がなく、乾燥効率もよい。しかも、比
較的高い温度の熱風は一次乾燥部に上側から供給され、
比較的低い温度の熱風は二次乾燥部に下側から供給さ
れ、一次乾燥部と二次乾燥部との間には区分用空間があ
り、この区分用空間の排気を行うから、双方の熱風が区
分用空間に至るまでは干渉し合うことが少なく、一次乾
燥部と二次乾燥部とを夫々最適な温度に制御しやすい。
従って、1回の機械乾燥処理で乾燥を終了させることが
できて高品質の乾燥小魚を得ることが可能となり、衛生
管理も行いやすい。
【0010】前記手段において、前記一次乾燥部が、前
記乾燥室内の上部に位置し、その一次乾燥部の下側に前
記区分用空間を介して前記二次乾燥部が位置する構成と
するのがよい(請求項2)。複数段に設けられる乾燥用
コンベアを、途中で一部の段の間隔が他の段の間隔より
も大きくなるように、上下に間隔を隔てて設けるだけで
区分空間が形成できるから、乾燥室の長手方向に区分す
るよりは簡略化でき、一次と二次の乾燥部を上下に分け
て熱風温度の比較的高いものを供給する一次乾燥部を上
側にするから、一次乾燥部と二次乾燥部の温度を別々に
適切な温度に無理なく制御可能となる。
【0011】前記手段において、前記一次乾燥部用熱風
ユニット及び二次乾燥部用熱風ユニットが、前記乾燥室
の上側に配置され、一次乾燥部用熱風が前記乾燥室の天
井から供給され、二次乾燥部用熱風が乾燥室外壁面に沿
って下降し下部で乾燥室内に開口するダクトを介して供
給される構成とするのがよい(請求項3)。この構成で
は、一次及び二次乾燥部用熱風ユニットが何れも乾燥室
の上側に配置されているから、乾燥室の掃除や点検用の
通路を設ける場合に熱風ユニットが邪魔にならない。こ
れにより乾燥装置の設置床面積を小さくできる。
【0012】前記手段において、前記ダクトの前記乾燥
室外壁面に沿った部分が乾燥室内部清掃用ドアと一体に
形成され、ドアの開閉に伴って回動可能である構成とす
るのがよい(請求項4)。この構成では、乾燥室の外側
面に沿ったダクトを設けても、その部分をドアに形成で
き、ドアを形成できない場合の清掃や点検の不便を回避
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を、図1を
用いて説明する。この小魚乾燥装置は、乾燥室11、乾
燥用コンベア12、熱風ユニット13、排気装置14等
で構成されている。乾燥室11は、上下、前後、左右を
壁面で囲まれた略長方形断面の細長い箱状に形成され、
長手方向一端の壁面上部に入口20が開口し、他端の壁
面下部に出口21が開口している。
【0014】乾燥用コンベア12は、乾燥室11にその
入口20から出口21に至る小魚の移送経路を構成して
おり、乾燥室11内を小魚が移送される間に所望の乾燥
が行われるようになっている。すなわち、乾燥用コンベ
ア12は、耐熱性のネットコンベアであり、乾燥室11
の長手方向に沿って前進する第1、第3、第5コンベア
22、24、26と、後進する第2、第4コンベア2
3、25とを、上方から下方へ第1、第2第3、第4、
第5コンベアの順に交互に配置したものからなり、各コ
ンベアは終端で下側の次のコンベア始端に小魚を受け渡
すことができるように、始端と終端の位置を進行方向の
前後にずらせてあり、これにより順次乾燥室11の長さ
範囲を前進と後進とを繰り返して上方から下方へ蛇行す
る移送経路を構成している。そして図1(b)、(c)
に示すように、第2コンベア23と第3コンベア24と
の上下の間隔を他のコンベア間隔よりも広く形成して区
分用空間27を設けてある。この区分用空間27によっ
て乾燥室11内が、第1、第2コンベア22、23の移
送経路を含む一次乾燥部28と、第3、第4、第5コン
ベア24、25、26の移送経路を含む二次乾燥部29
とに区分されている。
【0015】また、第1コンベア22は、始端部が乾燥
室11の外の適当な位置に設けた小魚受取り部30とさ
れ、乾燥する小魚を他の装置から、例えば、小魚を茹で
る煮釜(図示せず)から、茹であがった小魚をできるだ
け均等にコンベア上に分散した状態で受け取り、入口2
0を通って乾燥室11内に入っている。また、第5コン
ベア26は、終端部が乾燥室11の外に出ており、乾燥
した小魚を乾燥室外で他のコンベア又は容器などに移す
ことができるようになっている。
【0016】熱風ユニットは、一次乾燥部用熱風ユニッ
ト31と二次乾燥部用熱風ユニット32とが別々に設け
られ別々に熱風の温度制御が可能とされている。熱風ユ
ニット31、32は、蒸気、電気ヒータ、燃焼ガス等の
適当な熱源の熱を空気に与える熱交換器と送風機とから
なり、空気を加熱して小魚を乾燥させる熱風を発生さ
せ、この熱風を乾燥室11内に供給するものである。こ
の実施の形態では熱源に蒸気を使用している。乾燥室1
1の上側に、一次乾燥部用熱風ユニット31が、長手方
向に適当な間隔で同じものを3個設けられており、その
間に2個の二次乾燥部用熱風ユニット32が設られてい
る。
【0017】一次乾燥部用熱風ユニット31は、外気を
取り入れて下向きに送風する軸流型送風機33とその下
側に配置された熱交換器34とで構成され、乾燥室11
の天井を貫通する熱風供給口から一次乾燥部28に向か
って上側から熱風を供給するようになっている。
【0018】二次乾燥部用熱風供給ユニット32は、乾
燥室11の長手方向に沿うように両側に間隔を隔てて配
置された2個の熱交換器34、35と、その間に軸を平
行にして隣接配置され前記熱交換器34、35を介して
両側から加熱された外気を軸方向に吸引し、互いに反対
向きの軸直角方向に送出口37、38から送出する2個
のシロッコファン39、40と、前記送出口37、38
に続いて設けられ、夫々が乾燥室11の天井の上側で乾
燥室の長手方向に沿う両側面に分かれ、両側の垂直側壁
面外側に沿い下側に向かって下端まで伸延形成され、乾
燥室11下部の開口41、42に達している熱風供給ダ
クト43、44とで構成され、二次乾燥部29の下側か
ら熱風を供給するようになっている。そしてこの熱風供
給ダクト43、44は、乾燥室11の両側の垂直側壁面
に沿った部分が、垂直壁面に設けられている内部清掃用
のドア45と一体に形成されていて、ドア45の開閉と
共に回動できるようになっている。つまり、ドア45は
ダクト43、又は44の一部で形成されている。この兼
用は乾燥と清掃とは同時には行われないので支障はな
い。
【0019】排気装置14は、乾燥室11の長手方向に
沿う片側の垂直側壁面の前記区分空間に対応する高さ位
置に開口した排気口46に対して、途中に軸流型送風機
47を有する排気ダクト48を結合した構成である。こ
の実施の形態では、排気ダクト48は、乾燥室11の長
手方向に適当な間隔で4個設けてある。そして排気ダク
ト48は、図1(c)に示すように、高い位置を通って建
て屋の外側に導出されている。また、熱風ユニット3
1、32が床面になく乾燥室11の上にあるから、この
構成ではダクト48の下側を通路にでき、小魚乾燥装置
の設置床面積が大きくならない。
【0020】また、前記排気口46を設けていない側の
乾燥室11の片側垂直壁面は、前記ダクト48と一体の
ドア45の他にダクトのない単なる開閉ドア49がドア
45と隣接して多数設けられ、その片側垂直壁面の殆ど
全域がドア45、又は49で開閉できるようになってい
る。これは乾燥室内部の清掃等を含む保守点検作業等を
行いやすくするためのものである。なお、図1に示す矢
印は空気又は熱風の流れる方向を示し、図1(a)に示
す50はこの乾燥装置の制御盤である。
【0021】このような構成の小魚乾燥装置は、乾燥室
11の入口20手前の受け取り部30で受け取った茹で
上がった小魚を、乾燥コンベア12が入口20、一次乾
燥部28、二次乾燥部29を通り、出口21に移送する
間に、適切な乾燥を行う。すなわち、一次乾燥部28で
は、一次乾燥部用熱風ユニット31により茹であがった
ばかりの水分の多い小魚に適した、つまり品質に悪影響
を及ぼさない比較的高い温度の熱風が供給されて効率よ
く乾燥される。次の二次乾燥部29では、ある程度乾燥
が進んでいるから一次乾燥部28と同じ温度の熱風では
変色の恐れがあるので、変色の恐れのない比較的低い温
度の熱風が二次乾燥部用熱風ユニット32により供給さ
れ、良好に仕上げ乾燥が行われる。
【0022】一次乾燥部用熱風ユニット31から供給さ
れる熱風は、最初に第1コンベア23上の最も水分を多
く含んだ小魚に当たり、やや温度が低下し、次にやや水
分が低下した第2コンベア24上の小魚に当たるから、
この状態は、乾燥が進むと高温では変色しやすいという
傾向に対して極めて理想的な状態である。第2コンベア
24を通り抜けた熱風は区分空間27に達する。また、
二次乾燥部用熱風ユニット32から供給される熱風は、
第5コンベア26、次に第4コンベア25、そして第3
コンベア24の小魚煮当たるから、乾燥の最終段階にあ
る第5コンベア26上の小魚に最初に当たり、この最初
に当たる熱風は水分量が最も少ない。従って、小魚の最
終仕上げに最適な温度の水分量が少ない熱風を供給する
ことで、変色のない高品質の乾燥状態に仕上げることが
できる。第3コンベア24を通り抜けた熱風は区分空間
27に達する。
【0023】区分空間27に達した一次乾燥部用熱風ユ
ニット31からの下向きの熱風と、二次乾燥部用熱風ユ
ニット32からの上向きの熱風とがここで衝突するが、
直ちに排気装置14で排気されて、一次乾燥部28及び
二次乾燥部29に供給される熱風を撹乱するような状態
は起こり難い。従って、温度管理が容易であり、安定し
た操業が可能であり、変色等の不良が発生し難い。
【0024】以上のようにこの実施の形態のものは、ち
りめん雑魚の乾燥工程に使用して、1台の機械で乾燥工
程を終わりまで行い、乾燥効率よく、変色がない好まし
い乾燥状態の、高品質のちりめん雑魚を得ることがで
き、また、好ましい衛生管理が可能である。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、小魚が変色し
ない良好な乾燥が可能になる効果を奏する。請求項2に
記載の発明は、区分空間を簡単に構成でき、一次乾燥部
と二次乾燥部の温度を別々に適切な温度に無理なく制御
できる効果を奏する。請求項3に記載の発明は、乾燥室
の掃除や点検用の通路を設ける場合に熱風ユニットが邪
魔にならないから、乾燥装置の設置床面積を小さくでき
る効果を奏する。請求項4に記載の発明は、乾燥室の外
側面に沿ったダクトを設けても、その部分をドアに形成
するから、ドアを形成できない場合の清掃や点検の不便
を回避できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し(a)は部分破断
平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のA−A断面
図である。
【図2】(a)、(b)、(c)は夫々異なる従来の乾
燥装置の構成を示す乾燥室長手方向に直角な概略断面図
である。
【符号の説明】
11 乾燥室 12 乾燥用コンベア 13 熱風ユニット 14 排気装置 20 入口 21 出口 22 第1コンベア 23 第2コンベア 24 第3コンベア 25 第4コンベア 26 第5コンベア 27 区分用空間 28 一次乾燥部 29 二次乾燥部 30 受取り部 31 一次乾燥部用熱風ユニット 32 二次乾燥部用熱風ユニット 33 軸流型送風機 34、35、36 熱交換器 37、38 送出口 39、40 シロッコファン 41、42 開口 43、44 熱風供給ダクト 45 ドア 46 排気口 47 軸流型送風機 48 排気ダクト 49 ドア 50 制御盤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥室と、その乾燥室の入口から出口に
    至る間に設けられた小魚を移送する乾燥用コンベアと、
    前記乾燥室内に熱風を供給する熱風ユニットと、前記乾
    燥室内の排気装置と、を有し、前記コンベアに支持した
    小魚を前記入口から出口に至る間に乾燥する小魚乾燥装
    置において、前記コンベアの移送経路が、前記入口部か
    ら途中までの一次乾燥部と、前記途中から出口部までの
    二次乾燥部とに、区分用空間を隔てて区分され、前記熱
    風ユニットが、前記一次乾燥部に上側から熱風を供給す
    る一次乾燥部用熱風ユニットと、前記二次乾燥部に下側
    から熱風を供給する二次乾燥部用熱風ユニットとに各別
    に設けられ、前記排気装置が、主に前記区分用空間から
    排気するように設けられていることを特徴とする小魚乾
    燥装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の小魚乾燥装置におい
    て、前記一次乾燥部が、前記乾燥室内の上部に位置し、
    その一次乾燥部の下側に前記区分用空間を介して前記二
    次乾燥部が位置することを特徴とする小魚乾燥装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、又は請求項2に記載の小魚乾
    燥装置において、前記一次乾燥部用熱風ユニット及び二
    次乾燥部用熱風ユニットが、前記乾燥室の上側に配置さ
    れ、一次乾燥部用熱風が前記乾燥室の天井から供給さ
    れ、二次乾燥部用熱風が乾燥室外壁面に沿って下降し下
    部で乾燥室内に開口するダクトを介して供給されている
    ことを特徴とする小魚乾燥装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の小魚乾燥装置におい
    て、前記ダクトの前記乾燥室外壁面に沿った部分が乾燥
    室内部清掃用ドアと一体に形成され、ドアの開閉に伴っ
    て回動可能であることを特徴とする小魚乾燥装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1029933C2 (nl) * 2005-09-12 2007-03-13 Stork Townsend Bv Inrichting voor het met een geconditioneerde luchtstroom behandelen van langwerpige voedselproducten.

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